JPS6327416A - クリ−ム組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １虱り弦亘且届 本発明は、クリーム組成物に関し、ざらに詳しくは、皮
膚に各種の栄養成分を与えて皮膚の新陳代謝を促進し、
皮膚表面に滑らかさおよび潤いを与えるというクリーム
の本来の目的に加えて、メラニンの生成を抑制するとと
もにすでに沈着したメラニンの淡色化を行ない、しか抄
滞電の原因の１つと考えられる細菌繁殖を抑制すること
により７座癒の治療を行ないうるようなりリーム組成物
に関する。

発明の技術的背景ならびにその問題点 皮膚は、表皮、真皮および皮下組織からなり、さまざま
な機能を有しており、人体の外皮として体内の諸器官を
外界から保護する保護作用、知覚　“作用、体温調節作
用、物質代謝作用などの動きをしている。このような皮
膚に対して、外界から直接皮膚に有害な刺激が加わるこ
となどにより、皮膚表面に荒れが生じ、いわゆる肌あれ
、かぶれ、ただれなどと称される症状が表われることが
ある。

あるいはまた、皮膚の保湿機能が低下することによって
、肌が乾いてカサカサな状態になることもある。

このような荒れた状態にある皮膚に対してクリーム組成
物を適用することが広く行なわれている。クリーム組成
物は皮膚特にその最外層である角質層部分に適用され、
皮膚の保湿、皮膚の血行促進、皮膚の洗浄などのために
用いられている。

上記のような皮膚用化粧クリームのほかに、特殊な目的
をもったクリーム組成物も開発されている。

このような特殊な目的を有するクリーム組成物としては
、たとえば皮膚の適度な日やけを防止するための紫外線
防御クリーム、腋毛を脱毛するためのヘアリムーバー、
腋臭などを防止するためのデオドラントクリーム、ひげ
そりあとに塗布するシェービングクリーム、あるいは皮
膚中でのメラニンの生成を抑制したりまたはすでに沈着
したメラニンの淡色化に作用しうるような美白クリーム
などが挙げられ、それぞれの目的に応じて各種の薬剤が
クリームベース中に添加されている。

発明の目的およびその概 本発明は、肌あれ、かぶれ、ただれ、肌の乾燥などの症
状に対してより優れた効果を有するとともに、メラニン
の生成を抑制するとともにすでに沈着したメラニンの淡
色化に作用でき、しかも棉癒にキビ）に対しても治療効
果を有するようなりリームを開発すべく鋭意研究した結
果、霊芝菌糸体エキスをクリーム組成物中に含有せしめ
ることによって得られるクリーム組成物を皮膚に適用す
ると、上記の症状が著しく速やかに回復するとともにメ
ラニンの生成が抑制されかつすでに沈着したメラニンの
淡色化が促進され、しかも滞電に対して治癒効果を示し
うろことを見出して本発明を完成するに至った。

すなわち、本発明に係るクリーム組成物は、クリームベ
ース中に霊芝菌糸体エキスを配合したことを特徴として
いる。

本発明に係るクリーム組成物は、とくに日やけ後の荒れ
た皮膚に適用した場合に効果的であり、優れた抗菌力を
有するため腟癒治療効果をも示す。

及服■旦藤り韮」 クリーム組成物中に配合される霊芝菌糸体エキスは、バ
カスを基材とする固体倍地上で霊芝菌を増殖させて得ら
れる霊芝菌糸体を含む固体培地から各種有効成分を、水
または、水とアルコールなどの有機溶媒との混合溶媒で
抽出して得られた抽出液である。この霊芝菌糸体エキス
中には、種々のアミノ酸類、ビタミン類、多糖類などが
多串に含有されている。

この霊芝菌糸体エキスは、たとえばバカスを基材とする
固体培地に霊芝菌を接種し、次いで菌糸体を増殖して得
られる菌糸体を含む固体培地を解束し、これに水ならび
に必要に応じてセルラーゼ、プロテアーゼまたはグリコ
シターゼなどの酸素を添加した後、この固体培地を粉砕
およびは潰しながら有効成分を抽出し、次いで９５℃ま
での温度に加熱して酸素の失活ならびに滅菌することに
よって１７られる。

菌糸体を含む固体培地を解束する時期としては、固体培
地中で菌糸体が十分成長し、子実体発生直前または子実
体発生直後が好ましい。

このような霊芝菌糸体エキスの製造方法は、本発明者ら
によって出願された特願昭５９−５３５６号あるいは特
願昭５９−５３５５号に記載されている。

霊芝菌糸体エキスはクリームベース中に添加されるが、
クリームベースとしては従来知られているものを広く用
いることができる。クリームベースは、油型、Ｗ２Ｏ型
、Ｏ／Ｗ型、無油型のいずれでもよい。油性分としては
、ミツロウ、カカオ脂、ステアリン酸、ラノリン、オリ
ブ油、ツバキ油、固形パラフィン、ワセリン、流動パラ
フィン、シリコンオイル、合成エステル油、合成ポリエ
ーテル油などが用いられる。また水性分としては、グリ
セリン、プロピレングリコール、ソルビット、ポリエチ
レングリコールなどの保湿剤、クインスシードゴム、ト
ラガントゴム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム、ポリビニルアルコールなどの
粘液質、エチルアルコール、イソプロパツールなどのア
ルコール類および水などが用いられる。

また、クリームベース中に必要に応じて、通常クリーム
ベース中に用いられる成分たとえば香料、防腐剤（塩化
ベンザルコニウムなど）、酸化防止剤、色素などを添加
することができる。

霊芝菌糸体エキスが添加されるクリーム組成物は、たと
えばエモリエントクリーム、マツサージクリーム、クレ
ンジングクリーム、メイクアップクリーム、ペイスフリ
ーム、プリメイクアップクリーム、サンスフリールクリ
ーム、デオドラントクリームなどの広範囲のタイプのク
リームとなりうる。

霊芝菌糸体エキスが濃厚な場合には、これに精製氷を加
えて希釈してクリーム組成物のベーストして用いること
ができ、また該エキスがあまりの濃厚でない場合には、
そのままクリーム組成物のベースとして用いることもで
きる。

本発明に係る霊芝菌糸体エキスを含むクリーム組成物は
、メラニンの生成を抑制するとともに、すでに沈着した
メラニンの淡色化を行なうことができる。この理由につ
いては明らかではないが、霊芝菌糸体エキス中に含まれ
る成分が、メラニン生成過程で、メラニンを生成させる
チロシナーゼ活性を阻害するためであろうと推測される
。

また、霊芝菌糸体エキスは優れた抗菌力を有するため、
このエキスを含むクリーム組成物もまた優れた抗菌力を
有し、このため存癒の原因の１つと考えられる細菌繁殖
を抑制することができ、〉圧電に対する治療効果を示す
。

本発明によるクリーム組成物は、霊芝菌糸体エキスをク
リームベース中に添加し含有させる以外は、通常のクリ
ーム組成物の一般的製造法によって製造することができ
る。

なお、霊芝菌糸体エキスをクリームベースに添加するに
際して、霊芝菌糸体エキスを溶液のまま水相として利用
してもよいが、場合によっては、このエキスを凍結乾燥
して粉末とし、この粉末状の霊芝菌糸体エキスを水ある
いは有機溶媒とともにクリームベースに添加してもよい
。

なお本発明によるクリーム組成物は、霊芝菌糸体エキス
が飲用できる程度に安全であって皮膚に対する刺激性も
ほとんどないため、極めて安全性に優れている。

及団夏液呈 本発明に係るクリーム組成物は、霊芝菌糸体エキスを含
んでいるので、以下のような効果が認められる。

（ａ）肌あれ、かぶれ、肌の乾燥などに対して優れた回
復効果を有するクリーム組成物が得られる。

（ｂ）メラニン生成抑制ならびにメラニン淡色化が認め
られるクリーム組成物が得られる。

＜ｃ＞ｍれた抗菌力を有し、ｆｉ癒に対して治療効果を
有するクリーム組成物が得られる。

以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。

例　　１ 以下の各成分を含有するクリーム組成物をｖＡ製した。

ミツロウ　　　　　　　　　　　１０＠量部流動パラフ
ィン　　　　　　　　５０＠母部霊芝菌糸体エキス　　
　　　　　３５重量部塩化ベンザルコニウム　　　０．
０５重量部色素、香料　　　　　　　　　　適　　量こ
のクリーム組成物を、１日朝夕２回、ヒトの皮膚（肩部
）にできた日焼けによるシミ部分に４週間にわたって塗
布した。

このクリーム組成物の塗布によるメラニン淡色化促進効
果の評価を、パネラ−による他覚的評価法、自覚的評価
法によって行なった。なお、この際メラニン沈着の強弱
とともにメラニン沈着の大きざの評価をも行なった。

その結果、自覚的にも信置的にもメラニン淡色化が本発
明に係るクリームを塗布しない場合と比較して促進され
ていることが判明した。

例　　２ 以下の各成分を含有するクリーム組成物を調製した。

パラフィン　　　　　　　　　　　　４．０重母部微結
晶ワックス　　　　　　　　　６．０重量部ミツロウ　
　　　　　　　　　　　６．０重量部ワセリン　　　　
　　　　　　　１４．０重母部流動パラフィン　　　　
　　　　４２．５重子部ソルビタンセスキオレインＭ　
　　　３．７重ｆｉｎ部エステル ポリオキシエチレンソルビタン　　０．８ｆｆ１ｍ部モ
ノオレイン酸エステル（２０Ｅ、Ｏ）霊芝菌糸体エキス
　　　　　　　２５．０重量部塩化ベンザルコニウム　
　　　　　０．１重量部香料、色素　　　　　　　　　
　　　適　　量このクリーム組成物を、１日朝夕の３回
、ヒトの顔面にできたン滞電周辺に４週間にわたって塗
布した。

１週間後目から、次第にｍｆＨの縮小が認められ始め、
４週間後には＃＠癒影形成ほとんど認められず、皮膚表
面が滑らかになった。

なお、本発明に係るクリーム組成物を顔面に毎日適用し
ても、かぶれなどの刺激性は全く認められなかった。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 霊芝菌糸体エキスを含有することを特徴とするクリーム
   組成物。