JPS63285488A - 時計側胴 - Google Patents

時計側胴

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Publication number
JPS63285488A
JPS63285488A JP12070587A JP12070587A JPS63285488A JP S63285488 A JPS63285488 A JP S63285488A JP 12070587 A JP12070587 A JP 12070587A JP 12070587 A JP12070587 A JP 12070587A JP S63285488 A JPS63285488 A JP S63285488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
metal
specific gravity
synthetic resin
base polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12070587A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Iwadare
岩垂 善幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP12070587A priority Critical patent/JPS63285488A/ja
Publication of JPS63285488A publication Critical patent/JPS63285488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Chemically Coating (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は成形加工可能な金属調の外観を有する時計側胴
に関する。
〔従来の技術〕
従来、金y4調の外観を仔し成形加工可能な時計側胴と
しては、ABS樹脂を用い湿式の金属メッキを施したも
のであった。最近、ナイロンやポリカーボネート樹脂に
も、湿式の金属メッキが可能となってきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前述の従来技術では、ABS樹脂からなる時計
側胴は、金属材料からなる側胴と比較し強度が著しく劣
るため、側胴の厚みが非常に大きくなり、外観は金属調
で同じでも、デザインサイズが全く異なってしまってい
た。また、ナイロンやポリカーボネート樹脂を用いた時
計側胴も強度は若干向上しているが、まだ金属材料と比
較すると、その差は太き(、シかも比重が1.2〜18
5と金属材料の比重約3〜8に比較し、軽いものであり
、−見して合成樹脂と判ってしまい、非常に安価なイメ
ージを与えていた。
そこで、本発明はかかる問題点を解決するもので、その
目的は金属材料からなる側胴と同様な機械的強度、比重
、質感を保持し、安価で成形加工可能な時計側胴を提供
するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の時計側胴は、金属調の外観を有する時計側胴に
おいて、側胴の材料が合成樹脂をベースポリマーとし、
金属粉、強化繊維、メッキ促進材をブレンドすることに
より、比重が2〜8で、表面に金属メッキ処理を施した
事を特徴とする。
〔実施例〕
本発明の時計側胴は、 合成樹脂をペースポリマーとし
、金属粉、強化繊維、メッキ促進材をブレンドし、比重
を2〜8に設定し、表面に、エツチング→無電解メッキ
→電解メッキからなる湿式の金属メッキ処理を行なう。
ここで、ベースポリマーの合成樹脂は、各種ブレンド材
を結合し強化する役割を果たし、射出成形可能なナイロ
ン、ポリカーボネート、 ポリブチレンテレフタレート
(PUT)、ポリフェニレンテレフタレート(PPS)
樹脂などが使用可能であり、金属粉としては、機械的強
度特に剛性、弾性を向上させ、比重を大きく金属材料差
みにするため、SUS材タングステン材などの粉末を使
用し、 強化繊維としては、機械的強度特に引張り強度
を向上させるため、ガラス繊維、カーボン繊維、ティス
モなどの強化繊維を使用し、メッキ促進材すなわち金属
メッキ処理工程のエツチング時のアンカー効果を高める
ため、珪酸カルシウム(Ca S i Os ) !?
 フルミナ系の充てん材を使用する。
ここで一実施例として、6ナイロンをペースポリマーと
し、金属粉としてSUSを重量で40wt%、タングス
テンを17wt%、強化繊維としてガラス繊維を20w
t%、ティスモを2.5wt%、メッキ促進材として硅
酸カルシウムを@量混合し、ブレンドを行なう。そして
、射出成形を行ない側胴を成形する。次に、プラスチッ
クの金属メッキ処−理を行なうことにより、 樹脂の表
面に、無電解Ni層0.2μ、Cu層30u、Niff
1Oμ、01層0.1μの金属メッキ層を形成スルコと
により時計側胴となる。
第1表に、上記方法により得られる時計側胴の物性を示
す。また、第1表には、従来の市販材料であるABS樹
脂、アルミニウム、亜鉛グイキャスト材料の試験データ
も合わせて示しである。
第1表より本発明の材料は、従来のプラスチックメッキ
樹脂の代表であるABSと比較し、比重で約3倍、引張
強度で約2.5倍、曲げ弾性率においては、約5倍も機
械的物性が向上している。
第1表 また、近年、加工性の容易さと、着色性、発色性の自由
度より、使用が拡大されている金属材料であるアルミニ
ウムと比較しても曲げ弾性率は劣るが、その他はほぼ同
じか、やや劣る程度の優れた物性を存しており、金属ケ
ース材料としてダイカスト加工ができ安価な亜鉛と比較
しても、強度比重は劣るものの、亜鉛特育の腐食の問題
が本発明の材料においては、ベースが樹脂のため防止で
き、時計側胴の厚みを少し太き(確保するようなデザイ
ン的配慮により、十分亜鉛側胴の置き換えが可能である
さらに、射出成形により加工ができるため、金属では加
工が難しい細かい模様や、複雑な形状をデザインするこ
とができる。このため、デザイン自由度が広がり、金属
外観を有するモデルでプラスチック並みのデザイン形状
が可能となる。
このように、デザイン自由度の大きい、低価格で高強度
を有する金属調ケースを提供することができる。
本発明によれば、比重の大きいタングステンなどの金属
粉を大量に混合させることにより、従来のプラスチック
メッキケースが比重1.2〜1゜5と軽く、非常に安価
なイメージを与えたのに対し、比重を2〜8程度に重く
することができ、重量感がある金属材料差みの質感を育
する成形加工可能な金属調外観の時計ケースを提供する
ことができる。
また、金属粉、強化t1維、メッキ促進材等の材料やブ
レンド割合について、前記内容は一実施例であり、これ
以外の組合せにおいても本実施例が有効であるのはもち
ろんである。
例えば、 金属粉は、タングステンだけ30wt%〜8
0 w t%混合し、比重をタングステンの量により大
きくすることができる。ガラス繊維は10wt%〜40
wt%の範囲で混合することが適当であり、カーボン繊
維や他の無機質繊維を混合させても良い。
比重は、3〜5の範囲が最も混合材料の成形性や、物理
的強度のバランスが良く、コスト的にも経済的であり、
育効である。また、Aρの比重が2.7であるため、3
〜5の比重であれば十分に金屑としての重量感を確保す
ることができる。
メッキ仕様については、成形した際、胴の表面外観が金
属粉やガラス繊維が浮き出て荒くなるため、表面の鏡面
を確保するために、下地Cuメッキは10μ〜50μに
厚めに下付はメッキを行なう。表面仕上げメッキは、C
rメッキだけでなくAuメブキ、パラジウムメッキなど
いずれも作動である。さらに、Crメッキの上層に、窒
化チタンのイオンブレーティング処理や、焼付塗装など
の熱処理も、本材料の耐熱温度が200℃と高いため、
容易に可能である。
このように、本考案によれば、射出成形可能な材料で、
様々な金属外観を有する化上げの側胴を提供することが
できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、時計ケースの材料と
して合成樹脂をベースポリマーとし、金属粉、強化繊維
、 メッキ促進材をプレノドし、ケース表面に金属メッ
キを施すことにより、高強度、高剛性の高い機械的強度
を持ち、金属調外観で、比重が金属に近く成形加工がで
き、低コストでデザイン自由度が大きい、金属代替がで
きる時計ケースを提供することができるなど、本発明の
効果は極めて大きい。
以  上 出矧人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 最 上  務 他1名−12−気JF
J+ ビ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属調の外観を有する時計側胴において、側胴の材料が
    合成樹脂をベースポリマーとし、金属粉、強化繊維、メ
    ッキ促進材をブレンドすることにより、比重が2〜8で
    、表面に金属メッキ処理を施した事を特徴とする時計側
    胴。
JP12070587A 1987-05-18 1987-05-18 時計側胴 Pending JPS63285488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12070587A JPS63285488A (ja) 1987-05-18 1987-05-18 時計側胴

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12070587A JPS63285488A (ja) 1987-05-18 1987-05-18 時計側胴

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Publication Number Publication Date
JPS63285488A true JPS63285488A (ja) 1988-11-22

Family

ID=14792945

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JP12070587A Pending JPS63285488A (ja) 1987-05-18 1987-05-18 時計側胴

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JP (1) JPS63285488A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098274A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Citizen Watch Co Ltd 時計用外装部品およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098274A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Citizen Watch Co Ltd 時計用外装部品およびその製造方法
JP4668484B2 (ja) * 2001-09-21 2011-04-13 シチズンホールディングス株式会社 電波時計用外装部品

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