JPS632792Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632792Y2 JPS632792Y2 JP1982026775U JP2677582U JPS632792Y2 JP S632792 Y2 JPS632792 Y2 JP S632792Y2 JP 1982026775 U JP1982026775 U JP 1982026775U JP 2677582 U JP2677582 U JP 2677582U JP S632792 Y2 JPS632792 Y2 JP S632792Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passage
- heat exchanger
- heat
- fins
- heat transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 8
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 claims description 5
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
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Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、暖房装置や冷暖房装置の主体とな
る熱交換器に関するものである。
る熱交換器に関するものである。
例えば冷暖房装置の室外ユニツトには暖房運転
時に機能する冷媒加熱装置が組込まれている。こ
の冷媒加熱装置は、熱交換器と加熱器（多くは燃
焼器）との組付け総体であるが、その熱交換器に
関しては従来、本体がアルミニウムの押出成形に
より形成されるため、燃焼ガスの通路に突き出す
伝熱フインは通路に沿つて一連の連続形態となつ
ていて、全体にわたり一様である。通路を流れる
燃焼ガスの温度が通路のどの部分においても一様
であれば伝熱フインの上記したような形態に問題
はないが、実際には通路の下流側ほど燃焼ガスの
温度は低くなり、下流側ほど伝熱性をその分だけ
高くしないと、熱交換効率は良くならないのであ
る。
時に機能する冷媒加熱装置が組込まれている。こ
の冷媒加熱装置は、熱交換器と加熱器（多くは燃
焼器）との組付け総体であるが、その熱交換器に
関しては従来、本体がアルミニウムの押出成形に
より形成されるため、燃焼ガスの通路に突き出す
伝熱フインは通路に沿つて一連の連続形態となつ
ていて、全体にわたり一様である。通路を流れる
燃焼ガスの温度が通路のどの部分においても一様
であれば伝熱フインの上記したような形態に問題
はないが、実際には通路の下流側ほど燃焼ガスの
温度は低くなり、下流側ほど伝熱性をその分だけ
高くしないと、熱交換効率は良くならないのであ
る。
本考案は、加熱流体を導通させる通路の下流側
に、一体形成された伝熱フインとは別に熱交換促
進用のフインを設け、被加熱流体への熱の移動を
通路の下流部について促進し、全体としての熱交
換効率を向上させることができる熱交換器を提供
することを目的とするものである。
に、一体形成された伝熱フインとは別に熱交換促
進用のフインを設け、被加熱流体への熱の移動を
通路の下流部について促進し、全体としての熱交
換効率を向上させることができる熱交換器を提供
することを目的とするものである。
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
図面に示す本考案の適用例としての熱交換器１
は、燃焼器２と結合して、冷暖房装置の室外ユニ
ツトにおける冷媒加熱装置を構成するもので、ア
ルミニウムの押出しによつて成形された筒状の熱
交換器本体としての燃焼筒３と、燃焼筒３の外壁
に接触配管された熱交換パイプである冷媒パイプ
４とを主体に構成されている。燃焼筒３には加熱
流体である燃焼ガスの導通する直線状の通路Ｓが
あり、この通路Ｓの上下の内壁からは通路Ｓに沿
つて複数の伝熱フイン５が突き出している。伝熱
フイン５は燃焼筒３の押出し成形時に同時成形さ
れるため、一連の連続構造で、その分布は通路Ｓ
の全長にわたり一様である。燃焼筒３の通路Ｓに
はこの一体の伝熱フイン５の他に別体構成の熱交
換促進用のフイン６がその下流部に対して装着さ
れ、燃焼筒３の全体にわたる熱交換機能は、通路
Ｓの下流部において高くなつている。別体構成の
フイン６は、通路Ｓにおける伝熱フイン５間に挿
入できるアルミニウムなどの基板７にスリツト８
の形成とともに複数枚形成され、基板７の挿入に
よつて燃焼筒３内に装着される。しかして、燃焼
筒３に燃焼器２からの燃焼ガスが導通されると、
通路Ｓにおける伝熱フイン５を通じて熱が冷媒パ
イプ４に移動し、冷媒パイプ４を流動する冷媒が
昇温することになる。このとき、通路Ｓの下流部
での燃焼ガスの温度は、上流部に比べ低くなる傾
向にあり、均一な分布の伝熱フイン５のみによる
熱の交換を考えた場合、下流部での冷媒温度の昇
温の度合は著しく低くなる。しかしながら本例の
ものでは、燃焼筒３の通路Ｓの下流部ではフイン
６に加熱流体がぶつかり、スリツト８を抜けて流
れる乱流が生じ燃焼ガスとの接触面積が、上流部
より熱交換促進用のフイン６の分だけ広くなつて
いるため、通路Ｓにおける下流部の熱交換が促進
され、燃焼ガスの温度の低下を補足することがで
き、全体としての熱交換効率は向上する。なお、
図中符号９は熱交換器１のヘツダを、１０は排気
パイプをそれぞれ示す。
は、燃焼器２と結合して、冷暖房装置の室外ユニ
ツトにおける冷媒加熱装置を構成するもので、ア
ルミニウムの押出しによつて成形された筒状の熱
交換器本体としての燃焼筒３と、燃焼筒３の外壁
に接触配管された熱交換パイプである冷媒パイプ
４とを主体に構成されている。燃焼筒３には加熱
流体である燃焼ガスの導通する直線状の通路Ｓが
あり、この通路Ｓの上下の内壁からは通路Ｓに沿
つて複数の伝熱フイン５が突き出している。伝熱
フイン５は燃焼筒３の押出し成形時に同時成形さ
れるため、一連の連続構造で、その分布は通路Ｓ
の全長にわたり一様である。燃焼筒３の通路Ｓに
はこの一体の伝熱フイン５の他に別体構成の熱交
換促進用のフイン６がその下流部に対して装着さ
れ、燃焼筒３の全体にわたる熱交換機能は、通路
Ｓの下流部において高くなつている。別体構成の
フイン６は、通路Ｓにおける伝熱フイン５間に挿
入できるアルミニウムなどの基板７にスリツト８
の形成とともに複数枚形成され、基板７の挿入に
よつて燃焼筒３内に装着される。しかして、燃焼
筒３に燃焼器２からの燃焼ガスが導通されると、
通路Ｓにおける伝熱フイン５を通じて熱が冷媒パ
イプ４に移動し、冷媒パイプ４を流動する冷媒が
昇温することになる。このとき、通路Ｓの下流部
での燃焼ガスの温度は、上流部に比べ低くなる傾
向にあり、均一な分布の伝熱フイン５のみによる
熱の交換を考えた場合、下流部での冷媒温度の昇
温の度合は著しく低くなる。しかしながら本例の
ものでは、燃焼筒３の通路Ｓの下流部ではフイン
６に加熱流体がぶつかり、スリツト８を抜けて流
れる乱流が生じ燃焼ガスとの接触面積が、上流部
より熱交換促進用のフイン６の分だけ広くなつて
いるため、通路Ｓにおける下流部の熱交換が促進
され、燃焼ガスの温度の低下を補足することがで
き、全体としての熱交換効率は向上する。なお、
図中符号９は熱交換器１のヘツダを、１０は排気
パイプをそれぞれ示す。
本考案の熱交換器はかかる構成により、加熱流
体の温度が低下する下流部において、熱交換促進
用のフイン６を形成した基板７を伝熱フイン５の
間に挿入できるから、これによつて温度の低下ぶ
んを補足することができ、全体としての熱交換効
率が向上し、また、熱交換器本体の基本構成の変
更を伴なわずに、上記基板７を挿入することがで
きるから、実用性が高いという効果を奏する。
体の温度が低下する下流部において、熱交換促進
用のフイン６を形成した基板７を伝熱フイン５の
間に挿入できるから、これによつて温度の低下ぶ
んを補足することができ、全体としての熱交換効
率が向上し、また、熱交換器本体の基本構成の変
更を伴なわずに、上記基板７を挿入することがで
きるから、実用性が高いという効果を奏する。
第１図は、本考案の適用例としての冷媒加熱装
置の正面図、第２図はその熱交換器におけるヘツ
ダとの結合部の構造を示す要部についての斜視図
である。なお、図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。 １……熱交換器、３……燃焼筒（熱交換器本
体）、４……冷媒パイプ（熱交換パイプ）、５……
伝熱フイン、６……熱交換促進用のフイン、７…
…基板。
置の正面図、第２図はその熱交換器におけるヘツ
ダとの結合部の構造を示す要部についての斜視図
である。なお、図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。 １……熱交換器、３……燃焼筒（熱交換器本
体）、４……冷媒パイプ（熱交換パイプ）、５……
伝熱フイン、６……熱交換促進用のフイン、７…
…基板。
Claims (1)
- 加熱流体を流通させる直線状の通路Ｓを有し、
該通路には加熱流体の流通方向に連続する複数の
伝熱フイン５が突き出した熱交換器本体３と、こ
の熱交換器本体３の外壁に接触配管された被加熱
流体を導通させるための熱交換パイプ４と、上記
通路Ｓの下流において上記伝熱フイン５の間に挿
入できる基板７とを備え、上記基板７には熱交換
促進用フイン６が形成されていることを特徴とす
る熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2677582U JPS58132382U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2677582U JPS58132382U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58132382U JPS58132382U (ja) | 1983-09-06 |
| JPS632792Y2 true JPS632792Y2 (ja) | 1988-01-23 |
Family
ID=30038708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2677582U Granted JPS58132382U (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58132382U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5484639U (ja) * | 1977-11-28 | 1979-06-15 |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP2677582U patent/JPS58132382U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58132382U (ja) | 1983-09-06 |
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