JPS6328998B2 - - Google Patents

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JPS6328998B2
JPS6328998B2 JP61148032A JP14803286A JPS6328998B2 JP S6328998 B2 JPS6328998 B2 JP S6328998B2 JP 61148032 A JP61148032 A JP 61148032A JP 14803286 A JP14803286 A JP 14803286A JP S6328998 B2 JPS6328998 B2 JP S6328998B2
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JP
Japan
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layers
oxide
coating
metal
cathode
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JP61148032A
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Ruruu Furanshisu
Rauie Dominiku
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Arkema France SA
Original Assignee
Atochem SA
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B11/00Electrodes; Manufacture thereof not otherwise provided for
    • C25B11/04Electrodes; Manufacture thereof not otherwise provided for characterised by the material
    • C25B11/051Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier
    • C25B11/073Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier characterised by the electrocatalyst material
    • C25B11/091Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier characterised by the electrocatalyst material consisting of at least one catalytic element and at least one catalytic compound; consisting of two or more catalytic elements or catalytic compounds
    • C25B11/093Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier characterised by the electrocatalyst material consisting of at least one catalytic element and at least one catalytic compound; consisting of two or more catalytic elements or catalytic compounds at least one noble metal or noble metal oxide and at least one non-noble metal oxide
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electrodes For Compound Or Non-Metal Manufacture (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電気分解に使用する新規なカソードと
その製造方法に関するものである。特に、本発明
はハロゲン化アルカリ金属の水溶液の電気分解に
使用されるカソードに関するものであり、本願発
明のカソードは、低い稼働電位差値で、長時間安
定した電気化学的反応を行わせることができると
いう点に特徴がある。
(従来技術) 上記の種類のカソードは、アルカリ性媒体中で
の水素過電圧を低下させる目的で、陰極基板を
種々の活性物質で被覆することにより得られる活
性化された金属カソードに属するものである。
英国特許第1511719号には、金属基板と、コバ
ルト被覆層と、ルテニウムの第2被覆層とを有す
るカソードが記載されている。
米国特許第4100049号には、基板と、貴金属の
酸化物とバルブ金属の酸化物、特に酸化ジルコニ
ウムとの混合物からなる被覆層を含むカソードが
記載されている。
また、例えば、ニツケルより成る基板上に、ニ
ツケル―パラジウム合金を含む被覆層を堆積させ
る方法が米国特許第3216919号に記載されている。
この特許では、上記の合金層を粉末状態で基板に
被覆し、次いでこの合金粉末を焼結している。
特開昭54−110983号(米国特許第4465580号)
では、ニツケルまたはニツケル合金の粒子を含む
分散物と、白金、ルテニウム、イリジウム、ロジ
ウム、パラジウムもしくはオスミウムまたはこれ
ら金属の酸化物によつて構成される活性化剤とか
ら成る分散物を含む被覆層を有するカソードが記
載されている。
特開昭53−010036号には、バルブ金属から成る
基板と、少なくとも1つの白金族金属とバルブ金
属との合金から成る被覆層とを有するカソードが
記載されており、この場合には必要に応じて、少
なくとも1つの白金族金属を含む表面被覆層を設
けることもできる。
(発明のが解決しようとする問題点) 本発明の目的は、特にハロゲン化アルカリ金属
の水溶液の電気分解に使用できる新規なカソード
を提供することにある。
(問題を解決するための手段) 本願発明によるカソードは、白金族金属酸化物
を主成分とする被覆を有する電気伝導性基板を含
み、上記被覆が複数の金属酸化物層によつて構成
されているカソードにおいて、上記の被覆の表面
層が実質的にバルブ金属の酸化物によつて構成さ
れており、且つこの被覆の少なくとも1つの中間
層が実質的に元素周期律表第族に属する貴金属
の酸化物によつて構成されているとを特徴として
いる。
ここで、「実質的に」という用語は、表面層お
よび中間層が上記の各金属のみの酸化物で構成さ
れているか、上記の各金属と、それに対して低比
率、例えば1/10未満のモル比率の第2の金属との
混合酸化物によつて構成されているということを
意味する。
本発明においては、「バルブ金属」という用語
を通常使用されている意味で用いている。すなわ
ち、クロムを例外とする周期律表第4b,5bおよ
び6b族に属する金属を表わす。
特に、本発明の提供するカソードは電気伝導性
基板と、1層または2層以上の酸化チタン層およ
び/または酸化ジルコニウム層と組合わせた1層
または2層以上の酸化ルテニウム(RuO2)層と
によつて構成される被覆層を含んでおり、特に、
被覆がRuO2とTiO2を含むようなカソードに関す
るものである。
上記のようなカソードの中で、電気伝導性基板
側から見て、被覆が1層または2層以上のRuO2
層と、それに次ぐ1層または2層以上のTiO2
で構成されているか、または1層または2層以上
のTiO2層/1層または2層以上のRuO2層/1層
または2層以上のTiO2層で構成される一連の層
で構成されているようなカソードを特に挙げるこ
とができる。上記の一連の層の間に、他の貴金属
または非貴金属から成る層を介在させること、ま
たは上記のRuO2層および/またはTiO2の全てま
たは一部を(RuxTi1-x)O2で置き換えて、Xの
値を導電性基板から電解質と接触する表面へ向か
つて増大するようすることも本願発明の範囲に含
まれる。本発明において、「表面層」という用語
は正確には表面が電解質と直接接触している酸化
物層を示し、かつ「中間層」という表現は、電気
伝導性基板と前記表面層の間に位置する全ての層
を表わす。特に、本発明は上記酸化物の中の全部
または一部がフレーク形状であるような被覆を有
するカソードを提供する。
本発明において、「フレーク」という用語は平
らな薄膜、一部が円柱形もしくは球形またはこれ
ら形態の組合せのものを表わし、かつその厚さは
前記フレークが内接する四辺形の二辺の寸法の平
均の10分の1以下であり、前記寸法の平均値は、
1〜100ミクロン、更に正確には3〜30ミクロン
である。
既に説明したように、前記被覆は完全にまたは
部分的に、少なくとも1つの貴金属の酸化物、す
なわちルテニウム、ロジウム、パラジウム、オス
ミウム、イリジウムおよび白金の酸化物で構成さ
れている。本発明においては酸化ルテニウムまた
は酸化ルテニウムと1つまたはそれ以上の異なる
貴金属酸化物との組合せが有利である。
本発明によるカソードの被覆においては、貴金
属酸化物とバルブ金属のモル比は一般に10/1〜
1/10、好ましくは1/5〜5/1の範囲にあ
る。
基板を形成する材料は、電気伝導性材料から選
択できる。前記材料は、ニツケル、ステンレス鋼
および軟鋼を含む群から選ばれることが望ましい
が、前記材料により何等限定されるものではな
い。
基板は多数のオリフイスもしくは貫通孔を有す
るもしくは有していない板状またはシート、金
網、金属布もしくはエキスパンデイツドメタル、
または格子状形態を有し、前記材料は、平面形ま
たは円筒形または使用される技術によりどのよう
な形であつてもよい。
本発明はさらに、前記カソードの製造方法に関
するものである。
この方法は、本質的に、先ず必要に応じて適当
な前処理を施した基板上に金属塩の層を堆積さ
せ、次いで全体に熱処理を施して酸化物にするこ
とによつて構成される。
基板の前処理は脱脂処理を含むことが望まし
く、必要ならば公知の方法に従つてその後に機械
的および/または化学的洗浄を行なう。
本方法は実質的に、基板上に金属塩溶液層を順
次堆積させることによつて構成される。
混合酸化物を堆積させる場合には、同じ方法を
繰返し使用すること、すなわち、二つの金属塩を
含む層を直接堆積させるかことが可能である。一
般に、金属塩は、溶液または懸濁液状態で堆積さ
せる。塩の種類によつては、溶媒または希釈液を
水、無機酸もしくは有機酸、または有機溶媒で構
成することができる。好ましくは、ジメチルホル
ムアミド、アルコール、特にエタノールまたは2
―エチルヘキサノールのような有機溶媒の使用が
望ましい。一般に、金属の原子濃度は3×10-2
3モル/、好ましくは1〜2モル/である。
本発明に使用される金属塩は、一般に例えばハ
ロゲン化物、硝酸塩、炭酸塩、硫酸塩、または酢
酸塩もしくはアセチルアセトネートで構成され
る。白金およびルテニウムの酸化物を生成する塩
の場合には、ヘキサクロロ白金酸の6水塩および
塩化ルテニウム水和物を使用することが望まし
い。
上記塩から成る層の堆積は、従来の方法に従つ
て行なわれる。すなわち、溶液または懸濁液中へ
の基板の浸漬、刷毛、ブラシまたは同様の道具を
使用しての塗装および静電スプレーなどで行うこ
とができる。
溶液または懸濁液の調製および堆積は、一般に
は室温でかつ空気中で行なわれる。もちろん、塩
によつては溶解し易くするために必要に応じて温
度を高くしたりおよび/または操作を窒素雰囲気
中または塩に対して不活性な他の気体中で行つて
もよい。
金属塩を酸化物に転化させるには、一般に熱処
理を用いる。この熱処理の前に、溶媒または希釈
液の一部または全てを除去するために空気中で加
熱することが望ましい。
この加熱は、200℃以下の温度で行い、100〜
150℃の範囲の温度が特に好ましい。前記処理の
時間は一般に数十分である。上記の処理は一般
に、使用する塩によつて異なるが、200〜1000℃
の範囲の温度で空気中で行う。好ましくは、400
〜750℃の範囲の温度で操作する。この熱処理の
時間は一般に1層当たり15分〜1時間である。こ
の熱処理はそれぞれ上記の加熱の後または最終的
な加熱の後に行なう。
(発明の効果) 本発明によるカソードは電気的に活性な被覆が
基板に対して優れた接着性を有していることを特
徴としている。
さらに、本願発明のカソードは、低い稼働電位
差値で、長時間安定した電気化学的反応を行わせ
ることができるという点に特徴がある。
本発明のカソードは、電気分解によつてカソー
ドで水素が生成する水または水溶液の電気分解を
行う電解槽で使用するのに適している。このカソ
ードは、特にアルカリ金属塩化物の水溶液、特
に、塩化ナトリウム水溶液の電気分解および水酸
化カリウム水溶液の電気分解等の水の電気分解に
適している。電解槽では、ミクロの多孔質隔膜を
セパレーターとして使用することができるが、本
発明によるカソードは、特に、メンブレン(膜)
分離法において非常に有効である。
実施例 1 基板は寸法200×10×0.6mmのニツケル板から成
る。表面処理はコランダム(ビーズ径が250μm)
を使用して行なう。
a 約38重量%のルテニウム金属を含む2gの
RuCl3・xHCl・yH2Oの2cm3エタノール溶液を
23℃で調製する。ニツケル板を、この溶液を用
いて被覆する。空気中での加熱を120℃で30分
行ない、次に空気中において500℃で30分間熱
処理を行なう。冷却後被覆/加熱/熱処理の手
順をくり返す。1.4mg/cm2のRuO2の堆積物を平
均寸法3〜30μmのフレーク形状で得た。前記
堆積物はX線によりRuO2構造を示すことが確
かめられた。
b 2.5モルTi/を含む2.6cm3TiOCl2・2HClの
2cm3エタノール溶液を23℃で調製する。同様な
被覆/加熱/熱処理(2層)をa)と同様の条
件下で行なう。このようにして0.8mg/cm3
TiO2が堆積した。
c 得られたカソードを85℃かつ50A/dm2の電
流密度で450g/の濃度の水酸化ナトリウム
内で試験し、結果的に飽和カロメル電極(S.C.
E.)に対して−1225mVの稼動電位を得た。
d 上記方法に従つてRuO2/TiO2で被覆した網
目状のエキスパンデツドニツケルあるいは圧延
されたニツケルから成る直径80mmのデイスクを
メンブレン分離法における塩化ナトリウム水溶
液の電解槽で、カソードとして使用する。
操作条件は下記の通りである。
電流密度=30A/dm2 温度=85℃ 水酸化ナトリウム 32重量% 下記のような結果が得られた。すなわち、この
電解槽の電極における電圧は、カソードが被覆さ
れていないニツケル合金のみから成る電解槽の電
極における電圧と比較すると、300mVのゲイン
を示した。
また、このゲインは6日間の連続操作の後でも
300mVで一定であつた。
実施例 2 実施例1の条件下において、表面処理されたニ
ツケルから成る基板を使用する。
二つの溶液を23℃で調製する。すなわち 溶液A;実施例1における2gのRuCl3
xHCl・yH2Oの2cm3エタノール溶液 溶液B;2.5モルTi/を含む1.3cm3TiOCl2
2HClの1cm3エタノール溶液 実施例1における被覆/加熱/熱処理の手順に
従つてニツケル基板上に2層の溶液Bを堆積させ
る。次いで冷却後被覆/加熱/熱処理の手順に従
つて2層の溶液Aを、それから再び2層の溶液B
を堆積させ、次いで同様な処理を行なう。金属酸
化物の総堆積量は、0.6mg/cm2のRuO2を含む1.75
mg/cm2である。
TiO2、RuO2およびTiO2を含む3層構造の被
覆を有するカソードを実施例1に示されるように
水酸化ナトリウム中において試験する。このとき
稼動電位は、S.C.Eに対し−1240mVであつた。
40時間後の電位は−1210mVであつた。
実施例 3 a 実施例1における条件下で表面処理された
Ni基板を使用する。
b 以下の2つの溶液を23℃で調製する。
溶液A:実施例1の2gのRuCl3・xHCl・
yH2Oの2cm3エタノール溶液 溶液B:1gのZrOCl2・8H2Oのエタノール
(2.4cm3)/HCl(1cm3、1N)溶液 c 実施例1の被覆/加熱/熱処理の手順に従つ
て2層の溶液Bを基板上に堆積させる。次いで
冷却後2層の溶液Aを被覆/加熱/熱処理の手
順に従つて更に2層の溶液Bを堆積させ、次い
で同様の処理を行なう。
d 金属酸化物の総堆積量は、0.7mg/cm2のRuO2
を含む1.8mg/cm2である。
ZrO2、RuO2およびZrO2から成るこの3層構造
の被覆を有するカソードを実施例1に示されるよ
うに水酸化ナトリウム中において試験する。
稼動電位はS.C.Eに対し−1210mVであつた。
16時間後その電位は−1200mVであつた。
実施例 4 a 実施例3で使用したニツケル基板と溶液Aお
よびBを使用する。
b 2層の溶液Aと、次に2層の溶液Bとを実施
例1に示される被覆/加熱/熱処理の方法およ
び条件にて基板上に堆積させる。
c 金属酸化物の総堆積量は0.7mg/cm2のRuO2
含み1.2mg/cm2である。
RuO2/ZrO2の2層構造の被覆を有するこのカ
ソードを実施例1に示されるように、水酸化ナト
リウム中において試験する。
稼動電位はS.C.Eに対し、−1210mVであり、16
時間後でもこの電位は一定であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 白金族金属酸化物を主成分とする被覆を有す
    る電気伝導性基板によつて構成され、上記被覆が
    複数の金属酸化物層によつて構成されている電解
    槽に使用されるカソードにおいて、 この被覆の表面層が実質的にバルブ金属の酸化
    物によつて構成され、且つこの被覆の少なくとも
    1つの中間層が実質的に元素周期律表第族に属
    する貴金属の酸化物によつて構成されていること
    を特徴とするカソード。 2 上記表面層および/または少なくとも一つの
    中間層が上記の各々の金属の酸化物のみによつて
    構成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のカソード。 3 上記表面層および/または少なくとも一つの
    中間層が上記の各々の金属と、それに対して低比
    率の第2の金属との混合酸化物によつて構成され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のカソード。 4 上記被覆が、1層または2層以上の酸化チタ
    ンの層および/または酸化ジルコニウムの層と組
    合わされた、1層または2層以上の酸化ルテニウ
    ム(RuO2)の層によつて構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1〜3項のいずれか
    一項に記載のカソード。 5 上記被覆が基板側から見た時に、 1層または2層以上のRuO2層と、この層の上
    の1層または2層以上のTiO2層および/または
    ZrO2層を含むか、 1層または2層以上のTiO2層および/または
    ZrO2層/1層または2層以上のRuO2層/1層ま
    たは2層以上のTiO2層および/またはZrO2層で
    構成される一連の層を含む ことを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項の
    いずれか一項に記載のカソード。 6 前記被覆中の全てまたはその一部の酸化物が
    フレーク形状であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1〜5項のいずれか一項に記載のカソー
    ド。 7 前記基板がニツケル、ステンレス鋼および軟
    鋼を含む群より選択されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1〜6項のいずれか一項に記載のカ
    ソード。 8 電気伝導性基板と、白金族金属酸化物を主成
    分とする被覆を有し、この被覆が複数の金属酸化
    物層によつて構成されている電解槽に使用される
    カソードの製造方法において、 上記基板に必要に応じて適当な前処理を施した
    後、上記被覆の少なくとも1つの中間層が実質的
    に元素周期律表第族に属する貴金属の酸化物に
    よつて構成され、且つ上記被覆の表面層が実質的
    にバルブ金属の酸化物によつて構成されるように
    この基板上に上記各々の金属の金属塩の層を堆積
    させ、次いで全体を熱処理して上記酸化物を生成
    させることを特徴とする上記カソードの製造方
    法。 9 上記金属塩の溶液または懸濁液の層を順次上
    記基板上に堆積させることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項に記載の方法。 10 混合酸化物を形成するための金属塩を前記
    塩の同一溶液を1層または2層以上の層の形で堆
    積することを特徴とする特許請求の範囲第8項に
    記載のカソードの製造方法。 12 前記金属塩が無機金属塩または有機金属塩
    から選択されることを特徴とする特許請求の範囲
    第8〜10項のいずれか一項に記載のカソードの
    製造方法。 13 上記無機金属塩または有機金属塩が上記各
    金属のハロゲン化物、硝酸塩、炭酸塩、硫酸塩ま
    たは酢酸塩もしくはアセチルアセトネートである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載
    のカソードの製造方法。 14 前記熱処理を200〜1000℃の範囲の温度で
    行なうことを特徴とする特許請求の範囲第8〜1
    3項のいずれか一項に記載のカソードの製造方
    法。 15 前記熱処理の前に前記金属塩から部分的に
    または完全に溶媒あるいは希釈液を除去するため
    の加熱を行ない、この加熱を200℃以下の温度で
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第14項に
    記載のカソードの製造方法。
JP61148032A 1985-06-24 1986-06-24 電気分解用カソ−ドおよび該カソ−ドの製造方法 Granted JPS61295386A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8509540A FR2583781A1 (fr) 1985-06-24 1985-06-24 Cathode pour electrolyse et un procede de fabrication de ladite cathode
FR8509540 1985-06-24

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JPS61295386A JPS61295386A (ja) 1986-12-26
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