JPS63282223A - 繊維強化部材用接合型繊維成形体の製造方法 - Google Patents
繊維強化部材用接合型繊維成形体の製造方法Info
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- JPS63282223A JPS63282223A JP11548787A JP11548787A JPS63282223A JP S63282223 A JPS63282223 A JP S63282223A JP 11548787 A JP11548787 A JP 11548787A JP 11548787 A JP11548787 A JP 11548787A JP S63282223 A JPS63282223 A JP S63282223A
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- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ１発明の目的
（１）産業上の利用分野
本発明は、繊維強化部材の製造に用いるべく、第１およ
び第２の繊維成形体を接合した接合型繊維成形体の製造
方法に関する。
び第２の繊維成形体を接合した接合型繊維成形体の製造
方法に関する。
（２）従来の技術
従来、この種接合型繊維成形体の製造方法として、第１
および第２の繊維成形体を別々に成形し、次いで画成形
体に焼成処理を施し、その後筒２の繊維成形体の孔部に
第１の繊維成形体の一部を嵌合し、必要に応じて両繊維
成形体の嵌合部を接着剤により接合するといった手法が
知られている。
および第２の繊維成形体を別々に成形し、次いで画成形
体に焼成処理を施し、その後筒２の繊維成形体の孔部に
第１の繊維成形体の一部を嵌合し、必要に応じて両繊維
成形体の嵌合部を接着剤により接合するといった手法が
知られている。
（３）発明が解決しようとする問題点
しかしながら前記方法により得られた接合型繊維成形体
においては、第１および第２の繊維成形体の嵌合部に、
それらの間のクリアランスに起因して強化用繊維が全く
存在しない区域が生じ易く、その区域は繊維強化部材に
おいてはマトリックス単体部分となるため、その部分が
低強度であることに起因して応力集中を受は疲労起点と
なり易いといった問題がある。
においては、第１および第２の繊維成形体の嵌合部に、
それらの間のクリアランスに起因して強化用繊維が全く
存在しない区域が生じ易く、その区域は繊維強化部材に
おいてはマトリックス単体部分となるため、その部分が
低強度であることに起因して応力集中を受は疲労起点と
なり易いといった問題がある。
本発明は前記のような問題を生じることのない接合型繊
維成形体を得ることのできる前記製造方法を提供するこ
とを目的とする。
維成形体を得ることのできる前記製造方法を提供するこ
とを目的とする。
Ｂ１発明の構成
（１） 問題点を解決するための手段本発明は、所定
の形状を保持するように成形された第１の繊維成形体の
一部を包むように第２の繊維成形体を成形すると同時に
該第２の繊維成形体と前記第１の繊維成形体とを一体化
し、次いで少なくとも前記第２の繊維成形体に焼成処理
を施すことを特徴とする。
の形状を保持するように成形された第１の繊維成形体の
一部を包むように第２の繊維成形体を成形すると同時に
該第２の繊維成形体と前記第１の繊維成形体とを一体化
し、次いで少なくとも前記第２の繊維成形体に焼成処理
を施すことを特徴とする。
（２）作 用
前記のように第２の繊維成形体の成形工程で、それと第
１の繊維成形体とを一体化すると、両繊維成形体の接合
部にクリアランスを生じることがない。
１の繊維成形体とを一体化すると、両繊維成形体の接合
部にクリアランスを生じることがない。
そして成形に次ぐ焼成処理によって、両繊維成形体の接
合強度の高い接合型繊維成形体を得ることができる。
合強度の高い接合型繊維成形体を得ることができる。
（３）実施例
第１図は接合型繊維成形体Ｆ、を示し、第２図は、その
接合型繊維成形体Ｆ、により強化された、アルミニウム
合金等の軽合金をマトリックスとする繊維強化部材とし
ての内燃機関用コンロッドＣ１を示す。
接合型繊維成形体Ｆ、により強化された、アルミニウム
合金等の軽合金をマトリックスとする繊維強化部材とし
ての内燃機関用コンロッドＣ１を示す。
接合型繊維成形体Ｆ、は、第１の繊維成形体としての棒
状体１と、棒状体１の両端に各別に設けられた、第２の
繊維成形体としての環状体２１および半環状体２８とよ
りなる。棒状体ｌはコンロッドＣ１の環部３を、また環
状体２１は小端部４１を、さらに半環状体２□は大端部
４□をそれぞれ強化するために用いられている。
状体１と、棒状体１の両端に各別に設けられた、第２の
繊維成形体としての環状体２１および半環状体２８とよ
りなる。棒状体ｌはコンロッドＣ１の環部３を、また環
状体２１は小端部４１を、さらに半環状体２□は大端部
４□をそれぞれ強化するために用いられている。
棒状体１は、環部３の曲げ強さの向上を狙ってステンレ
ス繊維等の金属繊維、炭素繊維等の強化用長繊維を桿部
軸線方向に一方向配列してなり、また環状体２．および
半環状体２□は炭化ケイ素ウィスカ等の強化用短繊維を
ランダム配列してなる。
ス繊維等の金属繊維、炭素繊維等の強化用長繊維を桿部
軸線方向に一方向配列してなり、また環状体２．および
半環状体２□は炭化ケイ素ウィスカ等の強化用短繊維を
ランダム配列してなる。
前記接合型繊維成形体Ｆ、の製造は次の各工程を経て行
われる。
われる。
先ず、管状成形型にバインダを添加した炭素繊維を挿入
し、アルゴン雰囲気下で４００ ’Ｃにて１時間加熱す
ることによって繊維体積率（Ｖｆ）３０％の棒状体ｌを
成形する。
し、アルゴン雰囲気下で４００ ’Ｃにて１時間加熱す
ることによって繊維体積率（Ｖｆ）３０％の棒状体ｌを
成形する。
次いで、第３．第４図に示すように、６００”Ｃに予熱
された環状体成形型５の上、下型５１．５□間に棒状体
１を挟着してその一端部をキャビティ６に突入させる。
された環状体成形型５の上、下型５１．５□間に棒状体
１を挟着してその一端部をキャビティ６に突入させる。
加圧パンチ７を上型５１から抜いた状態において、バイ
ンダを添加した炭化ケイ素ウィスカをキャビティ６に充
填し、加圧パンチ７により炭化ケイ素ウィスカを加圧し
て環状体２、を、その一部で棒状体１の一部を包むよう
に圧縮成形し、同時に棒状体１と環状体２１とを一体化
する。
ンダを添加した炭化ケイ素ウィスカをキャビティ６に充
填し、加圧パンチ７により炭化ケイ素ウィスカを加圧し
て環状体２、を、その一部で棒状体１の一部を包むよう
に圧縮成形し、同時に棒状体１と環状体２１とを一体化
する。
同様の手法により半環状体２□を圧縮成形すると同時に
棒状体１と半環状体２□とを一体化する。
棒状体１と半環状体２□とを一体化する。
この場合、環状体２１および半環状体２□の繊維体積率
（ｖｒ）は５０％である。
（ｖｒ）は５０％である。
その後、一体化された棒状体１、環状体２．および半環
状体２オに、アルゴン雰囲気下で９００°Ｃ１２時間の
焼成処理を施して、棒状体１等の構成繊維をバインダに
より結合するものである。
状体２オに、アルゴン雰囲気下で９００°Ｃ１２時間の
焼成処理を施して、棒状体１等の構成繊維をバインダに
より結合するものである。
前記手法を用いて得られた接合型繊維成形体Ｆ、におい
ては、棒状体１と、環状体２．および半環状体２□との
接合部にクリアランスを生じることがなく、したがって
コンロッドＣＩにおける疲労起点の発生を回避して、そ
の剛性を向上させることができる。
ては、棒状体１と、環状体２．および半環状体２□との
接合部にクリアランスを生じることがなく、したがって
コンロッドＣＩにおける疲労起点の発生を回避して、そ
の剛性を向上させることができる。
また棒状体１と環状体２１等との接合強度が高く、した
がってコンロッド鋳造作業において金型へのセット時お
よび鋳造中に棒状体１と環状体２１および半環状体２！
間に位置ずれを生じることがなく、その上取扱い性も良
好である。
がってコンロッド鋳造作業において金型へのセット時お
よび鋳造中に棒状体１と環状体２１および半環状体２！
間に位置ずれを生じることがなく、その上取扱い性も良
好である。
前記製造方法において、棒状体１の成形後それに焼成処
理を施してもよいが、前記のように棒状体ｌ、環状体２
１等に同時に焼成処理を施すと製造工程を簡略化し得る
利点がある。
理を施してもよいが、前記のように棒状体ｌ、環状体２
１等に同時に焼成処理を施すと製造工程を簡略化し得る
利点がある。
第５図は接合型繊維成形体の変形例を用いたコンロッド
を示し、このコンロッドＣ８においては接合型繊維成形
体Ｆ２の大端部４□側は単に角形ブロック状体２．に成
形され、これによりクランクシャフト側からの衝撃力に
対して大端部４ｔを強化することができる。
を示し、このコンロッドＣ８においては接合型繊維成形
体Ｆ２の大端部４□側は単に角形ブロック状体２．に成
形され、これによりクランクシャフト側からの衝撃力に
対して大端部４ｔを強化することができる。
なお、本発明は前記コンロッド用接合型繊維成形体の製
造に限らず、他の繊維強化部材に用いられる接合型繊維
成形体の製造に適用される。
造に限らず、他の繊維強化部材に用いられる接合型繊維
成形体の製造に適用される。
Ｃ０発明の効果
本発明によれば、第１および第２の繊維成形体の接合部
にクリアランスの無い接合型繊維成形体を得ることがで
き、これにより繊維強化部材の剛性を向上させることが
できる。また両繊維成形体の接合強度が高く、したがっ
て繊維強化部材鋳造作業において、金型へのセット時お
よび鋳造中に両繊維成形体間に位置ずれを生じることが
な（、その上取扱い性も良好である。
にクリアランスの無い接合型繊維成形体を得ることがで
き、これにより繊維強化部材の剛性を向上させることが
できる。また両繊維成形体の接合強度が高く、したがっ
て繊維強化部材鋳造作業において、金型へのセット時お
よび鋳造中に両繊維成形体間に位置ずれを生じることが
な（、その上取扱い性も良好である。
第１図は本発明により得られた接合型繊維成形体の縦断
正面図、第２図はコンロッドの縦断正面図、第３図は成
形工程の一部を示す説明図、第４図は第３図ＩＶ−ＩＶ
線断面図、第５図はコンロッドの変形例の縦断正面図で
ある。 Ｃ，、Ｃ，・・・繊維強化部材としてのコンロッド、Ｆ
、、Ｆ、・・・接合型繊維成形体、１・・・第１の繊維
成形体としての棒状体、２．．２□、２．・・・第２の
繊維成形体としての環状体、半環状体、角形ブロック状
体 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代理人
弁理士 落 合 健第４図 第３図 Ｍ」
正面図、第２図はコンロッドの縦断正面図、第３図は成
形工程の一部を示す説明図、第４図は第３図ＩＶ−ＩＶ
線断面図、第５図はコンロッドの変形例の縦断正面図で
ある。 Ｃ，、Ｃ，・・・繊維強化部材としてのコンロッド、Ｆ
、、Ｆ、・・・接合型繊維成形体、１・・・第１の繊維
成形体としての棒状体、２．．２□、２．・・・第２の
繊維成形体としての環状体、半環状体、角形ブロック状
体 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代理人
弁理士 落 合 健第４図 第３図 Ｍ」
Claims (5)
- （１）所定の形状を保持するように成形された第１の繊
維成形体の一部を包むように第２の繊維成形体を成形す
ると同時に該第２の繊維成形体と前記第１の繊維成形体
とを一体化し、次いで少なくとも前記第２の繊維成形体
に焼成処理を施すことを特徴とする繊維強化部材用接合
型繊維成形体の製造方法。 - （２）前記第１の繊維成形体は強化用長繊維を一方向配
列してなり、また前記第２の繊維成形体は強化用短繊維
をランダム配列してなる、特許請求の範囲第（１）項記
載の繊維強化部材用接合型繊維成形体の製造方法。 - （３）前記第１の繊維成形体を構成する前記強化用長繊
維は金属繊維であり、また前記第２の繊維成形体を構成
する前記強化用短繊維は炭化ケイ素ウィスカである、特
許請求の範囲第（１）または第（２）項記載の繊維強化
部材用接合型繊維成形体の製造方法。 - （４）前記第１の繊維成形体を構成する前記強化用長繊
維は炭素繊維であり、また前記第２の繊維成形体を構成
する前記強化用短繊維は炭化ケイ素ウィスカである、特
許請求の範囲第（１）または第（２）項記載の繊維強化
部材用接合型繊維成形体の製造方法。 - （５）前記繊維強化部材は内燃機関用コンロッドであり
、前記第１の繊維成形体は桿部の強化に用いられ、また
前記第２の繊維成形体は小端部および大端部の強化に用
いられる、特許請求の範囲第（１）、第（２）、第（３
）または第（４）項記載の繊維強化部材用接合型繊維成
形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11548787A JPS63282223A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 繊維強化部材用接合型繊維成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11548787A JPS63282223A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 繊維強化部材用接合型繊維成形体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63282223A true JPS63282223A (ja) | 1988-11-18 |
| JPH0469212B2 JPH0469212B2 (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=14663737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11548787A Granted JPS63282223A (ja) | 1987-05-12 | 1987-05-12 | 繊維強化部材用接合型繊維成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63282223A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2940378A1 (fr) * | 2008-12-24 | 2010-06-25 | Messier Dowty Sa | Procede de fabrication d'une bielle en metal, renforcee par des fibres longues. |
| WO2013160208A1 (de) * | 2012-04-27 | 2013-10-31 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Bauteil aus kunststoff |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6298016A (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-07 | Nissan Motor Co Ltd | コンロツド |
-
1987
- 1987-05-12 JP JP11548787A patent/JPS63282223A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6298016A (ja) * | 1985-10-22 | 1987-05-07 | Nissan Motor Co Ltd | コンロツド |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2940378A1 (fr) * | 2008-12-24 | 2010-06-25 | Messier Dowty Sa | Procede de fabrication d'une bielle en metal, renforcee par des fibres longues. |
| WO2010072915A1 (fr) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | Messier-Dowty Sa | Procede de fabrication d'une bielle en metal, renforcee par des fibres longues |
| JP2012514164A (ja) * | 2008-12-24 | 2012-06-21 | メシエ−ブガッティ−ドウティ | 長繊維によって補強された金属からなる連結ロッドを製造する製造方法 |
| RU2494291C2 (ru) * | 2008-12-24 | 2013-09-27 | Мессье-Бюгатти-Довти | Способ изготовления соединительной штанги из металла, усиленной длинными волокнами |
| WO2013160208A1 (de) * | 2012-04-27 | 2013-10-31 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Bauteil aus kunststoff |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0469212B2 (ja) | 1992-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |