JPS6326207Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6326207Y2
JPS6326207Y2 JP6009483U JP6009483U JPS6326207Y2 JP S6326207 Y2 JPS6326207 Y2 JP S6326207Y2 JP 6009483 U JP6009483 U JP 6009483U JP 6009483 U JP6009483 U JP 6009483U JP S6326207 Y2 JPS6326207 Y2 JP S6326207Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
crankcase
cylinder case
water
motor
engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP6009483U
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English (en)
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JPS59166863U (ja
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、同一噴霧機にて電動機にもエンジン
にも取り付け変更可能な携帯用噴霧機の取り付け
構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来の動力噴霧機は、殆どがエンジンまたはモ
ーターのみにより駆動されるのであり、用途に応
じて、モーターもエンジンも搭載可能とする動力
噴霧機は提供されていなかつたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 一般に携帯用噴霧機は、小型軽量であり、騒音
も低いために家庭菜園等身近な土地における作物
に対し散布作業をするのに適している。
しかし、動力が電動モーターを使用しているた
めに電源が必要であり、少し離れれば延長コード
も必要となり使用場所を限定されるのである。
その点、農業用の動力噴霧機は動力がガソリン
エンジン等であるため電源の必要もなく作業場所
を自由に選べるのである。
しかし、騒音もあり、燃料タンク、エンジン、
排気装置等を備えているため電動噴霧機に比べ重
く、大きくなるのである。
以上のような長所・短所を持つ携帯用噴霧機に
対して、需要家は考慮選択し購入するのである
が、供給側は、同じシリンダーを使用するにもか
かわらず動力が異なるために、プーリーやギア等
の伝達、変換装置を付け加えたり、またはクラン
クケースを専用部品として構成し別の組立ライン
を設けたりしていたのである。
そこで本考案は、部品を交換せずに容易にモー
ターまたはエンジンに転換できるようにし、コス
トの軽減と組立工数を低減を図るものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
機体カバー3より突出する吸水口14・吐水口
15・余水口16を、機体カバー3内のシリンダ
ーケース8に一体的に付設し、該シリンダーケー
ス8と機体カバー3との位置は回動変更不可能と
すると共に、機体カバー3内に配置され、モータ
ー1またはエンジン26を付設し、シリンダーケ
ース8内でプランジヤー9を摺動させるクランク
ケース6は、前記シリンダーケース8の他端に90
度回動して取付可能とすべく、シリンダーケース
8側のフランジ8aに対して締結するクランクケ
ース6側のフランジ6a,6bに、90度間隔をお
いて締め付けボルト31の孔位置を配置したもの
である。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は電動噴霧機の側面断面図、第2図は同
じく平面図である。
機体カバー3内に収納された要部は、モーター
1より動力を得て、駆動軸2よりカム4、コンロ
ツド5、連動杆7を介し、プランジヤー9をシリ
ンダーケース8内で往復摺動する。
これは、カム4の形状が楕円形をしているた
め、カム4の回転により、コンロツド5が往復運
動に変換され、コンロツド5に枢結された連動杆
7及び連動杆7にボルト13にて固着されたプラ
ンジヤー9が往復運動をし、吸排水を行うのであ
る。
この吸排水の行程を説明すると、シリンダーケ
ース8内をプランジヤー9及び止水シール23に
て主室21と副室22に分割している。
プランジヤー9が吸水口14方向から駆動軸方
向に移動すると(吸水運動)、主室21内の圧力
が低下し、吸水弁10が開き、排水弁11が閉じ
薬液が給水される。
逆にプランジヤー9が駆動軸方向から吸水口方
向に移動すると(排水運動)、吸水弁10及び排
水弁11の作用により、主室21内の液は、吐水
室12に送られる。
一方排水行程において、プランジヤー9の移動
と共に副室22には薬液が吐水室12より吸入
し、吸水行程において副室22内の薬液は吐水室
12に排出される。
これは、吸水時においても吐水室12内の圧力
を高めて、できるだけムラのない散布を行えるよ
うにするためである。
以上の運動を高速で繰り返すことにより吸水口
14より給水され、吐水口15より圧水が排水さ
れるのである。
23,24は止水シールであり、23は主室と
副室の間を、24は副室とドレイン通路との間を
止水している。
16は、余水口であり、始動時及び吐出室12
が過圧になつたとき液を排出する。始動時に排水
するのは、モーターは始動トルクが弱いために最
初から強い圧力を受けていると、回転せず、また
は途中で止まりモーターを焼いてしまうことにな
るからである。
よつて、負荷をできるだけ小さくするために、
バネ19の押圧に等しくなるまではサブバルブ1
7を開いておき、トルクが増し吐水室12内の圧
力がバネ19の圧力より大きくなつて始めてサブ
バルブ17が閉じるようにし、通常の運転に支障
のないようにされているのである。
もし運転途中で過剰圧になると、バネ18の作
用により安全弁20が開き余水口16より排水さ
れ通常圧に保たれるようにしてある。
シリンダー部とクランク部は、第1図のA−A
線より外して90度だけ回動することができるよう
に構成しているのである。
即ち、モーターを動力としたい場合は、駆動軸
が垂直となるように第1図、第2図の如く取り付
け、エンジンを装着したい場合は第3図の如くク
ランクケースを90度回動し取り付けるのである。
第4図に、クランクケース6のみを取り出した
図を示し、取り付け方法を説明すると。
クランクケースは上蓋6d、下蓋6e、及び本
体6cからなり、螺子32により上蓋、下蓋を本
体に固着し、上蓋の突起6fにモーター或いはエ
ンジンを固着する。
クランクケース6にモーター1を装着した場合
は、クランクケースのフランジ6a部と、シリン
ダーケース8のフランジ8aをボルト31にてナ
ツト締めするのである。
エンジンを装着する場合はクランクケース6を
90度回動して、他のフランジ6bの部分が、シリ
ンダーケース8のフランジ8aと合致する位置ま
で回動し、クランクケース6のフランジを90度回
動した位置で合致させて、ボルト31により締結
するのである。
そして、前記と同様にクランクケースの6b部
とシリンダーの8aをロツド31にてナツト締め
するのである。
シリンダーケース8の部分には、機体カバー3
を貫通した吸水口14や吐水口15や余水口16
の部分か一体化されているので、クランクケース
6と共に回動すると、機体カバー3を共通化する
ことが出来ないのである。
故に、吸水口14・吐水口15・余水口16を
固設したシリンダーケース8は回動を不可能にし
ているのである。
その代わりに、モーターとエンジンとの場合
で、取付位置を変更可能とする為に、クランクケ
ース6を90度だけ回動変更可能としているのであ
る。
該シリンダーケース8は固定で、クランクケー
ス6を90度だけ回動可能とする為に、両者の結合
部のフランジに、90度間隔のボルト孔を設けたも
のである。
本実施例においては、クランクケース6のフラ
ンジ部を6aと6bとの2組設けて、該フランジ
6a,6bの間でクランクケース6を回動して、
シリンダーケース8の側のフランジ8aと合致さ
せることにより、クランクケース6の駆動部取付
面を90度だけ変更可能としているのである。
第3図における25は、燃料タンク、26はエ
ンジン、27は消音器、28はアクセルレバー、
29はエアーフイルター、30はキヤブレターで
ある。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、垂直に駆動軸を配置可能なモーター
と、水平に駆動軸を配置する機種の多いエンジン
とのどちらでも、クランクケース6に装着可能と
したことにより、機体カバー3やシリンダーケー
ス8の部分を変更することなく、簡単にモーター
仕様とエンジン仕様の機種を構成することができ
るように成つたものである。
第2に、モーターをエンジンに変更する場合や
逆にエンジンをモーターに変更する場合には、モ
ーター専用のクランクケース、又はエンジン専用
のクランクケースを設ける必要がなく、どちらの
場合にも同じクランクケース6とシリンダーケー
ス8を用いることができるので、モーター仕様と
エンジン仕様の動力噴霧機を共用部品にて構成す
ることができるので、コストの低減を図ることが
出来たものである。
第3に、モーターとエンジンとの変更に際して
も、どちらの場合にも駆動軸を直接にクランクケ
ース6内に挿入して、カム4を駆動することがで
きるので、プーリー、ギア等の伝達装置を必要と
せずに容易に、モーターとエンジンとの変更が可
能と成つたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電動噴霧機の側面断面図、第2図は同
じく平面図、第3図はエンジンを装着した側面
図、第4図はクランクケースのみを取り出した図
である。 1……モーター、2……駆動軸、6……クラン
クケース、8……シリンダーケース、9……プラ
ンジヤー、14……吸水口、15……吐水口、1
6……余水口、26……エンジン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体カバー3より突出する吸水口14・吐水口
    15・余水口16を、機体カバー3内のシリンダ
    ーケース8に一体的に付設し、該シリンダーケー
    ス8と機体カバー3との位置は回動変更不可能と
    すると共に、機体カバー3内に配置され、モータ
    ー1またはエンジン26を付設し、シリンダーケ
    ース8内でプランジヤー9を摺動させるクランク
    ケース6は、前記シリンダーケース8の他端に90
    度回動して取付可能とすべく、シリンダーケース
    8側のフランジ8aに対して締結するクランクケ
    ース6側のフランジ6a,6bに、90度間隔をお
    いて締め付けボルト31の孔位置を配置したこと
    を特徴とする携帯用噴霧機。
JP6009483U 1983-04-20 1983-04-20 携帯用噴霧機 Granted JPS59166863U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009483U JPS59166863U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 携帯用噴霧機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6009483U JPS59166863U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 携帯用噴霧機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59166863U JPS59166863U (ja) 1984-11-08
JPS6326207Y2 true JPS6326207Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=30190334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6009483U Granted JPS59166863U (ja) 1983-04-20 1983-04-20 携帯用噴霧機

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JP (1) JPS59166863U (ja)

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JPS59166863U (ja) 1984-11-08

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