JPS63289485A - 核燃料棒支持格子 - Google Patents
核燃料棒支持格子Info
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- JPS63289485A JPS63289485A JP62122443A JP12244387A JPS63289485A JP S63289485 A JPS63289485 A JP S63289485A JP 62122443 A JP62122443 A JP 62122443A JP 12244387 A JP12244387 A JP 12244387A JP S63289485 A JPS63289485 A JP S63289485A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、原子炉用燃料集合体において核燃料棒が挿通
される開口を画成するために使用される支持格子に関す
るものである。
される開口を画成するために使用される支持格子に関す
るものである。
[従来の技術]
従来、第9図に示されるように、例えば加圧水型原子炉
用の燃料集合体1は、その長手方向に沿って隔置された
複数の支持格子2と、該支持格子2によって格子状に束
ねられ支持された燃料棒3と、該燃料棒3の上端及び下
端よりも若干上方及び下方に延びる制御棒案内管4と、
該制御棒案内管4の上端及び下端にそれぞれ結合された
上部ノズル5及び下部ノズル6とを含んでいる。
用の燃料集合体1は、その長手方向に沿って隔置された
複数の支持格子2と、該支持格子2によって格子状に束
ねられ支持された燃料棒3と、該燃料棒3の上端及び下
端よりも若干上方及び下方に延びる制御棒案内管4と、
該制御棒案内管4の上端及び下端にそれぞれ結合された
上部ノズル5及び下部ノズル6とを含んでいる。
各支持格子2は、第10図に概略的に示すように、第1
の複数の帯板2a及び第2の複数の帯板2bを相互に格
子状に差し込んで形成された枠体であり、これ等の帯板
2a及び2bが協働して多数の開口2cを画成している
。開口2cのうち所定のものには前述した制御棒案内管
4が固定挿通され、それ以外の開口2Cには第10図の
左隅部の領域XIに代表的に示されているように燃料棒
3が挿通されるようになっている。領域Mを拡大して示
す第11図から読解されるように、各燃料棒3は、帯板
に設けられたスプリング8及びティンプル9により弾力
的に支持されている。
の複数の帯板2a及び第2の複数の帯板2bを相互に格
子状に差し込んで形成された枠体であり、これ等の帯板
2a及び2bが協働して多数の開口2cを画成している
。開口2cのうち所定のものには前述した制御棒案内管
4が固定挿通され、それ以外の開口2Cには第10図の
左隅部の領域XIに代表的に示されているように燃料棒
3が挿通されるようになっている。領域Mを拡大して示
す第11図から読解されるように、各燃料棒3は、帯板
に設けられたスプリング8及びティンプル9により弾力
的に支持されている。
また、各帯板2a、2bには第12図(図面を簡略にす
るためスプリング8及びディンプル9は図示を省略)に
示すように縦方向に延びるスリ71〜2dか形成されて
おり、帯板2aに形成されたスリット2dと帯板2bに
形成されたスリ71−2dとを合わせ、帯板2a、21
〕を相互に差し込むことによって、第10図及び第13
図に示されるような支持格子2に形成される。各帯板の
上縁及び下縁にはスリット2dと整列するように溶接タ
ブ10が基線10−1.10−2から突設しているので
、帯板2a、2bを差し込むことによって生しる交差部
には、帯板2a、2bの溶接タブ10が十字状に交差し
て位置する。この溶接タブ10をレーザー溶接、TIG
溶接、電子ヒーム溶接等の方法で熔融さぜ、融接ナゲツ
ト11を形成し固定するか、或はろう付は等の冶金的方
法で結合している。
るためスプリング8及びディンプル9は図示を省略)に
示すように縦方向に延びるスリ71〜2dか形成されて
おり、帯板2aに形成されたスリット2dと帯板2bに
形成されたスリ71−2dとを合わせ、帯板2a、21
〕を相互に差し込むことによって、第10図及び第13
図に示されるような支持格子2に形成される。各帯板の
上縁及び下縁にはスリット2dと整列するように溶接タ
ブ10が基線10−1.10−2から突設しているので
、帯板2a、2bを差し込むことによって生しる交差部
には、帯板2a、2bの溶接タブ10が十字状に交差し
て位置する。この溶接タブ10をレーザー溶接、TIG
溶接、電子ヒーム溶接等の方法で熔融さぜ、融接ナゲツ
ト11を形成し固定するか、或はろう付は等の冶金的方
法で結合している。
[発明が解決しようとする問題点]
以」二のような燃料集合体を装荷した原子炉の運転中に
は、核分裂反応の結果生じた熱を該燃料集合体から取り
出すなめに、周知のように、冷却材が燃料集合体の内側
及び外側を同燃料集合体に沿って上方に流れる。燃料集
合体の内側を通る冷却材は、各支持格子において、第1
4図に概略的に示すように、燃料vJ3の周面と、この
燃料棒3が挿通される開口2cを画成する帯板2a、2
bの側面との間の間隙もしくは流路を通り抜けねばなら
ないが、前述したように帯板2a、2bの上下端交差部
には溶接ナゲッI・11が形成されているので、流路の
断面積が溶接ナゲツト11によって急激に狭められ、か
かる流路形状の変化により非常に圧力損失が大きかった
。従って、圧力損失の増加を抑制する観点からは溶接ナ
ゲツトは小さい方が好ましいが、強度の観点からは溶接
ナゲツトは大きい方が好ましいという矛盾する問題があ
る。特に、支持格子の材料として最近用いられるように
なってきたジルカロイは、従来使用されていたインコネ
ルに比べて機械的強度がほぼ半減するため、帯板の板厚
を厚くする必要があり、第12図に示したような従来の
単純な構造の帯板を使用していたのでは、圧力損失の増
大抑制と機械的強度の確保という矛盾する要求を満たす
ことは困難であった。
は、核分裂反応の結果生じた熱を該燃料集合体から取り
出すなめに、周知のように、冷却材が燃料集合体の内側
及び外側を同燃料集合体に沿って上方に流れる。燃料集
合体の内側を通る冷却材は、各支持格子において、第1
4図に概略的に示すように、燃料vJ3の周面と、この
燃料棒3が挿通される開口2cを画成する帯板2a、2
bの側面との間の間隙もしくは流路を通り抜けねばなら
ないが、前述したように帯板2a、2bの上下端交差部
には溶接ナゲッI・11が形成されているので、流路の
断面積が溶接ナゲツト11によって急激に狭められ、か
かる流路形状の変化により非常に圧力損失が大きかった
。従って、圧力損失の増加を抑制する観点からは溶接ナ
ゲツトは小さい方が好ましいが、強度の観点からは溶接
ナゲツトは大きい方が好ましいという矛盾する問題があ
る。特に、支持格子の材料として最近用いられるように
なってきたジルカロイは、従来使用されていたインコネ
ルに比べて機械的強度がほぼ半減するため、帯板の板厚
を厚くする必要があり、第12図に示したような従来の
単純な構造の帯板を使用していたのでは、圧力損失の増
大抑制と機械的強度の確保という矛盾する要求を満たす
ことは困難であった。
従って、本発明の目的は、冷却材の圧力損失の増大抑制
と機械的強度の確保という矛盾する要求を満たすことが
てきる核燃料棒支持格子を提供することである。
と機械的強度の確保という矛盾する要求を満たすことが
てきる核燃料棒支持格子を提供することである。
[問題点を解決するための手段]
この目的を達成するために、本発明は、互いに平行に且
つ離れて配置された第1の複数の帯板と、互いに平行に
且つ離れて配置されると共に、前記第1の複数の帯板と
直交して組み立てられた第2の複数の帯板とを有し、前
記第1の複数の帯板と前記第2の複数の帯板との交差部
に溶接ナゲツトを形成する核燃料棒支持格子において、
前記核燃料棒が挿通される開口を画成する前記第1、第
2の複数の帯板の各セグメントの下縁及び上縁に切欠き
を形成し、前記下縁の切欠きの端部断面を下方に向かっ
て漸減させてなることを特徴とするものである。
つ離れて配置された第1の複数の帯板と、互いに平行に
且つ離れて配置されると共に、前記第1の複数の帯板と
直交して組み立てられた第2の複数の帯板とを有し、前
記第1の複数の帯板と前記第2の複数の帯板との交差部
に溶接ナゲツトを形成する核燃料棒支持格子において、
前記核燃料棒が挿通される開口を画成する前記第1、第
2の複数の帯板の各セグメントの下縁及び上縁に切欠き
を形成し、前記下縁の切欠きの端部断面を下方に向かっ
て漸減させてなることを特徴とするものである。
[作用]
帯板の各セグメンI・の上縁及び下縁に切欠きを=4−
設けることによって、溶接ナゲツトを形成した際に、同
溶接ナゲツトの軸方向位置と帯板の上縁及び下縁の軸方
向位置との間に実質的に段差が生じ、支持格子の冷却材
入口側及び出口側における溶接ナゲツトによる流路の急
縮小が緩和されて、形状変化に伴う圧力損失の増加抑制
になる。式な、下縁の切欠きの端部断面を漸減させるこ
とによっても、冷却材入口側の流路の急な縮小を緩和し
、形状変化に伴う圧力損失の増加抑制になる。
溶接ナゲツトの軸方向位置と帯板の上縁及び下縁の軸方
向位置との間に実質的に段差が生じ、支持格子の冷却材
入口側及び出口側における溶接ナゲツトによる流路の急
縮小が緩和されて、形状変化に伴う圧力損失の増加抑制
になる。式な、下縁の切欠きの端部断面を漸減させるこ
とによっても、冷却材入口側の流路の急な縮小を緩和し
、形状変化に伴う圧力損失の増加抑制になる。
[実施例]
次に、本発明の好適な実施例について添付図面を参照し
て詳細に説明するが、図中、同一符号は同−又は対応部
分を示すものとする。
て詳細に説明するが、図中、同一符号は同−又は対応部
分を示すものとする。
第1図は、本発明に従って構成された支持格子20を部
分的に斜視図で示すもので、該支持格子20は、互いに
平行に目一つ離れて配置された第1の複数の帯板20a
と、互いに平行に且つ離れて配置されると共に、前記第
1の複数の帯板20aと直交して組み立てられた第2の
複数の帯板20bとを含み、このように組み立てること
によって、隣接する1対の第1の帯板20aと隣接する
1対の第2の帯板20bとによって、燃料棒(図示せず
)を受は容れうる1つの開口20cが画成される。この
ようにして1つのfmD20cを画成する各帯板部分2
0a’、20b’を以下セグメントという。
分的に斜視図で示すもので、該支持格子20は、互いに
平行に目一つ離れて配置された第1の複数の帯板20a
と、互いに平行に且つ離れて配置されると共に、前記第
1の複数の帯板20aと直交して組み立てられた第2の
複数の帯板20bとを含み、このように組み立てること
によって、隣接する1対の第1の帯板20aと隣接する
1対の第2の帯板20bとによって、燃料棒(図示せず
)を受は容れうる1つの開口20cが画成される。この
ようにして1つのfmD20cを画成する各帯板部分2
0a’、20b’を以下セグメントという。
各帯板20a、20bは第2図に示すような平面形状を
有しく実質的に同一形状でよいので1つの帯板により代
表して双方を示す。また、燃料棒を支持するためのスプ
リング及びディンプル等は本発明の要旨ではないので図
示を省略する。)、従来同様に、各帯板20a、20b
の高さのほぼ半分までスリ7+−20dが形成されてお
り、スリット20d、20d間の帯板部分20a ′、
20b ’が前述したセグメントである。
有しく実質的に同一形状でよいので1つの帯板により代
表して双方を示す。また、燃料棒を支持するためのスプ
リング及びディンプル等は本発明の要旨ではないので図
示を省略する。)、従来同様に、各帯板20a、20b
の高さのほぼ半分までスリ7+−20dが形成されてお
り、スリット20d、20d間の帯板部分20a ′、
20b ’が前述したセグメントである。
これ等の帯板20a、20bは、従来の帯板と同様に一
方の帯板20uのスリ7l−20dに他方の帯板20b
に形成されたスリ7l−20dを合わぜ差し込むことに
より、第1図に部分的に示した格子の形状に組み立てら
れる。
方の帯板20uのスリ7l−20dに他方の帯板20b
に形成されたスリ7l−20dを合わぜ差し込むことに
より、第1図に部分的に示した格子の形状に組み立てら
れる。
さて、本発明によれば、各帯板20a、20bの−L縁
及び下縁には従来同様に−L述したスリット20dに整
列して溶接タブ10が形成される他に、スリット20d
間の各セグメントには、帯板から上方及び下方にそれぞ
れ延びる各溶接タブ10の延長基線10−1.10−2
よりも下方及び−上方に切り込まれた台形状のり欠き1
4が形成されると共に、冷却材入口側である各帯板の下
縁部の断面は、第2八図に符号13で示すように、その
柳断面積が下方に向かうほど漸減するように面取りされ
ている。尚、上述したように帯板20a、20bを組み
立てることによって、溶接タブ10は十字状に交差し、
この交差部を溶接すると、溶接点は第1図に示すような
軸方向の高さ位置に溶接ナゲツト11を形成する。第1
図において、左方の4個は溶接前の交差部を示し、右方
の4個は溶接されて溶接ナゲツト11が形成された後の
交差部を示している。第1図から、溶接ナゲツト11の
軸方向位置と帯板2a、2bの上縁及び下縁もしくは切
欠き14の底縁14aの軸方向位置との間に段差が形成
されたことが分かる。
及び下縁には従来同様に−L述したスリット20dに整
列して溶接タブ10が形成される他に、スリット20d
間の各セグメントには、帯板から上方及び下方にそれぞ
れ延びる各溶接タブ10の延長基線10−1.10−2
よりも下方及び−上方に切り込まれた台形状のり欠き1
4が形成されると共に、冷却材入口側である各帯板の下
縁部の断面は、第2八図に符号13で示すように、その
柳断面積が下方に向かうほど漸減するように面取りされ
ている。尚、上述したように帯板20a、20bを組み
立てることによって、溶接タブ10は十字状に交差し、
この交差部を溶接すると、溶接点は第1図に示すような
軸方向の高さ位置に溶接ナゲツト11を形成する。第1
図において、左方の4個は溶接前の交差部を示し、右方
の4個は溶接されて溶接ナゲツト11が形成された後の
交差部を示している。第1図から、溶接ナゲツト11の
軸方向位置と帯板2a、2bの上縁及び下縁もしくは切
欠き14の底縁14aの軸方向位置との間に段差が形成
されたことが分かる。
第2図には台形状の切欠き14を例示したが、切欠き1
4の形状及び寸法は各種燃料集合体について強度解析及
び熱水力解析を実施し最適な値とすることができる。溶
接タブ10も同様である。
4の形状及び寸法は各種燃料集合体について強度解析及
び熱水力解析を実施し最適な値とすることができる。溶
接タブ10も同様である。
例えば、1.7xiT型燃料集合体についての例を説明
すると、第3図の(a)、(b)及び(c)は切欠き深
さをパラメータとした座屈荷重、動的剛性及び耐震性能
についての強度解析結果を示し、第4図は同じく切欠き
深さをパラメータとした圧損係数についての熱水力解析
結果を示しており、これ等の結果を総合すると、耐震強
度の要求を満足しつつ極力圧損を抑制するには、切欠き
深さが1..75mmであることが好適である。尚、上
記解析は溶接ナゲツトの大きさの影響を受けるので、溶
接ナゲツトの大きさ (熱水力解析では溶接ナゲツトの
投影面積、強度解析では溶接ナゲツトの幅及び軸方向長
さ)をパラメータとして更に解析結果を出し、切欠き深
さを較正すれば一層好適である。
すると、第3図の(a)、(b)及び(c)は切欠き深
さをパラメータとした座屈荷重、動的剛性及び耐震性能
についての強度解析結果を示し、第4図は同じく切欠き
深さをパラメータとした圧損係数についての熱水力解析
結果を示しており、これ等の結果を総合すると、耐震強
度の要求を満足しつつ極力圧損を抑制するには、切欠き
深さが1..75mmであることが好適である。尚、上
記解析は溶接ナゲツトの大きさの影響を受けるので、溶
接ナゲツトの大きさ (熱水力解析では溶接ナゲツトの
投影面積、強度解析では溶接ナゲツトの幅及び軸方向長
さ)をパラメータとして更に解析結果を出し、切欠き深
さを較正すれば一層好適である。
上記の実施例ては、各切欠き14を同一形状、同一寸法
にしているが、冷却材の圧力損失の増大抑制と機械的強
度の確保という矛盾する要求を満たすことができる限り
において、帯板は様々な形状に変形することができる。
にしているが、冷却材の圧力損失の増大抑制と機械的強
度の確保という矛盾する要求を満たすことができる限り
において、帯板は様々な形状に変形することができる。
例えば、第5A図に示すように、同一セグメントについ
ては上縁及び下縁の切欠き14の深さは同一であるが、
セフメン1〜毎に切欠き14の深さを変えたり、第5B
図に示すように、同一セグメントにおける上縁及び下縁
の切欠き深さを変えると共に、セグメント毎に切欠き深
さを変えたり、切欠き14の形状を第6八図に示すよう
にほぼV字形としたり、第6B図に示すように円弧状と
したりしてもよく、また、面取り部13は第7八図に示
すように上縁及び下縁の双、方に設けても、第7B図に
示すように溶接タブ1oを除く上縁及び下縁のほぼ全域
に設けてもよい。更に、第8八図及び第8B図に示すよ
うに、選択された特定の溶接タブ10′については、同
タブ10′の基部まで切欠き14が延長していてもよく
、また、第8A図〜第8D図に示すように同一支持格子
において溶接タブの高さレベルを変えてもよい。このよ
うに溶接タブの高さレベルを変えると、溶接ナゲツトが
形成される軸方向位置に段差ができるため、流路の息縮
小を緩和し形状変化に伴う圧力損失の増加が更に抑制さ
れる。
ては上縁及び下縁の切欠き14の深さは同一であるが、
セフメン1〜毎に切欠き14の深さを変えたり、第5B
図に示すように、同一セグメントにおける上縁及び下縁
の切欠き深さを変えると共に、セグメント毎に切欠き深
さを変えたり、切欠き14の形状を第6八図に示すよう
にほぼV字形としたり、第6B図に示すように円弧状と
したりしてもよく、また、面取り部13は第7八図に示
すように上縁及び下縁の双、方に設けても、第7B図に
示すように溶接タブ1oを除く上縁及び下縁のほぼ全域
に設けてもよい。更に、第8八図及び第8B図に示すよ
うに、選択された特定の溶接タブ10′については、同
タブ10′の基部まで切欠き14が延長していてもよく
、また、第8A図〜第8D図に示すように同一支持格子
において溶接タブの高さレベルを変えてもよい。このよ
うに溶接タブの高さレベルを変えると、溶接ナゲツトが
形成される軸方向位置に段差ができるため、流路の息縮
小を緩和し形状変化に伴う圧力損失の増加が更に抑制さ
れる。
帯板形状に圧力損失を低下させる機能をもたせることは
ジルカロイ製の板厚増加型支持格子に特に有効であるが
、支持格子の機能としてより強く且つより圧力損失が小
さいことが一般的に望まれていることから、本発明は、
従来型のインコネル製支持格子で帯板の上縁及び下縁に
溶接ナゲ・ントを形成して固定、製作される支持格子や
、ろう付は等の冶金的結合法により製作される支持格子
に対しても適用しうろことが分かる。
ジルカロイ製の板厚増加型支持格子に特に有効であるが
、支持格子の機能としてより強く且つより圧力損失が小
さいことが一般的に望まれていることから、本発明は、
従来型のインコネル製支持格子で帯板の上縁及び下縁に
溶接ナゲ・ントを形成して固定、製作される支持格子や
、ろう付は等の冶金的結合法により製作される支持格子
に対しても適用しうろことが分かる。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、冷却材の圧力損失の増
大抑制と機械的強度の確保という矛盾する要求を満たす
ことができるジルカロイ製に代表される板幅増加型支持
格子が得られ、また、現行のインコネル製支持格子に適
用した場合には、溶接ナゲッ1−寸法の許容範囲を広げ
ることが可能となり、溶接ナケット寸法の管理の簡略化
が図れると共に、支持格子の品質特性の安定性向上にも
大きく寄与する効果がある。
大抑制と機械的強度の確保という矛盾する要求を満たす
ことができるジルカロイ製に代表される板幅増加型支持
格子が得られ、また、現行のインコネル製支持格子に適
用した場合には、溶接ナゲッ1−寸法の許容範囲を広げ
ることが可能となり、溶接ナケット寸法の管理の簡略化
が図れると共に、支持格子の品質特性の安定性向上にも
大きく寄与する効果がある。
第1図は、本発明により構成された核燃料棒支持格子の
一実施例を部分的に示す概略斜視図、第2図は、第1図
の支持格子に用いられる帯板の一部を概略的ら示す倶1
面図、第2八図は、第2図の■A−nAに沿って示す部
分断面図、第3図の(、)、(b)及び(c)は、17
X 17型支持格子に本発明を実施した場合の強度解析
結果を切欠き深さと座屈荷重、動的剛性及び耐震性能と
の関係について示す線図、第4図は、同じく熱水力解析
結果を切欠き深さと圧力損失係数との関係について示す
線図、第5八図及び第5B図は、切欠き深さに変化を付
けた本発明の支持格子の変形実施例を概略的に示す部分
側面図、第6八図及び第6B図は、切欠き形状を変えた
本発明の支tli格子の変形実施例を概略的に示す部分
側面図、第7八図及び第7B図は、帯板上縁及び下縁に
面取り部を追加した変形実施例を概略的に示す部分側面
図、第8A図〜第8D図は、溶接タブの軸方向位置を変
化させた変形実施例を概略的に示す部分側面図、第9図
は、従来の燃料集合体の全体構成を概略的に示す側面図
、第10図は、第9図のX−X線に沿って従来の支持格
子を示す概要図、第11図は、第10図における領域■
の拡大平面図、第12図は、従来の支持格子で用いられ
ている帯板の概略側面図、第13図は、第12図の帯板
を用いて形成された支持格子の部分斜視図、第14図は
、第10図、第11図及び第13図に示した支持格子に
おける流路縮小について説明する図である。 10 ・・・溶接タブ 11・・・溶接ナゲッI・
13 ・・面取り部 14・・・切欠き20 ・
・・核燃料棒支持格子 20a・・・第1の帯板 20b・・・第2の帯板20
a′・・・第1の帯板のセフメン1〜20b ’・・・
第2の帯板のセフメン1〜20c・・・セグメントによ
って画成される開口第3図 を刀欠きノ朶さ (mm) 切欠き深さ (mm) 切欠き深さ (mm) を刀欠き深さ (mm) 第11図 第12図
一実施例を部分的に示す概略斜視図、第2図は、第1図
の支持格子に用いられる帯板の一部を概略的ら示す倶1
面図、第2八図は、第2図の■A−nAに沿って示す部
分断面図、第3図の(、)、(b)及び(c)は、17
X 17型支持格子に本発明を実施した場合の強度解析
結果を切欠き深さと座屈荷重、動的剛性及び耐震性能と
の関係について示す線図、第4図は、同じく熱水力解析
結果を切欠き深さと圧力損失係数との関係について示す
線図、第5八図及び第5B図は、切欠き深さに変化を付
けた本発明の支持格子の変形実施例を概略的に示す部分
側面図、第6八図及び第6B図は、切欠き形状を変えた
本発明の支tli格子の変形実施例を概略的に示す部分
側面図、第7八図及び第7B図は、帯板上縁及び下縁に
面取り部を追加した変形実施例を概略的に示す部分側面
図、第8A図〜第8D図は、溶接タブの軸方向位置を変
化させた変形実施例を概略的に示す部分側面図、第9図
は、従来の燃料集合体の全体構成を概略的に示す側面図
、第10図は、第9図のX−X線に沿って従来の支持格
子を示す概要図、第11図は、第10図における領域■
の拡大平面図、第12図は、従来の支持格子で用いられ
ている帯板の概略側面図、第13図は、第12図の帯板
を用いて形成された支持格子の部分斜視図、第14図は
、第10図、第11図及び第13図に示した支持格子に
おける流路縮小について説明する図である。 10 ・・・溶接タブ 11・・・溶接ナゲッI・
13 ・・面取り部 14・・・切欠き20 ・
・・核燃料棒支持格子 20a・・・第1の帯板 20b・・・第2の帯板20
a′・・・第1の帯板のセフメン1〜20b ’・・・
第2の帯板のセフメン1〜20c・・・セグメントによ
って画成される開口第3図 を刀欠きノ朶さ (mm) 切欠き深さ (mm) 切欠き深さ (mm) を刀欠き深さ (mm) 第11図 第12図
Claims (1)
- 互いに平行に且つ離れて配置された第1の複数の帯板と
、互いに平行に且つ離れて配置されると共に、前記第1
の複数の帯板と直交して組み立てられた第2の複数の帯
板とを有し、前記第1の複数の帯板と前記第2の複数の
帯板との交差部に溶接ナゲットを形成する核燃料棒支持
格子において、前記核燃料棒が挿通される開口を画成す
る前記第1、第2の複数の帯板の各セグメントの下縁及
び上縁に切欠きを形成し、前記下縁の切欠きの端部断面
を下方に向かって漸減させてなることを特徴とする核燃
料棒支持格子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62122443A JPS63289485A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 核燃料棒支持格子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62122443A JPS63289485A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 核燃料棒支持格子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63289485A true JPS63289485A (ja) | 1988-11-25 |
Family
ID=14835974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62122443A Pending JPS63289485A (ja) | 1987-05-21 | 1987-05-21 | 核燃料棒支持格子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63289485A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01217294A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-30 | Toshiba Corp | 燃料棒スペーサ |
EP0384220A2 (en) * | 1989-02-21 | 1990-08-29 | Westinghouse Electric Corporation | Nuclear fuel-rod support grid |
JP2007507700A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | アレヴァ エヌペ | 格子補強装置を有する核燃料集合体、および核燃料集合体におけるこのような装置の使用 |
-
1987
- 1987-05-21 JP JP62122443A patent/JPS63289485A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01217294A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-08-30 | Toshiba Corp | 燃料棒スペーサ |
EP0384220A2 (en) * | 1989-02-21 | 1990-08-29 | Westinghouse Electric Corporation | Nuclear fuel-rod support grid |
JP2007507700A (ja) * | 2003-09-30 | 2007-03-29 | アレヴァ エヌペ | 格子補強装置を有する核燃料集合体、および核燃料集合体におけるこのような装置の使用 |
JP4895814B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2012-03-14 | アレヴァ エヌペ | 格子補強装置を有する核燃料集合体、および核燃料集合体におけるこのような装置の使用 |
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