JPS63288902A - 熱分解窒化硼素板 - Google Patents

熱分解窒化硼素板

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JPS63288902A
JPS63288902A JP12375387A JP12375387A JPS63288902A JP S63288902 A JPS63288902 A JP S63288902A JP 12375387 A JP12375387 A JP 12375387A JP 12375387 A JP12375387 A JP 12375387A JP S63288902 A JPS63288902 A JP S63288902A
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boron nitride
sheet
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pyrolytic
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JP12375387A
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Masahiko Nakajima
征彦 中島
Masaru Ide
勝 井出
Mitsuyoshi Iwasa
光芳 岩佐
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/064Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with boron

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シリコンや化合物半導体を製造する際、ウェ
ハー又は治具等として使用される熱分解窒化硼素板に関
する。
〔従来の技術〕
従来、窒化硼素からなる板は、例えばシリコンウェハー
に硼素を拡散する際の拡散用ウエノ1−として使用され
ている。しかし、従来の窒化硼素板は、窒化硼索粉禾に
助剤を添塀しホットプレスで成型されるため不純物が多
く、昨今のl M bit以上の高集積回路部品の製造
に十分対応できず、更に高純度のウェハーが要望されて
いる。
一方、化合物半導体単結晶、例えばガリウム砒素単結晶
を製造する場合、従来から、熱分解室化硼素からなる高
純度窒化硼素ルツボ又はボートが使用されている。これ
ら熱分解窒化硼素製品は、例えば米国特許第3,152
,006号明細曹に示されているように、通常、BCl
3. B2H6等のB化合物及びN’H,、等のN化合
物を原料とし、温度1,450〜2,300°C2圧力
5 Q torr未満O条f’l−下、化学気相蒸看法
(以下CVD法という)によp1黒鉛等の芯金(マンド
レル)表面上に析出させることによシつくられるが、こ
のものは、浴融金属等を保持する際、冷却時のルツボ又
はポートの破壊を避けるため、層状構造をもつ高配向、
高結晶性の窒化硼素からなっている。例えば面間pad
。。、が。9 6.36〜3.42 A小突起の大きさ0.6μ以上か
らなっている窒化硼素である゛。なお、ここでいう小突
起とは、熱分解窒化硼素結晶の0面に沿って観察される
半球状の突起であって、その大きさが100μ以上のも
のはノジュールと呼ばれているものである。それは、カ
ーボン粒子のような異物が結晶生長の核となって生成す
る。
しかしながら、以上のような熱分解窒化硼素からウェハ
ー或いはその他の板状治具を作製すると必ずソリ等の変
形が起るという欠点がある。411FK、拡散用ウェハ
ーの場合、このようなソリがあると相対して配置されて
いるシリコンウェハーと接触したシ或いはシリコンウェ
ハーとの距離が一定とならないためボロン拡散時にシリ
コンウェハー面内濃度が不均一とな9、シート抵抗がバ
ラツクという問題が発生する。また、その他の板用途、
例えば液相成長用ポート材として使用した場合において
も、ソリがあると部品としての組み込みができなくなる
等の不都合が生じる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、前記欠点を改善し、ソリの発生の少な
い熱分解窒化硼素板金提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、熱分解によって析出した窒化硼素
板であって、面間隔d002が3.46λ以上で、かつ
、微小突起の大きさく直径)が0.5μ以下であること
を特徴とする熱分解窒化硼素板である。
以下、さらに詳しく本発明について説明する。
本発明の窒化硼素板においては、X線回折手法で測定さ
れる面間隔d002が3.46 X未満であったシ、走
査型電子顕微鏡で測定される微小突起の大きさが0.5
μ金こえると、窒化硼素の層状構造による熱膨張率の異
方性が電くなp、CVD後の冷却時に熱分解窒化硼素層
に内部応力が不均一に残留しソリを引きおこす。ここで
いう微小突起とは、前述のように、カーボン粒子などの
異物が結晶生長の核となって生成し友ものとは異な9、
気相分解によシ生成された結晶核を中心に窒化硼素層が
生長した0、5μ以下の微小突起で69、結晶核の生成
速度に依存しているものである。
本発明の熱分解窒化!ll版板例えば次のようにしてつ
くることができる。すなわち、反応器にマンドレルをセ
ットし、反応器内を減圧にすると共に、所定の高温に保
持し、原料ガス例えば三塩化硼素とアンモニアを導入し
、CVD法によシ前記マンドレル上に熱分解窒化硼素を
析出させることにより得ることができる。
熱分解温度は、1200〜1900℃で好ましくは14
00°C〜1800℃である。1900℃を越えると通
常のCVD圧力、原料ガスモル比等の条件によらず、非
常に配向性のある高結晶の層状金車する。この場合、面
間隔d002が5.42 A以下の六方晶構造となシ、
CvD後冷却して板を取り出すとソリを生じる。また、
・1200°C未満の温度では、CvDによυ板をつく
ることはできない。
一方、微小突起の大きさが0.5β以下の熱分解室化硼
素板とするには、蒸着速xviooμ/h以上とする。
圧力については、通常のCVDでは1Q Q torr
禾満の減圧下で行なわれるが、本発明では10torr
以下が好ましい。何故ならば1Q torr t−越え
ると析出速度が大きく均一なCVDが出来ず、きれいな
膜成長とならないため、不均一な組織をもつ板となるか
らである。
熱分解窒化硼素の構成元素であるB、Hの原料ガスのモ
ル比はB/N−%〜1であればよい。
B/Nが1を越えると未反応のポロンが残留する。
原料ガスとしては、硼素源としてBCj3 *  B2
H15等。
窒素源としてNH3等があげられるがこれらに限るもの
ではなく、例えば三弗化硼素、トリクロロボラゾール等
も用いることができる。
以上の条件でつくられる熱分解窒化硼素板は、面間隔d
002が3.46 X以上で、微小突起の大きさ0.5
μ以下であシ、ソリの少ないものである。窒化硼素は元
来層状構造をつくシやすい物質であり、通常の条件下例
えば1900°C以上でつくられる窒化硼素層は完全に
異方性をもっている。すなわち、組織的にはCVD析出
方向に垂直に層状構造をもつため例えば熱膨張率、熱伝
導率等の物性が析出方向に平行又は垂直で全く異なって
いる。ソリの発生機構については、はとんど明確となっ
ておらず、前記物性、特に成長方向に対する熱膨張率の
異方性と成長層中に存在する微小突起の大きさに関係す
ることを本発明者らが初めてつきとめたものである。
以下実施例をあげてさらに具体的に説明する。
〔実施例〕
メカニカルブースターポンプ及び油回転ポンプによシ減
圧下で操業が可能なCVD装置の反応炉の中に1辺が1
5cIr1、高さ30c7nの六角筒型の反応室を設け
、1辺の長さが2cIrLで高さ15cmである下方が
六角錐の六角柱マンドレルを設置し、マンドレル下方よ
り原料ガスであるB C13及びNH3i表に示すとお
シ各種混合条件下で導入した。CVD温度は、マンドレ
ル収納の反応室壁外側に配置した黒鉛製抵抗加熱ヒータ
ーによジ加熱し光高温計によジ温度セットした。
表にあげる条件によう、CvD成長を行ない、1mM厚
の熱分解層を得た後、原料ガスの導入を止めると共に冷
却し熱分解窒化硼素蒸着物を取ジ出した。蒸溜速度は、
キャリヤガスとして用いたN2ガス流f’に変化させて
制御した。その後、ダイヤモンドカッターを用い、−辺
が1c!lL長さ10cInの板材を切シ出し、ソリを
測定した。その結果を表に示す。
ソリは、(ソリ(変形量)/長さ)xioo%で表示し
た。また、面間隔d002はX線回折により、微小突起
の大きさは、走査型電子!S微鏡(1万倍)により測定
した。
〔発明の効果〕
本発明の熱分解窒化硼素板は、ソリがきわめて少ないた
め、これをシリコンウェハーへのボロン拡散用固体源と
して用いると、ポロン拡散が均一となり、シリコンウェ
ハーシート抵抗値のバラツキが少なくなるので歩留りが
向上する。
特許出願人 電気化学工業株式会社 手  続  補  正  書 昭和62年10月6日 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第123753号 2、発明の名称 熱分解窒化硼素板 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 ■100 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号
明細書の発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 明細書第9頁において、比較例4の温度(°C)が「1
700」とあるのを「1100」に訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱分解によつて析出した窒化硼素板であつて、面間
    隔d_0_0_2が3.46Å以上で、かつ、微小突起
    の大きさが0.5μ以下であることを特徴とする熱分解
    窒化硼素板。
JP62123753A 1987-05-22 1987-05-22 熱分解窒化硼素板 Expired - Lifetime JP2520421B2 (ja)

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JP62123753A JP2520421B2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22 熱分解窒化硼素板

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JPS63288902A true JPS63288902A (ja) 1988-11-25
JP2520421B2 JP2520421B2 (ja) 1996-07-31

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011507795A (ja) * 2007-12-31 2011-03-10 モーメンティブ パフォーマンス マテリアルズ インコーポレイテッド 低熱伝導率低密度熱分解窒化ホウ素材料、製造方法およびそれから製造した物品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011507795A (ja) * 2007-12-31 2011-03-10 モーメンティブ パフォーマンス マテリアルズ インコーポレイテッド 低熱伝導率低密度熱分解窒化ホウ素材料、製造方法およびそれから製造した物品

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