JPS63275859A

JPS63275859A - バルブの操作装置

Info

Publication number: JPS63275859A
Application number: JP11097187A
Authority: JP
Inventors: Fusae Ozawa; 小澤　ふさ枝
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-05-07
Filing date: 1987-05-07
Publication date: 1988-11-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、プラグの回転によって流体の流通路の開閉を
行うバルブの開閉操作装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、プラグを摺り合わせ面から浮かせる上下用ハンド
ルとプラグを回転させて流体通路の開閉を行うための開
閉用ハンドルとを別々に設けたバルブが公知である。ま
た、プラグと弁座との摺動面にグリスを注入させて該グ
リスを潤滑剤とし、又、プラグを浮上させ、プラグの回
転に要するトルクを減少せしめたものが公知である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のように、上下用ハンドルと開閉用ハンドルとを別
々に設けた場合、構造が複雑になり、又、グリス圧入構
造のものは、構造の複雑化とともに手間がかかり高価と
なる欠陥が存した。

本発明は上記欠陥を除去することを目的とするものであ
る。

〔問題点を解決する手段〕　　　　“ 上記目的を達成するため、本発明は弁箱２の弁座２ａ、
２ｂにプラグ４を密嵌し、該プラグ４の回転によって流
体流通路の開閉を行うバルブにおいて、前記プラグ４に
弁軸４ａを固設し、該弁軸４ａに回転操作部材２０を連
結するとともに、該弁軸４ａに回転運動を上下動運動に
変換する上下案内機構を連繋したものである。

〔作用〕

上記した構成において、回転操作部材２０を回転方向に
揺動して、弁軸４ａを回転させると、上下案内機構によ
って、プラグ４が開閉の中間位置で弁座２ａ、２ｂから
浮く方向に弁軸４ａが軸方向に駆動され、プラグ４は少
ない回転ｌ・ルクで回転操作される。プラグ４が開又は
閉の状態において、プラグ４は弁座２ａ、２ｂに圧着す
る。

〔実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。

２は弁箱であり、これにテーパー状接触面から成る弁座
２ａ、２ｂにプラグ４の外周テーパー面が回転自在に密
嵌している。６は弁箱２に固定された蓋体であり、これ
にプラグ４に固設された弁軸４ａが回転自在に支承され
ている。前記弁軸４ａに係、止された板座金８と蓋体６
下面との間に皿ばね座金１０が配置され、該座金１０の
弾発力によって弁軸４ａは下方向に付勢されている。前
記蓋体６の上面にはリング状部材１２が固定され、該リ
ング状部材１２の上面にはラックギア１４が形成されて
いる。１６は内径部がスプライン又はキー構造を介して
前記弁４咄４ａの上部に該弁軸４ａに対して回転方向に
連動するように嵌合された管状体であり、これの上面は
、前記弁軸４ａの上部に螺合するナツト１８の下面に対
接している。前記管状体１６の上部には回転操作用の部
材２ｏが一体的に固設されている。前記管状体１６の外
周面には、放射方向に９０度の角度差を存して、四本の
支軸２２が突設され、該各支軸２２には歯車２４が偏心
してそれぞれ回転自在に支承されている。前記プラグ４
は、前記弁軸４ａの中心軸線を中心として９０度回転さ
せると開閉が行われるように弁口４ｂが透設されている
が、勿論、１８０度又は３６０度の回転で１回又は数回
の開閉を行うバルブを用いても良い。また、本発明の実
施に際し、プラグ４の構造は図示するものに特に限定さ
れるものでなく、球形のボール弁、蝶形弁その他回転に
よって開閉操作するもので気密な摺動面を有するものを
プラグとして用いることができる。

次に本実施例の作用について説明する。

回転操作部材２０を自動又は手動により操作して、プラ
グ４を回転させると、歯車２４はラックギア１４に沿っ
て噛み合い回転する。このとき、歯車２４の偏心量によ
り、プラグ４が９０度回転する間に弁軸４ａは、１回最
高レベルまで持ち上げられ、プラグ４が閉の状態のとき
、最低レベルとなる。更に９０度正方向又は逆方向に回
転させると。

プラグ４は開の状態となり、その間に１回の持ち上げ運
動があって弁軸４ａは最低レベルとなる。

尚、ラックギア１４及び歯車２４のピッチ、歯車を適宜
選択することによってプラグ４の開閉回転中におけるプ
ラグ持ち上げ運動を適宜の回数に設定することができる
。

尚、上記実施例は、バルブを回転に伴って持ち上げるも
のであるが、バルブを押し下げることによってバルブに
対する接触圧を減少させ、その回転を容易とする構成と
しても良い。上記ラックギア１４、支軸２２．歯車２４
及び管状体１６は上下案内機構を構成している。

尚、上記上下案内機構は、ラックギア１４と偏心歯車２
４の構成に特に限定されるものでなく、摩擦面と、偏心
摩擦車との構成あるいは、第４，５図に示すように、蓋
体６１こ固設した回転カム２６゜２８と、管状体１６に
固設した回転カム３０，３２の構成としても良い。また
、第６図に示すように１回転カム３４のカム面に蓋体側
に固定したカム捧３６，３８を４本又は数個所配置し、
回転カム３４の回転によって該回転カム３４がカム面と
カム捧３６，３８に案内されて上下動する構成としても
良い。４０は蓋体に固定されたリング状部材である。

〔効果〕

本発明は上述の如く、プラグの回転時、その回転力によ
ってプラグのシール面を弁箱のシール面から離反する方
向にプラグが持ち上げられある１１は押し下げられるの
で、プラグの開閉のための回転トルが減少し、プラグを
軽い回転力で操作することができ、しかも、プラグの回
転操作を高速で行なっても摩擦熱などの障害が発生する
ことがなく、また、構造が簡単である等の効果が存する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は断面図、第２図は外観図、第３図は説明図、第
４図は他の実施例を示す外観図、第５図は同、外観図、
第６図は同、外観図である。２・・・・弁箱、　　２ａ、２ｂ・・・・弁座、　４・
・・・プラグ、　　４ａ・・・・弁軸、　６・・・・蓋
体、　８・・・・座金、　　１０・・・・皿ばね座金、
　１２・・・・リング状部材、　１４・・・・ラックギ
ア、　１６・・・・管状体、　１８・・・・ナツト、　
２０・・・・回転操作部材。２２・・・・支軸、　２４・・・・歯車、　　２６．２
８・・・・固定カム、　　３０，３２．３４・・・・回
転カム。３６．３８・・・・カム捧特許出願人　　　　　　小　澤　ふ　さ　枝代理人弁理
士　　　　　　　　西　島　績　雄第１図第２図箆３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）弁箱２の弁座２ａ、２ｂにプラグ４を密嵌し、該
プラグ４の回転によって流体流通路の開閉を行うバルブ
において、前記プラグ４に弁軸４ａを固設し、該弁軸４
ａに回転操作部材２０を連結するとともに、該弁軸４ａ
に回転運動を上下動運動に変換する上下案内機構を連繋
したことを特徴とする操作装置。