JPS63269682A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS63269682A
JPS63269682A JP62103001A JP10300187A JPS63269682A JP S63269682 A JPS63269682 A JP S63269682A JP 62103001 A JP62103001 A JP 62103001A JP 10300187 A JP10300187 A JP 10300187A JP S63269682 A JPS63269682 A JP S63269682A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、色情報と明るさ情報とからなるカラー画像デ
ータを、画素のブロック単位で符号化するカラー画像デ
ータ符号化方式に関するものである。
[従来の技術] 従来のカラー画像データ符号化方式では、カラー画像デ
ータを明るさ情報と色情報とに分解して、ツレぞれを固
定長で符号化するのが一般的である。
[発明が解決しようとする問題点] ところが人間の視覚特性は解像度が高い画像と中間調画
像とを区別して認識できるが、この2つの相反する性質
を有するカラー画像を上記固定的な符号化方式で符号化
した場合に、もし符号長を短くとれば、符号化の圧縮効
率は向上するが人間の視覚特性を犠牲にする。例えば、
色情報に解像度情報がない時、特にブロック内にエツジ
を含む場合は色かにじんだり、細線が再生されるないな
どの問題が生じる。反対に、符号長を長くとれば、人間
の視覚特性にマツチするが、圧縮効率は低下する。
本発明は上述従来例の欠点を除去するために提案された
ものでその目的は、高効率かつ視覚的劣化の少ないカラ
ー画像データ符号化方式を提案するところにある。
[問題点を解決するための手段コ 上記i!l!aを解決するための本発明に係るカラー画
像データ符号化方式の構成は、明るさ情報と色情報から
なるカラー画像データを所定の大きさのブロックを単位
として符号化するカラー画像データ符号化方式において
、ブロック内におけるカラー画像データのエツジを検出
するエツジ検出手段と、ブロック内に上記エツジが検出
されたことを示す固定長の符号語を生成する生成手段と
、前記明るさ情報及び色情報とを夫々、上記エツジの有
無に応じて異なる長さの所定ビット長の符号語に符号化
する符号化手段とを備える。
[作用コ 上記構成の発明によると、検出されたエツジの程度に応
じて、前もって決められた長さではあるが、複数通りの
可変の長さに明るさ及び色が符号化される。
E以下余白] 以下、第1図〜第25図の添付図面に従って、本発明に
係る実施例を3例説明する。
[第一実施例] 〈画素ブロック〉 この第一実施例では説明を簡易にするために、画素ブロ
ックの大きさとして2×2画素とする。
第2図はその画素ブロックの分割を示す図である。第2
図では、画像は4ブロツク(2a〜2d)に分割されて
いる。1はカラー画素を示す。
カラー画素1は色の原刺激であるところのR(赤)、G
(緑)、B(青)の情報を複数ビットの情報(以下、こ
れを多値情報とする)として持っている。ここでは説明
の便宜上、R,G、Bの各信号は8ビットずつとする。
従って、1つのカラー画素は全体で24ビットの情報量
をもつ。第3図はそうした画素のブロック内の構成を表
す。
同図において、3a〜3dは第2図の1つのカラー画素
を表す。以下、この画素ブロック内のカラー画素3a、
3b、3c、3dのカラー画像データを夫々類に、x、
、、x、2.x2.、X22とする。
各画素<7) X + +−X 22は前述のように:
R,G、  Bの多値情報である。XllのRの情報を
R11とし、同様にG、BL”対してGll+  B1
1とし、X12゜X2.、X22についても同様とする
と、X 1+= (Rll+ G 目、  B ++)
 −X 12= (R12・ G 12+  812)
・X2+= (R21,G21.  B11) −X2
2°(R22,G22.  B22) −となる。
〈第一実施例全体の概略〉 第1図は第一実施例に係る符号化装置の全体ブロック図
である。この符号化装置は、4画素をlブロックとして
ブロック毎に符号化して、そのブロックの特徴に応じて
第9A図又は第9B図に示した如き符号化コードに変換
するものである。その符号化過程で、RGB信号は、R
OM4により、Y(明るさ)IQ(色差)信号に変換さ
れ、変換されたYIQ信号はその信号毎に、特徴抽出回
路8,9.10により特徴を抽出され、更にその特徴に
応じて、符号器11.12により2通りに符号化(符号
器11は第9A図のフォーマットのように、符号器12
は第9B図のフォーマットのように符号化する)し、こ
れら2つの符号化コードのいずれか一方を、合成器73
から出力するものである。
第4図は、第9A、B図と共に、第一実施例に係る符号
化の概略を表わしたものである。同図において、符号化
の特徴を理解し易くするために、復号化の手法も合せて
示す。mYはブロック内の平均の明るさを示す。OYは
ブロック内の明るさについてのエツジ情報(本実施例で
は、Yl、の標準偏差)であり、NIJはブロック中心
(明るさmyをもつ)から各画素方向への明るさ変化を
上記標準偏差OYで規格化したもの、即ち、NIJ= 
(YIJ  my ) / ayである。従って、復号
化により、 YIJ′=NIJ°σy+my 11  ’=m1 1o’=m。
が得られる。第1図実施例の回路は上記符号化を実現す
るように構成されている。
(RGB−YIQ変換〉 第1図に戻って、4はRGB情報をYIQ情報に、テー
ブルを参照して変換するための信号変換用の読み出し専
用メモリ(以下、ROMと略す)であり、Y、1.Qは
一般にTV信号として用いられている輝度情報Yと色差
情報I、Qである。
この信号変換用ROM4は人力アドレスとしてR,G、
B情報を使用し、出力データとしてY。
1、Q情報を出力する。そこで、Xl+から算出される
Y情報をY++、I情報をI++、Q情報をQ1□とす
る。以下、X12+ X21+ X 22についても同
様である。
5.6.7は信号変換用ROM4によって変換された1
ブロツクのY、1.Q情報を、YIQ毎に蓄積するレジ
スタである。即ち、5はY情報レジスタ、6はI情報レ
ジスタ、7はQ情報レジスタである。これらのレジスタ
5,8.7には、X ll+ X +2+ X 21+
 X 22から算出されたY11〜Y22.I、、〜I
 221 Q lt−Q 22情報が順番に取り込まれ
る。
〈特徴抽出〉 ブロック内の情報としてx llx x 22の全ての
情報は、レジスタ5〜7に蓄積された後、レジスタに接
続している演算器8〜10に入力される。これらの演算
器8〜10の構成は第5図に示した通りである。ここで
、演算器8は第5図に示した回路構成であり、演算器9
.10は第5図中で平均値算出器22を含む破線で示し
た部分34の構成と等価である。
演算器8は、ブロック内の信号Yについての平均値my
、明るさについてのエツジ情報を示すδ7、そして各画
素方向について前記平均値myから各画素のyll−y
22の明度変化を前記σ7により規格化したものを算出
する。又、演算器9゜10は、夫々I情報のブロック内
の平均値m1、Q情報のブロック内の平均値m0を算出
する。
演算器について第5図を用いて、Y情報の特徴抽出を行
なう回路8を例にして説明する。端子18はYl、情報
を入力し、端子19はY12、端子20はX2+、端子
21はY22情報を人力する。平均値算出器22はこれ
らの情報を全て加算し、その和を入力情報の数(4個)
で除算する。この場合は、平均値算出器22の出力のう
ち下位の2ビットを下位側へシフトオフすることにより
、4の除算を行う。従って、平均値算出器22の出力m
7は mY=ΣY五」/4 となる。
尚、前述したように、演算器9.10は第5図の破線3
4で囲んだ部分のみで構成された回路を流用し、その出
力端子28よりI、Qについてのブロック内の平均値m
、、noを出力する。
続いて演算器8によって算出される明るさについてのエ
ツジ情報量σ7について説明する。この第一実施例では
、明るさについてのエツジ情報量σ7として、ブロック
内の標準偏差値を用いる。
この標準偏差σアを求めるために、減算器23、ROM
24.26、そして平均値算出器25が用いられる。R
OM26から出力されるσ7は、a Y2 == (Σ
(Y IJ  m)2/4 ) ”2(i=1.2.j
=1.2) で計算される。
即ち、減算器23には画素の明るさ情報Yll〜Y22
が被減算値として入力され、ブロック内の平均値m7が
減算値として入力される。従って、減算器23からは各
画素の明るさ情報YIJの平均値myからの差分値SI
Jが出力される。即ち、S IJ” Y IJ  m (i=1.2.j=1.2) である。これら差分値S目はROM24に人力される。
ROM24は人力の2乗したものを出力するROMであ
る。ROM24の出力は各画素の差分値SIJを2乗し
たもの、つまり、 5IJ2= (YIJ  m) 2 (i=1.2.j=1.2) を出力する。これら各画素の差分値SIJの2乗値は平
均値算出器25に人力されその出力σY′はOY2−Σ
S IJ2/ 4 となり、これはブロック内の分散である。この結果はR
OM26に人力される。ROM26は人力の平方根を出
力する。つまり、 σ7=(Σ5、.2 / 4 ) I/2を出力する。
これはブロック内の標準偏差値を表す。これを明るさに
ついてのエツジ情報量0として端子29より出力する。
上記のROM24.26はLUT (ルックアップテー
ブル)方式のROM等を用いればよい。
第一実施例では、このOYの値をブロック内にエツジが
存在するか否かの目安としている。
次に、Y情報量、〜Y21を規格化する方法について述
べる。前述の減算器23の出力は、平均値myと各Y1
1〜YHとの差分値Sll〜S22である。除算器27
にて、これらの差分値を標準偏差値σYで除算する。即
ち、この商を特徴とする特許 である。ただし、標準偏差値σYが°゛0゛′のときは
、N目は全て0とする。oYは標準偏差であり、即ち、
各画素の平均的なバラツキである。このoYでSIJを
除したN目は、第4図の示すように、ブロックの中心位
置から各画素方向への明るさの勾配を示すものと考えら
れる。S目も勾配と考えられるが、07で規格化するこ
とにより、NIJはブロックの大きさに依存しない勾配
を示す量となる。尚、NIJはYIQが夫々8ビットで
あることに鑑み、9ビット長とする。
端子30からはYllの規格値C1lを、以下、端子3
1からはYI2の規格値CI2、端子32からはY2.
の規格値C21を、端子33からはY22の規格値C2
2を出力する。
(符号化〉 これら演算器8の出力であるmy、σY、N目ハ符号器
11に入力され、そして演算器9.10の出力であるm
 ) + m gと前記OYとは符号器12に人力され
る(第1図参照)。
明るさ情報の符号器11のブロック図を第6図に示す。
符号器11はROM41、ROM42及びセレクタ43
から成っている。端子37〜40には、第5図の演算器
8出力であるσY+NIJが人力され、入力端子36に
は同様にエツジ情報量OYが入力する。ROM41、R
OM42は、夫々人力規格化値NIL〜N22をその大
きさによって数段階に量子化する。前述の様に、R,G
、Bが各8ビットであるとき、Y、I、Q情報も各8ビ
ットの情報を持ち、また規格化値Nll〜N22も9ビ
ット(=512段階)の情報量をそれぞれが持っている
。そこで、各規格化値NIJを、ROM41では、4ビ
ット(=16段階)に等分割量子化し、ROM42では
3ビット(=8段階)に等分割量子化して、夫々情報量
を減じる。このように、量子化の程度を変えているのは
、ブロックがエツジ等の構造を含まない場合は、量子化
を粗くしても問題がないからである。従って、ROM4
1からの出力はN ll+ N 12、N 21 + 
N 22の順で16ビット長、ROM42からの出力は
同じり12ビット長となる。
ROM41出力はセレクタ43へ送出される。
一方、ROM42の出力の12ビットは、更に、下位ビ
ットに4ビットの°’oooo”を付加して、セレクタ
43に送出される。セレクタ43は、これらROM41
、ROM42の出力を、明るさについてのエツジ情報量
σYの大きさに応じて選択出力する。即ち、T、を予め
決められた閾値とすると、 NIJ:4ビット量子化(σy>T+)N、j:3ビッ
ト量子化(dy<T+)である。このように07の大き
さによって異なる量子化を行なうのは、明るさ情報Yに
基づいてブロワ□り内に明るさの大きな変化が存在した
と判断したときは、明るさに関連する情報(特に、N 
IJ)の量子化密度をこまかくとる。逆に、ブロック内
に明るさの大きな変化が存在しないと判断したときは、
明るさ情報の情報量を小さくとり、結果的に色情報の情
報量を大きくとることを可能にする。
このようにして選択されたセレクタ43の出力の最上位
ビットの部分に対して、明るさについてのエツジ情報量
OY (7ビット)を付加し、さらにその下位にブロッ
ク内の明るさ情報の平均値m7 (8ビット)を付加し
て、明るさ情報(全31ビット)として端子44より出
力する。尚、第6図中の’1isav LSBJ等の符
号はシフト器を表わし、例えば、シフト器63は、MS
B側の人力データをMSBから順にその入力幅で入力し
て並べ、次にLSB入力側の入力データを、前記MSB
側入内入力データから順に並べる事を行なう。
次に、色情報(1,Q)についての符号化を行なう符号
器12(第3図)のブロック図を第7図に示す。
端子46は演算器9(第3図)から出力されたI情報の
ブロック内の平均値m+を人力する。同様に端子47は
Q情報のブロック内の平均値mQを人力する。セレクタ
48の一方の入力は、ml。
moをI、Qの順番で結合したものである。ml。
moは夫々8ビットの大きさであるから、結合したもの
は16ビットである。一方、セレクタ48の他方の人力
は、シフト器64.65にて、平均値m r 、 m 
oをそれぞれ下位2ビットずつ削除したものを、シフト
器66により、上位ビットより1、Qの順番で結合した
ものに、シフト器67により、上位ビットに4ビットの
O”を付加したものである。セレクタ48は、これらの
2つの人力をエツジ情報量OYの大きさによって選択出
力する。つまり、 平均値ml、mQ : 6ビット量子化(σ〉T、) 8ビット量子化(σ〈T、) である。エツジ情報量OYの大きさが前述の予め決定さ
れた閾値T1より大きければ(σ〉T1)、後者の人力
、即ち、平均値ml、m0が6ビットずつで上位に4ビ
ットの0”を付加したものを選択する。逆に、σ7の大
きさが前述閾値T1より小さければ、前者の人力、即ち
、平均値ml、mQの8ビットずつをそのまま結合した
ものを選択する。つまり、明るさ情報によって、ブロッ
ク内に明るさの大きな変化が存在したと判断したときは
、色情報の情報量を小さくし、逆に、存在しないと判断
したときは色情報の情報量を大きくする。
このようにして選択されたセレクタ48の出力は端子4
9より第3図に示した合成器13の一方の入力となる。
〈合成〉 符号器11.12の出力は合成器13へ人力される。こ
の合成器13の構成を第8図に示す。同図において、端
子50は符号器11からの、明るさ情報を符号化したも
のを人力する。端子51は符号器12からの、色情報を
符号化したものを入力する。シフト器70にて明るさ情
報から下位4ビットを、シフト器71にて色情報から上
位4ビットを取り出し、OR回路52によって、上記の
4ビットについての論理和を上位ビットから計算する。
つまり、明るさについてのエツジ情報量OYの大きさが
前記閾値T1より大きい場合、シフト器70のLSB出
力の4ビットには明るさ情報の有意な情報が人っており
、シフト器71のMSB出力の4ビットには°°0°′
が入っているので、OR回路52の出力は明るさについ
ての有意な情報(4ビット長)となる。逆に、σ7が前
記閾値T1より小さい場合は、シフト器70のLSB出
力には°゛0°°が、シフト器71のMSB出力には色
情報の有意な情報が人っているので、OR回路52の出
力は色についての4ビットの有意な情報となる。
シフト器72では、明るさ情報の下位4ビットを除いた
情報(27ビット)を最上位とし、次にOR回路52の
出力(4ビット)を配置し、最下位に色情報の上位4ビ
ットを除いた情報(12ビット)配置して端子53より
出力して符号化を終了する。
このようにして符号化された43ビットのビットの配置
を第9図に示す。第9A図はエツジ情報量σ7が閾値T
1より大きかった場合、第9B図はOYが前記閾値T、
より小さかった場合の符号のビットの配置である。又、
同図の上の数字はビットの位置を示している。
〈復号化〉 また、第一実施例による符号の復号化は前述の手順の逆
を行えば良い。即ち、人力符号の最上位の37〜42ビ
ット(σ1)を取り出し、前記の閾値T1と比較して、
ブロックが明るさの大きな変化を含むものであるかを調
べて、符号のビットの配置が第9A図に示すものか、第
9B図に示すものかを判断する。次に、36〜28番目
のビットをY情報の平均値myとして取り出す。
また、各画素のY情報Yll〜Y22を規格化したNl
l−N22を、ブロック内に明るさの大きな変化が有る
と判断した場合(89A図)は4ビットずつ取り出し、
ないと判断した場合(第9B図)は3ビットずつ取り出
して得る。残りのビットについては、これらを2つに分
けて、上位をI情報のブロック内平均値m1、下位をQ
情報のブロック内平均値m0として得る。
従って、再生されるY情報、■情報、Q情報を各画素毎
にYl、′〜Y22′、  I11’〜122′+Q+
+”〜Q22′とすると、 YIJ′=N1jxaY+my 1、J   =m! QIJ   ”mQ (i=1.2.j=1.2) さらに、符号化時と同様にYIQ情報をRGB情報に、
テーブルを参照して変換するためのROMを用いて再生
されたRGB情報R”、G′。
B′を得る。このようにして符号化の逆手順によって復
号すればよい。
く第一実施例の変形〉 上記第一実施例では、明るさについてのエツジ情報量と
してブロック内の標準偏差値を使用したが、他にもブロ
ック内の画素値の最大値と最小値の差を使用して、回路
構成を簡易化することもできる。また、実施例では符号
化するための情報形態としてTV方式のY、I、Q情報
を用いたが、他の明るさ情報と色情報に分解する情報形
態、例えばCIE 1976  (L” 、  ” 、
 b” )空間のL′、a”、b″情報あっても勿論良
い。また実施例では説明を簡易とするために、符号器と
してビットの間引き割り付けを用いたが、他の符号化、
例えばベクトル量子化符号化であっても勿論良い。
〈第一実施例の効果〉 この第一実施例によると、符号化前にはブロックあたり
の情報量は96ビットであったか、これを符号化して4
3ビットとし、圧縮率44.8%を達成している。更に
、エツジの有無に応じた符分化を行なわないで明るさ情
報、色情報を独立に固定長符号化を行ったとき、明るさ
情報31ビット、色情報16ビット、合計47ビット必
要であるが、エツジの有無に応じた符号化を行なうこと
により、これを更に4ビット減して、かつ視覚的劣化の
少ない符号化が可能となる。
かくして、カラー画像を複数の画素ブロックに分割して
ブロック単位で明るさ情報と色情報を分解し、全体で固
定長の符号化を行うとき、■・符号化の途中で容易に生
成される明るさについてのエツジ情報量(例えば標準偏
差)の情報をもとに、明るさ情報と色情報の情報量の大
きさを変え、可変符号化し、全体で固定長の符号化を行
うことによって、人間のマスキングの視覚特性を生かし
て視覚的な劣化がなく、高能率が得られる符号化を実施
できる。
■二また、ブロック単位で固定長の符号化であるために
、画像メモリ等に格納する場合、画素の画像内の位置関
係を保つことが可能である。従って、画像の大きさによ
って必要なメモリ量は一定とすることができ、かつ画像
処理を施すときも、周辺近傍画素の情報が容易に抽出す
ることか可能となる。
[第二実施例] 第10図以下の図面を用いて、第二実施例を説明する。
〈第二実施例全体の概略〉 前述の第一実施例は、明るさが大きく変化する部分の有
無を、明るさYの標準偏差σ7.規格情報NIJ等から
判断していたが、この第二実施例では、上記用るさの大
きく変化する部分を色情報(例えは、IQ)をも加味し
て判断するものてあ3す る。第10図は、その第二実施例に係る符号化装置の全
体ブロック図である。この第10図の回路構成を説明す
る前に、第11A図を用いて第二実施例の符号化の概念
を説明する。この実施例では、第一実施例と同じように
カラー画像データとして、YIQを用いる。このYIQ
のカラー画像データを、第11図に示すように、夫々(
SEL+ ’Y=mY+CIJ)、(Et、m+)、(
EO,mo)に符号化する。CIJは第一実施例のNI
Jを更に圧縮するために1ビットに符号化したものであ
るが、意味するところは同じである。符号化後のビット
構成は第17図に示す通りである。ここで、C目を除い
て、σy、my、ml、mg等の情報のもつ意味は第一
実施例と基本的に同じであり、ただ量子化のビット数の
点で異なる。
SELは、明るさエツジ情報σ7の値がある閾値を越え
て、画素ブロックがエツジ部分を含んでいるものと判断
されたときに、“1”となるビットである。このように
SELビットを付加するのも、第一実施例ではaYが固
定ビット長であったのに対し、第二実施例では第17A
、B図に示すように可変長であるから、復号化時にSE
Lビット情報が必要となるからである。σ7が可変長で
あると同時にmy、ml、mQも、前記SELに応じて
可変長である。
第11B図に、I、Q画像データからの符号化コードの
一部であるところのE l + E Qの概念の説明を
示す。例えば、カラー画像データのYがブロック内で、
第11B図のような明るい部分と暗い部分との分布をも
った場合に、明るい部分に対応するI (又はQ)の平
均値をml、暗い部分に対応するI(又はQ)の平均値
をmsとすると、上記E、、E、は、これらの平均値m
l とm5との差である。
CIJは第11B図に示したような明るさの分布(明る
さの構造)を示すものであるから、明るさ情報の復号化
は第一実施例と同じように、YIJ′=Crj°()y
 +mY により行なわれる。復号化時、SELは071m7のビ
ット長を知るのに使われる。色情報IQの復号化は、 11J′=C五3・El・SEL+mrQIJ’ =(
−z・EO・S E L+m0により行なわれる。ここ
で、ブロック内にエツジ等を含む場合は、SELは“0
”となるから、Ilj””ml Q1j′=m□ となり、第一実施例と同じである。即ち、SELが“0
”のとぎは強いエツジが存在しないから、CIJ、El
(又はEO)等の構造に関する情報の符号化が必要なく
、その分、m 、(m o)の量子化密度を上げて復号
化時の再現性を向上することができる。又、SELが°
1″のとぎは、明るさのエツジ情報のみならず、色に関
するエツジ情報E I (E O)も符号化され、それ
が復号化されるので、第二実施例では第一実施例よりも
更に解像度の再現性が向上するものとなる。
〈回路構成〉 第10図はかかる符号化を実現する回路の全体図である
。端子105からR11+ R12+ R21+ R2
2の順にR情報を入力する。また端子106からはG情
報を、R情報と同様の順で人力する。端子107もB情
報を人力する。変換部の08は入力されたR、G、B情
報からそれぞれの画素につい35嘩 て明るさ情報と色情報を分離して出力するための信号変
換部である。変換されたYIQ信号は夫々のレジスタ1
09,110,111に格納される。これらの変換部1
08.レジスタ109,110.111は、基本的には
第一実施例のROM4、レジスタ5,6.7と同じもの
である。
演算器112は上記’ Y 1mY + CI Jを出
力する。
判断器113はSELを出力する。平均器114はml
を、平均器115はmoを、夫々出力する。平均差分器
116はE、を、平均差分器117はEoを夫々出力す
る。合成器118.119は、夫々独立して、ブロック
内にエツジが存在する場合と、存在しない場合とで符号
化された上記情報を合成し、セレクタ120が前記SE
Lの値に応じて、合成器118,119の出力のいずれ
かを選ぶ。
〈画素ブロック〉 画素ブロックの大きさ、ブロック内の画素の画像データ
等については、前記第一実施例と同じであり、従って、
第二実施例に対しても第2図、第3図を援用する。
カラー画像データYIQの特徴抽出は演算器112、判
断器113、平均器114,115、平均差分器116
,117によりなされる。
く特徴抽出/符号化・・・・・・Y情報〉第12図はY
についての特徴抽出/符号化を行なう演算器112の構
成図である。尚、第12図中の破線で囲まれた部分は、
平均器114,115の回路と等価である。第12図に
おいて、端子122からはY、い端子123からはY1
2、端子124からはY21、端子125からはY22
をそれぞれ人力する。平均値算出器126はこれらの入
力に対して、その和をとり、人力情報の数で除算する。
従って、平均値算出器126の出力myは、 mY=(ΣYIJ)/4 (i=1.2.j=1.2) で表され、ブロック内の平均値となる。
続いて、127の減算器によって、各画素の情報YIJ
からブロック平均値myを引いたS目を、S II= 
Y IJ−my と得る。ROM12B、平均値算出器129.itOM
130により、 oY−((Σ3、.2 ) / 4 ) I/2が得ら
れ、これはブロック内の標準偏差値を表す。
最後に、Y情報Y++−Y22の規格化について述べる
。除算器131は、第一実施例と同じく、規格化値NI
Jを σ Y に従って演算する。コード器132はこれらのN目を、
予め決められた閾値T2と比較して2値化して、規格化
値コードC目を出力する。この2値化は次式に従う。
%式%:(: 第一実施例では規格化値NIJのみであったが、このN
iJを規格化値コードCIJに二値化することにより、
より効率の高い圧縮が果たせる。
このようにして、演算器112の端子137からはy+
1の2値化された規格化値コードC目、端子138から
はCI2を、端子139からはc2、を、端子140か
らはC22を出力し、端子135からはブロック内のY
情報の平均値myを、端子136からはmYの上位5ビ
ットを端子133からはブロック内のY情報の標準偏差
値σ、を、端子134からはこの07の上位4ビットを
出力する。
演算器112より出力されたブロック内の明るさのエツ
ジ情報(エツジ量)としての07は、判断器113に入
力される。この判断器113では、これらの値から、明
るさエツジ量σ7によって明るさと色の情報量を切換え
る信号、即ち上述のSELを生成する。
第13図は判断器113の構成図である。この第二実施
例では、Y情報の標準偏差値σ7を求め、このo7を予
め決定された閾値T3と比較する。その結果、 SEL=口:′:、″′、ミ+: とする。
5EL=1の場合は、色の解像度情報(El。
E、)を付加し、明るさ情報(m v 、oY)と色の
階調情報(ml、mo)のビット数を減じるような符号
化を行なう。
逆に5EL=Oの場合は、明るさ情報(my+σいと色
情報の階調情報(ml、mo)のビット数を増すような
符号化を行なう。尚、この比較器143の替りに、減算
器を用いて、その差の符号ビットを切換信号(S E 
L)として出力してもよい。
この切換信号は端子142より出力される。
こうして演算器112からは、Yの符号化コードa y
、my、C+j等が出力される。
〈特徴抽出/符号化・・・・・・iQ>次に、色情報の
符号化について述べる。
平均器114,115はブロック内のI、Q情報の平均
値を求める。平均値は、I、Q情報の情報量がそれぞれ
8ビットであるので、8ビットの情報量があれば充分で
ある。そこで、平均器114.115は8ビットの平均
情報(ml、mQ)を出力し、更に後述する合成器11
8,119が、ブロック内にエツジが存在するとき(S
EL=1)にはml、mQの上位6ビット(第17A図
参照)を、ブロック内にエツジが存在しないとき(SE
L=O)には8ビットのml、mQ  (第17B図参
照)を出力するようにしている。尚、前述したように、
この平均器114,115の回路は第12図の破線14
5で囲まれた部分と等価な構成回路が流用されている。
次に色についての解像度情報をコード化する手法につい
て説明する。第一実施例においては色の解像度というも
のは捨象していたが、第二実施例においては、この色の
解像度をE、、Eoとして符号化する。例えばブロック
内に異なる2つの色が存在する場合(第11B図参照)
は、ブロック内に明るさについてのエツジがある(SE
L=1)とみて、第11A、B図に関連して既に説明し
たように、このエツジによって区分けされる各々の画素
群(例えば、より明るい画素群(添字lで示す)とより
暗い画素群(添字、で示す))に分類する。そして各画
素群間で、色情報1.Q夫々についての平均値(mll
とmls、 mQlとmos)の差を、上記E、、E0
とするのである。即ち、ブロック内の色の配置E、、E
、は、明るさ情報の画素の配置情報であるところの規格
化コード値CIJに依存する。CI+をどのようにE、
、E、と関連付けされるかについては以下説明する。
第14図は、解像度情報E、、E、を求める第10図に
おける平均差分器116,117の構成図である。説明
の便宜上、第14図はIについての平均差分器116を
示すである。端子146〜149からは、演算器112
(第12図)からの規格化値コードC11””’C22
が人力される。これらのCIJはコード器132(第1
2図)によってコード化されているために1ビットの情
報量であると共に、CIJが1°°である画素は明るさ
情報Yの値の大きな画素であることを、又、CIJが“
0″。
である画素はYの値の小さな画素であることを意味する
カウンタ154は、C1jが°°1′°である画素の数
、つまり、ブロック内で明るさ情報Y値の大きな画素の
数nl+を計数する。一方、減算器168で、CIJが
“0”である画素の数、つまり、Y値の小さな画素の数
nlsを演算する(これはブロックの画素数が全部で4
であることから、n 、、= 4−n11で計算する)
。これらの” Il+  II Igは上記m 目9m
 Is+ mol、 mOgを除算器170,171で
演算するのに用いられる。
ゲート155〜158は夫々、CIJが°゛1″である
IIJのみを通すゲートである。従って、加算器159
は、ブロック内で明るさ情報YIJの大きな画素のみの
IIJの総和が演算される。除算器171は加算器15
9の出力ΣIIJをn目で除した平均値を出力する。即
ち、除算器171で出力されるmllは、明るくてCI
Jが“1°°であるところの画素群の平均色である。
反転器160〜163により、CIJは反転されている
から、除算器170の出力mlsは、暗くてC目がパ0
”であるところの画素群の平均色である。
減算器172はC1lによって出力を変更する。
即ち、C1lが“1°゛のとぎ、つまり画素X11の明
るさ情報の値が大きい場合、ml−ml、を出力、C1
1が°゛0′′のとき、つまり画素Xllの明るさ情報
の値が小さい場合、m15−m1lを端子173から出
力する。このml−ml、、若しくはm15−m1lを
Elとするのである。
く合成〉 上記の各回路で符号化して得た各符号化コードS E 
L、Oy+’my、C++NC22,E+、Eo 、m
I。
moは合成器118,119に人力される。
第15図は合成器18の構成図である。端子176から
端子の順に夫々、切換信号SEL、Y情報ブロック内標
準偏差値07、平均値my、規格規格化−コードl〜C
22、■の解像度情報E+、Qの解像度情報E0、ブロ
ック内のIの平均値m1、Qの平均値m0を入力する。
これらを、この順で上位より連結して端子187より合
成器118の出力として出力する。この合成器118は
、5EL=1の場合の符号化コードを連結するためのも
のであり、その連結後のフォーマットは第17A図に示
した如くである。合成器118に人力されるときのS 
E L、 ay、rnY、CIl〜C22,E +、E
o。
ml、mQの各ビット数は第15図にも示したあるよう
に、順に、1,7,8,1,1,1.1゜5.5,8.
8である。そして、合成器118は、5EL=1のとき
は解像度が重視され階調度は重要ではないから% m 
v + m + + m Qのビット数を第15図に示
しであるように、各シフト器にて下位ビットを落して、
結果的に第17A図に示してあるようなビット構成を得
るものである。
第16図は合成器119の構成図である。端子188か
ら端子の順に、切換信号(SEL)、Y情報ブロック内
標準偏差値σ7、平均値mY、規格化値コードCIl+
 CI2+ 021.C22、■情報ブロック値m、、
Q情報のブロック内平均値m0を人力する。合成器11
8と同様に上位より連結して端子197より出力する。
これらの合成器118,119の出力は切換信号SEL
の値に応じて、セレクタ120が選択する。即ち、切換
信号SELが1゛のとき、つまりブロック内で明るさに
大きな変化がある場合には合成器118の出力を選択す
る。このとき、出力された符号は第17A図のように、
色の解像度情報としてE、、EQを含み、階調情報の情
報量を減じたものである。逆に切換信号SELが°゛0
゛のとき、つまりブロック内で明るさに大きな変化があ
る場合には合成器119の出力を選択する。
このとき、出力された符号は色の解像度情報は含まず、
前者の選択された出力と比して階調情報の情報量が増し
ている。
出力された原信号のR,G、B情報は情報量が各8ビッ
トであった。Y、I、Q情報も各画素8ビットであった
。即ち、ブロック内の符号化前の情報量は96ビットで
あった。第17A図では切換信号SELは1ビット、Y
情報のブロック内標準偏差値07は4ビット(16段階
)、Y情報のブロック内平均値myは5ビット(32段
階)、Y情報の各画素規格値コード1ビット、■情報の
ブロック内の2色の色情報平均値差分E、5ビット(3
2段階)、Q情報の平均差分E、5ビット(32段Wi
)、■情報のブロック内のXl+の情報を含む色の平均
値m1.6ビット(64段階)、Q情報のブロック内の
X11の情報を含む色の平均値mQ 6ビット(64段
階)である。
第17B図では切換信号SELは1ビット、Y情報のブ
ロック内標準偏差値σ7は7ビット(128段階)、Y
情報のブロック内平均値m7は8ビット(256段階)
、Y情報の各画素規格値コード1ビット、■情報のブロ
ック内平均値m18ビット(256段階)、Q情報のブ
ロック内平均値m08ビット(256段WI)である。
く復号化〉 第二実施例の符号の復号化について説明する。
先ず、符号を入力し、最上位ビット(SEL)を取り出
す。これが1″のとき、第17A図に示すようなビット
割付けと判断し、°°0°°のとき、第17B図に示す
ようなビット割付けと判断する。次に、’ Y+mY+
CIl+  CI2+  C21+  C22を取り出
す。このとき各画素のY情報としてY′1.が再現され
るとすると、 Y ′1J=cIJX (7y +mYとして表わされ
る。
次に色情報を取り出す。SELが°°1″のとき、即ち
ブロック内に色のエツジがあるとき、E 、、E Q、
m l、m Oを取り出し、復号化されるI’lJ、Q
’問は、 !  ’IJ  =CIJX E+  +mlQ’LI
 =CIJXEO+mQ で表わされる。
これら再現されたY′、I′、Q”情報を第10図に示
した信号変換部108の逆変換を行い、R’、G′、B
′情報を再現する。
〈第二実施例の変形例〉 第二実施例では、エツジ量としてY情報ブロック内の標
準偏差値を使用したが、他にもブロック内の画素値の最
大値と最小値の差を使用して回路構成を簡易化すること
も可能である。
また、第二実施例では、E、、E、をそのまま段階を間
引いて出力したが、自然界に存在する色の組合せに応じ
てこれらをベクトル量子化することもできる。
さらに、第二実施例では符号化する情報としてカラーテ
レビ信号のY、I、Q情報を使用したが、明るさ情報と
色の情報を分離するような情報系、例えばCIE197
6で規定されているL”、a”。
b″空間使用することはもちろんかまわない。
画素ブロックの大きさも2y2以上であってももちろん
良いわけである。
さらに色情報の内で、2色がブロック内に存在するとき
、C11の大ぎさによって出力を選択しなくても、復号
時の1”、Q”の再現において、I ”IJ =CIJ
X El X (1) ”’ 十m+Q’lJ ’=C
IJX、EOX (−1) ”’ +m。
であればよい。
〈第二実施例の効果〉 以上説明したように、カラー画像を複数の画素から成る
ブロックに分割して、ブロック単位で明るさ情報と色情
報を分解して、ブロック単位で固定長の符号化を行う場
合、明るさ情報からエツジ情報を生成し、これをもとに
明るさ情報と色情報を個別に可変符号化した時のそれぞ
れの符号長を切換えることによって、色のにじみ等の劣
化を押えるとともに人間の視覚特性に適合した高能率の
カラー画像信号の符号化が可能となった。
また、ブロック単位で固定長符号化を行う為、画像メモ
リに格納する際には、画素の画像内の位置関係を維持で
きるという効果がある。従って、画像の大きさによって
必要な画像メモリの量が一意に決定することが可能であ
る。また、このカラー画像に対して処理を施す際にも、
周辺近傍画素の情報を容易に得ることが可能になり、か
つブロック単位で処理が可能なので画像処理の高速化が
行えるという効果がある。
[以下余白] [第三実施例] 第18図以下を用いて第三実施例を説明する。
〈第三実施例の概略〉 この第三実施例の概略を、第一実施例、第二実施例との
比較から説明する。
■:解像度情報 第一実施例は解像度に関する情報、を明るさのエツジと
して検出し、このエツジ情報をも符号化して保存した。
第二実施例では、更に明るさのエツジから色のエツジを
検出し、明るさのエツジと色のエツジとを符号化した。
この第三実施例では、色エツジを色情報そのものから検
出する。色エツジは2つの色夫々について検出する。そ
して、第19図に示すように色エツジで分割された2つ
の領域の夫々についての色情報の平均値m8.(又はm
 Il+) 、m s2 (又はmb、)を出力する。
色エツジがない場合はブロック全体の平均値m1若しく
はmbを量子化したものを符号化コードとする。
■:エツジ検出 第一、第二実施例では、共にブロック内の標準偏差σY
からエツジを検出したが、この第三実施例では、色情報
の最大値と最小値との差から検出する。
■:表色系 第一、第二実施例ではYIQであるのに対し、第三実施
例では1975年CIE会議で均等知覚色空間として提
案されたCIE1976(L”。
a“、b″)空間の指数であるL’、a″、b″を用い
る。ここで、L″の値は明度を表し、a″、b″の値は
知覚色度を表す。
■二画素ブロック 第3図の4画素/ブロックを用いる。但し、説明の便宜
上、第三実施例においては画素xl l +X 12+
 X 2++ X 22に関連する信号を、信号名に夫
々添字1+2’+3+4を付す。
以上の特徴を踏まえた上で、第18図以下に従って第三
実施例を説明する。
変換部208は、端子205からR,、R2,R3゜R
4の順にR情報を人力し、端子206からはG 1. 
G 2 、 G s 、 G aの順で情報を人力し、
端子207からB 、、B 2.B 3.B 4の順で
B情報を人力す′る。変換部208は更に、入力された
R、G、B情報からそれぞれの画素について明るさ情報
L′と色情報am、 byを分離して出力する。209
゜210.211はブロック単位でL”、a’″、bl
の値を一時格納しておくレジスタである。これらのレジ
スタはシリアル人力−パラレル出力である。
く明るさL″の符号化〉 明るさ情報、つまりL′情報の符号化について第20図
を用いて述べる。この第20図回路中の277〜282
は、第12図中の126〜132(第一実施例)と同じ
であるので、簡単にその動作を説明する。平均値算出器
277はL”情報のブロック内平均値mLを出力する。
ROM281は明るさエツジ情報であるところの標準偏
差値σ、を出力する。又、コード器282は第12図の
コード器132と同様に、規格化コード値CLI〜CL
4を出力する。
平均値算出器277の出力は、4画素のL″情報平均値
mLとして、8ビットの情報量をもっている。そこで、
シフト器300は、この平均値mLを8ビットの情報と
して入力し、3ビットシフトすることにより、5ビット
の情報に量子化し、下位に2ビットの°゛0”を付加し
て、セレクタ287の一方の入力に人力する。セレクタ
287の他方の人力は平均値mLである。セレクタ28
7はこれらの2人力を、端子289より入力されたOR
回路214(第18図)より出力されたa゛エツジ信号
後述のSa)とb“エツジ信号(St、 )の論理和で
あるセレクト信号SELによってセレクトする。即ち、 SEL、=Sa+S。
セレクタ287出カー (R噌?、1吋 )■ヒニへ:::災31?)同様に、
ROM281より出力されたブロック内の標準偏差値O
Lも7ビットの情報量をもっているが、シフト器301
は、このσ、を4ビットに量子化し、下位に3ビットの
“0°゛を付加する。即ち、 セレクタ288の出力= であり、このOLを端子291より出力する。
〈エツジ検出〉 第21図は判断部212,213の構成図である。判断
部212,213は回路構成自体は互いに等価であるの
で、判断部212について説明する。
この判断部212は、ブロック内の色のエツジの有無を
ブロック内のa′の情報から調べ、それをa“について
のエツジ信号S1として送出する。色のエツジの有無を
調べる目安として、判断部212は、色事面であるa*
 b*平面上のa′軸について、その最大値と最小値の
差、E 、=Max(a l+a2+a 3+a4)M
in(a l+a2+a3+84) を用いる。この色エツジの有無の目安となるE、lを色
エツジ量とする。最大最小器228が、最大値Max(
a l+82.a 1a4)、最小値Min(a le
a 2゜a 3 + a 4)を出力し、減算器229
がエツジ量E1を出力する。比較器230は予め決めら
れた閾値T4と比較して、 S、=O(T、>Ea)・・・a″の色エツジ無しS、
=1 (T4≦E、)・・・a″の色エツジ有りとなる
色エツジ信号Saを出力する。
同様に、判断部213ではブロック内の色エツジの有無
を、ブロック内のb′情報に基づいて、El、 =Ma
x(b +、bz、b3.h4)−Min(b+、t1
2.b3.b4)Sb =O(T5 >Eb)・・・b
″の色エツジ無し5b=1(Ts≦Eb)・・・blの
色エツジ有りとなる色エツジ信号Sbを出力する。5E
L=sa十Sbとなるのは前述した通りである。このよ
うに、SELはSlとSbのいずれか一方が°゛1′ 
であるときは1”となるが、この場合でもSaかS、の
いずれか一方は°0′°の場合もあり得ることに留意す
べきである。このことは後述する第三実施例の色の符号
化結果に関連する(第25図参照)。
〈色の階調情報〉 ブロック平均値算出器215,216はブロック内のa
″又はb′情報の平均値m、又はmbを求める。つまり
、 ma= (a+ +a2 +a3 +a4)74m b
= (b 1+ b 2 + b 3 + b 4 )
 / 4を算出し出力する。
〈色エツジ分布検出〉 2値化部218,219の構成を第22図に示す。二値
化部218,219は回路的には互いに等価であるので
、a″情報2値化を行う2値化部218を例にとって説
明する。この二値化部はブロック内に色エツジがあり、
その色エツジにより当該ブロックが部分される場合に、
その部分された2つの領域の分布を二値コードC!1〜
C84で表わすものである。即ち、例えばCatが“1
″であれば、画素X、の色a1は、そのブロック内で、
色の値が大きい方の領域に属している事を示す。
第22図に基づいて説明すると、比較器238は、a、
〜a4の夫々とブロック内平均値m3とを比較して、そ
の比較結果をBat〜B114とすると、 を出力する。これらBat〜B、4は2人力AND回路
239〜242にそれぞれ入力される。AND回路の他
方の入力はa″エツジ信号S1が入力される。各画素の
B11と58との論理積を求める。
つまり、ANDゲート239〜242は、5a=1のと
き、つまり色エツジがブロック内に存在するとき、各画
素の情報の2値化値Bat〜Ba4をa″情報2値化情
報Cat〜Ca4として出力する。逆に5a=Oのとき
、つまり色エツジがブロック内に存在しないとき、“0
”をCat〜Cユ、とじて出力する。これらのCat〜
Ca4は、色エツジによって分割された2つの領域内の
平均の色を演算するのに用いられる。
〈領域内色情報抽出〉 第23図は平均部220,221の構成図である。平均
部220,221は同じ構成であるので平均部220に
ついて述べる。平均部220への入力は、上記2値化情
報011〜C14、各画素のa″情報a1〜a4である
。を入力する。カウンタ255はC0〜C1,4の“1
”の数を計数する。
又、カウンタ265はCat〜Ca4の“0”である数
を計数する。
カウンタ255、AND回路256〜259、平均値算
出器260は、ブロック内に色エツジ(S、=1)があ
るときの、平均値maよりa″情報大きい画素のみをふ
るいにかけて、その平均値m、lを求める。この部分が
第19B図のms。
に対応する。尚、色のエツジがブロック内にないとぎ、
C!Iは“0″なので、平均値ma、は0°。
となる。又、平均値ma、は8ビットの情−報量なもつ
。一方、カウンタ265、AND回路266〜269、
平均値算出器270は、m、よりa゛情報小さい画素の
a′情報の平均値m、2を出力する。
こうして、平均部220はmat(aビット)。
m、12(8ビット)を出力する。尚、色のエツジがブ
ロック内にないとき、平均値m0は“0′°となり、平
均値ma2はブロック全体のa′情報の平均ma と等
しくなる。
又、平均部221もm bl+ m b2を出力し、同
しく、色のエツジがブロック内にないとき、平均値m1
)iは0”となり、平均値mb2はブロック全体のb″
情報平均m、と等しくなる。
選択器222について説明する。この選択器222は、
二値化部218,219の出力Cal〜Ca4とCbl
〜Cb4を、エツジ信号S 、、S 、の組合せによっ
て選択する。その出力01〜c4は以下のようになる。
S、1=Sb=0のとき、 C1〜C4=C0〜C14(但し、cb1〜c、4は前
述の2値化器の結果から 全て“0″である) Sll=O,Sb = 1のとき、 C1〜C4=Cbl〜Cb4 Sa=1,5b=Oのとき C+ NC4= C−+〜C24 S、=3b=1のとき、 C1〜C4=Ca1〜C14(alとb3のブロック内
の2色分布は大きく 違わないので、alの分布 に従うものと考えられるか らである) 以上のことから、選択器222は、S、の値のみをみて
、C1〜C4をCblNCb4又はCat〜Ca4から
選択すればよい。第25図を参照。
〈合成〉 以上のようにして得られた、SEL、mし、σいCLl
ゞCL41  S  ll+ S  bl m sl 
+  m a2+  m bl+  m b2+01〜
C4が合成器223に入力する。
前述したように、セレクタ287(第20図)の出力は
、 同様に、セレクタ288の出力は、 であるから、先ず、合成器223はSELの値に応じた
mL、OLのビット長を選んで、シフトし合成する(第
24図参照)。CLI〜CL4については、そのまま合
成器223から出力する。
m al+ m 112+ m bl、 m b2の合
成については、合成器223は、S a 、 S bの
値に応じて、第25図のように合成する。ここで、m 
、l、 m 、2. m bl、mL2は本来8ビット
であるが、例えば、a″にエツジがあるとき(Sa=t
)は、m、ll、m、2の上位4ビットが出力される。
又、例えば、b”にエツジがない(Sb =O)ときは
、m62をそのままmb (8ビット)として出力する
このようにして、情報と情報、即ち、色情報と明るさ情
報をそれぞれ色エツジの有無によって情報量が変化する
符号とした。第24A、8図から明らかなように、ブロ
ック内の色エツジの有無によって符号内の明るさ情報と
色情報が占める割合が変化している。
〈復号化〉 最後に第三実施例の復号化について簡単に述べる。第2
4A、B図のような符号を受けとった後に、最上位ビッ
トのSELを参照する。
まず、SELが“0”であった場合、ブロック内に色エ
ツジがないものとして復号する。各画素の復号後のL″
情報対応する画素毎にL 、’。
L2°、L3°、L4°とすると、次の式で表される。
L1’=mし+(JL xCLl また、復号後のal及びblは次式で表わされる。
(a::=獣 これら復号された各画素のL”、a”、b”に符号化の
とき、変換器208で行った変換の逆変換を行い、復号
されたR、G、B情報R’、G ’。
Boを得る。
SELが“1”であった、場合、ブロック内に色エツジ
があるものとして復号する。5EL=Oと同様にLI°
〜L4′は Ll’=mし+(ILXCLI となる。
a′情報、b″情報ついては、符号(第24図)中のS
aビットとSbビットの組合せから、第25図の例に従
って決定される。即ち、s、=o、5b=tのとき、 S、=1,5b=Qのとき、 (ド:::歎”°0”1°・・xo・ S、=1,5b=1のとき、 このようにして復号されたL″、a”、b”情報L”、
a’、b”は5EL=O(7)ときと同様にして復号さ
れたR、G、G情報R’、G’、B ’を得る。
〈第三実施例の展開〉 実施例では明るさ情報の符号化をブロック内の平均値と
標準偏差と2値コードによって実現したが、標準偏差の
代わりに画素間の値の最小差分値等を用いることももち
ろんよい。さらには明るさ情報の符号化を他の符号化方
法、例えばベクトル量子化を行ってもよい。
実施例では明るさ、色情報としてY、I、Q情報を用い
たが、明るさ情報と色情報を分離するような情報系、例
えばCIE1976で規定されているL”、a”、b”
空間、又は一般にTVなどで用いられるY、I、Q空間
を使用することももちろんよい。
画素ブロックの大きさも、本実施例では2×2であった
が、2×2以上であってももちろんかまわない。また実
施例中の各構成ブロック、又は回路の一部を予め決めら
れたROMによって置換することも可能である。
また複数色を実施例では2色としたが、ブロックの大き
さが大きくなれば、3色、4色となる。
従ってブロックの大きさによってその複数色の数をブロ
ック内に含まれると考えられる数だけの色の分布情報と
多値化し、同時に各色の色情報も増加すればよい。
実施例では色の分布情報を、明るさの解像度情報とは別
個に符号内に含んでいるが、色の分布情報を、第二実施
例のように、明るさの解像度で代用することは可能であ
る。
また、色エツジの有無判定の閾値との比較をa”、b″
別個行ったが、a”、b”の情報を統合した情報、例え
ばa″のブロック内の最大、最小a maX+ a m
In、1) ’の最大、最小b max + t)1n
からの(((wax  a mtnl +(b may
  b +++n))や((a max  a m1n
)2” (b maw  b +++In)2) ”2
などを用いることも考えられる。
〈第三実施例の効果〉 以上説明したように、カラー画像を複数の画素から成る
ブロックに分割して、ブロック単位で明るさ情報と色情
報とに分解して、ブロック単位で固定長の符号化を行う
場合、色情報からエツジ情報を抽出し、これをもとに明
るさ情報と色情報を個別に可変長符号化した時のそれぞ
れの符号長を切換え、必要に応じて色情報に解像度情報
をもたせることによって色のにじみ等の劣化を押えると
ともに、人間の視覚特性に適合した高能率のカラー画像
信号の符号化が可能となった。
また、ブロック単位で固定長の符号化を行う為、画像メ
モリに格納する際には画素の画像内の位置関係を維持で
きるという効果がある。従って画像の大きさによって必
要な画像メモリの量が一意に決定することが可能である
。また、このカラー画像に対して画像処理を施す際にも
周辺近傍画素の情報を容易に得ることが可能になり、か
つブロック単位で処理が可能なので画像処理の高速化が
行えるという効果がある。
[まとめコ 第一〜第三実施例に開示された符号化装置をまとめてみ
ると、 A−1: 第一〜第三実施例には共通して、ブロック内にエツジが
検出されたことを示す固定長の符号語を生成し、明るさ
情報及び色情報とを夫々、エツジの有無に応じて異なる
長さの所定ビット長の符号に符号化する構成が開示され
ている。
この構成により、明るさ情報(Y若しくはL*)と色情
報(IQ若しくはa”b″)とを、エツジの程度に応じ
て、第9A、17A、24A図、又は第9B、17B、
24B図のように、ビット長(量子化密度)を短く(粗
く)符号化する。このために、圧縮効率が上がると同時
に、人間の視覚特性にマツチした圧縮画像が得られる。
エツジが検出されたことを示す固定長の符号語は、例え
ば第一実施例では固定長の07であり、第二、第三実施
例ではSELが相当する。これは、第二、第3実施例で
はσ7をエツジの存在に応じて2通りの長さに符号化(
量子化)しているために、SELが必要となるためであ
る。
尚、1ブロツクのカラー画像データに対応する符号化コ
ードの全長(第一実施例では43ビット、第二、第三実
施例では36ビット)を、エツジの有無にかかわらず固
定的とすれば、前述したような画像メモリ等に格納する
場合に、画素の画像内の位置関係を保つことができる等
の効果がある。
A−2: エツジ検出は、明るさ情報から明るさエツジを検出(第
一実施例)、色情報から明るさエツジを検出(第二実施
例)、色情報から色エツジを検出(第三実施例)するな
どする。
A −3: 符号化コードの明るさ部分は標準偏差(clYL平均明
るさくmY)、明るさのブロック内勾配(NIj若しく
はC,」)を所定長に符号化(量子化)したものであり
、 色部分は、色平均値(mI、m、)、m、、m、、)、
色勾配(E 1.E(1,mal、 m、2. mb+
+ mb2)を所定長に符号化(量子化)したものであ
る。
B −1: 第2.第3実施例に共通して、ブロック内にエツジが検
出されたことを示す固定長の符号語を生成し、エツジが
検出されると、明るさ情報(Y。
L″)、並びに色情報からの色の平均値(ml。
mO+ma+mb)と色の勾配(E llo+mal+
 ma2゜□bl+ mb2)とを、エツジの有無に応
じて異なる長さの所定ビット長の符号語に符号化する構
成が開示されている。
この構成により、エツジに関する情報が効率良く圧縮か
つ保存され、復号化された画像も人間の視覚特性に合致
している。
C−1= 第一〜第三実施例に共通して、ブロック内にエツジが検
出されたことを示す固定長の符号語を生成し、カラー画
像データのブロック内における分布構成を示す情報並び
に各分布領域におけるカラー画像データの平均値とが、
エツジの有無に応じて異なる長さの所定ビット長の符号
語に符号化される構成が開示されている。
この構成により、エツジに関する情報が効率良く圧縮か
つ保存され、復号化された画像も人間の視覚特性に合致
している。
C−2: 第二実施例では、明るさ情報Yから明るさエツジσ7を
検出し、更に明るさのブロック内平均値myを演算し、
myと各画素の明るさ値との差からブロック内の明るさ
分布CIJを検出し、この明るさ分布に対応する各領域
の色情報の平均値m Is、 m 11. m Ol、
 m 0+をしているOC−3= 第三実施例では、色情報のブロック内平均値m 、、m
 1.を演算し、この平均値と各画素の色情報値との差
からブロック内の色分布Cat〜C14゜Cbl〜Cb
4を検出し、この色分布に対応する各領域の色情報の平
均値m al+ m B2. m by、 m b2を
演算する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、明るさ情報と色情
報とを、エツジの程度に応じて、ビット長(量子化密度
)を短く(粗く)符号化する。このために、圧縮効率が
上がると同時に、人間の視覚特性にマツチした圧縮画像
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一実施例に係る符号化回路の全体構成図、 第2図、第3図は第一〜第三実施例に餅られる画素ブロ
ックを説明する図、 第4図は第一実施例における符号化結果、復号化結果を
説明する図、 第5図は第一実施例の演算器の構成を示すブロック図、 第6図は第一実施例の符号器11の構成を示すブロック
図、 第7図は第一実施例の符号器12の構成を示すブロック
図、 第8図は第一実施例の合成器13の構成を示すブロック
図、 第9A、9B図は第一実施例における符号化コードのフ
ォーマットの構成を示すブロック図、第10図は第二実
施例の全体構成を示すブロック図、 第11A図は第二実施例における符号化結果、復号化結
果を説明する図、 第11B図は第二実施例におけるブロックがエツジによ
り分割される様子を説明する図、第12図は第二実施例
の演算器112の構成を示すブロック図、 第13図は第二実施例の判断器113の構成を示すブロ
ック図、 第14図は第二実施例の平均差分器116の構成を示す
ブロック図、 第15図は第二実施例の合成器118の構成を示すブロ
ック図、 第16図は第二実施例の合成器119の構成を示すブロ
ック図、 第17A、17B図は第二実施例における符号化コード
のフォーマットの構成を示すブロック図、 第18図は第三実施例の全体構成を示すブロック図、 第19図は第三実施例においてブロックがエツジにより
分割される様子を説明する図、第20図は第三実施例の
L″符号化部217の構成を示すブロック図、 第21図は第三実施例の判断部212の構成を示すブロ
ック図、 第22図は第三実施例の二値化部218の構成を示すブ
ロック図、 第23図は第三実施例の平均部220の構成を示すブロ
ック図、 第24A、24B図は第三実施例における符号化コード
のフォーマットの構成を示すブロック図、 第25図は第三実施例において、色エツジの存在に応じ
た色情報の符号化フォーマットの例を示す図である。 図中、 8.9,10,112・・・演算器、11.12・・・
符号器、73,118,119・・・合成器、113・
・・判断器、114,115・・・平均器、116,1
17・・・平均差分器、212,213・・・判断部、
215.216・・・ブロック平均器、217・・・L
1符号化部、218.219・・・平均部、222・・
・選択器である。 第1図 第3図 一ζ12− mI           mQ 第4図 (符脣娯12) 第7図 狛濶罰咎1177−り       軒号酪12づ−う
(θへ嘉13) 第8図 (L*符蜀イし?’′P217) (’?り酊部212) 第21図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)明るさ情報と色情報からなるカラー画像データを
    所定の大きさのブロックを単位として符号化するカラー
    画像データ符号化方式において、上記ブロック内におけ
    るカラー画像データのエッジを検出するエッジ検出手段
    と、 上記ブロック内に上記エッジが検出されたことを示す固
    定長の符号語を生成する生成手段と、前記明るさ情報及
    び色情報とを夫々、上記エッジの有無に応じて異なる長
    さの所定ビット長の符号語に符号化する符号化手段と、 上記固定長の符号語と所定ビット長符号語とを圧縮され
    た符号化コードとすることを特徴とするカラー画像デー
    タ符号化方式。
  2. (2)前記符号化手段は、エッジが検出された場合は、
    前記明るさ情報及び色情報とを夫々、より短いビット長
    に符号化する事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のカラー画像データ符号化方式。
  3. (3)前記エッジ検出手段は、前記明るさ情報から明る
    さエッジを検出する事を特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載のカラー画像データ符号化方式。
  4. (4)前記エッジ検出手段は、前記色情報から明るさエ
    ッジを検出する事を特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のカラー画像データ符号化方式。
  5. (5)前記エッジ検出手段は、前記色情報から色エッジ
    を検出する事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    のカラー画像データ符号化方式。
  6. (6)前記エッジ検出手段は、前記明るさ情報の標準偏
    差値から、明るさエッジを検出する事を特徴とする特許
    請求の範囲第3項又は第4項に記載のカラー画像データ
    符号化方式。
  7. (7)前記エッジ検出手段は、前記明るさ情報の最大値
    と最小値との差から、明るさエッジを検出する事を特徴
    とする特許請求の範囲第3項又は第4項に記載のカラー
    画像データ符号化方式。
  8. (8)前記エッジ検出手段は、前記色情報の最大値と最
    小値との差から、色エッジを検出する事を特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載のカラー画像データ符号化方
    式。
  9. (9)前記符号化手段は、 明るさ情報から標準偏差、平均明るさ、明るさのブロッ
    ク内勾配を演算する演算手段と、 これら3つの値を夫々量子化する手段とを含む事を特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のカラー画像データ
    符号化方式。
  10. (10)前記符号化手段は、 色情報から、色平均値、色勾配を演算する演算手段と、 これら2つの値を夫々量子化する量子化手段とを含む事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のカラー画像
    データ符号化方式。
  11. (11)前記符号化手段は、前記標準偏差値を、エッジ
    の有無にかかわらず、固定長の符号語に符号化し、前記
    生成手段はこの符号化された標準偏差値を、前記エッジ
    が検出されたことを示す固定長の符号語とする事を特徴
    とする特許請求の範囲第6項に記載のカラー画像データ
    符号化方式。
  12. (12)前記符号化手段は、 前記標準偏差値を所定の閾値と比較する比較手段と、 前記生成手段はこの比較結果を示す1ビットを前記エッ
    ジが検出されたことを示す固定長の符号語とする事を特
    徴とする特許請求の範囲第6項に記載のカラー画像デー
    タ符号化方式。
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