JPS63264958A - 繊維質シ−ト用結合剤 - Google Patents

繊維質シ−ト用結合剤

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JPS63264958A
JPS63264958A JP9716887A JP9716887A JPS63264958A JP S63264958 A JPS63264958 A JP S63264958A JP 9716887 A JP9716887 A JP 9716887A JP 9716887 A JP9716887 A JP 9716887A JP S63264958 A JPS63264958 A JP S63264958A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は繊維質シート用結合剤に関するものである。さ
らに詳しくいえば1本発明は、硬く、かつ腰のある風合
を有し、かつ、耐溶剤性や耐水性などに優れた繊維質シ
ートを与えることのできる、共重合体ラテックスから成
る結合剤に関するものである。
従来の技術 従来、各種材料、特に不織布、紙、織物などにラテック
スを付着させ、乾燥させて得らnるラテックス加工繊維
質シートは、各種産業用資材として広く用いられている
ラテックスを該債維質シートに付着させるには。
種々の方法が用いられているが、代表的なのは、繊維ウ
ェブをラテックスにどぶ漬けしたのち、圧搾し、100
℃以上の温度で乾燥する含浸法であシ、この際のラテッ
クスは、主に該繊維質シートに強度、適度な風合い、寸
法安定性などを付与するために用いられる。
そして、このようなラテックスとしては、例えばアクリ
ル酸エステル系共重合体ラテックス、酢酸ビニル系共重
合体ラテックス、スチレンープタジエン系共重合体ラテ
ックス、エチレン−酢酸ビニル系共重合体ラテックス、
アクリロニトリル−ブタジェン系共重合体ラテックス、
塩化ビニル系共重合体ラテックスなどが一般に用いられ
ている。
これらのラテックスは、ラテックス加工した繊維質シー
トに要求される性能に応じて適宜選択され、例えば硬い
風合いで、かつ耐溶剤性のあるシートが要求される場合
には、通常スチレン、メチルメタクリレート、アクリロ
ニトリルなどから得らnるTgの高いポリマーラテック
スや、アクリル酸、メタクリル酸、ヒドロキシアクリレ
ート。
アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、メト
キシエチルアクリレート、グリシジルメタクリレート、
ジメチルアミノアクリレートなどの架橋形成性モノマー
を共重合用単量体の一部として用いた共重合体ラテック
スなどが好適である。
ところで、かばん類や靴の芯材などとして用いられる繊
維質シートにおいては、その物性として、極めて硬く、
かつ腰のある風合を有する上に、耐溶剤性や耐水性など
に優nることが要求される。
しかしながら、前記した公知の共重合体ラテックスでは
、このような要求物性すべて全満足させることができな
い。例えば架橋形成性単量体を含み。
かつTgの高いポリマーを与えるスチレンやメチルメタ
クリレートなどの単量体の割合が高い単量体混合物を共
重合して得られる共重合体ラテックスを結合剤としてf
R,taxシートに付層させ、約150℃以上の高温で
乾燥させて得られた、ラテックス加工繊維質シートは、
硬い風合を有するが、脆くて、いわゆる腰がない上に、
耐溶剤性も劣るという欠点含有している。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、このような従来の共重合体ラテックスが有す
る欠点を克服し、靴やかばん類の芯材などとして好適な
、極めて硬く、かつ腰のある風合を有する上に、耐溶剤
性や耐水性などにも優nた繊維質シートラ与えうる共重
合体ラテックスから成る結合剤を提供することを目的と
してなさnたものである。
問題点を解決するための手段 本発明者らは、前記の物性すべてを満之す繊維質シート
を与えうる共重合体ラテックスから成る結合剤を開発す
るために鋭意研究を重ねた結果、特定組成の単量体混合
物を乳化共重合させて得られたラテックスであって、か
つ常温及び高温で乾燥させた際の、共重合体のゲル含有
率が、それぞ;a%定範囲にあるものから成る結合剤に
よりその目的?達成しうろことを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、単量体全重量に基づき、(A)ブ
タジェン5〜30重量%、(B)エチレン性二重納金を
有する不飽和カルボン酸0.3〜10重量係、(C)架
橋形成性単量体0.3〜10重量係及びΦ)硬質重合体
形成性単量体69〜90重量%を乳化重合して得られた
共重合体ラテックスから成り、かつ25℃の温度におい
て24時間乾燥した場合の共重合体のゲル含有率が90
重量%未満で、120℃の温度において15分間乾燥し
た場合の共重合体のゲル含有率が90重量%以上である
こと全特徴とする繊維質シート用結合剤を提供するもの
である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明結合剤は共重合体ラテックスから成9、その共重
合体は、ブタジェン単位5〜30重量%。
エチレン性二重結合を有する不飽和カルボン酸単位0.
3〜10重量係、架橋形成性単量体弔位U、3〜10重
量%及び硬質重合体形成性単量体単位69〜90重量%
を含有することが必要である。
ブタジェン単位は共重合体に耐溶剤性(トルエンに対す
る抵抗性)、柔軟性(腰)を付与するために導入される
が、その含有割合が5重it 4未満で −は耐溶剤性
及び柔軟性が著しく低下するし、30重量%を超えると
共重合体が軟質となりすぎ、本発明の目的が達せられな
い。エチレン性二重結合を有する不飽和カルボン酸単位
はラテックスの機械的安定性全向上させ、かつ共重合体
を硬くすることを主目的として導入さnるが、その含有
量が0.3重t%禾満ではラテックスの機械的安定性が
十分ではなく、かつ共重合体を硬くする効果がほとんど
発揮されず、一方10重量%全超えると均−に成膜しに
ぐく、かつ硬い風合の繊維質シートを得るためには乾燥
温度を150℃以上と高くする必要があって、操業上不
利であるばかりでなく、硬い風合を得たとしても脆く1
本発明の目的が達成されない。この単位全導入するため
に用いられるエチレン性二重結合e!する不飽和カルボ
ン酸としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、フマ
ル酸、イタコン酸、マレイン酸、マレイン酸モノアルキ
ルエステルなどが挙げられるが、これらの中でアクリル
酸、メタクリル酸及びマレイン酸モノアルキルエステル
などの一塩基酸が、架橋形成性単量体と反応して硬い風
合を与えやすく、また良好な耐水性全付与するために好
適である。こわらの不飽和カルボン酸はそれぞれ単独で
用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい
また、架橋形成性単量体単位は、共重合体に主として耐
溶剤性を付与することを目的として導入されるが、その
含有量が0.3重量%未満では十分な耐溶剤性が得られ
ず、一方10重量%を超えると共重合体は均一に成膜し
にくくなり、かつ硬く、腰のある繊維質シートが得られ
なくなる。この単位を導入するために用いられる架橋形
成性単量体としては1例えばグリシジルメタクリレート
などのエポキシ基を有する単量体、アクリルアミドやメ
タクリルアミドなどのアミド基を有する単量。
アクロレイ/、あるいは一般式 %式%() 数1−10のアルキル基である) で示されるN−置換メチロール基又はアルコキシメチル
基を有するアクリルアミドやメタクリルアミドなどが挙
げられるが、これらの中で前記一般式(I)で示される
単量体が、比較的低い乾燥温度でも底膜しやすく、かつ
本発明の目的とする硬い風合と耐溶剤性に優れた繊維質
シートを与える共重合体ラテックスを得ることができる
ので、特に好適である。前記一般式(1)で示される単
量体としては1例えばN−メチロールアクリルアミド、
N −メトキシメチルアクリルアミド、N−エトキシメ
チルアクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリルアミ
ド、及びこれらに対応するメタクリルアミド誘導体など
が挙げられる。これらの架橋形成性単量体は1種用いて
もよいし、2種以上を組み合わせて用いてもより0 さらに硬質重合体形成性単量体単位の含有量は69〜9
0重i%の範囲にあることが必要である。
この量が69重i%未満では目的とする十分な硬い共重
合体が得られず、一方90重量%を超えると成膜しにく
く、たとえ成膜しても脆く、かつ十分な耐溶剤性ヲ有す
る共重合体が得られない。この単位を導入するために用
いられる硬質重合体付与性単量体としては、その単独重
合体のガラス転移温度が約80℃以上であるものが好ま
しく、例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、メタ
クリル酸メチルなどが挙げられるが、これらの単量体の
中では入手が容易なスチレンが好適である。これらの硬
質重合体形成性単量体は、それぞれ単独で用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明結合剤は、前記のブタジェン、不飽和カルボン酸
、架橋形成性単量体及び硬質本合体形成性単量体を所定
の側合で用い、公知の方法に従い乳化共重合させること
によって得ることができる。
この際、本発明の目的をそこなわない範囲で他の共重合
可能な単量体を用いることができる。該他の共重合可能
な単量体としては、例えばアクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリ
ル酸エチル、アクリル酸とドロキシエチルなどのアクリ
ル酸アルキルやメタクリル酸アルキル、酢酸ビニル、イ
ノプレン、塩化ビニルなどが挙げられる。
また、乳化共重合に用いられる乳化剤としては。
ノニオン性、アニオン性、カチオン性のものヲ使用しう
るが、高級アルコール硫酸エステル、アルキルアリルス
ルホン酸塩、脂肪酸塩、アルキルスルホコ・・り酸塩な
どのアニオン性乳化剤、並びにポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキンエチレンアルキルフェノール
エーテル、ホリエチレングリコールの脂肪酸エーテル、
ポリオキシエチレンソルビタンアルキルエステルナトの
ノニオン性乳化剤の1種又は2種以上の混合乳化剤の使
用が好ましい。重合開始剤としては過硫酸塩、過酸化水
素などの無機過酸化物、キュメンハイドロバーオキノド
、ラウリルパーオキシドなどの有機過酸化物、あるいは
上記酸化剤と次亜硫酸ナトリウム、ホルムアルデヒドの
スルホン酸塩などの還元剤と併用するいわゆるレドック
ス系触媒などを挙げることができる。共重合体の分子量
あるいはゲル含有率の調整剤としては、アルキルメルカ
プタン、ハロゲン化炭化水素類など公知の連移動剤を用
いることができる。重合温度は低温から高温まで任意に
選ぶことができ、重合の様式もバッチ式、セミバッチ式
、連続重合方式のいずれであってもよい。
このようにして得らnる共重合体ラテックスから成る本
発明結合剤は、共重合体のゲル含有率が、25℃の温度
で24時間乾燥した場合に90重1係未満であり、かつ
120℃の温度で15分間乾燥した場合に90重量%以
上であることが必要である。25℃の温度で乾燥した場
合のゲル含有率が90重;骨係を超えると共重合体ラテ
ックスは成漢しにくくなり、本発明の目的とする硬く、
腰のある風合を付与できず、一方、120℃の温1■で
乾燥した場合のゲル含有率が90重量%以上では十分な
耐溶剤性が得られない。
本発明でいうゲル含有率は次の方法に従って求めること
ができる。すなわち、まず該共重合体ラテックスをガラ
ス板上に約2Rmの厚さになるように流延し、′25℃
の温度で24時間(水分がほとんど逸散するまでの時間
)、又は120℃の温度で15分間乾燥する。次いで得
られたフィルム状乾燥物の細片約0.52を精秤して、
トルエン3〇−中に3時間浸せき、振とうしたのち、3
50メツシユ金網でろ過し、金網上の固形物の乾燥重量
を測定し、式 によってゲル含有率を求めることができる。
該共重合体ラテックスを、このようなゲル含有率を有す
るものにするためには、乳化共重合の際に用いる連鎖移
動剤の1を調節すればよい。すなわち、25℃の温度で
乾燥した場合のゲル含有率を90重t%未満にするには
、主に本発明の特定のポリマー組成に対して、一定量以
上の連鎖移動剤を用いることによって達成することがで
きる。
一方、120℃の温度で乾燥した場合のゲル含有量を9
0重t%以−ヒにするには、逆に、主として特定のポリ
マー組成に対して、一定量以上の連鎖移動剤を用いるこ
とによって達成することができる。
したがって、前記のゲル含有率を同時に満足させる本発
明の共重合体ラテックスを得るには通常困難であるが5
本発明の範囲の特定のポリマー組成に対して、極めて限
られた景の連鎖移動剤を用いることによって、意外にも
本発明の特異的なゲル含有率を有する共重合体ラテック
スを得ることができる。
本発明結合剤は単独で使用することができるが、必要に
応じ、耐水性や耐溶剤の向上を目的として、メラミン系
、フェノール系、エポキン系などの硬化剤、シリコン系
、炭化水素系、フッ素系などの溌水剤、エポキン化合物
、ポリアミンや酢酸亜鉛、カルシウム塩などの有機・無
機化合物を併用することができる。また老化防止剤、浸
透剤(乳化剤)、水溶性高分子増粘剤、あるいは酸化チ
タン、炭酸カルシウム、クレーなどの充填剤なども併用
することができる。
本発明結合剤を付着させる繊維の種類としては、例えば
パルプ、ポリエステル、ナイロン、ポリプロピレン、ポ
リアクリルニトリル、ポリエチレンなどの合成繊維、ガ
ラス繊維、ロックウールなどの無機繊維、木綿くず、故
紙、ぐず皮繊維、炭素繊維などを挙げることができる。
本発明結合剤を付着させた繊維質シートは、例えば前記
繊維の1種以上から構成さnる不織布、不織布上に繊維
を積層交絡させたもの、織物、紙aなどにラテックスを
含浸させ、圧搾し、100℃以上の温度で乾燥させる方
法によって容易に得ることができるが、前記繊維とラテ
ックスから成る水スラリーを作成し、カチオン性物質や
多価金属塩などのラテックスを不安定化させる物質を添
加して繊維状凝集体(フロック)を形成させ、抄紙し、
ioo℃以上の温度で乾燥することによっても得ること
ができる。
シート状繊維物を製造する上で本発明結合剤の性能を十
分発揮させるためには乾燥温度は100℃以上が好まし
く、最も好ましくは120℃以上である。
繊維質シートに付着させる結合剤のiは、該シー l−
100重量部に対して、lO〜SOO重量部の範囲が好
ましい。この量が100重量%満ではラテックスの性能
が十分に発揮されに<<、一方800重看部を超えると
該シートに付着させることが困難となる。
発明の効果 本発明の繊維質シート用結合剤は、硬質共重合体ラテッ
クスから成るものであって、繊維質シートに付着させ、
乾燥することにより、硬く、かつ腰のある風合を有する
上に、耐溶剤性や耐水性などに優れた繊維質シートを与
えることができる。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本
発明はこれらの例によってなんら限定されるものではな
い。
なお、共重合体ラテックス付着の繊維質シートの物性は
次のようにして測定した。
(1)常温風合 チーバースティ7ネスメーターにて温度23℃、湿度6
0%の雰囲気下で測定した。数値が高いほど風合が硬い
ことを示す。
(2)  耐溶剤性 サンプルをトルエンに10分間どぶづけし、とり出して
ただちにテーバーステイフネスメーターにて温度23℃
、湿度60%の雰囲気下で風合を測定した。得られた数
値を常温風合の数値で除して100を掛けた値(4)で
耐溶剤性を判断した。
(3)腰 サンプルを手で折シ曲げ手の感触よυ以下のようにして
相対的に評価した(23℃、60%湿度)○・・・良好
、 △・・・やや劣る。 ×・・・不良(4ン 耐水性 サンプルを25℃の水中に30分浸漬したのちにと9出
し、腰について以下のようにして評価した。
O・・・良好、 △・・・やや劣る、 X・・・不良実
施例1〜7 窒素置換しであるかきまぜ機を備えた温度調節可能な加
圧反応容器に、イオン交換水75重量部、乳化剤(アル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム)0.2重量部を仕
込み80℃に調整したのちに、別表に示す単量体組成及
び連鎖移動剤、並びにイオン交換水20重量部、カセイ
ソーダ117重量部、触媒(過硫酸力IJ)0.6重量
部、乳化剤(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
0.3重を部t−5時間かけて連添し、乳化重合させた
。次いでカセインーダ水溶液を添加してpHを7に調整
し、スチームストリッピングで残留モノマーを除去し、
アンモニア水を加えてpH9に再調整して実施例1〜9
の共重合体ラテックスを得た。
これらの共重合体ラテックスを用いて以下の配合の含浸
用液を作成した。
p−)ルエンスルホン酸      0.I  N固形
分 33.2重量%、 pH8,5次いで、ポリエステ
ル長繊維不織布にポリエステル短繊維クエプを積層・交
絡させた布帛(目付け3809/rr?、厚さ約3.5
111)に、得られた含浸用液を乾燥重量で2009 
/rd付着するように含浸、圧搾し、130℃、15分
間乾燥させ、ただちに2龍のスペーサーをつけた平板加
熱プレスに移し、圧力30に9/−1温度120℃、時
間20秒の条件で熱圧縮してラテックスを付着させた繊
維質シートのサンプルを作製した。これらのサンプルに
ついて物性を測定し、その結果を別表に示した。
比較例1〜5 本発明の範囲を超えるプタジエ、ン単位@M量の共重合
体ラテックス(比較例1)、本発明の範囲未満の量の架
橋性単量体単位を含む共重合体ラテックス(比較例2)
、120℃でラテックスを乾燥した場合の共重合体のゲ
ル含有率が本発明の範囲未満の共重合体ラテックス(比
較例3)、25℃でラテックスを乾燥させた場合の共重
合体のゲル含有率が本発明の範囲を超える共重合体ラテ
ックス(比較例4)、不飽和カルボン酸単位の1が本発
明の範囲を超える共重合体ラテックスを、別表に示す単
量体組成及び連鎖移動剤量で、実施例1と同様な乳化重
合法により作製したのち、これらのラテックスを用いて
、実施例1と同様な方法で、ラテックスを付層し之不織
布シートを作製し、それらの物性を測定した。その結果
を別表に示す。
表の結果から、本発明の範囲外の単量体組成から得られ
た共重合体ラテックス(比較例1、比較例2、比較例5
)は、たとえゲル含有率が本発明の範囲内であっても(
比較例2、比較例5)風合、腰、耐溶剤性並びに耐水性
の点でバランスのとれた性質を示さないことが分かる。
また比較例3及び比較例4に示さ扛るように、ゲル含有
率が本発明の範囲外の共重合体ラテックスも、たとえ本
発明の範囲内の単量体組成から得らnたものであっても
(比較例3)同様に本発明の目的とするバランスのとれ
た性質の不織布シートを与えないことが明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 単量体全重量に基づき、(A)ブタジエン5〜30
    重量%、(B)エチレン性二重結合を有する不飽和カル
    ボン酸0.3〜10重量%、(C)架橋形成性単量体0
    .3〜10重量%及び(D)硬質重合体形成性単量体6
    9〜90重量%を乳化重合して得られた共重合体ラテツ
    クスから成り、かつ25℃の温度において24時間乾燥
    した場合の共重合体のゲル含有率が90重量%未満で、
    120℃の温度において15分間乾燥した場合の共重合
    体のゲル含有率が90重量%以上であることを特徴とす
    る繊維質シート用結合剤。
JP62097168A 1987-04-20 1987-04-20 繊維質シ−ト用結合剤 Expired - Lifetime JP2532089B2 (ja)

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