JPS632760A - 車両の制動装置 - Google Patents
車両の制動装置Info
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- JPS632760A JPS632760A JP14788986A JP14788986A JPS632760A JP S632760 A JPS632760 A JP S632760A JP 14788986 A JP14788986 A JP 14788986A JP 14788986 A JP14788986 A JP 14788986A JP S632760 A JPS632760 A JP S632760A
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Landscapes
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野ン
本発明は車両の積載重量の違いによるブレーキの効き具
合の変化を極力小さくして良好なブレーキフィーリング
を得ることができる車両の制動装置に関するものである
。
合の変化を極力小さくして良好なブレーキフィーリング
を得ることができる車両の制動装置に関するものである
。
(従来の技術)
トラックのように積載荷重が大きくなる車両では、空車
と積車で後車軸荷重が大きく変化する。このためブレー
キをかけた時の効き具合が空車時と積車時で大きく変わ
る。
と積車で後車軸荷重が大きく変化する。このためブレー
キをかけた時の効き具合が空車時と積車時で大きく変わ
る。
空車時と積車時におけるブレーキの効き具合の変化をで
きるだけ少なくするための装置としてロードセンシング
ブロボーシ冒ニングパルブ(以下LSPVと略す)が用
いられている。
きるだけ少なくするための装置としてロードセンシング
ブロボーシ冒ニングパルブ(以下LSPVと略す)が用
いられている。
LSPVは、たとえば第7図および第8図で示すように
、車両1に設けられた後車軸2の取付部5にセンシング
レバー4の一端を取り付け、車体5に取り付けるLSP
V6のセンシングレバー支持ビン7にセンシングレバー
4の他端を取り付けて用い、LSPV bの具体的構成
は、たとえば第9図で示すように、センシングレバー4
の一端を取り付けるセンシングレバー支持ピン7の直近
部にLSPV6の変位伝達装置8を設け、変位伝達装置
8に隣接して液圧調整装置It、9を設け、液圧調整装
gL9にブレーキペダル10に接続スるマスターシリン
ダ11から来る配管12を接続できるようにしている。
、車両1に設けられた後車軸2の取付部5にセンシング
レバー4の一端を取り付け、車体5に取り付けるLSP
V6のセンシングレバー支持ビン7にセンシングレバー
4の他端を取り付けて用い、LSPV bの具体的構成
は、たとえば第9図で示すように、センシングレバー4
の一端を取り付けるセンシングレバー支持ピン7の直近
部にLSPV6の変位伝達装置8を設け、変位伝達装置
8に隣接して液圧調整装置It、9を設け、液圧調整装
gL9にブレーキペダル10に接続スるマスターシリン
ダ11から来る配管12を接続できるようにしている。
変位伝達装置8は、ばねシリンダ13の軸方向へ摺動自
在なばねケーシング14とばねシリンダ16に螺合され
て位置固定されているばねケーシング15との間にセン
シングスプリング16を介装し、センシングスプリング
16を支持するばねホルダー17をばねケーシング15
側に配設し、ばねホルダー17のばねケーシング14側
端面に設けた穴18に一端を挿入したばね19をセンシ
ングスプリング16の中に同軸的に配設し、ばねホルダ
ー17のばねケーシング159i11端而にセンシング
レバー4に当接してセンシングレバー4の変位をばねホ
ルダー17に伝達する′A整ボルト20を植立させると
ともにばねケーシングの端面を貫通させてセンシングレ
バー4側へ突出させている。調整ポルト20にはナツト
21t”’3合してセンシングレバー4との当接位置を
変更および調整ができるようにしである。
在なばねケーシング14とばねシリンダ16に螺合され
て位置固定されているばねケーシング15との間にセン
シングスプリング16を介装し、センシングスプリング
16を支持するばねホルダー17をばねケーシング15
側に配設し、ばねホルダー17のばねケーシング14側
端面に設けた穴18に一端を挿入したばね19をセンシ
ングスプリング16の中に同軸的に配設し、ばねホルダ
ー17のばねケーシング159i11端而にセンシング
レバー4に当接してセンシングレバー4の変位をばねホ
ルダー17に伝達する′A整ボルト20を植立させると
ともにばねケーシングの端面を貫通させてセンシングレ
バー4側へ突出させている。調整ポルト20にはナツト
21t”’3合してセンシングレバー4との当接位置を
変更および調整ができるようにしである。
液圧調整装fi9は、−端にpA整ピストン22を配設
して、この!!l1lTiピストン22の一端部ヲL8
PVbの不休6aを貫通させて外方に突出させ、突出さ
せた側の端部と反対側の端部にはステム23で位置規制
されてステム23側へばね付勢されたボール24を組み
込むことによりボール弁25を形成している。ボール弁
25の上流側通路26はマスターシリンダ11に接続f
る配管12が接続するための接続口27に連通し、ボー
ル弁25の下流側通路28は接続口29を介して接続口
29に接続した配管30より後輪側ホイールシリンダ6
1へ連通している。
して、この!!l1lTiピストン22の一端部ヲL8
PVbの不休6aを貫通させて外方に突出させ、突出さ
せた側の端部と反対側の端部にはステム23で位置規制
されてステム23側へばね付勢されたボール24を組み
込むことによりボール弁25を形成している。ボール弁
25の上流側通路26はマスターシリンダ11に接続f
る配管12が接続するための接続口27に連通し、ボー
ル弁25の下流側通路28は接続口29を介して接続口
29に接続した配管30より後輪側ホイールシリンダ6
1へ連通している。
マスターシリンダ11の下流側では配管12が分岐して
前輪側ホイールシリンダ32へ接続している。変位伝達
装置8のばねケーシング14と液圧調整装置9の調整ピ
ストン22との間には、軸35により軸支されたレバー
34を各端部がそれぞればねケーシング14の端部と調
整ピストン22の端部に当接し、その中間位置に軸53
が位置するように配設している。
前輪側ホイールシリンダ32へ接続している。変位伝達
装置8のばねケーシング14と液圧調整装置9の調整ピ
ストン22との間には、軸35により軸支されたレバー
34を各端部がそれぞればねケーシング14の端部と調
整ピストン22の端部に当接し、その中間位置に軸53
が位置するように配設している。
とのLSPVbの作動は、車両1の積載重量により、車
体5と後車軸2との間隔が変化し、センシングレバー4
がセンシングレバー支持ビン7を支点として(積載重量
が重くなった場合には第9図中のZ方向へ)回動し、調
整ボルト20に螺合したナクζ21の当接位置を変化さ
せ、その位置変化に従ってセンシングスプリング16を
介してばねケーシング14を移動させる。ばねケーシン
グ14が移動すると、端面に当接したレバー34が軸3
3まわりに回動して反対側の端面が当接している調整ピ
ストン22を変位させる。調整ピストン22が変位する
と、組み込まれたボール弁25の弁座とステム25によ
り位置規制されているボール24との間の間隔が変化し
て流路抵抗が変化し、マスターシリンダ11から後輪側
ホイールシリンダ31へ供給されるオイルの圧力が変化
してブレーキの効き具合を変化させる。
体5と後車軸2との間隔が変化し、センシングレバー4
がセンシングレバー支持ビン7を支点として(積載重量
が重くなった場合には第9図中のZ方向へ)回動し、調
整ボルト20に螺合したナクζ21の当接位置を変化さ
せ、その位置変化に従ってセンシングスプリング16を
介してばねケーシング14を移動させる。ばねケーシン
グ14が移動すると、端面に当接したレバー34が軸3
3まわりに回動して反対側の端面が当接している調整ピ
ストン22を変位させる。調整ピストン22が変位する
と、組み込まれたボール弁25の弁座とステム25によ
り位置規制されているボール24との間の間隔が変化し
て流路抵抗が変化し、マスターシリンダ11から後輪側
ホイールシリンダ31へ供給されるオイルの圧力が変化
してブレーキの効き具合を変化させる。
(発明が解決しようとする問題点)
車両の制動装置として上記L8PVbに類する液圧制御
弁および倍力装置が配設されていない場合には、第10
図で示すように1ペダル踏力fと車両の減速度dとの関
係は比例関係になり、縦積載量WLの場合には実線、定
格積載jIkWRの場合には破線のようになり、重量に
よって効きが大きく変化する。
弁および倍力装置が配設されていない場合には、第10
図で示すように1ペダル踏力fと車両の減速度dとの関
係は比例関係になり、縦積載量WLの場合には実線、定
格積載jIkWRの場合には破線のようになり、重量に
よって効きが大きく変化する。
これに対して上記LSPVb等の液圧制御弁が後輪側に
配設されている場合には、第11図で示すように、縦積
載量WLと定格積載量WRとが両方ともに所定の踏力を
越えた範囲で減速度が小さくなるように折点が形成され
、その折点以上のペダル踏力では減速度が折点以下のペ
ダル踏力よりも小さくなるように作用する。これKより
積載重量によるブレーキの効き具合の変化が僅かに緩和
される。
配設されている場合には、第11図で示すように、縦積
載量WLと定格積載量WRとが両方ともに所定の踏力を
越えた範囲で減速度が小さくなるように折点が形成され
、その折点以上のペダル踏力では減速度が折点以下のペ
ダル踏力よりも小さくなるように作用する。これKより
積載重量によるブレーキの効き具合の変化が僅かに緩和
される。
しかし、−般に後輪に対するブレーキの効き具合は前輪
の1/2以下と小さく、その影響が少なく、従来の装置
でFiまだ積載重量による効き具合の変化が大きいとい
う問題点があった。
の1/2以下と小さく、その影響が少なく、従来の装置
でFiまだ積載重量による効き具合の変化が大きいとい
う問題点があった。
本発明の目的は、前輪側ブレーキ装置に液圧調整弁を用
いることにより、積載重量に上ってペダル踏力に対する
ブレーキの効き具合の変化を少なくし、上記問題点を解
決した車両の制動装置を提供することにある。
いることにより、積載重量に上ってペダル踏力に対する
ブレーキの効き具合の変化を少なくし、上記問題点を解
決した車両の制動装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記問題点を解決するための手段として、車
両の制動装置を構成するにあたり、後車軸と車体との間
の変位によりホイールシリンダの圧力を制御するロード
センシングプロポーシ璽ニングバルプを前輪用ブレーキ
系に配設したものである。
両の制動装置を構成するにあたり、後車軸と車体との間
の変位によりホイールシリンダの圧力を制御するロード
センシングプロポーシ璽ニングバルプを前輪用ブレーキ
系に配設したものである。
(作 用)
本発明は、上記構成により、制動力の分担割合の大きい
前輪の制動力を積載荷重によって調整し、前後輪の制動
力分担割合を理想配分比に制御することができるように
なる。
前輪の制動力を積載荷重によって調整し、前後輪の制動
力分担割合を理想配分比に制御することができるように
なる。
(実 施 例)
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図で示すように、前輪41と後輪42に配設すれた
ホイールシリンダ(図示せず)へそれぞれ配管43およ
び44を後車軸2の変位によりブレーキ油圧を調節する
ツイン型のLSPV45の油出口に接続し、L8PVa
sの油入口とマスターシリンダ11の油出口との間を配
管46および47によりて接続する。LSPV 45の
下方にはレバー支持ピン48と、レバー支持ビン48に
一端を軸支し、他端を後車軸2の取付部3へ軸支したセ
ンシングレバー49とを配設する。
ホイールシリンダ(図示せず)へそれぞれ配管43およ
び44を後車軸2の変位によりブレーキ油圧を調節する
ツイン型のLSPV45の油出口に接続し、L8PVa
sの油入口とマスターシリンダ11の油出口との間を配
管46および47によりて接続する。LSPV 45の
下方にはレバー支持ピン48と、レバー支持ビン48に
一端を軸支し、他端を後車軸2の取付部3へ軸支したセ
ンシングレバー49とを配設する。
ツイン型の1.SL’V 45は、第2図で示すように
、単一の弁本体50に中心軸を平行にした2つの油圧制
御弁51および52を配設し、その2つの油圧制御弁5
1.52の中間位置に油圧制御弁51.52の中心軸と
平行に中心軸を設けた調節部材53、および調節部材5
3と同軸的に配設したセンシングレバー当接位置調節用
の調節ポルト54およびナツト55を設ける。油圧制御
弁51.52Viそれぞれの構造が同一で、ブレーキ油
の入口側の向きを弁本体50の反対側の端面に設けて互
いに対向するように形成し、出口側を調節部材53の配
設位置と反対側の位置に配設する。
、単一の弁本体50に中心軸を平行にした2つの油圧制
御弁51および52を配設し、その2つの油圧制御弁5
1.52の中間位置に油圧制御弁51.52の中心軸と
平行に中心軸を設けた調節部材53、および調節部材5
3と同軸的に配設したセンシングレバー当接位置調節用
の調節ポルト54およびナツト55を設ける。油圧制御
弁51.52Viそれぞれの構造が同一で、ブレーキ油
の入口側の向きを弁本体50の反対側の端面に設けて互
いに対向するように形成し、出口側を調節部材53の配
設位置と反対側の位置に配設する。
油圧制御弁51は前輪ブレーキ用のものとし、ブレーキ
油入口側の接続口56を油圧制御弁51の中心軸に対し
て垂直な軸線上に設け、ブレーキ油出口側の接続口57
を油圧制御弁51の中心軸上に設け、弁棒58の一端を
弁本体50を貫通させて外部へ突出させて調節部材53
に端面を当接させ、他端にピストン59と弁体60を配
設する。弁棒58を貫通させた蓋体61を弁本体50に
螺合し、蓋体61とピストン59との間にコイルスプリ
ング62を介装する。
油入口側の接続口56を油圧制御弁51の中心軸に対し
て垂直な軸線上に設け、ブレーキ油出口側の接続口57
を油圧制御弁51の中心軸上に設け、弁棒58の一端を
弁本体50を貫通させて外部へ突出させて調節部材53
に端面を当接させ、他端にピストン59と弁体60を配
設する。弁棒58を貫通させた蓋体61を弁本体50に
螺合し、蓋体61とピストン59との間にコイルスプリ
ング62を介装する。
油圧制御弁52は後輪ブレーキ用のものとし、油圧制御
弁51と調節部材53の軸s”&に対して対称な位置に
、ブレーキ油入口側の接続口66、ブレーキ油出口側の
接続口67、弁棒68、ピストン69、弁体70、蓋体
71、おヨヒコイルスプリング72を配設する。
弁51と調節部材53の軸s”&に対して対称な位置に
、ブレーキ油入口側の接続口66、ブレーキ油出口側の
接続口67、弁棒68、ピストン69、弁体70、蓋体
71、おヨヒコイルスプリング72を配設する。
このツイン型のLSPV45では、前輪系のピストン断
面積A、および弁棒断面積Bf、後車輪系のピストン断
面積Arおよび弁棒断面積Br、調節部材53側から加
えられる力F1力Fの前輪系に加えられる分力ft、カ
1”+7)後M系に加えられる分力fr1前輪系のコイ
ルスプリング62の力fBfs後輪系のコイルスプリン
グ72の力/3rs前輪系の内部摺動抵抗Rf1後輪系
の内部摺動抵抗几1、および、油圧制御弁51と52の
中心軸間の距離t、油圧制御弁51の中心軸と調節ポル
ト54の中心軸との距離t1油圧制御弁52の中心軸と
調節ポルト54の中心軸との距離t2とすると、 折点での圧力PBf、PBrは、 であられされる 折点以降の釣合条件は入口圧Pf in%Pr1n
および出口圧Pfout 、 Proutとすると、P
fout −A(= Pfin(A4− B()十fr
+、/8r + Rf −−−−−−+3)Prout
・人、 = Pr1n(Ar−Br)”fl”f3r
+ R,−+4)これより出口圧Pfout 、 Pr
out tri、また、分力f8、f、は力1゛に対し
て、であられされる。
面積A、および弁棒断面積Bf、後車輪系のピストン断
面積Arおよび弁棒断面積Br、調節部材53側から加
えられる力F1力Fの前輪系に加えられる分力ft、カ
1”+7)後M系に加えられる分力fr1前輪系のコイ
ルスプリング62の力fBfs後輪系のコイルスプリン
グ72の力/3rs前輪系の内部摺動抵抗Rf1後輪系
の内部摺動抵抗几1、および、油圧制御弁51と52の
中心軸間の距離t、油圧制御弁51の中心軸と調節ポル
ト54の中心軸との距離t1油圧制御弁52の中心軸と
調節ポルト54の中心軸との距離t2とすると、 折点での圧力PBf、PBrは、 であられされる 折点以降の釣合条件は入口圧Pf in%Pr1n
および出口圧Pfout 、 Proutとすると、P
fout −A(= Pfin(A4− B()十fr
+、/8r + Rf −−−−−−+3)Prout
・人、 = Pr1n(Ar−Br)”fl”f3r
+ R,−+4)これより出口圧Pfout 、 Pr
out tri、また、分力f8、f、は力1゛に対し
て、であられされる。
このように構成した実施例では、ブレーキペダル10を
踏み込んでマスターシリンダ11よリブレーキ油を供給
すると、センシングレバー49により調節ボルト54に
加えられた力Fにより調節ボルト54から調節部材53
を経て弁1958.68が移動し、流路断面積を変化さ
せて、接続口57.67から出るブレーキ油の圧力を調
節し、前輪のホイールシリンダと後輪のホイールシリン
ダの圧力を調節する。この圧力の変化は、第5図(イ)
で示すように、前輪側のホイールシリンダ圧力Pfがマ
スターシリンダ圧力PMに対して折点以降で勾配が緩や
かになり、第3図(ロ)で示すように、後輪側のホイー
ルシリンダ圧力Prがマスターシリンダ圧力PMに対し
て折点以降で勾配が緩やかになり、第3図(ハ)で示す
ように、前輪側のホイールシリンダ圧力Pfと後輪側の
ホイールシリンダ圧力P、とが折点以降で前輪側よりも
後輪側のホイールシリンダ圧力の上昇率が下がるように
作用する。これによりペダル踏力fと減速度dとの関係
は、第6図で示すように、定格積載iWRの場合と縦積
載量WLの場合とが近接して来る。
踏み込んでマスターシリンダ11よリブレーキ油を供給
すると、センシングレバー49により調節ボルト54に
加えられた力Fにより調節ボルト54から調節部材53
を経て弁1958.68が移動し、流路断面積を変化さ
せて、接続口57.67から出るブレーキ油の圧力を調
節し、前輪のホイールシリンダと後輪のホイールシリン
ダの圧力を調節する。この圧力の変化は、第5図(イ)
で示すように、前輪側のホイールシリンダ圧力Pfがマ
スターシリンダ圧力PMに対して折点以降で勾配が緩や
かになり、第3図(ロ)で示すように、後輪側のホイー
ルシリンダ圧力Prがマスターシリンダ圧力PMに対し
て折点以降で勾配が緩やかになり、第3図(ハ)で示す
ように、前輪側のホイールシリンダ圧力Pfと後輪側の
ホイールシリンダ圧力P、とが折点以降で前輪側よりも
後輪側のホイールシリンダ圧力の上昇率が下がるように
作用する。これによりペダル踏力fと減速度dとの関係
は、第6図で示すように、定格積載iWRの場合と縦積
載量WLの場合とが近接して来る。
このように、前後輪ともにLSPVで制御すると、折点
は前輪側が後輪側よりもマスターシリンダ圧力PMの高
い値になり(折点:前輪〉後輪)、折点以降の勾配は前
輪側が後輪側よりも急勾配になり(勾配:前輪〉後輪)
、前後輪の制動力分担をより理想的な配分にでき、ペダ
ル踏力fに対する減速度dが積載量の変化を受けにくく
なり、定格積載量と縦積載量とのブレーキの効き具合が
近接して、良好なブレーキフィーリングが得られる。
は前輪側が後輪側よりもマスターシリンダ圧力PMの高
い値になり(折点:前輪〉後輪)、折点以降の勾配は前
輪側が後輪側よりも急勾配になり(勾配:前輪〉後輪)
、前後輪の制動力分担をより理想的な配分にでき、ペダ
ル踏力fに対する減速度dが積載量の変化を受けにくく
なり、定格積載量と縦積載量とのブレーキの効き具合が
近接して、良好なブレーキフィーリングが得られる。
上記実施例では、前後輪側のブレーキ系の両方にLSP
Vを設ける形式のうち、ツイン型LSPVを新らたに構
成して設けるようにしたが、LSPVを従来用いられた
単体のものを前輪側と後輪側とで別個に使用しても良い
。また、後輪側にはLSPVを用いずに、プロボーシツ
ニングバルプ(以下Pvと略す)を用いても良く、この
場合の特性は、第4図(イ)、(ロ)、(/うで示すよ
うに、後輪側の圧力変化が積載重量に無関係に決まり、
その結果として前輪側に対する後輪側の圧力変化は、第
4図(ハ)のようになる。
Vを設ける形式のうち、ツイン型LSPVを新らたに構
成して設けるようにしたが、LSPVを従来用いられた
単体のものを前輪側と後輪側とで別個に使用しても良い
。また、後輪側にはLSPVを用いずに、プロボーシツ
ニングバルプ(以下Pvと略す)を用いても良く、この
場合の特性は、第4図(イ)、(ロ)、(/うで示すよ
うに、後輪側の圧力変化が積載重量に無関係に決まり、
その結果として前輪側に対する後輪側の圧力変化は、第
4図(ハ)のようになる。
さらにまた、後輪側にばPV、LSPV等の液圧制御弁
を用いなくても良く、この場合の特性は、第5図(イ)
、(ロ)、(/−1で示すように、後輪側の圧力変化が
マスターシリンダ圧力に比例して上昇するため、前輪側
に対する後輪側の圧力変化は第5図(ハ)で示すように
なり、折点以降の圧力上昇は後輪側の方が急勾配になる
。
を用いなくても良く、この場合の特性は、第5図(イ)
、(ロ)、(/−1で示すように、後輪側の圧力変化が
マスターシリンダ圧力に比例して上昇するため、前輪側
に対する後輪側の圧力変化は第5図(ハ)で示すように
なり、折点以降の圧力上昇は後輪側の方が急勾配になる
。
(発明の効果)
以上のように本発明は、前輪用ブレーキ系に後車軸と車
体との間の変位によりホイールシリンダの圧力を制御す
るロードセンシングプロボーン璽二ングバルプを配設し
たことによジ、制動力の分担割合の大きい前輪の制動力
を積載荷重によって調整し、前後輪の制動力分担割合を
理想配分比に制御することができ、ペダル踏力に対する
減速度が定格積載量と縦積載量との間が近接して、積載
量の変化に対するブレーキの効き具合の変化が少なくな
り、ブレーキフィーリングが向上する。
体との間の変位によりホイールシリンダの圧力を制御す
るロードセンシングプロボーン璽二ングバルプを配設し
たことによジ、制動力の分担割合の大きい前輪の制動力
を積載荷重によって調整し、前後輪の制動力分担割合を
理想配分比に制御することができ、ペダル踏力に対する
減速度が定格積載量と縦積載量との間が近接して、積載
量の変化に対するブレーキの効き具合の変化が少なくな
り、ブレーキフィーリングが向上する。
第1図は本発明によるブレーキ系を示す平面説明図、
第2図は本発明によるツイン型ロードセンシングプロボ
ーシ1ニングバルプを示す縦断面図、第3図は本発明に
よるツイン型ロードセンシングプロボーシWニングバル
プを用いたブレーキ系の特性を示すグラフで、(イ)は
前輪ブレーキ系のマスターシリンダに対するホイールシ
リンダの圧力変化を示すグラフ、(ロ)ハ後輪ブレーキ
系のマスターシリンダに対するホイールシリンダの圧力
変化を示すグラフ、09は前輪側ホイールシリンダと後
輪側ホイールシリンダとの圧力変化を示すグラフ、 第4図は本発明による後輪ブレーキ系にプロポーン1ニ
ングバルブを用いた場合の特性を示すグラフで、(イ)
は前輪ブレーキ系のマスターシリンダに対するホイール
シリンダの圧力変化を示すグラフ、(ロ)は後輪ブレー
キ糸のマスターシリンダに対するホイールシリンダの圧
力変化を示すグラフ、?>は前輪側ホイールシリンダと
後thi 側ホイールシリンダとの圧力i化を示すグラ
フ、 第5図は本発明による後輪ブレーキ系に液圧制御弁を使
用し7ない場合の特性を示すグラフで、(イ)は前輪ブ
レーキ系のマスターシリンダに対するホイールシリンダ
の圧力変化を示すグラフ、(ロ)は後輪ブレーキ系のマ
スターシリンダに対するホイールシリンダの圧力変化を
示すグラフ、(ハ)は前輪側ホイールシリンダと後輪側
ホイールシリンダとの圧力変化を示すグラフ、 第6図は本発明によるペダル踏力に対する減速度の関係
を示すグラフ、 第7図は従来のロードセンシングプロボーシ冒ニングバ
ルブの取付状態を示す平面説明図、第8図Vi従来のロ
ードセンシングプロボーシ目ニングバルブの取付状態を
示す後正面説明図、第9図は従来のロードセンシングプ
ロポーシ鵞二ングバルブを示す縦断面図、 第10図は従来の液圧制御弁および倍力装置等が配設さ
れていない場合のペダル踏力に対する減速度の関係を示
すグラフ、 第11図は従来の後輪側ホイールシリンダに対する液圧
制御弁が配設された場合のペダル踏力に対する減速度の
関係を示すグラフ。 2・・・後車輪 6・・・取付部 41・・・前輪 43・・・配管 45・・・ロードセンシングプロポーシ■ニングバルフ
χLsPV1 48・・・レバー支持ピン 49・・・センシングレバー 特許出願人 鈴木自動車工業株式会社第1図 2・・・後車輪 3−取イ−if≧(S 41・・・前輪 4・・配管 45・・・ロードセ゛ノシ゛ツク゛アロボーソコニ゛ノ
グバルフ゛藺・・レバ゛−支特ビン 罷・=センシンク゛°レノV− 手続補正書 1.水性の表示 昭和61年 特許願 第147889号2、発明の名称 車両の制動装置 3、補正する者 事件との関係 特許出願人 名称 (208)鈴木自動車工業株式会社4、代 理
人 住所 東京都千代田区神田駿河台1の65、補正命令の
日付 「自 発」 6、補正の対象 7、補正の内容 (1) 明細書第5頁第9行目に「流路抵抗が変化し
」とあるのを、「流路を開閉し」と補正する。 (2) 明細書第10頁第4行目に「距離t」とある
のを「距離t2 Jと補正する。 (3)明細書第10頁第6行目に「距離t2 Jとある
のを、「距離t1」と補正する。 (4)明細書第11頁第7行目から第12行目までに「
ブレーキ油を供給すると、・・・・・・・・・ブレーキ
油の圧力を調節し、」 とあるのを、 「ブレーキ油を供給すると、式(1)の折点圧力PBf
、PBr以下では、弁棒58 、68はセンシンクレバ
ー49により調整ボルト54に加えられた力Fにより調
整部材53を経て図2の上方に押しているPBf 、
PBr以上の圧力では弁棒58゜68が上下して流路を
開閉して接続口57.67から出るブレーキ油の圧力を
調整し、」 と補正する。 (5)図面の第2図を添付図面のとおりに補正する。 第2図
ーシ1ニングバルプを示す縦断面図、第3図は本発明に
よるツイン型ロードセンシングプロボーシWニングバル
プを用いたブレーキ系の特性を示すグラフで、(イ)は
前輪ブレーキ系のマスターシリンダに対するホイールシ
リンダの圧力変化を示すグラフ、(ロ)ハ後輪ブレーキ
系のマスターシリンダに対するホイールシリンダの圧力
変化を示すグラフ、09は前輪側ホイールシリンダと後
輪側ホイールシリンダとの圧力変化を示すグラフ、 第4図は本発明による後輪ブレーキ系にプロポーン1ニ
ングバルブを用いた場合の特性を示すグラフで、(イ)
は前輪ブレーキ系のマスターシリンダに対するホイール
シリンダの圧力変化を示すグラフ、(ロ)は後輪ブレー
キ糸のマスターシリンダに対するホイールシリンダの圧
力変化を示すグラフ、?>は前輪側ホイールシリンダと
後thi 側ホイールシリンダとの圧力i化を示すグラ
フ、 第5図は本発明による後輪ブレーキ系に液圧制御弁を使
用し7ない場合の特性を示すグラフで、(イ)は前輪ブ
レーキ系のマスターシリンダに対するホイールシリンダ
の圧力変化を示すグラフ、(ロ)は後輪ブレーキ系のマ
スターシリンダに対するホイールシリンダの圧力変化を
示すグラフ、(ハ)は前輪側ホイールシリンダと後輪側
ホイールシリンダとの圧力変化を示すグラフ、 第6図は本発明によるペダル踏力に対する減速度の関係
を示すグラフ、 第7図は従来のロードセンシングプロボーシ冒ニングバ
ルブの取付状態を示す平面説明図、第8図Vi従来のロ
ードセンシングプロボーシ目ニングバルブの取付状態を
示す後正面説明図、第9図は従来のロードセンシングプ
ロポーシ鵞二ングバルブを示す縦断面図、 第10図は従来の液圧制御弁および倍力装置等が配設さ
れていない場合のペダル踏力に対する減速度の関係を示
すグラフ、 第11図は従来の後輪側ホイールシリンダに対する液圧
制御弁が配設された場合のペダル踏力に対する減速度の
関係を示すグラフ。 2・・・後車輪 6・・・取付部 41・・・前輪 43・・・配管 45・・・ロードセンシングプロポーシ■ニングバルフ
χLsPV1 48・・・レバー支持ピン 49・・・センシングレバー 特許出願人 鈴木自動車工業株式会社第1図 2・・・後車輪 3−取イ−if≧(S 41・・・前輪 4・・配管 45・・・ロードセ゛ノシ゛ツク゛アロボーソコニ゛ノ
グバルフ゛藺・・レバ゛−支特ビン 罷・=センシンク゛°レノV− 手続補正書 1.水性の表示 昭和61年 特許願 第147889号2、発明の名称 車両の制動装置 3、補正する者 事件との関係 特許出願人 名称 (208)鈴木自動車工業株式会社4、代 理
人 住所 東京都千代田区神田駿河台1の65、補正命令の
日付 「自 発」 6、補正の対象 7、補正の内容 (1) 明細書第5頁第9行目に「流路抵抗が変化し
」とあるのを、「流路を開閉し」と補正する。 (2) 明細書第10頁第4行目に「距離t」とある
のを「距離t2 Jと補正する。 (3)明細書第10頁第6行目に「距離t2 Jとある
のを、「距離t1」と補正する。 (4)明細書第11頁第7行目から第12行目までに「
ブレーキ油を供給すると、・・・・・・・・・ブレーキ
油の圧力を調節し、」 とあるのを、 「ブレーキ油を供給すると、式(1)の折点圧力PBf
、PBr以下では、弁棒58 、68はセンシンクレバ
ー49により調整ボルト54に加えられた力Fにより調
整部材53を経て図2の上方に押しているPBf 、
PBr以上の圧力では弁棒58゜68が上下して流路を
開閉して接続口57.67から出るブレーキ油の圧力を
調整し、」 と補正する。 (5)図面の第2図を添付図面のとおりに補正する。 第2図
Claims (1)
- (1)後車軸と車体との間の変位によりホィールシリン
ダの圧力を制御するロードセンシングプロポーショニン
グバルブを前輪用ブレーキ系に配設したことを特徴とす
る車両の制動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14788986A JPS632760A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 車両の制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14788986A JPS632760A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 車両の制動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632760A true JPS632760A (ja) | 1988-01-07 |
Family
ID=15440476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14788986A Pending JPS632760A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 車両の制動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632760A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0496575U (ja) * | 1991-01-30 | 1992-08-20 | ||
US5641209A (en) * | 1994-03-15 | 1997-06-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle braking system distribution of front and rear braking forces is controlled according to two different distribution patterns depending upon vehicle load |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP14788986A patent/JPS632760A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0496575U (ja) * | 1991-01-30 | 1992-08-20 | ||
US5641209A (en) * | 1994-03-15 | 1997-06-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle braking system distribution of front and rear braking forces is controlled according to two different distribution patterns depending upon vehicle load |
US6089679A (en) * | 1994-03-15 | 2000-07-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle braking system adapted to optimize distribution of braking forces |
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