JPS63266504A - 曲面加工方法 - Google Patents

曲面加工方法

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JPS63266504A
JPS63266504A JP9998987A JP9998987A JPS63266504A JP S63266504 A JPS63266504 A JP S63266504A JP 9998987 A JP9998987 A JP 9998987A JP 9998987 A JP9998987 A JP 9998987A JP S63266504 A JPS63266504 A JP S63266504A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curved surface
tool
cutting edge
working
center axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP9998987A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Shiotani
景一 塩谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63266504A publication Critical patent/JPS63266504A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金型等における複雑な曲面形状を加工する場
合に利用される曲面加工方法に関するものである。
[従来の技術] 従来における一般的な曲面加工方法としては、例えば特
開昭57−5109号、特開昭61−286975号公
報に示されるものが知られている。
前者は、3次元曲面の生成方法に関するもので、与えら
れた2つの断面(専断面)を特定するデータと該断面の
断面曲線を特定するデータとから専断面間の複数の中間
断面とその断面曲線を一定の法則に従って求め、この中
間断面曲線から所望の3次元曲面を生成しようとするも
のである。また後者は、2つの曲面を滑らかに接続する
ための制御方法に関す、るもので、2つの曲面の共有辺
に関する平面データを設定し、該平面に上記2つ曲面が
接するように曲面変形操作を行うことを骨子とするもの
である。しかしながら、いずれの方法も曲面加工手段と
しての利用については一般的な示唆に止まっている。
次に、第6図はNC加工方法に従って一般に行われてい
る曲面加工方法の説明図で、例えば刊行物(rNCプロ
グラミング入門」昭和56年10月、日刊工業新聞社)
に記載されているものである。この加工方法は、ボール
エンドミルの工具10を使用して曲面11を加工するも
のであり、その場合、第6図(a)に示すように、工具
10と曲面11との接触位置関係を制御することなく、
すなわち例えば工具10の中心軸りを2軸に固定するな
どの方法により、全く別の工具拘束条件のもとに加工す
るか、あるいは同図(b)に示すように、曲面11の法
線ベクトルNと工具10の中心軸りとを常に一致させな
がら加工する方法が用いられていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の曲面加工方法は、上記のようないずれかの方法で
行っていたので、第6図(a)の場合では切削負荷が常
に変動し、またボールエンドミル工具10の最低部Bが
曲面11と接する場合、この点は回転中心軸り上にある
ため切刃12の速度が0となる部分を用いることになる
。また第6図(b)の場合は切削負荷の変動はないが、
上記と同様に工具10の常に切削速度が0となる部分B
を用いて加工することになる。したがって、上記のいず
れの場合も高速切削が難しく、しかもいわゆる″むしり
加工″となるおそれが多く加工表面の仕上りが悪いもの
になるという問題点があった。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消するために
なされたもので、家庭電化製品等のモールド金型、航空
機あるいは自動車用部品等のプレス金型などにおける複
雑な曲面に対する加工を短時間にかつ高精度に行うこと
ができる曲面加工方法を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る曲面加工方法は、工具として切刃部分の一
部または全部が一定の曲率を有するものを用い、曲面の
任意の点における法線方向に対し工具中心軸を勾配の最
も急な登り方向に傾けて該切刃部分を曲面に接触させ、
この相対的位置関係を保ちながら加工するものである。
ここで、勾配の最も急な登り方向とは、曲面の任意の点
における法線ベクトルを含むZ軸に平行な平面上で工具
中心軸を2軸に重なる回転方向1コ゛傾けることを意味
するものである。
なお、工具の制御軸としては5軸以上あれば十分である
[作 用] 本発明においては、曲面の任意の点における法線方向に
対し工具中心軸を勾配の最も急な登り方向に角度θだけ
傾け、この相対的位置関係を保ちながら加工するため、
常に工具の切刃の接触部分が一定となる。つまり、切刃
の接線方向の速度が一定で、しかも有効切刃面積が一定
となるため、加工条件を曲面全体にわたり同一にするこ
とができる。そのため高速切削が可能になるとともに、
いわゆる“むしり加工″をなくすることができる。
[実施例コ 以下、本発明による加工方法の一実施例を図により説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであり、波加工物
1表面の曲面11上の点Pにおいて法線ベクトルNに対
し、工具10の中心軸りを曲面11の勾配が最も急な登
り方向に角度θだけ傾けて加工する。工具10は、この
実施例の場合、ボールエンドミルを使用した例であり、
切刃12は半球状を呈する。Cはこの切刃12の曲率中
心、Rは曲率半径である。ここで、PおよびCは成分l
x、y、z)を持つものとする。またNおよびLは成分
(x、y、z)を持つベクトルとする。
そして、工具中心軸りの傾斜角度θは、0″くθ<90
’であり、θ−45″のときが好ましい。
本発明では、工具中心軸りを上記の傾斜角度θに保ちな
がら曲面11を加工する。このため、曲面11上の接触
点Pの位置は同時に切刃12上において工具中心軸りか
らrだけ離れた一定の回転半径を持ちながら移動するた
め、接線方向における切削速度が一定となり、しかも工
具1oの最低部Bより離れた部分による切削であるため
高速切削が可能になる。さらに該部分の有効切刃面積が
一定となるだめ、加工表面の仕上りが良好で、研磨等の
後加工を軽減できる。
第2図は法線ベクトルNと工具中心軸りとの関係を示す
ものであり、同図(a)は曲面11が凸の場合を、同図
(b)は曲面11が凹の場合をそれぞれ示すものである
。ただし、いずれの場合も曲面11は図面に垂直方向に
同じ断面を有するものとする。このように常に与えられ
た角度θだけ工具中心軸りを法線ベクトルNに対して勾
配が急な登り方向に傾けて加工するものであり、曲面1
1の凹凸には影響されない。
ところで、法線ベクトルNとθの角度を持つベクトルL
は第3図に示すように、円錐15の母線である。したが
って、工具10の中心軸りはこの円錐15の側面上を移
動し、曲面11の勾配の最も急な登り方向に角度θだけ
傾いた位置をとることになる。
次に、勾配の最も急な登り方向に傾いたLを計算する方
法を示す。
N−[xo、yo、z  l とし、x、y、z方向の
単位ベクトルをi、j、にとすると次式で得られる。
・・・ (1) 法線ベクトルNは曲面の種類によって求める方法が異な
るので、計算式は省略するが、算式は一般によく知られ
ている。
ところで、法線ベクトルNがZ軸方向と一致した場合、
勾配の急な方向は存在しない。つまり、第3図に示した
円錐15の母線のいずれを選択しても差支えない。その
ため、特別に第4図に示すフローチャートに従って処理
を行う。
すなわち、法線ベクトルNが2軸方向と一致した場合は
、次の曲面11上の移動位置における法線ベクトルNを
調べ、それが2軸方向と一致しているかどうかを判別す
る。そし′で、その結果がyesであれば法線ベクトル
Nが2軸方向と一致する直前のベクトルLを用い、反対
にnoであれば次の曲面上の移動位置におけるベクトル
L′へ法線ベクトルNが2軸方向と一致する直前のベク
トルLでもって第3図の円錐側面に沿って移動させる。
以上のごとき手順を踏みながら次へ進むのである。
なお、上記実施例では工具10としてボールエンドミル
を用いた場合について説明したが、第5図に示すように
各種の断面形状を持つものが使用できる。同図(a)(
b)はボールエンドミルの変形例であり、同図(c)(
d)(e)はヒレットエンド(Filleted−en
d)の場合である。このように少なくとも切刃の一部に
一定の曲率を有するものを使用すればよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、工具制御の拘束条件を曲
面上のある点における法線と工具軸の傾きで設定するこ
ととしたため、表面あらさの極めて良好な加工曲面を短
時間に得ることができる効果がある。また、切削速度と
有効切刃面積が工具軸の傾き角度で一定になり、加工条
件が常に一定の状態で曲面加工ができる。
間にかつ簡単に得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図は曲面の法線ベ
クトルと工具中心軸との関係を示す説明図、第3図は工
具中心軸の求め方の説明図、第4図は法線ベクトルが2
軸方向と一致した場合の処理を示すフローチャート、第
5図は工具の他の例を示す説明図、第6図は従来の曲面
加工方法の説明図である。 10・・・工具 11・・・曲面 12・・・切刃 N・・・曲面上の任意点における法線 L・・・工具の中心軸 代理人 弁理士  佐々木 宗 冶 第1図 L lO:1與 ll二曲面 12: tn刃 N :曲面hxI千1キ、IP、1; 81↑b活線 L:1興め中成゛軸 第2図 (a) (b) 第3図 L        /V 第4図 第5図 (a)             (b)(C)   
            (d)          
     (e)第6図 (C)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)切刃部分の一部または全部が一定の曲率を有する
    工具を用いて、曲面の任意の点における法線方向に対し
    前記工具の中心軸を勾配の最も急な登り方向に与えた角
    度だけ傾け、この相対的位置関係を保ちながら加工する
    ことを特徴とする曲面加工方法。
  2. (2)前記工具を5軸以上について制御することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の曲面加工方法。
JP9998987A 1987-04-24 1987-04-24 曲面加工方法 Pending JPS63266504A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008060484A1 (de) 2008-12-05 2010-09-02 Pepperl + Fuchs Gmbh Halbleitersensor
JP2015093130A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 ブリヂストンスポーツ株式会社 製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139479A (ja) * 1974-04-23 1975-11-07

Patent Citations (1)

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DE102008060484A1 (de) 2008-12-05 2010-09-02 Pepperl + Fuchs Gmbh Halbleitersensor
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