JPS63267427A - 微粉末の砂鉄又は鉄鉱石用分散安定剤 - Google Patents

微粉末の砂鉄又は鉄鉱石用分散安定剤

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JPS63267427A
JPS63267427A JP62103719A JP10371987A JPS63267427A JP S63267427 A JPS63267427 A JP S63267427A JP 62103719 A JP62103719 A JP 62103719A JP 10371987 A JP10371987 A JP 10371987A JP S63267427 A JPS63267427 A JP S63267427A
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JP
Japan
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guar gum
iron
iron ore
sand
water
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Pending
Application number
JP62103719A
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English (en)
Inventor
Akihiro Naka
中 昭廣
Fukunobu Mayuzumi
黛 福信
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DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、微粉末の砂鉄又は鉄鉱石用分散安定剤に関す
るものである。
更に3Tシ〈は、水への分散性が良好で、ポンプ輸送可
能な、微粉末の砂鉄又は鉄鉱石高濃度水系スラリーを提
供し、かつ長時間貯蔵してもハードケーキを生成せず、
安定性を保持する微粉末の砂鉄又は鉄鉱石−水系スラリ
ー用分散安定剤に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 微粉末の砂鉄、鉄鉱石の輸送又は取扱いは粉体であるが
ゆえに、多くの限定を受けざるを得ない。
例えば、ベルI・コンベアー輸送では水分を数%以下に
乾燥しないと輸送効率が悪くなる。
従って、乾燥は熱エネルギーの損失となり、また粉体の
空気輸送はラインの摩耗が発現し経済性に欠けることと
なる。
微粉末の砂鉄又は鉄鉱石と水のスラリーは、その比重の
差が著しく、砂鉄、鉄鉱石が沈降しやす<、ll31!
<、再分散しにくい沈殿物、すなわちハードゲーキを生
成する。
この解決策として、例えば貯蔵タンク底部や輸送ライン
に高圧水を噴射することにより、再流動化しスラリー状
にするが、この方法は動力費、作業能率に問題があり、
安定なスラリーが得られないため、貯蔵、輸送過程で逆
にトラブルを起しやすい。
−・般に、安定な分散体を得るために、界面活性剤を利
用することが知られている。
界面活性剤は、被分散体の表面へ吸若し、被分散体の届
れを促進させ、粒子集合物の単離を発現して水中への分
散効果を発揮する。
また水中での凝集を防止し1分散−安定効果も発揮する
といわれ、多くの分散現場で利用されている。
しかしながら、微粉末の砂鉄又は鉄鉱石と水溶媒からな
る水系スラリーの分散安定では、著しい比重差のため多
くの界面活性剤が、その実用的効果を発揮していない。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、これらの問題点を解消すべく鋭意研究の結
果、本発明に到達したものである。
即ち本発明は。
a)グアガムもしくはグアガム誘導体弔独、又は b)前記グアガムもしくはグアガム誘導体とビニル系水
溶性重合物との併用 を有効成分として含有することを特徴とする微粉末の砂
鉄又は鉄鉱石川分散安定剤である。
本発明で使用するグアガムとしては学名Gyaa+op
si!ITetragonolobaと称する豆科植物
より得られる種子を、任意な方法で殻を除去し。
製粉したものが挙げられる。
グアガムの組成は、概ね約80%がD−ガラクトースと
D−マンノースからなるガム質であり、他に蛋白質、r
a m¥TI、灰分、脂肪を含有する。
グアガム誘導体としては、前記グアーガムを原料として
アルカリ触媒下でフルキレンオキサイドを付加反応させ
たグアガムのフルキレンオキサイド付加物、又は原料グ
アガムをアルカリ処理したのちモノクロル酢酸もしくは
モノクロル耐酸ソーダでカルボキシメチル化したグアガ
ムのカルボキシメチル化物等が挙げられる。
前記アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイドが挙げられ、これらは各々単
独又は両者の併用いずれでも良い。
さらにアルキレンオキサイドの付加量は原料グアガムに
対して10wt%までである。
これら上記グアガム又はグアガム誘導体は。
1%水溶液の25°Cにおけるブルックフィールド型粘
度計(以下B型粘度計と言う)による粘度が、好ましく
は500cps以」二であり、これより低くなると本発
明の目的とする効果が劣る。
次に、本発明で使用するビニル系水溶性m合物としては
、例えばポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド部分
加水分解物、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリル酸
ソーダ、ポリスチレンスルホン酸ソーダ、ポリビニルア
ルコール部分ケン化物等が挙げられる。
これらビニル系水溶性重合物は、水溶性である限り使用
することができるが、好ましくは0.2%水溶液の25
°CにおけるB型粘度計による粘度が100Cρ以」−
である。
本発明にかかる微粉末の砂鉄又は鉄鉱石用分散安定剤と
しては、前記グアガムもしくはグアガム誘導体単独、又
は前記グアガムもしくはグアガム誘導体と前記ビニル系
水溶性重合物との併用を有効成分として含有するものが
挙げられる。
グアガムもしくはグアガム訓導体と併用するビニル系水
溶性重合物の併用割合は、グアガムもしくはグアガム誘
導体に対して30重量%以下であり、グアガムもしくは
グアガム誘導体と共に加えてもよく、また別個にスラリ
ーに加えてもよい。
次に未発IJ+の分散安定剤の添加量は、微粉末の砂鉄
又は鉄鉱石−水系スラリー濃度により異なるが、微粉末
の砂鉄又は鉄鉱石−水系スラリーに対し0.01〜1.
00重量%、好ましくは0.05〜 O−5mrr’t
%であり、使用に際してはボールミル、ロールミル、サ
ンドミル、ニーダ−等のいずれの分散機を用いても良い
、さらに添加時期は砂鉄又は鉄鉱石を粉砕する前、又は
粉砕後。
いずれの時期でもかまわない。
次に未発IJJの分散安定剤の対象となる、微粉末の砂
鉄又は鉄鉱石−水系スラリーの砂鉄又は鉄鉱石の濃度は
、あまり小さいと輸送効率が低下し、スラリー輸送の意
義がなくなり、又あまり大きいと粘度が高くなりすぎる
ので、砂鉄又は鉄鉱石の粒1■にもよるが、好ましくは
55〜85重量%である。
また本発明の分散安定剤は、微粉末の砂鉄又は鉄鉱石の
ほか、鉄粉末又は、銅鋸石、リン鉱石等の鉱石微粉末、
又はこれらの混合物にも適用可能であり、さらに必要に
応じてpH調整剤、防腐剤、防カビ剤等を併用してもか
まわない。
(発明の効果) 本発明に従って得られる微粉末の砂鉄又は鉄鉱石川分散
安定剤は、砂鉄又は鉄鉱石微粉末−水系スラリーに添加
した場合、長時1111静置しても安定性が優れ、水分
離がなく、シかもハードケーキを生成しない優れたスラ
リーを提供するものである。
かかる分散安定剤を添加しない場合、一般に砂鉄、鉄鉱
石の粒度によって異なるが、安定性が非常に悪く、急激
に沈降が進み、数時間111)置しただけで水分離が生
じ、ハードケーキを生成するスラリーのみが得られる。
(実施例) 以下に本発明を実施例により具体的に示すが、未発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕 ニーダーに所定量のi1表に示した各種分散安定剤を含
む水溶液に、濃度に応じて砂鉄粉末を加え、常温で30
分間混合しスラリーを調製した。
スラリーは25℃にて、B型粘度計にて測定したのち、
 100−の目盛付試験管に入れ、25℃の恒温槽に静
置して24時間後の分散状態、70後の分散状態及び底
部沈降物の硬さを評価した。
結果を第2表に示す。
尚1分散状態は、全スラリー量に対する水分離容量(%
)で3f価し、7日後の底部沈降物の硬さは定性的に行
った。
〔実施例2〕 砂鉄粉末のかわりに微粉鉄鉱石を用いて実施例1と同様
の試験を行なった。
結果を第3表に示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)グアガムもしくはグアガム誘導体単独、又は b)前記グアガムもしくはグアガム誘導体とビニル系水
    溶性重合物との併用 を有効成分として含有することを特徴とする微粉末の砂
    鉄又は鉄鉱石用分散安定剤。
  2. (2)グアガム誘導体がグアガムのアルキレンオキサイ
    ド付加物又はカルボキシメチル化物である特許請求の範
    囲第(1)項記載の微粉末の砂鉄又は鉄鉱石用分散安定
    剤。
  3. (3)グアガムのアルキレンオキサイド付加物がグアガ
    ムのエチレンオキサイド付加物又はプロピレンオキサイ
    ド付加物である特許請求の範囲第(2)項記載の微粉末
    の砂鉄又は鉄鉱石用分散安定剤。
  4. (4)グアガムもしくはグアガム誘導体の1%水溶液の
    25℃における粘度が500cps以上である特許請求
    の範囲第(1)項、第(2)項、又は(3)項記載の微
    粉末の砂鉄又は鉄鉱石用分散安定剤。
  5. (5)微粉末の砂鉄又は鉄鉱石が微粉末の砂鉄又は鉄鉱
    石−水系スラリーである特許請求の範囲第(1)項、第
    (2)項、(3)又は(4)項記載の微粉末の砂鉄又は
    鉄鉱石用分散安定剤。
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