JPS63267571A - 感熱記録装置 - Google Patents
感熱記録装置Info
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- JPS63267571A JPS63267571A JP10187987A JP10187987A JPS63267571A JP S63267571 A JPS63267571 A JP S63267571A JP 10187987 A JP10187987 A JP 10187987A JP 10187987 A JP10187987 A JP 10187987A JP S63267571 A JPS63267571 A JP S63267571A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/35—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
- B41J2/355—Control circuits for heating-element selection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/38—Preheating, i.e. heating to a temperature insufficient to cause printing
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[a業上の利用分野]
本発明は熱転写法あるいは通常の感熱記録法により、普
通紙あるいは感熱紙に記録を行う感熱記録装置に関する
ものである。
通紙あるいは感熱紙に記録を行う感熱記録装置に関する
ものである。
[従来の技術]
プリンタ、ファクシミリあるいはタイプライタ等の記録
装置として、プラテンに沿ってB動するキャリッジ上に
記録ヘッドを搭載し、該記録ヘッドで記録シート(記録
媒体)を走査しながら記録していくシリアル式ものが広
く使用されている。
装置として、プラテンに沿ってB動するキャリッジ上に
記録ヘッドを搭載し、該記録ヘッドで記録シート(記録
媒体)を走査しながら記録していくシリアル式ものが広
く使用されている。
また、記録方式にはインクジェット式、ワイヤドツト式
およびサーマル式など種々の方式が実用化されており、
サーマル式記録装置には、普通シートを使用しインクリ
ボンを介して記録ヘッド(サーマルヘッド)を圧接し溶
融インクを付層させる感熱転写記録装置と、感熱シート
(加熱により発色するシート)を使用しサーマルヘッド
を圧接して直接加熱して記録する感熱記録方式とがある
。
およびサーマル式など種々の方式が実用化されており、
サーマル式記録装置には、普通シートを使用しインクリ
ボンを介して記録ヘッド(サーマルヘッド)を圧接し溶
融インクを付層させる感熱転写記録装置と、感熱シート
(加熱により発色するシート)を使用しサーマルヘッド
を圧接して直接加熱して記録する感熱記録方式とがある
。
さらにインクリボンとしては、記録シートに加熱溶融イ
ンクを浸透させる浸透型のものと、インクを主として加
熱溶融時の粘漕力で記録シート表面に固着させる粘着型
のものとがあり、粘着型の場合は一度転写したインクを
剥離(リフトオフ)して行う修正が可能である。
ンクを浸透させる浸透型のものと、インクを主として加
熱溶融時の粘漕力で記録シート表面に固着させる粘着型
のものとがあり、粘着型の場合は一度転写したインクを
剥離(リフトオフ)して行う修正が可能である。
又インクリボンとして剥離温度の違いにより記録される
インク層が異なり、複数の色を1本のインクリボンで記
録できる多層多色のものも最近開発されてきている。
インク層が異なり、複数の色を1本のインクリボンで記
録できる多層多色のものも最近開発されてきている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、従来のサーマルヘッドにあっては、1つの記録
用発熱体しか持たないために、浸透型インクリボン、非
浸透型インクリボン、多層多色型のインクリボン等を使
用する場合、剥離温度を1つの記録用発熱体で制御する
ことは不可能であるとともに、記録媒体や熱転写媒体の
予備加熱を行うことは不可能であった。
用発熱体しか持たないために、浸透型インクリボン、非
浸透型インクリボン、多層多色型のインクリボン等を使
用する場合、剥離温度を1つの記録用発熱体で制御する
ことは不可能であるとともに、記録媒体や熱転写媒体の
予備加熱を行うことは不可能であった。
本発明は上記従来例に鑑みなされたもので、熱転写媒体
あるいは記録媒体を、実際の記録時以前に予備加熱でき
る感熱記録装置を提供することを目的とする。
あるいは記録媒体を、実際の記録時以前に予備加熱でき
る感熱記録装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために本発明のサーマルヘッドは以
下の様な構成か、らなる。即ち、第1の発熱抵抗体列と
、該第1の発熱抵抗体列に対しほぼ平行で所定間隔を置
いて設けられた第2の発熱抵抗体列とを備えたサーマル
ヘッドと、該サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に走
査して記録を行う走査手段と、最初に記録位置に到達す
る前記第1の発熱抵抗体列により、前記記録媒体あるい
は熱転写媒体を予備加熱する手段とを備える。
下の様な構成か、らなる。即ち、第1の発熱抵抗体列と
、該第1の発熱抵抗体列に対しほぼ平行で所定間隔を置
いて設けられた第2の発熱抵抗体列とを備えたサーマル
ヘッドと、該サーマルヘッドと記録媒体とを相対的に走
査して記録を行う走査手段と、最初に記録位置に到達す
る前記第1の発熱抵抗体列により、前記記録媒体あるい
は熱転写媒体を予備加熱する手段とを備える。
[作用]
以上の構成において、第1の発熱抵抗体列と、該第1の
発熱抵抗体列に対しほぼ平行で所定間隔を置いて設けら
れた第2の発熱抵抗体列とを備えたサーマルヘッドとと
記録媒体とを相対的に走査して記録を行うとき、最初に
記録位置に到達する第1の発熱抵抗体列により、記録媒
体あるいは熱転写媒体を予備加熱するように動作する。
発熱抵抗体列に対しほぼ平行で所定間隔を置いて設けら
れた第2の発熱抵抗体列とを備えたサーマルヘッドとと
記録媒体とを相対的に走査して記録を行うとき、最初に
記録位置に到達する第1の発熱抵抗体列により、記録媒
体あるいは熱転写媒体を予備加熱するように動作する。
[実施例]
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を説明
する。
する。
〔熱転写プリンタの説明 (第1図)]第1図は実施例
のサーマルヘッドを備えた熱転写プリンタの概略構成を
示す図で、本プリンタはワードプロセッサや電子タイプ
ライタ、ファクシミリ装置等の各種機器の出力部に適用
される。
のサーマルヘッドを備えた熱転写プリンタの概略構成を
示す図で、本プリンタはワードプロセッサや電子タイプ
ライタ、ファクシミリ装置等の各種機器の出力部に適用
される。
図中、100はプリンタ全体の制御を行う制御部で、例
えばマイクロプロセッサ等MPU、MPUの制御プログ
ラムやデータ等を格納するROM1ワークエリアとして
のRAM等を備え、入力部102よりプリントデータを
入力してプリントする等の動作制御を行う。101はプ
リントに使用される熱転写用のインクリボン105の種
類を入力するリボン指定部である。
えばマイクロプロセッサ等MPU、MPUの制御プログ
ラムやデータ等を格納するROM1ワークエリアとして
のRAM等を備え、入力部102よりプリントデータを
入力してプリントする等の動作制御を行う。101はプ
リントに使用される熱転写用のインクリボン105の種
類を入力するリボン指定部である。
103はサーマルヘッド104とインクリボン105等
を搭載し、記録シート上を走査するキャリッジである。
を搭載し、記録シート上を走査するキャリッジである。
106はキャリッジ103の走査用モータであるキャリ
ッジモータ107を駆動するモータ制御部で、制御部1
00よりの制御信号に従って、キャリッジモータ10フ
の回転制御を行う。108は記録シートの送りを行うシ
ートフィードモータ109を、制御部100よりの制御
信号に従って駆動するモータ制御部である。
ッジモータ107を駆動するモータ制御部で、制御部1
00よりの制御信号に従って、キャリッジモータ10フ
の回転制御を行う。108は記録シートの送りを行うシ
ートフィードモータ109を、制御部100よりの制御
信号に従って駆動するモータ制御部である。
[プリント部の要部の説明 (第2図])第2図は実施
例の熱転写プリンタのプリント部の要部の斜視図で、第
1図と共通部分は同一記号で示している。
例の熱転写プリンタのプリント部の要部の斜視図で、第
1図と共通部分は同一記号で示している。
図において、プラテン20にバックアップされた記録シ
ート21に、サーマルヘッド104によりインクリボン
105を画情報に対応して加熱し、インクリボン105
のインクを記録シート21に転写することによってプリ
ントを行うように構成されている。
ート21に、サーマルヘッド104によりインクリボン
105を画情報に対応して加熱し、インクリボン105
のインクを記録シート21に転写することによってプリ
ントを行うように構成されている。
キャリッジ103はプラテン20にほぼ平行に設置され
たガイドシャフト22に沿って穆勤可能に装着されてい
る。ステッピングモータ等のキャリッジモータ107、
駆動プーリ23、従動プーリ24及びこれらのプーリに
巻回され、かつキャリッジ103に結合されたベルト2
5から成る駆動系によって、矢印R方向に走査され、往
復運動される。キャリッジ103が1ライン分走査して
、1ライン分のプリントが実行されると、シートフィー
ドモータ109はプラテン20を回転駆動して記録シー
ト21を1性分矢印P方向に移動する。
たガイドシャフト22に沿って穆勤可能に装着されてい
る。ステッピングモータ等のキャリッジモータ107、
駆動プーリ23、従動プーリ24及びこれらのプーリに
巻回され、かつキャリッジ103に結合されたベルト2
5から成る駆動系によって、矢印R方向に走査され、往
復運動される。キャリッジ103が1ライン分走査して
、1ライン分のプリントが実行されると、シートフィー
ドモータ109はプラテン20を回転駆動して記録シー
ト21を1性分矢印P方向に移動する。
サーマルヘッド104は、複数の電気熱変換体(例えば
縦2列に配列された40個の発熱抵抗体)を有し、記録
シート21に圧接するダウン位置及び離反するアップ位
置間で揺動駆動されるよう装着されている。
縦2列に配列された40個の発熱抵抗体)を有し、記録
シート21に圧接するダウン位置及び離反するアップ位
置間で揺動駆動されるよう装着されている。
キャリッジ103上には、サーマルヘッド101の前面
にインクリボン105を供給するためのリボンカセット
26が着脱自在にセットされている。リボンカセット2
6内の供給軸27に巻かれたインクリボン105は、記
録時、キャリッジ103に設けたリボン駆動軸(図示せ
ず)により所定方向に、サーマルヘッド104の動きに
同0期して順次巻取り軸28に巻取り駆動される。
にインクリボン105を供給するためのリボンカセット
26が着脱自在にセットされている。リボンカセット2
6内の供給軸27に巻かれたインクリボン105は、記
録時、キャリッジ103に設けたリボン駆動軸(図示せ
ず)により所定方向に、サーマルヘッド104の動きに
同0期して順次巻取り軸28に巻取り駆動される。
[サーマルヘッドの説明 (第3図〜5図)]第3図は
実施例のサーマルヘッド104の記録面の構成を示す図
である。
実施例のサーマルヘッド104の記録面の構成を示す図
である。
図において、サーマルヘッド104はセラミック基板2
の表面に画像記録用の発熱抵抗体列3.4を備えたドツ
ト形成手段によ゛り構成されている。各発熱抵抗体列3
.4はそれぞれ発熱抵抗体3−1〜3−N、4−1〜4
−NのN個の発熱抵抗体で構成され、各発熱抵抗体は共
通電極5に接続されている。各発熱抵抗体の通電制御は
共通電極5と、各拠熱抵抗体に接続された個別電極によ
って行われる。尚、発熱抵抗体列3.4はそれぞれガラ
ス質のグレーズ6.7上に形成されており、ガラスグレ
ーズ6.7は巾、高さともほぼ同一であるが、異なって
いても問題はない、尚、発熱抵抗体列3はセラミック基
板2の記録方向上流側端部に設けられている。
の表面に画像記録用の発熱抵抗体列3.4を備えたドツ
ト形成手段によ゛り構成されている。各発熱抵抗体列3
.4はそれぞれ発熱抵抗体3−1〜3−N、4−1〜4
−NのN個の発熱抵抗体で構成され、各発熱抵抗体は共
通電極5に接続されている。各発熱抵抗体の通電制御は
共通電極5と、各拠熱抵抗体に接続された個別電極によ
って行われる。尚、発熱抵抗体列3.4はそれぞれガラ
ス質のグレーズ6.7上に形成されており、ガラスグレ
ーズ6.7は巾、高さともほぼ同一であるが、異なって
いても問題はない、尚、発熱抵抗体列3はセラミック基
板2の記録方向上流側端部に設けられている。
8は少なくとも2Nビツトのビット量を有するシフトレ
ジスタで、外部より記録するシリアル画像データを同期
クロックとともに入力している。
ジスタで、外部より記録するシリアル画像データを同期
クロックとともに入力している。
シフトレジスタ8の出力は対応するNPNトランジスタ
9−1〜9−N、10−1〜10−Nのベースに入力さ
れている。記録動作時、記録タイミンクになって共通電
極5に所定の電圧が印加されると、ハイレベルとなって
いるシフトレジスタ8の出力に対応したNPN)ランジ
スタがオンになり、対応する発熱抵抗体に共通電極5よ
りトランジスタ側に電流が流れることにより通電・加熱
されて記録が行われる。
9−1〜9−N、10−1〜10−Nのベースに入力さ
れている。記録動作時、記録タイミンクになって共通電
極5に所定の電圧が印加されると、ハイレベルとなって
いるシフトレジスタ8の出力に対応したNPN)ランジ
スタがオンになり、対応する発熱抵抗体に共通電極5よ
りトランジスタ側に電流が流れることにより通電・加熱
されて記録が行われる。
第4図は第3図の線IV−mVからサーマルヘッド10
4を見たときの図で、サーマルヘッド104、は矢印A
方向に8動して印字を行う。
4を見たときの図で、サーマルヘッド104、は矢印A
方向に8動して印字を行う。
第5図は前記サーマルヘッド104の使用状態を示す図
である。
である。
第5図において、サーマルヘッド104はプラテン20
にバックアップされた記録シート21に対抗して設けら
れており、記録時、インクリボン105は図示のように
サーマルヘッド104の8動に同期して矢印B方向に供
給され、発熱抵抗体列3および4を通過した後、後縁か
ら剥離角βで剥離される。尚、サーマルヘッド104の
一方の発熱抵抗体列のみにより記録を行うとぎは、記録
しないほうの抵抗体列の出力データを全て“0″にして
行う記録を行う。
にバックアップされた記録シート21に対抗して設けら
れており、記録時、インクリボン105は図示のように
サーマルヘッド104の8動に同期して矢印B方向に供
給され、発熱抵抗体列3および4を通過した後、後縁か
ら剥離角βで剥離される。尚、サーマルヘッド104の
一方の発熱抵抗体列のみにより記録を行うとぎは、記録
しないほうの抵抗体列の出力データを全て“0″にして
行う記録を行う。
[インクリボンの説明 (第6図)]
第6図(A)〜(C)は種々の熱転写用インクリボンの
断面構造を模式的に示す図である。
断面構造を模式的に示す図である。
第6図(A)は浸透型のインクリボンの断面構造を示す
図である。
図である。
60はポリエステル等から成るベースフィルムで、約3
.5μmの厚さを有している。61は着色剤としてのカ
ーボンブラック等の顔料或いは染料、柔軟剤としてのオ
イル等を含むインク層で、カルナウバワックスあるいは
エステルワックス等を含んだバインダ剤でベースフィル
ム6oに接着されている。このインク層61の厚さは約
4μm程度が望ましい。
.5μmの厚さを有している。61は着色剤としてのカ
ーボンブラック等の顔料或いは染料、柔軟剤としてのオ
イル等を含むインク層で、カルナウバワックスあるいは
エステルワックス等を含んだバインダ剤でベースフィル
ム6oに接着されている。このインク層61の厚さは約
4μm程度が望ましい。
この浸透型インクリボンでは、加熱により溶融されたイ
ンク層61のインクの粘度が低いため、記録シートに浸
透し易いという特徴がある。従って印字時におけるイン
クリボンの記録シートよりの剥離は、インク温度が低下
してから行うほうが印字品位が良くなるという傾向があ
る。
ンク層61のインクの粘度が低いため、記録シートに浸
透し易いという特徴がある。従って印字時におけるイン
クリボンの記録シートよりの剥離は、インク温度が低下
してから行うほうが印字品位が良くなるという傾向があ
る。
第6図(B)はりフトオフ可能な非浸透型のインクリボ
ンの断面構造を示した図である。
ンの断面構造を示した図である。
この非浸透型のインクリボンは、ポリエステル等から成
るベースフィルム62とインク層64との間に、溶けや
すく加熱時の粘度が小さい剥離層63を形成している。
るベースフィルム62とインク層64との間に、溶けや
すく加熱時の粘度が小さい剥離層63を形成している。
インク層64は加熱によって溶融するインクの粘度が高
く、記録シートへの浸透が少ない粘着型の層で、例えば
高分子化合物であるエチレンサクサンビニール、ポリア
クリル系樹脂、ポリビニールアルコール系樹脂などの加
熱時に粘着力を生じる媒体にカーボングラツクあるいは
その他の染料を混入した材料により構成されている。
く、記録シートへの浸透が少ない粘着型の層で、例えば
高分子化合物であるエチレンサクサンビニール、ポリア
クリル系樹脂、ポリビニールアルコール系樹脂などの加
熱時に粘着力を生じる媒体にカーボングラツクあるいは
その他の染料を混入した材料により構成されている。
尚、剥離層63には、例えばワックス系、低分子量のポ
リエチレンやポリアミドなどの、加熱時に溶融し低粘度
化する材料が使用される。また第6図(B)のインクリ
ボンの各層の厚さは、例えば、ベースフィルム62を3
.5μm1剥離層63を2μm1インク層64を4μm
程度にすることができる。
リエチレンやポリアミドなどの、加熱時に溶融し低粘度
化する材料が使用される。また第6図(B)のインクリ
ボンの各層の厚さは、例えば、ベースフィルム62を3
.5μm1剥離層63を2μm1インク層64を4μm
程度にすることができる。
又この非浸透型インクリボンに於いては、加熱された剥
離層63、インク層64の温度が高いうちにベースフィ
ルム62から剥離する事により、記録シート21に転写
されて良好な印字を行なうことができる。一方、加熱し
て温度が下がってから剥離するとベース62、剥離層6
3、インク層64間の粘着力が、インク層64と記録シ
ート間の粘着力より強い為、インク層64は記録シート
に転写されずにベースフィルム62側に戻ってきてしま
うという性質を有する。
離層63、インク層64の温度が高いうちにベースフィ
ルム62から剥離する事により、記録シート21に転写
されて良好な印字を行なうことができる。一方、加熱し
て温度が下がってから剥離するとベース62、剥離層6
3、インク層64間の粘着力が、インク層64と記録シ
ート間の粘着力より強い為、インク層64は記録シート
に転写されずにベースフィルム62側に戻ってきてしま
うという性質を有する。
第6図(C)は多層多色型のインクリボンの断面構造を
示す図である 65はポリエステル等から成るベースフィルム、66は
粘着力の高いカーボンブラック等の発色顔料或いは染料
を含んだ第1インク層、67は第1インク層66に比ら
べ粘着力が低く、第1インク層66と異なった発色顔料
或いは染料を含んだ第2インク層で、各層の厚さは、例
えばベースフィルム65を3.5μm、第1インク層6
6を3μm1第2インク層67を3μm程度にすること
が出来る。
示す図である 65はポリエステル等から成るベースフィルム、66は
粘着力の高いカーボンブラック等の発色顔料或いは染料
を含んだ第1インク層、67は第1インク層66に比ら
べ粘着力が低く、第1インク層66と異なった発色顔料
或いは染料を含んだ第2インク層で、各層の厚さは、例
えばベースフィルム65を3.5μm、第1インク層6
6を3μm1第2インク層67を3μm程度にすること
が出来る。
この多層多色型インクリボンにあっては、加熱されて温
度が高いうちに剥離すると第2インク層67と第1イン
ク層66間の粘着力が弱まり、第2インク層67のみが
記録シート側に転写される。又、加熱後冷却してから剥
離すると、一度弱まった第2インク層67と第1インク
層66間の粘着力が再び強くなり、記録シートと第2イ
ンク層67間の粘着力がベースフィルム65、第1イン
ク層66間の粘着力より強くなる為、第2インク層6フ
、第1.インク層66の両方が記録シートに転写され、
第1インク層66が上になるため第1インク層66の色
にて記録されることになる。
度が高いうちに剥離すると第2インク層67と第1イン
ク層66間の粘着力が弱まり、第2インク層67のみが
記録シート側に転写される。又、加熱後冷却してから剥
離すると、一度弱まった第2インク層67と第1インク
層66間の粘着力が再び強くなり、記録シートと第2イ
ンク層67間の粘着力がベースフィルム65、第1イン
ク層66間の粘着力より強くなる為、第2インク層6フ
、第1.インク層66の両方が記録シートに転写され、
第1インク層66が上になるため第1インク層66の色
にて記録されることになる。
こういった種々のリボンにあっては、加熱時にベースフ
ィルムの熱的、機械的な損傷を防止するために、ベース
フィルムのインク層と反対側に、シリコン等のコート剤
を塗ることは一般的に知られている。
ィルムの熱的、機械的な損傷を防止するために、ベース
フィルムのインク層と反対側に、シリコン等のコート剤
を塗ることは一般的に知られている。
[サーマルヘッドの使用状態の説明
(第7.8図)
第7図、第8図はサーマルヘッド104の使用状態を説
明するための図で、第5図と共通部分は同一記号で示し
ている。
明するための図で、第5図と共通部分は同一記号で示し
ている。
第7図(A)は剥離温度が低いインクリボンを使用する
場合を示す図で、例えば第6図(A)及び第6図(C)
に示した浸透型インクリボン、多色多層インクの第1イ
ンク層66による記録時には、発熱抵抗体4を加熱する
。これによりインクリボン105の70が加熱されて溶
融する。第7図(B)の如く、サーマルヘッド104の
矢印六方向の移動に伴ってインクリボン105が記録シ
ート21より剥離されるが、それ迄に距離(時間)があ
る為に冷却され、70が記録シート21の表面に転写さ
れて記録が行われる。
場合を示す図で、例えば第6図(A)及び第6図(C)
に示した浸透型インクリボン、多色多層インクの第1イ
ンク層66による記録時には、発熱抵抗体4を加熱する
。これによりインクリボン105の70が加熱されて溶
融する。第7図(B)の如く、サーマルヘッド104の
矢印六方向の移動に伴ってインクリボン105が記録シ
ート21より剥離されるが、それ迄に距離(時間)があ
る為に冷却され、70が記録シート21の表面に転写さ
れて記録が行われる。
又剥離温度の高いインクリボンを使用する時、例えば第
6図(B)(C)に示した非浸透型インクリボン、多色
多層インクの第2インク層67の記録時には、第7図(
B)において、第2発熱抵抗体3を加熱するとインクリ
ボン105の71が加熱されて溶融される。この時はイ
ンクリボン105が記録シート21から剥離するまでの
距離(時間)が短い為冷却されず、高い粘度を有する状
態のまま剥離される。従って第7図(B)のように記録
シート21の表面に71が転写されて、記録が行われる
。
6図(B)(C)に示した非浸透型インクリボン、多色
多層インクの第2インク層67の記録時には、第7図(
B)において、第2発熱抵抗体3を加熱するとインクリ
ボン105の71が加熱されて溶融される。この時はイ
ンクリボン105が記録シート21から剥離するまでの
距離(時間)が短い為冷却されず、高い粘度を有する状
態のまま剥離される。従って第7図(B)のように記録
シート21の表面に71が転写されて、記録が行われる
。
第8図(A)(B)は記録シート21上の記録データを
リフトオフ消去する場合を示す図である。
リフトオフ消去する場合を示す図である。
第8図(A)で記録シート21のドツト72の位置で、
第6図(B)に示した非浸透型インクリボンを介して発
熱抵抗体4に加熱を行う。加熱されたドツト72はイン
クリボン105のインク層64と溶融状態で結合する。
第6図(B)に示した非浸透型インクリボンを介して発
熱抵抗体4に加熱を行う。加熱されたドツト72はイン
クリボン105のインク層64と溶融状態で結合する。
この後、サーマルヘッド104が矢印六方向に移動して
第8図(B)の状態になると、インク層64は冷却され
てドツト72とインク層64との界面が接着状態で固化
される。これにより記録シート21よりインクリボン1
05が剥離されるとき、そのままリボン105と共にド
ツト72が記録シート21より剥離されてリフトオフ消
去が行われる。
第8図(B)の状態になると、インク層64は冷却され
てドツト72とインク層64との界面が接着状態で固化
される。これにより記録シート21よりインクリボン1
05が剥離されるとき、そのままリボン105と共にド
ツト72が記録シート21より剥離されてリフトオフ消
去が行われる。
以上説明した様に、発熱抵抗体4を発熱させることによ
り、浸透型インクリボンによる画像記録あるいは非浸透
型インクリボンにあってはリフトオフ消去を行うことが
できる。また、発熱抵抗体3を発熱させることにより、
非浸透型インクリボンによる画像記録を行うことができ
る。また多層多色型インクリボンの場合には、第1及び
第2の発熱抵抗体のいずれかを発熱させることにより、
異なった色で記録することができる。
り、浸透型インクリボンによる画像記録あるいは非浸透
型インクリボンにあってはリフトオフ消去を行うことが
できる。また、発熱抵抗体3を発熱させることにより、
非浸透型インクリボンによる画像記録を行うことができ
る。また多層多色型インクリボンの場合には、第1及び
第2の発熱抵抗体のいずれかを発熱させることにより、
異なった色で記録することができる。
[プリント及びリフトオフ動作の説明
(第9図〜第13図)]
第9図は実施例のプリント処理のフローチャートで、本
プログラムは制御部100のROMに記憶されている。
プログラムは制御部100のROMに記憶されている。
ステップS1でリボン指定部101よりインクリボン1
05の種類が入力されるとステップs2に進み、入力さ
れたインクリボン105の種類を制御部100のRAM
に記憶する。このインクリボン105の種類とは、例え
ば第6図(A)〜(C)に示したインクリボンの種類を
指している。
05の種類が入力されるとステップs2に進み、入力さ
れたインクリボン105の種類を制御部100のRAM
に記憶する。このインクリボン105の種類とは、例え
ば第6図(A)〜(C)に示したインクリボンの種類を
指している。
ステップS3ではインクリボン105の種類に対応して
サーマルヘッド104の使用する発熱抵抗体列を決定し
、抵抗体列3.4の間隔分サーマルヘッド104を記録
方向あるいはその逆方向に移動させて、プリント開始位
置が使用する発熱抵抗体列によってずれないようにする
。ステップS4では記録に使用する発熱抵抗体列にプリ
ントデータを出力し、他の発熱抵抗体列にはプリントデ
ータ″0”を出力する。
サーマルヘッド104の使用する発熱抵抗体列を決定し
、抵抗体列3.4の間隔分サーマルヘッド104を記録
方向あるいはその逆方向に移動させて、プリント開始位
置が使用する発熱抵抗体列によってずれないようにする
。ステップS4では記録に使用する発熱抵抗体列にプリ
ントデータを出力し、他の発熱抵抗体列にはプリントデ
ータ″0”を出力する。
ステップS5ではサーマルヘッド104に所定時間通電
して発熱させて記録を行う、ステップS6ではキャリッ
ジモータ10フをインクリボン105の種類に対応した
スピードで所定量回転させて、キャリッジ103の移動
を行う。ステップS7で1ライン分のプリントが終了し
たかを調べ、1ライン分のプリントが終了するとステッ
プS8に進み、キャリッジリターン、シート送り等を行
ってステップS9に進み、全データのプリントを終了す
るまで上記動作を繰返し実行する。
して発熱させて記録を行う、ステップS6ではキャリッ
ジモータ10フをインクリボン105の種類に対応した
スピードで所定量回転させて、キャリッジ103の移動
を行う。ステップS7で1ライン分のプリントが終了し
たかを調べ、1ライン分のプリントが終了するとステッ
プS8に進み、キャリッジリターン、シート送り等を行
ってステップS9に進み、全データのプリントを終了す
るまで上記動作を繰返し実行する。
第12図は記録動作を説明した図で、第12図(A)は
記録パターンの一例である文字「A」のパターンを示し
ている。第12図(B)は文字「A」を記録するとき、
各発熱抵抗体に加えられる駆動信号を示している。第1
2図(A)(B)の左側の数字は発熱抵抗体3−1〜3
−Nあるいは4−1〜4−Hのそれぞれに対応している
。
記録パターンの一例である文字「A」のパターンを示し
ている。第12図(B)は文字「A」を記録するとき、
各発熱抵抗体に加えられる駆動信号を示している。第1
2図(A)(B)の左側の数字は発熱抵抗体3−1〜3
−Nあるいは4−1〜4−Hのそれぞれに対応している
。
第12図(C)は非浸透型インクリボンでのりフトオフ
修正を行うときのタイミング例を示す図である。
修正を行うときのタイミング例を示す図である。
90は発熱抵抗体列4の奇数番目の抵抗体に加えるパル
ス列を、91は発熱抵抗体列4の偶数番目の抵抗体列に
加えるパルス列を示している。これにより第8図(A)
(B)のmlく、記録シート上のドツトが記録シート2
1により剥離されてインクリボン105に粘着接合され
る、尚、このリフトオフ消去の際に、発熱抵抗体列4に
消去したい記録データと同一のデータを出力するように
しても良いことはもちろんである。
ス列を、91は発熱抵抗体列4の偶数番目の抵抗体列に
加えるパルス列を示している。これにより第8図(A)
(B)のmlく、記録シート上のドツトが記録シート2
1により剥離されてインクリボン105に粘着接合され
る、尚、このリフトオフ消去の際に、発熱抵抗体列4に
消去したい記録データと同一のデータを出力するように
しても良いことはもちろんである。
第10図はりフトオフ動作を示すフローチャートである
。
。
ステップS10で消去したいプリント位置にキャリッジ
103が移動され、ステップSllで発熱抵抗体列3の
プリントデータを“0”、発熱抵抗体列4に消去したい
データに対応したデータ、あるいはベタ黒データを出力
し、ステップS12でサーマルヘッド104を駆動する
。この時前述の如く奇数番目の抵抗体と偶数番目の抵抗
体に分けて駆動しても良い、ステップS13でキャリッ
ジ103を所定量移動し、ステップS14で指定された
データ部の消去が完了したかを調べる。完了していない
ときは再びステップSllに戻り、前述の動作を行い、
指示された文字等の記録データのリフトオフ消去を行う
。
103が移動され、ステップSllで発熱抵抗体列3の
プリントデータを“0”、発熱抵抗体列4に消去したい
データに対応したデータ、あるいはベタ黒データを出力
し、ステップS12でサーマルヘッド104を駆動する
。この時前述の如く奇数番目の抵抗体と偶数番目の抵抗
体に分けて駆動しても良い、ステップS13でキャリッ
ジ103を所定量移動し、ステップS14で指定された
データ部の消去が完了したかを調べる。完了していない
ときは再びステップSllに戻り、前述の動作を行い、
指示された文字等の記録データのリフトオフ消去を行う
。
第13図はサーマルヘッドの通電に伴なう温度変化を示
す図である。
す図である。
図中、130はインクリボンを加熱後、冷却してから剥
離して画像の記録あるいはりフトオフ消去を行うまでの
温度推移を示す。これは第6図(A)の浸透型リボン、
多層多色型インクリボンの第1層のインクによる記録あ
るいは非浸透型インクリボンによるリフトオフ修正の際
の温度推移を示している。
離して画像の記録あるいはりフトオフ消去を行うまでの
温度推移を示す。これは第6図(A)の浸透型リボン、
多層多色型インクリボンの第1層のインクによる記録あ
るいは非浸透型インクリボンによるリフトオフ修正の際
の温度推移を示している。
一方、131は非浸透型あるいは多色多層インクリボン
の第2層のインクによる記録時のように、インクリボン
の加熱後、冷却しないうちに記録シートから剥離して記
録を行うときの温度推移を示している。
の第2層のインクによる記録時のように、インクリボン
の加熱後、冷却しないうちに記録シートから剥離して記
録を行うときの温度推移を示している。
尚、第13図においては、発熱抵抗体列4による加熱か
ら剥離時化にインクリボンが冷却される様図示している
が、冷却の状態は時間によるため、130で示した温度
時間推移になるよう、キャリッジ103の移動速度ある
いは発熱抵抗体列4とサーマルヘッド端部132の距離
あるいはキャリッジ103の移動速度を定めれば良い事
は明かである。
ら剥離時化にインクリボンが冷却される様図示している
が、冷却の状態は時間によるため、130で示した温度
時間推移になるよう、キャリッジ103の移動速度ある
いは発熱抵抗体列4とサーマルヘッド端部132の距離
あるいはキャリッジ103の移動速度を定めれば良い事
は明かである。
また記録(消去)終了時、剥離を行う為に使用し、た発
熱抵抗体とサーマルヘッド端部132の距離以上サーマ
ルヘッド104を更に移動して、粘着なしに剥離ができ
るよう制御することも可能である。従ってリボン毎に記
録(消去)終了時、サーマルヘッド104の移動量が変
わることもありえる。
熱抵抗体とサーマルヘッド端部132の距離以上サーマ
ルヘッド104を更に移動して、粘着なしに剥離ができ
るよう制御することも可能である。従ってリボン毎に記
録(消去)終了時、サーマルヘッド104の移動量が変
わることもありえる。
また133は発熱抵抗体列4を、通常より短いパルス幅
で予備加熱したときの温度変化を示す。
で予備加熱したときの温度変化を示す。
このときは発熱抵抗体列3に通常以下の加熱を行っても
、131に示す温度推移が得られる。
、131に示す温度推移が得られる。
第11図は予備加熱を行う記録動作を示すフローチャー
トである。
トである。
まずステップS20で発熱記録抵抗体列4にプリントデ
ータを出力し、ステップS21でサーマルヘッドを通常
の記録時よりも短い時間で駆動する。ステップS22で
は発熱抵抗体列3.4の間隔分キャリッジ103を移動
し、ステップS23で発熱抵抗体列3にプリントデータ
を出力し、ステップS24で通常記録時よりも短い時間
でサーマルヘッドの駆動を行う。
ータを出力し、ステップS21でサーマルヘッドを通常
の記録時よりも短い時間で駆動する。ステップS22で
は発熱抵抗体列3.4の間隔分キャリッジ103を移動
し、ステップS23で発熱抵抗体列3にプリントデータ
を出力し、ステップS24で通常記録時よりも短い時間
でサーマルヘッドの駆動を行う。
第14図は他の実施例のサーマルヘッドの構造を示す図
で、4列の発熱抵抗体列を備えることにより、更に細か
い温度設定及び記録制御が可能になっている。
で、4列の発熱抵抗体列を備えることにより、更に細か
い温度設定及び記録制御が可能になっている。
尚、本実施例ではサーマルヘッドが印字行に沿って移動
する、所謂シリアルプリンタの場合について説明したが
これに限定されるものでなく、例えばファクシミリ装置
で使用されている様な、サーマルラインヘッドで一度に
1行分の記録を行い、サーマルヘッドの直角方向に記録
紙を送るサーマルプリンタにおいても、行方向に複数の
記録用の発熱体を設ければ、同様に剥離温度の異なる記
録シートが使用可能なことは明かである。
する、所謂シリアルプリンタの場合について説明したが
これに限定されるものでなく、例えばファクシミリ装置
で使用されている様な、サーマルラインヘッドで一度に
1行分の記録を行い、サーマルヘッドの直角方向に記録
紙を送るサーマルプリンタにおいても、行方向に複数の
記録用の発熱体を設ければ、同様に剥離温度の異なる記
録シートが使用可能なことは明かである。
以上述べた如く本実施例によれば、種々のインクリボン
に対応して記録が行えるという効果がある。
に対応して記録が行えるという効果がある。
また発熱抵抗体列は共通電極5により同じタイミングで
通電されるようにしたが、各発熱抵抗体列毎に共通電極
を設けることにより、タイミングを変えて駆動するよう
にしてもよい。また各発熱抵抗体列の発熱温度を変える
ことにより、予熱やさらに高温あるいは低温用のインク
リボンにも適用できる。
通電されるようにしたが、各発熱抵抗体列毎に共通電極
を設けることにより、タイミングを変えて駆動するよう
にしてもよい。また各発熱抵抗体列の発熱温度を変える
ことにより、予熱やさらに高温あるいは低温用のインク
リボンにも適用できる。
[発明の効果]
以上述べた如く本発明によれば、熱転写媒体あるいは記
録媒体を予備加熱できるため、サーマルヘッド用の電力
を低減できるというのという効果がある。
録媒体を予備加熱できるため、サーマルヘッド用の電力
を低減できるというのという効果がある。
第1図は実施例の熱転写プリンタの概略構成を示図、
第2図は実施例の熱転写プリンタの要部の斜視図、
第3図は実施例のサーマルヘッドの構成を示す図、
第4図は第3図のサーマルヘッドを線IV−IVから見
たときの上面図、 第5図は本実施例のサーマルヘッドの使用状態を例示し
た図、 第6図(A)〜(C)はインクリボンの種類、構造を示
す模式的断面図、 第7図(A)(B)″および第8図(A)(B)’は実
施例のサーマルヘッドの使用状態を例示した図、 第9図は実施例のサーマルヘッドを用いたプリント処理
のフローチャート、 第10図はリフトオフ消去処理のフローチャート、 第11図は予備加熱処理のフローチャート、第12図(
A)〜(C)は文字r A 」のパターン及びドツト通
電波形を示した図、 第13図はサーマルヘッドの駆動に伴なう温度推移を示
す図、 第14図は4列の発熱抵抗体を備えた他の実施例のサー
マルヘッドの記録面より見た構造を示す図である。 図中、2・・・基板、3.4・・・発熱抵抗体列、3−
1〜3−N、4−1〜4−N・・・発熱抵抗体、5・・
・共通電極、6.7・・・グレーズ層、8・・・シフト
レジスタ、20・・・プラテン、21・・・記録シート
、26・・・リボンカセット、100・・・制御部、1
01・・・リボン指定部、102・・・人力部、103
・・・キャリッジ、104・・・サーマルヘッド、10
5・・・インクリボン、106.108・・・モータ駆
動部、107・・・キャリッジモータ、109・・・シ
ートフィードモータである。 第3rIJ ・第4図 第5図 第6図 第7図 M8図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図
たときの上面図、 第5図は本実施例のサーマルヘッドの使用状態を例示し
た図、 第6図(A)〜(C)はインクリボンの種類、構造を示
す模式的断面図、 第7図(A)(B)″および第8図(A)(B)’は実
施例のサーマルヘッドの使用状態を例示した図、 第9図は実施例のサーマルヘッドを用いたプリント処理
のフローチャート、 第10図はリフトオフ消去処理のフローチャート、 第11図は予備加熱処理のフローチャート、第12図(
A)〜(C)は文字r A 」のパターン及びドツト通
電波形を示した図、 第13図はサーマルヘッドの駆動に伴なう温度推移を示
す図、 第14図は4列の発熱抵抗体を備えた他の実施例のサー
マルヘッドの記録面より見た構造を示す図である。 図中、2・・・基板、3.4・・・発熱抵抗体列、3−
1〜3−N、4−1〜4−N・・・発熱抵抗体、5・・
・共通電極、6.7・・・グレーズ層、8・・・シフト
レジスタ、20・・・プラテン、21・・・記録シート
、26・・・リボンカセット、100・・・制御部、1
01・・・リボン指定部、102・・・人力部、103
・・・キャリッジ、104・・・サーマルヘッド、10
5・・・インクリボン、106.108・・・モータ駆
動部、107・・・キャリッジモータ、109・・・シ
ートフィードモータである。 第3rIJ ・第4図 第5図 第6図 第7図 M8図 第10図 第11図 第12図 第13図 第14図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1の発熱抵抗体列と、該第1の発熱抵抗体列に対しほ
ぼ平行で所定間隔を置いて設けられた第2の発熱抵抗体
列とを備えたサーマルヘッドと、該サーマルヘッドと記
録媒体とを相対的に走査して記録を行う走査手段と、最
初に記録位置に到達する前記第1の発熱抵抗体列により
、前記記録媒体あるいは熱転写媒体を予備加熱する手段
とを備えることを特徴とする感熱記録装置。 (2)前記サーマルヘッドの第2の発熱抵抗体列が前記
基体の記録方向上流側端部に設けられていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の感熱記録装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187987A JPS63267571A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 感熱記録装置 |
GB8809599A GB2204280B (en) | 1987-04-27 | 1988-04-22 | Thermal head and thermal recording apparatus using the same |
DE3814071A DE3814071A1 (de) | 1987-04-27 | 1988-04-26 | Thermokopf und diesen verwendender thermodrucker |
FR888805518A FR2614442B1 (fr) | 1987-04-27 | 1988-04-26 | Tete thermique et appareil d'enregistrement thermique l'utilisant |
IT47893/88A IT1219558B (it) | 1987-04-27 | 1988-04-27 | Apparecchio di registrazione termica e testina termica per esso |
US07/436,138 US4947188A (en) | 1987-04-27 | 1989-11-14 | Thermal head and thermal recording apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10187987A JPS63267571A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 感熱記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63267571A true JPS63267571A (ja) | 1988-11-04 |
Family
ID=14312232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10187987A Pending JPS63267571A (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 感熱記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63267571A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077135A1 (en) * | 1998-05-08 | 2001-02-21 | Shinko Electric Co. Ltd. | Thermal head and thermal printer |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP10187987A patent/JPS63267571A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1077135A1 (en) * | 1998-05-08 | 2001-02-21 | Shinko Electric Co. Ltd. | Thermal head and thermal printer |
EP1077135A4 (en) * | 1998-05-08 | 2001-10-31 | Shinko Electric Co Ltd | THERMAL HEAD AND THERMAL PRINTER |
US6339444B1 (en) | 1998-05-08 | 2002-01-15 | Shinko Electric Co., Ltd. | Thermal heat and thermal printer |
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