JP2535360B2 - ゴブ案内装置 - Google Patents

ゴブ案内装置

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JP2535360B2 JP62291467A JP29146787A JP2535360B2 JP 2535360 B2 JP2535360 B2 JP 2535360B2 JP 62291467 A JP62291467 A JP 62291467A JP 29146787 A JP29146787 A JP 29146787A JP 2535360 B2 JP2535360 B2 JP 2535360B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、ガラス成形装置において、溶融ガラス塊
(ゴブ)を所定の成形型の成形キャビティ内に導くゴブ
案内装置に係り、特に供給される溶融ガラス塊を良好な
センタリング性をもって成形型内に導き得ると共に、製
品における欠陥の発生を効果的に低減せしめ得るゴブ案
内装置に関するものである。
(従来技術) 従来から、壜やコップ、或いはビーカやフラスコ等の
ガラス製品の製造に際して用いられるガラス成形装置に
おいては、一般に、溶解炉にて溶融され、更に所定の大
きさに切断された後、スクープ、トラフ、デフレクタよ
り成るガラス成形用デリバリを通じて導かれて、上方よ
り連続的に落下、供給される溶融ガラス塊(以下、ゴブ
と称する)を、下方に配された所定の成形型の成形キャ
ビティ内に正確に導くために、該成形型における成形キ
ャビティの上面開口部において、かかるゴブが通過され
る案内孔を備えたゴブ案内装置(ファンネルとも称され
る)が配設されている。
そして、上方より落下されるゴブが、成形型の上面開
口部の中心からずれた場合、かかるゴブ案内装置におけ
るテーパ形状の案内孔の内周面に対する接触によって、
落下方向が修正されて、成形キャビティ内に良好に導か
れ得るようになっているのである。
(問題点) ところが、このようなゴブ案内装置においては、高温
のゴブと金属との接触によって、該ゴブのセンタリング
不良や変形が生じて、案内孔の詰まりや機械的トラブル
が惹起され易いといった問題を有していたのであり、更
にはそのようなゴブの案内孔内周面に対する接触等に起
因して、製品にシワやオロシ、偏肉等の欠陥が生じ易い
といった問題をも有していたのである。
それ故、このような従来のゴブ案内装置にあっては、
前述の如く、デリバリから供給されるゴブの位置ずれを
修正し、該ゴブを成形型内に正確に案内するといった、
装置本体の作用が有効に発揮され得るものでは決してな
かったのであり、そのためにかかるゴブ案内装置に対し
てゴブを導くデリバリ自体を、頻繁に調整する必要があ
ったのである。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景とし
て為されたものであって、その目的とするところは、供
給されるゴブを良好な滑り性とセンタリング性をもって
成形型内に導き得ると共に、製品における欠陥の発生を
有利に低減せしめ得るゴブ案内装置を提供することにあ
る。
そして、かかる目的を達成するために、本発明の特徴
とするところは、上方より落下される溶融ガラス塊が通
過せしめられる案内孔を備え、かかる溶融ガラス塊を、
その下方に配された所定の成形型の成形キャビティ内に
導く、前述の如き、ガラス成形装置におけるゴブ案内装
置であって、連続した骨格組織を形成する骨格自体が中
空とされて、該骨格内に空孔が形成されたセラミックス
構造体における骨格間隙内に、所定のマトリックス材料
を入り込ませて一体的な構造と為すことにより、その骨
格内に形成された空孔を通じて流体を透過し得るように
した多孔性部材を用いて、該多孔性部材によって、前記
案内孔の内周面の少なくとも一部を構成せしめて、その
骨格内に形成された空孔を該内周面において開口せしめ
ると共に、それらの空孔に連通して、該空孔に対して所
定の圧力流体を供給せしめる供給流路を設けて、該供給
流路を通じて供給される圧力流体を、該空孔を介してか
かる案内孔の内周面に噴出せしめるようにしたことにあ
る。
(発明の効果) このような本発明に従う構造とされたゴブ案内装置に
あっては、多孔性部材を構成するセラミックス構造体の
骨格内に形成された空孔によって、その案内孔の内周面
において開口する流体噴出孔が形成されるところから、
かかる流体噴出孔を、微細な口径をもって且つ案内孔内
周面の任意の位置において容易に形成することができる
のである。
そして、そのように案内孔の内周面に開口する流体噴
出孔が、微細な口径をもって形成され得る結果、その絞
り効果によって、かかる内周面上に、噴出流体による流
体膜を高い剛性をもって形成することができるのであ
り、以て該流体膜によって、内周面に対するゴブの直接
的な接触が回避され得ると共に、優れた滑り性が安定し
て発揮され得ることとなる。
従って、かかる本発明に従う構造とされたゴブ供給装
置にあっては、ゴブに対する優れた滑り性とセンタリン
グ性が安定して発揮され得るのであり、またそれによっ
て、ガラス製品における欠陥の発生が効果的に抑制乃至
は防止され、その品質の向上が有効に図られ得ることと
なるのである。
(実施例) 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本
発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明
することとする。
先ず、第1図には、本発明が適用されるゴブ案内装置
の使用形態を説明するために、一般に用いられるガラス
成形装置の全体的な構造を示す概略図が示されている。
この図において、10は、溶融ガラスを連続的に供給する
オリフィスであり、該オリフィス10から供給される溶融
ガラス12が、その下方に配されたシャー14にて、適当な
長さに切断されることによって、所定大きさのゴブ(溶
融ガラス塊)16が形成され、落下せしめられるのであ
り、かかる落下されたゴブ16が、オリフィス10の下方に
配された、スクープ18、トラフ20及びデフレクタ22より
構成されたデリバリによって受け取られ、該デリバリに
よって所定の成形型(パリソン形成用粗型)24の上方に
まで導かれるようになっている。そして、この成形型24
の上面に設けられた、成形キャビティの開口部の上方に
おいて、本発明の対象となるゴブ案内装置26が配設され
ており、該ゴブ案内装置26によって、デリバリから落
下、供給されるゴブ16が、かかる成形型24の成形キャビ
ティ内に正確に導かれるようになっているのである。な
お、良く知られているように、通常、このような成形型
24は、複数個並設され、そしてそれらの成形型24に対し
て、ゴブ16を導くトラフ20及びデフレクタ22が、スクー
プ18から放射状に複数本配される一方、かかるスクープ
18が、ゴブ16の落下方向に略一致する一軸回りに回動可
能に設けられ、該スクープ18の回動制御によって、連続
して供給されるゴブ16が、各トラフ20に対して、分配、
供給せしめられることとなる。
ここにおいて、かかるゴブ案内装置26は、第2図及び
第3図に示されているように、全体として厚肉円筒形状
を呈しており、その中心部を貫通して設けられた内孔28
は、上方程拡開された漏斗形状をもって形成されている
と共に、その軸方向上方側の外周面には、外フランジ部
30が設けられている。
そして、このようなゴブ案内装置26にあっては、第2
図に示されている如く、支柱32にて支持されたブラケッ
ト34の円形支持孔内に挿入され、該ブラケット34にて、
その外フランジ部30において支持されることによって、
成形型24の上面に設けられた成形キャビティ36の開口部
上に位置して、該成形キャビティ36の開口部と同心的に
配置せしめられるのであり、それによって、前述の如
く、上方に配置されたデリバリから不正確な位置をもっ
て落下、供給されるゴブ16を、その内孔28の漏斗状内周
面37によって、かかる成形型24の成形キャビティ36内に
正確に案内するようにされることとなる。
そして、ここにおいて、本実施例におけるゴブ案内装
置にあっては、外フランジ部30を除く、その全体が、多
孔性部材によって構成されているのである。
すなわち、かかる多孔性部材は、例えば、エステル系
ウレタン等の樹脂を発泡させた後、その骨格の周りに残
った膜状物質(発泡膜)を、圧縮空気等を用いて除去す
ることにより得られた、三次元網目構造の骨格組織を有
する合成樹脂発泡体に対して、その骨格の表面にセラミ
ックススラリー等のセラミックス材料を付着させ、更に
乾燥、焼成せしめることにより得られる、第4図に示さ
れている如き、全体として連続した骨格組織を形成する
骨格38自体が中空とされて、該骨格38内に、連続した空
孔40が形成された、公知のセラミックス構造体42を用
い、かかるセラミックス構造体42を、所定の鋳造キャビ
ティ内に配置せしめた状態下において、該鋳造キャビテ
ィ内に所定の金属溶湯を導いて、該金属溶湯をその骨格
38の間隙内に入り込ませることによって形成された、第
5図に示されている如き、所定の鋳造金属44内にセラミ
ックス構造体42が一体的に埋設されてなる構造を有する
多孔性部材46が、好適に用いられることとなる。
なお、前記セラミックス構造体42を形成するセラミッ
クス材料としては、目的とするゴブ案内装置26に要求さ
れる特性等に応じて、コージエライト、アルミナ、Si
C、ムライト或いはジルコニア等が適宜選択、採用され
るものであり、また、かかる鋳造金属44を形成する金属
溶湯としても、かかるゴブ案内装置に求められる物理的
特性等に応じて管理された化学成分を有するものであっ
て、例えば、アルミニウム合金や鋳鉄等が好適に用いら
れることとなる。
すなわち、このような多孔性部材46にあっては、セラ
ミックス構造体42の多孔組織を形成する骨格38にて構成
されるセル内に、鋳造金属44が入り込んで、該鋳造金属
44がセラミックス構造体42に対してマトリックスを構成
してなる一体的な構造とされる一方、かかる鋳込まれた
セラミックス構造体42における骨格38の空孔40に対する
金属溶湯の侵入は、該空孔40の開口部が閉塞状態にある
ことから阻止され、その空孔40は連通状態に維持される
こととなるのである。
なお、本実施例にあっては、前述の如きセラミックス
構造体42は、目的とするゴブ案内装置26に対応する形状
をもって形成され、そして該ゴブ案内装置26を形成する
鋳造キャビティ内に配された状態下で、かかるゴブ案内
装置26の鋳造操作が行なわれることによって、その鋳造
と同時に、その外フランジ部30を除く内部に、全体的に
亘って一体的に埋設されるのであり、それによってかか
るゴブ供給装置26が、上述の如き構造の多孔性部材46に
よって構成されることとなる。
そして、このようにして形成された鋳造品における、
内孔28の内周面37に対して、研削加工等が施されること
によって、その内部に形成された空孔40が、かかる内周
面37の全面に亘って開口せしめられている。
また、かかる鋳造品にあっては、その外周面から所定
深さをもって、周方向に等間隔に4つのねじ穴48が設け
られ、それらのねじ穴48内に、前記空孔40が、それぞれ
開口され、連通せしめられていると共に、かかるそれぞ
れのねじ穴48に対して、中空のコネクタ50が螺着せしめ
られており、それによってゴブ案内装置26が形成されて
いる。
さらに、図示はされていないが、かかるそれぞれのコ
ネクタ50に対して、圧力流体供給パイプが接続せしめら
れることにより、該圧力流体供給パイプを通じて供給せ
しめられる所定の圧力流体が、コネクタ50の中央孔及び
ねじ穴48を介して、空孔40内に供給せしめられ、更に該
空孔40を通じて、前記内孔28の内周面37上に噴出せしめ
られるようになっているのであり、またこのことから明
らかなように、本実施例にあっては、かかるねじ穴48及
びコネクタ50によって、外部から供給される圧力流体
を、多孔性部材としてのゴブ案内装置26の空孔40に導く
供給流路が構成されているのである。
従って、上述の如き構造とされたゴブ案内装置26にあ
っては、コネクタ50に接続される圧力流体供給パイプを
通じて圧縮空気や潤滑油等の圧力流体を供給せしめるこ
とによって、かかる圧力流体が、内孔28の内周面37上に
噴出せしめられることとなるのであり、そこにおいてか
かる圧力流体の噴出孔が、多孔性部材46における空孔40
によって構成されていることから、かかる噴出孔を、微
細な口径をもって且つ適当な分布密度をもって容易に設
定することができるのである。
すなわち、かかる噴出孔を構成する多孔性部材46(セ
ラミックス構造体42)の空孔40は、その口径が、通常、
0.05〜0.3mm2と極めて微細であることから、有効な絞り
効果が発揮され得るのであり、それによって、かかるゴ
ブ案内装置26の内孔28内周面37上に、少ない流体消費量
をもって、高い剛性を有する流体膜が有利に形成され得
ることとなるのである。
そして、かかる内孔28の内周面37上に噴出流体にて形
成される流体膜の作用によって、該内孔28の内周面37に
対して、落下される前記ゴブ16に対する優れた滑り性が
付与され得、ゴブ16との直接的な接触が有効に回避され
得るところから、該ゴブ16に対する優れた案内性、即ち
成形型24の成形キャビティ36内に対する優れたセンタリ
ング性が発揮され得ると共に、ゴブ16の溶着に起因する
内孔28の詰まりや機械的トラブル、或いはそれに伴う製
品におけるシワやオロシ等の欠陥の発生が、効果的に防
止され得ることとなるのであり、それによって良好なる
操業を安定して行なうことができると共に、良好な品質
の製品を安定して製造することができるのである。
また、本実施例におけるゴブ案内装置26にあっては、
内孔28の内周面37が、全体に亘って多孔性部材46にて構
成され、且つ該多孔性部材46の空孔が、かかる内周面37
の全面に亘って開口されていることから、特に、ゴブ16
の成形型24に対する優れたセンタリング性が発揮され得
ると共に、かかる多孔性部材46の空孔に対する圧縮流体
の供給が、周方向に等間隔に設けられた4つのねじ穴48
を通じて行なわれるようになっていることから、それぞ
れのねじ穴48を通じて供給される圧力流体の流体圧を調
節、制御することによって、ゴブ16の成形型24に対する
センタリング性を調節することが可能である。
さらに、このような構造とされたゴブ案内装置26にあ
っては、その噴出孔(空孔40)を形成するに際して、機
械加工による特別な後加工が不要であることから、良好
な製造性をもって容易に製造することができるといった
利点をも有しているのである。
因みに、上述の如き構造とされたゴブ案内装置を、ガ
ラス成形装置にセットして、圧力流体供給パイプを通じ
て、圧力:0.7〜1.5kg/m2(ゲージ圧)の圧縮空気を供給
せしめた状態下において、連続操業を行ったところ、ゴ
ブ16は、内孔28によって、成形型24における成形キャビ
ティ36の中心部に、良好に且つ安定して導かれ得た。な
お、かかる操業に際しての空気消費量は、48〜60l/min
であった。
以上、本発明に従う構造とされたゴブ案内装置の一実
施例について詳述してきたが、これは文字通りの例示で
あって、本発明は、かかる具体例にのみ限定して解釈さ
れるものではない。
例えば、前記実施例におけるゴブ案内装置26にあって
は、内孔28の内周面37が、その全体に亘って多孔性部材
46にて構成されていたが、その一部を多孔性部材46をも
って構成する場合にあっても、本発明の効果は、有効に
発揮され得るものである。尤も、かかる内周面37の一部
を多孔性部材46にて構成する場合にあっても、ゴブ16
を、その中心部に導くために、周方向に連続的に若しく
は非連続に等間隔をもって、多孔性部材46を配すること
が望ましい。
また、そのようなゴブ案内装置26における内孔28の内
周面37部分だけを、多孔性部材46にて構成し、外周部分
を金属等の筒部材にて覆うことによって形成することも
可能であり、そのような構造とする場合には、多孔性部
材46の背面と筒部材との間の全周に亘って空気室を設け
ると共に、該空気室内に多孔室部材46の空孔40を開口、
連通せしめて、かかる空気室を通じて空孔40内に圧縮空
気を供給せしめることにより、内孔28の内周面37面上に
噴出される圧力流体の流体圧の均一化を図ることも可能
である。
さらに、前記実施例における多孔性部材46にあって
は、三次元網目状構造のセラミックス構造体42を用いて
形成されていたが、その形態は限定されるものではな
く、特に、上述の如く、多孔性部材46の背部に空気室を
備えたものにあっては、多孔性部材中において空孔が相
互に連通している必要もなく、例えば、剣山状や櫛状の
セラミックス構造体を用いることも可能である。
その他、一々列挙はしないが、本発明は当業者の知識
に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様に
おいて実施され得るものであり、またそのような実施態
様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り何れも本発明の範
囲内に含まれるものであることは、言うまでもないとこ
ろである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されるゴブ案内装置の使用形態
を説明するための、ガラス成形装置の全体的な構造を示
す概略図である。第2図は本発明に従う構造とされたゴ
ブ案内装置の一具体例を示す断面説明図(第3図におけ
るII-II断面に相当する図)であり、第3図は第2図に
おけるIII-III断面図である。また、第4図はかかるゴ
ブ案内装置の製造に際して好適に用いられるセラミック
ス構造体の要部を示す拡大断面説明図であり、第5図は
かかるセラミックス構造体を用いて形成された多孔性部
材を示す要部拡大断面説明図である。 16:ゴブ(溶融ガラス塊) 24:成形型、26:ゴブ案内装置 28:内孔、36:成形キャビティ 37:内周面、38:骨格 40:空孔、42:セラミックス構造体 44:鋳造金属、46:多孔性部材 48:ねじ穴、50:コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−236718(JP,A) 特開 昭63−274633(JP,A) 実開 昭64−2037(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方より落下される溶融ガラス塊が通過せ
    しめられる案内孔を備え、かかる溶融ガラス塊を、その
    下方に配された所定の成形型の成形キャビティ内に導
    く、ガラス成形装置におけるゴブ案内装置であって、 連続した骨格組織を形成する骨格自体が中空とされて、
    該骨格内に空孔が形成されたセラミックス構造体におけ
    る骨格間隙内に、所定のマトリックス材料を入り込ませ
    て一体的な構造と為すことにより、その骨格内に形成さ
    れた空孔を通じて流体を透過し得るようにした多孔性部
    材を用いて、該多孔性部材によって、前記案内孔の内周
    面の少なくとも一部を構成せしめて、その骨格内に形成
    された空孔を該内周面において開口せしめると共に、そ
    れらの空孔に連通して、該空孔に対して所定の圧力流体
    を供給せしめる供給流路を設けて、該供給流路を通じて
    供給される圧力流体を、該空孔を介してかかる案内孔の
    内周面に噴出せしめるようにしたことを特徴とするゴブ
    案内装置。
  2. 【請求項2】前記案内孔の内周面が、全体に亘って、前
    記多孔性部材にて構成され、該多孔性部材における空孔
    が、かかる内周面の全面に亘って開口せしめられている
    特許請求の範囲第1項記載のゴブ案内装置。
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