JPS63264037A - 食器洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 ２ヘーン 本発明は洗浄タンク内に外気を導入して食器を乾燥させ
る食器洗浄機に関するものである。

従来の技術 従来における食器洗浄機の構成を第３図によシ説明する
。第３図において、１は食器洗浄機の本体で、この本体
１内部に洗浄タンク２が配置されている。３は洗浄タン
ク２内の洗浄水を循環させる循環ポンプで、本体１内に
装着されたモータ４によ多回転駆動される。循環ポンプ
３は洗浄水を排水口６よシ吸い込んで洗浄ノズル６よシ
噴射する。この際に洗浄水は洗浄ノズル６の下方に位置
する加熱装置７にて加熱される。８は洗浄タンク２外方
に取シ一つけられた通風路で本体１外側に吸込口９を洗
浄タンク２内方に送風口１ｏを有し、通風路８内に送風
機１１を設けている。１２は洗浄ノズルの前面開口部を
開閉自在に覆う扉で、上方には排気口１３が設けられて
いる。１４は食器１６を収納するカゴである。１６は排
水口５の上方を覆う残菜フィルターである。

発明が解決しようとする問題点 ３ヘーノ このようガ従来の構成では、洗浄中は洗浄水と水中に没
した加熱装置７との間で熱交換が行なわれるが、洗浄ノ
ズル６よシ噴射する高圧水の反力で樹脂性食器等はカゴ
１４よシ落下して食器が加熱装置７に接触してしまうこ
とがあ一プた。この様な状態で乾燥工程に入ると加熱装
置７は空焼き状態になシ、樹脂性食器を溶かしたシ、発
煙して異臭を発する等の問題があ一つた。また、乾燥工
程中や終了直後にフィルター１６を掃除しようとして加
熱装置７に手をふれるとやけどの心配があった。

さらに乾燥工程時には、食器の乾燥を促進させるために
加熱装置７に通電したシ、送風機１１によって外気を洗
浄タンク内に送風して乾燥効率を向上させようとしてい
るが、洗浄タンク内の冷風を直接食器に当てると食器自
身が冷却され乾燥時間が長くなるために、加熱装置７の
通電時間等を適当に制御する必要があった。しかしなが
ら、加熱装置７と洗浄ノズル６との距離が近接している
と樹脂製の洗浄ノズルの溶解といった問題もあシ、加熱
装置７への通電時間も限度があった。そのため、送風さ
れた空気を矢印人に示すように加熱装置７に向けて送シ
熱交換して乾燥効率を高めることもできるが、加熱装置
７は洗浄タンク２の下方に位置するため送風された空気
は食器全体に均一に尚たることができず、乾燥時間を短
縮する上で大きな問題となっていた。

本発明は上記問題点を解決するもので、製品の安全性を
向上させるとともに、乾燥性能の向上。

乾燥時間の短縮化を図ることを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の食器洗浄機は、食
器を収納洗浄する洗浄タンクと、この洗浄タンク内に設
けた噴射ノズルと、前記タンクの任意の外壁面に一方の
面を密着固定させた加熱装置と、洗浄タンク内に設けた
少なくとも１個の送風口と、この送風口と連通ずる通風
路と、この通風路を介して外気を前記洗浄タンク内に導
入する送風機を有し、前記加熱装置は他方の面からの熱
がこの通風路内に熱伝導可能に配され、洗浄時には加熱
装置および噴射ノズルを乾燥時には加熱袋６ヘーヅ 置および送風機を作動させる構成としている。

作用 この構成によシ、洗浄中に樹脂製食器が落下しても溶解
したシ発煙することがなく、また乾燥終了後、フィルタ
ーを清掃する際に加熱装置に手を触れて火傷することも
防止できる。

また、送風口は食器に風が当たシやすいように任意に設
けることができるため、加熱された空気を直接食器にあ
て乾燥効率を高め、短時間で食器を乾燥させることがで
きる。

実施例 本発明の一実施例における食器洗浄機の構成は第１図に
示すように、食器洗浄機の本体１内部に洗浄タンク２を
配し、この洗浄タンク２内の洗浄水は循環ポンプ３によ
シ循環させられる。循環ポンプ３は本体１内に装着され
たモータ４によ多回転駆動される。また、循環ポンプ３
は洗浄水を排水口６よシ吸い込んで洗浄ノズル６よシ噴
射する。

７は加熱装置で、一方の面は洗浄タンク２外壁面に密着
固定され、他方の面は通風路８内に配設さ６へ一ジ れている。通風路８は本体１外側に吸込口９を、洗浄タ
ンク２内方に送風口１０を有し、外気を洗浄タンク２内
に導入する経路を形成している。また通風路８内には送
風機１１が設けられている。

１２は扉で上方に排気口１３が設けられている。

１４は食器１６を収納するカゴである。１６は残菜フィ
ルターである。

以上のように構成された食器洗い機の作用について以下
説明する。

洗浄タンク２内に給水された洗浄水は循環ポンプ３によ
って加圧され洗浄ノズル６に供給され、噴射される反力
によって洗浄ノズル６を回転せしめ、カゴ１４に設置さ
れた食器類１６を洗浄する。

噴射洗浄後の洗浄水は重力によって洗浄タンク２底部に
戻シ、再び循環ポンプ３に供給されることによシ循環す
る。この際、食器１６に付着した汚れに対する洗浄力を
高めるために洗浄水は加熱する必要がある。このため、
洗浄中は加熱装置７に通電される。この状態で、洗浄ノ
ズル６よシ噴出した洗浄水は洗浄タンク２内壁を上方へ
沿い上昇７へ一／′ する水流および食器に当たって反射した水流、さらには
洗浄タンク２上方よυ落下する水流となるため、熱交換
され加熱される。

洗浄工程が終了し乾燥工程においては、前記加熱装置７
および送風機１１に通電することにより機体外気を吸気
し、通風路Ｂ内に設けている加熱装置７表面を通過する
際に熱交換を行ない温風になった後、送風口１ｏから洗
浄タンク２内方へ送風される。この際、送風された温風
は食器１６に直接当たる位置に設けられているため、食
器１６に付着している水滴の蒸発を促進することができ
る。同時に加熱装置７は洗浄タンク２壁面に密着されて
いるため、洗浄タンク２壁面を介して熱放散され洗浄タ
ンク２内の温度を上昇させる。特に送風口１０上部は機
体の構造上、温風が循環しにくいため、食器の乾燥がす
みやかに行なわれにくいが、本発明の構成をとることに
よシこの部分の食器についても他の部分と同様価れた乾
燥性能を得ることができる。なお図中の矢印Ｂは送風口
１ｏよ多送風された温風の流れを示す。

本発明の他の実施例における食器洗浄機の構成を第２図
に示す。

第２図において、１は本体、２は洗浄タンクで、加熱装
置７が洗浄タンク２外壁および通風路８の外壁のいずれ
にも密着固定されている。５は吸気口、１０は洗浄タン
ク２内面に開口する送風口で、前記通風路８内に送風機
１１が配置されている。

この構成においては洗浄中の洗浄および乾燥加熱作用は
第１の実施例と同様であるが、加熱装置自体は通風路８
から隔離されているため、例えば絶縁性能や耐湿性能の
低い種類のものでも安全に使用できる。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、加熱装置を洗浄タンク外壁面に密着固定するとともに
、通風路内に熱伝導可能に配設することによシ、洗浄中
は洗浄タンク壁面を介して洗浄水の加熱を行ない、乾燥
中は外気を通風路内で温風にするとともに、タンク壁面
よシの熱放散によシ食器を乾燥させることができる。よ
って下９ページ 記の効果を奏する。

（１）１個の加熱装置で洗浄水加熱と温風乾燥とを兼用
でき、構造が簡単になシ低コストで構成できる。

（２）加熱装置が直接、洗浄水と接触しないために、加
熱装置の絶縁破壊が生じた際、洗浄水への漏電が防止さ
れ安全性の高い構成となる。

（３）洗浄タンクの任意に送風口を設けることができる
ために、食器に風を直接当てることができ、乾燥性能の
向上と乾燥時間の短縮が図れる。

（→　洗浄タンク内に熱源がないため、洗浄槽底部に加
熱装置を有する従来例のように、加熱装置と洗浄ノズル
との空間距離をとったシ、カゴからの食器の落下による
食器の変形１発煙といった問題もなく、また、乾燥終了
後、食器や残菜フィルターを取シはすす際に余熱によシ
高温になっている加熱装置に誤まって手を触れて火傷を
負うというような事故の防止を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

１０ページ 第１図は本発明の一実施例である食器洗浄機の縦断面図
、第２図は本発明の他の実施例である食器洗浄機の要部
断面図、第３図は従来例を示す食器洗い機の縦断面図で
ある。 ２・・・・・・洗浄タンク、６・・・・・・洗浄ノズル
、７・・・・・・加熱装置、８・・・・・・通風路、１
０・・・・・・送風口。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２−
−一洗ン十りンク ｆＱ−を風Ｕ ム３−Ｊイトｉｎ ′ｊｉ８開昭６３−２６４０３７（４）第３図 （３淵ワヲェ紐、＼西］斤己ト Ｉ　　＼　　　　　　　　　　　　　１１１　　　　　
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Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）食器を収納洗浄する洗浄タンクと、この洗浄タン
   ク内に設けた噴射ノズルと、前記洗浄タンクの任意の外
   壁面に、一方の面を密着固定した加熱装置と、洗浄タン
   ク内に設けた少なくとも１個の送風口と、この送風口と
   連通する通風路と、この通風路を介して外気を前記洗浄
   タンク内に導入する送風機を有し、前記加熱装置は他方
   の面からの熱が前記通風路内に熱伝導可能に配され、洗
   浄時には加熱装置および噴射ノズルを、乾燥時には加熱
   装置および送風機を作動させてなる食器洗浄機。
2. （２）加熱装置は一方の面を洗浄タンク外壁に密着し、
   他方の面を通風路外壁に密着固定した特許請求の範囲第
   １項記載の食器洗浄機。