JPS6326223A

JPS6326223A - 液圧成形装置に於ける圧力変換装置

Info

Publication number: JPS6326223A
Application number: JP61169883A
Authority: JP
Inventors: Tsuneji Kodama; 児玉　恒二
Original assignee: KOJIMA TEKKOSHO KK
Current assignee: KOJIMA TEKKOSHO KK
Priority date: 1986-07-21
Filing date: 1986-07-21
Publication date: 1988-02-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明ば液圧成形装置に於ける圧力変換装置に関する。

（従来の技術）従来の液圧成形装置に於ける圧力装置は、第３図に示す
ように、液圧ドーム２１に収容された水溶液又は油によ
る液圧成形液２２に、高圧水ポンプ又は油ポンプｎから
供給される圧力を加えるに際し、圧力調整弁２４を介し
て直接的に成形液圧を設定し、その圧力をコントロール
する方式をとった装置が使用されている。この第３図に
於て、２５ハ前記ポンプｎを駆動するモータ、２６ハ上
記液圧ドーム２１とポンプ２３をつなぐ配管で、２６ｍ
はフィルタ、２６ｃは圧力計、２７は液タンクである。

尚、Ｂは加工されるブランクである。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、従来装置は、■成形液に水溶液を用いた場合、
液圧コントロールが不安定になり易い上に、高圧用の水
圧ポンプは高価であり、しかも、寿命が短かい。■成形
液に油を使用した場合には油が製品に付着するため、高
価な油の消耗が増えランニングコストの増大をもたらす
のみならず、成形時に油が汚染されて圧力コントロール
が不安定になる。■直動式パルプコントロールのため遠
隔操作が困難であるなど、多くの問題がある。

（問題点を解決するための手段）本発明は上述のような従来装置における問題点に鑑み、
液圧成形のための圧力設定が容易にできると共に、成形
時の液圧コントロールを常に一定に保つため、液圧成形
時に消耗される成形液による液圧部と、この成形液圧を
設定コントロールするための油圧部を分離した構造の液
圧成形ｆ２置における圧力変換装置を提供することを目
的としてなされたもので、その構成は、液圧成形装置に
おける液圧ドーム内に成形液供給ポンプにより供給され
る成形液の給排系路を油圧シリンダの一室に連結する一
方、この油圧シリンダの他室に、上記成形液の液圧を設
定する圧力調整弁を有すると共に切換弁を介して油圧を
給排する油圧ポンプを連結して成り、上記成形液の液圧
を、油圧シリンダの油圧を圧力調整弁によって設定コン
トロールすることにより制御するようにしたことを特徴
とするものである。

（作用）液圧成形に使用される成形液系と、この成形液に成形液
圧を設定し、その圧力をコントロールする油圧系を分離
して設けると共に油圧系のシリンダの一室に上記成形液
系を連結したので、このシリンダにおいて油圧による圧
力を成形液による成形液圧に変換することができる。

（実施例）次に、本発明の実施例を図面に拠シ説明する。

図において、第１図は本発明圧力変換装置の一例の系統
図、第２図（イ）〜（ハ）は第１図に示した圧力変換装
置の作動状態の一例を時系列的に示した系統図である。

この第１図及び第２図に於て、１は液圧ドーム、２はこ
のドーム内に収容された液圧成形液、３は上記液圧ドー
ム１の液槽１＆に成形液を補給するため、逆止弁５ａを
介し九配管５にょシ液槽１ａに連結されたポンプ、４は
該ポンプ３の駆動モータで、ポンプ３には低圧用のもの
が用いられる。尚、５ｂは液圧成形液のタンクである。

一方、６は圧力変換手段として作用する油圧シリンダで
、そのピストン６ａの前面側の一室６１に、上記成形液
２の配管５が逆止弁５ａの手前で分岐されて連結されて
いる。

而して、上記シリンダ６におけるピストン６１の背面側
の他室６２には次に説明する油圧配管が運、結されてい
る。

この油圧配管７は逆上弁７ｍ、切換バルブ８を介して高
圧用の油圧ポンプ９に連結されていると共に、逆止弁７
ａの手前で分岐されてコントロールアンプ１１に駆動制
御される圧力調整弁１ｏが挿入されている。第１図にお
いて、１２は油圧ポンプ９を駆動するモータ、１３は油
タンクである。

また、　６ｂはピストン６ａのロッドで、このロッドは
ストローク動作時リミットスイッチｓ１．ｓ２を作動さ
せる。尚、第２図において、ＢＨブランク、ｐｒｆ、絞
Ｄパンチ、Ｂｈｉプラクホルダである。

上記の圧力調整弁１０は、液圧成形における成形液圧を
設定するため、ここでは比例電磁式のものが一例として
使用されているが、この弁の形式は他の形式のものでも
よい。

以上のように構成される本発明装置の一例は次のように
作動するので、これを第２図により説明する。

第２図（イ）に示す成形前に於ては、液圧ドーム１の液
槽１ａ内の液圧成形液２の量は予め所定量が収容されて
いるが、この液量が不足しているときは、ポンプ３を駆
動して予め補給をする。

一方、圧力調整弁ＩＯをコントロールアンプ１１を通し
て作動させてその開閉度を定めて成形液圧を設定する。

成形液圧が設定されると、油圧ポンプ９が駆動されると
共に切換弁８が開かれて成形液圧に見合う油圧が油圧シ
リンダ６の一方の室６２に供給され、このあと切換弁８
が閉ぢられる。このとき、ブランクホルダＢｈは降下し
てブランクＢを押えているが、絞シパンチＰは加工前の
位置にある。また、油圧シリンダ６のピストン６ａは第
２図（イ）に示す位置にあυ、ロッド６ｂの上端がリミ
ットスイッチＳ、と対峙している。

次に、成形工程に入ると絞シパンチＰが降下し、ブラン
クＢを絞シ込み乍ら液圧ドーム１の液槽１ａ内に押込ま
れる。上記ノやンチＰが液槽１ａ内に押込まれると、成
形液２はその配管５を通って油圧シリンダ６の一室６１
内に流入するので、このシリンダ６のピストン６ａが上
昇させられ他室６２の油を配管７の圧力調整弁１０側へ
排出する。

ここで、圧力調整弁１０はその弁の開閉度が成形液圧に
予め設定されている九め、上記ドームｌ内の液圧はこの
調整弁１０の設定圧と平衡し、従って、ブランクＢはこ
の液圧によって絞ｊｌ　ｔ４ンチＰの形に成形させるこ
ととなる。第２図（ロ）はこのときの状態を示している
。

このようにして加工が完了すると、絞Ｆ）　／４１ンチ
Ｐとブランクホルダを上昇させてブランクＢから逃がす
一方、油圧配管７の切換弁８を開き油圧ポンプ９を駆動
して、油圧シリンダ６のピストン６ａにそれを降下させ
る油圧を働かせる。

このピストン６ａが降下すると、この作動によりンリン
ダ６の一室６１にあった成形液２は配管５を通って液圧
ドームの液槽１ａ内に戻される。

成形液２が液槽内に戻されることによって、絞９加工さ
れたブランクＢは成形ドーム１から押出され加減となる
ので、このブランクＢの取出しが可能になる。第２図（
ハ）はこの状態を示している。

（発明の効果）このように本発明装置では、液圧成形装置における成形
液の給排系と、この成形液による成形液圧を設定、コン
トロールする油圧系とを分離して形成すると共に、両系
を油圧シリンダのピストンの前後において関連させ、油
圧系に設定される成形液圧をこのピストンを介して成形
液の液圧に変換し作用させるようにしたので次のような
特有の効果が得られる。

成形液部と成形液圧の設定、コントロールをする油圧部
が完全に分離されているため、成形液の汚染による成形
圧力不安定の問題は全く生じない。

油圧部で成形液圧の設定、コントロールをす　４るから
、液圧成形部に使用する液はどのような液でも使用可能
となシ、例えば安価な水だけでも成形液圧を安定に設定
、コントロールすることが可能となる。

水圧ポンプは成形部の液補給用のにみ用いる低圧ポンプ
で済み、また、成形液圧を供給する油圧ポンプは高圧用
でも安価且つ長寿命であるから、設備コストの低減を図
ることができる。

圧力調整弁に比例電磁式のものを用いると、安定した圧
力調整操作を自由にでき、しかも、遠隔操作も可能とな
るので、作業性も向上する。

また、成形液圧の設定、コントロールが安定且つ容易に
できるため絞シ性を良好にするため行う「前ふくらまし
作業」を容易にできる。

本発明は以上の通りであるから、金型による絞シ加工が
困難な円錐状の絞υなどに多用される液圧成形装置の圧
力装置としてきわめて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明圧力変換装置の一例の系統図、第２図（
イ）〜（ハ）は第１図に示した圧力変換装置の作動状態
の一例を時系列的に示した系統図である。１・・・液圧ドーム、２・・・液圧成形液、３・・・液
補給ポンプ、５・・・成形液の配管、６・・・油圧シリ
ンダ、６ｍ・・・ピストン、６１・・・シリンダの一室
、６２・・・シリンダ他室、７・・・油圧配管、８・・
・切換弁、９・・・油圧ポンプ、１ｏ・・・圧力調整弁
、１１・・・コントロールアンプ。出願人株式会社小島鐵工所４〜、で′・代理人　弁理士　高　　山　　道　　夫（ほか１名）第　１　図第２図（イ）手続ネｍ正書く方式）％式％２、発明の名称液圧成形装置に於ける圧力変換装置名　称　　株式会社小島鐵工所

Claims

【特許請求の範囲】

液圧成形装置における液圧ドーム内に成形液供給ポンプ
により供給される成形液の給排系路を油圧シリンダの一
室に連結する一方、この油圧シリンダの他室に、上記成
形液の液圧を設定する圧力調整弁を有すると共に切換弁
を介して油圧を給排する油圧ポンプを連結して成り、上
記成形液の液圧を、油圧シリンダの油圧を圧力調整弁に
よって設定コントロールすることにより制御するように
したことを特徴とする液圧成形装置に於ける圧力変換装
置。