JPS63266936A - 移動通信システムの携帯用受信端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は移動通信システムの携帯用受信端末装置に関し
、特に移動通信システムにおいて、受信情報内容及び外
部音声の録音再生機能を有し、かつＬＥＤの点灯、イヤ
ホーン等を利用して受信情報内容を受信者のみが聴きと
ることができる機能を付与した移動通信システムの携帯
用受信端末装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のページャ−システムを利用する移動通信
システムの携帯用受信端末装置にあっては、受信情報の
有無は信号音、ＬＥＤの点灯もしくは受信端末装置を覆
う筐体の振動等を介して受信者に伝えられている。

この場合、信号音等の音声出力によって伝えられる受信
情報の有無は、スピーカー等から出力される為、受信者
の周囲の人にも聞こえ受信情報のある事が受（［者以外
の人にも知れわたるこことなるＯ 一方、従来のこの種の受信端末装置においては、ページ
ング情報による情報の存在のみならず、情報の内容を伝
達するためのものとしては、音声出力でその内容を受信
者に伝えるもの、あるいは文字を１１　ｋ：ｒＤ　（Ｌ
ｉｇｈｔ　　Ｅｍｉｔｔｉｎｇ　　Ｄｉｏｄｅ）等の表
示素子に表示して伝えるものがある。

これらのうち、前者の音声出力によるものは、前述した
情報の有無だけを知らせるページング情報と同様に情報
内容が受信者以外の人の知る所となっている。また、そ
の内容を受信端末装置側で記録する事はできないのが現
状である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述のように、従来の移動通信システムの携帯用受信端
末装置では、すべての音声出力が受信者以外にも聞こえ
る為、周囲の環境が静粛を必要としている場合には当該
音声出力が騒音となシ、またプライバシー保護上も問題
となるという欠点がある。さらに、音声による情報内容
は、これを記録する事ができないという欠点がある。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、受信情報内容な
らびに外部音声を録音、再生するとともにこれを受信者
のみが聴くことができるという手段を備えることにより
、運用環境に対する騒音となることを排除して、しかも
受信内容を任意の機会に聴くことができる移動通信シス
テムの携帯用受信端末装置を提供することにある。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明の装置は、ページング情報を音声出力もしくは表
示素子による表示等の聴視覚的な出力によって受信者に
伝達し、かつ音声出力によって受信情報内容を伝達する
移動通信システムの携帯用受信端末装置において、前記
受信情報内容を録音しこれを音声出力として再生すると
ともに前記受信情報内容を受信者のみが聴きとる手段を
備えて構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１〜第４図はそれぞれ本発明の移動通信システムの携
帯用受信端末装置の第１乃至第４の実施例のブロック図
である。

第１図に示す第１の実施例は、信号音でページング情報
の有無を伝達したあと、受信情報内容を音声出力として
鐘音、再生する機能を付与した場合で、アンテナ１を介
して受信したページング情報は、信号音としてスピーカ
６に出力される。続いて、受信端末装置がアンテナ１で
受信した受信情報内容は、音声として録音装置７で録音
される。

受信者がこの受信情報内容を再生したい場合には、スイ
ッチ９及び１０が接続され、受信情報内容は音声として
スピーカ６から出力される。

上述した内容をさらに詳述すれば次のとおシである。す
なわち、アンテナ１を介して入力した受信信号は、ＢＰ
Ｆ　（Ｂａｎｄ　Ｐａ５ｓ　Ｆｉｌｔｅｒ）　２で所定
の帯域フィルタリングを受けて受信回路３で所定の受信
処理を行なったのち、シンセサイザ９でページング情報
および引続く受信情報いずれも符号対応の所定の音声に
合成、変換され増幅回路５に提供される。このあと、さ
らに増幅回路５で所定の音声増幅を行なってスピーカ６
に出力される。

制御回路８は、上述した受信回路３．シンセサイザ４．
増幅回路５のほか録音装置７．およびスイッチ９．１０
の動作を制御する。

録音する場合には、制御回路８の制御のもとに増幅回路
５の音声出力を録音装置７に入力して録音を行ない、再
生出力はスイッチ９．増幅回路５を経てスピーカ６に出
力される。

また、受信情報内容を受信者が受信と同時に知シたい場
合には、スイッチ１０のみが接続され録音と同時にスピ
ーカ６からも出力する形式で行なわれる。

次に第２図にもとづいて第２の実施例の説明を行なう。

第２図は表示素子としてＬＥＤランプを利用し、その点
灯によってページング情報の有無を伝達し、受信情報内
容を第１図と同様に録音、再生する受信端末装置である
。

第２図の構成中、ＬＥＤ１１以外のものは第１図の同記
号のものと同一であるので、これら同一構成品に関する
個個の詳細な説明は省略する。

アンテナ１を介して受信されたページング情報は、受信
回路３に入力されてＬＥＤＩＩが点灯する電圧を発生し
、これを点灯せしめ、続いて、第１図の場合と同様に受
信情報内容を録音する。

次に第３図にもとづいて第３の実施例を説明する。第３
の実施例は第２図の第２の実施例と同様、ＬＥＤランプ
の点灯によってページング情報の有無を表示し、そのあ
と受信情報内容を録音再生する一方、外部音声の録音と
再生を行う機能を有する受信端末装置であυ、マイクロ
ホン１２．スイッチ１３の他は第２図と同じ構成である
。

受信情報内容を録音する際には、スイッチ１３はＣ接点
側に接続されている。また、外部音声を録音する際には
、スイッチ１３はｂ接点側に接続される。さらに、録音
内容を再生する際には、スイッチ９，１０が接続され再
生が行なわれる。

第４図の第４の実施例は、音声出力を受信者のみが聞き
得る可聴前出としてヘッドホンからも出力できる受信端
末装置であシ、ヘッドホン１４以外は第３図と同じ構成
である。この実施例では、ページング情報の有無をＬＥ
ＤＩＩの表示出力によって示すようになっている。ペー
ジング情報を受信した後に受信した受信情報内容の音声
出力、または、録音再生の音声出力は、スイッチ１０が
Ｃ接点側に接続されていればヘッドホン１４へ、またｄ
接点［Ｋ接続されていればスピーカ６へ出力される。こ
の時、スイッチ１３がＣ接点側に接続されていれば受信
情報内容が受信と同等に音声として出力され、またｂ接
点側に接続されていればマイクロホン１２から入力した
外部音声出力が出力される。

また、スイッチ９が接続された場合は、スイッチ１０が
Ｃ接点側に接続されている場合はヘッドホン１４から、
４＝−ｄ側に接続されている場合はスピーカ６から録音
再生内容が出力される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、受信情報の内容を録音す
る事によシ受信者の任意の時に音声出力を再生させ、こ
れを知る事ができる。この事によシ、受信者の周囲が静
粛を必要とする際、これを妨げる事なく情報内容を受信
する事ができるという効果がある。

また、外部音声を録音する機能も併せ持つととＫよシ、
会議、Ｉ演中等にページング情報を受信し、中座する際
には不在中の内容を録音する事も可能であるという効果
がある。

さらに、録音内容を再生中にページング情報の有無を知
る事もできる為、ページング情報を受は損なう事態が大
幅に減少し、移動通信システムにおける携帯用受信端末
を使用する時間及び利用方法が多岐に渡って実施できシ
ステムの拡大が可能となるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示すブロック図、第２
図は本発明の第２の実施例を示すブロック図、第３図は
本拠明の第３の実施例を示すブロック図、第４図は本発
明の第４の実施例を示すブロック図である。 ｌ・・・・・・アンテナ、２・・・・・・ＢＰＦ、３・
・・・・・受信回路、４・・・・・・シンセサイザ、５
・・・・・・増幅回路、６・・・・・・スピーカ、７・
・・・・・録音装置、８・・・・・・制御回路、９．１
０・・・・・・スイッチ、１１・・・・・・ＬＥＤ、１
２・・・・・・マイクロホン、１３・・・・・・スイッ
チ、１４・・・・・・ヘッドホン。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋、４・′塙１図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ページング情報を音声出力もしくは表示素子によ
   る表示等の聴視覚的な出力によって受信者に伝達し、か
   つ音声出力によって受信情報内容を伝達する移動通信シ
   ステムの携帯用受信端末装置において、 前記受信情報内容を録音しこれを音声出力として再生す
   るとともに前記受信情報内容を受信者のみが聴きとる手
   段を含んで成ることを特徴とする移動通信システムの携
   帯用受信端末装置。
2. （２）前記録音の内容が前記受信情報内容以外の外部音
   声を含むことを特徴とする特許請求範囲第（１）項記載
   の移動通信システムの携帯用受信端末装置。