JPS6329088Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6329088Y2 JPS6329088Y2 JP1981197522U JP19752281U JPS6329088Y2 JP S6329088 Y2 JPS6329088 Y2 JP S6329088Y2 JP 1981197522 U JP1981197522 U JP 1981197522U JP 19752281 U JP19752281 U JP 19752281U JP S6329088 Y2 JPS6329088 Y2 JP S6329088Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- door plate
- heat insulating
- plate
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は断熱ドアに関する。
従来の両面フラツシユドアは多くは金属製で、
外部側ドア板と内部側ドア板は、それらの折り曲
げ部の各先端が互に接触して連続した1枚のドア
板を形成していたり、たとえ、両ドア板の折り曲
げ先端部が分離している場合においても、両ドア
板が力骨部材によつて連続した状態に形成されて
いた。しかし、この構造の両面フラツシユドアに
おいては、両ドア板間の空間部に断熱部材が充填
されていても、冷暖房その他によつて室内側と室
外側の空気に割合大きな温度差が生じた場合、例
えば暖房によつて室内側の空気温度が室外側より
高くなつたとき、内部側ドア板と外部側ドア板の
端面側連結部を通して室内側から室外側へ熱伝導
による熱損失が起るとともに、室内側に面してい
る内部側ドア板の周辺部に近い部分の空気温度が
低くなつて室内側ドア板周辺部に近い部分に結露
を生ずる欠点があつた。
外部側ドア板と内部側ドア板は、それらの折り曲
げ部の各先端が互に接触して連続した1枚のドア
板を形成していたり、たとえ、両ドア板の折り曲
げ先端部が分離している場合においても、両ドア
板が力骨部材によつて連続した状態に形成されて
いた。しかし、この構造の両面フラツシユドアに
おいては、両ドア板間の空間部に断熱部材が充填
されていても、冷暖房その他によつて室内側と室
外側の空気に割合大きな温度差が生じた場合、例
えば暖房によつて室内側の空気温度が室外側より
高くなつたとき、内部側ドア板と外部側ドア板の
端面側連結部を通して室内側から室外側へ熱伝導
による熱損失が起るとともに、室内側に面してい
る内部側ドア板の周辺部に近い部分の空気温度が
低くなつて室内側ドア板周辺部に近い部分に結露
を生ずる欠点があつた。
この考案は上記欠点を解消することができる断
熱ドアの提供を目的とする。
熱ドアの提供を目的とする。
実施例について説明すれば、両面フラツシユド
ア1の外部側ドア板2と内部側ドア板3は、ドア
1の厚さ方向への折り曲げ部2a,3aが互に接
触しないように分離して配設されるとともに、前
記折り曲げ部2a,3aの内面と内部側ドア板3
の内面とに接触するように」形に形成されたアス
ベストや合成樹脂などの断熱部材4を介して、そ
の内側に設けられたみぞ形の力骨部材5に、ポツ
プリベツト6などにより一体に結合される。この
場合、力骨部材5の一方の折り曲げ部5aは外部
側ドア板2の内面と直接に接触するが、他方の折
り曲げ部5bは断熱部材4が介在しているため、
内部側ドア板3の内面と直接に接触することはな
い。
ア1の外部側ドア板2と内部側ドア板3は、ドア
1の厚さ方向への折り曲げ部2a,3aが互に接
触しないように分離して配設されるとともに、前
記折り曲げ部2a,3aの内面と内部側ドア板3
の内面とに接触するように」形に形成されたアス
ベストや合成樹脂などの断熱部材4を介して、そ
の内側に設けられたみぞ形の力骨部材5に、ポツ
プリベツト6などにより一体に結合される。この
場合、力骨部材5の一方の折り曲げ部5aは外部
側ドア板2の内面と直接に接触するが、他方の折
り曲げ部5bは断熱部材4が介在しているため、
内部側ドア板3の内面と直接に接触することはな
い。
外部側ドア板2と内部側ドア板3および力骨部
材5によつて形成された空間部8には、空気の対
流による熱の移動をできるだけ少なくするため、
グラスウールやアスベストコアまたはハニカムコ
アなどの断熱部材9が充填される。10はドア1
の端面側に嵌め込まれた断熱性のカバーで、外部
側ドア板2と内部側ドア板3の各折り曲げ部2
a,3aおよびポツプリベツト6,6が直接外部
に露出するのを防止する役目を果している。カバ
ー10としては、一般的な断熱性を有する材質の
ほかに、表面がコーテイングされそれにより断熱
性を付与されているレザーエンボス化粧鋼板など
を使用して見栄えを良くすることができる。な
お、図の実施例では、ポツプリベツト6が小径で
あり、取付けピツチも200〜400mmと大きいため、
ポツプリベツト6は力骨部材5と直接に接触する
ように取付けても伝導による熱の移動量は少ない
が、さらに効果を一層確実にするため、力骨部材
5とポツプリベツト6との間に断熱性のパツキン
を挿入するようにしてもよい。
材5によつて形成された空間部8には、空気の対
流による熱の移動をできるだけ少なくするため、
グラスウールやアスベストコアまたはハニカムコ
アなどの断熱部材9が充填される。10はドア1
の端面側に嵌め込まれた断熱性のカバーで、外部
側ドア板2と内部側ドア板3の各折り曲げ部2
a,3aおよびポツプリベツト6,6が直接外部
に露出するのを防止する役目を果している。カバ
ー10としては、一般的な断熱性を有する材質の
ほかに、表面がコーテイングされそれにより断熱
性を付与されているレザーエンボス化粧鋼板など
を使用して見栄えを良くすることができる。な
お、図の実施例では、ポツプリベツト6が小径で
あり、取付けピツチも200〜400mmと大きいため、
ポツプリベツト6は力骨部材5と直接に接触する
ように取付けても伝導による熱の移動量は少ない
が、さらに効果を一層確実にするため、力骨部材
5とポツプリベツト6との間に断熱性のパツキン
を挿入するようにしてもよい。
次に、上記断熱ドアと一緒に用いるに適する断
熱扉枠について説明する。断熱扉枠は、ドア1の
各端面と対向してドア1を取囲む外側扉枠11
と、この外側扉枠11と一部重合するように室内
側に配設された内側扉枠12とを分離して設ける
とともに、外側扉枠11と内側扉枠12は、アス
ベストや合成樹脂などの断熱部材13を介してボ
ルト14とナツト15により一体に結合される。
16は内側扉枠12の内部に躯体17と区分され
る密閉空間18を形成するみぞ形の仕切り部材
で、前記ボルト14はナツト15による締付け作
業を容易にするため、頭部を仕切り部材16の内
面に溶接その他の手段によつて空回りしないよう
に固定されている。ボルト14とナツト15の部
分を通して、外側扉枠11と内側扉枠12との間
の熱伝導による熱の移動量を少なくするため、ナ
ツト15の下側の座金19と外側扉枠11との間
に断熱性のパツキン20が挿入され、内側扉枠1
2の密閉空間18内には、空気の対流による熱の
移動量を少なくするため、グラスウールやアスベ
ストまたはウレタンなどの断熱部材21が充填さ
れる。外側扉枠11は、開口部22を形成する両
端部11a,11bに溶接その他の手段で固設さ
れた複数個のアンカー部材23の打ち起こされた
足部23aにより躯体17に固定される。7は両
扉枠11,12と仕切り部材16とにより形成さ
れる凹部に挿着された気密用ゴムパツキンであ
る。
熱扉枠について説明する。断熱扉枠は、ドア1の
各端面と対向してドア1を取囲む外側扉枠11
と、この外側扉枠11と一部重合するように室内
側に配設された内側扉枠12とを分離して設ける
とともに、外側扉枠11と内側扉枠12は、アス
ベストや合成樹脂などの断熱部材13を介してボ
ルト14とナツト15により一体に結合される。
16は内側扉枠12の内部に躯体17と区分され
る密閉空間18を形成するみぞ形の仕切り部材
で、前記ボルト14はナツト15による締付け作
業を容易にするため、頭部を仕切り部材16の内
面に溶接その他の手段によつて空回りしないよう
に固定されている。ボルト14とナツト15の部
分を通して、外側扉枠11と内側扉枠12との間
の熱伝導による熱の移動量を少なくするため、ナ
ツト15の下側の座金19と外側扉枠11との間
に断熱性のパツキン20が挿入され、内側扉枠1
2の密閉空間18内には、空気の対流による熱の
移動量を少なくするため、グラスウールやアスベ
ストまたはウレタンなどの断熱部材21が充填さ
れる。外側扉枠11は、開口部22を形成する両
端部11a,11bに溶接その他の手段で固設さ
れた複数個のアンカー部材23の打ち起こされた
足部23aにより躯体17に固定される。7は両
扉枠11,12と仕切り部材16とにより形成さ
れる凹部に挿着された気密用ゴムパツキンであ
る。
この考案は、両面フラツシユドアにおいて、外
部側ドア板と内部側ドア板とは、それらの厚さ方
向への折り曲げ部の各先端が互いに接触しないよ
うに分離して配設され、力骨部材と両ドア板との
間には、両ドア板の各折り曲げ部内面から内部側
ドア板内面の方に折り曲げられた横断面L形の断
熱部材が挿入され、両ドア板の折り曲げ部は断熱
部材を介して力骨部材に一体に結合されているの
で、室内側と室外側の空気に割合大きな温度差が
ある場合にも、両面フラツシユドアを通しての熱
の伝導を少なくすることができ、室内側の空気温
度が室外側より高いときも内部側ドア板の端面側
表面部に結露が生じなくなつた。
部側ドア板と内部側ドア板とは、それらの厚さ方
向への折り曲げ部の各先端が互いに接触しないよ
うに分離して配設され、力骨部材と両ドア板との
間には、両ドア板の各折り曲げ部内面から内部側
ドア板内面の方に折り曲げられた横断面L形の断
熱部材が挿入され、両ドア板の折り曲げ部は断熱
部材を介して力骨部材に一体に結合されているの
で、室内側と室外側の空気に割合大きな温度差が
ある場合にも、両面フラツシユドアを通しての熱
の伝導を少なくすることができ、室内側の空気温
度が室外側より高いときも内部側ドア板の端面側
表面部に結露が生じなくなつた。
しかも、外部側ドア板及び内部側ドア板が断熱
部材を介して、両ドア板の内面に設けられた力骨
部材に直接一体に結合されているので、耐火戸試
験においても、外部側ドア板と内部側ドア板が離
れることがなく、60分耐火B種耐火戸としても使
用できるものである。
部材を介して、両ドア板の内面に設けられた力骨
部材に直接一体に結合されているので、耐火戸試
験においても、外部側ドア板と内部側ドア板が離
れることがなく、60分耐火B種耐火戸としても使
用できるものである。
さらに断熱部材が、外部側ドア板と内部側ドア
板の折り曲げ部内面と、内部側ドア板の内面とに
接する横断面L形であるので、内外両ドア板の間
隔が異なる場合、あるいは力骨部材の大きさが異
なる場合においても同一の断熱部材を使用するこ
とができる。
板の折り曲げ部内面と、内部側ドア板の内面とに
接する横断面L形であるので、内外両ドア板の間
隔が異なる場合、あるいは力骨部材の大きさが異
なる場合においても同一の断熱部材を使用するこ
とができる。
図はこの考案の一実施例を示す断面平面図であ
る。 1……両面フラツシユドア、2……外部側ドア
板、2a……折り曲げ部、3……内部側ドア板、
3a……折り曲げ部、4……断熱部材、5……力
骨部材。
る。 1……両面フラツシユドア、2……外部側ドア
板、2a……折り曲げ部、3……内部側ドア板、
3a……折り曲げ部、4……断熱部材、5……力
骨部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 両面フラツシユドアにおいて、 外部側ドア板と内部側ドア板とは、それらの厚
さ方向への折り曲げ部の各先端が互いに接触しな
いように分離して配設され、 力骨部材と両ドア板との間には、両ドア板の各
折り曲げ部内面から内部側ドア板内面の方に折り
曲げられた横断面L形の断熱部材が挿入され、 両ドア板の折り曲げ部は断熱部材を介して力骨
部材に一体に結合されてなることを特徴とする 断熱ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19752281U JPS5895489U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 断熱ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19752281U JPS5895489U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 断熱ドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5895489U JPS5895489U (ja) | 1983-06-28 |
JPS6329088Y2 true JPS6329088Y2 (ja) | 1988-08-04 |
Family
ID=30110739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19752281U Granted JPS5895489U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | 断熱ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5895489U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202295A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 鋼製のドア枠 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61206384A (ja) * | 1985-03-11 | 1986-09-12 | Hitachi Ltd | テレビジヨン信号の高画質化装置 |
JP3532176B2 (ja) * | 2001-10-15 | 2004-05-31 | 日本フネン株式会社 | 断熱耐火ドア |
JP2018178407A (ja) * | 2017-04-05 | 2018-11-15 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
JP6820795B2 (ja) * | 2017-05-02 | 2021-01-27 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5768899U (ja) * | 1980-10-15 | 1982-04-24 |
-
1981
- 1981-12-23 JP JP19752281U patent/JPS5895489U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008202295A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 鋼製のドア枠 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5895489U (ja) | 1983-06-28 |
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