JPS63272753A - チ−ズ製品端面の糸落ち欠点検出装置 - Google Patents

チ−ズ製品端面の糸落ち欠点検出装置

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JPS63272753A
JPS63272753A JP10567387A JP10567387A JPS63272753A JP S63272753 A JPS63272753 A JP S63272753A JP 10567387 A JP10567387 A JP 10567387A JP 10567387 A JP10567387 A JP 10567387A JP S63272753 A JPS63272753 A JP S63272753A
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JP
Japan
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image
cheese product
image memory
face
digital data
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Application number
JP10567387A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Yonemitsu
米満 俊浩
Nobuyoshi Hayama
羽山 信義
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/006Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package quality control of the package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、円形紙管に糸が巻回されるチーズ製品にお
いて、円形紙管に巻き取られる途中で糸の一部が脱落し
てチーズ製品の端面に直線状に現れるチーズ製品端面の
糸落ち欠点検出装置に関する。
「従来の技術」 円形紙管に糸を巻いたチーズ製品には、製品端面で糸が
外れて直線状の模様をなす糸落ち欠点がある。この糸落
ち欠点を検査する場合、糸落ち欠点糸が非常に小さい反
面、端面の外周部では正常な部分の糸の巻スジが呈する
円弧状の模様は円弧の半径が大きくなる。そのため、直
線状の糸落ち欠点との区別がしにく−なる。また、糸落
ち欠点の一部かをスジの凹凸部に浮き沈みしてしまう場
合などがあり、このような諸種の状況に対応して糸落ち
欠点の検出をしμければならないために、多くの場合、
肉眼での検査に顛らざるを得ない。
なお、肉眼による検査以外にも、特開昭51−5388
3号公報に示されているように、レーザ光線により糸落
ち欠点を検出する方法も考えられている。第4図はその
レーザ法によるチーズ製品端面の検査装置の例を示す図
である。
回転テーブル11の上にチーズ製品12をR置し、回転
テーブル11を回転させることにより、チーズ製品12
をその円形紙管13を軸中心として回転させる。他方、
レーザ光源14が出射するレーザ光15は多面体回転鏡
16により偏向され、回転しているチーズ製品12の端
面12Aに照射され、その半径方向に向は繰り返し光走
査する。
このレーザ走査光は端面12Aの状態に応して反射され
、その反射光は光検出器17.18などに捉えられる。
つまり、このレーザ法では、端面12Aにできた糸落ち
欠点の直線状模様と糸条の正常な巻スジの円弧状模様と
が示すレーザ走査光に対する反射回折態様の違いを、光
検出器17.18による検出光の違いとして検出するこ
とによって糸落ち欠点の有無を検査している。
「発明が解決しようとする問題点1 肉眼による検査では、もともと糸落ち欠点の検査が難し
いのに加えて個人差、或いは検査員の疲労などにより、
効果的な検査をすることが後難である。また、レーザ光
線法にしても、最初で触れたように、糸落ち欠点の模様
と巻スジの模様とが偵ていることによる判定誤差を引き
起こしてしまったり、糸落ち欠点の直線状模様と同じよ
うな反射回折をする糸のをスジの凹凸模様が存在するた
めに誤動作することがあり、実用には堪え難い。
このような問題に鑑みて、この発明は成されたもので、
チーズ製品端面における糸落ち欠点の直線状模様、巻ス
ジの円弧状模様、表面凹凸の浮き沈み模様などが混在す
る中から糸落ち欠点の直線状模様を効果的に抽出するこ
とが可能なように構成したものである。
[問題点を解決するための手段、1 即ち、この発明によれば、チーズ製品の端面を照明手段
により照明すると共に、円形紙管を中心としてチーズ製
品を回転させ、その回転中のチーズ製品の端面を所定の
時間間隔毎にビデオカメラで撮像する。
ビデオカメラから出力されるアナログ映像信号はアナロ
グ・デジタル変換器に供給され、サンプリングしてデジ
タルデータ列に変換され、所定の時間間隔で撮像された
映像のデジタルデータは第1段画像メモリに順次書換え
記憶される。
この発明では、第1段画像メモリに繰り返し書換えて記
憶された線帯状画像部のデジタルデータが、第2段画像
メモリに供給され、順次蓄積して記憶される。
更にこの発明では、線帯状画像が順次蓄積記憶されて形
成された映像のデジタルデータは画像処理手段に供給さ
れ、この画像処理手段により糸落ち欠点の円弧状模様が
区別される。
「発明の作用」 この発明の構成によれば、照明手段により端面にある糸
落ち欠点を明瞭な画像としてビデオカメラで撮像し、ア
ナログ・デジタル変換器を介してその映像が第1段画像
メモリに記憶される。この第1段画像メモリの特定の線
帯状画像ぶを第2段画像メモリに順次記憶して蓄積する
ことにより、巻スジ模様の本来正常な円弧状模様を直線
状模様に、欠陥の糸落ち欠点の直線状模様を特徴のある
湾曲状模様に変換する。これら変換された各模様の中か
ら画像処理手段により糸落ち欠点の湾曲状模様を容易に
抽出する。更に、変換された糸落ち欠点の湾曲状模様の
曲率を必要に応じて小さくすることができ、糸落ち欠点
の映像的な特徴を強くして糸落ち欠点の検出能力を高く
することが可能とされる。
「実施例」 第1図はこの発明の構成例を示す図である。例えば、直
径が100 重量の円形紙管21の周りに糸が巻回され
たチーズ製品22は、凡そ直径が210鶴の円筒となり
、その円筒の端面23はほり平坦面をなす。その端面2
3には主として、巻回された糸による巻スジ24の同心
円の一部を成す円弧状模様が現れる。この発明では、チ
ーズ製品22の端面23に、このような正常な巻スジ2
4による円弧状模様に混在する直線状模様をした糸落ち
欠点25を効果的に区別して検出できるように構成され
る。そのために端面23を照明手段26で効果的に照明
し、その照明された端面23をビデオカメラ27で撮像
する。その撮像された端面23の映像信号は画像処理部
28に供給され、画像処理部28は供給された映像信号
に対して画像処理を施すことによって、糸落ち欠点25
の直線状模様と巻スジ24などの円弧状模様とを区別す
る。
即ち、チーズ製品22は回転機構29の回転台31に載
せられて円形紙管21を中心として回転駆動されている
。この回転しているチーズ製品22の端面23に糸落ち
欠点25の直線状模様が明瞭に現れ、他の正常な模様、
例えば巻スジ24の同心円状模様などが現れ難いように
、照明手段26を用いて円形をした端面23が照明され
る。
照明手段26はチーズ製品22の糸の巻回状態により最
適な照明手段が選定される。第1図の例では、糸が比較
的固く巻回され、チーズ製品22の端面23で糸が浮き
上がってない場合である。
このような場合には、端面23の撮像領域32に対して
、端面23の外周の方向で、且つ巻スジ24の接線方向
の上方位置に照明手段26を設けるとよい。この場合の
照明手段26は、例えば10〜20W程度の蛍光灯、或
いは、白熱灯や放電灯のような広い光源面を有する照明
手段26が使用される。このように照明手段26を構成
すれば、撮像領域32において、チーズ製品22の端面
23上に現れる正常な巻スジ24及び表面の凹凸模様が
淡くなり或いは少なくなり、画像処理部28によって糸
落ち欠点25を検出する際に、その検出能力を大きくす
ることができる。撮像に必要な距離及び照度に応じて必
要なワット数の照明装置が選択される。
また、糸が柔らかく巻回されてチーズ製品22の端面2
3で糸が浮き上がっているような場合には、広い光源面
を有する拡散光源は使用せず、逆には一平行光を照射す
ることのできる照明手段を用いると良い。例えば、端面
23の撮像領域32の外周方向、つまり撮像領域32の
巻スジ24と直角になる方向からチーズ製品22の端面
23を照射すれば糸落ち欠点24を効果的に照らすこと
ができる。図には示さないが、平行な照明光をつくる場
合、例えば、直径が50mで、焦点距離が100■重程
の凸レンズの焦点位置に約10u以下の豆電球による点
光源を置けば、この凸レンズを通った光はは\5 Q 
m1幅の平行光として端面23の撮像領域32を照射す
ることができる。
この発明では、ビデオカメラ27は、チーズ製品22の
端面23に対して相対的な位置を変えながら所定の時間
間隔で端面23の+i像を繰り返す。
この実施例によると、ビデオカメラ27は固定的とされ
、チーズ製品22が、例えばはy7秒間に1回転するよ
うにしている。駆動手段36は例えば、AClooV、
50W程度のギヤによる減速機構付き誘導モータ或いは
同程度のサーボモータ等が用いられ、回転台31を回転
させる。この駆動手段36は、回転台31の大きさやチ
ーズ製品22の大きさ等により選定される。
尚、この実施例では、回転台31の上にチーズ製品22
をセットして端面23が水平面内に在るようにしている
が、チーズ製品22の円形紙管21を横にして端面23
が鉛直面内で回転するようにしても良い。
照明手段26で照明されたチーズ製品22の端面23は
、その上方からビデオカメラ27で撮像する。この実施
例では、ビデオカメラ27は2次元の像、つまり端面2
3の平面影像を撮像することができるカメラを用いてい
る。
ビデオカメラ27は撮像管を用いた形式或いはCOD又
はMOS型の固体撮像素子を用いた形式の何れでもあっ
てもよい。但し、糸落ち欠点25の糸が非常に小さいの
で、水平解像度が500TV本以上の高解像度のビデオ
カメラ27を使用するとよい。
ビデオカメラ27による撮像は、極力精細な影像を得る
ために、第2図に示すように、この実施例ではチーズ製
品22の端面23上で、円形紙管21から端面23の外
周縁に向かう半径方向について幾つかの撮像領域37,
38.39に分けて撮像している。例えば、これらの撮
像領域37゜38.39はそれぞれ40X40m寵の大
きさで、分割撮像する際には、各撮像領域37,38.
39が互いに例えば5■l程重なり合うようにするとよ
い。
各撮像領域37,38.39を撮像するために、ビデオ
カメラ27は撮像する方向を変えることができるように
取付は治具41で保持される。この例では、図では明瞭
にしてないが、首を振らせることにより3つの撮像領域
37,38.39に対向させることができる。従って、
3つの撮像領域37.38.39の内の両側の第1.第
3撮像領域37.39にはや\斜めの方向から撮像する
ので、中央の第2逼像領域38とは撮像距離が異なるが
、焦点深度を深くして、どの撮像領域37゜38.39
に対しても焦点がボケることがないようにするのは言う
までもない。
また、検出しようとする糸落ち欠点25は糸が非常に小
さく、100μm前後であるため、40×401程度の
視野にズームアツプすることができるように、ズームレ
ンズを備えたビデオカメラであることが好ましい。また
、可能な限り撮像する端面23にビデオカメラ27を近
づけられるようにしておけば、この検査装置を小型に構
成することができる。
この発明では、ビデオカメラ27は一定の時間間隔毎に
、回転するチーズ製品22の端面23を描像する。例え
ば、ビデオカメラ27は先ず第1撮像領域37に向けて
固定され、所定の時間間隔。
例えば16.7m秒の時間間隔で、回転している端面2
3について、第1撮像領域37をその時に通過している
部分を次々に撮像する。第3図Aは、第1撮像領域37
での撮像の前半が終了し、後半の1枚目の影像の例を示
す図である。この影像において、画素を横に1列に並べ
た線帯状画像41Aは丁度第1撮像領域37の基準mA
の位置にある。
このような影像のアナログ信号が画像処理部28へ出力
されてから2枚目の撮像が行われる。チーズ製品22は
回転しているので、この例では16.7m秒後に2枚目
の撮像をするときには、端面23は(16,7/700
0)x360=0.86度回転している。第3図Bは端
面23の後半2枚目の影像の例を示す図である。第3図
Aにおいて示した線帯状画像41Aは撮像領域37の基
準線Aの位置から移動し、替わって第3図Aにおいて破
線Bに示す位置にあった線帯状画像41Bが基準線Aの
位置に移動していることが示される。同様に、第3図C
は端面23の3枚目の影像を示す図である。この影像で
も、第3図Aにおいて破線Cで示す位置にあった線帯状
部分41Cが基準線Aの位置に達していることが示され
る。4枚目以降の影像も端面23が回転するにつれて変
化する影像が撮像され、それらのアナログ信号は画像処
理部28へ順次出力される。従って、はソ゛7秒間で、
第1憑像領域37を通る端面23の最内周領域の一周分
が幾枚にも分けて撮像され、そのアナログ影像信号は画
像処理部28へ供給される。
画像処理部28に供給されたアナログ影像信号は、第1
図に示すように、アナログ・デジタル変換器42に与え
られる。アナログ・デジタル変換器42は時間と共に変
化するそのアナログ影像信号をサンプリングし、その大
きさをデジタルデータに変換して出力する0例えば、ア
ナログ影像信号の大きさの範囲をθ〜IVとして、7或
いは8ビツトのデジタルデータに変換する。つまり、端
面23の影像は、0〜127或いはO〜255諧調のデ
ジタルデータに変換される。
ビデオカメラ27から供給されるアナログ影像信号には
、水平同期信号及び垂直同期信号も含まれているが、こ
れら同期信号は画像処理手段43の制御信号により影像
信号とは区別され、デジタルデータには変換されず、従
って端面23を撮像した影像信号のみが128諧調或い
は256 in調の濃淡を表すデジタルデータに変換し
て出力される。
アナログ・デジタル変換器4ノが出力したデジタルデー
タは第1段画像メモリ44に記jQされる。
この第1段画像メモリ44は、例えば、512×480
X8ビツト、つまり、512画素×480画素の画素情
報を8ピントの濃淡データとして記憶することができる
もので、画像処理用の一般的な半導体素子のランダム・
アクセス・メモリRAMが用いられる。
従って、端面23に存在する各種模様がビデオカメラ2
7で↑最像され、その各種模様を諧調のある白黒模様と
して表すことのできるデジタルデータがこの第1段画像
メモリ44内に記憶されることになる。
この第1段画像メモリ44には、16.7m秒毎に端面
23を撮像した影像のデジタルデータがアナログ・デジ
タル変換器43から供給されるので、16.71秒毎に
、そのメモリ内容は新しく撮像した影像のデータに次々
に書換えられる。
この発明では、第1段画像メモリ44の特定記憶域から
、チーズ製品22の端面23の半径方向とは\゛平行る
線帯状画像が各1像毎に読出され、第2段画像メモリ4
5へ供給される。第2段画像メモリ45は、例えば第1
段画像メモリ44と同一のメモリ構造をしているとよい
。即ち、この実施例では、第2段画像メモリ45は51
2 X 480画素の画素情報を7ビツト或いは8ピン
トの濃淡データとして記憶することができる。
例えば、第3図Aに示したように、後半1枚目の影像の
線帯状画像41Aは、第1段画像メモリ44の特定の記
憶域44Aに格納されており、この発明ではこの特定の
記憶域44Aに記憶されている線帯状画像41Aのデー
タが読出され、第2段画像メモリ45に記憶される。こ
の例では、既に前半の線帯状画像41が第2段画像メモ
リ45にI+lI次蓄積されているので、後半の1枚目
の線帯状画像41Aは第2段画像メモリ44の中央部の
記憶域45Aに記憶される。
2枚目の影像データは、第1段画像メモリ44に1枚目
の影像データと書換えて記憶されている。
その影像は、第3図Bに示したように、端面23が回転
しているので、基準線Aの位置にある線帯状画像41B
が第1段画像メモリ44の特定の記憶域44Aに記憶さ
れている。この発明では、2枚目の影像データに関して
も、この特定の記憶域44Aから線帯状画像41Bのデ
ータが読出され、第2段画像メモリ45に供給される。
第2段画像メモリ45は供給された後半2枚目の影像の
線帯状画像41Bのデータを、後半1枚目の線帯状画像
41Aのデータを記憶した記憶域45Aの次の記tα域
45Bに記憶する。
第3図Cに示した後半3枚目の影像の線帯状画像41G
は、同様にして第1段画像メモリ44の特定の記憶域4
4Aを介して第2段画像メモリ45のそのまた次の記憶
域45Cに記憶される。
4枚目以降の影像に関しても、ビデオカメラ27で撮像
されたそれぞれの影像のうち、第1段画像メモリ44の
特定記憶域44Aに格納される線帯状画像41が次々に
読出され、第2段画像メモリ45に順次記憶して蓄積さ
れ、この実施例では、480本の線帯状画像41が記憶
される。
即ち、ビデオカメラ27でチーズ製品22の端面23を
撮像して、第1段画像メモリ44内に記憶された影像に
は、糸を巻回することにより現れる巻スジ24の円弧状
模様が白黒模様として記憶されるが、この巻スジ24は
円形紙管21の回転中心を中心とする同心円状の円弧を
成すため、チーズ製品22を回転させると、例えば、成
る巻スジ24“の各部分は一定の半径上に在るから、撮
像領域37の基準線への位置を通る時は、同一の画素部
分51を通過する。従って、各1最像毎に得られた影像
のうち、基準線Aの位置に示すような特定の位置に在る
線帯状画像4Iのみを取り出して順次並べて画像を形成
すると、巻スジ24゛を構成する各画素部分は直線上に
配列されたようになる。第3図りはその画像例を示す図
で、第3図A−Cに図形的に対応させて示している。つ
まり第1段画像メモリ44の特定の記憶域44Aに記憶
された線帯状画像41A、41B、41C・・・・・・
を読出して、第2段画像メモリ45に順次記憶蓄積する
ことにより、ビデオカメラ27で端面23を撮像した場
合に、円弧状模様24°Aを示していた巻スジ24“の
影像は、変換画像では直線状模様24“Bに画像変換さ
れたことになる。他方、端面23における糸落ち欠点2
5の直線状模+ffi 25 Aは、本来巻スジ24の
円弧状模様24Aに対して、同心円の接線方向の直線状
模様25Aなので、その直線状模様25Aの中央部で円
筒紙管21に最も近く、その両端は最も遠くなっている
。従って、第2段画像メモリ45上に画像変換されると
、糸落ち欠点25は円形紙管21側に湾曲した円弧状模
様25Bに画像変換されている。
本来の形状が同心円状21Aの円形紙管21は、巻スジ
24と同じ理由から直線状模様21Bに画像変換され、
また、第2図Aに示すように、端面23に現れる糸の浮
き沈み模様52Aは画像変換されて、不規則な形態をし
た湾曲状模様52Bに変換される。
第2段画像メモリ45内に順次記憶蓄積されて形成され
た変換画像は画像処理手段43に供給され、画像解析が
行われる。画像処理手段43では、画像変換された各種
の模様24B、25B、52B等を解析し、この実施例
では、円形紙管21側に円弧を成し且つ上下方向が対称
な特徴を有する円弧状模様25Bを抽出する。このよう
な特徴をもつ円弧4天模様25Bが検出されると、その
チーズ製品22の端面23に糸落ち欠点25が存在する
と判定し、判定結果を出力する。
向、第1段画像メモリ4□4に記憶されている白黒81
調のデータから画像変換をするために線帯状画像41を
読出す場合に、この線帯状画像41の撮像位置が、各撮
像領域37,38.39のはV基$線Aの位置、つまり
照明手段26による照明が端面23上の巻スジ24に対
して直角方向からなされると、その中央部分での画像の
コントラストが弱くなることがある。このような場合に
は、照明手段26を移動させても良いが、第1段画像メ
モリ44から線帯状画像41を読出す際の特定記憶域4
4Aを例えば第3図Aに符号44Bに示すような位置へ
適宜に移動させて読出せば、良好な画像を得ることがで
きる。
更に、端面23の外周付近においては、巻スジ24の円
弧状模様の曲率が大きく1、糸落ち欠点25の直線状模
様25Aとは肉眼検査では区別し難いことがある。しか
しこのような場合でも、回転台31の回転速度を、例え
ば2倍にして撮像したり、或いは、を最像間隔などを2
倍にすれば、巻スジ24の円弧状模様24Aが直線状模
様24Bに画像変換されることには変わりがなく、長さ
が半分になるだけで形状的な特徴は殆ど変化しない。他
方、糸落ち欠点25の直線状模様25Aは円弧状模様2
5Bに画像変換される際に、弧状の弦長が半分となるた
め、曲率が大きく変化する。従って、巻スジ24の画像
変換された直線状模様24Bとの区別が付き易くなる。
このように必要に応じて回転速度を増減することにより
、肉眼による検査でも見逃し勝ちだった端面23の外周
部の糸落ち欠点25も検出することができる。
これまでは第1撮像領域37で端面23を撮像すること
だけを説明してきたが、第2.第3撮像領域38.39
に関しても、いままで説明してきた第1盪像領域37に
関する゛影像の処理と同じ影像処理が行われる。この第
2、第3撮像領域38゜39に関する処理は互いに個別
に行うでも、或いは画像変換した3つの撮像領域37,
38.39の変換画像を併せて行ってもよい。
以上では、2次元影像を描像可能なビデオカメラ27を
用い、その2次元影像を第1段画像メモリ44に格納す
るように説明してきたが、1次元の撮像素子を用い、そ
の1次元影像をアナログ・デジタル変換器42を介して
順次第1段画像メモリ44に格納するようにし、その1
次元影像を線帯状画像41として第2段画像メモリ45
に順次記憶蓄積するようにしてもよい。また、第1段画
像メモリ44を使用せず、1次元撮像素子の1次元影像
をアナログ・デジタル変換器42から直接第2段画像メ
モリ45に順次記憶させるようにしてもよい。
また、第2段画像メモリ45は第1段画像メモリ44と
全く同一の構造である必要はな(、必要に応じて多数の
線帯状画像を記憶することができるように、例えば、線
帯状画像が480以上記憶蓄積されるものであっ、でも
よい。
なお、これまでは円形紙管21に糸が巻回されたチーズ
製品22について糸落ち欠点25を検出するように説明
したが、円形紙管21に限らず、対称とするチーズ製品
は樹脂性の円管に巻かれたものであってもよい。
以上のように構成すると、例えば合繊における30デニ
ール24フイラメントのような細い糸条を巻回した直径
270+n、重さが6 kg程度のチーズ製品を搬送・
箱詰めの工程の途中での許容滞留時間の間に検査ステー
ションで糸落ち検査を効果的に実施することが可能であ
り、この検査結果でチーズ製品の良・不良を振り分ける
ことができる。
「発明の効果」 以上に説明したように、この発明によれば、チーズ製品
端面を↑最偉し、その撮像された映像に対して端面にあ
る巻スジや表面凹凸については、直線状模様或いは不規
則な湾曲状模様に画像変換し、他方、糸落ち欠点は円弧
状模様で且つ円弧の状態かは一対称になるように画像変
換するようにした。
しかも、肉眼検査では判別しにくいような端面の外周層
付近の15〜20 mm前後の直線状模様でも、他の模
様に対するその特徴の差が明瞭に現れるように画像変換
することができる。従って、この特徴を踏まえて、画像
変換後の影像について画像処理を行えば、糸落ち欠点の
存在を示す円弧状模様を他の模様と分離して検出するこ
とができる。
また、チーズ製品端面にビデオカメラの焦点深度で許容
される程度の凹凸、例えば工数IIm程度の凹凸が在っ
ても糸落ち欠点を検出することができる。
更に、この発明を実施することにより、チーズ製品の外
観検査の項目2表面の汚れ、糸ケバ、形状異常などの中
で、最も検査が困難な糸落ち欠点の検査を効果的に行う
ことができ、他の検査項目と併せてチーズ製品の検査工
程を自動化するシステムを築くことも可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の構成を示す図、第2図はチ
ーズ製品端面を3つの撮像領域に分けてビデオカメラで
撮像した影像の例、及びこの発明の画像処理を施した後
の影像の例を示す図、第3図は第1 tfi像領域を撮
像した影像に施す画像変換を説明するための図、第4図
はチーズ製品の端面を検査するための従来のレーザ光線
法の例を示す図である。 11:回転テーブル、12:チーズ製品、13:円形紙
管、14:レーザ光源、15:レーザ光、16:多面体
回転鏡、17:光検出器、18:光検出器、21:円形
紙管、22:チーズ製品、23:端面、24:巻スジ、
25:糸落ち欠点、26:照明手段、27:ビデオカメ
ラ、28:画像処理部、29:回転機構、31:回転台
、32:撮像領域、37.38.39 : l最像領域
、41:線帯状画像、42:アナログ・デジタル変換器
、43:画像処理手段、44:第1段画像メモリ、45
:第2段画像メモリ。 特許出願人  旭化成工業株式会社 代    理    人     草    野   
      卓か 2 λ [ く            0 噴 Q       町  O

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円形紙管の周りに糸が巻回されて成るチーズ製品
    の端面を照明する照明手段と、 上記円形紙管を中心としてチーズ製品を駆動回転させる
    チーズ製品回転手段と、 上記回転手段により駆動回転されているチーズ製品端面
    を、一定時間毎に撮像するビデオカメラと、 上記ビデオカメラから出力されるアナログ映像信号をサ
    ンプリングしデジタルデータ列に変換するアナログ・デ
    ジタル変換器と、 上記アナログ・デジタル変換器から出力されるデジタル
    データを記憶する第1段画像メモリと、上記第1段画像
    メモリから所定の線帯状画像のデジタルデータを読出し
    、順次記憶していく第2段2次元画像メモリと、 上記第2段2次元画像メモリに線帯状画像が順次記憶蓄
    積された2次元画像から、湾曲状模様のみを検出する画
    像処理手段と により構成されるチーズ製品端面の糸落ち欠点検出装置
JP10567387A 1987-04-27 1987-04-27 チ−ズ製品端面の糸落ち欠点検出装置 Pending JPS63272753A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02265867A (ja) * 1989-04-04 1990-10-30 Murata Mach Ltd パッケージの異常部検出方法
JPH0437164U (ja) * 1990-07-25 1992-03-27
EP3848311A1 (de) * 2020-01-07 2021-07-14 Lenzing Aktiengesellschaft Automatische qualitätskontrolle von spulen

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