JPS63276474A - シガレット用水フィルタ - Google Patents

シガレット用水フィルタ

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JPS63276474A
JPS63276474A JP10889387A JP10889387A JPS63276474A JP S63276474 A JPS63276474 A JP S63276474A JP 10889387 A JP10889387 A JP 10889387A JP 10889387 A JP10889387 A JP 10889387A JP S63276474 A JPS63276474 A JP S63276474A
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正美 川田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の技術分野」 この発明は、シガレットに装着されて使用され、内部に
フィルタ材を収容してなるフィルタに係わり、特に、シ
ガレットの喫煙時において、フィルタ材に水などの水液
を含浸させることのできるシガレット用水フィルタに関
する。
「発明の背景技術とその問題点」 この種の水フィルタとしては、いわゆる水パイプが知ら
れている。この水バイブは、一端にシガレットの装着口
を有しているとともに、他端に吸い口を有している。こ
のような水バイブを使用して喫煙すると、シガレットか
らの煙流中に含まれるニコチンやタール等の水溶性成分
が水パイプ内の水液中に溶解されて減少されるので、こ
れにより、喫煙者は、軽味のある喫味感を味わうことが
出来る。
上述したように、水パイプは、その内部に水液を保持す
る必要があることから、この水バイブ内には、水液を予
め含浸してなるフィルタ材が配置されている。ところで
、このようにフィルタ材中に予め水液を含浸させておく
構造であると、水バイブの製造時からその使用時までの
間における水液の蒸発を防止する必要がある。このため
、従来の水バイブにおいては、製造時、そのシガレット
の装着口及び吸い口の双方にシールキャップを取り付け
るようなっている。従って、この水パイプを使用する際
には、先ず、その使用の前に、2個のシールキャップを
取り外す必要があり、このため、従来の水パイプは、使
用時における取扱に関して不便なものである。
また、従来の水パイプは、上述したようにフィルタ材に
予め水液を含浸させておく構造であるから、この水パイ
プのフィルタ材をこのまま通常のフィルタ付きシガレッ
トに適用することは、その製造上の問題から不可能であ
る。
「発明の目的」 この発明の目的は、上述した事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、使用時における取扱が
容易であり、しかも、通常のフィルタ付きシガレットの
フィルタとしても好適するシガレット用水フィルタを提
供することにある。
「発明の概要」 この発明によれば、一端がシガレットの装着口として形
成されているともに、他端が吸い口として形成されてな
る可撓性を有した管状のケーシングと、このケーシング
内に配置され、水液を含浸可能なフィルタ材、並びに、
フィルタ材と近接して配置された水カプセルとから構成
されている。
そして、水カプセルは、フィルタ材との近接端が開口さ
れてなる弾性変形可能なカプセルボディと、このカプセ
ルボディの上記近接端を液密に1テ寒し、カプセルボデ
ィ内に水液を封入可能とするとともに、カプセルボディ
が外部からケーシングを介して弾性変形されたとき、破
断されるシールフィルムとからなっている。
「発明の作用」 この発明の水フィルタによれば、その使用の際、先ず、
外部から力を加え、ケーシングを押し潰しながらカプセ
ルボディを弾性変形させるだけで、このカプセルボディ
のシールフィルムを破断てき、これにより、カプセルボ
ディ内の水液をケーシング内に排出させることが出来る
。このようにして排出された水液は、フィルタ材が近接
して位置付けられていることから、このフィルタ材に良
好に吸収され、ここで、水フィルタのa能を発揮するこ
とが出来る。
「発明の実施例」 以下、この発明の一実施例を第1図ないし第3図を参照
して説明する。
図中、1はシガレットを示しており、このシガレットl
には、水フィルタ2が装着されている。
この水フィルタ2は、可撓性を有したケーシング3を協
えており、このケーシング3は、中空の紙筒から構成さ
れている。更に詳述すれば、この紙筒は、内側の内Ei
3 aと、この内筒3aの外周面に糧付けにより重ねら
れた外側の外ll3bとからなっている。ここで、第1
図から明らかなように、ケーシング3における外W3b
の一端は、内13aのよりも所定の長さだけ軸方向に突
出された突出部4となっており、この突出部4の閉口端
は、シガレットlの装着口として形成されている。即ち
、シガレッ)1の一端部は、突出部4内に挿入されてお
り、これらシガレットlの挿入端部とケーシング3の突
出部4とは、糧付けにより相互に連結されている。
ケーシング3内には、上記内筒3aの両端に位置し、互
いに離開した一対のフィルタ材5.6が配置されている
。これらフィルタ材5.6の材料としては、通常のフィ
ルタ付きシガレットに使用されるフィルタ材料と同様な
材料、つまり、アセテート繊維仝慕基41J!であって
もよいが、少なからなるのが好ましい。ここで、ケーシ
ング3の他端に位置するフィルタ材6は、吸い口を構成
している。
ケーシング3内には、一対のフィルタ材5.6間に位置
して、水カブセルフが収容されている。
この水カブセルフは、一端が開口した円筒形状のカプセ
ルボディ8と、このカプセルボディ8の開口端を液密に
閉塞し、水カブセルフ内の水液を封入するためのシール
フィルム9とからなっている。
この実施例の場合、カプセルボディ8は、合成樹脂、例
えば低密度のポリエチレンからなっており、容易に弾性
変形可能となっている。また、カプセルボディ8は、第
1図に示されるように、その開口端がシガレット1例の
フィルタ材5と近接するように配置されている。
更に、カプセルボディ8の外径は、ケーシング3の内径
よりも、十分に小さく、これにより、第2図から明らか
な如く、ケーシング3の内面とカプセルボディ8の外面
との間には、水カブセルフの存在に拘らず、シガレット
1からの煙流をフィルタ材5.6を通じて、上述した吸
い口まで導くための煙流路10が確保されている。
そして、上述したシールフィルム9は、この実施例の場
合、アルミ箔からなり、このアルミ箔の厚さは、10μ
ないし30μ、好ましくは15μに設定されている。更
に、このようなアルミ箔からなるシールフィルム9は、
熱可塑性の接着剤によって・ カプセルボディ8の開口
縁に接着されている。この接着剤としては、例えば、接
着性ポリオレフィン樹脂、低分子量ポリエチレン及びE
VAを主剤とするホットメルト接着剤等が使用されろ。
このようなシールフィルム9は、カプセルボディ8内に
充填された水液を確実に封入することが出来るのは勿論
であるが、その厚さが上述した範囲に設定されているこ
とにより、カプセルボディ8が外部からの力を受けて、
縮径するように弾性変形されたとき、この弾性変形に伴
う引っ張り力により、破断されるようになっている。
水カブセルフ内には、通常、水液として水が充填される
が、しかしながら、水液としては、単なる水のみに限ら
ず、この水に砂糖等を溶解させた溶液、たばこエキス、
香料及びブランデー等であってもよい。 ヌーJ麦″I
紡止の某嵌≦混ヒ゛叉先私・。
次に、上述した水フイルタ20作用を説明する。
喫煙者は、第3図に矢印で示されるように、水フィルタ
2を指で挟み、そして、水フィルタ2を押し潰すように
外部から力を加えると、水フィルタ2のケーシング3並
びに水カブセルフのカプセルボディ8は、それぞれ変形
可能であるから、このカプセルボディ8は、第3図中に
於て、破線で示されるように、縮径するように弾性変形
される。
このようにしてカプセルボディ8が弾性変形されると、
水カブセルフのシールフィルム9は、引っ張り力を受け
て破断される。そして、このシールフィルム9の破断と
同時に、水カブセルフ内の水液は、第3図中に網目を施
して示されるように、フィルタ材5内に噴出されること
になる。
この後、喫煙者は、シガレットlに火をつけて喫煙をな
すことが出来る。この喫煙の際、上述したように、フィ
ルタ材5中には水液が含浸されているので、この水液に
よって、シガレッ)1からの煙流中に含まれるニコチン
やタール等の水溶性成分を減少させることができ、これ
により、喫煙者は、軽味のある喫煙を味わうことが出来
る。また、この喫煙の際、水フイルタ2内には、水カブ
セルフの存在に拘らず、煙流路10が確保されているの
で、煙流を良好にして吸い口まで導くことが出来る0、 上述したように、この発明の水フィルタ2によれば、喫
煙しないとき、水カブセルフ内の水液は、シールフィル
ム9によって確実に、この水カブセルフ内に封入保持す
ることが出来る。一方、喫煙をなすときには、水カブセ
ルフを指で押し潰すだけで、この水カブセルフ内の水液
をフィルタ材5中に含浸させることができ、容易にして
水フィルタとしての機能を発揮させることが出来る。
また、この発明の水フィルタ2は、水液が水カプセル7
内に封入されている構造であるから、この水フィルタ2
は、第1図から明らかなように、通常のフィルタ付きシ
ガレットにおけるフィルタとして、容易に適用すること
が出来る。つまり、水フィルタ2の水カブセルフは、フ
ィルタ材5よりも径が小さいため、ケーシング巻付の際
に外力がかからず、従って、水カブセルフの破壊がない
ので、フィルタ付きシガレットのフィルタとじて容易に
適用でき、又、空気透過式の不良品検査装置などのチェ
ックも可能である。
更に、この実施例の水フィルタ2に於て、水カプセル7
のシールフィルム9は、吸い口から遠い側のフィルタ材
5に面している、即ち、水液が含浸されるのは、吸い口
から遠い側のフィルタ材5のみであるから、水液が吸い
口まで流出して、喫味感を損なうようなこともない。
この発明は、上述した一実施例の水フィルタに制約され
るものではなく、次に、第4図ないし第16図を参照し
ながら、この発明の詳細な説明する。
第4図に示された水カブセルフは、両端が開口した管形
状のカプセルボディ8を有している。このカプセルボデ
ィ8の一端は、同様にしてシールフィルム9て閉塞され
ており、その他端は、閉塞フィルム11によって閉塞さ
れている。この閉塞フィルム11は、アルミ箔にポリエ
チレン層を積層したラミネートフィルムからなり、カプ
セルボディ8に熱溶着されている。閉塞フィルム11の
厚さは、シールフィルム9よりも十分に大きく、カプセ
ルボディ8が弾性変形されても破断しないようになって
いる。
第5図に示されている水カブセルフは、第4図のカプセ
ルボディ8に、更にシールフィルム9の破断機構12を
設けた構造となっている。この破断機構12は、第6図
に示されるように、カプセルボディ8の内周面にシール
フィルム9mに位置し、且つ、周方向に等間隔を存した
4個のアーム13を一体に有している。これらアーム1
3の先端は、シールフィルム9に向かって延び、カプセ
ルボディ8の軸線上で相互に連結されており、この連結
部は、シールフィルム9に対向した尖端14となってい
る。このような破断機構12を有していれば、シールフ
ィルム9を積極的に破断することができる。
第7図の水カブセルフは、シールフィルム9が接着され
るカプセルボディ8の開口端に、フランジ15が形成さ
れている。このようなフランジ15を有していれば、シ
ールフィルム9とカプセルボディ8との接着面積を十分
に確保できる。また、この場合、フランジ15の存在に
よって、カプセルボディ8のm0端部における機械的強
度が不必要に増大する場合には、シールフィルム9の破
断を容易にするため、第8図に示されるように、フラン
ジ150基部に環状の満16を形成すればよい。
第9図に示された水カブセルフは、二重管構造のカプセ
ルボディ8を備えており、これに伴い、シールフィルム
9は、環状を成している。このような第9図の水カブセ
ルフを使用すれば、第1O図に示されるように、この水
カブセルフをケーシング3の内周面に密着して配置する
ことが可能となる。この際、煙流路10は、水カブセル
フを貫通して形成されることになる。
第11図の水カブセルフは、カプセルボディ8の外周壁
が第1図のカプセルボディよりも肉厚に形成されている
と共に、この外周壁には、カプセルボディ8の軸方向に
延び、周方向に間隔を存した複数の満17が形成されて
いる。この第11図の水カブセルフの場合にも、第12
図に示されるように、ケーシング3の内周面に水カブセ
ルフを密着するように配置できる。また、この場合、煙
流路lOは、上記溝17によって形成されることになる
第13図の水カブセルフには、その外周面とケーシング
3の内周面との間に位置して、波形シート18が巻付け
られている。この波形シート18は、上記溝17と同様
な機能を有する。
第14図の水カブセルフは、第13図に示された波形シ
ー)18の代わりに、煙流を通過させることの出来る繊
維層19を備えている。この繊維層19は、水カブセル
フの外周面に静電植毛を施して形成されている。
第15図の水フィルタ2の水カブセルフは、両端が開口
された管状のカプセルボディ8と、このカプセルボディ
8の両端を閉塞する一対のシールフィルム9とから構成
されている。この水カブセルフによれば、その両端から
水液を排出して、両方のフィルタ材5.6に水液を含浸
させることができる。
上述した各実施例では、いずれもフィルタ付きシガレッ
トに適用した水フィルタについて説明したが、この発明
は、これに限られるものではなく、第16図に示される
ように、水バイブにも適用することが出来る。この水バ
イブの場合、ケーシング3は、大部分が合成樹脂からな
っているが、水カブセルフが収容されている部位20は
、可撓性に優れたゴ11等の材料からなっている。この
水フィルタに適用された水カブセルフは、第9図に示さ
れた水カプセルが使用されており、この場合、フィルタ
材は、1個のみが使用されている。
また、第16図の実施例から明らかなように、この発明
の水フィルタをフィルタ付きシガレットのフィルタとし
て使用する場合にも、フィルタ材は、必ずしも2個必要
となるものではなく、第16図の水フィルタの場合のよ
うに、1mのみのフィルタ材を使用するようにしてもよ
い。
更に、と述の各実施例では、フィルタ材に水液を含浸さ
せた状態で、喫煙することを前提として説明したが、し
かしながら、この発明の水フィルタの場合には、カプセ
ルボディのシールフィルムを破断しなくとも、シガレッ
トからの煙流を吸い口迄導く通路が確保されているので
、喫煙者は、好みに応じ、シールフィルムを破断するこ
となく、この発明の水フィルタを通常のフィルタとして
利用し、その喫煙をなすことも出来る。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の水フィルタによれば、
この水フィルタを押し潰すだけで、密封状態にある水カ
プセル内の水液を簡単に排出してフィルタ材に含浸させ
ることができる。また、この発明の水フィルタは、水カ
プセル内に水液を封入して保持する構造であるから、こ
の水カプセルを通常のフィルタ付きシガレットにおける
フィルタ内に組み込むことは、その製造上簡単であり、
イブ等のフィルタとして頗る好適したものとなるなど、
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、この発明の一実施例を示し、第
1図は、水フィルタを組み込んだフィルタ付きシガレッ
トの一部の縦断面図、第2図は、第1図の水フィルタの
横断面図、第3図は、喫煙時におけるフィルタ付きシガ
レットの一部の断面図、第4図及び第5図は、水カプセ
ルのそれぞれ変形例を示す断面図、第6図は、第5図中
Vl−Vl線に沿う断面図、第7図は、水カプセルの変
形例を示す断面図、第8図は、第7図中、■部の拡大図
、第9図は、水カプセルの変形例を示す断面図、・第1
0図は、第9図の水カプセルを使用した水フィルタの横
断面図、第11図は、水カプセルの変形例を示す断面図
、第12図は、第11図の水カプセルを使用した水フィ
ルタの横断面図、第13図及び第14図は、それぞれ変
形例である水カプセルを使用した水フィルタの横断面図
、第15図は、更に別の水フィルタの縦断面図、第16
図は、この発明の水フィルタを水パイプに適用した例を
示す断面図である。 2・・パ水フィルタ、3・・・ケーシング・ 5・6・
・・フィルタ材、7・・・水カプセル、8・・・カプセ
ルボディ、9・・・シールフィルム、10 ・ ・ ・
煙流路。 第1図 12図 第13図       第】4図 第15図 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管状をなし、一方の開口端がシガレットの装着口として
    形成されているともに、他方の開口端が吸い口として形
    成されてなる可撓性を有したケーシングと、このケーシ
    ング内に少なくとも1個配置され、水液を含浸可能なフ
    ィルタ材と、ケーシング内にフィルタ材と近接して配置
    され、このフィルタ材との近接端が開口されてなる弾性
    変形可能なカプセルボディと、このカプセルボディの上
    記近接端を液密に閉塞し、カプセルボディ内に水液を封
    入可能とするとともに、カプセルボディが外部からケー
    シングを介して弾性変形されたとき、破断されるシール
    フィルムと、ケーシング内に上記装着口から吸い口に至
    るシガレットの煙流を導くための手段とを具備したこと
    を特徴とするシガレット用水フィルタ。
JP62108893A 1987-05-06 1987-05-06 シガレット用水フィルタ Expired - Lifetime JP2515794B2 (ja)

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