JPS63268399A - スピ−カ用金糸線 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種音響機器に使用されるスピーカ用金糸線
に関するものである。

従来の技術 従来のスピーカ用金糸線は、第３図に示すように、芯線
１２に、木綿あるいはアラミド繊維の伸縮性の少ない材
料に、銅箔１３をスパイラル状に巻きつけながら、更に
、撚りながら、金糸ａ１４に仕上げている。

発明が解決しようとする問題点 ところが、前者のスピーカ用金糸線の構成であると、第
４図に示すような、ボイスコイル１９に金糸線１４を固
定し、他方はあらかじめフレーム２０に固定している端
子板２１に半田で、固定する時、金糸線１４の長さが、
ボイスコイル１９から、端子板２１までの距離と同等に
した場合、金糸−１４として伸縮性が無いため、振動板
の娠巾で、金糸線１４が突っ張り、振動板１８が歪み、
ボイスコイル１９が、ボトムプレート１７、トッププレ
ート１６に当りギャップ不良になる。そこで、金糸線１
４の長さを、振動板１８が再生帯域内で、ピストンモー
ション運動をしても、突っ張らず、振動板１４に接触し
ない様にするには、第４図に示すような、金糸線１４の
長さ調整が必要になる。又金糸線１４と、振動板１８と
が当りやすくなるので、あらかじめ、当らない距離で設
計しておくとスピーカの全高が高くなり、薄形スピーカ
としては不向きであシ、金糸線１４の長さ調整のため作
業能率が悪くなる。そこで、本発明は、金糸線調整をし
なくても、突っ張らない伸縮性に優れたスピーカ用金糸
線を提供するものである。

問題点を解決するための手段　　　　　゛この問題点を
解決するために、本発明は、長鎖状高分子合成物からな
る弾性繊維を芯線とし、前記芯線にポリエステル加工紙
、圧延加工銅箔をスパイラル状に、巻回するものである
。

作用 長鎖状高分子合成物の高弾性繊維を芯線に使用するので
ゴムに比べ２〜４倍の強度があり、木綿の比重１．ｓ４
，９／ｍに比べ”　ｌ！　／　ｃａと軽量であるため、
金糸線の長さ調整がいらないため、作業性の向上と、品
質の向上が計れる。

実施例 以下本発明の一実施例におけるスピーカ用金糸線につい
て説明する。

第１図は、本発明のスピーカ用金糸線の外観であり、第
２図は、当該金糸線を用いたスピーカの断面図を示す。

まず、第１図を用いて説明すると、芯線１にはポリウレ
タン８６％以上、残りをエーテル、尿素から成る長鎖状
高分子合成物から製造した弾性繊維を太さ１０〜３０デ
ニールにして、圧延加工銅箔３をスパイラル状に巻回し
、圧延加工銅箔３の戻シを防ぐために、圧延加工銅箔３
に対して直角の角度になるように、芯線１にポリエステ
ル加工紙２をスパイラル状に巻回しておく。以上の方法
で得らｎた金糸線４を、第２図に示すように、ボイスコ
イル６のコイルに金糸線４を半田して接合、次に、金糸
線４にたるみの無い程度に、フレーム７に取付けた端子
板８に半田にて固定する。

以上の方法で金糸ａ４の両端を半田にて固定した状態で
、振動板５が振巾した時に、金糸線４の動きは点線に示
した動きをする。

発明の効果 以上のように本発明は、金糸線の芯線に弾性繊維を使用
して、伸縮性の働きで、金糸線の長さ調整がいらなくな
るため、作業性が向上し、又、振動板に金糸線当りがな
くなるため、品質の向上が計れ、金糸線のたるみが無い
分のみ、スピーカの全高が小さく設計できるので薄型ス
ピーカに応用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における金糸線の要部外観図
、第２図は同金糸線を使用したスピーカの断面図、第３
図、第４図は従来の金糸線とスピ−カの断面！ある。 １・・・・・・芯線、２・・・・・・ポリエステル加工
紙、３・・・・・・圧延加工銅箔、４・・・・・・金糸
線。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名／　
　−−一　芯　　線 ２　・−ポリエステル加工紙 ４−全、４線 第１図 ７ｊＳ２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポリウレタン８５％以上、残りをエーテル、尿素から成
   る長鎖状高分子合成物からなる弾性繊維を芯線とし、前
   記芯線にポリエステル加工紙をスパイラ状に巻回し、更
   に圧延加工銅箔をスパイラル状に巻回された事を特徴と
   するスピーカ用金糸線。