JPS63272455A - ディスクブレ−キロ−タ−用の研削盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ディスクブレーキローターを研削する研削盤
の改良に関するものである。

（従来技術及びその問題点） 従来から１本のクランプ軸で主クランプアームと補助ク
ランプアームとを支持して、両アームの間にディスクブ
レーキローターを保持する研削盤が知られているが、こ
の従来技術では両アームにクランプ軸を中心として位置
ずれが発生し易く、ワークであるディスクブレーキロー
ターを所定の位置にクランプできない場合がある。

（発明の目的） 本発明は、ディスクブレーキローターを正規の位置にク
ランプできるディスクブレーキローター用の研削盤を提
供することを目的としている。

（発明の構成） （１）技術的手段 本発明は、ディスクブレーキローターを所定の研削位置
に保持して回転駆動するワークテーブルを有するディス
クブレーキローター用の研削盤において、ディスクブレ
ーキローターを両面から挾み付ける主クランプアームと
補助クランプアームとを複数のクランプ軸でワークテー
ブルに連結するようにしたことを特徴とするディスクブ
レーキローター用の研削盤である。

（２）作用 複数のクランプ軸で両アームを支持するので、両アーム
が位置ずれをおこさず、ディスクブレーキローターは正
規の位置にクランプされる。

（実施例） 本発明をディスクブレーキローター用の両頭研削盤に適
用した場合を示す第１図、第２図において、１０はワー
クであるディスクブレーキローターのローディング部、
１２はワークテーブル、１４は砥石移動部、Ｄは信号処
理装置Ｃを有する電気制御盤、Ｆは油圧ユニットである
。

ローディング部１０は詳しくは後述するワークをワーク
テーブル１２に案内する供給シュート１６、ワークの案
内を規制するエスケープ１８、エスケープ１８駆動用の
油圧シリンダ２０、ワークの種別を判別する測定機構２
２等から構成されている。１７は加工復のワークをＩＪ
Ｉ出する排出シュートである。

ワークＷは第３図に示すように、ボス部２４とディスク
部２６等を有しており、車種によってし、ＴＳＫ等の各
部の寸法がそれぞれ異なっている。

なお、ワークＷの各部の寸法り、Ｍ、ＮはワークＷの種
別によって異なるが、これらの寸法り、Ｍ。

Ｎは前記寸法り、Ｔ、にの組合せで決定される。

したがって、前記測定機構２２でワークＷの寸法り、Ｔ
、Ｋを測定し、信号処理装置ＣでワークＷの種別を判別
し、ワークテーブル１２および砥石移動部１４の送り量
を制御するようになっている（特願昭６０−１４００６
７号）。ワークＷのボス部２４には孔２５ａが形成され
ており、ディスク部２６の２７８が研削面である。

第２図のＩＶ部拡大図である第４図でワークＷを保持す
るワークテーブル１２の要部を説明する。

ワークテーブル１２にはワークＷを両面から挾み付ける
主クランプアーム３０と補助クランプアーム３２が第４
図中の紙面に直角方向に間隔を隔てて配置されている。

まず、手前側の補助クランプアーム３２は２本のクラン
プ軸３４．３６で支えられており、主クランプアーム３
０は３本のクランプ軸３４．３６．３８で支えられてい
る。

第５図で、主クランプアーム３０の下端部には軸４０が
ベアリング４１で軸支されており、軸４０の右端部には
ワークＷの孔２５ａにいんろう嵌合するホルダ４２が固
定されている。軸４０の左端部には駆動用の油圧モータ
４３が連結している。

ワークＷを挾んで主クランプアーム３０に対向する補助
クランプアーム３２の下端部には軸４４がベアリング４
１で軸支されており、軸４４の左端部にはホルダ／１．
　’　２との間にワ−りＷを挾み付けるホルダ／ｉ５が
固定されている。

補助クランプアーム３２の上端部にはクランプ軸３４．
３６を貫通させるボス部４６．４７が一体に形成されて
おり、クランプ軸３４．３６はナツト４８で固定されて
いる。クランプ軸３４はワークテーブル１２の本体５０
を貫通して左方へ延びており、クランプ軸３４の外周に
は筒軸５１がクランプ軸３４の横方向への摺動を許容し
て嵌合している。筒軸５１の右端部は主クランプアーム
３０のボス部５２にナツト５３で固定されている。

筒軸５１と本体５０のボス部５４の間にはブツシュ５５
、スリーブ５６が介装されている。

筒軸５１の左端部は連結アーム５７に固定されており、
連結アーム５７の孔５８を通って油圧シリンダ６０のロ
ッド６１がクランプ軸３４の右端部に固定している。し
たがって、油圧シリンダ６０を伸縮動作させることによ
ってクランプ軸３４が本体５０．主クランプアーム３０
に対して横方向に摺動し、補助クランプアーム３２を位
置調整するようになっている。

クランプ軸３６は主クランプアーム３０のボス部６２、
本体５０の孔６３を摺動自在に貫通して連結アーム５７
の孔６４を通っている。クランプ軸３６の左端部には磁
わ６５が設【プられ、磁石６５の位置を連結アーム５７
に固定された近接スイッチ６６で検出することによって
補助クランプアーム３２の移動限界を規制する構造であ
る。

クランプ軸３８の右端部はナツト７０で主クラ−６＝ ンブアーム３０のボス部７１に固定され、クランプ軸３
８の左端部は連結アーム５７の孔７２に嵌合し、ナツト
７３で固定されている。なお、クランプ軸３８と本体５
０のボス部７４１との間にはブツシュ７５、スリーブ７
６が介装されており、クランプ軸３８はボス部７４に対
して摺動自在である。

本体５０の上面には油圧シリンダ８ｏが固定されており
、油圧シリンダ８０のロッド８１はスリーブ８２で連結
アーム５７に固定されている。なお、８３は近接スイッ
チく゛ある。

以上の構成では、油圧シリンダ８ｏを伸縮動作すること
によって連結アーム５７が本体５ｏに対して横方向に移
動し、クランプ軸３８および筒軸５１で連結アーム５７
と連結している主クランプアーム３０は、油圧シリンダ
８ｏの伸縮動作で横方向に摺動する。

一方、補助クランプアーム３２は油圧シリンダ６０に連
結しており、油圧シリンダ６ｏの伸縮動作で本体５０、
主クランプアーム３ｏに対して横方向に摺動自在である
。前記油圧シリンダ８０、油圧シリンダ６０の伸縮動作
は前記信号処理装置Ｃで制御される。

また、主クランプアーム３０は３本のクランプ軸３４．
３６．３８で支えられているので、主クランプアーム３
０は正規の姿勢でクランプ軸３４．３６．３８に支持さ
れ、ホルダ４２が位置ずれを起こす恐れが無い。補助ク
ランプアーム３２は２本のクランプ軸３４．．３６で支
えられており、同様に補助クランプアーム３２も正規の
姿勢を維持し、従来のようにホルダ／１．５が位置ずれ
を起こず恐れが無い。

したがって、ホルダ４２．４５の間に挾み付けられるワ
ークＷは常に正規の位置、姿勢でワークテーブル１２（
第２図）に保持されることになり、１本のクランプ軸で
主クランプアーム３０．補助クランプアーム３２を支え
る従来のようにワークＷの保持位置、姿勢がずれてしま
う恐れが無く、ワ−りＷの研削面２７ａ（第３図）の角
度が狂ったり、ボス部２４を研削してしまうことが防止
される。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によるディスクブレーキロー
ター用の研削盤は、ディスクブレーキ［コーターを両面
から挾み付ける主クランプアーム３０と補助クランプア
ーム３２とを複数のクランプ軸３４．３６．３８でワー
クテーブル１２に連結するようにしたので、主クランプ
アーム３０、補助クランプアーム３２がクランプ軸３４
．３６．３８に対して２点あるいは３点支持でき、ワー
クＷを両面から挾み付けるホルダ４２．４５の位置ずれ
を防止することができ、ワークＷを正確に研削できる。

【図面の簡単な説明】

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスクブレーキローターを所定の研削位置に保
   持して回転駆動するワークテーブルを有するディスクブ
   レーキローター用の研削盤において、ディスクブレーキ
   ローターを両面から挾み付ける主クランプアームと補助
   クランプアームとを複数のクランプ軸でワークテーブル
   に連結するようにしたことを特徴とするディスクブレー
   キローター用の研削盤。
2. （２）主クランプアームは３本のクランプ軸に設けられ
   、補助クランプアームは主クランプアーム用クランプ軸
   の内の２本に設けられている特許請求の範囲第１項記載
   のディスクブレーキローター用の研削盤。