JPS63291131A - インテリジェント配線システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、情報が主制御装置と少なくとも一の従属制御
装置との間を専用多重回線を介して搬送される、いわゆ
るインテリジェント配線システムに関する。

［従来技術］ この秤のインテリジェント配線システムとじては、車両
等における使用を１１的として様々な態様のものが開発
されており、従来では車両の電気系統によって遂行され
ていた全ての制御機能及び電子情報処理を受けるための
付加制御・表示機能をこのインテリジェント配線システ
ムに代行させることかできる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、この種の配線システムは、多くの場合、
構成のｌＳ２雑化を避けることができない。

このため、故障が発生した場合に適切な保護を１５゜え
得る比較的簡単なシステムが強く要望されているのか実
状であった。

発明の目的 本発明は上記従来の課題に鑑み為されたものであり、そ
のｌ」的は、システム故障及び／または手動制御入力等
の所定の４１１態に応答して各従属制御装置、及び／ま
たは該従属制御装置が接続している機器の素子を危険防
止状態におくことのできるインテリジェント配線システ
ムを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係るインテリジェント配線システムは、３木の
ワイヤから成るメインラインにより主制御装置と各従属
制御装置とが接続される構成を採ることか望ましい。各
ワイヤはそれぞれ情報搬送、主−従属制御装置間の機能
協調のためのクロックパルス搬送、及び両制御装置内に
おける中断論理の各作用を果たす。

これによって本システムの危険防止条件が確定する。前
記第３番目のワイヤは、通常は状況情報の搬送を目的と
して用いられ、特にシステムの使用後における所定の時
間後に再始動するための信号搬送が主である。

前記各従属制御装置は主制御装置に送信される情報の発
生及び／または主制御装置からの制御信号を受信する機
器内に一体的に組み込まれることも可能である。また、
該機器はそのほか、インク−フェースとしてのみ機能し
、機器の特定部分に共通回路を接続するためのモジュー
ル（基本ユニット）の形態を釘する従属制御装置に接続
されることもできる。

このように本発明は、主制御装置が差込型サブモジュー
ルの形態をとり基本回路及び応用回路等を含む従属制御
回路に接続されてなるインテリジェント配線システムを
も提供するものである。

［作用コ インテリジェント配線システムが組込まれた重両におい
ては、いかなるシステムの故障か起ころうとも車両が制
御不能状態に陥ることは絶λ・１に許されない。従って
、本発明では始動制御の必要な車両の機器はシステム故
障時にもその始動制御が可能な状態におくことによって
安全状態におくことを可能とし、あるいはシステム自体
により事故診断または操作者がシステム故障を認知１’
＋７能となるよう構成されている。

この結果、本システムにおける各従属制御装置は、シス
テムに故障が起こった場合には当該システムと協働関係
にある車両機器の安全状態に応答して所定の状態に制御
されることとなる。

本発明の史に安全面における特徴としては、危険−安全
状態は好ましくは前記車両機器があわされることに対応
する。インテリジェント配線システムか組込まれた路と
走行車にとって、システム内に標準的な自動車ケーブル
を用いることかできるのは一つの利点であり、これによ
って選択されたデータ処理速度に応じて機能できる。

従って本発明によれば、情報が標準自動東ケーブル七を
伝送可能な速度によって送受信される路り走行中用のイ
ンテリジェント配線システムを得ることもＩＩＪ能とな
る。

［実施例］ 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明する。

第１図は本発明に係るインテリジェント配線システムの
回路（１ち成が示され、図示例に係る装置は車両、特に
路上走行車両への適用を意図している。

この主制御装置１は専用の３本ワイヤからなるメインラ
イン２を介して距離を隔てて配設されている従属制御装
置４に接続する。従属制御装置４は、車両機器５及び５
ａからの入力信号の受信及び／または該機Ｓ５及び５ａ
への制御信号の供給を行う。

このシステムの「インテリジェンス」は主制御装置１に
集約ｉｊＩ能であり、該主制御装置１内において、全て
の経時的機能、切替論理及びアナログ処理等が遂行され
ることとなる。

第２図は前記主制御装置の内部構成を示す。主制御装置
１は、例えばＮＥＣ７８１０等の単一チップの８ビツト
マイクロコンピユータ１０を含む。

このマイクロコンピュータ１０は消去可能なプログラマ
ブル読出専用メモリ（ＥＰＲＯＭ）１１及び非揮発性ラ
ンダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）１２とからなる記憶部
に接続されている。

前記マイクロコンピュータ１０は、Ｉ１０トランジスタ
ドライバ１６を儀えたＩ１０インターフエース１５のメ
モリアドレスラッチ１４に向けて、メインライン２のワ
イヤ１９」二への単位出力を構成するデータパルスを出
力する。電源２ｏは車両のバッテリから５ｖ及び３０Ｖ
の電圧をライン２１及び２２をそれぞれ介して制御装置
に供給する。

他方、クロックトライバ２５はメインライン２の第２ワ
イヤ２６を介してマイクロコンピュータ１０．１１０デ
ータドライバ１６及び従属制御装置４に向けてクロック
パルスを出力し、これによりワイヤ１９」二を伝送され
るデータのパルスの同期をとることができる。

メインライン２の第３ワイヤ２７はマイクロコンピュー
タ１０に接続されたデフオールド／ウェイクアップ回路
２９から伸張している。

主制御装置１内の必要なソフトウェアは、３個の独立し
たファイルを合併することによる集合形態でＥＰＲＯＭ
ＩＩ内に保存可能である。この３個の独立ファイルのう
ちのいずれかに、切替論理、アナログ処理入出カル−チ
ン等を扱うための実行ソフトウェアが内蔵されている。

前記第２フアイルは、高水準の指令内容の解釈及びこれ
らの指令を前記第１フアイルの実行ソフトウェアから要
求されるコードに変換するマクロルーチンを含む。

そして、第３フアイルには本システムの作用対象である
実際の車両機器５及び５ａに固何の高水準指令のリスト
が格納されている。

第３図に示されるように、従属制御装置４は供給された
データパルスを振幅変調することによりワイヤ１９を介
して主制御装置１に送信する機能を果たす−または複数
のＩ１０ドライバ／レシーバを釘している。

また、従属制御装置４は、第２ワイヤ２６がらクロック
パルスを受信すると共に、使用＋１Ｊ能ライン４２」二
に使用＋１７能信号を出力する計数論理回路４１を含む
。この使用可能信号により、第１ライン１９−にのデー
タパルスがゲート４４を経てＩ１０ドライバ／レシーバ
４０に到達することになる。

川に、従属制御装置４内には第３ワイヤ２７を介して主
制御装置１のデフオールド／ウェイクアップ論理回路２
９に接続するデフオールド／ウェイクアップ回路４５が
配設されている。

２個の従属制御装置４はそれぞれ車両機器５及び５ａと
機能的に接続しており、車両機器５及び５ａから情報を
受信し、及び／または主制御装置１からの制御信号を車
両機器５，５ａに供給する。

従属制御装置４は車両機器からの入出力要求を満たすた
めのインターフェースとしてのみ機能し、これによって
主制御装置１との通信が簡単な解読論理回路のみで達成
され得る。

専用の３ワイヤメインライン２を介した主制御装置１と
従属制御装置４との間の通信は、約１，５００ビット／
秒程度の低速度で、且つ３０Ｖ程度の比較的ｆ：Ｊ電圧
で遂行されることか望ましい。これによってメインライ
ンはノイズ及びコネクタ接触抵抗に対する耐性の高い通
常の自動車用ケーブルを用いて構成することが可能とな
る。

また、伝達システムか低速度で機能すると共にプロトコ
ール（通信規約）が簡１４で済むので、特殊なインター
フェイスハードウェアが不要となるという利点がある。

従属制御装置４を、例えばデコード論理回路等、いくつ
かの共通回路をもって構成されるモジューラ設計（標■
寸法設計）とすれば、制御装置が配置されている車両機
器のＩ１０要求に従って制御装置を所定の状態にセット
するための回路を回路ライブラリーから受領するという
ような構成を採ることもできる。

第１図には、この種の回路構成例として機器５と協働す
るために差込型モジュール６として形成したものを示す
。同図における車両機器５ａは対応する従属制御装置４
と一体構成されており、こうすれば山角゛空間を節約で
きるというメリットがある。この機器５ａには重両照明
の集合制御機構及びスイッチバック等が含まれている。

図示例において、ワイヤ２７はシステムの状況情報及び
制御情報の搬送作用を果たしている。システム状況は、
全体として例えばドア口ックスイッチ７からの所定の信
号によって設定され、あるいは主制御装置１か「ウェイ
クアップ」制御信号として認識するようにライン２７１
一の電圧レベルを所定値に設定する車両のイグニンヨン
スイッチからのｔ＝号によってもセットされ得る。

従って、本システムにおいては、主制御装置１の論理回
路２９から従属制御装置４の論理回路４５に送給される
信号に応答して、車両非使用時、即ち消灯して駐車され
た静止状態から作動状態に移行することになる。

作動モードにおいて、主制御装置１は従属制御装置４か
らの情報を受信して、この受信情報を表示装置８上に表
示し、及び／またはこの従属制御装置４に向けて所定の
制御情報を折り返し供給するという返答動作を行うこと
となる。

論理回路２９及び４５はウェイクアップ論理回路の他、
−または双方の手動制御入力に応答するデフオールド論
理回路をも含む。この手動制御入力は車両のグローブボ
ックス内に配設された専用スイッチ９から送信され、ま
た主制御装置１の装置ドッグソフトウェアの故障により
感知することによって従属制御装置４に向けて省略１１
．冒ｒ：号を供給することとなる。

３従属制御装置４の論理回路４５による省略時仏号の受
ｆｔによって前記ユニットは危険防１１．モードにセッ
トされ、この危険防１１−モードにおいては、予め選択
されたドライバ／レシーバ４０か車両の安全性に合致し
たオンまたはオフ状態におかれると共に、車両を駆動可
能状態におくための特定の処理を実行する。また、安全
性をより高めるためには、この危険防止モードにおいて
アース配線がセットされるように構成しても良い。

以上説明した本実施例に係るシステムは、空調、メツセ
ージセンター、その他の電気機器を制御しているマイク
ロコンピュータ３を補助するマイクロプロセッサ等を付
加的に設置することなどにより、あらゆる車両システム
の制御に適用ｎＪ能である。

史に、主制御装置１にエンジン管理システム、アンチロ
ックレジシステム及び態動サスペンションシステムから
の診断情報の送受給機能を行わせることも可能である。

本システムは船舶、トレーラハウス及び自動二輪中等あ
らゆる態様の車両に適用可能であるが、そのほか各種産
業における生産ライン等の製造面においてもその利点は
生がされ得る。

尚、本発明は上記実施例に限定されること無く、他の態
様においてもその（１点を享受できることはいうまでも
ない。

［発明の効果］ 以ｌ−説明したように本発明によれば、専用の多重ライ
ンを介して車両機器に接続された主制御装置及び従属制
御装置を設け、システムに故障が生じた場合には、車両
機器を危険防止状態におくように構成したので、システ
ムの複雑化を招くこと無くコンパクトで機能的なインテ
リジェント配線システムを実現することが可能となる。

［付シ己］ 以」−説明した実施例に基づき本発明の構成を以下の態
様とすることも好適である。

（ａ）特許請求の範囲に記載の配線システムにおいて、
各従属制御装置４は所定の危険防１１．状態におかれた
ときにアースされるよう構成されていることを特徴とす
る。

（ｂ）特許請求の範囲または上記（ａ）に記載の配線シ
ステムにおいて、前記主制御装置１は専用３ワイヤメイ
ンライン２を介して各従属制御装置４内のデフオールド
論理回路と通信するデフオールド論理回路を有すること
を特徴とする。

（Ｃ）特許請求の範囲、上記（ａ）または（ｂ）に記載
の配線システムにおいて、各車両機器ユニット５及び５
ａを危険防止状態に制御する手動制御装置９を備えたこ
とを特徴とする。

（ｄ）特許請求の範囲、」−記（ａ）、（ｂ）、または
（Ｃ）に記載の配線システムにおいて、前記各従属制御
装置４はモジュール形態を有し、当該ユニットを協働す
る機器ユニット５と通信状態におくための手段６を含む
ことを特徴とする特（ｅ）特許請求の範囲及び上記（ａ
）〜（ｄ）までのいずれかに記載の配線システムにおい
て、システムの経１１１７的機能、切替論理及び各処理
機能は種制御装置５１内でのみ遂行されることを特徴と
する。

（ｆ）特１ｔ７１請求の範囲及び上記（ａ）　〜（ｅ）
のいずれかに記載の配線システムにおいて、前記メイン
ライン２は３本のワイヤ１９，２６．２７を含み、それ
ぞれ第１ワイヤ１９は情報信号、第２ワイヤ２６は主制
御装置１及び従属制御装置４の機能の協働作用を果たす
ためのクロックパルス、そして第３ワイヤはデフオール
ド情報をそれぞれ搬送することを特徴とする。

（ｇ）上記（ｆ）に記載の配線システムにおいて、前記
第３ワイヤ２７は状況情報を搬送することを特徴とする
。

（ｈ）特許請求の範囲または上記（ａ）〜（ｇ）のいず
れかに記載の配線システムにおいて、前記従属制御装置
４の少なくとも−はその対応機器ユニット５ａと一体的
に構成されていることを特徴とする。

（ｉ）特許請求の範囲及び上記（ａ）〜（ｈ）のいずれ
かに記載の配線システムにおいて、前記システムは路１
−走行車両に組込まれたときに、メインライン２は標準
自動車ケーブルをもって構成可能となるような速度で作
動することを特徴とする。

（」）それぞれが対応する機器ユニット５及び５ａと接
続した段数の従属制御装置４と通信する＋。

制御′！ｊｔｉｉ￥１を含み、面記各従属制御装置の少
なくとも−は車両機器の要求に対応し得るようモジュー
ル形態を取ることを特徴とするインテリジェント配線シ
ステム。

（ｋ）上記（ｄ）または（ｊ）のいずれかに記載の配線
システムにおいて、各モジュール従属制御装置４は対応
する車両機器５に接続されるための差込型モジュール６
を含むことを特徴とする。

（１）主制御装置１と該主制御装置１と離隔した位置に
配設された少なくとも一の従属制御装置４及び各制御装
置間の通信を行うための専用メインライン２と、を含み
、前記各制御装置間の通ず、１はメインライン２が通常
の自動車用ケーブルによって構成されるような形で遂行
されることを特徴とする。

（ｍ）ｌユ記（ｉ）または（１）に記載の配線システム
において、前記各ユニット間の通信は、約１゜５００ビ
ット／秒の速度で遂行されることを特徴とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るインテリジェント配線システムの
一構成例を示すブロック図、 第２図は第１図中の主制御装置のブロック図、第３図は
第１図中の従属制御装置のブロック図である。 ｌ　・・・　主制御装置 ２　・・・　専用３ワイヤメインライン４　・・・　従
属制御装置 ５．５ａ　・・・　車両機器 出願人　グループ　ロータス　ピーエルシー代理人　弁
理上　吉　１）研　二　　［８−８５１ｒ−一一−ハ一
一一−一λ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）メインライン（２）を介して少なくとも一の従属
   制御装置（４）及び機器ユニット（５）、（５ａ）に接
   続された主制御装置（１）を含み、前記各機器ユニット
   はシステム故障の発生時及び／または手動制御入力に応
   答して所定の危険防止状態となるよう制御されることを
   特徴とするインテリジェント配線システム。