JPS63269337A - アレイレ−ザの出力制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、アレイレーザの出力光量の制御方式に係わり
、特に光ディスクの記録・再生に用いられるアレイレー
ザの出力光量を制御するのに適したアレイレーザの出力
制御方式に関する。

〔発明の技術的背景およびその問題点〕従来、光ディス
クの記録時には、書込み用のレーザ光をディスク面に照
射してビットを形成してデータを書込み、この書込んだ
データを書込み直後に読み出してデータが正しく書込ま
れたかを調べることが行われている。

そして、上記のような書込み用のレーザ光と読み出し用
のレーザ光を得るために、１つのバッケ−ジに複数個の
半導体レーザ素子を実装して同時に複数のレーザ光を放
射し得るようにしたアレイレーザなる素子が利用されて
いる。

しかしながら、上記のアレイレーザのような半導体レー
ザは、温度変化によって出力光の強度が変化することが
あるので、データの記録と再生を正しく行うためにも放
射されるレーザ光の出力を制御することが必要となる。

また、上記のようなアレイレーザにおいては、放射され
るレーザ光が円錐形状の発散光であるとともに発光点が
近接しているために個々のレーザ光源に対応する検出器
を実装することが困難である。

〔発明の目的〕

本発明は、光ディスクの記録・再生などに用いられるア
レイレーザの出力光量を個々のレーザ光について制御で
きるよう・にすることを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は上記の目的を達成するために、出力光の光量を
独立に制御し得る複数のレーザ光源を有するアレイレー
ザを用いて光ディスクについて記録および／または再生
を行うようにした情報処理装置において、上記アレイレ
ーザの発散光を光ディスクに集束して照射するために一
旦平行光にされた光束から振幅分割によってレーザ光を
分離する光束分離手段と、この光束分離手段によって分
離された光束を集束する集光レンズと、この集光レンズ
の上記光束分離手段と反対側の焦点面に配設されるとと
もに上記アレイレーザの光源に対応する受光部を有する
受光素子と、この受光素子の各受光部による出力信号に
基づいて上記アレイレーザの各光源の出力を制御する制
御部を備え、上記集光レンズによって上記アレイレーザ
の各光源に対応する各スポット像を受光素子の各受光部
に結像し、この受光素子が出力する各受光部の出力信号
に基づいて上記制御部によってアレイレーザの各光源の
出力光量を制御するようにした。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例を示す図であり、１は記録用と
再生用の２つのレーザ光源を有するアレイレーザ、２は
上記アレイレーザ１から放射されるレーザ光を平行光に
するコリメータレンズ、３は上記コリメータレンズ２に
よって平行光にされた光束を振幅分割する光束分離手段
としての偏光プリズムである。

４は上記偏光プリズム３で反射・分離された光束を集束
する集光レンズ、５は２つの独立した受光部５ｔｖ５ｔ
を有する受光素子であり、この受光素子５は受光部５１
．５２が上記集光レンズ４の焦点面になるように配設さ
れている。

６は上記受光素子５の受光部５１の出力に基づいてアレ
イレーザ１の記録用レーザ光源の出力光量を制御する記
録用出力制御部、７は同様に受光部５２の出力に基づい
て再生用レーザ光源の出力光量を制御する再生用出力制
御部である。

なお、８は再生光が偏光プリズム３で反射されるように
偏光処理を施す％波長板、９は平行光の集束と反射光の
集光とを行う対物レンズである。

アレイレーザ１から放射された記録用と再生用の２種類
のレーザ光はコリメータレンズ２によってそれぞれ平行
光にされて偏光プリズム３に入射されると、この偏光プ
リズム３でそれぞれの光束が振幅分割されてＡ波長板８
と集光レンズ４との両方向に導光される。

上記×波長板８に導光された各光束は対物レンズ９によ
ってディスクＤ上に集束され、ディスクＤについてデー
タの記録が行われ、再生用のレーザ光によるディスクＤ
からの反射光は対物レンズ９およびＺ波長板８を介して
上記偏光プリズム３で反射され、図示しない再生系で再
生されて処理が行われる。

一方、上記集光レンズ４に導光された記録用および再生
用のレーザ光の平行光は集光レンズ４によってその焦点
位置にそれぞれ集束され、第２図に示したように、受光
素子５の受光部５ｉ、５２の受光面上に記録用レーザ光
のスポット像Ｓ１と再生用レーザ光のスポット像Ｓ２と
がそれぞれ結像される。

この受光部５１から結像されたスポット像の光量に応じ
た出力信号が記録用出力制御部６に出力されると、この
記録用出力制御部６はアレイレーザ１の記録用のレーザ
光の出力光量を予め設定された一定量になるように制御
し、同様に、受光部５２からの出力信号に基づいて再生
用出力制御部７がアレイレーザ１の再生用レーザの出力
光量を一定量になるように制御する。

なお、コリメータレンズ２と集光レンズ４の焦点距離を
それぞれｆｏｓｆｌ、アレイレーザｌにおける記録用お
よび再生用のレーザ光源間の距離をΔとすると、受光素
子５に結像されるスポット像間の距離Δ′は、 Ｏ で求めることができ、上記受光素子５の受光部５１と５
２との位置を設定することができる。

なお、以上の実施例では２つの光源を有するアレイレー
ザを使用した装置について説明したが、例えば、３つの
光源を有するアレイレーザを使用して３ビーム法による
トラッキングサーボ等を行うような場合にも、上記同様
にしてレーザ光の出力を制御するようにすることができ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、アレイレーザを用
いて光ディスクに記録・再生等を行う情報処理装置にお
いて、アレイレーザの発散光を平行光にした光束から振
幅分割によって光束を分離し、この分離された光束を集
光レンズによって集光しで、アレイレーザの各光源に対
応する各スポット像を受光素子の複数の受光部に結像し
、この受光素子の各受光部の出力信号に基づいてアレイ
レーザの各光源の出力光量を制御するようにしたので、
アレイレーザの出力光量を個々のレーザ光源について制
御するようにすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する図、 第２図は実施例における受光部に結像されたスポット像
を示す図である。 １・・・アレイレーザ、３・・・偏光プリズム、４・・
・集光レンズ、５・・・受光素子、５１．５２・・・受
光部、６・・・記録用出力制御部、７・・・再生用出力
制御部。 特許出願人　　　パイオニア株式会社 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　出力光の光量を独立に制御し得る複数のレーザ光源を
   有するアレイレーザを用いて光ディスクについて記録お
   よび／または再生を行うようにした情報処理装置におい
   て、 上記アレイレーザの出力光を光ディスクに集束して照射
   するために一旦平行光にされた光束から振幅分割によっ
   てレーザ光を分離する光束分離手段と、この光束分離手
   段によって分離された光束を集束する集光レンズと、こ
   の集光レンズの上記光束分離手段と反対側の略焦点面に
   配設されるとともに上記アレイレーザの光源と同数の独
   立な受光部を有する受光素子と、この受光素子の各受光
   部による出力信号に基づいて上記アレイレーザの各光源
   の出力を制御する制御部とを備え、 上記集光レンズによって上記アレイレーザの各光源に対
   応する各スポット像を受光素子の各受光部に結像し、こ
   の受光素子が出力する各受光部の独立した出力信号に基
   づいて上記制御部によってアレイレーザの各光源の出力
   光量を制御するようにしたことを特徴とするアレイレー
   ザの出力制御方式。