JPS63288242A - アルモファス金属繊維糸条を用いた交織織物 - Google Patents

アルモファス金属繊維糸条を用いた交織織物

Info

Publication number
JPS63288242A
JPS63288242A JP62120304A JP12030487A JPS63288242A JP S63288242 A JPS63288242 A JP S63288242A JP 62120304 A JP62120304 A JP 62120304A JP 12030487 A JP12030487 A JP 12030487A JP S63288242 A JPS63288242 A JP S63288242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amorphous metal
woven fabric
fiber
metal fiber
threads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62120304A
Other languages
English (en)
Inventor
尾形 昌彦
駿 佐藤
小川 和延
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Ryobi Ltd
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP62120304A priority Critical patent/JPS63288242A/ja
Publication of JPS63288242A publication Critical patent/JPS63288242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアモルファス金属41M1糸条を用いた交織織
物に関する。
〔従来の技術〕
アモルファス金属繊維糸条は非晶買のために高強度を有
する。そこでワイヤー状又はテープ状のアモルファス金
属繊維糸条単体で磁気ヘッド、磁気センサ、各種強化材
等の引張強度と磁気特性を利用した分野に主に使用され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらアモルファス金属繊維糸条はその硬度が極
度に高いため(l1v800以上)、接触する相手物(
アモルファス金属繊維糸条あるいは他の物T1)を傷付
けやすい。そのためにアモルファス金属繊維糸条を目的
物に用いる場合に不良品の発生率が高くなり、良品歩留
りの低下を生ずるという問題点を有する。
又アモルファス金属シート状物を広い面精で且つ複雑な
形状(例えば三角形等)に切出して使用する用途が考え
られる。このような場合にアモルファス金属から成るフ
ィルムを使用することが考えられるが、このようなフィ
ルムから複雑な形状を切出すことは困難であり、したが
ってこのような用途分野へのアモルファス金属の使用が
要望されながら実現していない。
本発明は前述のアモルファス金属繊維糸条に係る問題点
を解決して、アモルファス金属繊維糸条の有する高強度
をm極的に発現できると共に、構成するアモルファス金
属繊維糸条の損傷を防止することができるシート状物又
はテープ状物を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は少くとも2本のアモルファス金属繊維糸
条とアモルファス金属繊維以外の他繊維から成る糸条(
以下他繊維糸条と称す)の複数本で構成した経糸に対し
て他繊維糸条の緯糸を用いた交織織物であって、前記複
数本の経糸中の前記アモルファス金a!J!維糸条の間
に少くとも1本の前記他繊維糸条を配置することを特徴
とするアモルファス金属繊維糸条を用いた交織織物によ
って達成される。
前記アモルファス金属繊維糸条としてはワイヤー状のも
のあるいはテープ状のものの何れを用いてもよい、テー
プ状のアモルファス金属繊維糸条を用いる場合には幅0
.1mm〜2.5mm、厚さ20μ輪〜30μ−程度の
ものが好んで用いられる。
本発明による交織織物は従来公知の織機を利用して製織
することができる。したがって得られる交織織物の幅は
使用する織機の筬幅によってその最大値が定められる。
よってその最大値の範囲内において本発明による交Il
&織物の用途に応じて必要とする幅を設定すればよい。
数cffIオーダの幅で製織すればテープ状交織織物が
得られ、数Loanのオーダ(時には1m以上)で製織
すればシート状交!1m物が得られる。
経糸に用いられるアモルファス金属繊維糸条は2本以上
あれば良く、交織t!a物の所望の幅と用いられるアモ
ルファス金属繊維糸条の幅に基づいて必要な本数を用い
ればよい。
本発明による交arm物では経方向に平行に配置された
2本以上のアモルファス金属繊維糸条の間に他繊維糸条
を配置することを要する。このようにアモルファス金属
繊維糸条同志が接触しないようにすれば、製織中あるい
は交織織物とした後でのアモルファス金属繊維糸条が前
記の他mlf糸条によって保護されるので損傷されるこ
とが少なく、その結果交織織物が用いられた目的物の歩
留の改善に役立つ。
アモルファス金属繊維糸条の間に配置する他繊維糸条と
してはアモルファス金属繊維糸条以外のものであればど
のようなIR維糸条を用いてもよい。
例えばガラス繊維又は炭素I!維やアラミド繊維等の高
強度繊維から成る糸条を用いることができる。
炭素繊維から成る糸条を用いれば炭素1a維の靭性が交
織織物の性能に反映されて交織織物の性能向上に役立つ
、又交織ll物が用いられる用途によってはレーヨンフ
ィラメントやポリエステルフィラメント等の有機繊維か
ら成る糸条を用いてもよい。
本発明による交i織物の緯糸および平板状織物の場合の
耳経糸にも他繊維糸条が用いられる。用いられる他繊維
糸条の種類は前述のアモルファス金属繊維糸条の間に配
置される他繊維糸条と同種のものを用いても良く、又異
種のものを用いてもよい、但し耳経糸および緯糸は一般
的に製織しゃすく、すなわち柔軟性が有り、且つ相対的
に安価なものが好んで用いられる。これは耳経糸および
緯糸は主として交織織物の形態を維持し、且つアモルフ
ァス金属繊維糸条の経糸を保護する役割を果すものであ
るのに対し、アモルファス金属線j、li糸条の間に配
置される他繊維糸条は交織!i物の経糸方向での強度等
の物性を補足する役割も有するためである。
以下本発明の交織織物の一例を示す添付図面を参照して
本発明を説明する。
第1図に本発明によるテープ状交wAtia物1の組織
の拡大図を示す、第1図に示すように、テープ状交Q繊
物1では3木のアモルファス金属m維糸条2a、2b、
2cが平行に配置され、糸条2a。
2b 、2c間にはそれぞれ他繊維糸条3a、3bが配
置れ、左右の耳部4L、4Rにもそれぞれ他繊維糸条5
a、5b;5c、5dが配置される。
図示の訊金上、第1図では他繊維糸条3a 、 3bと
アモルファス金fy、11維糸条2a、2b、2cとの
間に間隙が設けられているが、−i的にはこれらの間隙
が実費的に無く、アモルファス金属繊維糸条2a、2b
、2cが単位面績当りでより近接して配置されている方
が、アモルファス金属繊維糸条の特性を発揮する上で奸
才しい。
前記複数の経糸に対して他繊維糸条の緯糸6が交錯して
挿入され(第1図の場合は平織組織)交織織物が形成さ
れる。
前記交tara物において用いられる他繊維糸条の太さ
は目的とする用途に応じて任意に選定されればよく、耳
部4L、4Rの組織、緯糸6の打込密度および織組織も
同様に目的とする用途に応じて任意に選定すればよい。
このようにして得られた交織織物1はそのまN用いても
よくあるいはエポキシ樹脂等の熱可塑性樹脂を含浸させ
た後キユアリングしてコーティング交ram物として用
いてもよい、この場合の樹脂付与量は交wAm物の重量
に対して例えば20%程度用いられる。
前記交織織物は通常平板状の織物として製織され目的と
する用途に応じて切断して用いられる。
しかしながら本発明による交織i物は前述のような平板
状の織物に限定するものではなく袋綴による円筒状の交
van物を含むものとする。第2図に本発明による袋織
の交織織物の一例を示す、第2図に示した袋織の交織I
a物7は図示のような円筒状形状を有し、拡大部分8に
示すように、アモルファス金属繊維糸条9の経糸の間に
他繊維糸条10が配置され、他繊維糸条から成る緯糸1
1が打込まれて形成されている0本発明による円筒状の
交ram物は軸線方向にアモルファス金属繊維糸条9が
配置されているので、軸線方向での引張強度が強い。し
たがって例えば釣竿の把握部にかぶせて用いれば釣竿の
把握部の強度増加に役立つ。
〔実施例〕
本発明による交織wA物の数例の実施例を下記に示す。
:躬旺[= 幅0.6mm、厚さ20μ鋼のアモルファス金属繊維糸
条2本の間に1000dのガラス繊維フィラメントを配
置すると共に、両耳にそれぞれ2本づつのガラス1a維
フイラメント1000dを配置して経糸とし、緯糸にガ
ラス繊維フィラメント1000dを7本/ctaの打込
密度(平織)で挿入して幅5IIIIのテープ状交織織
物を得た。得られた交織織物中での、アモルファス金民
m維糸条は損傷されることなく且つ互いに位置を固定さ
れて配置されていた。
火1鮭λ 幅1.01、厚さ20μ鎗のアモルファス金属繊維糸条
250本の間に1000dのガラス繊維フィラメントを
1本づつ計249本配置すると共に、両耳にそれぞれ2
本づつのガラス繊維フィラメンl−1000dを配置し
て経糸とし、緯糸にガラス繊維フィラメント1000d
を8本/C−の打込密度(平m>で挿入して、幅300
m−のシート状交織織物を得た。実施例1の場合と同様
に、得られた交織m’h中でのアモルファス金属繊維糸
条は損傷されることなく且つ互いに位置を固定されて配
置されていた。
本づつ計4本配置すると共に、両耳にそれぞれ2本づつ
のガラス繊維フィラメント1000dを配置して経糸と
し、緯糸にガラス繊維フィラメント1000dを7本/
c11の打込密度(平wa)で挿入して幅8II−の交
織織物を得た。得られた交織ra物中でのアモルファス
金属繊維糸条は、損傷されることなく且つ互いに位置を
固定されて配置されていた。又経糸に炭素m!iフィラ
メントを用い峙ているので得られた交織m物は靭性の高
いものであった。
Xバ匹士 幅0.6111m、厚さ20ノロのアモルファス金属繊
緯糸条40本の間に1000dの炭素繊維フィラメント
をそれぞれ配置して(計40本)経糸とし、これに対し
てガラス#Ji維フィラメント100Qdを7本/am
の打込密度で袋織組織で挿入して直径12m−の円筒状
の交織繊物を得た。
〔発明の効果〕
本発明による交織織物は前述のように、アモルファス金
属繊維糸条の経糸の間に他繊維糸条が配置されているの
で製織中および製la後においてアモルファス金属繊維
糸条が損傷されることなく交にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による交!3織物の一例を示す拡大Rf
L織図であり、第2図は本発明による交vim物の他の
実施例である円筒状交織織物を示す斜視図である。 2a、2b、2c、9・・・アモルファス金E繊維糸条
、 3a 、 3b 、 10・・・アモルファス金属繊維
糸条間に配置された池ja維糸条、 5a 、 5b ; 5c 、 5cl・・耳糸用能!
J!維糸条、6.11・・・緯糸、 7・・・円筒状交
織織物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少くとも2本のアモルファス金属繊維糸条とアモル
    ファス金属繊維以外の他繊維から成る糸条(以下他繊維
    糸条と称す)の複数本で構成した経糸に対して他繊維糸
    条の緯糸を用いた交織織物であって、前記複数本の経糸
    中の前記アモルファス金属繊維糸条の間に少くとも1本
    の前記他繊維糸条を配置することを特徴とするアモルフ
    ァス金属繊維糸条を用いた交織織物。 2、前記交織織物が平板状織物であり、該織物の耳経糸
    に他繊維糸条が用いられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の交織織物。 3、前記交織織物が円筒状交織織物であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の交織織物。
JP62120304A 1987-05-19 1987-05-19 アルモファス金属繊維糸条を用いた交織織物 Pending JPS63288242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62120304A JPS63288242A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 アルモファス金属繊維糸条を用いた交織織物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62120304A JPS63288242A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 アルモファス金属繊維糸条を用いた交織織物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63288242A true JPS63288242A (ja) 1988-11-25

Family

ID=14782924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62120304A Pending JPS63288242A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 アルモファス金属繊維糸条を用いた交織織物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63288242A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60234746A (ja) * 1984-05-07 1985-11-21 Unitika Ltd 非晶質金属細線

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60234746A (ja) * 1984-05-07 1985-11-21 Unitika Ltd 非晶質金属細線

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4460633A (en) Non-woven reinforcement for composite
US4615934A (en) Warp knit weft insertion fabric and plastic sheet reinforced therewith
US4320160A (en) Fabric structure for fiber reinforced plastics
EP0402099B1 (en) Reinforcing woven fabric and preformed material, fiber reinforced composite material and beam using it
JPS6468536A (en) Fabric structure for production of laminate having high mechanical strength
US4590121A (en) Sail cloth
US2893442A (en) Reinforcing woven materials for making laminated articles
US3997697A (en) Fabric with boron filaments
US6818571B1 (en) Mesh fabric
JP5049215B2 (ja) 強化繊維織物とその製織方法
JPS63288242A (ja) アルモファス金属繊維糸条を用いた交織織物
JPH08302537A (ja) 炭素繊維織物と、その製造方法および製造装置
US2922442A (en) Woven screen cloth
US5180633A (en) Composite textile material capable of being employed for resin reinforcement
JPH08269837A (ja) 補強用織物およびその製造方法
JPH06207343A (ja) 織物シート材料
JPH07861B2 (ja) 複合材料用メッシュ織物の製造方法
US2818088A (en) Woven fabric construction
JPS61266632A (ja) 繊維強化樹脂用補強材料
US4130142A (en) Loop picker
JPS63791Y2 (ja)
DE8908877U1 (ja)
JPS6297941A (ja) 延伸ポリアセタ−ル織物の製織方法
JP2932321B2 (ja) 三軸織物
JPS6021408Y2 (ja) 高弾性率繊維織物