JPS63287099A - 磁気シ−ルド用磁性粉末 - Google Patents

磁気シ−ルド用磁性粉末

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JPS63287099A
JPS63287099A JP12107487A JP12107487A JPS63287099A JP S63287099 A JPS63287099 A JP S63287099A JP 12107487 A JP12107487 A JP 12107487A JP 12107487 A JP12107487 A JP 12107487A JP S63287099 A JPS63287099 A JP S63287099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
powder
alloy
iron
grain diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12107487A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiko Yoshizumi
素彦 吉住
Akira Nakabayashi
明 中林
Daisuke Shibuta
渋田 大介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
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Publication of JPS63287099A publication Critical patent/JPS63287099A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 近年、磁気カードがテレフォンカード、バンクカードな
どに広く利用されているが、これらのカードは偽造され
たり、誤作動を生じたりする可能性があり、これらを防
止する手段を講じた磁気カードが必要となってきている
。従来の磁気カードは記録層として磁気記録材料のみを
塗布したものであるが、この磁気記録媒体に記録された
情報を保護するため、より高い飽和磁化をもち、かつ低
抗磁力、高透磁率の材料を磁気シールドとして磁気記録
層の上に塗布することが行なわれている。
本発明はこの磁気シールドに用いる磁性粉に関する。
[従来技術と問題点] 高飽和磁化、低抗磁力、高透磁率の材料としてはパーマ
ロイ、センダスト等がありこれらの粉末が知られている
。パーマロオは主に78wt%もしくは45wt%Ni
が入ったFe−Ni合金であり、またセンダストは5〜
l1wt%Si、3〜8%lt%Alの組成のFe−5
i−Al合金である。これらは一般に塊状で提供され、
塗布するために粉末化するのは歿しい。即ち粉末とする
には (1)合金塊を機械的に粉砕する方法。
(2)高温で溶融し、これをアトマイズ法により噴霧す
る方法。
があるが、これらの方法で得られるものは一般に30μ
m以上の粗い粉末で1粒度分布が広く、かつ複雑な形状
の不均一な粉末であって磁気特性にバラツキが出る。さ
らにこれらの粉末は合金であるために比重が大きく、塗
布用材料とした場合容易にに沈降して均一に塗布するこ
とが難しい。
[問題解決に係る知見] 本発明者らはこれらの問題点を改善するため研究した結
果、比重の小さい、粒度の揃った、それ自体は非磁性の
球状粉末の表面にF’e合金で被覆した軟磁性粉末が分
散性の良好な磁気シールド材料となることを見出して本
発明をなすに至った。
[発明の目的] 本発明は分散性の良好1粒度、形状が揃って均一な磁気
特性を有する磁気シールド用軟質磁性粉末を提供するこ
とである。
[発明の構成] 本発明は、粒径1〜100μmの非磁性球状粉末の表面
にFe合金を被覆した磁気シールド用磁性粉末を提供す
る。
ここに非磁性粉末としては市販のガラス若しくは合成樹
脂の球状粉末(ビーズ)が用いられる。合成樹脂として
は入手容易なアクリル樹脂(ポリメチルメタクリレート
)或はフェノール樹脂などが用いられる。これらのもの
は真球度が極めて高く。
粒度分布も狭く、形状が均一で皮膜とした場合に形状異
方性が抑えられて磁気特性を均一にする効果を有し、分
散性も良い。   ゛ 球状粉末の粒径は1〜100μm、好ましくは5〜50
μmのものを用いる。1μm以下の粉末は凝集が起って
塗料化が難しく、100μmを超えると磁気シールド塗
膜の表面の平滑性が落ちるので好ましくない。
Fe合金の被覆量は求める磁気特性によって変えること
ができるが通常10〜8011t%、望ましくは30〜
70%rt%である。10wt%以下では磁気特性が悪
くなり、80%lt%以上では粉末の比重が大きくなっ
て塗布が難しくなる。Fe合金としてはFe−Ni合金
またはFe−Co合金が用いられるaNiまたはCoは
耐食性を有するから、高い磁気特性が要求される場合は
Feを多くし、耐食性が要求される場合はNiまたはC
Oを増加する。Feの量は10〜90wt%の間で任意
に変えることができる。Fe合金にはまた耐食性および
磁気特性を向上させるために第3成分としてW。
MOlRe、 Cuの中の少なくとも1種を15%+1
ヌ以下で含有させることもできる。Fe合金の被覆は通
常の無電解めっきにより行なわれる。即ち担体を水に分
散し、塩化パラジウムで活性化した後、2価のFe(I
I)塩とN1(II)塩あるいはCo(II)塩等を溶
解させた混合水溶液中に移した後、そこに還元剤、たと
えばジメチルアミンボラン、次亜リン酸塩等を加えるこ
とでFe合金の球状粉末への析出が可能である。
球状の磁性粉末は一般に形状が球であるため形状異方性
が抑えられ抗磁力が低下し、透磁率が向上する。
球状ガラスのような無機粉末を基体に使用した場合は、
被覆粉体をH2ガス等の還元性雰囲気もしくはN2、A
「ガス等の不活性雰囲気中で熱処理を行なうことも有効
である。
次に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 平均粒径45μmのガラスピーズ(東芝パロティ一二(
株)10) 80gを5nC1,10g/ n、HCI
 20m Q / Qを含む溶液に2分間浸漬しデカン
テーションによって分離し水洗した0次にPdC1,I
g/ Q 、 HCI 2+n (1/Qを含む溶液に
2分間浸漬し、デカンテーションを行い水洗した。
別に 硫酸第一鉄        50g/ Q硫酸ニ
ッケル       50g/ Qクエン酸ナトリウム
    100g/ Qジメチルアミンボラン   l
OgIQを含み、NaOHでpHを10.0に調整した
水溶液5Qを用意し、90℃で先のガラスピーズを浸漬
攪拌し。
Fe−Ni合金の被覆を行った。分析の結果、皮膜組成
はFe 62%、Ni 37%、81%で被覆量は41
%であった。(%は重量基4L)。この粉末について磁
気特性を測定したところ、飽和磁化64 emu/g(
15kOc)、抗磁力400eであった。
実施例2 平均粒径5μmのアクリルビーズ(綜研化学製)40g
を実施例1同様の前処理を施し、下記溶液3ΩでFc−
Co合金の被覆を行った。
硫酸第一鉄        60g/ Q硫酸コバルト
        20gI Q酒石酸ナトリウム   
 100g1 次亜リン酸ナトリウム   30./ QpH10,0 皮膜組成を分析した結果はFe 73%、Co 21%
、 P 6%で被覆量は52%であった。磁気測定の結
果は、飽和磁化94 emu/g(15kOe)、抗磁
力800eであった。
実施例3 平均粒径30μmのフェノールビーズ(鐘紡製)40g
を実施例1と同様の前処理を施した後、下記溶液3Qで
Fc−Ni−Cu合金の被覆を行った。
硫酸第一鉄         Go、、IQ。
硫酸ニッケル        40g、I Q硫酸銅 
          20g/ Qクエン酸ナトリウム
     50t、I Q硫酸ヒドラジン      
 30g/ QpH9(アンモニアによる) 皮膜組成を分析した結果はFe 16%、Ni 71%
、Cu12%、 N 11で被覆量は3部であった。得
られた粉末の磁気測定の結果、飽和磁化32 emu/
g(15kOe)。
抗磁力100cであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、粒径1〜100μmの非磁性球状粉末の表面にFe
    合金を被覆した磁気シールド用磁性粉末。 2、Fe合金がFe−NiまたはFe−Coからなり、
    かつFeが合金の10〜90wt%である特許請求の範
    囲第1項に記載の磁性粉末。 3、Fe合金の被覆量が10〜80wt%である特許請
    求の範囲第1項または第2項に記載の磁性粉末。 4、Fe合金が第3成分としてW、Mo、Re、Cuの
    中の少なくとも1種を含み、かつそれらが15wt%以
    下である特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    の項に記載の磁性粉末。 5、非磁性球状粉末がガラスまたは合成樹脂の粒状粉体
    である特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかの
    項に記載の磁性粉末。
JP12107487A 1987-05-20 1987-05-20 磁気シ−ルド用磁性粉末 Pending JPS63287099A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004140335A (ja) * 2002-08-19 2004-05-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 電磁波吸収体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102953A (ja) * 1982-12-03 1984-06-14 Rin Kagaku Kogyo Kk 導電性の合成樹脂組成物
JPS60181294A (ja) * 1984-02-24 1985-09-14 Agency Of Ind Science & Technol 金属皮膜を表面に有する無機質粉体の製造方法
JPS61257479A (ja) * 1985-05-10 1986-11-14 Agency Of Ind Science & Technol 無機粉体の無電解めつき方法

Patent Citations (3)

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