JPS6327510A - 臭気が少なく色調のすぐれたポリエチレンの製造方法 - Google Patents

臭気が少なく色調のすぐれたポリエチレンの製造方法

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JPS6327510A
JPS6327510A JP17691987A JP17691987A JPS6327510A JP S6327510 A JPS6327510 A JP S6327510A JP 17691987 A JP17691987 A JP 17691987A JP 17691987 A JP17691987 A JP 17691987A JP S6327510 A JPS6327510 A JP S6327510A
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JP
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alcohol
catalyst
polymer
resin
polymerization
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JP17691987A
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ジェームス・フレデリック・ロッテス
ブルース・スティーブン・ヤーモスカ
グレース・オン−キー・ツィーエン
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ExxonMobil Oil Corp
Original Assignee
Mobil Oil Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F6/00Post-polymerisation treatments
    • C08F6/02Neutralisation of the polymerisation mass, e.g. killing the catalyst also removal of catalyst residues

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、活性の高いチーグラー又はチーグラー−ナツ
タ触媒組成物とも呼ばれている活性の高いアルファオレ
フィン重合触媒を用いるポリエチレンの改良製造法に関
する。よシ詳細には、本発明は、従来技術のポリマーに
屡々存在する好ましくない臭気及び着色性を有しないア
ルファオレフィンのZ IJママ−製造法に関する。
現在まで、C2−01oアルフアオレフインは比較的活
性の低いアルファオレフィン重合触媒組成物を用いて調
製された。このような重合触媒は毎時触媒1グラム当り
約400グラム未満のポリマーの生産性を示した。その
ような触媒は活性が低いために、生成ポリマーはかなシ
の量の触媒残留物を含み、商品として受入れられる4 
1Jマ一製品をつくるためにはポリマーから触媒残留物
を取除かなければならなかった。触媒残留物は、通常、
許容量(たとえば 10 ppm未満)のチタンを含有
するポリマーレジンを生成させるのに十分な時間の間ポ
リマー生成物を適当な薬剤、たとえば水又はメタノール
或いはエタノールのようなアルコールの水溶液で洗浄す
ることによって除去された〔シガ等の米国特許第4,1
82,582号及びアインスヮース・ジュニア−等の米
国特許第3,773,743号参照〕。
しかし、近年にたって、さらに有効なアルファオレフィ
ン重合触媒重合組成物が発見された。このような触媒組
成物をアルファオレフィンのポリマー調製に用いると、
その高効率性によって生成物中には極く微量の触媒しか
残らない。従って、触媒残留物を除くためにポリマー生
成物を洗浄することは不必要と考えられるようになった
。しかし、成る種の製品、たとえばそのような活性の高
い触媒組成物を用いてつくられたポリマーから加工され
た射出成形容器は成る条件下では好ましくない臭気及び
着色を示す。射出成形製品は、食品容器の用途の場合に
特に不快となシ得る臭気を有している。射出成形製品は
また、成る種の用途に好ましくないやや黄色い色合いを
呈することもちる。。
本発明は毎時触媒1グラム当り少くとも500グラムの
、t−6リマーの生産性を有する活性の高い触媒組成物
の存在下に重合を行わせ、該触媒組成物がマグネシウム
又はその化合物、遷移金属又はその化合物、ハロゲン又
はその化合物、及び触媒活性化剤よりなる、少なくとも
1種類の02−01oアルフアオレフインのポリマーレ
ジンを調製する方法において、重合が本質的に完了した
後に該ポリマーレジンを式R“−OH(式中、R“はc
1+ C10アルキル、アルケニル、アリール、アルカ
リール、又はアラルキル基である)を有する少くとも1
種類のアルコールと接触させることを特徴とする方法を
提供する。
アルコールの景はZ IJママ−レジン中触媒活性化剤
の金駕のモル量に対して少くとも略々化学量論的に当量
である。レジンがアルコールと接、触するとき番で、ア
ルコールは気相でなければならない。
従って、接触が起る容器の温度は、容器の操作圧力及び
容器内のアルコールの濃度におけるアルコール又はアル
コール混合物の露点よりも高くなければならない。
本発明に用いられる高効率性触媒組成物は、マグネシウ
ム又はマグネシウム化合物、遷移金属又は遷移金属化合
物、好ましくはチタン及び/又はバナジウム又はそれら
の化合物、ハロゲン、たとえば塩素、及び触媒活性化剤
よシなるチーグラー及び/又はチーグラー−ナツタアル
ファオレフィン重合触媒である。高効率性触媒組成物は
、毎時触媒1グラム当り少くとも約500グラム、好ま
しくは約1,000乃至約50,000グラム、そして
もっとも望ましくは約2,000乃至約20,000グ
ラムのポリマーの生産性を示す。触媒は不活性担体に担
持されることもでき〔たとえばカロル等の米国特許第4
,302,566号及びナラリン等の米国特許第4.4
81,301号参照〕、又は担持されないことも可能で
ある〔たとえばヤマグチ等の米国特許第3.989,8
81号参照〕。適当な触媒組成物は、たとえば、ヤマグ
チ等の米国特許第3,989,881号、ナラリン等の
米国特許第4,481,301号、ゲーテ等の米国特許
第4.3’54,009号、カロル等の米国特許第4,
302,566号、ストロ−ベル等の米国特許第4,1
48,754号、及び故チーグラー等の米国特許第4,
063,009号に開示されている。
本発明に従って重合されたレジンをアルコールで処理す
ると、レジンからつくられたポリマー生成物の好ましく
ない臭気及び着色性が本質的に除かれる。
添付図面は本発明の1つの実施態様の略図である。
本発明に関連して用いられる重合方法は当業者に既知の
任意のアルファオレフィン重合法であることができる。
そのような方法には懸濁状態、溶液状態、又は気相で行
われる重合がある。気相流動層重合法及び反応器が、た
とえばナラリン等の米国特許第4,481,301号、
カロル等の米国特許第4,302,566号、及び19
83年9月28日に公表されたジエンキンス等の欧洲特
許出願第0.089,691号に開示されている。気相
重合反応、たとえば攪拌層反応器、及び特に流動層反応
器内で起る反応が好ましい。
アルファオレフィン重合法で用いられる触媒組成物はマ
グネシウム又はその化合物、遷移金属又はその化合物、
及びハロゲン又はその化合物よシなる。触媒中のマグネ
シウム又はマグネシウム化合物成分は、これまでチーグ
ラー及び/又はチーグラー−ナツタ高活性触媒組成物の
合成に用いられた任意のマグネシウム化合物による触媒
合成の間に与えられる。そのような化合物の非限定の例
はMgCl2或いはMgI2のようなハロゲン化マグネ
シウム、又は実験式RnMgR’ (z−n) (式中
、R′もハロゲンであシうるという条件でR及びR′は
同−又は異なるC1”’12ヒドロカルビル基、及びn
は0.1又は2である)を有する組成物のような有機金
属組成物である。
遷移金属又は遷移金属化合物成分は、チーグラー及び/
又はチーグラーーナツメ高活性触媒組成物を合成する際
に用いられる遷移金属化合物による触媒合成の間に与え
られる。適当な遷移金属化合物it、、1978年フィ
ッシャー・サイエンティフィック社から目録番号5−7
02−10として出版された元素の周期表中の第■A族
、第VA族、第MA族、第■A族、又は第■A族の遷移
金属の化合物である。このような化合物はこれまでチー
グラー及びチーグラー−ナツタ触媒組成物で用いられた
任意の遷移金属化合物である。このような遷移金属化合
物の非限定の例はチタン、バナジウム、モリブデン、ジ
ルコニウム、又はクロムの化合物、たとエバT1Cl3
、TlC14、VCl3、VCl4、To(J’3、二
塩化ジアルコキシバナジウム、MoCl5、ZrC64
、及びアセチルアセトンクロムである。これらの化合物
の中でチタン及び/又はバナジウムの化合物が好適であ
り、そしてチタン化合物がもっとも好ましい。
高活性の触媒組成物は、またハロゲン、たとえば臭素又
は塩素、好適には塩素をも含み、通常ハロゲン化マグネ
シウム又はハロゲン化チタン或いはハロゲン化バナジウ
ムのようなハロゲン化遷移金属化合物から触媒に与えら
れる。
触媒組成物は当業者にとって既知のように担持されても
よいし、或いは担持されなくてもよい。
触媒組成物が担体に担持される場合には、任意の従来用
いられているアルファオレフィン重合担体を使用するこ
とができる。適当な担体は、上述の、マグネシウム源と
して用いられるマグネシウム化合物、及びシリカ、アル
ミナ、並びにたとえばナラリン等の米国特許第4,48
1,301号に開示されているそれらの併用物、さらに
シリカ−アルミナ、シリカ−酸化チタン、ジルコニウム
又は酸化トリウムのような多孔質担体物質である。
好適な実施態様において、本発明に用いられる触媒及び
アルファオレフィンポリマーの重合方法は本質的にカロ
ル等の米国特許第4,302,566号、及びカロル等
の欧洲特許出願の1984年3月28日に出願された出
願番号筒8.4103441.6号、1984年10月
3日に公告された公告番号第0120503号に開示さ
れているものであ為。
このように形成された触媒は助融媒又は触媒促進剤とも
云う、適当な活性化剤によって活性化される。活性化剤
は技術的に既知であって、該活性化剤はフィッシャー・
サイエンティフィ・ツク社がら1978年に目録番号5
−702−10として出版された元素の周期表の中の第
iB族、第[A族、第[B族、第[[B族、及び第■B
族の化合物を含むオレフィン重合触媒成分用促進剤とし
て普通に剤の例は金属のアルキル化物、水素化物、アル
キル水素化物、及びアルキルノ・ロゲン化物、たとえば
アルキルリチウム化合物、ジアルキル亜鉛化合物、トリ
アルキルホウ素化合物、トリアルキルアルミニウム化合
物、アルキルアルミニウムの710ゲ/化物並びに水素
化物、及びテトラアルキルゲルマニウム化合物である。
促進剤の混合物も使用することができる。有用な促進剤
の特定の例には、n−ブチルリチウム、ジエチル亜鉛、
ジ−n−プロピル亜鉛、トリエチルホウ素、トリエチル
アルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリーn
−ヘキシルアルミニウム、エチルアルミニウムジクロリ
ド、ジプロミド、及びジヒドリド、イソズチルアルミニ
ウムジクロリド、ジプロミド、及びジヒドリド、ジエチ
ルアルミニウムクロリド、プロミド9、及びヒドリド、
ジ−n−プロビルアルミニウムクロリド、プロミド、及
びヒト9リド、ジイソブチルアルミニウムクロリド、プ
ロミド、及びヒドリド、テトラメチルゲルマニウム、及
びテトラエチルゲルマニウムがある。本発明によシ好適
に使用される有機金属促進剤はアルキル基当り1乃至約
20個の炭素原子を有する第■B族金属のアルキル化物
及びジアルキルハロゲン化物であ゛る。よシ好適には、
促進剤はアルキル基当り1乃至約6個の炭素原子を有す
るトリアルキルアルミニウム化合物でアシ、もっとも好
適な促進剤はトリエチルアルミニウムである。
有機金属促進剤は少くとも本発明の触媒の固体成分の重
合活性を促進させるのに有用な景を使用される。好適に
は、固体触媒成分の1重量部当り少くとも約3重量部の
促進剤が用いられるが、10:1.25:1,100:
1又はそれ以上の高比率もまた適当であって極めて有効
な結果を示すことが多い。スラリー重合法では、必要に
応じて促進剤の一部を重合媒体の前処理に開用すること
ができる。本発明で用いることができる他の促進剤はス
チープンス等の米国特許第3,787,384号第4欄
第45行乃至第5a第12行、及びストロ−ベル等の米
国特許第4,148,754号第4欄第56行乃至第5
欄第59行に開示されている。
活性化剤及び触媒を別々に重合媒体に加えることによっ
て、触媒を現場で活性化させることができる。触媒及び
活性化剤を重合媒体へ導入する以前に、たとえば重合媒
体への導入の最高2時間前に触媒及び活性化剤を約−4
0℃乃至約100℃の温度で混合することも可能である
適当な活性化量の活性化剤をゑ媒の重合活性を促進させ
るために用いることができる。前記の活性化剤の比率は
触媒中の遷移金属1グラム原子当りの活性化剤のモル数
、たとえば約1乃至約100、そして好適には約5より
も大、で表わすこともできる。
ポリマーの分子量は既知の方法、たとえば水素を用いる
ことによって制御することができる。分子量は、重合を
比較的低い温度、たとえば約30乃至約105℃で行う
場合、好適に水素で制御することができる。この分子量
の制御は、生成ポリマーのメルトインデックス(工2)
の測定しうる明瞭な ・変化で明示することができる。
本発明によって調製される線状ポリエチレンポリマーハ
、エチレンのホモポリマー又はエチレンと1個以りの0
3−01oアルフアオレフインとの共重合体であること
ができる。すなわち、2個の七ツマー単位を有するコポ
リマーもまた3個のモノマー単位を有するターポリマー
も可能である。このようなポリマーの特定な例にはエチ
レン/1−ブテンコホリマー、エチレン/1−ヘキセン
コポリマー、エチレン/1−オクテンコ$ IJ マー
、xチレン/4−メチル−1−啄ンテンコホリマー、エ
チレン/1−7’テン/1−ヘキセンターポリマー、エ
チレン/フロピレン/1−ヘキセンターポリマー、及ヒ
エチレン/フロピレン/ 1− ブテンターポリマーが
ある。コモノマーとしてプロピレンを用いる場合には、
得られる線状低密度ホリエチレンポリマーは、ポリマー
の少くとも1重量%の量の少くとも4個の炭素原子を有
する少くとも1種類の他のアルファオレフィンコモノマ
ーを有することが望ましい。従って、エチレン/プロピ
レンコポリマーは可能ではあるが好適ではない。
もっとも好適なコモノマーは1−ヘキセンである。
本発明に従って処理された線状低密度Z vエチレンポ
リマーは少くとも約80重量−のエチレン単位を含むの
が好適である。本発明は前記の高効率触媒を用いて生成
される任意のホIJマーに適用可能であるけれども、少
くとも約30のメルトインデックス(工2)を有するポ
リエチレンレジンに特に適用可能である。その理由はそ
のようなレジンからつくられる生成物は射出成形製品を
つくるのに用いられる場合にもっとも顕著な臭気及び着
色を有するからである。
本発明によりて線状低密度ポリエチレンポリマーを製造
する特に好ましい方法は流動層反応器内で行う方法であ
る。このような反応器及び該反応器を操作する方法はレ
バイン等の米国特許第4.011,382号(この全内
容は参考資料として水門#(B書に包含されている)、
カロル等の米国特許第4,302,566号、及びナラ
リン等の米国特許第4.481,301号に記載されて
いる。
任意の適当な方法又は装置、たとえば流動層又はスラリ
ー反応器、において重合が完了した後、残留上ツマー1
希釈剤及び/又は任意の他の望ましくない不純物を除去
するために、通常ホリマー生成物を後重合排出容器に導
入する。本発明に従い、該ポリマーを、通常そのような
容器内で、式R//−0H(式中、R”はC1−01o
アルキル、 アルケニル、アリール、アルカリール又は
アラルキル基、好ましくはCl−Cl0アルキル又はア
ルケニル基、そしてもつとも好適にはc、 + cto
アルキル基である)を有する少くとも1種類のアルコー
ルと接触させる。適切なアルキルアルコールはメタノー
ル、エタノール、プロパツール、インプロパツール、n
−ブチルアルコール、5ea−7’チルアルコール、t
ert −ブチルアルコール、n−にンチルアルコール
、インペンチルアルコール、tart−dンチルアルコ
ール、n−ヘキシルアルコール、n−へブチルアルコー
ル、n−オクチルアルコール、及ヒn−デシルアルコー
ルである。
適切なシクロアルキルアルコールはシクロメタノール、
シクロインタノール、シクロヘキサノール、及びシクロ
ヘプタツールである。適切なアルケニルアルコールはア
リルアルコール(1−−<メタノールとも云う)、i−
ブチノール、及び3−ブテン−2−オールである。
インジルアルコールam切な71J−ルアルコールでア
リ、α−及ヒβ−フェニルエチルアルコールは適切なア
ルカリールアルコールでアル。
メタノール、エタノール、プロノぞノール、及びイソプ
ロ・ξノールは好適なアルコールであシ、メタノールは
もっとも好適なアルコールである。
ポリマーを処理するのに用いられるアルコールの量はy
i’? +)マーレジン中の触媒活性化剤の金属のモル
量に対して少くとも略々化学量論的に当量であり、望ま
しくはポリマーレジン中の触媒活性化剤の金属のモル量
の少くとも約2倍で6D、そしてもっとも好ましくは触
媒活性化剤の金属のモル量の約3乃至6倍、言いかえれ
ば、アルコール対活性化剤の金属のモル比は少くとも約
1:1、望ましくは少くとも約2=1、そしてもっとも
好ましくは約3=1乃至約6:1である。アルコールは
純粋な形で又はたとえば窒素のような適当なガス状溶媒
の溶液として、或いは他のアルコールとの混合物として
用いることができる。「ポリマーレジン中の触媒活性化
剤の金属のモル量」という用語は、本明細書では、重合
が本質的に完了した後、言いかえればポリマーが重合容
器から取シ出された後のポリマー中の活性化剤の金属の
モルで 。
表わした量を示すのに用いられる。
、t−a 9マーレジンは気相のアルコールと接触しな
ければならない。その理由はポリマーレジンから残留触
媒を除去又は流去するのに液状のアルコールを用いる従
来技術の方法に対してレジンと気相のアルコールとの接
触はポリマーレジン粒子中へのアルコールの迅速完全な
浸透を容易にし、プロセスの効率を向上させるからであ
る。本発明の方法は、レジンからつくられる生成物の臭
気及び着9色を無くするのにポリマーレジンからの触媒
残留物の除去に依存しない。その代わシとして、任意の
特定な実施可能の理論に拘束されることを望むこと無し
に、本発明の方法においてはアルコールがレジン中にと
どまる残存量の;独媒活性化剤を不活性化し、それによ
ってレジンからつくられる生成物の臭気及び着色の原因
となると考えられる酸化活性剤残留物の生成を低減又は
比熱にする。レジンと気相のアルコールとの接触を確実
にするために、接触が起る容器内にアルコールを気相で
導入するのが望ましい。もしくは、アルコールを、容器
の圧力及び内部のアルコール濃度における該アルコール
(又はアルコール混合物)の露点よりも高い温度に保た
れた容器内に窒素のような不活性希釈剤中の微粒化ミス
トとして導入することができる。いずれにせよ、アルコ
ールによってレジ/を処理する間中は、該アルコール(
又はアルコール混合物)がポリマーレジンとの接触時間
中気相に保たれることを確保するために容器は内部のア
ルコールの露点よシも高い温度に維持、されなければな
らない。
ポリマーレジンとアルコールとの接触の完了後、いかな
る残留するアルコールも除去され、リサイクルされるか
燃焼される。レジンも容器から取出されて通常の下流処
理操作に導びかれる。
このように気相のアルコールの使用は触媒残留物をレジ
ンから洗い流すのに液状アルコールを用いる従来技術の
方法に比べて別のプロセスの利点を提供する。本発明に
おいては、高価で精巧な固−液分離装置でレジン粒子を
液状アルコールから物理的に分離する必要はない。レジ
ン粒子もアルコールによる処理の完了後乾燥する必要が
ない。
従って、液状アルコールを用いるレジンからの触媒残留
物の流去、固体レジンと液状アルコールとの分離、及び
レジンの乾燥を必要とする前記従来技術の方法に比べて
、本発明の方法は極めて単純化され、よシ経済的である
。本発明の方法は、触媒残留物をポリマーから物理的に
除くために液相の2種類以上の化学的に活性な成分の混
合物の使用による成る従来技術の方法〔たとえば、アイ
ンスワース・ジュニア等の米国特許第3,773,74
3号参照〕と異なり、アルコール以外の化学的に活性な
成分の使用をも必要としない。
さて、添付図面に図示した1つの例示的実施態様に関連
させて本発明を説明しよう。この例示的実施態様は流動
層アルファオレフィン重合反応に関するものである。し
かしながら、本発明の詳細な説明から、本発明が流動層
アルファオレフィン重合反応に限定されないということ
は当業者にとつt明かであろう。
付図は、本発明を実施することができるエチレン及び1
−ヘキセンから線状低密度ポリエチレンを重合させる典
型的な流動層重合法の略図である。
付図について、流動層反応器1を約2200kPα(3
00psig )の全圧で操作する。モノマー供給物は
導管3を経て、粒状触媒供給物は導管5を経て反応器に
導入される。典型的なモノマー供給物はエチレン及び1
−ヘキセンよりなり、両者とも導管3を経て導入しても
よいし、もしくはエチレンは導管3を経て、1−ヘキセ
ンは別の導管(図示せず)を経て導入してもよい。窒素
投入供給物は、反応器内のエチレンの分圧を制御するた
めに導管7を経て導入される。反応器の一定全圧におい
て、高速の窒素の供給は反応器内の窒素の分圧を高め、
エチレンの分圧を低下させる。
反応器内でモノマーが共重合された後で、ホリマー生成
物を流動層反応器よシ取出して、直列に配置されている
生成物チャンバー9及び生成物ブロータンク13よシな
る2槽生成物排出システムに導びく。付図に示すように
、生成物は先ず反応器1から生成物弁6を経て生成物チ
ャンバー9に導びかれる。その後、生成物弁6を閉じる
ことによって生成物チャンバー9は反応器から封鎖され
る。生成物は弁付き導管10を経て生成物ブロータンク
13に導びかれる。窒素のストリームは生成物を排出シ
ステムからパージピンに移すのを助けるために導管11
を経て生成物ブロータンク13に導入される。このよう
にして、生成物は管路15を経て上流部分に通常のフィ
ルター18を有する生成物パージビン17に送られる。
生成物及びシステムからいかなる未重合モノマーをも除
去するために、窒素のような不活性パージガスのストリ
ームを導管21を経てパージビンの下流部分に導入する
。このような未重合モノマーは、不活性ガスのストリー
ムに入って、導管19を経てパージビンから排出され、
典型的には火炎に導びかれて燃焼される。生成物ポリマ
ーは通常のエアロツク機構23を経てパージビンから取
出され、次いで導管25を経て通常の貯蔵施設に導びか
れる。
本発明によれば、少くとも1種類のアルコール、たとえ
ばメタノールを気相状態で、不活性、a−ジガスと共に
導管21を経て、又は別個に別の導管(図示せず)を経
て生成物バージビン17内に導入スる。アルコールは、
前記に定めたアルコール対触媒活性化剤の金属の所望の
モル比をパージビン内に与えるのに十分な速度でパージ
ビンに導入される。パージビン17はビンの圧力におけ
るアルコールの露点よりも高い温度に保たれる。従って
、約6モルチのメタノールよシなるメタノールの窒素溶
液がビンに導入される場合には、ビン17は約140k
Pα(5psig)の圧力で操作されるので、ビン内の
レジンの処理が気相のメタノールで行われることを確実
にするためには、約12℃よシも高い温度に維持されな
ければならない。上記並びに付図に示す例示的な方法に
おけるパージビンは通常約85℃で操作されるので、そ
の中にあるメタノールは気相状態に保たれる。アルコー
ルで処理された生成物は前記の方法で、a−ジビンから
取出される。
ポリマーとガス状アルコールとの接触は、次ぎに白みか
かった半透明の外観を有する成形物をっくるレジンを生
成する。このような成形物は著しイ臭気も全くない。対
照的に、ガス状アルコールで処理されないレジンからつ
くられた成形物はわずかな黄色の色合い及び好ましくな
い臭気を有する。
上述の特定の実施態様は一般的に又は特定的に前出の成
分と同等の成分を用い、可変のプロセス条件下でうまく
再現できることは当業者にとって明かであろう。
前述の明細書から、当業者は本発明の本質的な特徴を容
易に確認し、本発明の精神及び範囲から逸脱することな
く種々多様な用途に本発明を適応させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための装置の構成図で
ある。 て 士

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)毎時触媒1グラム当り少くとも約500グラムの
    ポリマーの生産性を有する活性の高い触媒組成物の存在
    下に重合を行わせ、該触媒組成物がマグネシウム又はそ
    の化合物、遷移金属又はその化合物、ハロゲン又はその
    化合物、及び触媒活性化剤よりなる、少くとも1種類の
    C_2−C_1_0アルファオレフィンのポリマーレジ
    ンを製造する方法において、重合が本質的に完了した後
    に、該ポリマーレジンを式R″−OH(式中、R″はC
    _1−C_1_0アルキル、アルケニル、アリール、ア
    ルカリール、又はアラルキル基である)の気相状態の少
    くとも1種類のアルコールと接触させ、該アルコールの
    量がポリマーレジン中の触媒活性化剤の金属のモル量に
    対して少くともほぼ化学量論的に当量であり、ポリマー
    レジンがアルコールと接触する温度が、ポリマーがアル
    コールと接触する条件におけるアルコールの露点よシも
    高いことを特徴とする方法。
  2. (2)R″がC_1−C_1_0アルキル又はアルケニ
    ル基である特許請求の範囲の第1項に記載の方法。
  3. (3)アルコールがメタノール、エタノール、プロパノ
    ール、又はイソプロパノールである特許請求の範囲の第
    1項又は第2項に記載の方法。
  4. (4)前記アルコールの量がポリマーレジン中の触媒活
    性化剤の金属のモル量の少くとも約2倍である特許請求
    の範囲の第1項、第2項、または第3項、に記載の方法
  5. (5)前記アルコールの量がポリマーレジン中の触媒活
    性化剤の金属のモル量の少くとも約3乃至約6倍である
    特許請求の範囲の第4項に記載の方法。
  6. (6)前記アルコールがメタノールである特許請求の範
    囲の第1項、第2項、第3項、第4項、又は第5項に記
    載の方法。
JP17691987A 1986-07-15 1987-07-15 臭気が少なく色調のすぐれたポリエチレンの製造方法 Pending JPS6327510A (ja)

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