JPS63287715A - オイル状日焼けもしくは日焼け止め化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、日焼けあるいは日焼防止など日光下で使用す
るオイル状化粧料に関する。

［従来の技術］ 日焼用のオイルは日光浴を楽しみながら肌を小麦色から
赤銅色に健康的で美しく日焼するために用いられる。日
焼用オイルの主成分は流動パラフィンや植物性油であり
一部エステル油も使用きれる。また最近では有害な紫外
線から肌を保護する目的で紫外線吸収剤が配合されるこ
とが多い。しかし美しく日焼したいと思っていても従来
の日焼用オイルではむらやけすることをしばしば経験す
る。むら焼けの状態としては身体の一部が真っ赤になっ
たり、また数日後まだらな模様を呈する。

むらやけが極端になると部分的にひぶくれや皮むげがお
こり、時には人前に出たくなくなることもある。このた
めに美しく健康的な肌色になりたいと思っていても日焼
することに消極的になっていしまう人もいある。

むら焼けになる原因は、塗布したオイルの厚ざにむらが
できたり、均一に塗布した場合でも塗布後にオイルが流
動し、オイルの偏在が生じたりするためである。とくに
身体の凸状の部分は薄（なりやすく肩や鼻の頭やほぼ骨
の付近は日焼しやすい。また海辺ではオイルを塗ったた
めに砂が付着しやすくなり、砂が付着した部分が日焼し
なかったり、砂を払い落とそうとしてこするためその部
分のオイウが砂と共に身体から脱落しオイルが薄くなる
こともむら焼けの原因となっている。最近では紫外線吸
収剤が配合されるようになり、オイルの塗布されている
部分とない部分とでは以前にも増してむら焼けになりや
すくなっている。この様にむら焼けする原因は様々であ
るが、均一に美しく日焼するためには非常に気を使わな
ければならないし、美しく日焼するのは容易でない。

［発明か解決しようとする問題点〕 このように美しく健康的に日焼したいと望んでいても現
実にばむら焼けになり失望することが多い。本発明者ら
は、使用者の願望に答えるべくむらなく美しく日焼する
オイルの製造について鋭意研究した結果、オイル中に揮
発性成分３０重量パーセント（以後％と記す）以上配合
することにより、いかなる場合にでもむら焼けすること
なく美しく日焼することを見出し本発明を完成するに至
った。

［問題点を解決するための手段］ すなオつち、本発明は揮発性成分の一種または二種以上
を３０％以上を含有することを特１軟とするオイル状化
粧料を提供することによりむらなく美しく日焼できるも
のである。

以下、本発明の構成について詳述する。

本発明に使用される揮発性成分は常圧で３５℃保存にお
いて蒸散するものとした。蒸散の評価としては、表面積
１９．６２５ｃｍ２の容器に各種成分５０００ｇを秤量
し、前期の環境に１時間保存し、保存前・後の重量から
保存後に減量したものを揮発性成分とした。

この中に含まれる揮発性成分としては、炭化水素として
炭素数４〜１２の直鎖・分岐・環状・不飽和化合物であ
り、アルコール類として炭素数２〜１０、エステル類と
して総炭素数４〜８のもの、またシリコン系のものとし
てメチルポリ（重合数１〜１９）シロキサンや環状ジメ
チルポリ（重合数２〜７）シロキサンなどである。更に
揮発性成分として水やフロン系化合物も使用きれる。

具体的には炭化水素系化合物としてヘキサン、オクタン
、テ゛カン、シクロヘキサン、イソオクタン、キシレン
、トルエン等が主成分のもの、アルコール系化合物とし
てエタノール、ブタノール、イソプロパツール、ベンジ
ルアルコール、エステル化合物として酢酸エチル、酢酸
ブチル、メチルイソブチルケトン、シリコン系化合物と
してメチルポリ（ｎ＝５）シロキサン、デカメチルサイ
クロペンタシロキサン、オクタメチルサイクロテトラシ
ロキサンなどである。

これらのうちから一種または二種以上を３０％、好まし
くは４０％以上、更に好ましくは６０％以上配合すれば
目的のものを得ることができる。

揮発性成分以外では通常化粧品に用いられる鉱物油、植
物油、動物油、高級アルコール、高級脂肪酸、エステル
油および不揮発性のシリコン油系の油分、紫外線吸収剤
、薬剤、酸化防止剤、安定化剤、色材、香料およびオイ
ルに可溶な保湿剤などが製品の特長に応じて適宜配合さ
れる。

［発明の効果］ 発明の効果を表１の実施例と比較例で示す。発明の効果
は、若い男性に真夏の砂浜で４時間自由行動してもらい
４日後の肌の明度を測定し評価した。試料は肩、背中の
中央および腰の部分に左右対照に実施例の試料と比較例
の試料を塗布し２時間後に１度重ね付けした。使用は奇
数の実施例では身体の左側（奇数の比較例は右側）、偶
数の実施例では右側（奇数の比較例は左側）に塗布し条
件が偏らないようにした。

測定はカラーコンピューター（村上色彩研究断裂：　Ｃ
ＭＳ−１００Ｓ）で測色し明度を比較した。

結果は表１に示す通りで明度のほかに砂の付き具合や、
ざっばりざについても評価した。砂の付き具合や、ざっ
ばりざについては自己申告によるものである。

パネルのイ、口、ハ、二、ホ、へのいずれも実施例を用
いた場合の方が比較例よりも測定部位の明度の幅が小ざ
い。この結果は実施例の方が日焼のむらが小ざいことを
示している。また明度のばらつきは二、ホ、へでわかる
ように揮発性成分３０％を境にして３０％以上であれば
小ざ＜、３０％未満では大きくなっていることがわかる
。

このように本発明は、揮発性成分が３０％以上であれば
むら焼けを起こすことなく美しく日焼出来ることを可能
にしたものである。更に揮発性成分が４０％以上のもの
は、砂の付着度合も小ざくまたべたつきもないさっばり
として好まれる使用感であった。

次に本発明を実施例および比較例により詳述するが本発
明はこれにより、限定きれるものではない。

なお実施例中の配合量は、すべて重量％を示す。

（以下余白） ［実施例７］ オリーブ油　　　　　　　　　　　　　　　１０．０液
状ラノリン　　　　　　　　　　　　　　　５．０スク
ワラン　　　　　　　　　　　　　　　　５．０パルミ
チン酸イソプロピル　　　　　　　　　５．０アイソパ
ー（Ｈ）＠　　　　　　　　　　　　　　３０．０メチ
ルポリシロキサン　　　　　　　　　　２０，０（シリ
コンＫＦ９８Ａ−５） オクタメチルシクロテトラシロキサン　　　２０．０ビ
タミンＥアセテート　　　　　　　　　　　０．５オク
チルジメチルＰＡＢＡ　　　　　　　　　　　４．０香
料　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．５［実施
例８］

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 揮発性成分の一種または二種以上を３０重量％以上を含
   有することを特徴とするオイル状サンケア化粧料。