JPS63284516A - 硬性鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、硬性鏡、詳しくは観察光学系および照明光
学系を有し、ファインダによる直接観察とテレビ（以下
、ＴＶという）モニタによる観察とが同時に行なえる硬
性鏡に関するものである。

［従来の技術］ 硬性鏡の使用時に、観察像をファインダによって直接観
察すると同時に、ＴＶモニタに映像を映し出して観察す
る場合、従来は硬性鏡の接眼部に対して、ファインダを
有するＴＶアダプタとＴＶ右カメラあるいはファインダ
のついているＴＶ右カメラ装着して、これによって直接
観察とＴＶモニタによる観察を行なっていた。そして、
このようにＴＶモニタに観察像を映し出して観察すると
、術者−人だけのファインダによる観察に較べ、多勢の
人が同時に観察できるという利点があり、またＴＶ右カ
メラ接眼部に装着し得る硬性鏡をビデオ硬性鏡とも称し
ている。

［発明が解決しようとする問題点］ ところが、硬性鏡の接眼部に対してＴＶモニタに映像を
映し出すためのＴＶ右カメラの動画像の撮影機器を取り
付けると、接眼部の周辺が非常に大高となり、硬性鏡の
操作性を悪化させるという不具合が生じる。

従って、本発明の目的は上記従来の欠点を除去し、ＴＶ
カメラ等を取り付けても接眼部が大嵩にならず、操作性
を劣化させることのない硬性鏡を提供するにある。

［問題点を解決するための手段および作用］本発明は上
記目的を達成するために、 観察光学系および照明光学系を有し、ファインダによる
直接観察とＴＶモニタによる観察とを同時に行なうよう
にした硬性鏡において、」−２観察光学系のファインダ
接眼部への光路中の結像位置に、固定または着脱自在に
ビームスプリッタを設け、同スプリッタにより分割され
た一方の光路にファインダ接眼部を、他方の光路にＴＶ
カメラをそれぞれ配置するようにしたことを特徴とする
ものである。

［実　施　例］ 以下、図示の実施例によって本発明を説明する。

第１図は、本発明の第１実施例を示す硬性鏡の要部であ
る。硬性鏡１は周知の通り、リレーレンズ群２によって
観察光学系が形成されており、照明光学系は上記リレー
レンズ群２に並設された光学ファイバー束からなるライ
トガイド３で構成されていて、ファインダ接眼部におい
て接眼レンズを介して観察像を見るようになっている。

本発明では、上記観察光学系のファインダ接眼部への光
路中の結像位置、即ち、観察光学系の後方の実像を結ぶ
位置に、半透鏡面６ａを有する直角プリズムからなるビ
ームスプリッタ６を配設する。そして、その後方に実像
を見るための接眼レンズ５を配置して、これをファイン
ダ接眼部４とし、ビームスプリッタ６によって分割され
た光路上には、」−２観察光学系が実像を結ぶ位置に焦
点を合わせたＴＶカメラ７を配設する。

このように構成すれば、ライトガイド３に光源装置（図
示されず）から照明光を送り込んで観察した被写体の光
像は、観察光学系による光路」二を伝送され、ビームス
プリッタ６て分割されて一方はファインダ接眼部４に入
射して直接観察され、他方はＴＶカメラ７に入射し同カ
メラの出力によってＴＶモニタ上に映し出される。従っ
て、ファインダによる直接観察とＴＶカメラによる観察
とが同時に行なえる。

本実施例によれば、ファインダ部にビームスプリッタを
配設するたけなので、ファインダ接眼部も大嵩にならず
操作性を劣化させることもない。

第２図は、本発明の第２実施例を示したものである。こ
の実施例は上記第１実施例におけるビームスプリッタ６
とＴＶカメラ７とを一体的に纏めて撮影用カセット８と
して構成し、このカセット８を硬性鏡１のファインダ接
眼部４に対して着脱自在に装填するようにしたものであ
る。即ち、このカセット８を装着したときには、ビーム
スプリッタ６は観察光学系の結像位置に配設されるよう
になっており、従って、ビームスプリッタ６によって分
割された観察光がＴＶカメラ７に入射し、これの出力に
よってＴＶモニタによる観察が接眼レンズ５による直接
観察と同時にできる。

そして、不使用時にはカセット８を取り外し、第３図に
示すように、カセット装着口が蓋部材９　′で閉じられ
る。よって観察光路上からビームスプリッタ６が無くな
るので、ファインダ観察時のみのときには、全光量を観
察に利用できるという利点がある。

また、上記カセット８は、第４図に示すようにＴＶカメ
ラ７に代えて、撮影レンズ１０とフィルム１１を有する
暗箱からなるスチルカメラ１２を構成するカセット１３
とすれば、ファインダ接眼部４にスチルカメラを別に取
り付けることなく、写真撮影が可能となる。

更にまた、上記第２実施例におけるカセット８のＴＶカ
メラ７に代えて、モザイクフィルタを備えたカラーＴＶ
カメラや、モザイクフィルタのないＴＶカメラあるいは
赤外線用ＴＶカメラを互換性をもたせて装着し得るよう
に構成すれば、ライトガイド３に導入する光を、上記カ
メラの種類に対応して一般光源による照明光２面順次式
光源による照明光および赤外線光源による照明光とする
ことにより、一般光源による観察、面順次式光源による
カラー観察および赤外線光源による赤外観察をそれぞれ
容易に行なうことができる。

第５図は、本発明の第３実施例を示したものである。こ
の実施例は前記第２実施例におけるカセット８内に、更
に硬性鏡１内のライトガイド３に光源装置（図示されず
）から照明光を導入するための接続用ライトガイド１４
を内蔵させたもので、このカセット１５の着脱時にライ
トガイド３への照明光源の着脱も同時に行なうようにし
たものである。

このように構成すれば、硬性鏡の保管時、あるいは消毒
時に、ＴＶ右カメラライトガイドの接続をそれぞれ手間
をかけて外す２回の操作を、−回でできる。

［発明の効果］ 以」二述べたように本発明によれば、ファインダ接眼部
も大高にならず操作性も劣化せずに、ファインダによる
直接観察とＴＶモニタによる観察とを同時に効率良（行
なえる硬性鏡を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第１実施例を示す硬性鏡の要部構成
図、 第２，３図は、本発明の第２実施例を示す硬性鏡の要部
構成図、 第４図は、カセットの他の例を示す構成図、第５図は、
本発明の第３実施例を示す硬性鏡の要部構成図である。 １・・・・・・・・・硬性鏡

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 観察光学系および照明光学系を有し、ファインダによる
   直接観察とテレビモニタによる観察とを同時に行なうよ
   うにした硬性鏡において、 上記観察光学系のファインダ接眼部への光路中の結像位
   置に、固定または着脱自在にビームスプリッタを設け、
   同スプリッタにより分割された一方の光路にファインダ
   接眼部を、他方の光路にテレビカメラをそれぞれ配置す
   るようにしたことを特徴とする硬性鏡。