JPS63265615A - 射出成形機の成形制御方法 - Google Patents

射出成形機の成形制御方法

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JPS63265615A
JPS63265615A JP1383987A JP1383987A JPS63265615A JP S63265615 A JPS63265615 A JP S63265615A JP 1383987 A JP1383987 A JP 1383987A JP 1383987 A JP1383987 A JP 1383987A JP S63265615 A JPS63265615 A JP S63265615A
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JP
Japan
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nozzle
screw
injection
controlled
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP1383987A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Matsuda
一夫 松田
Nobuaki Inaba
稲葉 信昭
Masashi Uenishi
上西 正志
Tetsuji Funahashi
舟橋 哲次
Nobukazu Tanaka
田中 信和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63265615A publication Critical patent/JPS63265615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶融樹脂を金型のキャビティ内に充填する射
出成形機において、充填工程中の溶融樹脂の射出速度を
制御する装置に関する。
〔従来の技術〕
特公昭57−59060号公報に示すように、回転駆動
されるスクリューを射出シリンダで往復動自在として溶
融樹脂をノズルより射出することで金型のキャビティ内
に充填する射出成形機が知られている。
かかる射出成形機においては溶融樹脂を金型のキャビテ
ィ内に充填する射出速度をスクリューの位置に応じて制
御する必要がある。
このような射出速度を制御する装置としては、例えば特
開昭59−64337号公報に示すものが知られている
つまり、第4図に示すように、スクリューaの位5を検
出する位置検出器すと、射出シリンダCの伸長室dに供
給する流量を制御する流量制御弁eと、スクリュー位置
に対するスクリュー速度を設定した設定器fとを備え、
位置検出器すで検出したスクリュー位置に応じて流量制
御弁eに制御信号を出力して設定器fで設定したスクリ
ュー速度になるように伸長室dへ供給する流量を制御す
るようにした装置てあり、この装置によればスクリュー
位置に応じてノズルgより金型りのキャビティ内に充填
する溶融樹脂の速度、すなわち射出速度を多段階に制御
することができる。
(発明が解決しようとする問題点) かかる射出速度の制御装置は、スクリューの移動速度、
つまり射出シリンダの伸長速度を制御することで射出速
度を制御するものであると共に、溶融樹脂は圧縮性を有
するから、スクリューの移動速度と射出速度とが異なる
ことがあり、スクリューの移動速度を精度良く制御して
も射出速度の精度が悪いものとなって予じめ設定したス
クリュー位置における射出速度となるように制御できな
いことがある。
すなわち、例えばノズルgより金型りのキャビティ内に
溶融樹脂を充填している充填工程中にスクリューaが溶
融樹脂を押圧している時にはスクリュウ−a先端のハウ
ジングi内部jの溶融樹脂圧力は上昇している。この状
態にてスクリュウaを停止したとしても前述のハウジン
グi内部jの圧縮された溶融樹脂はその圧力が金型り内
の負荷圧力に相当する圧力に減少する迄はノズルgより
金型りに流出することになり、射出速度がゼロになるま
では応答遅れがある。
また、スクリューaの速度が切換った状態より急加速し
て射出速度を急加速する場合には、スクリュー速度に見
合うだけの射出速度が得られるまでには前述のハウジン
グi内部jの溶融樹脂圧力が上昇しなければならず、そ
の溶融樹脂の圧力上昇時間分だけ応答遅れが生しる。
具体的には、第5図に示すような形状の急激変化が2ケ
所ある製品イを射出成形する際には金型キャビティ内へ
の溶融樹脂流入の乱れによリフモリ・ウェルド等の表面
不良が生じるため、射出速度パターンを第6図に示すよ
うにスクリュー位21A、B、C,Dに応じて射出速度
をV 1. Vt 、 V3 、 V4 ト4段階ニ制
御 t ルと共に、前述の表面不良発生を防止するため
にV、、V3を低速に設定し、V、、V、をフローマー
クが生じないように高速に設定している。
このように射出速度を制御するにはスクリュー位iA、
B、C,Dを検出したら流量制御弁を制御して射出シリ
ンダの伸長速度を変化してスクリュー速度を第6図破線
で示すように制御するが、前述の応答遅れによってスク
リュー速度と実線で示す射出速度とは立ち上り、立ち下
りの変化部で異なる。
この応答遅れがあるためスクリュー速度を急激に切換え
ても射出速度はV + −V *及びv3→v4に徐々
に切換わることになり製品イにフローマークロか発生す
ると共に、立ち下り時にはv2→v3と変化するが射出
速度が高速の場合には前述のハウジングi内部jの溶融
樹脂圧力が高いので、スクリュー速度を急激に低下して
も溶融樹脂圧力か金型内の負荷圧力となるまでは射出速
度が速くなって徐々にv2→v3に切換るので製品イに
ウェルド・クモリハが生じてしまう、これを防止するた
めにv2→v3の切換えスクリュー位21Bより手前の
スクリュー位置でスクリュー速度を切換えるとフローマ
ークロが生じてしまう。
なお、充填完了後に保圧をかける前にスクリュー速度を
減速しても、スクリューaにかかるモータ等の荷動によ
る慣性によってピーク値vIが生じ、又溶融樹脂流出が
続くためバリニが生じる。
そこで、本発明は射出速度の立ち上り、立ち下りの変化
部において射出速度を応答遅れなく迅速に切換えできる
ようにした射出成形機の射出速度制御装置を提供するこ
とを目的とする。
〔開通点を解決するための手段及び作用〕予じめ定めた
スクリュー位置となるとノズル4の開口面積を予じめ定
めた値として溶融樹脂の流通抵抗を変化させるようにす
ると共に、そのスクリュー位置よりも若干手前のスクリ
ュー位置となると射出シリンダへの供給油量を制御する
ようにしたものであり、これにより射出速度を精度良く
、しかも応答遅れなく迅速に制御てきる。
(実施例) 第1図に示すように、筒状のハウジングl内にスクリュ
ー2か摺動及び回転自在に挿入されてホッパー3内の樹
脂を溶融してノズル4より金型5のキャビティ6内に充
填するようにしであると共に、スクリュー2は射出シリ
ンダ7のピストン杆8に連結され、そのピストン杆8に
は油圧モータ9で回転される駆動軸10がスプライン嵌
合していると共に、伸長室11内には図示しない切換弁
を介して油圧源12の圧油が供給され、かつその流量は
流量制御弁13で制御てきるようにしである。
前記ノズル4には、その開口面積を制御する流量制御機
構、例えばノズルバルブ14が設けられ、該ノズルバル
ブ14はレバー15、ロウド16を介してノズルバルブ
駆動機構、例えば比例ソレノイド17に連結し、比例ソ
レノイド17に供給する電流を制御することてノズルバ
ルブ14の開度を変更でき、それによって、ノズル4の
開口面積を増減して射出速度を制御するようにしである
つまり、ノズルバルブ14の開度か大きいとノズル4を
流通する溶融樹脂の流通抵抗が小さいからスクリュー2
は速く移動して射出速度が速くなり、ノズルバルブ14
の開度が小さいとノズル4を流通する溶融樹脂の流通抵
抗か大きくなってスクリュー2は速く移動できずに射出
速度が遅くなる。
前記ピストン杆8にはラック杆18か連結され、このラ
ック杆18に噛合するピニオン19にポテンションメー
タなどの回転センサ20か設けられてラック位置検出器
21を構成している。
そして、射出速度はコントローラ30によって制御され
る。
前記コントローラ30はスクリュー位置設定器31とノ
ズルバルブ開度設定器32と位を比較器33及び流量制
御弁流量演算器34、流量制御弁流量記憶器35、fI
t量制御弁流量切換位置演算器36、流量制御弁流量切
換位ご記憶器37を備え、スクリュー位置設定器31に
は射出速度を切換えるスクリュー位置を任意に設定てき
ると共にノズルパル開度設定器32には複数の射出速度
に見合うノズルバルブ開度を前記設定したスクリュー位
tに対応して任意に設定できる。
次に射出速度の制御について説明する。
射出成形開始の信号によって油圧モータ9を駆動してス
クリュー2を回転駆動すると同時に図示しない切換弁を
切換えて流量制御弁13より伸長室11に圧油を供給し
てスクリュー2をIij進させることで、ノズル4より
溶融樹脂を金型5のキャビティ6内に射出する。
つまり、スクリュー2か射出開始位置より移動するが、
その時のノズルバルブ14の開度をノズルバルブ開度設
定器32の第1設定開度v1とし、流量制御弁流量をそ
の第1設定開度v1に基づいて流量制御弁流量演算器3
4で演算して流量制御弁流量記憶器35に記憶し、かつ
fi、量制御弁13の制御部に送って第1制御流量gI
 (Vl)とする。
これにより、溶融樹脂は第1設定開度V、と第1制御流
5tg+  (v+ )に見合う射出速度で金型5のキ
ャビティ6内に射出される。
そして、スクリュー位置検出器21で検出した実スクリ
ュー位置Snとスクリュー位置設定器31で設定した第
1スクリュー位2is +とを位置比較器33で比較し
、両者が一致したらノズルバルブ開度設定器32に読み
出し信号を発して、そのノズルバルブ開度設定器32に
予じめ設定した前記第1スクリュー位21 s +に対
応する第2設定開度v2を比例ソレノイド17に制御電
流として供給してノズルバルブ14の開度な増減制御し
て第2設定開度v2とする。
以下同様にして第2スクリュー位置S2となったら第3
設定開度v3とし、第3スクリュー位2! S xとな
ったら射出工程より保圧工程とする。この状態は第2図
に示すようなって複数の工程を有するようになる。
一方、第2設定開度v2、第3設定開度v3は流量制御
弁流量演算器34で演算して流量制御弁流量記憶器35
に第2、第3制御流量g2(V* )、g:+  (V
j )として記憶される。
他方、スクリュー位置設定器31に設定された第1、第
2、第3スクリユー位置S、。
S、、Sユは流量制御弁流量切換位置病[!36に送ら
れて前記ノズルバルブ開度設定器32よりの指令によっ
て、そのノズルバルブ14の開度切換位i(第1、第2
、第3スクリュー位置Ss 、Ss −S3)よりノズ
ルバルブ14の一工程と次工程の開度設定値差に比例し
た値だけ手前の第1、第2、第3yL量制御弁流量切換
位置fl (St )、ft  (St )。
f3 (S3)を演算処理、つまり流量制御弁切換位置
fn<s>= S、 −1k (V、、、−Vn) 1
の演算処理が行なわれ、その第1、第2、第3流量制御
弁流量切換位置f+(Sl)、ft(Sa)、f3 (
Sユ)は流量制御弁fIL量切換位l記憶器37に記憶
される。
そして、この第1.ff12、第3流量制御弁流蟻切換
位置f+  (St )、ft  (St )、f3(
S3)は位置比較量33で実スクリュー位置S、、と比
較され、両者が一致すると流量制御弁流量記憶器35に
読み出し信号を出力して流量制御弁13の流量を第2、
第3制御流量g2(vt )、 g3  (Vj )と
する、この状態は第3図のようになり、複数工程より成
る。
以上の様に、所定のスクリュー位ごとなるとノズルバル
ブ14の開度を変更してノズル4の開口面積を制御する
とともに射出シリンダ7の伸長室11内への供給流量を
制御してスクリュー2の移動速度を制御するので、射出
速度を制御することがてきる。
なお、流量制御弁を用いずに可変性出量型ポンプを設け
、その吐出量を制御するようにしても良い。
(発明の効果) ノズル4の開口面積を直接増減制御してノズル4を流通
する溶融樹脂の抵抗を変化することによって射出速度を
制御するので、溶融樹脂の圧縮性の影響をうけずに射出
速度を精度良く制御できる。
また、射出シリンダ7の伸長室11への供給油量はノズ
ル4の開口面積に応じた量に制御さ不 れるので省エメルギーとなる。
また、射出シリンダ7の伸長室11への供給油量はノズ
ル4の開口面積の一制御よりも手前のスクリュー位置に
おいて制御されるので、ある工程のノズル開口面積より
次工程のノズル開口面積が大きい場合には、供給油量は
早めに多くなるため射出シリンダ7の伸長室11内油圧
も事前に上昇し、スクリュー先端の溶融樹脂圧も事前に
上昇する。このために溶融樹脂圧か上昇しつつ、ノズル
開口面積が大きく開かれるのでノズルからの溶融樹脂の
噴出速度も急加速されることとなり高応答制御が可能と
なる。
又逆に次工程のノズル開口面積が小さい場合には供給油
量は早めに少なくなるため射出シリンダ7に伸長室11
内油圧も事前に低下し、スクリュー先端の溶融樹脂圧も
事前に低下する。
このため溶融樹脂圧が低下しつつノズル開口面積が小さ
く閉じられるのでノズルからの溶融樹脂の噴出速度も急
減速されることとなり同様に高応答制御が可能となる。
したがって、射出速度の立ち上り、立ち下りの変化部に
おいて射出速度を応答遅れなく迅速に制御できる。
【図面の簡単な説明】
国 第1vは本発明は実施例の説明図、第2、第3図はノズ
ルバルブ開度、流量制御弁流量を示す図表、第4図は従
来例の説明図、第5図、第6図は不具合説明図である。 2はスクリュー、4はノズル、5は金型、6はキャビテ
ィ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スクリュー2を回転及び往復動させることでノズ
    ル4より溶射樹脂を金型5のキャビティ6内に充填する
    射出成形機において、予じめ定めたスクリュー位置とな
    るとノズル4の開口面積を予じめ定めた値として溶融樹
    脂の流通抵抗を変化させるようにすると共に、そのスク
    リュー位置よりも若干手前のスクリュー位置となるとス
    クリュー2を移動する射出シリンダ7の伸長室11への
    供給油量を予じめ定めた値に制御するようにしたことを
    特徴とする射出成形機の射出速度制御方法。
  2. (2)前記供給油量を制御するスクリュー位置を、ノズ
    ル4の開口面積を制御するスクリュー位置よりも、段階
    的に制御されるノズル4の開口面積の設定値差に比例し
    た値だけ手前の位置としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の射出成形機の射出速度制御方法。
JP1383987A 1987-01-23 1987-01-23 射出成形機の成形制御方法 Pending JPS63265615A (ja)

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JP1383987A JPS63265615A (ja) 1987-01-23 1987-01-23 射出成形機の成形制御方法

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JPS63265615A true JPS63265615A (ja) 1988-11-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0403647A1 (en) * 1987-05-08 1990-12-27 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Control unit of injection molding machine
JPH03169526A (ja) * 1989-11-29 1991-07-23 Nissei Plastics Ind Co 射出成形方法及び金型装置
SG91878A1 (en) * 1999-07-23 2002-10-15 Sumitomo Heavy Industries Injection apparatus and method of controlling the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0403647A1 (en) * 1987-05-08 1990-12-27 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Control unit of injection molding machine
JPH03169526A (ja) * 1989-11-29 1991-07-23 Nissei Plastics Ind Co 射出成形方法及び金型装置
SG91878A1 (en) * 1999-07-23 2002-10-15 Sumitomo Heavy Industries Injection apparatus and method of controlling the same

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