JPS6328647Y2 - - Google Patents

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JPS6328647Y2
JPS6328647Y2 JP1982075583U JP7558382U JPS6328647Y2 JP S6328647 Y2 JPS6328647 Y2 JP S6328647Y2 JP 1982075583 U JP1982075583 U JP 1982075583U JP 7558382 U JP7558382 U JP 7558382U JP S6328647 Y2 JPS6328647 Y2 JP S6328647Y2
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JP
Japan
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flange
locking member
pump
power
power take
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JP1982075583U
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JPS58178021U (ja
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 一般に、コンバインでは、作業終了後に車輪や
作業装置各部に付着した泥等を洗い落す必要があ
るが、水道水を使用するのでは洗滌場所が制約さ
れるばかりでなく経済的にも不利であるため、機
体の駆動力で洗滌用ポンプを駆動して川や池等の
水源を利用して洗滌することが望ましい。
このような要望に対して従来では、作業装置用
回転軸に連動させて専用の動力取出し軸を、その
一端部が外部に突出する状態で架設し、この動力
取出し軸の突出軸端部に洗滌用ポンプの動力取出
し部を形成していたのであるが、これによる場合
は、動力取出し軸やこれを支承するベアリングの
みならず、作業装置用回転軸から動力取出し軸に
伝動するための機構といつた多数の伝動構成部品
が必要で、ポンプへの伝動系のために作業車自身
が大型化したり、構造的に複雑になり易く、か
つ、コスト的にも高く付き易い欠点があつた。
また、実開昭57−120152号公報で開されものの
ように、連結プーリを介して駆動させる送水ポン
プを着脱可能に機体に取付けるものもあるが、こ
の場合送水ポンプは機体に装着させてあるので、
ポンプの吸水ホースが短い場合には機体は必ず水
源の近くになければならず、逆に吸水ホースが長
い場合には機体を水源から遠ざけることが可能で
はあるが、吸水ホースが長い故にポンプ出力が相
当低下してしまうものであつた。そして、送水ポ
ンプは連結プーリを介して取付けるが、その取付
方法は、ポンプ本体をピンで機体へ位置決めし、
ポンプの回転軸をボルトで締めつけるというもの
であるため、取付けが面倒であるばかりでなく回
転軸芯のズレが生じ回転振動を起こして、伝達効
率が悪化し易いものであつた。
本考案は、上述の欠点を改善する点に目的を有
するものであつて、機体内部に起風装置を備えた
コンバインにおいて、前記起風装置の排塵フアン
軸の端部に、動力取出し部を設け、該動力取出し
部に係合する受動部材を設けたインナー部と、端
部にフランジを固設したアウター部から構成され
るフレキシブルワイヤによつて洗滌ポンプへの伝
動具を構成するとともに、前記動力取出し部が設
けられている機体側に、前記伝動具のフランジに
係合してその伝動具の前記動力取出し部からの外
れを阻止する係止部材を突設し、前記フランジに
は、前記係止部材との接当を避けながら前記動力
取出し部に対する受動部材の係合連結操作を許容
する抜差し許容部と、前記インナー部の回転に連
れて前記フランジ部が共回り状態に回転付勢され
たときに前記係止部材に対して係合される係合部
とを形成してあることを特徴構成とする。
上記特徴構成による作用・効果は次の通りであ
る。
つまり、コンバインに本来備えられている排塵
フアン軸の端部に直接洗滌ポンプの動力取出し部
を形成したことにより、洗滌ポンプを専用に駆動
する動力取出し軸等の装置を設ける必要がなくな
るので、従来構造に比して伝動構成部材の部品点
数を可及的に削減することが可能で、ポンプへの
伝動系を含めて作業車全体の小型化、簡素化とと
もにコストの低廉化をも図りつつ、また、起風装
置と洗滌ポンプとが連動することから、コンバイ
ンからの排塵排出と、洗滌とを同時に行えるの
で、作業能率が向上し、実用的、経済的な機体洗
滌が行えるに至つた。
つまり、コンバインでは、機体を洗滌すること
の他に、作業終了後しばらくの間、排塵フアンを
作動させて選別部内に残留する塵埃を除去してお
くことが望ましいのであるが、本考案では、前述
したように排塵フアン軸を利用して洗滌ポンプを
駆動するようにしたので、前述の洗滌作業と残留
塵埃の排出とを一挙に行える利点がある。
また、洗滌ポンプはフレキシブルワイヤを介し
て駆動されるので、コンバインが水源から離れて
も使用できるばかりでなく、水源近くに洗滌ポン
プを排することができるので、ポンプ出力の低下
を招くこともない。そして、フレキシブルワイヤ
を機体へ取付けるに、アウター部の共回り力を利
用しているので、確実にしかも簡単に着脱できる
ものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図で示すように、クローラ式走行装置1、
脱穀部2、操縦部3を備えた走行機体の前部に、
植立穀稈を引起して刈取つたのちこれを脱穀部2
に搬送供給する刈取部4を駆動昇降自在に連設す
るとともに、前記脱穀部2の、これに装備された
脱穀フイードチエーン(図示せず)とは反対側の
横側部に、脱穀済み穀物を回収するホツパー6と
籾受台7とを設けてコンバインを構成している。
而して、第2図乃至第5図で示す如く、前記脱
穀部2の構成部材である排塵フアン軸8の、前記
ホツパー6側の端部を、脱穀側壁9よりも外方に
突出する状態で該側壁9に固着の軸受部材10に
ベアリング11を介して支承するとともに、前記
排塵フアン軸8の突出端部に、洗滌用ポンプ12
の動力取出し部13、つまり、ポンプ12の入力
軸14に連結されたフレキシブルワイヤ15に対
する連結用のインボリユートスプライン部を形成
している。
前記排塵フアン軸8とワイヤ15との連結部を
構成するに、前記フレキシブルワイヤ15の構成
部材であるインナーワイヤ15aとアウターワイ
ヤ15bとのうち、前記アウターワイヤ15bの
一端部にカシメ固定されたフランジ16に、前記
軸受部材10に螺合固定された係止部材としての
3本のボルト17…の頭部に対して夫々挿抜自在
な抜差し許容部18aと、その挿嵌状態での回転
により前記フランジ16をボルト17…に固定保
持するための係合部18bとを備えた取付け孔1
8…を形成するとともに、前記インナーワイヤ1
5aの一端部には、前記排塵フアン軸8の動力取
出し部13に対して軸芯方向から挿抜自在な筒状
の受動部材19をカシメ固定している。
また、前記インナーワイヤ15aの駆動回転に
伴なうアウターワイヤ15bの共回り力を利用し
て、取付け孔18の係合部18bがボルト17に
係合するように構成している。
前記ワイヤ15とポンプ12との連結部を構成
するに、ポンプ本体12Aの取付けフランジ12
Bとアウターワイヤ15bの他端にカシメ固定さ
れたフランジ20とを、間隔規制用カラー21…
を介在した状態でボルト・ナツト22,23…を
介して固定するとともに、前記インナーワイヤ1
5aの他端部には、前記入力軸14にピン24を
介して連動連結される部材25をカシメ固定し、
かつ、前記入力軸14とインナーワイヤ15aと
の連動連結部の外周部を覆うカバー26を、前記
ボルト22…にて共締め固定している。
尚、洗滌用ポンプを使用しない場合には、前記
排塵フアン軸8の動力取出し部13が外部に対し
て露出状態のままにあると危険であるため、前記
フランジ16と同様な取付け孔をもつた安全カバ
ーを前記ボルト17…に取付ける。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンバインを示す全体側面図、第2図
は洗滌ポンプ装着時の状態を示す斜視図、第3図
は排塵フアン軸側の伝動構造を示す断面図、第4
図は第3図の−線断面図、第5図は洗滌ポン
プ側の伝動構造を示す断面図である。 8…排塵フアン軸、12…洗滌ポンプ、13…
動力取出し部、15…フレキシブルワイヤ、15
a…インナー部、15b…アウター部、16…フ
ランジ、17…係止部材、18a…抜差し許容
部、18b…係合部、19…受動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体内部に起風装置を備えたコンバインにおい
    て、前記起風装置の排塵フアン軸8の端部に、動
    力取出し部13を設け、該動力取出し部13に係
    合する受動部材19を設けたインナー部15a
    と、端部にフランジ16を固設したアウター部1
    5bから構成されるフレキシブルワイヤ15によ
    つて洗滌ポンプ12への伝動具を構成するととも
    に、前記動力取出し部13が設けられている機体
    側に、前記伝動具のフランジ16に係合してその
    伝動具の前記動力取出し部13からの外れを阻止
    する係止部材17を突設し、前記フランジ16に
    は、前記係止部材17との接当を避けながら前記
    動力取出し部13に対する受動部材19の係合連
    結操作を許容する抜差し許容部18aと、前記イ
    ンナー部15aの回転に連れて前記フランジ部1
    6が共回り状態に回転付勢されたときに前記係止
    部材17に対して係合される係合部18bとを形
    成してあることを特徴とするコンバインにおける
    洗滌ポンプ用動力取出し構造。
JP7558382U 1982-05-22 1982-05-22 コンバインにおける洗滌ポンプ用動力取出し構造 Granted JPS58178021U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7558382U JPS58178021U (ja) 1982-05-22 1982-05-22 コンバインにおける洗滌ポンプ用動力取出し構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58178021U JPS58178021U (ja) 1983-11-29
JPS6328647Y2 true JPS6328647Y2 (ja) 1988-08-02

Family

ID=30084933

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JP7558382U Granted JPS58178021U (ja) 1982-05-22 1982-05-22 コンバインにおける洗滌ポンプ用動力取出し構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4980828B2 (ja) * 2007-09-11 2012-07-18 株式会社クボタ 走行車両の洗車ポンプ取り付け構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54135431U (ja) * 1978-03-13 1979-09-20
JPS6320614Y2 (ja) * 1981-01-20 1988-06-08

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JPS58178021U (ja) 1983-11-29

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