JPS6326794Y2 - - Google Patents

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JPS6326794Y2
JPS6326794Y2 JP1981046833U JP4683381U JPS6326794Y2 JP S6326794 Y2 JPS6326794 Y2 JP S6326794Y2 JP 1981046833 U JP1981046833 U JP 1981046833U JP 4683381 U JP4683381 U JP 4683381U JP S6326794 Y2 JPS6326794 Y2 JP S6326794Y2
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fitting
protrusion
gearbox
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組立、分解、保守点検作業等を容易に
行えるようにした時間計に関する。
従来から、複写機の通電管理等に使用されてい
るこの種の時間計は、駆動モータと、計数機構
と、前記駆動モータの回転を減速して前記計数機
構に伝達する減速歯車機構等を有し、これらをケ
ース本体内に収納して構成されている。しかる
に、かかる時間計においては、通常1枚もしくは
相対向する2枚のシヤーシに前記部品および機構
を組付けてユニツト化し、しかる後このユニツト
をケース本体内に収納して組立てられるものであ
るため、一連の組立工程においてユニツトの組立
を行う必要があり、そのため組立ラインが長くな
り、時間がかかるという不都合があつた。また、
ケース本体内へのユニツトの組込みに際しては、
ねじ止め固定しているため、組立工数が増加すす
るばかりか、保守点検時あるいは駆動モータ等の
故障による部品交換時においてねじの取り外し、
取り付け作業が必要で、その作業が面倒であつ
た。
本考案は上述したような点に鑑みてなされたも
ので、駆動モータおよび減速歯車機構と、計数機
構とをそれぞれ別個のユニツトとして組立ること
により組立作業の能率を向上させ、しかもこれら
を止めねじを用いずにケース本体内に組込むこと
により組立、分解、保守点検作業を容易に行える
ようにした時間計を提供するもので、その特徴と
するところは、駆動モータと減速歯車機構をギヤ
ボツクスに配設し、計数機構をフレームに配設
し、ギヤボツクスとフレームとを分離可能に結合
してユニツト化し、このユニツトをケース本体内
に収納して前面パネルで固定したことにある。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る時間計の一実施例を示す
分解斜視図、第2図は同時間計の一部破断側面図
である。これらの図において、全体を符号1で示
す時間計は、パネル2に穿設された開口部3に、
前記パネル2の前面側から挿入されてパネル2に
着脱可能に取付けられるケース本体4を備え、こ
のケース本体4の内部には後述する駆動モータ
5、減速歯車機構6、計数機構7等が収納されて
いる。
前記ケース本体4は合成樹脂によつて一体に形
成されるもので、前面が開口してなる略々矩形箱
形を呈し、その前面開口部8には正方形のリブ9
が一体に形成されている。また、ケース本体4の
上面および下面にはそれぞれケース本体4の後方
に延在し、内面に減速歯車機構6、計数機構7を
組立てる際の位置決め作用を奏する位置決め用の
嵌合凹部15を構成する台形状の突部13,14
と、これら突部13,14の両側に位置する一対
の弾性押圧片10,11が突設されている。前記
弾性押圧片10,11はそれぞれ略への字状に形
成されて、その鉤形に折曲された先端部10a,
11aが前記リブ9の後方近傍にまで延在され、
かつ該先端部10a,11aの外側面には山形の
突条体12がそれぞれ形成されている。そして、
これらの弾性押圧片10,11はケース本体4の
パネル2への装着に際して、前記開口部3の上下
端縁とそれぞれ当接して弾性変形することによ
り、ケース本体4の開口部3への挿入を許容し、
リブ9の背面がパネル2の表面に当接した際前記
開口部3から開放されて弾性復帰し、前記パネル
2をその弾性によつて前記リブ9に押し付けるよ
うにしている。
前記ケース本体4の天井面および内底面には前
記突部13,14による台形状の嵌合凹部15,
16がそれぞれ形成されている。前記リブ9の上
下内側面中央部には後述する前面パネル17を固
定するための係合溝18が形成されている。
前記駆動モータ5は同期モータからなり、ギヤ
ボツクス20の背面に複数個の弾性保持片23に
保持されて着脱可能に取付けられている。また、
前記駆動モータ5の背面下端部には一対の端子5
Aが接続されており、これらの端子5Aはケース
本体4の背面下部に形成された透孔19から外部
に突出されている。
前記ギヤボツクス20は前記ケース本体4内に
嵌挿されるべく略々矩形箱形に形成されて前面が
開放しており、その上下面には左右方向に長い係
合溝21,22をそれぞれ有するとともに前記嵌
合凹部15,16に嵌入係合される台形状の嵌合
突部24,25が設けられている。前記複数個の
弾性保持片23はギヤボツクス20の背面に同心
円上に突設されて後方に延在し、その先端部内側
面には前記駆動モータ5の背面周縁部に係合する
鉤形係合部23aが設けられている。前記ギヤボ
ツクス20の内部には前記駆動モータ5の回転を
減速する減速歯車機構6およびサイクル切換機構
26が収容されている。前記減速歯車機構6は従
来周知のもので、軸27,28にそれぞれ固定も
しくは回転自在に軸支された歯車列によつて構成
される。同様に、サイクル切換機構26も従来周
知のもので、歯数の異なる一対のピニオン29
a,29bと、これら一対のピニオン29a,2
9bが回転自在に取付けられたピニオン切換アー
ム30と、このアーム30を回動させる切換軸3
1等で構成され、前記切換軸31の後端がケース
本体4の背面に形成された小孔から突出されるこ
とにより外部からのサイクル切換を可能にしてい
る。
前記計数機構7は、従来周知のいわゆる零復帰
式カウンタと同様に構成されるもので、前面に左
右一対の側壁32a,32bを有するカウンタフ
レーム(フレーム)32と、前記一対の側壁32
a,32b間に支架された数字車軸33に回転自
在に軸支された複数個の数字車34および一側面
にウオームギヤ35が一体に設けられた歯車36
と、前記ウオームギヤ35と噛合し、前記減速歯
車機構6によつて減速された駆動モータ5の回転
が伝達されるウオーム37と、前記一対の側壁3
2a,32b間に回動自在に支持された復帰レバ
ー38と、この復帰レバー38に支架されたピニ
オン軸39に回転自在に軸支され前記数字車34
の桁送り動作を行う複数個のピニオン40と、右
側の側壁32bに摺動自在に取付けられ押圧操作
されることにより前記復帰レバー38を回動させ
て数字車34を一斉に零復帰させる押釦41等を
備えている。前記ウオーム37が固定されたウオ
ーム軸37aの後端はカウンタフレーム32の背
面に突出されて、図示しない歯車を有し、この歯
車が前記カウンタフレーム32をギヤボツクス2
0に取付けた際、減速歯車機構6の軸28に軸支
された歯車42と噛合されるように構成されてい
る。また、前記計数機構7は計数動作中を表示す
る回転板43を備えており、この回転板43の軸
44には前記ウオーム軸37aに固定された前記
歯車と噛合するピニオン(図示せず)が固定され
ている。
前記カウンタフレーム32は前記ギヤボツクス
20の外形形状と同一に形成されることにより、
その上下中央には、前記嵌合凹部15,16に嵌
入係合される台形状の突部45がそれぞれ突設さ
れ、またその背面には前記減速歯車機構6の軸2
7,28をそれぞれ軸支する一対の円筒状に形成
された軸受部(図示せず)と、上下一対の弾性係
合片46および左右一対のガイド板47が突設さ
れている。そして、前記カウンタフレーム32は
ギヤボツクス20の前面開口端面に着脱可能に取
付けられるもので、この取付けに際して前記一対
の弾性係合片46がギヤボツクス20の嵌合突部
24,25の内面に沿つて該ギヤボツクス20内
に差込まれ、その先端係合部46aが前記係合溝
21,22にそれぞれ嵌入係合するように構成さ
れている。一方、前記一対のガイド板47はカウ
ンタフレーム32の左右方向の移動を規制防止す
るもので、ギヤボツクス20の左右両側面の内面
に沿つてギヤボツクス20内に挿入される。
また、カウンタフレーム32とギヤボツクス2
0との結合によつて、前記減速歯車機構6の軸2
7,28がカウンタフレーム32の軸受部によつ
て軸支され、かつウオーム軸37aに固定された
歯車が前述した通り歯車42と噛合することによ
り、減速歯車機構6と計数機構7の結合がはから
れる。そして、このように一体に結合されてユニ
ツト化したギヤボツクス20とカウンタフレーム
32は前記ケース本体4に収納される。この時、
ギヤボツクス20の嵌合突部24,25およびカ
ウンタフレーム32の突部45がケース本体4の
嵌合溝15,16にそれぞれ嵌入係合するため、
ギヤボツクス20およびカウンタフレーム32の
上下、左右方向の移動、ガタ付きは防止される。
前記前面パネル17は前記リブ9に嵌合されて
ケース本体4の前面開口部8を閉塞するもので、
その上下端中央には前記リブ9に形成された係合
溝18に嵌入係合する略楔状の係合突起47がそ
れぞれ突設されている。また、前面パネル17に
は前記数字車34の表示面に対応して透明な表示
窓48が、押釦41に対応して矩形孔49が、そ
して回転板43に対応して円孔50がそれぞれ形
成されている。前記押釦41はその先端部が前記
矩形孔49を貫通して前面パネル17の前方に突
出することにより、外部操作可能とされている。
前記前面パネル17のケース本体4への取付けに
際しては、その背面がカウンタフレーム32の側
壁32a,32bの前端面に当接して駆動モータ
5をケース本体4の内壁に押付けることにより、
前記ギヤボツクス20およびカウンタフレーム3
2の前後方向の移動が規制される。
かくしてこのような構成による時間計1によれ
ば、一体的に結合されたギヤボツクス20および
カウンタフレーム32は止めねじを一切使用する
ことなくケース本体4内に組込まれることになる
ので、組立、分解、保守点検時の作業が容易で、
作業能率を向上させることができる。また、駆動
モータ5、減速歯車機構6およびサイクル切換機
構26をギヤボツクス20に組込み、計数機構7
をカウンタフレーム32に組込み、しかる後、ギ
ヤボツクス20とカウンタフレーム32を一体的
に結合してユニツト化しているので、組立を別個
に行うことができ、組立作業を一層容易にする。
なお、上記実施例はサイクル切換機構26を備
えた時間計1について説明したが、本考案はこれ
に何ら限定されるものではなく、製造時点で使用
電源の周波数に合せて減速歯車機構を設計してお
けば、サイクル切換機構をかならずしも必要とし
ない。
以上説明したように、本考案に係る時間計はケ
ース本体に駆動モータと減速歯車機構を組込んだ
ギヤボツクスおよび計数機構を組込んだフレーム
を収容し、これらを前面パネルで固定して構成し
たので、止めねじを使用する必要がなく、そのた
め組立、分解、保守点検作業等を容易に行え作業
能率の向上を計ることができる。また、ギヤボツ
クスへの駆動モータおよび減速歯車機構の組込み
作業およびフレームへの計数機構の組込み作業を
別個に行うことができ、しかもこれらのギヤボツ
クスとフレームとの結合も容易で、かつこの結合
時に両機構の結合が計れ、調整作業を一切必要と
しないので、組立作業が容易であるなど、その効
果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る時間計の一実施例を示す
分解斜視図、第2図は同時間計の一部破断側面図
である。 1……時間計、2……パネル、4……ケース本
体、5……同期モータ、6……減速歯車機構、7
……計数機構、8……開口部、10,11……弾
性押圧片、15,16……嵌合凹部、17……前
面パネル、18……係合溝、20……ギヤボツク
ス、21,22……係合溝、23……弾性保持
片、24,25……嵌合突部、32……カウンタ
フレーム(フレーム)、34……数字車、38…
…復帰レバー、40……ピニオン、41……押
釦、45……突部、46……弾性係合片、47…
…係合突起、48……表示窓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全体矩形箱形を呈し、開口部8と、その周囲に
    張出し形成されたリブ8と、内面に形成された嵌
    合凹部15,16と、先端が前記リブの後方近傍
    に延在して突設された略へ字状の弾性押圧片1
    0,11と、前記リブに設けられた係合溝18と
    を有するケース本体4と、全体矩形箱形を呈し、
    前記嵌合凹部に対応して周面に形成された嵌合突
    部24,25および係合溝21,22と、同心円
    上に突設された複数個の弾性保持片23とを有
    し、内部には複数個の歯車からなる減速歯車機構
    6が組込まれるとともに、底面には前記弾性保持
    片を介して同期モータが組付けられたギヤボツク
    ス20と、複数個の数字車34、ピニオン40、
    復帰レバー38、押釦41等からなる計数機構7
    と、前記ケース本体の嵌合凹部に対応する突部4
    5および前記ギヤボツクスの係合溝に対応する弾
    性係合片46とを有し計数機構を組込んだフレー
    ム32と、表示窓48と、前記ケース本体の係合
    溝に係合する係合突起47を有する前面パネル1
    7とを備え、前記ギヤボツクスとフレームとを係
    合溝と弾性係合片とを結合することによつて組合
    せると減速歯車機構と計数機構とが連結されて同
    期モータの回転が計数機構に伝達され、嵌合凹部
    と嵌合突部、突部との嵌合によつて位置決めされ
    てケース本体に収納されたギヤボツクスおよびフ
    レームは、係合突起を係合溝に係合することによ
    つて開口部に嵌込まれた前面パネルによつて保持
    されるように構成したことを特徴とした時間計。
JP1981046833U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS6326794Y2 (ja)

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JPS57157953U JPS57157953U (ja) 1982-10-04
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JP2726909B2 (ja) * 1987-05-26 1998-03-11 松下電工株式会社 時間計

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