JPS63271217A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的１ （産業上の利用分野） この発明は、戯像対象毎に異なる各種スコープを適宜選
択して交換使用し得る電子内視鏡装置に圓する。

（従来の技術） 従来、この種の電子内視鏡装置の場合には、平均測光値
に基づいて光源部の光量調整を行なりていた。

しかしながら、スコープは、その使用する部位、被体内
を照明する光源系の構造、また被写体を搬像素子面上に
結合させる対物光学系の構造により、搬像素子面上に結
合する光る強さの分布が異なる。

例えば、第４図に示す配光特性曲線図のように、Ａスコ
ープの踊像面の照度分布では光軸中心（Ｏ位置）から比
較的狭い距ｔｌｉ範囲までしか存在しないのに、Ｂスコ
ープの蹟像面の照度分布はＡスコープの場合に比して比
較的広い距Ｍ範囲まで存在するという如く、スコープ毎
に配光特性が異なる。

そのため、従来のように１ｒ４に平均測光に基づいて光
源部の光を調整を行なうと、第４図の８スコープ特性の
場合、Ｍａ＠領域各部の明暗差が小さいことから平面を
写すと表示画面全体が適度に明るくなる。しかし、凹状
のものを匙像したときは、中心が暗くなってしまう。同
図のＡスコープ特性の場合、棒状の凹状のものはよいが
平面を写すとｍ像領域の中央部が明る過ぎてハレーショ
ンが生じたり、その周囲部分が暗いままとなるため、表
示画面上の被写体像に明暗むらが生じて極めて見づらく
なることがあった。

（発明が解決しようとする問題点） このように、従来のこの種の電子内視鏡装置の場合にあ
っては、単に平均測光に基づいて光源部の光量調整を行
なっていたため、装置本体に装着されるスコープの配光
特性によっては、表示画像に明暗むらやハレーションが
生じて極めて見づらくなることがあった。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、その目的は多機種のスコープの何れを適宜選択し
て接続しても、表示画面全体が適度に明るくなるように
自動調整される電子内視鏡装置を提供することにある。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明は、上記の目的を達成するため、躍像対象毎に
異なる各種スコープを適宜選択して交換使用し得る電子
内視鏡装置において、前記各秤スコープの何れかが装着
されたときに当該装着されたスコープに付与されている
スコープ識別情報を認識するスコープ識別情報と、この
スコープ認識手段により認識されたスコープ識別情報を
示す信号と、撮像による映像信号とを受けて、前記撮像
対象への照射を行なう光源部からの光量を前記スコープ
識別情報毎に前記映株信号に対応するように制御する光
量制御手段とを具備することを特徴とする。

（作用） このような構成であれば、各種スコープの何れかが装置
本体に装着される毎に、装着されたスコープの映像信号
に対応するように光源部からの光量を制御することがで
きる。そのため、スコープの配光特性に影響されること
なく表示画面全体が適度に明るくなるように光源部の発
光光量が自動調整されることになる。

（実施例） 第１図は、本発明が適用された電子内祝繞装ｄの概略を
示すブロック図である。

この電子内視鏡装置は、装置本体１に対しスコ−７２を
着脱自在に構成し、スコープ２として、例えば上部消化
管用の前方視スコープ、その側方視スコープや、大腸用
のＬサイズスコープ、そのＭサイズスコープ等の各種ス
コープの何れかを適宜選択して交換使用することができ
るものである。

そして、スコープ２には、被写体からの反射光をレンズ
３を介して入射し、その反射光の強麿に応じた電荷を蓄
積する固体ｍ像素子４と、この固体ｍｓ素子４に蓄積さ
れた電荷をドライブパルスに基づいて装置本体１に送出
するとともに、この時系列的な電荷の出力信号を前置増
幅する駆動／受信回路５どの他に、装置本体１に対し電
気的に接続するためのコネクタ６と、後述する光源９か
らの光をスコープ１の先端から被写体へ照射するための
ライトガイド７とを備える。

コネクタ６は、ライトガイド７、レンズ３等の光学系や
、固体撮像素子４の特性などを全て補正する形で決定さ
れたスコープ識別情報（以下スコープＩＤという）を機
械的構造（不図示）でスコープ２に与えている。なお、
電気的にスコープＩＤを与えることもできる。

他方、装置本体１では、スコープ２が装着されてスコー
プ２と装置本体１とがコネクタ６により電気的に接続さ
れたとき、コネクタ６によってスコープ２に与えられた
スコープＩＯをＩＤリーダ８により読み込むようになさ
れている。

更に、光源９．光ｍ調整機構１０．カメラ処理回路１１
．フレームメモリ１２．自動光量調整信号発生器１３及
び光量調整機構コントローラ１４を備えている。

そして、光量調整Ｉａ構１０は、光源９から介せられた
光を絞り１ｌｉＩ整してライトガイド７へ送出する。

カメラ処理回路１１は、駆動／受信回路５から送出され
た固体撮像素子４の変換出力を映像信号に変換する。

フレームスｔす１２は、カメラ処理回路１１の映像信号
に基づく画像データを１フレーム毎に取込み、取込んだ
画像データをＣＲＴ等のモニタ１５へ送出する。

自動光量調整信号発生器１３は、ＩＤリーダ８によつて
読み込まれたスコープＩＤを示す信号とカメラ処理回路
１１からの映像信号とを受けて、装置本体１に装着され
たスコープ２の種別を認識するとともに、認識されたス
コープＩＤに合った光が調整信号をカメラ処理回路１１
からの映像信号に基づいて出力する。

光量調整機構コントローラ１４は、自動光ｍ調整信号発
生器１４からの光量調整信号をもとに光ｆｆｌ調整機ｍ
ｉｏの絞り調整制御を行なって、光源９からライトガイ
ド７へ送出される光の光量をコント日−ルする。

このような各部を備えた本発明の雷子内祝続装置につい
て更に詳述すると、一実施例にあっては、自動光ｍ調整
信号発生器１３として、第２図に示すようなｎａＮＩＩ
成を適用している。

即ち、第２図に示す如くの自動光量調整信号発生器１３
では、あらかじめＲＯＭ等により蓄えられているスコー
プ毎のデータテーブル１３１と、このデータテーブル１
３１をスコープＩＤにより検索した結果を受ける基準信
号発生器１３２及び光量信号変換処理回路１３３と、こ
の基準信号発生器１３２及び光量信号変換処理回路１３
３の各出力信号を比較演算して光聞調整信ｑを得るコン
パレータ１３４を備えている。

そして、基準信号発生器１３２は、データテーブル１３
１の基準レベル信号情報により基準レベル信号を発生し
、また光量信Ｑ　＊換処理回路１３３は、各スコープ毎
の光量信号変換情報をもとに第１図のカメラ処理回路１
１からの映像信号を光量指示信号に変換処理する。なお
、その映像信号の処理内容としては、測光領域の規定や
、その積分、増幅及びγ補正等の演算がある。

そのため、コンパレータ１３４では、光Ｎ信号変換処理
回路１３３からの光量指示信号を受けると、基準信号発
生器１３２からの基準レベル信号゛　をもとに光量調整
信号を第１図の光（６）調整機構コントローラ１４に出
力することになる。

従って、その光量調整信号コントローラ１４によって、
自動光Ｆ！ｉ調整信号発生器１３からの光量調整信号を
もとに光量調整機構１０の絞り調整制御を行ない、光源
９からライトがイド７へ送出される光の光ｍを被検体内
の照明が最適になるように設定することができる。

次に、本発明の他実施例について詳述する。この他実施
例にあっては、自動光ｍ調整信号発生器１３として、第
３図に示すような機能構成を適用している。

即ち、第３図に示す如くの自動光量：ｊＩ整倍信号発生
器１３は、一定の基準レベル信号を発生する基準信号発
生器２３１と、各機種のスコープ毎に設けた光量信号変
換処理回路２３３　（２３３ａ〜２３３ｎ　）の何れか
を択一的に選択するセレクタ２３２と、基準信号発生器
２３１及び光Ｍ信号変換処理回路２３３の各出力信号を
比較演算して光量調整信号を得るコンパレータ２３４を
備えている。

そして、セレクタ２３２は、第１図のＩＤり一ダ８から
スコープ１０を受けたときに、対応する例えば光量信号
変換処理回路２３３ａを選択し、この選択された光量信
号変換処理回路２３３ａへ第１図のカメラ処理回路１１
からの映像信号を送出する。そのため、各機種のスコー
プ２が装置本体１に装着されたとき、（第１図参照）、
最適な光量調整を複数個の光量信号変換処理回路２３３
の何れかによって行なうことがＣきる。

従って、この他実施例にあっても、光源９からライトガ
イド７へ送出される光の光量を被検体内の照明がＱ３ａ
になるように設定することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明が適用された電子内視鏡装
ｄは、スコープＩＤを認識したとき、認識されたスコー
プ１０毎に、層像による映像信号に対応するように光源
部の光量制御を行なうから、表示画像の明暗むらやハレ
ーションを回避する自動調整が達成され、表示画面全体
が適度な明るさになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用された電子内視鏡装置の概略を示
すブロック図、第２図はその電子内祝鏡装置に適用され
た一実施例の自動光値調整信号発生器の機能構成を示す
ブロック図、第３図はその他実施例の自動光分調整信号
発生器の機能構成を示すブロック図、第４図はスコープ
の配光特性曲線図である。 １・・・装置本体　２・・・スコープ ３・・・レンズ　４・・・固体ｌｉ像素子５・・・駆動
／受信回路 ６・・・コネクタ　７・・・ライトガイド８・・・１０
リーダ　９・・・光源 １ｏ・・・光量調整機構　１１・・・カメラ処理回路１
２・・・フレームメモリ １３・・・自動光値調整信号発生器 １４・・・光量調整ｌｌ構コントローラ１５・・・モニ
タ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）撮像対象毎に異なる各種スコープを適宜選択して
   交換使用し得る電子内視鏡装置において、前記各種スコ
   ープの何れかが装着されたときに当該装着されたスコー
   プに付与されているスコープ識別情報を認識するスコー
   プ認識手段と、このスコープ認識手段により認識されて
   スコープ認識情報を示す信号と、画像による映像信号と
   を受けて、前記撮像対象への照射を行なう光源部からの
   光量を前記スコープ認識情報毎に前記映像信号に対応す
   るように制御する光量制御手段とを具備することを特徴
   とする電子内視鏡装置。
2. （２）前記光量制御手段は、各種スコープ毎に光量調整
   のための設定レベルを複数用意し、前記スコープ識別情
   報の何れかを認識したとき、認識されたスコープ認識情
   報に対応する前記設定レベルを選択して前記撮像による
   映像信号を光量指示信号に変換処理する回路を含む構成
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電
   子内視鏡装置。
3. （３）前記光量制御手段は、光量調整のための設定レベ
   ルを一定にし、前記スコープ識別情報の何れかを認識し
   たとき、認識されたスコープ認識情報に対応する変換処
   理系を選択し、この選択された変換処理系を用いて前記
   撮像による映像信号を光量指示信号に変換処理する回路
   を含む構成であることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の電子内視鏡装置。