JPS63273891A - ロ−ラ - Google Patents
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- JPS63273891A JPS63273891A JP10939187A JP10939187A JPS63273891A JP S63273891 A JPS63273891 A JP S63273891A JP 10939187 A JP10939187 A JP 10939187A JP 10939187 A JP10939187 A JP 10939187A JP S63273891 A JPS63273891 A JP S63273891A
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- roller
- doughnut
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Links
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
上の1′=
本発明は、一般にローラに関し、特に、紙等の物体を、
隣接して配置された回転するローラ間に挟持しつつこの
物体に圧力及び熱等を加えて通過させ、物体を変形する
ローラに関する。このローラは、種々の用途に用いられ
得、例えば、ファクシミリ、複写装置あるいはコンピュ
ータの周辺装置であるプリンタ等の印刷手段もしくは搬
送手段等に用いられているローラ部に用いられ得るが、
本明細書では、電子写真複写装置の印刷部に用いられる
加圧ローラに関連して説明する。
隣接して配置された回転するローラ間に挟持しつつこの
物体に圧力及び熱等を加えて通過させ、物体を変形する
ローラに関する。このローラは、種々の用途に用いられ
得、例えば、ファクシミリ、複写装置あるいはコンピュ
ータの周辺装置であるプリンタ等の印刷手段もしくは搬
送手段等に用いられているローラ部に用いられ得るが、
本明細書では、電子写真複写装置の印刷部に用いられる
加圧ローラに関連して説明する。
′ ゛ びその0 屯
従来、紙等の物体を、隣接して配置された一対の回転ロ
ーラ間に挟持しつつこの物体に圧力及び熱等を加えて通
過させ、物体を変形する加圧ローラは、例えば、電子写
真複写装置の印刷部等に用いられるローラとして、使用
されてきた。このように、紙等の物体を通過させる際、
複数のローラを高い圧力で圧接し、これらのローラ間に
物体を通過させることにより、物体に圧力を加えるため
の加圧ローラは、高い圧力が加えられてもクリープ歪を
起さず変形しないことが必要であると共に耐摩耗性も必
要である。
ーラ間に挟持しつつこの物体に圧力及び熱等を加えて通
過させ、物体を変形する加圧ローラは、例えば、電子写
真複写装置の印刷部等に用いられるローラとして、使用
されてきた。このように、紙等の物体を通過させる際、
複数のローラを高い圧力で圧接し、これらのローラ間に
物体を通過させることにより、物体に圧力を加えるため
の加圧ローラは、高い圧力が加えられてもクリープ歪を
起さず変形しないことが必要であると共に耐摩耗性も必
要である。
一般に、複数のローラを圧接させる場合、同一材料で出
来たローラを圧接させることは、摩耗性の観点から行な
われず、材料の異なる少なくとも2種類のローラがお互
いに圧接して用いられている。
来たローラを圧接させることは、摩耗性の観点から行な
われず、材料の異なる少なくとも2種類のローラがお互
いに圧接して用いられている。
多くの場合、一方のローラは、金属性ローラであり、他
方のローラは、樹脂ローラ等という種々異なる材料を用
いてこれらのローラを構成している。しかしながら、樹
脂ローラ等においては、クリープ歪が起こりやすく、か
つ、耐久性に問題があった。その為、有機質材料を、織
布または不織布状態に加工し、これを金属材料で出来た
芯材に配設して、その両端側から圧力を加えて圧縮した
後、芯材に配設されたこの織布または不織布状態の有機
質材料の外周表面を研摩してローラを形成する方法が提
案されているに のような形成方法によるローラは、繊維状の有機質材料
が互いにからみ合っている為に圧縮力を受けても復元し
やすく、したがって、クリープ歪が起こりにくいという
利点を有している。しかも、有機質材料に対する芯材の
両端側からの圧縮力を調節することにより、みかけ上の
ローラ表面硬度を任意の値にする事も可能となる。上述
の、有機質材料を芯材に配設したローラと金属ローラを
用いることにより、これらのローラを圧接し、高い圧力
をかけてローラを回転させることが可能となったが、し
かし、高い圧力がかけられたローラ表面の潤滑性の問題
を解決することは、依然として不可能であった。
方のローラは、樹脂ローラ等という種々異なる材料を用
いてこれらのローラを構成している。しかしながら、樹
脂ローラ等においては、クリープ歪が起こりやすく、か
つ、耐久性に問題があった。その為、有機質材料を、織
布または不織布状態に加工し、これを金属材料で出来た
芯材に配設して、その両端側から圧力を加えて圧縮した
後、芯材に配設されたこの織布または不織布状態の有機
質材料の外周表面を研摩してローラを形成する方法が提
案されているに のような形成方法によるローラは、繊維状の有機質材料
が互いにからみ合っている為に圧縮力を受けても復元し
やすく、したがって、クリープ歪が起こりにくいという
利点を有している。しかも、有機質材料に対する芯材の
両端側からの圧縮力を調節することにより、みかけ上の
ローラ表面硬度を任意の値にする事も可能となる。上述
の、有機質材料を芯材に配設したローラと金属ローラを
用いることにより、これらのローラを圧接し、高い圧力
をかけてローラを回転させることが可能となったが、し
かし、高い圧力がかけられたローラ表面の潤滑性の問題
を解決することは、依然として不可能であった。
すなわち、この問題を解決するために、これまで、ロー
ラ間で圧力がかけられる物体がローラ表面に付着しない
様にローラ表面に弗素樹脂をコーティングして、潤滑性
を持たせていたが、ローラが高い圧力で圧接されるため
にローラ表面から弗素樹脂が取れてしまうという問題点
が依然として残っていた。なお、金属ローラにおいては
、表面処理にて、ローラの表面を多孔質化して、この孔
の中に弗素樹脂を充填することによりローラ表面の潤滑
性を良好にすることが出来たが、他の材料を用いたロー
ラにおいては、潤滑層をローラ表面に効果的に形成出来
ず、その結果、印刷された物体によって、ローラ表面が
汚れやすい欠点を有しているばかりでなく、ローラにて
挟持した他の物体の表面にもローラ表面の汚れを付着さ
せてしまうという問題点があった。
ラ間で圧力がかけられる物体がローラ表面に付着しない
様にローラ表面に弗素樹脂をコーティングして、潤滑性
を持たせていたが、ローラが高い圧力で圧接されるため
にローラ表面から弗素樹脂が取れてしまうという問題点
が依然として残っていた。なお、金属ローラにおいては
、表面処理にて、ローラの表面を多孔質化して、この孔
の中に弗素樹脂を充填することによりローラ表面の潤滑
性を良好にすることが出来たが、他の材料を用いたロー
ラにおいては、潤滑層をローラ表面に効果的に形成出来
ず、その結果、印刷された物体によって、ローラ表面が
汚れやすい欠点を有しているばかりでなく、ローラにて
挟持した他の物体の表面にもローラ表面の汚れを付着さ
せてしまうという問題点があった。
発1の」L的
したがって、本発明の目的は、上記した従来例の欠点を
除去し、高い耐圧性を有すると共に異物付着の少ない潤
滑性の良好なローラを提供することである。
除去し、高い耐圧性を有すると共に異物付着の少ない潤
滑性の良好なローラを提供することである。
口 占 るための
上記諸口的は、本発明に関わるローラによって達成され
る。要約すれば本発明は、有機質材料の織布又は不織布
部材を芯材に設けて有機質層を形成し、該芯材の両端か
ら前記有機質層を圧縮した後、前記有機質層の外周表面
を研摩して形成されるローラにおいて、前記有機質層に
潤滑性材料を含有させたことを特徴とするローラである
。
る。要約すれば本発明は、有機質材料の織布又は不織布
部材を芯材に設けて有機質層を形成し、該芯材の両端か
ら前記有機質層を圧縮した後、前記有機質層の外周表面
を研摩して形成されるローラにおいて、前記有機質層に
潤滑性材料を含有させたことを特徴とするローラである
。
ここで、好ましい実施態様では、前記潤滑性材料は、金
属石鹸であり、さらに前記金属石鹸は。
属石鹸であり、さらに前記金属石鹸は。
ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ナトリウム、ステアリ
ン酸カルシウム等である。又、前記有機質材料は、織布
部材又は不織布部材にされ、前記有機質材料は、アラミ
ド繊維、フェルト、紙等であり、そして、前記芯材は、
金属で出来ており、さらに前記有機質層は、ドーナツ形
状の織布部材又は不織布部材を芯材の軸方向に重層して
形成される。
ン酸カルシウム等である。又、前記有機質材料は、織布
部材又は不織布部材にされ、前記有機質材料は、アラミ
ド繊維、フェルト、紙等であり、そして、前記芯材は、
金属で出来ており、さらに前記有機質層は、ドーナツ形
状の織布部材又は不織布部材を芯材の軸方向に重層して
形成される。
実JL例
以下、本発明をその実施例に基づいて添付図面を参照し
つつ説明する。
つつ説明する。
第1図は、本発明にょるローラの一実施例の斜視図であ
る。
る。
第1図を参照すると、本発明に関わるローラ10は、例
えば、旋盤等の適宜な工作機械を使用して、−木の棒材
から形成される金属性の略円柱状芯材lを備え、この芯
材1は、その中央部に、円柱部1a、及びこの円柱部1
aよりやや小径で、かつ、円柱部1aの両側に隣接する
円柱部1bを有している。円柱部1aの両端部には、雄
ネジ部2が螺刻されていると共にこの円柱部1aの中央
部には、溝3が刻設されている。
えば、旋盤等の適宜な工作機械を使用して、−木の棒材
から形成される金属性の略円柱状芯材lを備え、この芯
材1は、その中央部に、円柱部1a、及びこの円柱部1
aよりやや小径で、かつ、円柱部1aの両側に隣接する
円柱部1bを有している。円柱部1aの両端部には、雄
ネジ部2が螺刻されていると共にこの円柱部1aの中央
部には、溝3が刻設されている。
この円柱部1aには、織布又は不織布部材にて有機質層
4aが設けられる。この有機質層4aは、本実施例では
、少なくとも1つ以上のドーナツ状部材4を芯材1上に
軸方向に重層して形成される。このドーナツ状部材4は
、例えば、有機質材料であるアラミド繊維の織布に金属
石鹸、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ナトリ
ウム、ステアリン酸カルシウム等の潤滑性を有したもの
を、溶融して含浸させ、更に型を用いてドーナツ状に形
成される。なお、円柱部1aの溝3の軸方向長さは、ド
ーナツ状部材4を円柱部1aに嵌合して軸方向に重層し
たときに得られるドーナツ状部材4の軸方向長さよりも
やや長いのが好ましい。
4aが設けられる。この有機質層4aは、本実施例では
、少なくとも1つ以上のドーナツ状部材4を芯材1上に
軸方向に重層して形成される。このドーナツ状部材4は
、例えば、有機質材料であるアラミド繊維の織布に金属
石鹸、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ナトリ
ウム、ステアリン酸カルシウム等の潤滑性を有したもの
を、溶融して含浸させ、更に型を用いてドーナツ状に形
成される。なお、円柱部1aの溝3の軸方向長さは、ド
ーナツ状部材4を円柱部1aに嵌合して軸方向に重層し
たときに得られるドーナツ状部材4の軸方向長さよりも
やや長いのが好ましい。
このように芯材1の円柱部1aに嵌合して軸方向に重層
されたドーナツ状部材4を、芯材1の両側から圧縮する
ために、円柱部1aの外径よりもやや大きい内径を有す
るワッシャ5を、芯材1の両側より遊嵌状に挿入してド
ーナツ状部材4を押さえると共に、更にこのワッシャ5
の円外側からナツト6を円柱部1aの両端部に螺刻され
た雄ネジ部2に螺合することによって、ワッシャ5を介
してドーナツ状部材4を芯材lの両側から圧縮する。ナ
ツト6によって、芯材1の両側からドーナツ状部材4が
圧縮されると、ドーナツ状部材4の内周部が芯材1の円
柱部1aの溝3に食込み、ドーナツ状部材4は回動不可
能となる。
されたドーナツ状部材4を、芯材1の両側から圧縮する
ために、円柱部1aの外径よりもやや大きい内径を有す
るワッシャ5を、芯材1の両側より遊嵌状に挿入してド
ーナツ状部材4を押さえると共に、更にこのワッシャ5
の円外側からナツト6を円柱部1aの両端部に螺刻され
た雄ネジ部2に螺合することによって、ワッシャ5を介
してドーナツ状部材4を芯材lの両側から圧縮する。ナ
ツト6によって、芯材1の両側からドーナツ状部材4が
圧縮されると、ドーナツ状部材4の内周部が芯材1の円
柱部1aの溝3に食込み、ドーナツ状部材4は回動不可
能となる。
そして、更にナツト6を雄ネジ部2に螺合させることに
よって、芯材lの両側からドーナツ状部材4を、さらに
圧縮し、ドーナツ状部材4の表面硬度を設定値まで上げ
た後に、芯材1を中心として回転させ、ドーナツ状部材
4の外周表面を研摩して、偏心のない円筒形状に仕トげ
ろ。この時の研摩時の熱でドーナツ状部材4に含浸され
た金属石鹸が溶けてドーナツ状部材4の外周表面にgm
単位の薄い潤滑性被膜を生じる。
よって、芯材lの両側からドーナツ状部材4を、さらに
圧縮し、ドーナツ状部材4の表面硬度を設定値まで上げ
た後に、芯材1を中心として回転させ、ドーナツ状部材
4の外周表面を研摩して、偏心のない円筒形状に仕トげ
ろ。この時の研摩時の熱でドーナツ状部材4に含浸され
た金属石鹸が溶けてドーナツ状部材4の外周表面にgm
単位の薄い潤滑性被膜を生じる。
以上のように構成される本発明のローラの作用について
以下に説明する。上記のように形成された本発明のロー
ラが、隣接すると共に圧接して配置される回転ローラと
して使用され、この隣接して配置された回転ローラ間に
、紙等の物体を挟持しつつこの物体に圧力及び熱等を加
えて通過させ、物体を変形する際、その使用中に、たと
えローラの外周表面が摩耗しても、アラミド繊維のドー
ナツ状部材4内に含有されている金属石鹸が次々とロー
ラの外周表面に出て来るために、常にローラの外周表面
は潤滑性被膜を有することとなり、ローラの外周表面に
潤滑性を持たせることが出きる。
以下に説明する。上記のように形成された本発明のロー
ラが、隣接すると共に圧接して配置される回転ローラと
して使用され、この隣接して配置された回転ローラ間に
、紙等の物体を挟持しつつこの物体に圧力及び熱等を加
えて通過させ、物体を変形する際、その使用中に、たと
えローラの外周表面が摩耗しても、アラミド繊維のドー
ナツ状部材4内に含有されている金属石鹸が次々とロー
ラの外周表面に出て来るために、常にローラの外周表面
は潤滑性被膜を有することとなり、ローラの外周表面に
潤滑性を持たせることが出きる。
なお、上述した実施例において、ローラのドーナツ状部
材に用いられる有機質材料としてアラミドmsを用いた
が、もちろん、必要とされるローラの耐圧、耐熱及び強
度に合せフェルト、紙等、任意に選択することができる
。その際フェルト、紙等の様に不織布を使用する場合、
使用されるフェルト、紙等の材料の繊維は、長ければ長
いほど耐圧性が良好となる。さらに、効果を高めるため
に、弗素樹脂を繊維状に形成したものを有機質材料内に
混合させても良い。
材に用いられる有機質材料としてアラミドmsを用いた
が、もちろん、必要とされるローラの耐圧、耐熱及び強
度に合せフェルト、紙等、任意に選択することができる
。その際フェルト、紙等の様に不織布を使用する場合、
使用されるフェルト、紙等の材料の繊維は、長ければ長
いほど耐圧性が良好となる。さらに、効果を高めるため
に、弗素樹脂を繊維状に形成したものを有機質材料内に
混合させても良い。
l豆立差1
以上説明してきたように、本発明のローラによれば、ロ
ーラが高い耐圧性を有すると共にローラの表面に極めて
良好な潤滑性を持たせることができ、物体のローラ表面
への非粘着性を大幅に改善することができ、したがって
、異物付着によるローラ表面の汚れを防止することがで
きる。
ーラが高い耐圧性を有すると共にローラの表面に極めて
良好な潤滑性を持たせることができ、物体のローラ表面
への非粘着性を大幅に改善することができ、したがって
、異物付着によるローラ表面の汚れを防止することがで
きる。
第1図は、本発明によるローラの一実施例の斜視図であ
る。 l:芯材 la、1b=円柱部 2:雄ネジ部 3:溝 4:ドーナツ状部材 5:ワッシャ 6:ナツト 10:ローラ
る。 l:芯材 la、1b=円柱部 2:雄ネジ部 3:溝 4:ドーナツ状部材 5:ワッシャ 6:ナツト 10:ローラ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)有機質材料の織布又は不織布部材を芯材に設けて有
機質層を形成し、該芯材の両端から前記有機質層を圧縮
した後、前記有機質層の外周表面を研摩して形成される
ローラにおいて、前記有機質層に潤滑性材料を含有させ
たことを特徴とするローラ。 2)前記潤滑性材料は、金属石鹸である特許請求の範囲
第1項に記載のローラ。 3)前記金属石鹸は、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸
ナトリウム、ステアリン酸カルシウム等である特許請求
の範囲第2項に記載のローラ。 4)前記有機質材料は、織布部材又は不織布部材にされ
る特許請求の範囲第1項、第2項又は第3項に記載のロ
ーラ。 5)前記有機質材料は、アラミド繊維、フェルト、紙等
である特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4
項に記載のローラ。 6)前記芯材は、金属で出来ている特許請求の範囲第1
項〜第5項のいずれかの項に記載のローラ。 7)前記有機質層は、ドーナツ形状の織布部材又は不織
布部材を芯材の軸方向に重層して形成される特許請求の
範囲第1項〜第6項のいずれかの項に記載のローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10939187A JPS63273891A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ロ−ラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10939187A JPS63273891A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ロ−ラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63273891A true JPS63273891A (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=14509046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10939187A Pending JPS63273891A (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ロ−ラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63273891A (ja) |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP10939187A patent/JPS63273891A/ja active Pending
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