JPS63281283A - 磁気ヘツド支持体 - Google Patents
磁気ヘツド支持体Info
- Publication number
- JPS63281283A JPS63281283A JP11464387A JP11464387A JPS63281283A JP S63281283 A JPS63281283 A JP S63281283A JP 11464387 A JP11464387 A JP 11464387A JP 11464387 A JP11464387 A JP 11464387A JP S63281283 A JPS63281283 A JP S63281283A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- magnetic head
- slider
- load
- elastic materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持体に係り、
特にガイドアームの振動をスライダに伝えず、スライダ
の浮上安定性に好適なロードアームに関する。
特にガイドアームの振動をスライダに伝えず、スライダ
の浮上安定性に好適なロードアームに関する。
磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持体に要求される機能
は、第１にアクセス動作を高速に正確に行なえるように
スライダ本体をガイドアームに対して、ディスクと同一
面内にしつかり拘束すること、第２にスライダがそのレ
ール面で発生する空気膜剛性の助けを借りて、ディスク
表面の凹凸に追従するように、スライダのローリング及
びピッチング方向の動きが自由に行なえるように支持す
ること、第３にスライダに一定の荷重を付加し、この荷
重がガイドアームの振動や、支持体をよぎる空気流、デ
ィスクの上下変位等により変化しにくいことである６以
上の機能は基本的には平板バネにより実現されており、
具体的には特開昭５５−２２２９６に示されるものが広
く使われている。
は、第１にアクセス動作を高速に正確に行なえるように
スライダ本体をガイドアームに対して、ディスクと同一
面内にしつかり拘束すること、第２にスライダがそのレ
ール面で発生する空気膜剛性の助けを借りて、ディスク
表面の凹凸に追従するように、スライダのローリング及
びピッチング方向の動きが自由に行なえるように支持す
ること、第３にスライダに一定の荷重を付加し、この荷
重がガイドアームの振動や、支持体をよぎる空気流、デ
ィスクの上下変位等により変化しにくいことである６以
上の機能は基本的には平板バネにより実現されており、
具体的には特開昭５５−２２２９６に示されるものが広
く使われている。
上にあげた３つの機能のうち第３の機能は、ディスクの
高速回転、すばやいアクセス動作が今後増増要求される
なかで重要な位置を占めてくる。この第３の機能、即ち
常に一定の押しつけ荷重をスライダへ与えることは、バ
ネ定数の小さいバネにより荷重を加えることにより実現
される。現在は前出特許の例に見るように、金属製板バ
ネの曲げ変形により荷重を発生させている。
高速回転、すばやいアクセス動作が今後増増要求される
なかで重要な位置を占めてくる。この第３の機能、即ち
常に一定の押しつけ荷重をスライダへ与えることは、バ
ネ定数の小さいバネにより荷重を加えることにより実現
される。現在は前出特許の例に見るように、金属製板バ
ネの曲げ変形により荷重を発生させている。
上記従来技術の範囲でバネ定数の小ちい支持体を実現す
るためには、バネ部の曲率形状を大きくしたり、バネ部
の板厚を小さくしなければならない、ところが、バネ部
曲率形状をある程度以上にすると支持体が大型になって
振動等が生じやすくなったり、バネ材としての品質のば
らつきが生じやすくなるという問題が生ずる。一方バネ
部の曲率形状を変えずに板厚を小さくすると、同じ押し
つけ荷重を得るためにバネ部に大きなひずみを与えなけ
ればならなくなる。この結果、通常の金属の板バネでは
弾性範囲を越えてしまうという問題゛が生ずる。スライ
ダ、支持体の小型化は必至であるから、同じ曲率形状で
もバネ定数が小さくでき。
るためには、バネ部の曲率形状を大きくしたり、バネ部
の板厚を小さくしなければならない、ところが、バネ部
曲率形状をある程度以上にすると支持体が大型になって
振動等が生じやすくなったり、バネ材としての品質のば
らつきが生じやすくなるという問題が生ずる。一方バネ
部の曲率形状を変えずに板厚を小さくすると、同じ押し
つけ荷重を得るためにバネ部に大きなひずみを与えなけ
ればならなくなる。この結果、通常の金属の板バネでは
弾性範囲を越えてしまうという問題゛が生ずる。スライ
ダ、支持体の小型化は必至であるから、同じ曲率形状で
もバネ定数が小さくでき。
しかも所望の押しつけ荷重が得られるようにすることが
本発明の目的である。
本発明の目的である。
上記目的は、磁気ヘッド支持体の、押しつけ荷重を発生
するバネ部を超弾性材料により形成することにより達成
される。
するバネ部を超弾性材料により形成することにより達成
される。
超弾性材料は第３図に示すような特性を示すものである
。比較のために通常の金属の応力−ひすみ曲線を第４図
に示す、バネとして使用しうるのは第４図の応力０から
Ｃ点までの、いわゆる弾性範囲の応力である。これ以上
の応力を加えると永久変形を生じてしまい、例えばｄ点
で応力を取り除いてもＣ点までしかひずみは回復しない
。即ちｄ点をこえると不可逆過程となり、くり返しのひ
ずみが生じた場合、所望の荷重からずれていってしまう
、同じ曲率形状のバネの場合にバネ定数を小さくするこ
とはこの応力ＯからＣ点の間の傾きを小さくすることで
あるが、当然のことながら、それに伴ない弾性範囲の上
限であるＣ点の応力は小さくなり、大きな荷重は出せな
くなる。一方超弾性材料では第３図の応力Ｏからａ点ま
では通常の材料と同じ挙動を示すが、ａ点からｂ点にか
けてはひずみを増していっても、それに必要な応力はあ
まり増加させなくてよい領域、即ち非常にバネ定数の小
さい領域となる。ｂ点に到達した後加えている力を取り
除くとａ′点を経由して元の状態に回復する。このａか
らｂの領域が超弾性領域である。ａ点とａ′点のくい違
いはヒステリシスと呼ばれるものでありこの差が小さい
ものほど好適な材料と言える。このような超弾性を示す
材料は、具体的には形状記憶合金として用いられる材料
である。第３図に示したのはその中でも銅−すず−アル
ミ合金が示す典型的な例である。超弾性はゴムやプラス
チック等の材料でも示すが、ここでの目的では１面内拘
束能力等の強さや耐久性が要求されるため、形状記憶合
金のような合金の発見によりはじめて、適用可能となっ
た。第３図のａ点からｂ点の領域でバネとしてこの材料
を用いることにより、バネ定数が非常に小さい理想的な
荷重付加用支持体が実現できる。
。比較のために通常の金属の応力−ひすみ曲線を第４図
に示す、バネとして使用しうるのは第４図の応力０から
Ｃ点までの、いわゆる弾性範囲の応力である。これ以上
の応力を加えると永久変形を生じてしまい、例えばｄ点
で応力を取り除いてもＣ点までしかひずみは回復しない
。即ちｄ点をこえると不可逆過程となり、くり返しのひ
ずみが生じた場合、所望の荷重からずれていってしまう
、同じ曲率形状のバネの場合にバネ定数を小さくするこ
とはこの応力ＯからＣ点の間の傾きを小さくすることで
あるが、当然のことながら、それに伴ない弾性範囲の上
限であるＣ点の応力は小さくなり、大きな荷重は出せな
くなる。一方超弾性材料では第３図の応力Ｏからａ点ま
では通常の材料と同じ挙動を示すが、ａ点からｂ点にか
けてはひずみを増していっても、それに必要な応力はあ
まり増加させなくてよい領域、即ち非常にバネ定数の小
さい領域となる。ｂ点に到達した後加えている力を取り
除くとａ′点を経由して元の状態に回復する。このａか
らｂの領域が超弾性領域である。ａ点とａ′点のくい違
いはヒステリシスと呼ばれるものでありこの差が小さい
ものほど好適な材料と言える。このような超弾性を示す
材料は、具体的には形状記憶合金として用いられる材料
である。第３図に示したのはその中でも銅−すず−アル
ミ合金が示す典型的な例である。超弾性はゴムやプラス
チック等の材料でも示すが、ここでの目的では１面内拘
束能力等の強さや耐久性が要求されるため、形状記憶合
金のような合金の発見によりはじめて、適用可能となっ
た。第３図のａ点からｂ点の領域でバネとしてこの材料
を用いることにより、バネ定数が非常に小さい理想的な
荷重付加用支持体が実現できる。
以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。スラ
イダ１はジンバル６を介してロードアームの梁部２に接
合されている。梁部はバネ部３を介して結合部４により
ガイドアーム５に接合される。このバネ部を超弾性材料
の綱−すず−アルミ合金等で形成し、溶接等で他の部品
と接合しこのバネ部の変形によりスライダへの垂直方向
押しっけ荷重を生む、超弾性を利用するため、バネ部の
初期形状は第２図に示すように随分析れ曲がった形状と
なる。この初期形状を曲げ、第１図の様にディスク面と
ほぼ平行となるまで変形させることにより、第３図にお
ける超弾性領域ａ−ｂでの使用となる１本実施例によれ
ば、バネ部のみが超弾性材料で形成されるため、従来の
ジンバル６や梁部２により面内剛性が確保でき、しかも
バネ定数を小さくできる効果がある。本発明は超弾性効
果によりバネ定数を小さくするものであり、上掲の材質
を限定したり、バネ部の曲率形状を限定するものではな
い。形成を容易とするため、梁部２とバネ部３を超弾性
材料で一体形成することも可能である。この場合には梁
部の形状により剛性をもたせるよう考慮が必要である。
イダ１はジンバル６を介してロードアームの梁部２に接
合されている。梁部はバネ部３を介して結合部４により
ガイドアーム５に接合される。このバネ部を超弾性材料
の綱−すず−アルミ合金等で形成し、溶接等で他の部品
と接合しこのバネ部の変形によりスライダへの垂直方向
押しっけ荷重を生む、超弾性を利用するため、バネ部の
初期形状は第２図に示すように随分析れ曲がった形状と
なる。この初期形状を曲げ、第１図の様にディスク面と
ほぼ平行となるまで変形させることにより、第３図にお
ける超弾性領域ａ−ｂでの使用となる１本実施例によれ
ば、バネ部のみが超弾性材料で形成されるため、従来の
ジンバル６や梁部２により面内剛性が確保でき、しかも
バネ定数を小さくできる効果がある。本発明は超弾性効
果によりバネ定数を小さくするものであり、上掲の材質
を限定したり、バネ部の曲率形状を限定するものではな
い。形成を容易とするため、梁部２とバネ部３を超弾性
材料で一体形成することも可能である。この場合には梁
部の形状により剛性をもたせるよう考慮が必要である。
本発明によればスライダへ荷重を付加するバネ部のバネ
定数を小さくでき、かつ所望の荷重が得られるため、ア
クセス動作に伴なうガイドアームの振動や、ディスクの
変形やフラッタによる上下変位による荷重変化が小さく
できるので、スライダの浮上安定性を大きく高める効果
がある。
定数を小さくでき、かつ所望の荷重が得られるため、ア
クセス動作に伴なうガイドアームの振動や、ディスクの
変形やフラッタによる上下変位による荷重変化が小さく
できるので、スライダの浮上安定性を大きく高める効果
がある。
第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は本発明の
一実施例の初期形状と作動状態を示す側面図、第３図は
超弾性材料の応力−ひすみ線図、第４図は通常の金属材
料の応力−ひすみ線図である。 １・・・磁気ヘッドスライダ、２・・・梁部、３・・・
バネ部（超弾、性材料）、４・・・結合部、５・・・ガ
イドアーム、第１図 第２図 ６ ジ゛〉バ）し
一実施例の初期形状と作動状態を示す側面図、第３図は
超弾性材料の応力−ひすみ線図、第４図は通常の金属材
料の応力−ひすみ線図である。 １・・・磁気ヘッドスライダ、２・・・梁部、３・・・
バネ部（超弾、性材料）、４・・・結合部、５・・・ガ
イドアーム、第１図 第２図 ６ ジ゛〉バ）し
Claims (1)
- １、磁気ディスク装置の磁気ヘッドスライダをディスク
と同一面内に拘束するようにガイドアームに接続し、所
望の押しつけ荷重を磁気ヘッドスライダに加える機能を
有する磁気ヘッド支持体において、上記押しつけ荷重を
生ずるバネ変形部位を、超弾性を有する材料により、形
成したことを特徴とする磁気ヘッド支持体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11464387A JPS63281283A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 磁気ヘツド支持体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11464387A JPS63281283A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 磁気ヘツド支持体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63281283A true JPS63281283A (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=14642937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11464387A Pending JPS63281283A (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-13 | 磁気ヘツド支持体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63281283A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH035981A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-11 | Hitachi Ltd | 浮動ヘッドスライダ支持機構 |
| JPH0449353U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-27 | ||
| US5825590A (en) * | 1995-04-18 | 1998-10-20 | Fujitsu Limited | Magnetic head suspension mechanism with a thin film thereon for creating a bent portion of a vibration absorbing portion |
| JP2016177855A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | Tdk株式会社 | 磁気ヘッド装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60138745A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Toshiba Corp | 光学式ピツクアツプの可動部支持体 |
| JPS61192081A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | ヘツド支持装置 |
| JPS628381A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク装置 |
-
1987
- 1987-05-13 JP JP11464387A patent/JPS63281283A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60138745A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | Toshiba Corp | 光学式ピツクアツプの可動部支持体 |
| JPS61192081A (ja) * | 1985-02-20 | 1986-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | ヘツド支持装置 |
| JPS628381A (ja) * | 1985-07-05 | 1987-01-16 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH035981A (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-11 | Hitachi Ltd | 浮動ヘッドスライダ支持機構 |
| JPH0449353U (ja) * | 1990-08-30 | 1992-04-27 | ||
| US5825590A (en) * | 1995-04-18 | 1998-10-20 | Fujitsu Limited | Magnetic head suspension mechanism with a thin film thereon for creating a bent portion of a vibration absorbing portion |
| JP2016177855A (ja) * | 2015-03-20 | 2016-10-06 | Tdk株式会社 | 磁気ヘッド装置 |
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