JPS6329155A

JPS6329155A - 空気調和機の制御方法

Info

Publication number: JPS6329155A
Application number: JP61169881A
Authority: JP
Inventors: 正喜中尾; 大島　一夫; 常雄植草
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1986-07-21
Filing date: 1986-07-21
Publication date: 1988-02-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、圧縮機回転数制御手段による圧縮機回転数操
作と、膨張弁開度制御手段による膨張弁開度操作を行う
空気調和機（以下単に空調機という。）の制御方法に関
するものである。

（従来技術および発明が解決しようとする問題点）従来
の空調機の制御方法では、圧縮機の回転数を操作して室
温を、膨張弁の開度を操作して過熱度をそれぞれ単独に
制御していた。しかし、圧縮機回転数を操作すると室温
だけではなく過熱度も変化し、同様に、膨張弁開度を操
作すると過熱度だけでなく室温も変化してしまい、従来
の空調機の制御方法では安定した制御が行えないという
問題点かありた。

（発明の目的）本発明の目的は、従来の空調機の制御方法による問題点
を解決するために、室温と過熱度を無干渉に制御できる
ように圧縮機回転数、膨張弁開度を操作できる制御方法
を提供することにある。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記目的を達成するために提案されたもので
、圧縮機回転数および膨張弁開度を操作することにより
、室温、過熱度の制御を効率よく安定して行うための演
算装置を有することを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。なお、
実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸脱しな
い範囲で種々の変更あるいは改良を行いうろことは言う
までもない。

第１図に本発明の制御方法のシステム概略図である。図
において、１は圧縮機、２は凝縮器、３は膨張弁、４は
蒸発器、５は室外送風機で凝縮器２とで室外熱交換器を
形成し、６は室内送風機で蒸発器４とで室内熱交換器を
形成し、７は過熱度検出手段、８は室温検出手段、９は
圧縮機回転数制御手段、１０は膨張弁開度制御手段、１
１は演算装置である。かかる構成からなる空調機におい
て、室温検出手段８によυ室温、過熱度検出手段７によ
り過熱度をそれぞれ検出し、演算装置内にある無干渉制
御回路で適切な圧縮機回転数、膨張弁開度を計算し、圧
縮機回転数制御手段と膨張弁開度制御手段に信号を送り
空調機の制御を行う。

次に、本発明の制御方法すなわち制御手段について第２
図を用いて説明する。第２図は圧縮機回転数の制御と膨
張弁開度の制御とを干渉せずに制御するため、“すなわ
ち無干渉化をはかるための制御装置のブロック線図を示
す。図において、１２は演算装置の要部を示す無干渉制
御回路、１３は空調機の被制御系で、信号入力部１４に
は室温設定手段によって設定された室温設定値に対応す
る室温設定信号１５、過熱度設定手段によって設定され
た過熱度設定値に対応する過熱度設定信号１６、室温検
出手段８により検出された室温に対応する室温信号１７
および過熱度検出手段７により検出された過熱度に対応
する過熱度信号１８が入力され、室温設定信号１５と室
温信号１７および過熱度設定信号１６と過熱度信号１８
とがそれぞｆＬ比較され、無干渉制御回路１２で演算処
理され、その処理結果として圧縮機回転数制御手段１９
および膨張弁開度制御信号２０として出力され、それぞ
れの出力信号により空ｖ８機の被制御系１３が制御され
る。これらの制御系において、瓢１１ｔ＆１２．ａ２１．ａ２２：無干渉化をはかるだ
めの制御装置内の伝達関数す、１：膨張弁開度操作による過熱度変化量す、２：圧
縮機回転数操作による過熱度変化量ｂ２．：膨張弁開度
操作による室温変化量ｂ２□：圧縮機回転数操作による
室温変化量とした場合、演算装置１１の無干渉化をはか
るための制御装置すなわち、無干渉制御回路１２内で’
、１＊’１２１”２１　ｔ’２□の値を次のように定め
るとｂ１２１ｂ２１の作用すなわち、圧縮機回転数操作
による過熱度変化、膨張弁開度操作による室温変化を打
ち消すことができ、圧縮機回転数操作により室温が、膨
張弁開度操作により過熟度が無干渉に制御できる。

１Ｌ１１＝１ ’１２　＝−ｂ＋　２／ｂ１　＋ ”２１　”　−ｂ２１／ｂ２２ ’２２　”　１すなわち、例えば室温が設定温度よシ高い場合には室温
を低下させるために圧縮機回転数を増加させるが、その
際、圧縮機回転数を増加させたことにより過熱度が低下
する。そこで圧縮機の回転数を増加させても過熱度が変
化しないように圧縮機回転数を増加させたことによる過
熱度変化分を予め膨張弁の開度な調節することにより打
ち消し、室温だけ低下させることができる。逆に過熱度
が設定値よシ高い場合には過熱度を下げるために膨張弁
開度を大きくするが、その際、膨張弁開度を大きくした
ことにより室温が低下する。そこで膨張弁の開度を大き
くしても室温が変化しないように膨張弁開度を大きくし
たことによる室温変化分を予め圧縮機回転数を調節する
ことにより打ち消し、過熱度だけを低下させることがで
きる。

このような制一方法をとった本発明は、従来の制御方法
とに、室温、過熱度からの信号を無干渉化回路を通した
ことによって、空調機内での圧縮機回転数変化による過
熱度変化量と、膨張弁開度変化による室温変化量がなる
べく小さくなるように予め補正して圧縮機回転数、膨張
弁開度を操作するようにした点が異なる。

（発明の効果）以上説明したように本方式で制御すれば、以下に示すよ
うな効果が得られる。

ビ）圧縮機回転数が犬専く変動しないので効率の高い運
転状態を保持でき、圧縮機の寿命も伸びる。

（ロ）恒温槽等の精密な温度制＃が必要なものを冷却す
る冷凍機に適用すると効果的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の制御システム概略図、ｗ、２図は本発
明の制御のブロック線図である。１・・・圧縮機、２・・・凝縮器、３・・・膨張弁、４
・・・蒸発器、５・・・室外送風機、６・・・室内送風
機、７・・・過熱度検出゛手段、８・・・室温検出手段
、９・・・圧縮機回転数制御手段、ｌＯ・・・膨張弁開
度制御手段、１１・・・演算装置、１２・・・無干渉制
御回路、１３・・・空調機の被制御系、１４・・・入力
部、１５・・・室温設定信号、１６・・・過熱度設定信
号、１７・・・室温信号、１８・・・過熱度信号、１９
・・・圧縮機回転数制御信号、２０・・・膨張弁開度制
御信号。第　１　図フｒｙ−９トｕＪＪＬ　　　　　１１−４＄＊１−６・・
１■孤艮櫟

Claims

【特許請求の範囲】

圧縮機の回転数を制御する圧縮機回転数制御手段により
制御される能力可変圧縮機と、室外送風機と凝縮器とか
らなる室外熱交換器と、膨張弁の開度を制御する膨張弁
開度制御手段により制御される開度可変膨張弁と、室内
送風機と蒸発器とからなる室内熱交換器とを順次連通し
てなる冷凍サイクルで構成される空気調和機において、
室温を設定する室温設定手段により設定された室温設定
信号と、室温を検出する室温検出手段により検出された
室温信号と、過熱度を設定する過熱度設定手段により設
定された過熱度設定信号と、圧縮機入口過熱度を検出す
る過熱度検出手段により検出された過熱度信号とを信号
入力部に入力し、室温設定信号と室温信号および過熱度
設定信号と過熱度信号とをそれぞれ比較し、圧縮機回転
数と膨張弁とを干渉なく制御するための無干渉制御回路
で演算処理し、演算処理結果を圧縮機回転数制御信号お
よび膨張弁開度制御信号として出力し、出力された圧縮
機回転数制御信号および膨張弁開度制御信号のそれぞれ
により、検出室温が設定室温に比較して高い（または低
い）場合には圧縮機回転数を増加（または減少）させて
冷房能力を大きく（または小さく）すると同時に膨張弁
開度を絞り（または開き）過熱度を設定値に保ち、また
、圧縮機入口過熱度が大きい（または小さい）場合には
膨張弁開度を大きく（または小さく）して過熱度を設定
値に保つと同時に圧縮機回転数を減少（または増加）さ
せて冷房能力を膨張弁開度変更前と同じ能力に保つこと
により室温と過熱度を無干渉に制御するようにしたこと
を特徴とする空気調和機制御方法。