JPS63286562A - 溶融めっき方法 - Google Patents

溶融めっき方法

Info

Publication number
JPS63286562A
JPS63286562A JP12187887A JP12187887A JPS63286562A JP S63286562 A JPS63286562 A JP S63286562A JP 12187887 A JP12187887 A JP 12187887A JP 12187887 A JP12187887 A JP 12187887A JP S63286562 A JPS63286562 A JP S63286562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
molten metal
cooling
tank
cooling medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12187887A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Yonemoto
米本 隆治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP12187887A priority Critical patent/JPS63286562A/ja
Publication of JPS63286562A publication Critical patent/JPS63286562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶融めっき方法、とくに厚めつき被膜を得る
ための冷却方法に関するものである。
〔従来の技術〕
通常、線、板などの連続溶融めっきにおいては、速度を
増加させることにより、付着する溶融金属厚さを増加さ
せ、厚めつき被膜を可能にしている。 しかし、厚めつ
きを施すと付着した溶融金属が自重によってたれさがり
、表面外観の著しい劣化が認られ実用的ではなかった。
このような欠点を改良する方法として、めっき後すぐに
水冷を施すことにより、めっき層の冷却を行い、たれ下
りを防止することが考えられる。 水冷の方法としては
、ノズルからの噴射がもっとも一般的であるが、この方
法では、噴射された水が溶融状態のめっき層に当たり、
めっき層の表面状態を悪くする。 また冷却効率も良好
ではなく、十分な冷却速度が得られず、希望のめっき厚
さが得られない場合があった。 べつに、めフき後、め
っき線を水中へ侵入させる方法(例えば、特公昭44−
29362号参照)もあるが、この場合には、冷却効率
は高いがめつき線と水の抵抗によってめっき線表面の状
態が悪くなり、やはり実用的ではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し、め
っき厚さの厚い、表面状態の良好な溶融めっき線を製造
する方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、心材を溶融金属浴に通し、該心材の周りに溶
融金属を被覆して複合材を製造する方法において、該溶
融金属浴から引出した直後に、複合材の引出し方向と同
一で、かつ複合材の引出し速度と同等以上の速度をもつ
冷却媒体の中に複合材を通して冷却することを特徴とす
る溶融めフき方法を提供するものである。
本発明の溶融めっき方法を図面を参照しつつ詳細に説明
する。
被覆すべき線2を巻いた繰出しリール(図示していない
)から繰出された心線2は、所定の速度で溶融金属るっ
ぽ3と冷却槽5,13゜10を通過し、巻取機8によっ
て巻取られる。
心線2は、まず溶融金属るっぽ3中の溶融金属浴1中を
通る。 次に心線2は、溶融金属るつぼ3の下端にある
ダイス4を通って下方に移動する。 このダイス4によ
って心線2の周上に被着した溶融金属は絞られ、該心線
のまわりに被覆される。 この被覆量はダイス4によっ
て制御される。
ダイス4を通過した心線2は冷却槽中に入る。 冷却槽
は上部冷却槽5、下部冷却槽1゜および上部冷却槽5と
下部冷却槽1oを連通ずる冷却媒体路13を有する。 
溶融金属の被覆された複合線11は冷却媒体路13内を
下向きに移動する。 冷却媒体路13内には下部冷却槽
5と下部冷却槽1oの液面の高度差(ヘッド差)により
冷却媒体が流れる。 下部冷却槽10に流れた冷却媒体
は、下部冷却槽1oと上部冷却槽5を連通ずる循環路1
5に設けられた循環ポンプ7によって、冷却媒体人口6
を経て上部冷却槽5へと循環される。 冷却媒体の冷却
媒体路13内での流速は好ましくはピトー管14により
測定され、冷却媒体路13の末端に設けた弁9の開閉度
を加減することによって制御する。 また、他の方法に
よって流速を制御してもよいことは勿論のことである。
冷却媒体としては、通常は水が用いられるが、油その他
の液体や液化ガス等の流体でもよい。 複合線11の引
出し方向と冷却媒体の移動方向は、方向が一致していれ
ば上向き、下向きあるいは斜め方向であってもよい。 
冷却媒体の移動方法は、前述の自然落下の他に、用いる
溶融金属の種類や心線の種類によフては、ポンプによる
強制流などによって行ってもよい。
本発明では、以上のように心線2を溶融金属浴1から引
出した直後に、複合材11の引出し方向と同一で、かつ
複合材の引出し速度と同等以上の速度をもつ冷却媒体の
中に複合材を入れて冷却する。 これによって複合材1
1が相対速度O1あるいはOを越える同方向の流速を持
ち層流中で冷却されるので、複合材11表面に被覆され
た溶融金属が自重によってたれ下ったり、被覆層の表面
状態を悪くすることがない。
さらに相対速度Oの層流となっている場合には心線への
余分な熱の供給が遮断されるので被覆層の厚肉化に有効
である。
なお、溶融金属るつぼと冷却槽の間は、ダイスからの溶
融金属のもれと被覆めっき層の酸化を防止するために、
ガス流入口12より導入した2にg/cm2等の圧力の
Arガス、水素ガス等の酸化防止性のガスでシールドす
るのが好ましい。 ダイス4から冷却媒体液面までの距
離は適当に選ぶ。
〔実 施 例〕
実施例(1) 線径0.5uφのCu線を心線として、第1図に示すよ
うな装置を用いて、Snめっきを行った。
冷却槽内の水の流速は、弁9の開閉度を加減することに
よって行った。 るつぼ3の底に穴径0.55mmφの
ダイス4を設け、るつぼと冷却槽の間は、ダイスからの
もれとめっき層の酸化を防止するために、ガス流入口1
2より導入した2にg/cm2の圧力のArガスでシー
ルドした。
溶融Sn温度は250℃であり、浸漬深さは20 cr
nである。
表1に実施結果を示す。 表面状況は15倍の実体顕微
鏡で観察し、めっき厚は、横断面の顕微鏡観察(x20
0)によって測定した。
水の流速は、ビート管14で測定し、線速は巻取機8の
速度を変えることによって行った。
表1から判るように流速が線速よりも早い場合には、め
っき厚さも均一で、外観も良好なめっきが得られるが、
流速が線速よりも遅い場合には、めっき厚さも大きくば
らつき、外観も凹凸の大きいものや、はがれのみられる
ものが出てきた。
実施例(2) 線径1.Ommφの鋼線を心線として、第1図に示すよ
うな装置を用いてZnめつきを行った。
冷却槽内の流速、ダイス径、るつぼと冷却槽間のシール
ドは実施例(1)と同様である。 溶融Zn温度は45
0℃、浸漬深さは20 cmであった。
得られた複合材の表面状況を15倍の実体顕微鏡で観察
したところ、冷却水の流速が線速と同じ場合及び速い場
合には、めっき厚さも均一で外観も良好な複合線かえら
れた。 流速が線速よりも遅い場合には、めフき厚さが
大きくばらつき、外観不良であった。
実施例(3) 線径1.OIIImφの鋼線を心線として、実施例(1
)と同様にA2めっきを行った。溶融AJZ温度は66
0℃、浸漬深さは20cmで行った。
得られた複合材の表面状況を実施例(1)と同様に観察
したところ、冷却水の流速が線速と同じ場合及び速い場
合には、良好なめっきかえられたが線速よりも遅い場合
にはめっき不良であった。
表    1 〔発明の効果〕 本発明の方法によって、肉厚の厚い表面性のすぐれた溶
融めっき線を得ることが可能となる。 鋼線にZnを本
方法でめっきしたZnめっき鋼線は、従来のZnめっき
鋼線に比べて、耐食性が非常にすぐれている。
また本方法で鋼線にAILをめっきしたA1めっき鋼線
は、耐食性が非常にすぐれ、また導電率も高い。 さら
に本発明によフてSnをCu線にめっきしたSnめっき
Cu線は、半田付は性に非常にすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の溶融めっき方法を実施するめっきプ
ロセスを示す線図的断面図である。 符号の説明 1・・・溶融金属、2・・・心線、 3・・・溶融金属るつぼ、4・・・ダイス、5・・・上
部冷却槽、6・・・冷却媒体入口、7・・・循環ポンプ
、8・−巻取機、 9・・・流速可変用弁、10−・・下部冷却槽、11−
・・複合線、12・・・ガス流入口、13・・・冷却媒
体路、14−・・ピトー管、15・・・循環路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)心材を溶融金属浴に通し、該心材の周りに溶融金
    属を被覆して複合材を製造する方法において、該溶融金
    属浴から引出した直後に、複合材の引出し方向と同一で
    、かつ複合材の引出し速度と同等以上の速度をもつ冷却
    媒体の中に複合材を通して冷却することを特徴とする溶
    融めっき方法。
JP12187887A 1987-05-19 1987-05-19 溶融めっき方法 Pending JPS63286562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12187887A JPS63286562A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 溶融めっき方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12187887A JPS63286562A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 溶融めっき方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63286562A true JPS63286562A (ja) 1988-11-24

Family

ID=14822159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12187887A Pending JPS63286562A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 溶融めっき方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63286562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003029507A1 (de) * 2001-09-28 2003-04-10 Sms Demag Aktiengesellschaft Verfahren zur schmelztauchveredelung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003029507A1 (de) * 2001-09-28 2003-04-10 Sms Demag Aktiengesellschaft Verfahren zur schmelztauchveredelung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100502443B1 (ko) 도금 금속선 및 그 제조 방법 및 제조 장치
US2294750A (en) Metal coating
KR20120082879A (ko) 금속 도금 강관의 제조 방법 및 제조 시스템
JPS63286562A (ja) 溶融めっき方法
KR100290446B1 (ko) 압연물을 다층 코팅하기 위한 방법 및 장치
US2604415A (en) Method and apparatus for the formation of hot dip coatings
US2320129A (en) Metal coating
JP2002088460A (ja) 連続溶融めっき線材の製造方法および装置
JP4167380B2 (ja) 屋外曝露用溶融亜鉛めっき鋼線の製造方法およびその製造装置
US3597261A (en) Method of coating copper plated strands with zinc
JPS60121263A (ja) 放電加工用電極線の製造方法
JP2567737B2 (ja) 溶融めっき装置
JPS6117351A (ja) 複合線材の製造方法
JPS6120029Y2 (ja)
JPS6120030Y2 (ja)
JPH0362786B2 (ja)
JPH01132776A (ja) 亜鉛合金被覆鋼線の製造方法
JPH10226864A (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
US3654897A (en) Apparatus for coating copper wires
JPH0372061A (ja) 金属線溶融めっき方法
JPS6244563A (ja) 亜鉛−アルミニウム合金めつき鋼線の製造方法
GB1576933A (en) Process and apparatus for coating metallic wires
JPS62185864A (ja) 溶融金属メツキ方法
JPS5937345B2 (ja) 溶融金属メッキ方法
JPS59166667A (ja) 金属線条体の連続溶融メツキ方法