JPS63276072A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ１発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子写真複写機等の画像形成装置に関する。更
に詳しくは感光体面に対峙するコロナ放電手段により感
光体面を帯電したのち画像露光を行う画像形成装置に関
する。

〔従来の技術〕

第３図はこの種の画像形成装置の一例を示す概略構成図
である０図においてｌはドラム状の感光体であり、支持
体２上に有機光半導体や無機光半導体等の感光層３を有
する。

その感光体１は図中矢示ａ方向に所定の周速度で回転し
、コロナ放電手段としての放電器４で一様に帯電される
。

その放電器４は１図示例においては直径数十〜百数十ミ
クロンのタングステン線等のコロナ放電ワイヤ６と、そ
のワイヤ６の感光体面側を除く三方を囲む導電性シール
ド板５とから成り、そのコロナ放電ワイヤ６に図に省略
した高圧電源により数ＫＶ〜十数ＫＶの高電圧を印加し
てコロナ放電を生じさせることによって感光層３に均一
な電荷が付与される。

次いで、その−し荷が付与された感光層３に画像模様に
応じた画像光７を照射することによって静電潜像が形成
され、その静電潜像が現像装Ｍ８で現像される。

その現像装２！ｔ８は、容器９内に収容したトナー担持
体としての導電性円筒スリーブ１０と、その内部に配設
した複数の磁極を有する固定磁石１１とを有し、そのス
リーブ１０は感光体１に近接対峙している。また容器９
内には着色荷電粒子（以下トナーという）Ｔが収容され
、矢印す方向に回動するスリーブ１０上にブレード１２
の作用で薄層にコートされたトナーＴが、感光層３の静
電潜像の模様に従って感光層表面に付着してトナー像が
形成される。

そのトナー像は記録媒体としての転写材１４に、前記の
コロナ放電器４と同様の放電器もしくはローラ等よりな
る転写装２２１３によって転写され、図に省略した定着
装置で加熱拳加圧・溶媒等の「段によって定着される。

一力感光体ｌ上に残ったトナーはクリーニング装置１５
内に設けた例えばブレードやファーブラシ等によって！
Ｉｔ　！”　ｉｇされ、感光体面が清掃されてＬ記のプ
ロセスが繰り返し実行されるものである。

（発明が解決しようとする問題点〕 ところで上記のような画像形成装置においては、小型化
すると共に、感光体１と、その周囲に配設されるコロナ
放電器４・現像装置８・クリーニング装ｇ１１５等のプ
ロセス機器とを一体化してカートリッジ化し、装置本体
に容易に着脱交換できる装置が望まれている。

しかしながら感光体周囲に配設される上記のプロセス機
器は、その配置位置が定まり、かつ、カートリッジの寿
命を例えば数十枚程度にする場合にはトナー容器の配置
や画像露光光路に影響されて小型化することが困難であ
った。

又第３図の如く、コロナ放電器４のシールド板５に沿わ
せる様に破線の様な光路７′を設けることによって、ト
ナー９器の容量を増大させることが可能であるが、感光
体ｌと光路７が直角に交わらず、感光体１表面での反射
や感光体ｌの曲率の為に光像が歪み、解像の悪いボケた
画像になる。この解決策としてはコロナ放電器４のシー
ルド板５を変形させることによって光路７を感光体ｌの
表面に略直角に入射するような構成にすればよいが、放
電器４の構成が複雑となり実用的ではない。

本発明は上記従来例の問題点を解決すると共に、良好な
画像を長期にわたって安定に得ることのできる画像形成
装置を提供することを目的とする。

口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、感光体面に対峙するコロナ放電手段により感
光体面を帯電し、その帯電面に画像光を露光する画像形
成！！！において、上記画像光をコロナ放電手段を通し
て、コロナ放電手段による実質的な帯電作用を受けない
感光体面位置に露光するように構成したことを特徴とす
る。

〔作　用〕

画像光をコロナ放電手段内を通して、該コロナ放電手段
による実質的な帯電作用を受けない感光体面位置に露光
するようにしたことによって、上記画像光の光路を設け
るためのスペースを可及的に小さくして装置の小型化も
しくは現像装置のトナー容器の容積を増大させることが
可能となると共に、長期にわたって安定した画像を得る
ことが可能となる。

（実施例〕 第１図は本発明の一実施例を示す画像形成装置の概略構
成図である。その画像形成プロセス自体は前記第３図の
場合と同様であり、同一の部材には同一の符号を付して
再度の説明を省略する。

本実施例においては、コロナ放電器４のシールド板５に
２つの開口１６φ１７を設けると共に、コロナ放電器４
よりも感光体回転方向下流側においてその放電器４に近
接させて反射ミラー１８を設けた構成である。そして図
に省略した露光光源からの画像光７をその一方の開口１
６からコロナ放電器４内を通って他方の開口１７から反
射ミラー１８に導き、その反射光を放電器４の外方の帯
電作用を受けない感光体面位置に照射して露光するよう
にしたものである。

上記のように画像光７をコロナ放電器４内を通すように
したことによって放電器４と現像装置８との間に前記第
３図のように露光用の大きな空間を設ける必要がなくな
り、放電器４と現像装置８とを近接させて配置すること
によって装置もしくはカートリッジを小型化できる。あ
るいは図のように現像装置８のトナー容器９を前記従来
の光路位置まで延長９ａｌ、て設けることによって、ト
ナーの収容容量を増大させることができるものである。

またコロナ放電によって生成されるオゾンや窒素酸化物
等の異物は開口１６・１７から排出されるために感光層
３の劣化も低減され、長期間に亘って安定した画像を得
ることが可能となる。さらに上記各開口１６・１７がら
空気を送風または吸引する強制換気手段によって放゛屯
器内の上記の異物を除去するようにすればより効果的で
ある。

第２図はコロナ放電器４のシールド板５の感光体ｌと反
射側面に開口１９を設け、その開口１９から放電器４内
に入射した画像光を放電器４内で感光体面に照射して露
光するようにしたもので、その露光光は放電ワイヤ６よ
りも感光体回転方向下流側の実質的に感光体が帯電作用
を受けない位置に照射される。

他の構成並びに作用番効果は前記第１図例の場合と同様
であり、特に本例においてはコロナ放電器４と現像装置
ｉ８との間に画像露光光路を設けるためのスペースが不
用となり、さらに装置の小型化もしくは現像装置８のト
ナー容器の容量を増大させることが可能となる。

なお、上記の画像光７はコヒーレント光を用いるとよく
、例えばレーザ光等は散乱光等もなく帯電能への影響も
なく特に有用であるが、通常の原稿の反射光を利用する
ものにも使用することは可能であり、ＬＥＤまたは光シ
ヤツタ光にて変調されたものでもよい、又放電器４のシ
ールド板５は絶縁材等でも支障はない。

また前記の各開口１６・１７・１９は必要に応じて透明
体で塞いでもよい。

さらに前記各実施例においては単色の画像形成装置を例
にして説明したが、感光体ｌの周囲に複数個の現像装置
・帯電装置・画像露光光路を有し、複数色のカラー画像
を作成する多色画像形成装置にも適用可能であり、画像
露光光路の配置位置等に関する設計の自由度が増し小型
コンパクトな設計が可能となる利点がある。

ハ、発明の詳細 な説明したように本発明によれば、画像光をコロナ放電
手段内を通して、該コロナ放電手段による実質的な帯電
作用を受けない感光体面位置に露光するようにしたこと
によって、露光光路を配設するためのスペースを可及的
に減少させることができるもので、装置の小型化もしく
は現像装置のトナー容器の容量を増大させることが可能
となると共に、露光時に帯電作用を受けることがないの
で長期に亘って安定した画像が得られる等の効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す画像形成装置の概略構
成図、第２図は他の実施例の同上図、第３図は従来例の
同上図である。 １は感光体、４はコロナ放電手段（コロナ放電器）、５
はシールド部材、６はコロナ放電ワイヤ、７は画像光、
８は現像装置。 第３図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体面に対峙するコロナ放電手段により感光体
   面を帯電し、その帯電面に画像光を露光する画像形成装
   置において、 上記画像光をコロナ放電手段を通して、コロナ放電手段
   による実質的な帯電作用を受けない感光体面位置に露光
   するように構成したことを特徴とする画像形成装置。
2. （２）前記画像光がレーザ光であることを特徴とする特
   許請求の範囲第（１）項記載の画像形成装置。
3. （３）前記コロナ放電手段は、コロナ放電部材の感光体
   面側を除く三方を導電性シールド部材で囲み、該シール
   ド部材の少なくとも一箇所に透光可能な開口を有するも
   のであることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項ま
   たは第（２）項記載の画像形成装置。
4. （４）前記コロナ放電手段は、強制換気手段を有するも
   のであることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項、
   第（２）項または第（３）項記載の画像形成装置。