JPS6328951Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6328951Y2
JPS6328951Y2 JP4334684U JP4334684U JPS6328951Y2 JP S6328951 Y2 JPS6328951 Y2 JP S6328951Y2 JP 4334684 U JP4334684 U JP 4334684U JP 4334684 U JP4334684 U JP 4334684U JP S6328951 Y2 JPS6328951 Y2 JP S6328951Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
paperboard
cup
sheet material
folded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4334684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60155378U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4334684U priority Critical patent/JPS60155378U/ja
Publication of JPS60155378U publication Critical patent/JPS60155378U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6328951Y2 publication Critical patent/JPS6328951Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は折畳カツプに改良に掛かり、従来の取
手付き折畳カツプにみられた形態不安定性の不都
合を排除したものである。
柔軟なシート材を内面に配し、外面は剛性のあ
る板紙を貼着して全体として適当な保形性を持た
せた折畳カツプは使用時のカツプとしての機能性
を向上するために、取手を設けることが行なわれ
ている。通常は柔軟なシート材と板紙との貼着が
なされていないカツプ中央部において板紙に切込
みを設けてカツプ側方に折返し、カツプの側縁か
ら突出した板紙部分を取手とするものである。
従来からの方法では上記の折返し片とされる板
紙の折返し罫が折畳カツプの両側にある貼着部を
区画する縦折罫と一致したものであつた。従つて
飲料等をカツプに注ぎ口元へ運んで飲用に供する
場合、カツプを傾けると飲料の重さによつて縦折
罫を回転軸としてカツプが回転してしまい、飲み
にくい、中身をこぼすなどの不都合が頻繁に発生
していた。
本考案は上記の問題点を解消したものであつ
て、貼着部を区画する縦折罫より内側に折返し罫
を有するように折返し片を設け、更に折返し片と
される板紙部分に切込みによつて貼着部に折返し
片を係着する係着片を設けた取手付き折畳カツプ
であつて、カツプとされた場合に、貼着部、折返
し罫と取手の間、縦折罫と折返し罫の間の板紙の
3つの部分が上部から見て三角形の3辺を成すよ
うにしたものであつて、ある程度の剛性を有する
板紙が構成する該三角形は飲用時に前述の飲料の
重さによる変形力に抵抗してカツプの形状を一定
に保つ働きをするものであり、従つて上記の問題
点が解決されるものである。
以下本考案を図面に示す実施例によつて説明す
る。
第1図、第2図は本考案に掛かる取手付き折畳
カツプのそれぞれ縦断面図、側面図であつて、ヒ
ートシール性を有し柔軟なシート材Bが二つ折り
にされて折目を下にして、片面にヒートシール性
を有するフイルム1が積層された板紙A,A間に
挾み込まれ、シート材B間に接着防止用のシート
材を挿入した状態で第2図の3,4,5の部分を
熱接着することによつてシート材Bと板紙A,A
間のみが熱接着され、次いで接着防止用のシート
材が取除かれた後、両側部においてシート材Bと
板紙A,A間及びシート材B間が熱接着されて貼
着部2,2とされ、シート材B、板紙A,Aは一
体となつて取手付き折畳カツプとされる。
板紙A,Aにはカツプを組立て易くするために
貼着部2,2、を区画する縦折罫a,a及び縦折
罫a,aからやや内側に縦折罫b,bが予め設け
られている。またシート材Bと熱接着されていな
い中央部分においては前記縦折罫bと一致させた
折返し罫d部分を残して三方を切込み台形状を有
する折返し片6,6′が設けられ、更に該折返し
片6,6′の中央部には折返し片6,6′とは逆方
向の切り込みにより係合片7,7′が設けられて
いる。
以上の形状、構成を有する取手付き折畳カツプ
は、次の手順でカツプに組立てられる。即ち第3
図に示すように、貼着部2,2を矢印方向に押込
むと全体が角柱状とされ、一方折返し片6,6′
部分は折返し罫d,dを回転軸として矢印に示す
ように側方に折り出され、更に第4図の平面図で
示すように係着片7,7′が貼着部2に係着され
て貼着部2から突出した部分が取手Hとされるも
のである。
以上のように組立てられた本案のカツプは折返
し片6,6′が係着された側の取手Hと貼着部2
を固定した状態で、縦折罫a廻りのモーメントに
対して上下に形成された3辺の長さがそれぞれ
x,y,zの2つの三角形がその形状を保つこと
によつて反作用となりカツプ全体の形状が保たれ
るものである。即ち取手H部分を指間に挟持する
と取手Hと貼着部2はほぼ固定された状態となる
ので該カツプを傾けた場合、内部の飲料の重力に
よる縦折罫aの廻りのモーメントが発生しても上
述の作用によりカツプの変形が起こらないもので
ある。
なおx,y,zは三角形の3辺になり得るよう
に設計されていることは当然である。
本実施例は2つの折返し片を一側の貼着部に係
着するものであるが、一方の板紙の切込みを逆に
して第5図の平面図に示すような形状としても同
様の効果が得られる。
以上説明したように本考案によれば板紙に予め
切込みを設けるという簡単な手段で取手付き折畳
カツプの機能を向上することができ、また従来の
製造ラインで全く同様に製造できるなど、その実
用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図は同
じく側面図、第3図は本考案がカツプに組立られ
る途中の状態を示す斜視図、第4図は組立てられ
たカツプの平面図、第5図は他の実施例の平面図
である。 2,2……貼着部、6,6′……折返し片、7,
7′……係着片、A,A……板紙、H……取手、
a,a,b,b……縦折罫、d……折返し罫。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内面にヒートシール性を有する合成樹脂層1を
    有し且つ両側部に貼着部2,2を区画する縦折罫
    a,aを有する板紙A,A間に、内外両面にヒー
    トシール性を有する合成樹脂層を有し且つ二つ折
    りした柔軟なシート材Bを折目を下方にして挾み
    込み、前記貼着部2,2と重なり合う部分におけ
    る板紙A,Aとシート材Bとの間及び二つ折りし
    たシート材B相互間を熱接着し、板紙A,Aの下
    端縁よりやや離れた位置3,4及び板紙A,Aの
    上端縁5において板紙A,Aとシート材Bとを横
    方向に熱接着してなる折畳カツプにおいて、板紙
    A,Aの縦折罫a,aより内側に折返し罫dが位
    置するように切込みを設けて折返し片6,6′と
    し、更に該折返し片6,6′に切込みによつて係
    着片7,7′を設けたことを特徴とする取手付き
    折畳カツプ。
JP4334684U 1984-03-28 1984-03-28 取手付き折畳カツプ Granted JPS60155378U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4334684U JPS60155378U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 取手付き折畳カツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4334684U JPS60155378U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 取手付き折畳カツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60155378U JPS60155378U (ja) 1985-10-16
JPS6328951Y2 true JPS6328951Y2 (ja) 1988-08-03

Family

ID=30554929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4334684U Granted JPS60155378U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 取手付き折畳カツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60155378U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60155378U (ja) 1985-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6020258B2 (ja) 凸縁部のあるカツプ状容器
US5842634A (en) Folding cup
JPS6328951Y2 (ja)
JPH0330261Y2 (ja)
JPS6212325Y2 (ja)
JPS6215139Y2 (ja)
JPS5820516Y2 (ja) カツプ
JPS631909Y2 (ja)
JPS638578Y2 (ja)
JPH0326092Y2 (ja)
JPS6119088Y2 (ja)
JPS6217392Y2 (ja)
JPS63131972U (ja)
JPS62130081U (ja)
JPS5845218Y2 (ja) 折畳カツプ
JPS6252160U (ja)
JPH0411948Y2 (ja)
JPH024036Y2 (ja)
JPH01116136U (ja)
JPS62132989U (ja)
JPS63180518U (ja)
JPS61129713U (ja)
JPS61113226U (ja)
JPS6252159U (ja)
JPS6293010U (ja)