JPS63274633A - ゴブ供給装置 - Google Patents

ゴブ供給装置

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JPS63274633A
JPS63274633A JP11023887A JP11023887A JPS63274633A JP S63274633 A JPS63274633 A JP S63274633A JP 11023887 A JP11023887 A JP 11023887A JP 11023887 A JP11023887 A JP 11023887A JP S63274633 A JPS63274633 A JP S63274633A
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gob
guide hole
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porous member
hole
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Takao Horie
孝男 堀江
Shoichi Sakai
正一 酒井
Yutaka Kamata
豊 鎌田
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Yamamura Glass KK
Nabeya Co Ltd
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Yamamura Glass KK
Nabeya Co Ltd
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B9/00Blowing glass; Production of hollow glass articles
    • C03B9/13Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines
    • C03B9/14Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines
    • C03B9/16Blowing glass; Production of hollow glass articles in gob feeder machines in "blow" machines or in "blow-and-blow" machines in machines with turn-over moulds
    • C03B9/165Details of such machines, e.g. guide funnels, turn-over mechanisms

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  • Materials Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ガラス成形装置において、上方より落下せし
められる溶融ガラス塊(ゴブ)を、その下方に配された
搬送路(ガラス成形用デリバリ)に導く、ゴブ供給装置
に関するものである。
(従来技術) 従来から、壜やコンブ、或いはビー力やフラスコ等のガ
ラス製品の製造に際して用いられるガラス成形装置にお
いては、一般に、溶解炉にて溶融され、更に所定の大き
さに切断された溶融ガラス塊(以下、ゴブと称する)が
落下せしめられる通路上に、酸ゴブが通過せしめられる
案内孔(中間ファンネル)を備えたゴブ供給装置が配置
せしめられており、かかるゴブ供給装置によって、上方
より連続的に供給せしめられるゴブが、該ゴブを所定の
成形型内に搬送する搬送路(デリバリ)にまで導かれる
ようになっている。
また、かかるゴブ供給装置にあっては、通常、案内孔の
上方において、その開口部を横切る方向に駆動せしめら
れる排除板にて構成されてなるゴブ排除機構を備えてお
り、成形型に異常が発生した場合等には、該排除板の駆
動によって、上方より連続的に供給されるゴブが、装置
外部に排除せしめられるようになっている。
ところが、このようなゴブ供給装置における案内孔或い
は排除板にあっては、高温(通常、1100〜1200
℃)のゴブと接触することとなるために、該ゴブの溶着
が生じ、案内孔の詰まりゃ機械的トラブルが惹起される
といった問題を内在していたのであり、またそのような
ゴブの接触に起因するゴブの搬送速度の低下等によって
、製品にシワやオロシ等の欠陥が生じるといった問題を
も有していたのである。
そこで、米国特許第3893835号等において示され
ている如く、それらの案内孔及び排除板に対して、ゴブ
が接触される面において開口する複数の噴気孔を設けて
、該噴気孔を通じて圧力流体を噴出せしめることにより
、かかる接触面上に流体膜を形成し、ゴブの直接的な接
触を回避するようにすることが考えられる。
しかしながら、このような構造のゴブ供給装置にあって
は、その案内孔及び排除板に対して、多数の噴気孔を機
械加工等によって穿設する必要があるために、その製造
が極めて困難であると共に、装置が高価となるといった
問題を有していたのである。
また、その噴気孔が、機械加工に−よって穿設されるも
のであるために、形成し得る孔径が部材厚等によって制
限され、それ程小さな値に設定することができ゛ず、最
小孔径が0.2〜0.3鶴φであることから、使用され
る流体量が多大であると共に、均一な空気層或いは油膜
層を充分なる剛性をもって形成することは極めて困難で
あったのであり、上述の如き問題の有効な解決手段と成
り得るものではなかったのである。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その特徴とするところは、上方
より落下せしめられる溶融ガラス塊が通過せしめられる
案内孔を備え、かかる溶融ガラス塊を、その下方に配さ
れた搬送路内に導く、ガラス成形装置におけるゴブ供給
装置であって、連続した骨格m織を形成する骨格自体が
中空とされて、該骨格内に空孔が形成されたセラミック
ス構造体における骨格間隙内に、所定のマトリックス材
料を入り込ませて一体的な構造と為すことにより、その
骨格内に形成された空孔を通じて流体を透過し得るよう
にした多孔性部材を用いて、該多孔性部材によって、前
記案内孔の内周面の少なくとも一部を構成せしめて、そ
の骨格内に形成された空孔を該内周面において開口せし
めると共に、それらの空孔に連通して、該空孔に対して
圧力気体を供給せしめる供給流路を設けて、該供給流路
を通じて供給される圧力気体を、該空孔を介してかかる
案内孔の内周面に噴出せしめるようにしたことにある。
そしてまた、本発明にあっては、上方より落下せしめら
れる溶融ガラス塊が通過せしめられる案内孔と、該案内
孔の上方において、その開口面を横切る方向に駆動せし
められる排除板とを備え、かかる溶融ガラス塊を該案内
孔によってその下方に配された搬送路内に導くようにす
る一方、該排除板の駆動によって該溶融ガラス塊を装置
外部に排除せしめ得るようにしたガラス成形装置におけ
るゴブ供給装置であって、連続した骨格組織を形成する
骨格自体が中空とされて、該骨格内に空孔が形成された
セラミックス構造体における骨格間隙内に、所定のマト
リックス材料を入り込ませて一体的な構造と為すことに
より、その骨格内に形成された空孔を通じて流体を透過
し得るようにした多孔性部材を用いて、該多孔性部材に
よって、前記案内孔の内周面の少なくとも一部及び/又
は前記排除板の溶融ガラス塊に対する当接面の少なくと
も一部を構成せしめて、その骨格内に形成された空孔を
該内周面及び/又は当接面において開口せしめると共に
、それらの空孔に連通して、咳空孔に対して圧力気体を
供給せしめる供給流路を設けて、該供給流路を通じて供
給される圧力気体を、該空孔を介してかかる内周面及び
/又は当接面に噴出せしめるようにしたことをも、その
特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明を、更に具体的に明らかにするために、本
発明の一実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説
明することとする。
先ず、第1図には、本発明に従う構造とされたゴブ供給
装置の一実施例が示されている。かかるゴブ供給装置は
、基台10上において、それぞれ、軸方向に重ね合わせ
られた上筒12と下部14とによって構成された、全体
として略円筒形状を呈する二つの筒体16.16を備え
ている。
また、第2図にも示されているように、それぞれの筒体
16における上筒12内には、内孔18を備えたファン
ネル20が、また下部14内には、基台10内をも貫通
して、該基台lOの下面において外部に開口する内孔2
2を備えた回転筒体24が、それぞれ、配設されている
そして、かかるファンネル20の内孔18は、上方程拡
開された漏斗形状をもって形成されている一方、回転筒
体24の内孔22には、その下部の開口端部において、
搬送路としての溝型断面形状を有するスクープ26が一
体的に取り付けられている。
さらに、かかる回転筒体24は、下部14及び基台10
に対して、ベアリング28.30を介して支持せしめら
れていることによって、回転可能に配されていると共に
、その基台10内に位置する部位にビニオン32が外嵌
せしめられており、ラック34の往復作動に従って、ス
クープ26と共に、軸心周りに回動駆動せしめられるよ
うになっている。
そして、このようなゴブ供給装置にあっては、良く知ら
れているように、溶解炉にて溶融され、更にシャー等に
て適当な大きさに切断されることによって連続的に形成
されるゴブ36 (溶融ガラス塊)の落下通路上に配設
せしめられるのであり、それによってシャーによる切断
等のために不正確な位置に落下されるゴブ36を、その
内孔18.22にて案内して、スクープ26内に導くよ
うにされることとなる。また、このようなゴブ供給装置
の廻りには、通常、それぞれのスクープ26を中心とし
て、各成形型内にゴブ36を導く搬送路としてのトラフ
及びデフレクタが放射状に複数配設せしめられ、そして
上記回転筒体24(スクープ26)の回動駆動に従って
、それぞれのトラフに対してゴブが順次分配、供給せし
められることとなるのである。
なお、このことから明らかなように、本実施例にあって
は、ファンネル20の内孔18と回転筒体24の内孔2
2とによって、ゴブを搬送路内に導く案内孔が構成され
ているのである。
そして、ここにおいて、本実施例におけるゴブ供給装置
にあっては、前記内孔18を備えたファンネル20が、
それぞれ、多孔性部材によって構成されているのである
すなわち、かかる多孔性部材は、例えば、エステル系ウ
レタン等の樹脂を発泡させた後、その骨格の周りに残っ
た膜状物質(発泡膜)を、圧縮空気等を用いて除去する
ことにより得られた、三次元網目構造の骨格組織を有す
る合成樹脂発泡体に対して、その骨格の表面にセラミッ
クススラリー等のセラミックス材料を付着させ、更に乾
燥、焼成せしめることにより得られる、第3図に示され
ている如き、全体として連続した骨格組織を形成する骨
格38自体が中空とされて、該骨格38内に、連続した
空孔40が形成された、公知のセラミックス構造体42
を用い、かかるセラミックス構造体42を、所定の鋳造
キャビティ内に配置せしめた状態下において、該鋳造キ
ャビティ内に所定の金属溶湯を導いて、該金属溶湯をそ
の骨格38の間隙内に入り込ませることによって形成さ
れた、第4図に示されている如き、所定の鋳造金属44
内にセラミックス構造体42が一体的に埋設されてなる
構造を有する多孔性部材46が、好適に用いられること
となる。
なお、前記セラミ、クス構造体42を形成するセラミッ
クス材料としては、目的とするファンネル20に要求さ
れる特性等に応じて、コージェライト、アルミナ、Si
C、ムライト或いはジルコニア等が適宜選択、採用され
るものであり、また、かかる鋳造金属44を形成する金
属溶湯としても、かかるファンネル20に求められる物
理的特性等に応じて管理された化学成分を有するもので
あって、例えば、アルミニウム合金や鋳鉄等が好適に用
いられることとなる。
すなわち、このような多孔性部材46にあっては、セラ
ミックス構造体42の多孔組織を形成する骨格38にて
構成されるセル内に、鋳造金属44が入り込んで、該鋳
造金属44がセラミックス構造体42に対してマトリッ
クスを構成してなる一体的な構造とされる一方、かかる
鋳込まれたセラミックス構造体42における骨格38の
空孔40に対する金属溶湯の侵入は、該空孔40の開口
部が閉塞状態にあることから阻止され、その空孔40は
連通状態に維持されることとなるのである。
なお、本実施例にあっては、前述の如きセラミックス構
造体42は、目的とするファンネル20に対応する形状
をもって形成され、そしてファンネル20を形成する鋳
造キャビティ内に配された状態下で、かかるファンネル
20の鋳造操作が行なわれることによって、その鋳造と
同時に、その内部に一体的に埋設されるのであり、それ
によってかかるファンネル20が、上述の如き構造の多
孔性部材46によって構成されることとなる。
そして、このようにして形成された鋳造品における、内
周面及び外周面に対して、研削加工等が施されることに
よって、その内部に形成された空孔40が、それら内周
面及び外周面において開口せしめられ、それによってフ
ァンネル20が形成されているのである。
また、このような構造とされたファンネル20.20は
、それぞれ、上筒12内に嵌め込まれて、セットボルト
48によって一体的に固定されることとなるが、かかる
ファンネル20の外周面及び上筒12の内周面には、そ
れぞれ、軸方向中央部位において周方向全周に亘って延
びる凹所が設けられていることによって、それらファン
ネル20と上筒12との間に筒状の密閉された連通空間
50が画成せしめられている。そして、ファンネル20
内に形成され、その外周面において開口された空孔40
は、連通空間50を画成する外周面の略全面において、
該連通空間50に対して開口、連通せしめられているの
である。
また一方、かかる上筒12には、連通空間50に連通す
る供給孔52が、その壁部を貫通して設けられていると
共に、該供給孔52に対して圧力流体供給バイブ54が
接続せしめられている。そして、該圧力供給パイプ54
を通じて供給せしめられる所定の圧力流体が、供給孔5
2及び連通空間50を介して、ファンネル20の空孔4
0内に供給せしめられようになっているのであり、また
このことから明らかなように、本実施例にあっては、か
かる供給孔52及び連通空間50によって、外部から供
給される圧力流体を、多孔性部材たるファンネル20の
空孔40に導く供給流路が構成されているのである。
従って、上述の如き構造とされたファンネル20を備え
た本実施例におけるゴブ供給装置にあっては、圧力流体
供給パイプ54を通じて圧縮空気や潤滑油等の圧力流体
を供給せしめることによって、かかる圧力流体が、ファ
ンネル20の内孔18面上に噴出せしめられることとな
るのであり、そこにおいてかかるファンネル20におけ
る圧力流体の噴出孔が、多孔性部材46における空孔4
0によって構成されていることから、かかる噴出孔を、
微細な口径をもって且つ適当な分布密度ををもって容易
に設定することができるのである。
すなわち、かかる噴気孔を構成するセラミックス構造体
42の空孔40は、その口径が、通常、0.05〜0.
3wm”と掻めて微細であることから、有効な絞り効果
が発揮され得るのであり、それによって、かかるファン
ネル20の内孔18面上に、少ない空気消費量をもって
、流体膜を高い剛性をもって形成することができるので
ある。
そして、かかる噴出流体の作用によって、その内孔18
内を落下されるゴブ36が、スクープ26内に良好に導
かれ得るのであり、そこにおいて該内孔18面上に形成
される流体膜によって、優れた滑り性が付与され得ると
共に、ゴブ36の直接的な接触が回避され得るところか
ら、ゴブ36の溶着に起因する内孔18.22の詰まり
や機械的トラブル、或いはゴブ36の搬送速度の低下等
に起因する製品におけるシワやオロシ等の欠陥の発生が
、効果的に防止され得、良好なる操業を安定して行なう
ことができることとなるのである。
また、本実施例におけるゴブ供給装置にあっては、ファ
ンネル20と上筒12との間に、該ファンネル20の背
面の周方向全周に亘って延びる連通空間50が形成され
ていることから、供給孔52を通じて供給され、該ファ
ンネル20の内孔18面上において噴出される圧力流体
の噴出圧の均一化が効果的に図られ得、ゴブ36の案内
がより良好に為される得ることとなるのである。
さらに、かかるファンネル20にあっては、その噴出孔
(空孔40)を形成するための、機械加工による後加工
が不要であることから、従来の、噴出孔を後加工によっ
て穿設せしめる構造のものに比して、その製造が極めて
容易であり、それ故上述の如き優れた性能を有するゴブ
供給装置を、容易に且つ低コストにて製造することがで
きるといった効果をも有しているのである。
因みに、上述の如き構造とされたゴブ供給装置を、ガラ
ス成形装置にセントして、圧力供給バイブ54を通じて
、圧カニ 1.2 kg/aj (ゲージ圧)の圧縮空
気を供給せしめた状態下において、連続操業を行ったと
ころ、ゴブ36は、内孔18の中心部に導かれ、スクー
プ26に対して良好に且つ安定して導くことができた。
なお、かかる操業に際しての空気消費量は、25〜30
 N It /sinであり、前述の如き従来の装置に
比して、1/1゜〜1/20の空気消費量で良好なる操
業を為し得たことは、極めて大きな効果である。
また、圧力供給バイブ54を通じて供給される圧力流体
として、圧縮空気に対して、タービン油#56の如き鉱
物油を0.5〜1.2 cc / min加えたものを
用いることによって、流下される鉱物油によって、ファ
ンネル20の下方に配された回転筒体24及びスクープ
26に対しても、ゴブ36に対する良好な滑り性を付与
せしめることができるものであることが確認されている
ところで、本実施例におけるゴブ供給装置にあっては、
第1図に示されているように、それぞれの筒体16の上
方において、エアーシリンダ60によって駆動せしめら
れる排除板62を有するゴブ排除機構を備えている。か
かるゴブ排除機構は、排除板62が、エアーシリンダ6
0によって、筒体16における内孔18の上方において
、その開口部を横切る方向に往復駆動せしめられるよう
になっており、そしてよく知られているように、成形型
に異常が発生した場合等において、該排除板62の突出
作動によって、上方より連続的に供給されるゴブ36を
、側方にはじき出して、装置外部に排除せしめ得るよう
になっているのである。
なお、図示はされていないが、排除板62の突出方向前
方には、通常、受樋が配設せしめられ、このように排除
せしめられたゴブ36が、かかる受樋にて集められ、排
除せしめられることとなる。
そして、ここにおいて、本実施例にあっては、かかるゴ
ブ排除機構における排除板62の、突出方向前面が、多
孔性部材46によって構成されて、いるのである。
すなわち、かかる排除板62にあっては、前記ファンネ
ル20と同様、目的とする排除板62に対応した形状を
もって形成された、前述の如き特定構造を有するセラミ
ックス構造体42を用いて、該セラミックス構造体42
を、排除板62を形成する鋳型の鋳造キャビティ内に配
置せしめた状態下において、該鋳造キャビティ内に、ア
ルミニウム合金や鋳鉄等の所定の鋳造金属を導いて、鋳
造操作を行なうことによって形成されたものであって、
その前面部分が、第4図に示されている如き、全体とし
て連続した空孔40を備えた多孔性部材46によって構
成されているのである。
そして、該多孔性部材46にて構成された前面に研削加
工等が施されることによって、その内部に形成された空
孔40が、該前面において開口せしめられると共に、そ
の背面において、かかる空孔40に連通ずる供給孔が穿
設せしめられ、それによって排除板62が形成されてい
るのである。
また、このような構造とされた排除板62の供給孔には
、圧力流体供給バイブロ4が接続せしめられており、そ
して、該圧力供給バイブロ4を通じて供給せしめられる
所定の圧力流体が、供給孔を介して、排除板62の空孔
内に供給せしめられようになっているのである。
従って、上述の如き構造とされた排除板62を備えた本
実施例におけるゴブ排除機構にあっては、圧力流体供給
バイブロ4を通じて圧縮空気や潤滑油等の圧力流体を供
給せしめることによって、かかる圧力流体が、排除板6
2の前面上に噴出せしめられることとなるのであり、そ
こにおいてかかる排除板62における圧力流体の噴出孔
が、多孔性部材46における空孔40によって構成され
ていることから、前述の如く、かかる噴出孔を、微細な
口径をもうて且つ適当な分布密度ををもって容易に設定
することができるのである。
そして、それによって、かかる排除板62の前面上に、
少ない空気消費量をもって、流体膜を高い剛性をもって
形成することができるのであり、該排除板62を駆動せ
しめて、ゴブ36を排除するに際しても、かかる流体膜
の作用によって、ゴブ36の直接的な接触が回避され得
ると共に、該排除板62に対する冷却効果が有効に発揮
され得るところから、従来大きな問題となっていた、ゴ
ブ36の排除板6zに対する溶着及びそれに起因する機
械的なトラブルが効果的に回避され得ることとなるので
あり、特に、かかるゴブ36の排除を連続的に行なうよ
うな場合にあっても、良好なる操業を安定して行なうこ
とができるのである。
さらに、このような排除板62にあっては、その噴出孔
(空孔40)を形成するための、機械加工による後加工
が不要であることから、容易に且つ低コストにて製造す
ることができるといった効果をも有しているのである。
因みに、上述の如き構造とされたゴブ排除機構を備えた
ゴブ供給装置を、ガラス成形装置にセントして、圧力供
給バイブロ4を通じて、圧カニ0゜6〜0.8kg/c
d(ゲージ圧)の圧縮空気を供給せしめた状態下におい
て、落下されるゴブ36の連続的な排除作動を行なわせ
たところ、その排除板62に対するゴブ36の溶着等の
トラブルは発生することなく、安定した排除作動が為さ
れ得ることがfI認された。また、かかる操業に際して
の空気消費量は、15〜17Nj!/l1linと、極
めて少ない量であり、それによって優れた効果が発揮さ
れ得るものであった。なお、かかる装置においては、排
除板62の駆動が迅速に為され得るように、該排除板6
2の鋳造金属としては、軽量のアルミニウム合金を採用
した。
以上、本発明に従う構造とされたゴブ供給装置の一実施
例について詳述してきたが、これは文字通りの例示であ
って、本発明は、かかる具体例にのみ限定して解釈され
るものではない。
例えば、前記実施例におけるゴブ供給装置にあっては、
ファンネル20の内孔18が、全面に亘って多孔性部材
46にて構成されていたが、その一部を多孔性部材46
をもって構成する場合にあっても、本発明の効果は、有
効に発揮され得るものである。尤も、かかるファンネル
20の一部を多孔性部材46にて構成する場合にあって
も、ゴブ36を、その中心部に導くために、周方向に連
続的に多孔性部材46を配することが望ましい。
また、そのようなファンネル20の内孔18に加えて、
該内孔18と共にゴブ36の案内孔を構成する回転筒体
24の内孔22をも、多孔性部材46にて構成するよう
にしても良い。
さらに、前記実施例にあっては、ファンネル20と上筒
12との間に連通空間50が形成されていたが、該連通
空間50は必ずしも必要なものではない。
にあっては、三次元網目状構造のセラミックス構造体4
2を用いて形成されていたが、特に、例示の如く、連通
空間50が形成される場合にあっては、多孔性部材中に
おいて空孔が連通している必要もなく、例えば、剣山状
や櫛状のセラミックス構造体を用いることも可能であり
、そしてそれによって、その空孔にて構成される噴出孔
の噴出方向を設定することも可能となるのである。
また、前記実施例にあっては、上筒12とファンネル2
0とが、別部材として形成されていたが、それらを一体
的に形成することも可能である。
加えて、前記実施例におけるゴブ供給装置にあっては、
ゴブ排除機構を備えており、その排除板62においても
、多孔性部材46が用いられていたが、そのようなゴブ
排除機構を備えていない装置においても、本発明は良好
に適用され得るものであり、一方、そのようなゴブ排除
機構における排除板62においてのみ、多孔性部材46
を用いた装置にあっても、本発明の範囲内に含まれるも
のであることが、理解されるべきである。
その他、−々列挙はしないが、本発明は当業者の知識に
基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様にお
いて実施され得るものであり、また、そのような実施態
様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも本発明の
範囲内に含まれるものであることは、言うまでもないと
ころである。
(発明の効果) すなわち、本発明に係るゴブ供給装置にあっては、ゴブ
に接触する或いはゴブを案内する部位、即ち具体的には
排除板或いは案内孔に対して、特定構造のセラミックス
構造体を用いて形成された多孔性部材を適用するように
したものであって、該多・孔性部材に設けられた空孔を
通じて噴出せしめられる圧力流体の作用によって、ゴブ
に対する直接的な接触が回避され或いは該ゴブが所定位
置に案内せしめられることとなるのである。
そして、このように特定構造のセラミックス構造体を用
いた多孔性部材にて、排除板或いは案内孔を構成せしめ
ることによって、かかる部材に対して、噴出孔を極めて
微細な口径をもって且つ容易に形成することができるの
であり、それによって少ない圧力流体の消費量をもって
、それら排除板の当接面或いは案内孔の内周面上に、流
体膜を効果的に形成することができ、良好な且つ安定し
たガラスの成形操作が実現され得るゴブ供給装置を、安
価にて製造することが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのゴブ供給装置を示す
斜視説明図であり、第2図はかかるゴブ供給装置におけ
る本体部分の縦断面説明図である。 また第3図はかかるゴブ供給装置の製造に際して好適に
用いられるセラミックス構造体の要部を示す拡大断面説
明図であり、第4図はかかるセラミックス構造体を用い
て形成された多孔性部材を示す要部拡大断面説明図であ
る。 10:基台    12:上筒 14:上筒    18:内孔 20:ファンネル 22:内孔 24:回転筒体  26:スクープ 36:ゴブ    38:骨格

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上方より落下せしめられる溶融ガラス塊が通過せ
    しめられる案内孔を備え、かかる溶融ガラス塊を、その
    下方に配された搬送路内に導く、ガラス成形装置におけ
    るゴブ供給装置であって、連続した骨格組織を形成する
    骨格自体が中空とされて、該骨格内に空孔が形成された
    セラミックス構造体における骨格間隙内に、所定のマト
    リックス材料を入り込ませて一体的な構造と為すことに
    より、その骨格内に形成された空孔を通じて流体を透過
    し得るようにした多孔性部材を用いて、該多孔性部材に
    よって、前記案内孔の内周面の少なくとも一部を構成せ
    しめて、その骨格内に形成された空孔を該内周面におい
    て開口せしめると共に、それらの空孔に連通して、該空
    孔に対して圧力気体を供給せしめる供給流路を設けて、
    該供給流路を通じて供給される圧力気体を、該空孔を介
    してかかる案内孔の内周面に噴出せしめるようにしたこ
    とを特徴とするゴブ供給装置。
  2. (2)上方より落下せしめられる溶融ガラス塊が通過せ
    しめられる案内孔と、該案内孔の上方において、その開
    口面を横切る方向に駆動せしめられる排除板とを備え、
    かかる溶融ガラス塊を該案内孔によってその下方に配さ
    れた搬送路内に導くようにする一方、該排除板の駆動に
    よって該溶融ガラス塊を装置外部に排除せしめ得るよう
    にしたガラス成形装置におけるゴブ供給装置であって、 連続した骨格組織を形成する骨格自体が中空とされて、
    該骨格内に空孔が形成されたセラミックス構造体におけ
    る骨格間隙内に、所定のマトリックス材料を入り込ませ
    て一体的な構造と為すことにより、その骨格内に形成さ
    れた空孔を通じて流体を透過し得るようにした多孔性部
    材を用いて、該多孔性部材によって、前記案内孔の内周
    面の少なくとも一部及び/又は前記排除板の溶融ガラス
    塊に対する当接面の少なくとも一部を構成せしめて、そ
    の骨格内に形成された空孔を該内周面及び/又は当接面
    において開口せしめると共に、それらの空孔に連通して
    、該空孔に対して圧力気体を供給せしめる供給流路を設
    けて、該供給流路を通じて供給される圧力気体を、該空
    孔を介してかかる内周面及び/又は当接面に噴出せしめ
    るようにしたことを特徴とするゴブ供給装置。
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Cited By (5)

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