JPS6328754B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328754B2 JPS6328754B2 JP57032219A JP3221982A JPS6328754B2 JP S6328754 B2 JPS6328754 B2 JP S6328754B2 JP 57032219 A JP57032219 A JP 57032219A JP 3221982 A JP3221982 A JP 3221982A JP S6328754 B2 JPS6328754 B2 JP S6328754B2
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- JP
- Japan
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- magnetic fluid
- sample
- drive rod
- vacuum container
- vacuum
- Prior art date
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- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子ビーム露光装置のように、密封
された空間内において高速、高精度に試料を位置
決めする試料移動装置に関するものである。
された空間内において高速、高精度に試料を位置
決めする試料移動装置に関するものである。
近年、半導体素子の生産性向上の要求が高まり
つつあり、半導体素子の製造装置である電子ビー
ム露光装置においては、試料を移動させる機構の
高速化を図る必要性が増大している。かかる趨勢
に対応して、試料移動装置の駆動源としてリニア
モータを適用し、モータ可動子と試料載置台を直
結して駆動する構成をとることにより試料を移動
させる機構の応答性を向上させ、従来の試料を移
動させる機構よりもさらに高速化を図る試みが研
究段階では行なわれている。
つつあり、半導体素子の製造装置である電子ビー
ム露光装置においては、試料を移動させる機構の
高速化を図る必要性が増大している。かかる趨勢
に対応して、試料移動装置の駆動源としてリニア
モータを適用し、モータ可動子と試料載置台を直
結して駆動する構成をとることにより試料を移動
させる機構の応答性を向上させ、従来の試料を移
動させる機構よりもさらに高速化を図る試みが研
究段階では行なわれている。
リニアモータを電子ビーム露光装置用の試料移
動装置の駆動源として適用する場合、その設置方
法としては、1移動機構本体を収容する真空容器
内に直接設置する方法と、2真空容器外の大気中
に設置し、モータ可動子と真空容器外壁との間を
伸縮性の大きいベローズ等によつて真空シールす
る方法に大別される。上記1の方法によれば、リ
ニアモータから発生する熱が真空中であるため空
間に放散されず、熱伝導によつてモータ機構各部
に伝わつていく。このため、モータ機構部は熱膨
張を引き起し、高精度な仕様が要求される電子ビ
ーム露光装置に適合しない欠点がある。この欠点
を補うためにはモータ機構部を冷却水によつて水
冷する方法が考えられるが、冷却水を循環させる
ための配管を新たに取り付ける必要があるため、
機構が複雑となるという欠点も新らたに生じてい
る。また、上記2の方法によれば、ベローズ自体
のばね力がリニアモータに余分な負荷としてかか
り、かつ、ばね力は一定ではなく可動子の移動に
ともなつて変化する。さらに真空外に設置されて
いるため、モータ可動子に対しては大気−真空間
の差圧が上記のばね力に加算されてモータに対す
る負荷となる。これらの負荷条件のもとでリニア
モータをミクロンオーダの高精度な位置決めが必
要とされる電子ビーム露光装置用の試料を移動さ
せる機構に適用するのはきわめて困難を伴うこと
は明白である。ベローズに代わる真空シール機構
として磁性流体と磁気回路による構成、例えば特
公昭51−9853号公報等が知られているが、これら
はいずれも回転シール用であり、リニアモータな
どのような直線運動するもののシールに応用する
と磁性流体の消耗が著しいという問題があつた。
動装置の駆動源として適用する場合、その設置方
法としては、1移動機構本体を収容する真空容器
内に直接設置する方法と、2真空容器外の大気中
に設置し、モータ可動子と真空容器外壁との間を
伸縮性の大きいベローズ等によつて真空シールす
る方法に大別される。上記1の方法によれば、リ
ニアモータから発生する熱が真空中であるため空
間に放散されず、熱伝導によつてモータ機構各部
に伝わつていく。このため、モータ機構部は熱膨
張を引き起し、高精度な仕様が要求される電子ビ
ーム露光装置に適合しない欠点がある。この欠点
を補うためにはモータ機構部を冷却水によつて水
冷する方法が考えられるが、冷却水を循環させる
ための配管を新たに取り付ける必要があるため、
機構が複雑となるという欠点も新らたに生じてい
る。また、上記2の方法によれば、ベローズ自体
のばね力がリニアモータに余分な負荷としてかか
り、かつ、ばね力は一定ではなく可動子の移動に
ともなつて変化する。さらに真空外に設置されて
いるため、モータ可動子に対しては大気−真空間
の差圧が上記のばね力に加算されてモータに対す
る負荷となる。これらの負荷条件のもとでリニア
モータをミクロンオーダの高精度な位置決めが必
要とされる電子ビーム露光装置用の試料を移動さ
せる機構に適用するのはきわめて困難を伴うこと
は明白である。ベローズに代わる真空シール機構
として磁性流体と磁気回路による構成、例えば特
公昭51−9853号公報等が知られているが、これら
はいずれも回転シール用であり、リニアモータな
どのような直線運動するもののシールに応用する
と磁性流体の消耗が著しいという問題があつた。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされ
たもので、真空容器を貫通する駆動ロツドを直動
させても、貫通部に設けれた磁性流体シールから
の磁性流体の消耗を避けることができ、あるいは
磁性流体を連続的に補給することのできる試料移
動装置を提供することを第1の目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、真空−大気間の圧力差
を相殺して駆動ロツドを直動させることのできる
試料移動装置を提供することにある。
たもので、真空容器を貫通する駆動ロツドを直動
させても、貫通部に設けれた磁性流体シールから
の磁性流体の消耗を避けることができ、あるいは
磁性流体を連続的に補給することのできる試料移
動装置を提供することを第1の目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、真空−大気間の圧力差
を相殺して駆動ロツドを直動させることのできる
試料移動装置を提供することにある。
上記第1の目的を達成する本願の第1発明の構
成は真空容器内のベース上に試料を載置する移動
台を設けるとともに該移動台と前記真空容器の外
部に設けたリニアモータとを駆動ロツドにより摺
動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記真空
容器を貫通する壁面に、磁性流体を介して前記駆
動ロツドと接触する弾性体を設けてなる直線運動
用の磁性流体シールを配置したことを特徴とす
る。
成は真空容器内のベース上に試料を載置する移動
台を設けるとともに該移動台と前記真空容器の外
部に設けたリニアモータとを駆動ロツドにより摺
動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記真空
容器を貫通する壁面に、磁性流体を介して前記駆
動ロツドと接触する弾性体を設けてなる直線運動
用の磁性流体シールを配置したことを特徴とす
る。
更に、上記第1の目的を達成する本願の第2発
明の構成は、真空容器内のベース上に試料を載置
する移動台を設けるとともに該移動台と前記真空
容器の外部に設けたリニアモータとを駆動ロツド
により摺動自在に連結する一方、該駆動ロツドが
前記真空容器を貫通する壁面に、表面張力の大き
い液体からなる分散媒中に磁性体をコロイド状に
分散された磁性流体を有すると共に該磁性流体の
表面に表面エネルギーの低い層を形成してなる直
線運動用の磁性流体シールを配置したことを特徴
とする。
明の構成は、真空容器内のベース上に試料を載置
する移動台を設けるとともに該移動台と前記真空
容器の外部に設けたリニアモータとを駆動ロツド
により摺動自在に連結する一方、該駆動ロツドが
前記真空容器を貫通する壁面に、表面張力の大き
い液体からなる分散媒中に磁性体をコロイド状に
分散された磁性流体を有すると共に該磁性流体の
表面に表面エネルギーの低い層を形成してなる直
線運動用の磁性流体シールを配置したことを特徴
とする。
また、上記第1の目的を達成する本願の第3発
明の構成は、真空容器内のベース上に試料を載置
する移動台を設けるとともに該移動台と前記真空
容器の外部に設けたリニアモータとを駆動ロツド
により摺動自在に連結する一方、該駆動ロツドが
前記真空容器を貫通する壁面に、磁気回路の一部
となるヨークの内径を真空側から大気側へ向うに
従つて小径としたテーパヨークを設けてなる直線
運動用の磁性流体シールを配置したことを特徴と
する。
明の構成は、真空容器内のベース上に試料を載置
する移動台を設けるとともに該移動台と前記真空
容器の外部に設けたリニアモータとを駆動ロツド
により摺動自在に連結する一方、該駆動ロツドが
前記真空容器を貫通する壁面に、磁気回路の一部
となるヨークの内径を真空側から大気側へ向うに
従つて小径としたテーパヨークを設けてなる直線
運動用の磁性流体シールを配置したことを特徴と
する。
一方、上記他の目的を達成する本願の第4発明
の構成は真空容器内のベース上に試料を載置する
移動台を設けるとともに該移動台と前記真空容器
の外部に設けたリニアモータとを駆動ロツドによ
り摺動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記
真空容器を貫通する壁面に直線運動用の磁性流体
シールを配置し、さらに差圧平衡用ロツドを前記
移動台に関して前記駆動ロツドと対向位置に両ロ
ツドが一直線をなすように前記移動台に連結する
とともに前記差圧平衡用ロツドが前記真空容器を
貫通する前記壁面の対向壁面に直線運動用の磁性
流体シールを配置したことを特徴とする。
の構成は真空容器内のベース上に試料を載置する
移動台を設けるとともに該移動台と前記真空容器
の外部に設けたリニアモータとを駆動ロツドによ
り摺動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記
真空容器を貫通する壁面に直線運動用の磁性流体
シールを配置し、さらに差圧平衡用ロツドを前記
移動台に関して前記駆動ロツドと対向位置に両ロ
ツドが一直線をなすように前記移動台に連結する
とともに前記差圧平衡用ロツドが前記真空容器を
貫通する前記壁面の対向壁面に直線運動用の磁性
流体シールを配置したことを特徴とする。
以下、図面に示した実施例にもとずき、本発明
に係る試料移動装置について詳細に説明する。
に係る試料移動装置について詳細に説明する。
第1図は本発明に係る試料移動装置の一実施例
が示されている。1は試料を載置してX方向に移
動するX方向移動台、2aおよび2bはX方向移
動台1をX方向に移動させるときの直進性の基準
となるX方向直動ガイド、3はX方向直動ガイド
2aおよび2bを固定しY方向に移動するY方向
移動台、4aおよび4bはY方向移動台3をY方
向に移動させるときの直進性の基準となるY方向
直動ガイド、5はY方向直動ガイド4aおよび4
bを固定し、真空容器6の底面に設置されている
ベースである。また、7はX方向駆動ロツド8と
矩形枠9を介してX方向移動台1をX方向に駆動
させるための真空容器6の外部に設けられたX方
向リニアモータであり、X方向リニアモータ7
は、励磁用電磁石が実装された固定子10と、高
透磁率材料片が積層された可動子11とからな
る。可動子11の両側面にはガイド12が固定さ
れ、可動子11の移動時の直進性はガイド12を
上下、水平両方向からガイドローラ13で挟持す
ることによつて規定される(Y方向移動台3をY
方向に駆動させるためのY方向リニアモータも同
様の構成をとるので図示を省略する。)。
が示されている。1は試料を載置してX方向に移
動するX方向移動台、2aおよび2bはX方向移
動台1をX方向に移動させるときの直進性の基準
となるX方向直動ガイド、3はX方向直動ガイド
2aおよび2bを固定しY方向に移動するY方向
移動台、4aおよび4bはY方向移動台3をY方
向に移動させるときの直進性の基準となるY方向
直動ガイド、5はY方向直動ガイド4aおよび4
bを固定し、真空容器6の底面に設置されている
ベースである。また、7はX方向駆動ロツド8と
矩形枠9を介してX方向移動台1をX方向に駆動
させるための真空容器6の外部に設けられたX方
向リニアモータであり、X方向リニアモータ7
は、励磁用電磁石が実装された固定子10と、高
透磁率材料片が積層された可動子11とからな
る。可動子11の両側面にはガイド12が固定さ
れ、可動子11の移動時の直進性はガイド12を
上下、水平両方向からガイドローラ13で挟持す
ることによつて規定される(Y方向移動台3をY
方向に駆動させるためのY方向リニアモータも同
様の構成をとるので図示を省略する。)。
かかる構成において、X方向移動台1をX方向
に移動させる場合には、X方向リニアモータ7の
固定子10に実装された電磁石を励磁することに
よつて可動子11にX方向の推力を与える。この
とき、X方向駆動ロツド8を介して可動子11に
連結されている矩形枠9の内側には、回転軸がX
方向移動台1に連結されたところ14が微小すき
まを有して配置されている。したがつて、可動子
11の推力により、矩形枠9がころ14を押引す
ることによりX方向移動台1がX方向直動ガイド
2aおよび2bに沿つて移動する。X方向駆動ロ
ツド8が真空容器6の壁を貫通する壁面には直線
運動用の磁性流体シール15が配置され、X方向
駆動ロツド8の直進移動に対する真空シールを行
わせている(なお、直線運動用の磁性流体シール
の詳細については後述する。)。この直線運動用の
磁性流体シール15のシール効果によつて、直進
移動するX方向駆動ロツド8に対してきわめて低
い摩擦負荷で真空シールを行わせることができ
る。
に移動させる場合には、X方向リニアモータ7の
固定子10に実装された電磁石を励磁することに
よつて可動子11にX方向の推力を与える。この
とき、X方向駆動ロツド8を介して可動子11に
連結されている矩形枠9の内側には、回転軸がX
方向移動台1に連結されたところ14が微小すき
まを有して配置されている。したがつて、可動子
11の推力により、矩形枠9がころ14を押引す
ることによりX方向移動台1がX方向直動ガイド
2aおよび2bに沿つて移動する。X方向駆動ロ
ツド8が真空容器6の壁を貫通する壁面には直線
運動用の磁性流体シール15が配置され、X方向
駆動ロツド8の直進移動に対する真空シールを行
わせている(なお、直線運動用の磁性流体シール
の詳細については後述する。)。この直線運動用の
磁性流体シール15のシール効果によつて、直進
移動するX方向駆動ロツド8に対してきわめて低
い摩擦負荷で真空シールを行わせることができ
る。
一方、Y方向にY方向移動台3を駆動する場合
には、Y方向リニアモータ(図示省略)の可動子
16に結合されたY方向駆動ロツド17がY方向
移動台3に直結されているから、可動子16に印
加された推力により、Y方向移動台3がY方向直
動ガイド4aおよび4bに沿つて移動する。この
ときX方向移動台1もY方向移動台3とともにY
方向へ移動するが、X方向移動台1に連結された
ころ14が矩形枠9の内側を転動するのでX方向
駆動ロツド8とは干渉することはない。なお、Y
方向駆動ロツド17が真空容器6の壁を貫通する
壁面にも直線運動用の磁性流体シール18が配置
され、Y方向駆動ロツド17の直進移動に対する
真空シールを行わせている点はX方向の場合と同
様である。
には、Y方向リニアモータ(図示省略)の可動子
16に結合されたY方向駆動ロツド17がY方向
移動台3に直結されているから、可動子16に印
加された推力により、Y方向移動台3がY方向直
動ガイド4aおよび4bに沿つて移動する。この
ときX方向移動台1もY方向移動台3とともにY
方向へ移動するが、X方向移動台1に連結された
ころ14が矩形枠9の内側を転動するのでX方向
駆動ロツド8とは干渉することはない。なお、Y
方向駆動ロツド17が真空容器6の壁を貫通する
壁面にも直線運動用の磁性流体シール18が配置
され、Y方向駆動ロツド17の直進移動に対する
真空シールを行わせている点はX方向の場合と同
様である。
第2図は本発明に係る試料移動装置の第2の実
施例が示されている(なお、第1図と同一の構成
要素については同一番号を付し説明を省略す
る。)。X方向駆動ロツド8のように大気と真空の
差圧を有する2空間にまたがつて位置する物体に
は、(ロツド断面積)×(差圧)で表わされる一定
の外力が大気側から真空側に向つて作用する。し
たがつて、リニアモータ7がこの外力を無視しう
るだけの推力を有する場合を除いて、この外力は
リニアモータ7の位置決め特性を劣化させる原因
となる。そこで本実施例においては、この差圧に
起因した外力を打消すため、まずX方向移動台1
に関してX方向駆動ロツド8と同一の断面積を有
する差圧平衡用のロツド8′を対向位置に両ロツ
ド8,8′が一直線をなすように配置する。この
ロツド8′の先端にはX方向駆動ロツド8の場合
と同様に矩形枠9′が結合され、X方向移動台1
に連結されたころ14′が矩形枠9′の内側に微小
すきまを有して配置されている。差圧平衡用のロ
ツド8′が真空容器6を貫通する壁面には、X方
向駆動ロツド8の場合と同様に直線運動用の磁性
流体シール15′が配置され、真空シールを行わ
せている。
施例が示されている(なお、第1図と同一の構成
要素については同一番号を付し説明を省略す
る。)。X方向駆動ロツド8のように大気と真空の
差圧を有する2空間にまたがつて位置する物体に
は、(ロツド断面積)×(差圧)で表わされる一定
の外力が大気側から真空側に向つて作用する。し
たがつて、リニアモータ7がこの外力を無視しう
るだけの推力を有する場合を除いて、この外力は
リニアモータ7の位置決め特性を劣化させる原因
となる。そこで本実施例においては、この差圧に
起因した外力を打消すため、まずX方向移動台1
に関してX方向駆動ロツド8と同一の断面積を有
する差圧平衡用のロツド8′を対向位置に両ロツ
ド8,8′が一直線をなすように配置する。この
ロツド8′の先端にはX方向駆動ロツド8の場合
と同様に矩形枠9′が結合され、X方向移動台1
に連結されたころ14′が矩形枠9′の内側に微小
すきまを有して配置されている。差圧平衡用のロ
ツド8′が真空容器6を貫通する壁面には、X方
向駆動ロツド8の場合と同様に直線運動用の磁性
流体シール15′が配置され、真空シールを行わ
せている。
また、Y方向移動台3に関してもY方向駆動ロ
ツド17と対向する側には、X方向の移動の場合
と同様に、Y方向駆動ロツド17と同一の断面積
を有する差圧平衡用のロツド17′が一直線をな
すように配置され、Y方向移動台3に直結するこ
とによつて、Y方向についても大気−真空間の差
圧を相殺している。そして、差圧平衡用のロツド
17′が真空容器6を貫通する壁面にも直線運動
用の磁性流体シール18′を配置し真空シールを
行わせている。
ツド17と対向する側には、X方向の移動の場合
と同様に、Y方向駆動ロツド17と同一の断面積
を有する差圧平衡用のロツド17′が一直線をな
すように配置され、Y方向移動台3に直結するこ
とによつて、Y方向についても大気−真空間の差
圧を相殺している。そして、差圧平衡用のロツド
17′が真空容器6を貫通する壁面にも直線運動
用の磁性流体シール18′を配置し真空シールを
行わせている。
なお、上記の駆動ロツド8,17および差圧平
衡用ロツド8′,17′に直線運動用の磁性流体シ
ールが適用できるのは、これらのロツドが磁性材
料によつて構成される場合に限定される。したが
つて、電子ビーム露光装置のように磁場変動を抑
制する必要のある用途に用いる場合には、可動部
分に磁性材料を用いると電子ビームのドリフトを
生じ、パタン描画精度を低下させるため、各ロツ
ドを非磁性材料によつて構成し、ロツドの磁性流
体に接触する部分のみに磁性材料で構成されたス
リーブを装着しておくことにより磁場変動を抑制
しつつ磁性流体シールが適用できる。また、上記
の差圧平衡用ロツド8′,17′の断面積は駆動ロ
ツド8,17の断面積と完全に同一である必要は
なく、両者の断面積の差異に起因する負荷がリニ
アモータの正常な機能を損わなければ、ロツド断
面積の差異は問題とならない。
衡用ロツド8′,17′に直線運動用の磁性流体シ
ールが適用できるのは、これらのロツドが磁性材
料によつて構成される場合に限定される。したが
つて、電子ビーム露光装置のように磁場変動を抑
制する必要のある用途に用いる場合には、可動部
分に磁性材料を用いると電子ビームのドリフトを
生じ、パタン描画精度を低下させるため、各ロツ
ドを非磁性材料によつて構成し、ロツドの磁性流
体に接触する部分のみに磁性材料で構成されたス
リーブを装着しておくことにより磁場変動を抑制
しつつ磁性流体シールが適用できる。また、上記
の差圧平衡用ロツド8′,17′の断面積は駆動ロ
ツド8,17の断面積と完全に同一である必要は
なく、両者の断面積の差異に起因する負荷がリニ
アモータの正常な機能を損わなければ、ロツド断
面積の差異は問題とならない。
次に本発明に係る試料移動装置に用いられる直
線運動用の磁性流体シールは磁性流体が駆動ロツ
ドに付着し、直線運動によりシール外部に搬出さ
れて消耗するのを避けるため、あるいは磁性流体
を連続的に供給させるために工夫したもので具体
的構造は第3図〜第5図に示される。まず第3図
に示される直線運動用の磁性流体シールは、駆動
ロツドの周囲に接触させて弾性体を設けるととも
に弾性体と駆動ロツドとの間に磁性流体を介在さ
せる一方、磁性流体を保持する磁界を形成する磁
石を弾性体と駆動ロツドとの間に設けたものであ
つて第3図aおよびbにはその第1の例が示され
ている。すなわち図示省略した密封空間を形成す
る真空容器6の駆動ロツド100の貫通孔に取付
けられたヨーク101の内周面に駆動ロツド10
0とわずかな隙間を介して対向するとともに軸方
向に沿つて一定間隔に弾性体102が接着あるい
はコーテイング等によつて固定されている。この
弾性体102は、例えば繊維、プラスチツク、ゴ
ムおよびこれらを主成分とする複合体で形成さ
れ、この弾性体102と駆動ロツド100との間
に磁性流体103が介装されるとともに相隣合う
弾性体102間にも磁性流体103が介装され、
ヨーク101の中央部に取付けた永久磁石104
の磁場によつて保持されている。第3図a中の矢
印Hは駆動ロツド100が磁性体で形成された場
合の磁界を表わす。
線運動用の磁性流体シールは磁性流体が駆動ロツ
ドに付着し、直線運動によりシール外部に搬出さ
れて消耗するのを避けるため、あるいは磁性流体
を連続的に供給させるために工夫したもので具体
的構造は第3図〜第5図に示される。まず第3図
に示される直線運動用の磁性流体シールは、駆動
ロツドの周囲に接触させて弾性体を設けるととも
に弾性体と駆動ロツドとの間に磁性流体を介在さ
せる一方、磁性流体を保持する磁界を形成する磁
石を弾性体と駆動ロツドとの間に設けたものであ
つて第3図aおよびbにはその第1の例が示され
ている。すなわち図示省略した密封空間を形成す
る真空容器6の駆動ロツド100の貫通孔に取付
けられたヨーク101の内周面に駆動ロツド10
0とわずかな隙間を介して対向するとともに軸方
向に沿つて一定間隔に弾性体102が接着あるい
はコーテイング等によつて固定されている。この
弾性体102は、例えば繊維、プラスチツク、ゴ
ムおよびこれらを主成分とする複合体で形成さ
れ、この弾性体102と駆動ロツド100との間
に磁性流体103が介装されるとともに相隣合う
弾性体102間にも磁性流体103が介装され、
ヨーク101の中央部に取付けた永久磁石104
の磁場によつて保持されている。第3図a中の矢
印Hは駆動ロツド100が磁性体で形成された場
合の磁界を表わす。
かように構成したことによつて、駆動ロツド1
00と弾性体102との間はいわゆる境界潤滑状
態となり、弾性体102は弾性流体潤滑効果
(EHL効果)により摺動面で変形し、第3図bに
示すように、駆動ロツド100との間に微小隙間
が形成され、この隙間に磁性流体103が保持さ
れて安定した潤滑効果が得られる。このとき、磁
性流体103は微小隙間において高圧ではさまれ
ており、外部への飛散も防止される。また、弾性
体102の両端にかかる圧力に対しては弾性体1
02と駆動ロツド100とで形成されるシール作
用によつて大きな圧力差に対しても充分な耐力が
ある。さらに、密封空間の雰囲気が微粒粉未を含
んだものや他の流体あるいは反応性ガス等であつ
ても、弾性体102を用いているため駆動ロツド
100との隙間も小さく磁性流体103を保護す
る効果があり、長期間の使用に耐え得る。万一、
局部的に磁性流体103が飛散しても、弾性体1
02を用いているため焼付きが生じることがな
く、他から磁性流体が摺動部に自然に流れ、潤滑
作用が回復する一方、弾性体102が摩耗等によ
り一部損耗しても、この部分に磁性流体103が
侵入しシールを形成する。従つて、弾性体102
と磁性流体103が相補つて安定した摺動および
シール効果が得られる。また、弾性体102を用
いることによる摩擦トルクは弾性流体潤滑効果に
より流体潤滑のみの場合と同程度であり、Oリン
グ等の弾性シールのみを用いる場合に比べて問題
とならない。摩耗についても弾性シールを乾式
(無潤滑)で用いた場合に比べ著しく小さく、定
常運転状態ではほとんど摩耗しない。なお、第3
図aには弾性体102を軸方向に沿つて多段に設
け大きな圧力差がある場合に適用するものを示し
たが、圧力差が小さい場合には一段とすることも
できる。
00と弾性体102との間はいわゆる境界潤滑状
態となり、弾性体102は弾性流体潤滑効果
(EHL効果)により摺動面で変形し、第3図bに
示すように、駆動ロツド100との間に微小隙間
が形成され、この隙間に磁性流体103が保持さ
れて安定した潤滑効果が得られる。このとき、磁
性流体103は微小隙間において高圧ではさまれ
ており、外部への飛散も防止される。また、弾性
体102の両端にかかる圧力に対しては弾性体1
02と駆動ロツド100とで形成されるシール作
用によつて大きな圧力差に対しても充分な耐力が
ある。さらに、密封空間の雰囲気が微粒粉未を含
んだものや他の流体あるいは反応性ガス等であつ
ても、弾性体102を用いているため駆動ロツド
100との隙間も小さく磁性流体103を保護す
る効果があり、長期間の使用に耐え得る。万一、
局部的に磁性流体103が飛散しても、弾性体1
02を用いているため焼付きが生じることがな
く、他から磁性流体が摺動部に自然に流れ、潤滑
作用が回復する一方、弾性体102が摩耗等によ
り一部損耗しても、この部分に磁性流体103が
侵入しシールを形成する。従つて、弾性体102
と磁性流体103が相補つて安定した摺動および
シール効果が得られる。また、弾性体102を用
いることによる摩擦トルクは弾性流体潤滑効果に
より流体潤滑のみの場合と同程度であり、Oリン
グ等の弾性シールのみを用いる場合に比べて問題
とならない。摩耗についても弾性シールを乾式
(無潤滑)で用いた場合に比べ著しく小さく、定
常運転状態ではほとんど摩耗しない。なお、第3
図aには弾性体102を軸方向に沿つて多段に設
け大きな圧力差がある場合に適用するものを示し
たが、圧力差が小さい場合には一段とすることも
できる。
第3図cに示したものは第3図aに示したもの
の変形例であつて、弾性体102は、上記第1の
例と同様に、永久磁石104が埋設されたヨーク
101に取付けられており、この弾性体102と
駆動ロツド100との隙間に磁性流体103が介
装され、ヨーク101に埋設された永久磁石10
4によつて形成される磁界Hによつて保持され
る。本例の場合には、磁界Hが上記実施例の磁性
体の駆動ロツド100の場合とは異なるだけで、
同様のシール効果等がある。
の変形例であつて、弾性体102は、上記第1の
例と同様に、永久磁石104が埋設されたヨーク
101に取付けられており、この弾性体102と
駆動ロツド100との隙間に磁性流体103が介
装され、ヨーク101に埋設された永久磁石10
4によつて形成される磁界Hによつて保持され
る。本例の場合には、磁界Hが上記実施例の磁性
体の駆動ロツド100の場合とは異なるだけで、
同様のシール効果等がある。
第3図dは、弾性体102が多孔質材料または
内部に空孔を有する繊維編組材料で形成されたも
のの概略断面図である。この場合には、多孔質材
料または繊維編組材料で形成され多孔内部あるい
は空孔内部に磁性流体103が含浸されており、
磁界、遠心力あるいは毛細管現象により必要な量
の磁性流体103が弾性体102と駆動ロツド1
00との間に供給、補促される。したがつて、磁
性流体103の供給が円滑となり、さらに他に磁
性流体の供給源を設けておけば、長期的に磁性流
体を供給でき、いつそう確実にシールできる。
内部に空孔を有する繊維編組材料で形成されたも
のの概略断面図である。この場合には、多孔質材
料または繊維編組材料で形成され多孔内部あるい
は空孔内部に磁性流体103が含浸されており、
磁界、遠心力あるいは毛細管現象により必要な量
の磁性流体103が弾性体102と駆動ロツド1
00との間に供給、補促される。したがつて、磁
性流体103の供給が円滑となり、さらに他に磁
性流体の供給源を設けておけば、長期的に磁性流
体を供給でき、いつそう確実にシールできる。
第3図eは、弾性体102をゴム磁石、プラス
チツク磁石のような弾性のある永久磁石で形成し
たものである。弾性体102自体が永久磁石であ
り、駆動ロツド100との間に微小隙間を形成す
るので磁性流体103を摺動面に保持する力が強
く、圧力差が大きい場合に有効であるとともに高
速で運動する部分のシールが可能である。また、
弾性体102を内部に空孔を有するゴム磁石やプ
ラスチツク磁石で形成することで、空孔によつて
さらに磁性流体103の保持力を増大できる。
チツク磁石のような弾性のある永久磁石で形成し
たものである。弾性体102自体が永久磁石であ
り、駆動ロツド100との間に微小隙間を形成す
るので磁性流体103を摺動面に保持する力が強
く、圧力差が大きい場合に有効であるとともに高
速で運動する部分のシールが可能である。また、
弾性体102を内部に空孔を有するゴム磁石やプ
ラスチツク磁石で形成することで、空孔によつて
さらに磁性流体103の保持力を増大できる。
第4図には表面張力の大きい液体からなる分散
媒中に磁性体をコロイド状に分散させた磁性流体
を有するとともに、この磁性流体と接触する駆動
ロツドの表面に表面エネルギーの低い層を形成し
た直線運動用の磁性流体シールの第2の実施例が
示される。本実施例の磁性流体103は、表面張
力の大きい液体からなる分散媒中に磁性体がコロ
イド状に分散されたもので、永久磁石104の磁
界によつて表面エネルギーの低い層105を形成
する表面処理を行なつた駆動ロツド100とヨー
ク101との間に拘束されている。駆動ロツド1
00が直線運動(矢印)をする際に、駆動ロツド
100に磁性流体103が引きずられないように
するには、駆動ロツド100と液体のぬれを考え
る必要がある。一般に固体と液体のぬれについて
は、液体の表面張力が小さい程、また固体の表面
エネルギーが高い程ぬれることが知られている。
従つて、液体として表面張力の大きいものを用
い、固体に表面エネルギーの低いものを用いれば
ぬれは小さくなる。例えば磁性流体103におい
ても表面張力の大きい液体を分散媒にし、表面エ
ネルギーの低い駆動ロツド100を用いれば、磁
界によつて磁性流体103の移動を防ぐことがで
き、シール能力の高い直線運動用の磁性流体シー
ルが得られる。
媒中に磁性体をコロイド状に分散させた磁性流体
を有するとともに、この磁性流体と接触する駆動
ロツドの表面に表面エネルギーの低い層を形成し
た直線運動用の磁性流体シールの第2の実施例が
示される。本実施例の磁性流体103は、表面張
力の大きい液体からなる分散媒中に磁性体がコロ
イド状に分散されたもので、永久磁石104の磁
界によつて表面エネルギーの低い層105を形成
する表面処理を行なつた駆動ロツド100とヨー
ク101との間に拘束されている。駆動ロツド1
00が直線運動(矢印)をする際に、駆動ロツド
100に磁性流体103が引きずられないように
するには、駆動ロツド100と液体のぬれを考え
る必要がある。一般に固体と液体のぬれについて
は、液体の表面張力が小さい程、また固体の表面
エネルギーが高い程ぬれることが知られている。
従つて、液体として表面張力の大きいものを用
い、固体に表面エネルギーの低いものを用いれば
ぬれは小さくなる。例えば磁性流体103におい
ても表面張力の大きい液体を分散媒にし、表面エ
ネルギーの低い駆動ロツド100を用いれば、磁
界によつて磁性流体103の移動を防ぐことがで
き、シール能力の高い直線運動用の磁性流体シー
ルが得られる。
第4図bには第4図aの変形例が示されている
が、ヨーク101と永久磁石104とで夫々形成
される磁性流体シール間には繊維、プラスチツ
ク、ゴムおよびこれらを主成分とする複合材から
成る弾性シール106が軸方向に亘り複数段介在
しシールを構成している。弾性シール106は駆
動ロツド100と柔軟に接触するか若しくは薄い
吸着層が介在する程度に近接させてあり、磁性流
体103と駆動ロツド100、弾性シール106
のそれぞれの構成材の接触角を考慮して、隣接す
る段と導通しないような構造を取つている。従つ
て、磁性流体103は一定の場所に拘束され、直
線運動に対して安定したシール効果が得られる。
このとき弾性シール106の段数は、用途に応じ
て適当に増減すればよい。
が、ヨーク101と永久磁石104とで夫々形成
される磁性流体シール間には繊維、プラスチツ
ク、ゴムおよびこれらを主成分とする複合材から
成る弾性シール106が軸方向に亘り複数段介在
しシールを構成している。弾性シール106は駆
動ロツド100と柔軟に接触するか若しくは薄い
吸着層が介在する程度に近接させてあり、磁性流
体103と駆動ロツド100、弾性シール106
のそれぞれの構成材の接触角を考慮して、隣接す
る段と導通しないような構造を取つている。従つ
て、磁性流体103は一定の場所に拘束され、直
線運動に対して安定したシール効果が得られる。
このとき弾性シール106の段数は、用途に応じ
て適当に増減すればよい。
第4図cは第2の変形例を示し、多段のヨーク
101の各段の間に弾性シール106を埋込み接
着剤等により固定したものである。これらの弾性
シール106により磁性流体103を規制し、磁
性流体103の外部への流出を防いでいる。
101の各段の間に弾性シール106を埋込み接
着剤等により固定したものである。これらの弾性
シール106により磁性流体103を規制し、磁
性流体103の外部への流出を防いでいる。
この第4図b及び第4図cに示される直線運動
用の磁性流体シール間に弾性シール106が介在
する多段構造の場合には、磁性流体103として
種類の異なる分散媒を用いることができる。例え
ば、表面張力の大きい液体を分散媒とする磁性流
体103からなる磁性流体シールとアルキルナフ
タリン等の低蒸気圧な液体を分散媒とする磁性流
体103を併用し、後者を真空側に用いて複数段
とすれば、真空内への蒸発の小さい、かつ、直線
運動に対して信頼性の高いシールを得ることがで
きる。この場合、潤滑性に優れた磁性流体103
を併用しても良い。
用の磁性流体シール間に弾性シール106が介在
する多段構造の場合には、磁性流体103として
種類の異なる分散媒を用いることができる。例え
ば、表面張力の大きい液体を分散媒とする磁性流
体103からなる磁性流体シールとアルキルナフ
タリン等の低蒸気圧な液体を分散媒とする磁性流
体103を併用し、後者を真空側に用いて複数段
とすれば、真空内への蒸発の小さい、かつ、直線
運動に対して信頼性の高いシールを得ることがで
きる。この場合、潤滑性に優れた磁性流体103
を併用しても良い。
なお、上記第2の実施例における表面張力の大
きい分散媒としては水銀がある。水銀の表面張力
は482dyn/cmであり、水72dyn/cm、エチルアル
コール22dyn/cm、ジエチルエーテル17dyn/cm
に較べて著しく大きな値を示す。したがつて、固
体とのぬれは小さく、直線運動用シールに用いれ
ば安定したシール効果が得られる。更に水銀は液
体金属であり、熱伝導率が一般の液体に較べて1
桁大きく熱の放散も大きいという特長ももつてお
り、直線運動用磁性流体シールの分散媒として好
適である。また、駆動ロツドの表面処理としては
所謂低エネルギー表面を形成する必要があるのに
対し、一般に駆動ロツド100として用いる金属
は高エネルギ表面でぬれやすく、テフロン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の無極性ポリマーは
低エネルギー表面となる。したがつて、駆動ロツ
ド100として金属を用い、その表面にフツ素樹
脂のような無極性ポリマーから成るコーテイング
等の表面処理をすれば、駆動ロツド100によつ
て磁性流体103が引つ張られることは少なくな
る。
きい分散媒としては水銀がある。水銀の表面張力
は482dyn/cmであり、水72dyn/cm、エチルアル
コール22dyn/cm、ジエチルエーテル17dyn/cm
に較べて著しく大きな値を示す。したがつて、固
体とのぬれは小さく、直線運動用シールに用いれ
ば安定したシール効果が得られる。更に水銀は液
体金属であり、熱伝導率が一般の液体に較べて1
桁大きく熱の放散も大きいという特長ももつてお
り、直線運動用磁性流体シールの分散媒として好
適である。また、駆動ロツドの表面処理としては
所謂低エネルギー表面を形成する必要があるのに
対し、一般に駆動ロツド100として用いる金属
は高エネルギ表面でぬれやすく、テフロン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の無極性ポリマーは
低エネルギー表面となる。したがつて、駆動ロツ
ド100として金属を用い、その表面にフツ素樹
脂のような無極性ポリマーから成るコーテイング
等の表面処理をすれば、駆動ロツド100によつ
て磁性流体103が引つ張られることは少なくな
る。
第5図には、第3の実施例として、永久磁石と
ヨークとを組合せてなる磁気回路部の端部に軸線
に対して内周面が傾斜したテーパヨークを備える
とともに、このテーパヨークの軸方向外方に駆動
ロツドに対して内面が極く近接する筒体を備えた
直線運動用の磁性流体シールが示される。第5図
aはその第1の例を示し、107は軸方向に対し
て内周面に傾斜を持たせたテーパヨーク、108
はすべり軸受を兼ねる筒体、109は軸受押えで
ある。を真空側、を大気側とすると、テーパ
ヨーク107は磁気回路部の真空側で永久磁石
104に隣接配置されて真空容器6に固定してあ
り、その太径部は真空側に向いている。このよ
うにテーパヨーク107を設けると、通常は永久
磁石104からの磁場によつて駆動ロツド100
とヨーク101間に保持されている磁性流体10
3が駆動ロツド100の直線運動につれて移動し
ても、テーパヨーク107によつて形成される磁
束密度の勾配によつて駆動ロツド100との隙間
が小さい先端方向、即ち小径部に引き寄せられ
る。この場合、テーパヨーク107先端部の最小
隙間107aはなるべく小さい方が良いが、本例
では他のヨーク101の隙間101aよりも大き
く取つてあり、磁性流体103が磁気回路部の中
心部へ戻りやすいようにしてある。一方、真空容
器6には駆動ロツド100に内周面が極く近接す
る筒体108が固定してあり、これにより駆動ロ
ツド100の半径方向への変位を小さく抑えると
共に磁性流体103の蒸気の流出を抑えている。
筒体108はすべり軸受を兼ねており、真空中で
の潤滑性に優れているふつ素樹脂や二硫化モリブ
デン等の固体潤滑剤を構成成分とした複合材料な
どを用いたものである。1対の筒体108により
磁気回路部を挟む位置で駆動ロツド100を支持
し、駆動ロツド100の半径方向変位が極めて小
さくなるから、磁気回路部における隙間107
a,101aを十分小さく取ることができ、その
部分の磁束密度が大きくなり、耐圧の大きい確実
なシール機構となる。筒体108は駆動ロツド1
00の変位抑制の他、駆動ロツド100との隙間
が筒体108の前後より相当に小さいため、磁性
流体103が蒸発して真空容器6内に入ろうとし
ても、これを阻止するシールの役目を果す。この
真空のコンダクタンスを考慮して駆動ロツド10
0と筒体108間の隙間が設定されており、特に
本例では筒体108を真空容器6の軸受押え10
9に圧入等で固定後、旋削や研削等によつて内面
を高精度に仕上げ、偏心等による誤差を除去して
ある。なお、本例では筒体108にすべり軸受を
兼用させたが、駆動ロツド100はころがり軸受
等の専用の軸受で支持し、同時に駆動ロツド10
0に内周面が近接する筒体を別途挿入する構成で
あつても同様の効果を発揮する。
ヨークとを組合せてなる磁気回路部の端部に軸線
に対して内周面が傾斜したテーパヨークを備える
とともに、このテーパヨークの軸方向外方に駆動
ロツドに対して内面が極く近接する筒体を備えた
直線運動用の磁性流体シールが示される。第5図
aはその第1の例を示し、107は軸方向に対し
て内周面に傾斜を持たせたテーパヨーク、108
はすべり軸受を兼ねる筒体、109は軸受押えで
ある。を真空側、を大気側とすると、テーパ
ヨーク107は磁気回路部の真空側で永久磁石
104に隣接配置されて真空容器6に固定してあ
り、その太径部は真空側に向いている。このよ
うにテーパヨーク107を設けると、通常は永久
磁石104からの磁場によつて駆動ロツド100
とヨーク101間に保持されている磁性流体10
3が駆動ロツド100の直線運動につれて移動し
ても、テーパヨーク107によつて形成される磁
束密度の勾配によつて駆動ロツド100との隙間
が小さい先端方向、即ち小径部に引き寄せられ
る。この場合、テーパヨーク107先端部の最小
隙間107aはなるべく小さい方が良いが、本例
では他のヨーク101の隙間101aよりも大き
く取つてあり、磁性流体103が磁気回路部の中
心部へ戻りやすいようにしてある。一方、真空容
器6には駆動ロツド100に内周面が極く近接す
る筒体108が固定してあり、これにより駆動ロ
ツド100の半径方向への変位を小さく抑えると
共に磁性流体103の蒸気の流出を抑えている。
筒体108はすべり軸受を兼ねており、真空中で
の潤滑性に優れているふつ素樹脂や二硫化モリブ
デン等の固体潤滑剤を構成成分とした複合材料な
どを用いたものである。1対の筒体108により
磁気回路部を挟む位置で駆動ロツド100を支持
し、駆動ロツド100の半径方向変位が極めて小
さくなるから、磁気回路部における隙間107
a,101aを十分小さく取ることができ、その
部分の磁束密度が大きくなり、耐圧の大きい確実
なシール機構となる。筒体108は駆動ロツド1
00の変位抑制の他、駆動ロツド100との隙間
が筒体108の前後より相当に小さいため、磁性
流体103が蒸発して真空容器6内に入ろうとし
ても、これを阻止するシールの役目を果す。この
真空のコンダクタンスを考慮して駆動ロツド10
0と筒体108間の隙間が設定されており、特に
本例では筒体108を真空容器6の軸受押え10
9に圧入等で固定後、旋削や研削等によつて内面
を高精度に仕上げ、偏心等による誤差を除去して
ある。なお、本例では筒体108にすべり軸受を
兼用させたが、駆動ロツド100はころがり軸受
等の専用の軸受で支持し、同時に駆動ロツド10
0に内周面が近接する筒体を別途挿入する構成で
あつても同様の効果を発揮する。
第5図bは第5図aの変形例を示し、テーパヨ
ーク107の太径側端部に流出した磁性流体10
3を掻き落すための掻落部材110が形成されて
いる。この掻落部材110は高分子化合物や非磁
性金属で作られ、テーパヨーク107から駆動ロ
ツド100に向かつて突出している。掻落部材1
10は突起片、環状片いずれでも良く、また、先
端は駆動ロツド100に接触していても良い。こ
のような掻落部材110を形成しておくと、駆動
ロツド100に引きづられて移動した磁性流体1
03は掻落部材110の先端で駆動ロツド100
表面から掻き取られ、テーパヨーク107による
磁気勾配によつて磁気回路部の中央に戻る。な
お、掻落部材110は真空容器6自体に形成した
り、筒体108とテーパヨーク107間に挟み付
けて配置しても良い。
ーク107の太径側端部に流出した磁性流体10
3を掻き落すための掻落部材110が形成されて
いる。この掻落部材110は高分子化合物や非磁
性金属で作られ、テーパヨーク107から駆動ロ
ツド100に向かつて突出している。掻落部材1
10は突起片、環状片いずれでも良く、また、先
端は駆動ロツド100に接触していても良い。こ
のような掻落部材110を形成しておくと、駆動
ロツド100に引きづられて移動した磁性流体1
03は掻落部材110の先端で駆動ロツド100
表面から掻き取られ、テーパヨーク107による
磁気勾配によつて磁気回路部の中央に戻る。な
お、掻落部材110は真空容器6自体に形成した
り、筒体108とテーパヨーク107間に挟み付
けて配置しても良い。
第5図cは第2の変形例を示し、テーパヨーク
107の先端が隣接のヨーク101に極く接近し
て伸びている。これは、流出した磁性流体を磁気
回路部中央に戻し易くするため、狭いスペースで
テーパヨーク107の傾斜を長くし、かつ、所望
の磁束密度関係を保とうとした形状である。例え
ばヨーク101と駆動ロツド100間の磁束密度
をA、ヨーク101とテーパヨーク107先端間
の磁束密度をB、テーパヨーク107先端と駆動
ロツド100間の磁束密度をCとすると、 A≧B及びA≧C …式(1) 好ましくは A≧B≧C …式(2) という式(1)あるいは式(2)を満足する範囲でテーパ
ヨーク107の先端が隣接のヨーク101に近接
し、かつ、テーパヨーク107の傾斜が長いと磁
性流体が戻り易いことが判明した。つまりテーパ
ヨーク107の傾斜が長いと流出した磁性流体を
戻させる磁気勾配の領域が長くなるし、テーパヨ
ーク107の磁気勾配により隙間の小さい方向に
引き寄せられた磁性流体は、更にCよりも大きな
磁束密度A又はBの磁界に引つ張られることにな
り、ヨーク101と駆動ロツド100間に捕促さ
れる。
107の先端が隣接のヨーク101に極く接近し
て伸びている。これは、流出した磁性流体を磁気
回路部中央に戻し易くするため、狭いスペースで
テーパヨーク107の傾斜を長くし、かつ、所望
の磁束密度関係を保とうとした形状である。例え
ばヨーク101と駆動ロツド100間の磁束密度
をA、ヨーク101とテーパヨーク107先端間
の磁束密度をB、テーパヨーク107先端と駆動
ロツド100間の磁束密度をCとすると、 A≧B及びA≧C …式(1) 好ましくは A≧B≧C …式(2) という式(1)あるいは式(2)を満足する範囲でテーパ
ヨーク107の先端が隣接のヨーク101に近接
し、かつ、テーパヨーク107の傾斜が長いと磁
性流体が戻り易いことが判明した。つまりテーパ
ヨーク107の傾斜が長いと流出した磁性流体を
戻させる磁気勾配の領域が長くなるし、テーパヨ
ーク107の磁気勾配により隙間の小さい方向に
引き寄せられた磁性流体は、更にCよりも大きな
磁束密度A又はBの磁界に引つ張られることにな
り、ヨーク101と駆動ロツド100間に捕促さ
れる。
第5図dは第3の変形例を示し、テーパヨーク
107を複数段に構成している。各テーパヨーク
107の作る磁束密度はシール外側、例えば真空
容器6からシール内部に至るほど大きくなるよう
になつている。これにより、流出した磁性流体1
03は外側のテーパヨークから内側のテーパヨー
クへ順に引き寄せられて磁気回路部中央に戻るこ
とになる。
107を複数段に構成している。各テーパヨーク
107の作る磁束密度はシール外側、例えば真空
容器6からシール内部に至るほど大きくなるよう
になつている。これにより、流出した磁性流体1
03は外側のテーパヨークから内側のテーパヨー
クへ順に引き寄せられて磁気回路部中央に戻るこ
とになる。
最後に第5図eは第4の変形例を示し、シール
機構の両側、例えば真空側と大気側にそれぞ
れテーパヨーク107,107′が配置されてい
る。各側,のテーパヨーク107,107′
の傾斜の長さ及び傾きは、永久磁石104、ヨー
ク101、両テーパヨーク107,107′及び
駆動ロツド100で構成される磁気回路部で生じ
る磁場の大きさ並びに駆動ロツド100の直線運
動のストロークに応じて定められる。この例で
は、シール機構の全長を短かくし、かつ、磁性流
体の真空側への流出を確実に防ぐため、真空側
のテーパ長を長くし、大気側のテーパ長を短
くしてある。
機構の両側、例えば真空側と大気側にそれぞ
れテーパヨーク107,107′が配置されてい
る。各側,のテーパヨーク107,107′
の傾斜の長さ及び傾きは、永久磁石104、ヨー
ク101、両テーパヨーク107,107′及び
駆動ロツド100で構成される磁気回路部で生じ
る磁場の大きさ並びに駆動ロツド100の直線運
動のストロークに応じて定められる。この例で
は、シール機構の全長を短かくし、かつ、磁性流
体の真空側への流出を確実に防ぐため、真空側
のテーパ長を長くし、大気側のテーパ長を短
くしてある。
第3の実施例のいずれの場合においても、テー
パヨーク107,107′の少くとも内周面にふ
つ素系樹脂のような無極性ポリマーからなる低エ
ネルギ表面処理が施こされる。このような表面処
理を行うと、駆動ロツド100によつて引きづら
れた磁性流体103はテーパヨーク107,10
7′には粘着しなくなり、磁気勾配によつて磁気
回路部中央に容易に戻される。なお、中央部のヨ
ーク101では低エネルギ表面処理をせず、捕促
した磁性流体103がヨーク101と駆動ロツド
100間に磁気力及び粘着力により強固に固定さ
れるようにして信頼性を上げている。また、各例
でのヨーク101には内周面にV溝を切つてあ
り、磁束を集中させて密度を上げることにより磁
性流体103の固定を確実にしている。
パヨーク107,107′の少くとも内周面にふ
つ素系樹脂のような無極性ポリマーからなる低エ
ネルギ表面処理が施こされる。このような表面処
理を行うと、駆動ロツド100によつて引きづら
れた磁性流体103はテーパヨーク107,10
7′には粘着しなくなり、磁気勾配によつて磁気
回路部中央に容易に戻される。なお、中央部のヨ
ーク101では低エネルギ表面処理をせず、捕促
した磁性流体103がヨーク101と駆動ロツド
100間に磁気力及び粘着力により強固に固定さ
れるようにして信頼性を上げている。また、各例
でのヨーク101には内周面にV溝を切つてあ
り、磁束を集中させて密度を上げることにより磁
性流体103の固定を確実にしている。
以上、図面に示した実施例にもとずいて説明し
たように、本発明に係る試料移動装置によれば、
大気中に設置したリニアモータによつて真空中に
設置された移動機構本体を真空シールによる摩擦
負荷および大気−真空間の差圧による負荷をとも
なうことなく駆動できるため、リニアモータの駆
動によつて、高精度を保持しつつ応答性の高い高
速移動装置を実現することができる。特に本発明
は、電子ビーム露光装置用の試料移動装置のよう
に、真空中において高速かつ高精度な位置決め動
作が要求される用途に適用すれば、顕著な効果を
得ることができる。
たように、本発明に係る試料移動装置によれば、
大気中に設置したリニアモータによつて真空中に
設置された移動機構本体を真空シールによる摩擦
負荷および大気−真空間の差圧による負荷をとも
なうことなく駆動できるため、リニアモータの駆
動によつて、高精度を保持しつつ応答性の高い高
速移動装置を実現することができる。特に本発明
は、電子ビーム露光装置用の試料移動装置のよう
に、真空中において高速かつ高精度な位置決め動
作が要求される用途に適用すれば、顕著な効果を
得ることができる。
第1図および第2図は本発明に係る試料移動装
置の二つの実施例を示す平面図、第3図ないし第
5図は本発明に係る試料移動装置に用いられる磁
性流体シールの具体的構造を示す図である。 図面中、1および3は移動台、5はベース、6
は真空容器、7はリニアモータ、8,8′および
17,17′ならびに100は駆動ロツド、15,
15′および18,18′は磁性流体シール、10
1はヨーク、102は弾性体、103は磁性流
体、104は永久磁石、105は表面エネルギー
の低い層、106は弾性シール、107および1
07′はテーパヨーク、108は筒体、110は
掻落部材である。
置の二つの実施例を示す平面図、第3図ないし第
5図は本発明に係る試料移動装置に用いられる磁
性流体シールの具体的構造を示す図である。 図面中、1および3は移動台、5はベース、6
は真空容器、7はリニアモータ、8,8′および
17,17′ならびに100は駆動ロツド、15,
15′および18,18′は磁性流体シール、10
1はヨーク、102は弾性体、103は磁性流
体、104は永久磁石、105は表面エネルギー
の低い層、106は弾性シール、107および1
07′はテーパヨーク、108は筒体、110は
掻落部材である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 真空容器内のベース上に試料を載置する移動
台を設けるとともに該移動台と前記真空容器の外
部に設けたリニアモータとを駆動ロツドにより摺
動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記真空
容器を貫通する壁面に、磁性流体を介して前記駆
動ロツドと接触する弾性体を設けてなる直線運動
用の磁性流体シールを配置したことを特徴とする
試料移動装置。 2 前記弾性体は軸方向に沿つて複数配置される
と共に各弾性体間には磁性流体を介装したことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の試料移動
装置。 3 前記弾性体はゴム磁石、プラスチツク磁石等
の弾性のある永久磁石であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の試料移動装置。 4 前記弾性体は多孔質材料または繊維編組材料
で形成されることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の試料移動装置。 5 真空容器内のベース上に試料を載置する移動
台を設けるとともに該移動台と前記真空容器の外
部に設けたリニアモータとを駆動ロツドにより摺
動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記真空
容器を貫通する壁面に、表面張力の大きい液体か
らなる分散媒中に磁性体をコロイド状に分散され
た磁性流体を有すると共に該磁性流体の表面に表
面エネルギーの低い層を形成してなる直線運動用
の磁性流体シールを配置したことを特徴とする試
料移動装置。 6 前記磁性流体は、軸方向に沿つて複数配置さ
れた弾性シール間に介在することを特徴とする特
許請求の範囲第5項記載の試料移動装置。 7 真空容器内のベース上に試料を載置する移動
台を設けるとともに該移動台と前記真空容器の外
部に設けたリニアモータとを駆動ロツドにより摺
動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記真空
容器を貫通する壁面に、磁気回路の一部となるヨ
ークの内径を真空側から大気側へ向うに従つて小
径としたテーパヨークを設けてなる直線運動用の
磁性流体シールを配置したことを特徴とする試料
移動装置。 8 前記テーパヨークが軸方向に複数設けられる
ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の試
料移動装置。 9 前記テーパヨークの真空側端部に、磁性流体
を掻き落す掻落部材が形成されることを特徴とす
る特許請求の範囲第7項記載の試料移動装置。 10 真空容器内のベース上に試料を載置する移
動台を設けるとともに該移動台と前記真空容器の
外部に設けたリニアモータとを駆動ロツドにより
摺動自在に連結する一方、該駆動ロツドが前記真
空容器を貫通する壁面に直線運動用の磁性流体シ
ールを配置し、さらに差圧平衡用ロツドを前記移
動台に関して前記駆動ロツドと対向位置に両ロツ
ドが一直線をなすように前記移動台に連結すると
ともに前記差圧平衡用ロツドが前記真空容器を貫
通する前記壁面の対向壁面に直線運動用の磁性流
体シールを配置したことを特徴とする試料移動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57032219A JPS58149191A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 試料移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57032219A JPS58149191A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 試料移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58149191A JPS58149191A (ja) | 1983-09-05 |
| JPS6328754B2 true JPS6328754B2 (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=12352820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57032219A Granted JPS58149191A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 試料移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58149191A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61205786U (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-25 | ||
| JPS62120994A (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-02 | フアナツク株式会社 | 防塵用シ−ルを有する産業用ロボツト |
| JP6863784B2 (ja) * | 2017-03-16 | 2021-04-21 | 株式会社Screenホールディングス | 基板処理装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS519853A (ja) * | 1974-07-03 | 1976-01-26 | Suwa Seikosha Kk | Ekishohaikoyosumakuniokeru bunshihokono ketsuteihoho |
| JPS55108734A (en) * | 1979-02-14 | 1980-08-21 | Toshiba Corp | Movable table device |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP57032219A patent/JPS58149191A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58149191A (ja) | 1983-09-05 |
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