JPS63270668A - イミダゾリン誘導体,その製造方法およびそれを有効成分とする除草剤 - Google Patents

イミダゾリン誘導体,その製造方法およびそれを有効成分とする除草剤

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JPS63270668A
JPS63270668A JP28606986A JP28606986A JPS63270668A JP S63270668 A JPS63270668 A JP S63270668A JP 28606986 A JP28606986 A JP 28606986A JP 28606986 A JP28606986 A JP 28606986A JP S63270668 A JPS63270668 A JP S63270668A
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acrylic acid
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JP28606986A
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Masatoshi Kamimura
上村 雅俊
Masashi Sakamoto
雅司 坂本
Nobuyuki Yoshikawa
吉川 信之
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規化合物であるイミダシリン= f1体、そ
の製造方法、それを有効成分とする除草剤および植物生
長調節剤に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕有用作
物を雑草害から守るために除草剤を使用することは欠く
ことができず、近年除草剤の使用量は増加している。し
かし従来除草剤の多くは十分な除草効果を得るために1
ヘクタール当り1 kg〜4 kgもの活性成分を散布
する必要があり、環境汚染の低減、輸送または散布の際
の経済コスト低減等の観点から、より低薬量で高い除草
効果の得られる高活性除草剤の開発が望まれている。
本発明者らは上記観点にたち、低薬量で環境汚染等の少
ない、しかも有用作物に対して薬害  、のない高活性
除草剤を開発すべく鋭意研究を重ねた。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、特定のイミダシリン誘導体が上記目的に適い
、しかも植物の生長調節剤としても有効であることを見
出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明は、
一般式 〔式中、Rl 、 R2は、それぞれ水素原子、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基あるいはフ
ェニル基を示し、R3,R4はそれぞれ水素原子、低級
アルキル基、シクロアルキル基あるいはR3,R4を含
むシクロアルキル基を示し、Zは、酸素原子あるいは硫
黄原子を示し、Mは水素原子、塩基残基あるいはエステ
ル残基を示す。〕で表わされるイミダシリン誘導体を提
供すると共に、 一般式 %式% 〔式中、RI 、 RZは前記と同じ〕で表わされるマ
レイン酸無水物誘導体と一般式 〔式中、R’、R’、Zは前記と同じ〕で表わされるア
ミン誘導体とを塩基の存在下で反応させ、 一般式 II HR’ 〔式中、R’、R”、R3,R’、Zは前記と同じであ
り、B、は塩基残基を示す。〕で表わされるカバモイル
アクリル酸誘導体塩を製造し、次いで該カルバモイルア
クリル酸誘導体塩を塩基の存在下で環化脱水反応させて
、 一般式 〔式中R’、R2,R’、R’、Zは前記と同じであり
、B2は塩基残基を示す。〕で表わされるイミダシリン
誘導体塩を製造し、その後該イミダシリン誘導体塩を酸
と反応させることを特徴とする一般式 〔式中R’、R”、R3,R’、Zは前記と同じである
。〕で表わされるイミダシリン誘導体の製造方法および 一般式 %式% 〔式中、R+、Rzは、前記と同じであり、Xはハロゲ
ン原子を示し、Aはエステル残基を示す。〕で表わされ
る酸ハライドを一般式 %式% 〔式中、R’、R’、Zは前記と同じである。〕で表わ
されるアミン誘導体とを塩基の存在下で反応させ、 一般式 〔式中R皿、R2,R’、R’、A、Zは前記と同じで
ある。〕で表わされるカルバモイルアクリル酸誘導体を
製造し、次いで該カルバモイルアクリル酸誘導体をハロ
ゲン化リンの存在下で環化脱水反応させることを特徴と
する 一般式 〔式中R’、R”、R’、R’、A、Zは前記と同じで
ある。〕で表わされるイミダシリン誘導体の製造方法を
提供するものである。さらに本発明は、前記一般式(1
)あるいは〔I′〕で表わされるイミダシリン誘導体を
有効成分として含有する除草剤および植物生長調節剤を
も提供するものである。
前記一般式CI)あるいは〔ド〕で表わされる化合物は
、イミダシリン誘導体であ゛す、式中、R’、R”、R
’、R’、Z及びMは前述したとおりである。
すなわちRI 、 R2はそれぞれ水素原子あるいはメ
チル垢エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、ブ
チル5 (n、 iso + sec 、tert−ブ
チル基)等の炭素数1〜4の低級アルキル基、塩素原子
、臭素原子、弗素原子、沃素原子などのハロゲン原子ま
たは、シクロプロピル基。
シクロペンチル基、シクロヘキシル基などの炭素数3〜
6のシクロアルキル基またはフェニル基を示す。
またR 3 、 R4はそれぞれRI 、 RZと同様
の水素原子、低級アルキル基、シクロアルキルR3とR
4が結合したシクロアルキル基、例えばシクロプロピル
基,シクロペンチル基.シクロヘキシル基などを示す。
Zは酸素原子または硫黄原子を示す。
Mは水素原子.塩基残基あるいはエステル残基を示すが
、ここで塩基残基としてはアルカリ金属,アルカリ土類
金属,有機アンモニウムカチオンなどがある。アルカリ
金属としてはNa。
K,Li,Rbなどがあり、アルカリ土類金属としては
Be,Mg,Ca,Sr,Baなどがある。また有機ア
ンモニウムカチオンを生成できるアミンとしてはメチル
アミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロ
ピルアミン。
n−ブチルアミン、イソブチルアミン、セカンダリーー
プチルアミン,nーアミルアミン、イソ−アミルアミン
、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチルアミン、
ノニルアミン、デシルアミン、ウンデシルアミン、ドデ
シルアミン。
トリデシルアミン、テトラデシルアミン、ペンタデシル
アミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシルアミン、オ
クタデシルアミン、メチルエチルアミン、メチルイソプ
ロピルアミン、メチルヘキシルアミン、メチルノニルア
ミン、メチルペンタデシルアミン、メチルオクタデシル
アミン、エチルブチルアミン、エチルへブチルアミン、
エチルオクチルアミン、ヘキシルへブチルアミン、ヘキ
シルオクチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン
、ジ−n−プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ
−n−アミルアミン、ジイソアミルアミン、ジエチルア
ミン1 ジヘプチルアミン.ジオクチルアミン、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリーn−プロピルア
ミン、トリイソプロピルアミン。
1〜リ−n−ブチルアミン、トリイソブチルアミン、ト
リーセカンダリーーブチルアミン,トリーn−アミル7
ミン、エタノールアミン、  n −プロパツールアミ
ン、イソプロパツールアミン。
ジェタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミ
ン、N−エチルプロパツールアミン。
N−ブチルエタノールアミン、アリルアミン。
n−ウテニルー2ーアミン、n−ペンテニル−2−アミ
ン、2,3−ジメチルブテニル−2−アミン、ジブテニ
ル−2−アミン、n−へキモニル−2−アミン、プロピ
レンジアミン、クロウアミン、シクロペンチルアミン、
シクロヘキシルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ピペ
リジン、モルホリン、ピロリジンなどがあげられる。
さらに、テトラメチル、テトラエチル、トリメチルベン
ジルアンモニウムヒドロキシド等のテトラアルキルアン
モニウムヒドロキシドやトリメチルβ−ヒドロキシエチ
ルアンモニウムヒドロキシドをあげることができる。
さらに、Mはエステル残基を示すが、このエステル残基
としては炭素数1〜12のアルキル基、例えばメチル基
,エチル基.n−プロピル基,n−オクチル基.n−ラ
ウリル基,イソプロピル基,イソブチル基, tert
−ブチル基カアリ、1〜3の炭素原子を有するアルコキ
シル(2−メトキシエチルなど)、1〜6の炭素原子を
有するシクロアルキル(シクロヘキシル。
(1−シクロプロピル)エチルなど)、ハロゲン(2.
2. 2 − )リクロロエチルなど)9 1〜3の炭
素原子を有するチオアルキル(メチルチオメチルなト)
、フェニル(ベンジル、4−クロロフェネチル、4−メ
チルフェネチル、4−メトキシフェネチルなど)、フリ
ル(2−フリルメチル、2−テトラヒドロフリルメチル
など)等で置換された炭素数1〜12のアルキル基も含
む。また、炭素数3〜5のアルケニル基、具体的にはア
リル、1,1−ジメチルアリル、2−メチルアリルなど
、その他2−クロロアリル。
2.3−ジクロロアリルなどのハロゲン置換アルケニル
基あるいは3−フェニルアリル、3−(4−クロロフェ
ニル)アリル、3−(4−メチルフェニル)アリル、3
−(4−メトキシフェニル)アリルなどのフェニル置換
アルケニル基などがある。さらに、炭素数3〜5のアル
キニル基、具体的にはプロパルギル、1−メチルプロパ
ルギル、1,1−ジメチルプロパルギル。
3−メチルプロパルギルなど、その他3−フェニルプロ
パルギルなどのフェニル置換アルキニル基あるいは3−
ヒドロキシメチルプロパルギルなどの水酸基含有アルキ
ニル基などがある。
また、4−クロロフェニル、4−メチルフェニル、4−
メトキシフェニルなどの置換フヱニル基などをあげるこ
とができる。なお、B1およびB2は上記Mのうちの塩
基残基を示す。具体的にはアルカリ金属、アルカリ土類
金属、有機アンモニウムカチオンなどである。
本発明のイミダシリンBM ”4体は上記一般式(1)
あるいは〔I゛〕で表わされるものであり、様々なもの
があるが、実施例に記載した化合物以外に、具体的には
3−メチル−3−Z−(4−シクロヘキシル−4−メチ
ル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリ
ル酸。
2−メチル−3−Z−(4−エチル−4−イソプロピル
−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル
酸ナトリウム塩12−エチル−3−プロピル−3−Z−
(4−ブチル−4−プロピル−5−オキソ−2−イミダ
シリン−2−イル)アクリル酸カリウム塩、2−プロピ
ル−3−エチル−3−Z−(4,4−ペンタメチレン−
5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸
カルシウム塩、2−イソプロピル−3−ブチル−3−Z
−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−
イミダシリン−゛2−イル)アクリル酸マグネシウム塩
、2−ブチル−3−イソプロピル−3−Z−(4−イソ
プロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン
−2−イル)アクリル酸トリエチルアンモニウム塩、2
−シクロへキシル−3−メチル−3−Z−(4−イソプ
ロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−
2・−イル)アクリル酸ジエチルアンモニウム塩、2−
メチル−3−シクロへキシル−3−Z−(4−イソプロ
ピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2
−イル)アクリル酸イソプロピルアンモニウム塩、3−
メチル−3−Z−(4−シクロへキシル−4−メチル−
5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸
−2−メチルアリルアンモニウム塩、2−メチル−3−
Z−(4−エチル−4−イソプロピル−5−オキソ−2
−イミダシリン−2−イル)アクリル酸プロパルギルア
ンモニウム塩、2−エチル−3−プロピル−3−Z−(
4−ブチル−4−プロピル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸ジー2−エタノールアンモ
ニウム塩、2−プロピル−3−エチル−3−Z−(4,
4−ペンタメチレン−5−オキソ−2−イミダシリン−
2−イル)アクリル酸−2−エトキシエチルアンモニウ
ム塩、2−イソプロピル−3−ブチル−3−Z−(4−
イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸シクロヘキシルアンモニウ
ム塩、2−ブチル−3−イソプロピル−3−Z−(4−
イソプロピル−4−メチル−5−オ中ソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸ピペリジニウム塩、2−シ
クロへキシル−3−メチル−3−Z−(4−イソプロピ
ル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−
イル)アクリル酸モルホリニウム塩、2−メチル−3−
シクロへキシル−3−Z−(4−イソプロピル−4−メ
チル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アク
リル酸ピロリジニウム塩、3−メチル−3−Z−’(4
−シクロへキシル−4−メチル−5−オキソ−2−イミ
ダシリン−2−イル)アクリル酸ベンジルトリエチルア
ンモニウム塩、2−メチル−3−Z−<4−エチル−4
−イソプロピル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−
イル)アクリル酸メチルエステル、2−エチル−3−プ
ロピル−3−Z−(4−ブチル−4−プロピル−5−オ
キソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸エチル
エステル、2−プロピル−3−エチル−3−Z−(4,
4−ペンタメチレン−5−オキソ−2−イミダシリン−
2−イル)アクリル酸プロピルエステル、2−イソプロ
ピル−3−ブチル−3−Z−(4−イソプロピル−4−
メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)ア
クリル酸オクチルエステル、2−ブチル−3−イソプロ
ピル−3−Z−(4−イソプロピル−4−メチル−5−
オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸ラウ
リルエステル、2−シクロヘキシル−3−メチル−3−
Z−(4−イソプロピル−4−メ゛チルー5−オキソー
2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸イソプロピル
エステル、2−メチル−3−シクロへキシル−3−Z−
(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イ
ミダシリン−2−イル)アクリル酸イソブチルエステル
、3−メチル−3−Z−(4−シクロへキシル−4−メ
チル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アク
リル酸−t−ブチルエステル、2−メチル−3−Z−(
4−エチル−4−イソプロピル−5−オキソ−2−イミ
ダシリン−2−イル)アクリル酸−2−メトキシエチル
エステル、2−エチル−3−プロピル−3−Z−(4−
ブチル−4−プロピル−5−オキソ−2−イミダシリン
−2−イル)アクリル酸シクロヘキシルエステル。
2−プロピル−3−エチル−3−Z−(4,4−ペンタ
メチレン−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)
アクリル酸(1−シクロプロピル)エチルエステル、2
−イソプロピル−3−ブチル−3−Z−(4−イソプロ
ピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2
−イル)アクリル酸−2,2,2−トリクロロエチルエ
ステル、2−ブチル−3−イソプロピル−3−Z−(4
−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダ
シリン−2−イル)アクリル酸メチルチオメチルエステ
ル、2−シクロヘキシル−3−メチル−3−Z−(4−
イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸ベンジルエステル。
2−メチル−3−シクロへキシル−3−Z−(4−イソ
プロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン
−2−イル)アクリル酸フェネチルエステル、2.3−
ジクロロ−3−Z−(4−イソプロピル−4−メチル−
5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸
−p−クロロフェネチルエステル、2,3−ジブロモ−
3−Z−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ
−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸−p−メチ
ルフェネチルエステル。
2.3−ジフルオロ−3−Z−(4−イソプロピル−4
−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)
アクリル酸−p−メトキシフェネチルエステル、’1−
sec−ブチルー3−イソブチル−3−Z−(4−se
c−ブチル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリ
ン−2−イル)アクリル酸(2−フリル)メチルエステ
ル、2−イソブチル−3−sec−ブチル−3−Z−(
4−イソブチル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダ
シリン−2−イル)アクリル酸(2−テトラヒドロフリ
ル)メチルエステル、2.3−ジクロロ−3−Z−(4
−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダ
ゾリン−2−イル)アクリル酸アリルエステル。
2.3−ジブロモ−3−Z−(4−イソプロピル−4−
メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)ア
クリル酸−3,3−ジメチルアリルエステル、2,3−
ジフルオロ−3−Z−(4−イソプロピル−4−メチル
−5−オキソ−2−イミダプリン−2−イル)アクリル
酸−2−メチルアリルエステル、2−sec−ブチル−
3−イソブチル−3−Z −(4−s e c−ブチル
−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イ
ル)アクリル!−1,1−ジメチルアリルエステル、2
−イソブチ/L/−3−sec−ブチル−3−Z−(4
−イソブチル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸−2−クロロアリルエステ
ル、2.3−ジクロロ−3−Z−(4−イソプロピル−
4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル
)アクリル酸−2,3−ジクロロアリルエステル、2.
3−ジブロモ−3−Z−(4−イソプロピル−4−メチ
ル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリ
ル酸−3−フェニルアリルエステル、2.3−ジフルオ
ロ−3−Z−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オ
キソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸−3−
(p−クロロフェニル)アリルエステル。
2−sec−ブチル−3−イソブチル−3−Z−(4−
sec−ブチル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダ
シリン−2−イル)アクリル酸−3−(p−トリル)ア
リルエステル、2−イソブチル−3−sec−ブチル−
3−Z−(4−イソブチル−4−メチル−5−オキソ−
2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸−3−(p−
フェニル)アリルエステル、2,3−ジクロロ−3−Z
−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−
イミダシリン−2−イル)アクリル酸プロパルギルエス
テル、2.3−ジブロモ−3−Z−(4−イソプロピル
−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イ
ル)アクリル酸−1−メチルプロパルギルエステル、2
,3−ジフルオロ−3−Z−(4−イソプロピル−4−
メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)ア
クリル酸−3−メチルプロパルギルエステル、2−se
e−7’チル−3−イソブチル−3Z−(4−sec 
−ブチル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン
−2−イル)アクリル酸−1,1−ジメチルプロパルギ
ルエステル、2−イソブチル−3−sec−ブチル−3
−Z−(4−イソブチル−4−メチル−5−オキソ−2
−イミダシリン−2−イル)アクリル酸−3−フェニル
プロパルギルエステル。
2.3−ジクロロ−3−Z−(4−イソプロピル−4−
メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)ア
クリル酸−3−ヒドロキシプロパルギルエステル、2.
3−ジブロモ−3−Z−(4−イソプロピル−4−メチ
ル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリ
ル酸−フェニルエステル、2,3−ジフルオロ−3−Z
−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−
イミダシリン−2−イル)アクリル酸−p−クロロフェ
ニルエステル、’1−see−ブチルー3−イソブチル
−3−Z −(4−s e c−ブチル−4−メチル−
5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸
−p−トリルエステル、2−イソブチル−3−sec−
ブチル−3−Z−(4−イソブチル−4−メチル−5−
オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸−p
−フェニルエステル。
2−メチル−3−フェニル−3−Z−(4−イソプロピ
ル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−
イル)アクリル酸、2,3−ジメチル−3−E−(4−
イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸、2.3−ジメチル−3−
Z−(4−イソプロピル−4−メチル−5−チオノ−2
−イミダプリン−2−イル)アクリル酸ナトリウム塩、
 2.3−ジメチル−3−Z−(4−イソプロピル−4
−メチル−5−チオノ−2−イミダプリン−2−イル)
アクリル酸イソプロピルアンモニウム塩、 2.3−ジ
メチル−3−Z−(4−エチル−4−メチル−5−チオ
ノ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸、2−フ
ェニル−3−メチル−3−Z−(4−イソプロピル−4
−メチル−5−チオノ−2−イミダシリン−2−イル)
アクリル酸、2−メチル−3−メチル−3−Z−(4−
イソプロピル−4−メチル−5−チオノ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸、2−クロロ−3−メチル
−3−Z−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキ
ソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸メチル、
3−クロロ−2−メチル−3−Z−(4−イソプロピル
−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イ
ル)アクリル酸メチルなどがあげられる。
上記一般式CI)あるいは〔■′〕で表わされる本発明
のイミダシリン=i体は、種々の方法によって製造する
ことができるが、効率の良い方法として以下に示す方法
1,2を挙げることができる。
〈方法1〉 この方法は下記の反応式にしたがって進行する。
(II)              CII[)(I
V) CV) すなわち、一般式(II)で表わされるマレイン酸無水
物誘導体と一般式(III)で表わされるアミン誘導体
とを塩基(B、を含む)の存在下で反応させて一般式(
rV)で表わされるカルバモイルアクリル酸誘導体を得
、その後適当な塩基(B、を含む)の存在下で環化脱水
反応を行なって一般式(V)で表わされるイミダシリン
誘導体塩とし、さらに酸処理を行なって目的とする一般
式CI−A〕で表わされるイミダシリン誘導体を製造す
るのである。
上記反応において、一般式(IV)で表わされるカルバ
モイルアクリル酸誘導体を得る工程において、適当な溶
媒、例えば低沸点エーテル(ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジメトキシエタン)、芳香族炭化水素(
ベンゼン、トルエン。
キシレン)、低級アルコール(メチルアルコール。
エチルアルコールなど)などを選ぶことによって、上記
一般式(rV)のカルバモイルアクリル酸m4体を一単
離することなく、次の反応に移行することができる。こ
こで好ましい溶媒は低級アルコールである。
各段階の反応をより詳細に説明すれば、まず、一般式(
n)で表わされるマレイン酸無水物誘導体を、低沸点エ
ーテル(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメ
トキシエタン)、芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン
、キシレン)、低級アルコール、アセトニトリル、酢酸
エステルまたはハロゲン化された炭化水素の如き不活性
有機溶媒および塩基CB+を含む)、例えば三級アミン
やアルカリ金属水酸化物の□存在下にて20〜60℃の
間、好ましくは25〜30℃の温度で、所望により窒素
の如き不活性ガスの雰囲気下にて、当量ないし3倍当量
、好ましくは当世ないし1.5倍当量の一般式(III
)で表わされるアミン誘導体と混合する。反応が実質的
に終了した段階で生成物を常法、例えば゛濾過、溶媒の
蒸発または溶媒が水と非混和性である場合は水性塩基中
への抽出等の方法により単離する。
次の環化脱水反応は、(a)有機溶媒中あるいは(b)
水溶液中のいずれかによって行なわれる。
そのうち(a)有機溶媒中の環化脱水反応は、30〜1
50℃の温度において、例えば水素化ナトリウム、水素
化カリウムもしくはナトリウムエチラートの如き塩基(
Bzを含有する)および低沸点エーテル(ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン)、芳香
族炭化水素(ベンゼン、トルエン、キシレン)、シクロ
ヘキサン、非プロトン性極性溶媒(DMSO,DMFな
ど)、アルコール類(メチルアルコール、エチルアルコ
ールなど)の存在下に実施される。ここで使用できる塩
基の好ましいものとしては、前述の水素化ナトリウム、
水素化カリウムの如きアルカリ金属水素化物をはじめと
して、アルカリ金属水酸化物;アルカリ土類金属酸化物
;アルカリ金属のアルコキシド;第三級アミン(例えば
ジイソプロピルエチルアミン;1.5−ジアザビシクロ
(3,4)ノネン−5;1,5−ジアゾジシクロ(5,
4,0)ウンデセン−5;1,4−ジアザビシクロ(2
,2,2)オクタン;テトラメチルグアニジン);弗化
カリウム;第四級水酸化アンモニウム(例えばトリメチ
ルベンジルアンモニウムヒドロキシド)および強塩基性
イオン交換樹脂をあげることができる。また好ましい溶
媒は低級アルコールである。
本発明のイミダシリン誘導体は、一般式(1)において
、Mが塩基残基を示す場合は上記の環化脱水反応によっ
て製造されるが、Mが水素原子を示す場合(つまり一般
式(1−A)で表わされるもの)は、さらに塩酸、硫酸
、硝酸等の酸によって処理し、塩基残基を水素イオンに
て置換することとなる。
また、環化脱水反応を(b)水溶液中で行なうにあたっ
ては、一般式〇■〕のカルバモイルアクリル酸誘導体を
、約25〜100℃において2〜6時間にわたって、約
2.0〜20.0モル当量の水酸化ナトリウム又は水酸
化カリウム水溶液と直接反応させて、一般式(V)で表
わされるイミダシリン誘導体塩(本発明のイミダシリン
誘導体のMが塩基残基の場合に相当)とし、さらに所望
により反応混合物のpHを約1.5〜4.5に調節する
ことにより一般式(1−A)で表わされるイミダシリン
誘導体となる。
なお、この生成物であるイミダシリン誘導体が、水に不
溶性である場合には、このものを水相から沈澱させ、そ
の後濾過または抽出により回収すればよい。また、この
生成物が水に可溶性である場合には、水との混合物をエ
ーテル、塩化メチレン、酢酸エチルなどの如き有機溶媒
で抽出することができ、抽出液を濃縮して目的であるイ
ミダシリン誘導体を得る。
本発明のイミダシリン誘導体のうち一般式〔I−A)で
表わされる化合物(すなわち一般式(I)のMが水素原
子のもの)は、上述の方法で製造しうるが、そのエステ
ル(すなわち一般式(1)のMがエステル残基のもの)
(エステル誘導体)や塩(すなわち一般式(I)のMが
塩基残基のもの)(誘導体塩)は、この一般式CI−A
)で表わされるイミダシリン誘導体(酸誘導体)から容
易に製造することができる。即ち、上記酸誘導体を、触
媒量の鉱酸、例えば塩酸、硫酸あるいはp −1ルエン
スルホン酸等の存在下で50〜100℃の温度にて過剰
量のアルコールあるいはその誘導体(例エバメチルアル
コール、エチルアルコール。
プロピルアルコール、ベンジルアルコール、(2−テト
ラヒドロフリル)メチルアルコール、1,1−ジメチル
アリルアルコール、2.3−ジクロロアリルアルコール
、1−メチル−プロパルギルアルコールなど)と反応さ
せることにより、エステル誘導体が製造できる。また、
イミダシリンの酸誘導体を無水炭酸カリウムや無水炭酸
ナトリウムなどの無機塩基存在下に、ヨウ化メチルのよ
うな低級ハロゲン化アルキルとアセトンやテトラヒドロ
フランなどの不活性溶媒中で反応することによって得ら
れるイミダゾビロリン3(2H)、5ジオンをトリエチ
ルアミンや水素化ナトリウムのような塩基存在下で少な
くとも1当量の適当なアルコールと反応させることによ
りエステル誘導体が製造できる。一方誘導体塩は、上記
誘導体を適当な溶媒中に溶解させ、その後このI溶液を
1当量の塩生成カチオンで処理することにより製造でき
る。
塩生成カチオンが無機塩(例えばナトリウム、カリウム
、カルシウム、バリウムなど)である場合については、
酸誘導体を水もしくは低級アルコールまたはそれらの混
合物中に溶解あるいは分散させ、一般的には水酸化物、
炭酸塩、炭酸水素塩などの形態であるが、好ましくは水
酸化物状の1当量の塩生成カチオンを前述の酸誘導体の
溶液と混合する。沈澱が生成したら濾過し、生成しない
場合は減圧下で溶媒を蒸発留去することにより、無機の
誘導体塩(すなわち一般式(1)のMがアルカリ金属、
アルカリ土類金属などの塩基残基であるもの)を製造す
ることができる。さらに、一般式(1)のMがアンモニ
ウム、有機アンモニウム等の塩基残基である誘導体塩を
製造するには、上記酸誘導体を有機溶媒、例えばジオキ
サン、テトラヒドロフランなどの中に溶解あるいは分散
させ、これを1当量のアンモニア、アミンまたはテトラ
アルキルアンモニウムヒドロキシドで処理すればよい。
ここで好適に使用できるアミンは、i−プロピルアミン
、ジエチルアミン、トリエチルアミン、2−メチル了り
ルアミン、プロパルギルアミン、ジェタノールアミン、
エトキシエチルアミン。
シクロヘキシルアミン、ピペリジン、モルホリン。
ベンジルアミン、ベンジルトリエチルアンモニウムヒド
ロキシドなどが挙げられる。この反応でも無機塩と同様
、沈澱が生成したら濾過し、生成しない場合は反応混合
物を濃縮し、さらに残っている溶媒をヘキサンを用いて
除去し、残渣を乾燥することによって、一般式CI)の
Mがアンモニウム、有機アンモニウム等の塩基残基であ
る誘導体塩が製造される。
〈方法2〉 方法2によれば、本発明のイミダゾリノン誘導体のうち
のエステル(すなわち一般式(1)あるいは〔■′〕の
Mがエステル残基のもの)(エステル誘導体)を効率よ
く製造できる。
この方法は下記の反応式にしたがって進行する。
または               R4(VI) ^・ 〔■〕 すなわち、一般式(VI)で表わされる酸ハライドと一
般式(I[I)で表わされるアミン誘導体とを反応させ
て、一般式〔■〕で表わされるカルバモイルアクリル酸
エステル誘導体とする。さらに、これをハロゲン化燐に
よって脱水環化することによって、目的とする一般式(
1−B)あるいは(I′−A)で表わされるイミダシリ
ン誘導体(但し、Aはエステル残基)を製造するのであ
る。
この方法2の各段階の反応を以下により詳しく説明する
原料として用いる一般式(Vl)で表わされる酸ハライ
ドは、種々の方法で製造することができる。
例えば、酸ハライドのうち、マレイン酸モノエステルモ
ノハライドは下記の方法で調製できる。
即ち、マレイン酸無水物誘導体を低沸点エーテル(ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン
)、芳香族炭化水素(ヘンゼン、トルエン、キシレン)
、アセトニトリル、 酢F!エステル、ハロゲン化炭化
水素の如き不活性有機溶媒の存在下、0〜80℃の温度
、好ましくは0〜50℃の温度で当量ないし10倍当量
、好ましくは当量ないし3倍当量のアルコール、その誘
導体もしくはそのアルカリ塩などと反応させることによ
り、マレイン酸モノエステル’?IA 8体が得られる
上記反応において、アルコール自体を溶媒とすることも
できる。
次にこのマレイン酸モノエステル誘導体にハロゲン化チ
オニル(塩化チオニル、臭化チオニル)やハロゲン化燐
(3塩化燐、3臭化燐、オキシ塩化燐、5塩化燐)を当
量ないし5倍当量好ましくは当量ないし3倍当量加え、
20℃ないし80゛Cで1ないし3時間撹拌する。この
際、芳香族炭化水素などの不活性溶媒を用いることもで
きる。反応終了後、溶媒もしくは過剰のハロゲン化チオ
ニルを減圧下で留去すると残渣として一般式(VI)の
酸ハライドが得られる。
また、酸ハライドのうち、フマール酸モノエステルモノ
ハライドは、下記の方法で調製できる。
即ち、フマール酸モノエステル誘導体にハロゲン化チオ
ニル(塩化チオニル、臭化チオニル)やハロゲン化燐(
3塩化燐、3臭化燐、オキシ塩化燐、5塩化燐)を当量
ないし5倍当量好ましくは当量ないし3倍当量加え、2
0°Cないし80℃で1ないし6時間加熱する。この際
、芳香族炭化水素などの不活性溶媒を用いることもでき
る。反応終了後、溶媒もしくは過剰のハロゲン化チオニ
ルを減圧下で留去すると残渣として一般式(Vl)の酸
ハライドが得られる。
前記方法等により得られた一般式(Vl)のハライドを
低沸点エーテル(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン)、芳香族炭化水素(ベンゼン、
トルエン、キシレン)、ハロゲン化炭化水素(ジクロル
メタン、クロロホルム)。
ケトン(アセトン、メチルエチルケトン)などの溶媒又
はこれらの混合溶媒の存在下で、当量ないし1.5倍当
量の3級アミンおよび当量ないし2倍当量、好ましくは
当量ないし1.5倍当量の一般式(nl)のアミン誘導
体と温度O℃ないし30°Cで反応させる。次いで、常
法により、後処理を行うことによって一般式〔■〕で表
わされるカルバモイルアクリル酸エステルPR体を得る
続いてこのカルバモイルアクリル酸エステル誘導体を、
芳香族炭化水素溶媒あるいはハロゲン化炭化水素溶媒中
に溶解もしくは分散させ、0°C〜20℃の温度で当量
ないし5倍当量、好ましくは2〜3倍当量の5塩化燐を
加えた後、20℃〜150℃の温度でこのカルバモイル
アクリル酸エステル誘導体が溶解するまで加熱する。溶
解後、塩酸塩が析出して反応が終了する。この塩酸塩を
濾取後、アルカリ金属の炭酸塩で中和した後、常法によ
り後処理して、一般式CI−B)またはII’−A)で
表わされる本発明のイミダシリン誘導体(但し、Aがエ
ステル残基)を得ることができる。
さらに、エステル誘導体を加水分解することにより、エ
ステル残基(A)を水素又は塩基に置き−換えたものも
容易に得ることができる。
上記反応において、5塩化燐のほかオキシ塩化燐、3塩
化燐もしくは、これらの混合物を用いることもできる。
次に、本発明の除草剤または植物生長調節剤は、上述の
発明の化合物、すなわち一般式(1)または[1’)(
これらは(1−A)、(1−B)。
CI’−A)を包含する。)で表わされるイミダシリン
誘導体を有効成分として含有するものであり、これらの
化合物を水または溶媒等の液状担体または鉱物質微粉等
の固体担体と混合し、水和剤。
乳剤、液剤、フロアブル剤、粉剤1粒剤等の形態に製剤
化して使用することができる。製剤化に際して乳化性1
分散性、展着性等を付与するためには界面活性剤を添加
すればよい。
本発明の除草剤を水和剤の形態で用いる場合、通常は上
述した本発明のイミダシリン誘導体を有効成分として1
0〜80重量%、固体担体15〜88重量%および界面
活性剤2〜5重世%の割合で配合して組成物を調製し、
これを用いればよい。
また、乳剤の形態で用いる場合は、通常は有効成分とし
て本発明のイミダシリン誘導体20〜50重量%、溶剤
35〜75重量%および界面活性剤5〜15重量%の割
合で配合して調製すればよい。
液剤またはフロアブル剤の形態で用いる場合は、通常は
有効成分として本発明のイミダシリン誘4体20〜50
重量%、水35〜75重世%および界面活性剤5〜15
重量%の割合で配合して調製すればよい。
一方、粉剤の形態で用いる場合は、通常は有効成分とし
て本発明のイミダシリン誘導体1〜15重量%、固体担
体80〜97重量%および界面活性剤2〜5重量%の割
合で配合して調製すればよい。さらに、粒剤の形態で用
いる場合は、有効成分として本発明のイミダシリン誘導
体0.2〜15重量%、固体担体80〜97.8重量%
および界面活性剤2〜5重量%の割合で配合して調製す
ればよい。ここで固体担体としては鉱物質の微粉が用い
られ、この鉱物質の微粉としては、ケイソウ上、消石灰
等の酸化物、リン石灰等のリン酸塩、セラコラ等の硫酸
塩、タルク、パイロフェライト。
クレー、カオリン、ベントナイト酸性白土、ホワイトカ
ーボン、石英粉末、ケイ石粉等のケイ酸塩などをあげる
ことができる。
また、溶剤としては有機溶媒が用いられ、具体的にはキ
シレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素、0−
クロロトルエン、トリクロルメタン、トリクロルエチレ
ン等の塩素化炭化水素、シクロヘキサノール、アミルア
ルコール、エチレングリコール等のアルコール、イソホ
ロン、シクロヘキサノン、シクロヘキセニル−シクロヘ
キサノン等のケトン、ブチルセロソルブ、ジメチルエー
テル、メチルエチルエーテル等のエーテル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸ベンジル、フタル酸メチル等のエステル、
ジメチルホルムアミド等のアミドあるいはこれらの混合
物をあげることができる。
さらに、界面活性剤としては、アニオン型、ノニオン型
、カチオン型あるいは両性イオン型(アミノ酸、ベタイ
ン等)のいずれを用いることもできる。
なお、本発明の除草剤は、有効成分として一般式(I)
あるいは〔I′〕で表わされるイミダシリン誘導体と共
に、他の除草成分を併用することもできる。このような
他の除草成分としては、従来から市販されている除草剤
をあげることができ、例えばフェノキシ系除草剤、ジフ
ェニルエーテル系除草剤、トリアジン系除草剤、尿素系
除草剤。
カーバメート系除草剤、チオールカーバメート系除草剤
、酸アニリド系除草剤、ピラゾール系除草剤、リン酸系
除草剤、ウラシル系除草剤、ピリジン系除草剤、ピリダ
ジン系除草剤、ダイアジン系除草剤、トルイジン系除草
剤、ニトリル系除草剤。
スルホニルウレア系除草剤などがあげられる。
また本発明の植物生長調節剤は有効成分として一般式(
1)あるいは〔1′〕で表わされるイミダシリン誘導体
と共に他の植物生長調節剤を併用することもできる。
このような他の植物生長調節剤としては、マレイン酸ヒ
ドラジド、メフルメジド、フルレノール。
ベナゾリン、アンシミドール、フェノキシ系などの植物
生長調節剤がある。
さらに本発明の除草剤は、必要に応じて殺虫剤。
殺菌剤、植物生長調節剤、肥料等と混用することもでき
る。
また本発明の植物生長調節剤は、必要に応じて、殺虫剤
、殺菌剤、除草剤、肥料等を混用することもできる。
〔発明の効果〕
畝上の如く、本発明のイミダシリン誘導体は新規化合物
であって除草剤または植物生長調節剤として有効に利用
しうるものであり、また本発明の方法によれば上記イミ
ダシリン誘導体を高純度。
高収率にて製造することができる。さらに、このイミダ
シリン誘導体を有効成分とする本発明の除草剤は、茎葉
処理、土壌処理のいずれの処理方法においても使用する
ことでき、既存の除草剤と比べ、より低薬量で高い除草
効果が得られ、しかも殺草スペクトラムが広く、有用作
物に薬害が小さいという特徴がある。具体的には、マル
バアサガオ、イチビ、オナモミ、エビスグサ、アオビユ
等の広葉雑草、ノビエ、メヒシバ、エノコログサ。
ジョンソングラス等のイネ科雑草、ハマスゲ、カヤツリ
フサ等のカヤツリフサ科雑草などの多くの雑草に対して
卓越した除草効果を示し、有用作物に薬害がほとんどな
い。
また、さらに本発明の除草剤は、樹園地、非農耕地用除
草剤として使用した場合においても既存の除草剤に比べ
低薬量で高い除草効果が得られ、しかも殺草スペクトラ
ムが広く多くの雑草に卓越した除草効果を示す。
本発明の植物生長調節剤は低薬量で、高い植物生長調節
効果が得られ、各種芝生の生長抑制剤として使用した場
合、芝生の生長抑制効果と同時に除草効果も得られる等
、すぐれた特徴を有している。
さらには、これら本発明の除草剤および植物生長調節剤
は、土壌中の残留期間が公知イミダゾリノン誘導体(特
開昭54−64637号)が約3ケ月と長いのに対し、
3〜4週間と短かく、環境汚染または後作物への悪影響
等の問題に対し、より優れた性質を有している。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例等によりさらに詳しく説明する。
合成例1 無水テトラヒドロフラン5mβ中の2. 3−’;メチ
ルマレイン酸無水物0.48 g (3,85mmol
)の攪拌した溶液に、室温において2−アミノ−2゜3
−ジメチルブチルアミド0.50 g (3,85mm
ol)及びトリエチルアミン0.6m1(4,32mm
ol)を全て一度に加えた。48時間後、析出した白色
固体を減圧濾過し、無水テトラヒドロフラン5nlで洗
浄し、乾燥して本発明化合物の中間体であるアミドカル
バモイルアクリル酸のトリエチルアンモニウム塩0.8
9gを得た。
この化合物の分析結果を次に示す。
■ 融点     97.0℃〜100℃■ 元素分析
   Cls Hs s N 30 aCH,N 実測値 60.4  10.0  11.7計算値 6
0.5%  9.8% 11.8%■赤外線吸収スペク
トル(KBrBr法)の吸収ピーク(cm−’) 1640〜1700 (0=CNH2,0=CNH−。
0=CO−) 2710       (N’ H(C1H5)3 )
■プロトン核磁気共鳴スペクトル(特性吸収ppm +
溶媒:CD30D、内部標準TMS) 0.98     (CH3X2.  6H)1.27
     (CH3X3.  9H)1.42    
 <CH,、3H) 1.80     (CH,、3H) 1.88      (CHz、     3H)1.
7〜2.5   (CH,LH) 3.13     (CHz x3.  6H)合成例
2 2.3−ジメチルマレイン酸無水物0.48 g(3,
85mmol) 、  2−アミノ−2,3−ジメチル
ブチルアミド0.50 g (3,85mmo+)及び
トリエチルアミン0.6m77(4,32mmol)を
、合成例1と同様の方法で反応させた。48時間後、溶
媒のテトラヒドロフランを分離させることなく、この溶
液に、無水テトラヒドロフラン31α中に水素化ナトリ
ウム0.21 g (8,75n+mol)を分散させ
た液をゆっくり加え、攪拌しながら2時間加熱、還流し
た。
放冷後、反応液を水浴で急冷し、析出した黄色固体を減
圧濾過、無水テトラヒドロフラン10mlで洗浄した後
、酢酸エチル5011!、水10tslの攪拌した混合
液に分散させた。5%塩酸水溶液を用いて水相のpHを
4に調整し、2時間攪拌した後、相を分離した。
水相を酢酸エチル30ralでさらに3回抽出し、有機
抽出物を一緒にし、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウ
ム上で乾燥し、そして濃縮した。
析出した針状結晶を塩化メチレン、n−ヘキサ−Z−(
4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミ
ダシリン−2−イル)アクリル酸0、23 gを得た。
この化合物の分析結果を第1〜3表に示す。
合成例2A 2、5 g (19,82mmole)の2.3−ジメ
チルマレイン酸無水物と2.75 g (21,15m
mole)の2−アミノ−2,3−ジメチルブチルアミ
ドから、合成例1と同様の方法で、アミドカルバモイル
アクリル酸のトリエチルアンモニウム塩6.97g(1
9,50IIlmole)を合成した。この塩を10O
n+6の無水エタノールに溶解した。この溶液に、1,
33g (57,83++uaole)の金属ナトリウ
ムと無水エタノール50s7!から調製したナトリウム
エチラートのエタノール溶液を、冷却攪拌下に加えた。
次に、1時間加熱還流した後、減圧下に溶媒を留去した
残渣を100mfの水に溶解した後、冷却しながら濃塩
酸を滴下して、pH3〜4に調整すると、白色沈澱物が
析出してきた。
30分間、冷却攪拌を続けた後、沈澱物を吸引濾取した
。沈澱物を約10mjl!の冷水で洗浄した後、真空乾
燥することによって、合成例2と同一の化合物3.65
g(収率77.3%)を得た。
合成例2B 無水エタノール5 ml中の2−アミノ−2,3−ジメ
チルブチルアミド0.5 g (3,85nHmol)
およびトリエチルアミン0.6 ml (4,32m+
no+)を含む溶液に、温度が30℃を越えない様に氷
冷しなから2,3−ジメチルマレイン酸無水物0.48
g (3,85mmol)を加え、その後1時間攪拌し
た。
次に、生成したアミドカルバモイルアクリル酸のトリエ
チルアンモニウム塩を単離することなく、この溶液に、
無水エタノールS wrl中に金属ナトリウム0.20
 g (8,70mmol)を添加して調製したナトリ
ウムエチラートのエタノール溶液を全て一度に加え、1
時間加熱還流した。減圧下にて溶媒を留去した後、合成
例2Aと同様な方法により、合成例2と同一の化合物0
.64g(収率69.9%)を得た。
合成例3 2.3−ジメチルマレイン酸無水物0.48g(3,8
5mmo+) 、  2−アミノ−2,3−ジメチルブ
チルアミド0.50 g  (3,85mmol)及び
トリエチルアミン0.6mj!  (4,32mmol
)を、合成例1と同様な方法で反応させた。48時間反
応後、溶媒を減圧除去し、残渣を2規定の水酸化ナトリ
ウム水溶液9.6m6  (19,2mmol Na0
H)中で加熱し、4時間温度を80℃に保持した。
次いで室温まで放冷後、溶液を氷冷しながら濃塩酸を用
いて注意してpH3〜4の酸性とした後、反応混合物を
塩化メチレンで抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し
、乾燥し、濃縮して合成例2と同様な針状結晶を得た。
この結晶の融点は179.0−179.8℃、元素分析
値は次のとおりであった。
炭素   水素   窒素 実測値  60.5%  7.7% 工1.7%(4−
イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸であることがわかった。
合成例4 2.3−ジメチルマレイン酸無水物0.50g(3,9
6w+mol) 、  2−アミノ−2−シクロプロピ
ル−プロビルアミド0.51 g (3,96+++m
ol)及びトリエチルアミン0.7 mA (5,04
mmol)を、合成例1と同様の方法で反応させた。4
8時間後、析出した白色固体を減圧濾過し、無水テトラ
ヒドロフラン3 mlで洗浄し、乾燥した。この固体を
無水エタノール10+aj?に溶解した溶液に、氷−水
浴で冷却しながら金属ナトリウム0.27 g(11,
88mmol)を少量ずつ加えた。2時間加熱還流した
後エタノールを減圧下に留去した。残渣を水10g+f
で希釈し、濃塩酸を用いて注意してp113〜4の酸性
にすると白色沈澱物を生成した。
2〜3分間分間氷浴水浴却放置した後、白色沈澱物を吸
引濾取し、少量の水およびエチルエーテルで洗浄し、乾
燥して0.56g(収率59.5%)の目的化合物を得
た。この化合物の分析結果を第1〜3表に示す。
合成例5〜14 第1表に示すマレイン酸無水物誘導体3.96mmol
、第1表に示すカルボキシアミド誘導体3.96mmo
 I及びトリエチルアミン0.7+nlを用いて、合成
例4と同様の方法でイミダゾリlン誘渾体を合成した。
この化合物の分析結果を第1〜3表に示す。
なお、第1表中の化合物■〜■、化合物■〜■は下記の
ものを示す。
化合物■:2.3−ジメチルマレイン酸無水物化合物■
:2,3−ジエチルマレイン酸無水物υ 化合物■:2−n−ブチルー3−メチルマレイン酸無水
物〇 化合物■:2.3−ジーn−ブチルマレイン酸無水物化
合物■:2−アミノー2.3−ジメチルブチルアミドC
I(CH3)z )1zN  CC0NHz Hff H2N  CCONH2 ぎ CH。
化合物■:2−アミノー2−メチルブチルアミドHzC
Hs HJ  CC0NHz Hs CHzCHzCI13 (1□N−C−C0NH。
■ CHzCH(CH3)z 「 HzN  CC0NHz CH。
化合物■:1−アミノー1−カルバモイル−シクロヘキ
サンHzN  CC0NHz CH。
合成例15 合成例2で得られた2、3−ジメチル−3−Z−(4−
イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸0.45 g(1,9mm
oりを炭酸カルシウム0.09g(0,9mmol)と
水5 ml!との溶液に加え、10分間攪拌した。次に
反応液を吸引濾過し、濾液を減圧乾固し、無水エーテル
で洗浄した後、乾燥して0.24g(収率50.0%)
の目的物を得た。この化合物の分析結果を第4〜6表に
示す。
合成例16 合成例15において炭酸カルシウムに代えて水酸化ナト
リウム0.08 g (1,9mmol)を用いたこと
以外は合成例15と同様の方法で目的物を得た。この化
合物の分析結果を第4〜6表に示す。
合成例17 合成例2で得られた2、3−ジメチル−3−Z−(4−
イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシ
リン−2−イル)アクリル酸0.5g (2,1mmo
l)を無水テトラヒドロフラン3mlに溶解した。この
溶液にイソプロピルアミン0.12g (2,1mmo
l)を加え、室温で20分間攪拌すると白色固体が析出
した。この固体を濾取し、少量の無水テトラヒドロフラ
ンで洗浄し、乾燥して0.6g(収率95.8%)の目
的物を得た。この化合物の分析結果を第4〜6表に示す
合成例18〜23 合成例17においてイソプロピルアミンに代えて第4表
に示す有機アミン2.1 mmolを用いたこと以外は
合成例17と同様の方法で目的物を得た。
この化合物の分析結果を第4〜6表に示す。
合成例24 (1)2−イソプロピル−2,6,7−)ジメチル−5
H−イミダゾ−(1,2−a)ピロリン−3(2H)、
5−ジオンの合成 乾燥アセトン30mj!中の2,3〜ジメチル−3−Z
−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−
イミダシリン−2−イル)アクリル酸2.0 g (8
,40mmol) 、無水炭酸カリウム1、28 g 
(9,26mmoり及びヨウ化メチル2.63g (1
8,48mmol)を含む溶液を攪拌シナカラ、1時間
加熱還流した。
放冷後、反応液中の不溶固体を濾過により除去し、アセ
トン10m1で洗浄した後、濾液と洗浄液を合わせ、濃
縮した。残渣を酢酸エチル200II11に溶解させ、
溶液を蒸留水100++j!で1回、飽和食塩水100
1I+/!で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
し、そして濃縮した。析出した淡黄色固体をジエチルエ
ーテル、n−ヘキサン混合溶媒で再結晶化させて、2−
イソプロピル−2゜6.7−)ツメチル−5H−イミダ
ゾ−(1,2−a〕ビロリン−3(2H)、5−ジオ7
1.26g(収率68.1%)を無色柱状結晶として得
た。
この化合物の分析結果を次に示す。
■ 融    点   96.0〜99.1℃■ 元素
分析値 (C+ z H+ b N z O□)炭素 
  水素    窒素 実測値 65.8%  7.2%  12.5%計計算
面直 65.5%    7.3 %    12.7
 %■ 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)の吸収
ビーク(cm−’) 1790.1720.1665 (C=O,C=N) ■ プロトン核磁気共鳴スペクトル(特性吸収ppm+
溶媒: CDCj?、、内部標準TMS)0.80.0
.96 (CH,x2,6H)1.35      (
CHs、   3H)193.2.10 (CH,x2
,6H)1.97      (CH,IH) ■ 構造式 %式% リン−2−イル)アクリル酸メチルの合成メチルアルコ
ール10m6中の2−イソプロピル−2,6,7−ドリ
メチルー5H−イミダゾ−(1,2−a)ピロリン−3
(2H)、5−ジオン1.20 g (5,45mn+
ol)を含む溶液を水冷。
攪拌しながら、この溶液にトリエチルアミン2.3ml
!(16,5mmol)を反応温度が10℃を越えない
ように少量ずつ加えた。その後、水冷を除き、反応溶液
を室温において3時間攪拌した。反応溶液からメチルア
ルコールを減圧留去し、残渣に氷水2On+j!を加え
、ただちに5%塩酸水溶液を用いてpH4〜6に調整し
た。水溶液から酢酸エチル30mnで3回抽出した後、
有機相を蒸留水50telで1回、飽和食塩水50m1
で1回洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮し
た。析出した淡黄色固体を塩化メチレン、n−へキサン
混合溶媒で再結晶化し、純粋な2,3−ジメチル−3−
Z−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2
−イミダシリン−2−イル)アクリル酸メチル0.62
g(収率44.9%)を得た。
この化合物の分析結果を第7〜9表に示す。
合成例25 合成例24(1)と同様にして合成した2−イソプロピ
ル−2,6,7−)ツメチル−5H−イミダゾ−(1,
2−a)ピロリン−3(2H)。
5−ジオン0.83 g (3,77mmol)をn−
ブチルアルコール5 tallに溶解した中に水冷下、
水素化ナトリウム0.46 g  (11,4mmol
)を加えた後、室温で20分間攪拌した。その後、反応
液に酢酸エチル20mfと水20mj2を加え攪拌した
酢酸エチル相を飽和食塩水、飽和炭酸水素ナトリラム、
飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、減圧下に酢酸エチルを留去した。
残渣をシリカゲルカラムに充填し、トルエン酢酸エチル
の混合溶媒で溶離することによって0.49g(収率4
4.1%)の粘稠油状物を得た。
この化合物の分析結果を第7〜9表に示す。
合成脅1j26 (1)ジクロロ−アミドカルバモイルアクリル酸トリエ
チルアンモニウム塩の合成 無水テトラヒドロフラン50+j!中の2−アミノ−2
,3−ジメチルブチルアミド5.OOg(38,5mm
ol)の攪拌した溶液に、水浴により液温を10℃以下
に保ちながら、2.3−ジクロロマレイン酸無水物6.
42 g (38,5vwol)を少量ずつ加えた。発
熱がおさまり液温が一定になった後、10℃以下におい
てトリエチルアミン6.0mβ(43,2mmol)を
少量ずつ加え、その後室温において、さらに4時間攪拌
した。析出した白色固体を減圧濾過し、無水テトラヒド
ロフラン30m2で洗浄し、乾燥してジクロロ−アミド
カルバモイルアクリル酸のトリエチルアミン塩12.6
3g(収率7G、9%)を得た。
この化合物の分析結果を以下に示す。
■ 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)の吸収ピー
ク(am−’) 163 Q、I 690 (0=CNHz、0=CNH
0=CO−) 2690       (NoH(CzHs)i)33
90       (0=CNHt)■ プロトン核磁
気共鳴スペクトル(特性吸収ρpm。
溶媒:メタノールーd4.内部標準TMS)0.99 
    (CH3x2 .6H)1.30     (
CH,x3 .9H)1.47     CCH3,3
H) 1.7〜2.3   (CH、IH) 3.18     (CHt x3 .6H)■ 構造
式 (2)ジクロロ−アミドカルバモイルアクリル酸メチル
の合成 アセトン80a+J中のジクロロ−アミドカルバモイル
アクリル酸トリエチルアンモニウム塩12.50g (
31,4mmol)を含む懸濁液に、室温において硫酸
ジメチル11.88 g (94,2mmol)を加え
、その後この溶液を固体が完全に溶解するまで加熱した
。さらに室温において7時間攪拌した後、溶媒を減圧除
去し、−晩装置した。
残渣に酢酸エチル300111を加え、有機相を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液100m/で1回、水100m
j!で1回、さらに飽和食塩水100mj!で1回洗浄
し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、そして濃縮した。
残渣にジエチルエーテル、  n −ヘキサン混合溶媒
を加え、攪拌し、析出した淡黄色固体を減圧濾過した後
、さらに同溶媒で再結晶化することにより、純粋なジク
ロロ−アミドカルバモイルアクリル酸メチル6.68g
(収率62.7%)を得た。
この化合物の分析結果を以下に示す。
■ 赤外線吸収スペクトル(KBrBr法)の吸収ピー
ク(CII+−9 1655,1700(0=CNH,,0−CNH−)1
730       (0=COCH3)3330、 
3450  (0=CNHz)■ プロトン核磁気共鳴
スペクトル(特性吸収ppm+溶媒: CDCff、+
 、内部標準TMS)0.99     (CH,X2
 .6H)1.58     (CH,,3H) 2.0〜2.6   (CH、IH) 3.81     (OCH,,3H)5.7〜7.0
  (NH,NHz 、3H)■ 構造式 (3)2.3−ジクロロ−3−Z−(4−イソプロピル
−4−メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イ
ル)アクリル酸メチルの合成無水トルエン13m#中の
ジクロロ−アミドカルバモイルアクリル酸メチル1.5
0 g (4,82nu++ol)および五塩化リン2
.51 g (12,Oo+mol)を含む懸濁液を攪
拌しなから3o分間、50℃に加熱した。次に室温にお
いてさらに3時間攪拌した後、反応液に氷片約20gを
加え、激しく攪拌しながら炭酸水素ナトリウムの固体を
直接加えることによって、水相のpi(を7〜9に調整
した。二相を分離した後、さらに水相を酢酸エチル50
mjl!で3回抽出し、有機相を一緒にし、飽和炭酸水
素ナトリウム水?8?(1,50m1.水50mβ1次
いで飽和食塩水501!で洗浄し、無水硫酸すl−’J
ウム上で乾燥し、濃縮した。
析出した黄色針状結晶を塩化メチレン、n−ヘキサン混
合溶液で再結晶化させて、イミダブリノン誘導体である
2、3−ジクロロ−3−Z−(4−イソプロピル−4−
メチル−5−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)ア
クリル酸メチル1.04g(収率73.8%)を得た。
この化合物の分析結果を第7〜9表に示す。
合成例27 合成例26の(3)により合成した2、3−ジクロロ−
3−Z−(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ
−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸メチル1.
0 g (3,41mmol)を12規定塩酸7.0m
Aに加え、撹拌溶解させた。
その後、溶液の温度を38〜40℃に保ちながら約10
0時間撹拌を続けた。析出した白色固体を減圧濾過し、
乾燥し、目的物0.82g(収率76.2%)を得た。
この化合物の分析結果を第7〜9表に示す。
合成例28 2−イソプロピル−3−メチルマレイン酸無水物1.0
 g (6,5mmol) 、  2−アミノ−2,3
−ジメチルブチルアミド0.89 g (6,85mm
ol)及びトリエチルアミン1.07  ml  (7
,67mmol)を合成例1と同様な方法で反応させた
。48時間反応後、溶媒を減圧除去し、白色固体を得た
。この固体を無水エタノール15 Illに溶解した。
この溶液に金属ナトリウム0.37 g (16,1m
mol)を溶解した無水エタノール溶液10mfを水冷
攪拌上滴下した。滴下後2時間加熱還流した後、エタノ
ールを減圧下に留去した。残渣を水20mJで希釈し、
濃塩酸を用いてpH3〜4の酸性にすると白色沈澱物が
生成した。
これを吸引濾取し、水洗後乾燥して1.1g(収率63
.6%)の目的化合物を得た。この化合物の分析結果を
第7〜9表に示す。
合成例29 2−シクロへキシル−3−メチルマレイン酸無水物1g
 (5,15mmo+) 、  2−アミノ−2,3−
ジメチルブチルアミドO−7g (5,38mmol)
及びトリエチルアミン0.84 mA  (6,02m
mol) 。
金属ナトリウム0−3 g (13mmo+)を用いた
ほかは、合成例28と同様の操作を行い、粗生成物1g
を得た。
これをシリカゲル60g、酢酸エチル/トルエン(2/
1)混合溶媒でカラムクロマト精製し、純粋な目的化合
物0.6g(収率38%)を得た。
この化合物の分析結果を第7〜9表に示す。
合成例30.31 合成例15において炭酸カルシウムに代えて、炭酸カリ
ウム0.23 g (1,64mmol)  (合成例
30)または炭酸マグネシウム0.07 g (1,6
4mmol)  (合成例31)を用いたこと以外は、
合成例15と同様の方法で目的物を得た。
これらの化合物の分析結果を第4〜6表に示す。
合成例32〜35 合成例17において、イソプロピルアミンに代えて、第
4表に示す有機アミン2.1 mmolを用いたこと以
外は合成例17と同様の方法で目的物を得た。これらの
化合物の分析結果を第4〜6表に示す。
合成例36 2−メチル−3−フェニルマレインMm 水物1、1 
g (5,87mmol)と2−アミノ−2,3−ジメ
チルブチルアミド0.84 g (6,46mmol)
及びトリエチルアミン0.71 g(7,04mmol
)を用いて合成例4と同様の方法で合成した(収率67
.6%)。この化合物の分析結果を第7〜9表に示す。
合成例37 2−フェニルマレインH無水物0.82 g (4,7
mmoりと2−アミノ−2,3−ジメチルブチルアミド
0.67 g (5,1mmol)及びトリエチルアミ
ン0、57 g (5,64mmol)を用いて合成例
4と同様の方法で合成した(収率56.6%)。この化
合物の分析結果を第7〜9表に示す。
合成例38 乾燥テトラヒドロフラン201111に、2.3−ジメ
チルマレイン酸無水物1.29 g (10,26mm
ol)を溶解した中に、2−アミノ−2,3−ジメチル
チオブチルアミド1.50 g (10,26mmol
)とトリエチルアミン1.25 g  (12,31m
mol)を一度に加え、室温で3日間撹拌した。
反応液を減圧下に濃縮した後、乾燥エタノール20m1
l!に溶解した。この溶液に、金属ナトリウム0.71
 g (30,87mmoりと乾燥エタノール20m2
から調製したナトリウムエチラートのエタノール溶液を
冷却攪拌下に加えた。1時間加熱還流した後、減圧下に
溶媒を留去した。
残渣を100m7!の水に溶解した後、冷却しながら、
濃塩酸を滴下してpH3〜4に調整すると、白色沈澱物
が析出してきた。10分間、冷却攪拌を続けた後、沈澱
物を吸引濾取した。沈澱物を約10mj2の冷水で洗浄
した後真空乾燥することによって目的化合物1.33g
(収率51.0%)を得た。この化合物の分析結果を第
7〜9表に示す。
合成例39 ジメチルフマル酸モノメチルエステル1.03g(6,
52mmol)に塩化チオニル6 mjl!を加え室温
下4時間攪拌後、過剰のチオニルクロライドを減圧上留
去した。得られた酸クロライドに無水のエチルエーテル
10m6を加え、この溶液を2−アミノ−2,3−ジメ
チルブチルアミド0.85 g(6,54mmol) 
、  トリエチルアミン0.725g(7,18mmo
l)無水エチルエーテル5IIll、無水アセトン5m
lを含む溶液に滴下し、室温下4時間攪拌した。
その後、溶媒のエチルエーテルとアセトンを留去し、水
を加え生ずる沈澱物を濾別し乾燥して0.84g(収率
47,7%)の2.3−ジメチル−E−アミドカルバモ
イルアクリル酸メチルを得た。
なお、原料に用いたジメチルフマル酸モノメチルエステ
ルは文献記載(JAC3,刹、 1585(1933)
)の方法で合成した。
次に、ここで得られた2、3−ジメチル−E−アミドカ
ルバモイルアクリル酸メチル0.84gに五塩化リン1
.64 g (7,87mmol) 、  トルエン3
 mllを加え、室温下5時間攪拌した。
その後、水を加え得られる溶液を炭酸水素ナトリウムで
中和し、酢酸エチルで抽出を行い0.7gの2,3−ジ
メチル−3−E−(4−イソプロピル−4−メチル−5
−オキソ−2−イミダシリン−2−イル)アクリル酸メ
チルエステルを得た。
(収率88.1%)。このものの分析結果を第7〜9表
に示す。
実施例 (1)除草剤または植物生長調節剤の調製単体としてタ
ルク(商品名ニジ−クライト)97重量部、界面活性剤
としてアルキルアリールスルホン酸塩(商品名:ネオペ
レノクス、花王アトラス■製)1.5重量部およびノニ
オン型とアニオン型の界面活性剤(商品名:ソルポール
800A、東邦化学工業■製)1.5重量部を均一に粉
砕混合して、水和剤用担体を得た。この水和剤用担体9
0重量部と第10表に示す化合物(イミダシリン誘導体
)10重量部を均一に粉砕混合して除草剤または植物生
長調節剤を得た。
(2)生物試験(茎葉処理試験) 畑地土壌を充填した1/2000アールのワグネルポッ
トに、ノビエ、メヒシバ、マルバアサガオ、ダイコン、
イチビの種子を播種し、覆土後、温室内で育成し、これ
ら植物の1〜2葉期に上記(1)で得た所定量の除草剤
を、水に懸濁し、100A/10アール相当の液量で、
茎葉部へ均一にスプレー散布した。その後、温室内で育
成し、処理後20日ロー除草効果を下記の基準にしたが
って判定した。結果を第10表に示す。
(判定基準) 除草効果の程度  除草効果(殺草率)0     5
%未満(はとんど効果なし)1     5〜20% 2    20〜40% 3    40〜70 4    70〜90 5    90%以上(はとんど完全枯死)但し、上記
の殺草率は、薬剤処理区の地上部生草重および無処理区
の地上部生草垂を測定して下記の式により求めたもので
ある。
(3)生物試験(畑土壌処理試験) 畑地土壌を充填した1/2000アールのワグネルポソ
トに、ノビエ、メヒシバ、マルバアサガオ、ダイコン、
イチビの種子を播種し、覆土後、第11表に示す化合物
を用いて上記(1)と同様にして調製した所定量の除草
剤を、水に懸濁し、土壌表面へ均一にスプレー散布した
。散布後、温室内で育成し、処理後20日ロー除草効果
を上記(2)と同様の基準にしたがって判定した。結果
を第11表に示す。
(4)生物試験(芝生生長抑制試験) コラライ芝を115000ワグネルポツトに移植し、全
面均一に生育するまで温室内で育成した。
これを2印の草丈となるように刈り込み、上記(1)で
得た所定量の本発明の薬剤、及び対照剤(商品名:エン
バーク液剤1ロ産化学工業)を水に懸濁し、100 !
!/10アール相当の液量で、茎葉部へ均一にスプレー
散布した。薬剤散布1ケ月後に、草丈、薬害の有無を調
査し、下式にしたがい草丈抑制率を算出した。結果を第
12表に示す。
′612表 手続補正書働式) %式% 1、事件の表示 特願昭61−286069 2、発明の名称 イミダシリン誘導体、その製造方法およびそれを有効成
分とする除草剤 3、補正をする者 住所 東京都中央区京橋1丁目1番10号5、補正命令
の日付 昭和63年4月20日 昭和63年5月lO日(発送日) 6、補正の対象 明細書の発明の名称の欄 7、補正の内容 明細書第1頁の発明の名称「イミダシリン誘導体、その
製造方法、それを有効成分とする除草剤および植物先長
調節剤」を「イミダシリン誘導体。
その製造方法およびそれを有効成分とする除草剤」に訂
正する。
(以上)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、それぞれ水素原子、低級ア
    ルキル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基あるいはフ
    ェニル基を示し、R^3、R^4はそれぞれ水素原子、
    低級アルキル基、シクロアルキル基あるいはR^3、R
    ^4を含むシクロアルキル基を示し、Zは、酸素原子あ
    るいは硫黄原子を示し、Mは水素原子、塩基残基あるい
    はエステル残基を示す。〕で表わされるイミダゾリン誘
    導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2はそれぞれ水素原子、低級アル
    キル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基あるいはフェ
    ニル基を示す。〕 で表わされるマレイン酸無水物誘導体と 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^3、R^4はそれぞれ水素原子、低級アル
    キル基、シクロアルキル基あるいはR^3、R^4を含
    むシクロアルキル基を示し、Zは酸素原子あるいは硫黄
    原子を示す。〕で表わされるアミン誘導体とを塩基の存
    在下で反応させ、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、Zは前記と
    同じであり、B_1は塩基残基を示す。〕で表わされる
    カルバモイルアクリル酸誘導体塩を製造し、次いで該カ
    ルバモイルアクリル酸誘導体塩を塩基の存在下で環化脱
    水反応させて 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2、R^3、R^4、Zは前記と同
    じであり、B_2は塩基残基を示す。〕で表わされるイ
    ミダゾリン誘導体塩を製造し、その後該イミダゾリン誘
    導体塩を酸と反応させることを特徴とする 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2、R^3、R^4、Zは前記と同
    じである。〕で表わされるイミダゾリン誘導体の製造方
    法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、それぞれ水素原子、低級ア
    ルキル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基あるいはフ
    ェニル基を示し、Xはハロゲン原子を示し、Aはエステ
    ル残基を示す。〕で表わされる酸ハライドを 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^3、R^4はそれぞれ水素原子、低級アル
    キル基、シクロアルキル基あるいはR^3、R^4を含
    むシクロアルキル基を示し、Zは酸素原子あるいは硫黄
    原子を示す。〕で表わされるアミン誘導体とを塩基の存
    在下で反応させ、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、A、Zは前
    記と同じである。〕で表わされるカルバモイルアクリル
    酸誘導体を製造し、次いで該カルバモイルアクリル酸誘
    導体を、ハロゲン化リンの存在下で環化脱水反応させる
    ことを特徴とする 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、A、Zは前
    記と同じである。〕で表わされるイミダゾリン誘導体の
    製造方法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、それぞれ水素原子、低級ア
    ルキル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基あるいはフ
    ェニル基を示し、R^3、R^4はそれぞれ水素原子、
    低級アルキル基、シクロアルキル基あるいはR^3、R
    ^4を含むシクロアルキル基を示し、Zは、酸素原子あ
    るいは硫黄原子を示し、Mは水素原子、塩基残基あるい
    はエステル残基を示す。〕で表わされるイミダゾリン誘
    導体を有効成分として含有する除草剤。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、それぞれ水素原子、低級ア
    ルキル基、ハロゲン原子、シクロアルキル基あるいはフ
    ェニル基を示し、R^3、R^4はそれぞれ水素原子、
    低級アルキル基、シクロアルキル基あるいはR^3、R
    ^4を含むシクロアルキル基を示し、Zは、酸素原子あ
    るいは硫黄原子を示し、Mは水素原子、塩基残基あるい
    はエステル残基を示す。〕で表わされるイミダゾリン誘
    導体を有効成分として含有する植物生長調節剤。
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