JPS6328420Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328420Y2 JPS6328420Y2 JP1981093927U JP9392781U JPS6328420Y2 JP S6328420 Y2 JPS6328420 Y2 JP S6328420Y2 JP 1981093927 U JP1981093927 U JP 1981093927U JP 9392781 U JP9392781 U JP 9392781U JP S6328420 Y2 JPS6328420 Y2 JP S6328420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- adhesive
- ray film
- package
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 26
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 26
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
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- 239000000243 solution Substances 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、歯科用のX線フイルム包装体に関
するものである。
するものである。
歯のX線写真を撮影するためのX線フイルム
は、写真撮影後現像・定着が終了するまでは光線
にさらすことはできないので、不透明な包装体に
入れられている。そして、当然、現像・定着のた
めの処理も、光線が撮影済のフイルムに投射しな
いように注意して行わねばならない。
は、写真撮影後現像・定着が終了するまでは光線
にさらすことはできないので、不透明な包装体に
入れられている。そして、当然、現像・定着のた
めの処理も、光線が撮影済のフイルムに投射しな
いように注意して行わねばならない。
そのための方法として従来から採用されている
のは、X線フイルムが封じられている包装体に注
射器の針をさしこみ、包装体内に注射器内の現
像・定着液を注入して現像・定着処理を行う方法
である。この方法によると、注射器の針を包装体
に突きさす時、X線フイルムが傷つくおそれがあ
り、また、傷つかないようにするには細心の注意
を払わねばならない欠点があつた。さらに、現
像・定着処理は、一方の手に包装体を、他方の手
に注射器を持つて行うため、処理操作が不安定で
あつた。
のは、X線フイルムが封じられている包装体に注
射器の針をさしこみ、包装体内に注射器内の現
像・定着液を注入して現像・定着処理を行う方法
である。この方法によると、注射器の針を包装体
に突きさす時、X線フイルムが傷つくおそれがあ
り、また、傷つかないようにするには細心の注意
を払わねばならない欠点があつた。さらに、現
像・定着処理は、一方の手に包装体を、他方の手
に注射器を持つて行うため、処理操作が不安定で
あつた。
この考案は、このような欠点を有する注射器を
使用することなく、しかも、より一層簡単な現
像・定着処理を行うことができる歯科用X線フイ
ルム包装体を提供するものである。
使用することなく、しかも、より一層簡単な現
像・定着処理を行うことができる歯科用X線フイ
ルム包装体を提供するものである。
第1図はこの考案の包装体を展開した正面図、
第2図は第1図の断面図である。歯科用X線フイ
ルム包装体は、不透明で柔軟な2枚の合成樹脂の
シート11,12で作られる。シート11とシー
ト12とは幅が同じで長さが異なる。長いシート
11と短いシート12とは下方で重ね合わされ、
開口14を残してその周縁15を接着又は溶着す
ることにより袋部1を形成する。この場合、長い
シート11においては、開口14の部分より上の
方の部分は延長部16となる。延長部16は、開
口14よりやゝ上方に折り曲げ部19を有し、
又、端縁17を含みその近傍部は細幅部13とな
つている。
第2図は第1図の断面図である。歯科用X線フイ
ルム包装体は、不透明で柔軟な2枚の合成樹脂の
シート11,12で作られる。シート11とシー
ト12とは幅が同じで長さが異なる。長いシート
11と短いシート12とは下方で重ね合わされ、
開口14を残してその周縁15を接着又は溶着す
ることにより袋部1を形成する。この場合、長い
シート11においては、開口14の部分より上の
方の部分は延長部16となる。延長部16は、開
口14よりやゝ上方に折り曲げ部19を有し、
又、端縁17を含みその近傍部は細幅部13とな
つている。
袋部1にはX線フイルムFが挿入される。X線
フイルムFを挿入した後、延長部16は折り曲げ
部19から、袋部1と重なるように折り曲げられ
る。第3図及びその断面図である第4図はこの状
態が示されている。折り曲げにより重なつた部分
の周縁20は、端縁17の近くを除き接着又は溶
着される。端縁17近くの残された部分は、接着
力の弱い接着剤で接着する。これにより、X線フ
イルムFは袋部1内に完全に密封される。
フイルムFを挿入した後、延長部16は折り曲げ
部19から、袋部1と重なるように折り曲げられ
る。第3図及びその断面図である第4図はこの状
態が示されている。折り曲げにより重なつた部分
の周縁20は、端縁17の近くを除き接着又は溶
着される。端縁17近くの残された部分は、接着
力の弱い接着剤で接着する。これにより、X線フ
イルムFは袋部1内に完全に密封される。
この考案においては、第3図及び第4図に示さ
れるように、上記端縁17近くの残された部分
に、接着力の弱い接着剤で接着される接着部22
を形成することにより、前記従来の欠点を解消し
ようとするものである。接着部22の接着力は、
可成り弱い力で剥離する程度のものとされる。こ
のような接着力を得るには、接着剤の粘度を調製
することにより自由に得られる。
れるように、上記端縁17近くの残された部分
に、接着力の弱い接着剤で接着される接着部22
を形成することにより、前記従来の欠点を解消し
ようとするものである。接着部22の接着力は、
可成り弱い力で剥離する程度のものとされる。こ
のような接着力を得るには、接着剤の粘度を調製
することにより自由に得られる。
X線写真撮影後、X線フイルムFの現像・定着
を行うには次のようになされる。即ち、予めスポ
イト等の先端部分が尖鋭でない容器内に現像・定
着液を吸引しておき、X線写真撮影済の包装体の
接着部22に当該スポイト等の先端部を挿入する
ように押し進めると、接着部22の接着力は前述
のように弱いので、接着部22は開かれる。X線
フイルムFと接着部22とは、短いシート12に
より隔てられているので、スポイト等の先端を接
着部22に挿入した際、万一、僅かの光線が漏れ
たとしても、光線は折り曲げ部で阻止され、袋内
のX線フイルムFに達することはない。
を行うには次のようになされる。即ち、予めスポ
イト等の先端部分が尖鋭でない容器内に現像・定
着液を吸引しておき、X線写真撮影済の包装体の
接着部22に当該スポイト等の先端部を挿入する
ように押し進めると、接着部22の接着力は前述
のように弱いので、接着部22は開かれる。X線
フイルムFと接着部22とは、短いシート12に
より隔てられているので、スポイト等の先端を接
着部22に挿入した際、万一、僅かの光線が漏れ
たとしても、光線は折り曲げ部で阻止され、袋内
のX線フイルムFに達することはない。
接着部22が開かれたら、スポイト等の容器内
の現像・定着液をそのまま注入すれば、液は折り
曲げ部を径て袋部1内に流入し、X線フイルムF
の現像・定着をなす。
の現像・定着液をそのまま注入すれば、液は折り
曲げ部を径て袋部1内に流入し、X線フイルムF
の現像・定着をなす。
なお、細幅部13の、接着部22より下方部分
を接着部22の幅より狭くすると、スポイト等の
先端を挿入した際の光線の漏れは完全に阻止でき
る。
を接着部22の幅より狭くすると、スポイト等の
先端を挿入した際の光線の漏れは完全に阻止でき
る。
以上のように、この考案は、現像・定着液を包
装体内に注入する場合、注射針などのような先端
が尖鋭なものを使用せず、スポイト等のような先
端が尖鋭でない注入具を使用することを可能にし
たので、X線フイルムFを傷つけるおそれは全く
なく、かつ、細心の注意の必要なく簡単に液を注
入することができるものである。
装体内に注入する場合、注射針などのような先端
が尖鋭なものを使用せず、スポイト等のような先
端が尖鋭でない注入具を使用することを可能にし
たので、X線フイルムFを傷つけるおそれは全く
なく、かつ、細心の注意の必要なく簡単に液を注
入することができるものである。
第5図は、前記スポイト等の代りに用いられる
現像・定着液注入装置2で、この考案の包装体と
共に用いて便利なものである。装置2は、現像・
定着液及び酸化防止ガスを封入した現像液タンク
21、液を(必要量だけ)通過させる制御弁2
3、制御弁23を通過した液が溜められるベロー
ズ体25、ベローズ体25の先端に突出せしめら
れた注入突部27が構成されている。
現像・定着液注入装置2で、この考案の包装体と
共に用いて便利なものである。装置2は、現像・
定着液及び酸化防止ガスを封入した現像液タンク
21、液を(必要量だけ)通過させる制御弁2
3、制御弁23を通過した液が溜められるベロー
ズ体25、ベローズ体25の先端に突出せしめら
れた注入突部27が構成されている。
撮影済の包装体の接着部22に装置2の注入突
部27が当るように包装体をもつてゆき、そのま
ま包装体を押し進めると、接着部22の接着は前
述のように容易に剥離されると共に、ベローズ体
25が圧縮されることにより、その中の液は包装
体内に注入されることとなり、スポイト等による
よりも更に容易に、かつ、安定よく液の注入をな
し得るものである。
部27が当るように包装体をもつてゆき、そのま
ま包装体を押し進めると、接着部22の接着は前
述のように容易に剥離されると共に、ベローズ体
25が圧縮されることにより、その中の液は包装
体内に注入されることとなり、スポイト等による
よりも更に容易に、かつ、安定よく液の注入をな
し得るものである。
なお、第6図a,b,c,d、第7図、第8図
にこの考案の他の実施例を示す。まず第6図aに
示すように不透明の細長い柔軟な合成樹脂シート
に、その長さ方向に一定幅で接着力の弱い接着剤
を塗布する。次にこのシートを第6図bに示すよ
うに一方側縁を凹凸状に切断してシートAを作
る。さらに幅の狭いシートB(第6図c)と幅の
広いシートC(第6図d)を用意する。
にこの考案の他の実施例を示す。まず第6図aに
示すように不透明の細長い柔軟な合成樹脂シート
に、その長さ方向に一定幅で接着力の弱い接着剤
を塗布する。次にこのシートを第6図bに示すよ
うに一方側縁を凹凸状に切断してシートAを作
る。さらに幅の狭いシートB(第6図c)と幅の
広いシートC(第6図d)を用意する。
これらのシートA,B,Cを第7図に示すよう
にシートA、シートB、シートCの順に図のよう
な位置に(シートBの一方側縁とシートCの一方
側縁とが重なり、シートAの一方側縁とシートC
の他方側縁とが重なる)おいて重ねることとなる
が、まずシートAとシートBとを、シートAの凹
凸縁において接着又は溶着せしめ、同時にシート
Aの接着剤32をシートBに押圧して接着部22
を完成し、次いで、このシートAとシートBとの
接続したものをシートCに重ねる。
にシートA、シートB、シートCの順に図のよう
な位置に(シートBの一方側縁とシートCの一方
側縁とが重なり、シートAの一方側縁とシートC
の他方側縁とが重なる)おいて重ねることとなる
が、まずシートAとシートBとを、シートAの凹
凸縁において接着又は溶着せしめ、同時にシート
Aの接着剤32をシートBに押圧して接着部22
を完成し、次いで、このシートAとシートBとの
接続したものをシートCに重ねる。
最後に、第8図に示すようにX線フイルムFを
所定位置に置いた後一点鎖線の部分を溶断する
と、この考案の歯科用X線フイルム包装体ができ
る。
所定位置に置いた後一点鎖線の部分を溶断する
と、この考案の歯科用X線フイルム包装体ができ
る。
第1図は歯科用X線フイルム包装体の展開正面
図、第2図は第1図の断面図、第3図は使用時の
歯科用X線フイルム包装体の正面図、第4図は第
3図の断面図、第5図は現像・定着液注入装置、
第6a図、第6b図、第6c図、第6d図は他の
実施例におけるシートの平面図、第7図は各シー
トの位置関係を示す図、第8図は溶断部分を示す
平面図である。 1……袋部、14……開口、16……延長部、
22……接着部。
図、第2図は第1図の断面図、第3図は使用時の
歯科用X線フイルム包装体の正面図、第4図は第
3図の断面図、第5図は現像・定着液注入装置、
第6a図、第6b図、第6c図、第6d図は他の
実施例におけるシートの平面図、第7図は各シー
トの位置関係を示す図、第8図は溶断部分を示す
平面図である。 1……袋部、14……開口、16……延長部、
22……接着部。
Claims (1)
- 不透明シートにより、下方に袋部を、上方に細
幅部を有する延長部を形成し、袋部にX線フイル
ムを挿入し、延長部を袋部上に折り重ね、前記細
幅部の一部を残して前記折り重ねた周縁を封じ、
前記残つた細幅部を接着力の弱い接着剤で接着し
たことを特徴とする歯科用X線フイルム包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981093927U JPS581406U (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 歯科用x線フイルム包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981093927U JPS581406U (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 歯科用x線フイルム包装体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581406U JPS581406U (ja) | 1983-01-07 |
JPS6328420Y2 true JPS6328420Y2 (ja) | 1988-08-01 |
Family
ID=29888888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981093927U Granted JPS581406U (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 歯科用x線フイルム包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581406U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6144670U (ja) * | 1984-08-27 | 1986-03-25 | 株式会社ニツクス | 歯科用x線フイルム包装体 |
JPH0784170B2 (ja) * | 1987-04-24 | 1995-09-13 | 株式会社日立製作所 | 鉄道車両用けん引装置 |
JPH0784171B2 (ja) * | 1987-06-26 | 1995-09-13 | 株式会社日立製作所 | 車体のけん引装置 |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP1981093927U patent/JPS581406U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS581406U (ja) | 1983-01-07 |
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