JPS6329096A - 回流水路の水流発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回流水路の水流発生装置に関する。

従来、回流水路の水流発生を行うには第１図に示す如く
水源１′内の水を吸込管ａ及び吐出管すを備えたポンプ
２′により上流水路３ａ１へ揚水し、下流水路３がよシ
水源Ｉ′へ返していた。

この方法によると水源から上流までの水位が必然的に高
くなると共にポンプ出力が大きくなシ、また運転コスト
が高くなるばかシでなく配管等も複雑となるものである
。

本発明は如上の問題点を解決せんとするものであって、
その特徴とするところは密閉された装置本体の凡そ半分
位置に中央部へ比較的大きな透孔の穿設された隔壁板を
立設し、該隔壁板により吸込槽と吐出槽が形成されるよ
うなさしめると共に、吐出槽の吐出口は回流水路の流出
口路に、一方吸込槽の流入口は回流水路の流入口路と接
続されるようになさしめ、他方吸込槽内には水中電動機
によυ駆動される羽根車及び該羽根車外周にはガイドリ
ンクを設けしめてなシ、且つ羽根車が上記隔壁板の透孔
箇所と一致するように配設したことにある。

以下、本発明実施の一例を添附図面にもとづいて説明す
る。

第２図は本発明装置を配設した回流水路の全体平面図で
あって、装置本体１の流出口１ａに回流水路２の流出口
烙印を接続し、流入口１ｂには回流水路２の流入口路仲
が接続される。

第３図は第２図に於ける装置本体の部分側面図、第４図
は同断面部分詳細図であって、装置本体１はこれら図面
で見られる通り装置本体１内の凡そ中央箇所に隔壁板３
が配設されてなυ、これによシ吸込槽ＩＡと吐出［ＩＢ
とに区別されると共に、吸込槽ＩＡには回流水路２の流
入口１ｂが、吐出槽ＩＢには同回流水路２の流出口１ａ
が形成されてなる。ＩＣは吸込槽ＩＡの上部箇所にこれ
と連通ずる状態に形成した差液槽であって、４は静水板
、５は槽上の盲板である。こ＼に隔壁板８には比較的大
きな透孔Ｓが穿設されてなシ、また静水板４は上記隔壁
板３上部の液面下水平方向を一定長さ範囲で仕切るよう
になすと共に、蝶番澹を使用し上記盲板５を外したさい
は上方へ向けて開放されるように配設されてなる。なお
、６は核種の上記静水板４の取付箇所と反する位置で装
置本体底面部に立設させたスライド棒であシ、次述する
水中電動機の取付用に使用される。

一方、７は水中電動機、８は該電動機軸端に取付けた羽
根車であって該羽根車の外周には周囲の水を羽根車側へ
導くだめのガイドリング９が設けである。このさい１０
は水中電動機６を一定高さ位置に支持させるための支持
台、１１はスライド金具であって水中電動機７は該スラ
イド金具１１を介しスライド棒６に案内されて羽、根車
８が隔壁板３の透孔Ｓと一致するように載置される。

他方、１２は隔壁板３の透孔Ｓを取囲むようにして吐出
槽ＩＢ内に設けたディフューザ、１３はディフューザハ
ブであって該ディフューザハブを介゛し放射状方向に複
数個の案内羽根１４が取付けである。なお、図面で１５
はケーブル、１６は吊シフツクである。

次に作用について説明すると、上記水槽本体１内及び回
流水路２には水を満しておき、ケープ／Ｌ’１６を介し
外部よシ水中電動機６に通電し、羽根車７を回転させる
ことによシ装置本体１内及び回流水路２内の水を差液槽
ＩＣ内で吸込［ＩＡと吐出槽ＩＢの水位差Ｈを発生させ
て回流されるようになすのである。しかして、メンテナ
ンス時に於ける水中電動機６の取シ出しは盲板５．を取
シ外すと共に静水板４を上方に持上げ、あと吊シフツク
、１６にチェノ４ビを引掛けて上方へ取出すようになす
のである。

上記実施に於いて静水板４は差液槽ＩＣの盲板５下部に
空気溜りがあると羽根車８内に空気を吸込むことがあり
、これを防止するためのものである。

本発明装置は以上の如く構成せしめるものであって、比
較的低い水位差で且つ装置本体の構成も簡単となして回
流水路を形成することのできるものであシ、また運転コ
ストの低減化が図れるものである。

なお、本発明装置の使用例としては水路利用の遊戯機械
、流水プール、曝気、水コンベアなどで著効のあるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来に於ける回流水路の水流発生を示す模式図
、第２図は本発明装置を配した回流水路の全体平面図、
第３図は第２図に於ける装置の部分側面図、第４図は同
断面部分詳細図である。 １・・・装置本体　　ＩＡ・・・吸込槽１Ｂ・・・吐出
槽　　２・・・回流水路３・・・・隔壁板　　４・・・
静水板 ５・・・・盲板　　　７・・・水中電動機８・・・・羽
根、車　　１２・・・ディフューザ特許出願人　株式会
社極東機械製作所 第１図 ′３′ａ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）密閉された装置本体の凡そ半分位置に中央部へ比
   較的大きな透孔の穿設された隔壁板を立設し、該隔壁板
   により吸込槽と吐出槽が形成されるようなさしめると共
   に、吐出槽の吐出口は回流水路の流出口路に、一方吸込
   槽の流入口は回流水路の流入口路と接続されるようにな
   さしめ、他方吸込槽内には水中電動機により駆動される
   羽根車及び該羽根車外周にはガイドリンクを設けしめて
   なり、且つ羽根車が上記隔壁板の透孔箇所と一致するよ
   うに配設したことを特徴とする回流水路の水流発生装置
   。
2. （２）吸込槽側の水中電動機上方部を開口させ、盲板を
   着脱可能に取付けると共に、水位差の発生される液面下
   の一定長さ範囲に空気溜り防止用の静止板を形成したこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の回流水路の
   発生装置。
3. （３）隔壁板の透孔を取囲むようにして吐出槽内にはデ
   ィフューザが設けてあることを特徴とした特許請求の範
   囲第１項記載の回流水路の発生装置。