JPS63270911A - ナツトの逆転防止環 - Google Patents
ナツトの逆転防止環Info
- Publication number
- JPS63270911A JPS63270911A JP10404387A JP10404387A JPS63270911A JP S63270911 A JPS63270911 A JP S63270911A JP 10404387 A JP10404387 A JP 10404387A JP 10404387 A JP10404387 A JP 10404387A JP S63270911 A JPS63270911 A JP S63270911A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- circular hole
- bolt
- edge
- tightened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ボルトに螺合するナツトの緩み止めとして広
く使用されるナツトの逆転防止環に関する。
く使用されるナツトの逆転防止環に関する。
従来の技術
従来、この種のナツトの逆転防止環としては、第7図〜
第9図に示すようなものがある。図中、符号lは逆転防
止環であって、板材に板厚方向の円孔2を穿設し、該円
孔2に臨む縁に略■字形状の切欠部3を形成すると共に
、該切欠部3の両側端縁部3″1.3bをm船させて螺
合させるボルト5の螺子ビッヂに略等しくし、また、周
縁を直角に折って立上げて回転工具の掛正に供される操
作板4が形成されている。この逆転防止環1は、ボルト
5に締められたナツト6の端面に締着けることにより、
円孔2の縁がボルト5とナツト6との螺子山5a、6a
に挟まれることにより、ナツト6の逆転を防止している
。
第9図に示すようなものがある。図中、符号lは逆転防
止環であって、板材に板厚方向の円孔2を穿設し、該円
孔2に臨む縁に略■字形状の切欠部3を形成すると共に
、該切欠部3の両側端縁部3″1.3bをm船させて螺
合させるボルト5の螺子ビッヂに略等しくし、また、周
縁を直角に折って立上げて回転工具の掛正に供される操
作板4が形成されている。この逆転防止環1は、ボルト
5に締められたナツト6の端面に締着けることにより、
円孔2の縁がボルト5とナツト6との螺子山5a、6a
に挟まれることにより、ナツト6の逆転を防止している
。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の逆転防止環lにあって
は、板材に円孔2を板厚方向に打ち抜くため、板材面に
対して円孔2の壁面2aが直角に形成され、これをボル
ト5に螺合させると、第8図に示すように、螺子谷部2
aに、円孔2の縁がその厚みのために噛合が浅くなり、
第9図に示すように、当該逆転防止環lを締込むと円孔
2の壁面2aが螺子山5aを乗り越えてしまい、ナツト
6の逆転をくい止める力が低下してしまう問題点を有し
ていた。
は、板材に円孔2を板厚方向に打ち抜くため、板材面に
対して円孔2の壁面2aが直角に形成され、これをボル
ト5に螺合させると、第8図に示すように、螺子谷部2
aに、円孔2の縁がその厚みのために噛合が浅くなり、
第9図に示すように、当該逆転防止環lを締込むと円孔
2の壁面2aが螺子山5aを乗り越えてしまい、ナツト
6の逆転をくい止める力が低下してしまう問題点を有し
ていた。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み案出されたも
のであって、ナツトの逆転防止機能の高い逆転防止環を
得んとするものである。
のであって、ナツトの逆転防止機能の高い逆転防止環を
得んとするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は、板材に円孔を開設し、且つ該円孔に臨む縁に
切欠部を形成すると共に、該切欠部の両側端縁部を組船
させて螺合すべきボルトの螺子ピッチに略等しくし、締
着時に先行する端縁部を係着縁となし、これをナツト締
めしたボルトに螺合してナツトの端面に締着けることに
より、円孔の縁がボルトとナツトの螺子山間で挾持され
て前記ナツトの゛逆転を防止するようにしたナツトの逆
転防止環において、首記円孔に臨む縁を該円孔中心に向
けて漸次肉薄に形成して前記ボルトの螺子谷部に該縁が
深く噛合するようにしたことを、その構成としている。
切欠部を形成すると共に、該切欠部の両側端縁部を組船
させて螺合すべきボルトの螺子ピッチに略等しくし、締
着時に先行する端縁部を係着縁となし、これをナツト締
めしたボルトに螺合してナツトの端面に締着けることに
より、円孔の縁がボルトとナツトの螺子山間で挾持され
て前記ナツトの゛逆転を防止するようにしたナツトの逆
転防止環において、首記円孔に臨む縁を該円孔中心に向
けて漸次肉薄に形成して前記ボルトの螺子谷部に該縁が
深く噛合するようにしたことを、その構成としている。
作用
円孔に臨む縁は、ボルトの螺子谷部に深く噛合するため
、ボルトの螺子山部を乗り越えにくくなり、ナツト端面
との接触圧の低下が防止され、ナツトの逆転を確実に防
止する。
、ボルトの螺子山部を乗り越えにくくなり、ナツト端面
との接触圧の低下が防止され、ナツトの逆転を確実に防
止する。
実施例
以下、本発明に係るナツトの逆転防止環の詳細を図面に
示す実施例に基づいて説明する。
示す実施例に基づいて説明する。
図中、■は逆転防止環であって、板材に板厚方向の円孔
2を穿設し、該円孔2に臨む縁7に略■字形状の切欠部
3を形成し、該切欠部3の両側端縁3a、3bを鍾船さ
せて螺合させるボルト5の螺子ピッチに略等しくし、ま
た、周縁を直角に折って立上げ、回転工具の掛止に供さ
れる操作板4が形成されている。
2を穿設し、該円孔2に臨む縁7に略■字形状の切欠部
3を形成し、該切欠部3の両側端縁3a、3bを鍾船さ
せて螺合させるボルト5の螺子ピッチに略等しくし、ま
た、周縁を直角に折って立上げ、回転工具の掛止に供さ
れる操作板4が形成されている。
また、前記円孔2に臨む縁7は、第2図及び第4図の断
面図が示すように、円孔2に向けて、上下面にテーパ面
3c、3dが形成され漸次肉薄になっている。なお、前
記テーパ面3c、3dは、夫々ボルト5の螺子山間の斜
面とその傾きが略同−とされ、前記縁7がボルト5の螺
子谷部5bに深く噛合するようになっている。
面図が示すように、円孔2に向けて、上下面にテーパ面
3c、3dが形成され漸次肉薄になっている。なお、前
記テーパ面3c、3dは、夫々ボルト5の螺子山間の斜
面とその傾きが略同−とされ、前記縁7がボルト5の螺
子谷部5bに深く噛合するようになっている。
かかる構成の逆転防止環は、第3図に示すように、ボル
ト5にナツト6を螺合して図示しない目的の物体を締め
付けたものに対し、螺合して回転していく′と、ボルト
5の螺子山に沿って先行の切欠部端縁3aがボルト5の
螺子山部5aとナット6の端面間に潜入し、さらに螺子
谷部5bにおいてクリアランスを無くしてその谷部5b
に緊密に弾力的に強く挾持される。そして、法線7は、
ボルト5の螺子谷部5bにあって、螺子山部5aとナツ
ト6の端面との間に形成される斜角部内にて楔として作
用することとなり、強固に圧着され且つ山の斜面によっ
て、縁7に対して半径方向に押圧力が作用しても、環状
であるがゆえに対向する縁7がボルト5に対抗して法線
7が半径方向に逃出することを防ぎ、その楔作用が有効
に行われることにより強固にナツト6の逆転を防止する
と共に弛むことがない。
ト5にナツト6を螺合して図示しない目的の物体を締め
付けたものに対し、螺合して回転していく′と、ボルト
5の螺子山に沿って先行の切欠部端縁3aがボルト5の
螺子山部5aとナット6の端面間に潜入し、さらに螺子
谷部5bにおいてクリアランスを無くしてその谷部5b
に緊密に弾力的に強く挾持される。そして、法線7は、
ボルト5の螺子谷部5bにあって、螺子山部5aとナツ
ト6の端面との間に形成される斜角部内にて楔として作
用することとなり、強固に圧着され且つ山の斜面によっ
て、縁7に対して半径方向に押圧力が作用しても、環状
であるがゆえに対向する縁7がボルト5に対抗して法線
7が半径方向に逃出することを防ぎ、その楔作用が有効
に行われることにより強固にナツト6の逆転を防止する
と共に弛むことがない。
特に、本実施例にあっては、縁7にテーパ面3c、3d
が形成され、その傾斜がボルト5の螺子谷部5bの傾斜
と略同様であり且つ円孔2に向けて漸次肉薄となるよう
になっているため、当該縁7がボルト5の螺子谷部5b
に奥深く噛合している。そのため、逆転防止環1は、締
め付けに伴って螺子山部5aを乗り越えてしまうことが
発生しにくくなり、締付はトルクを大きくすることが出
第5図は、零秀キに係る逆転防止環の変形例を示す断面
説明図であって、縁7の上面側のみにテーパ面3cを形
成し、円孔2に向けて漸次肉薄にした構成であり、ボル
ト5の螺子谷部5bに法線7が上記実施例と同様に深く
噛合する。
が形成され、その傾斜がボルト5の螺子谷部5bの傾斜
と略同様であり且つ円孔2に向けて漸次肉薄となるよう
になっているため、当該縁7がボルト5の螺子谷部5b
に奥深く噛合している。そのため、逆転防止環1は、締
め付けに伴って螺子山部5aを乗り越えてしまうことが
発生しにくくなり、締付はトルクを大きくすることが出
第5図は、零秀キに係る逆転防止環の変形例を示す断面
説明図であって、縁7の上面側のみにテーパ面3cを形
成し、円孔2に向けて漸次肉薄にした構成であり、ボル
ト5の螺子谷部5bに法線7が上記実施例と同様に深く
噛合する。
また、第6図は、他の変形例を示したものであって、上
記実施例におけるテーバ面3c、3dが交わり、・ボル
ト5の螺子谷部5bに密嵌し得るように、縁7の断面が
尖端状となっている。
記実施例におけるテーバ面3c、3dが交わり、・ボル
ト5の螺子谷部5bに密嵌し得るように、縁7の断面が
尖端状となっている。
以上、実施例について説明したが、この他に各種の設計
変更が可能であり、例えば、上記実施例にあっては、操
作板4が周回して形成されているが、回転操作が可能で
あれば、他の形状、又は省略した形状でも勿論よい。
変更が可能であり、例えば、上記実施例にあっては、操
作板4が周回して形成されているが、回転操作が可能で
あれば、他の形状、又は省略した形状でも勿論よい。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明に係るナツトの
逆転防止環にあっては、円孔に臨む縁を円孔に向けて漸
次肉薄に形成したことにより、法線が螺子谷部に深く噛
合するため、ナツト締めされたボルトに螺合して締め込
んでら、ボルトの螺子山部り越えにくくなり、それに伴
い締め付はトルクを大きくして充分な楔効果を奏し、ナ
ツトの逆転後退を防止する効果がある。
逆転防止環にあっては、円孔に臨む縁を円孔に向けて漸
次肉薄に形成したことにより、法線が螺子谷部に深く噛
合するため、ナツト締めされたボルトに螺合して締め込
んでら、ボルトの螺子山部り越えにくくなり、それに伴
い締め付はトルクを大きくして充分な楔効果を奏し、ナ
ツトの逆転後退を防止する効果がある。
また、このように円孔に臨む緑を円孔に向けて漸次肉薄
に形成したことにより、ボルトの螺子山に確実に噛合す
るため、従来例に比して板厚を大きくすることが出来、
当該逆転防止環の強度を高める効果がある。
に形成したことにより、ボルトの螺子山に確実に噛合す
るため、従来例に比して板厚を大きくすることが出来、
当該逆転防止環の強度を高める効果がある。
第1図は本発明に係るナツトの逆転防止環の実施例を示
す平面図、第2図は同A−A視断面図、第3図は同使用
状態を示す断面図、第4図は同断面説明図、第5図は本
発明に係るナツトの逆転防止環の変形例を示す断面説明
図、第6図は同地の変形例を示す断面説明図、第7図は
従来例を示す斜視図、第8図及び第9図は従来例を示す
断面図である。 l・・・逆、転防止環、2・・・円孔、3・・・切欠部
、3a、3b・・・切欠部端縁、5・・・ボルト、6・
・・ナツト。 第6図 区 か− 0コ 味
す平面図、第2図は同A−A視断面図、第3図は同使用
状態を示す断面図、第4図は同断面説明図、第5図は本
発明に係るナツトの逆転防止環の変形例を示す断面説明
図、第6図は同地の変形例を示す断面説明図、第7図は
従来例を示す斜視図、第8図及び第9図は従来例を示す
断面図である。 l・・・逆、転防止環、2・・・円孔、3・・・切欠部
、3a、3b・・・切欠部端縁、5・・・ボルト、6・
・・ナツト。 第6図 区 か− 0コ 味
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 板材に円孔を開設し、且つ該円孔に臨む縁に切欠部を
形成すると共に、該切欠部の両側端縁部を齟齬させて螺
合すべきボルトの螺子ピッチに略等しくし、締着時に先
行する端縁部を係着縁となし、これをナット締めしたボ
ルトに螺合してナットの端面に締着けることにより、円
孔の縁がボルトとナットの螺子山間で挾持されて前記ナ
ットの逆転を防止するようにしたナットの逆転防止環に
おいて、 前記円孔に臨む縁を該円孔中心に向けて漸次肉薄に形成
して前記ボルトの螺子谷部に該縁が深く噛合するように
したことを特徴とするナットの逆転防止環。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10404387A JPS63270911A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | ナツトの逆転防止環 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10404387A JPS63270911A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | ナツトの逆転防止環 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63270911A true JPS63270911A (ja) | 1988-11-08 |
Family
ID=14370191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10404387A Pending JPS63270911A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | ナツトの逆転防止環 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63270911A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02113080U (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-10 | ||
JPH03311A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-07 | Nasu Denki Tekko Kk | ナットのゆるみ止めリングの製造法 |
JPH04105281U (ja) * | 1992-01-10 | 1992-09-10 | 株式会社佐久間製作所 | 配管用支持具 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55115613A (en) * | 1979-02-27 | 1980-09-05 | Tamotsu Kikukawa | Nut locking ring |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP10404387A patent/JPS63270911A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55115613A (en) * | 1979-02-27 | 1980-09-05 | Tamotsu Kikukawa | Nut locking ring |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02113080U (ja) * | 1989-02-27 | 1990-09-10 | ||
JPH058391Y2 (ja) * | 1989-02-27 | 1993-03-02 | ||
JPH03311A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-01-07 | Nasu Denki Tekko Kk | ナットのゆるみ止めリングの製造法 |
JPH04105281U (ja) * | 1992-01-10 | 1992-09-10 | 株式会社佐久間製作所 | 配管用支持具 |
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