JPS6326193Y2 - - Google Patents

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JPS6326193Y2
JPS6326193Y2 JP13605482U JP13605482U JPS6326193Y2 JP S6326193 Y2 JPS6326193 Y2 JP S6326193Y2 JP 13605482 U JP13605482 U JP 13605482U JP 13605482 U JP13605482 U JP 13605482U JP S6326193 Y2 JPS6326193 Y2 JP S6326193Y2
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JP
Japan
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heat
septic tank
water
liquid
tank body
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JP13605482U
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JPS5939622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、水分を含む絶縁性液体から水分を
除去する静電式除水装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 静電式除水装置では水分を捕集すると水分が電
極間の抵抗を極端に低下させるため、静電浄化に
必要な電界が加わらなくなり、実用化されなかつ
た。しかし、電極間の抵抗が低下した場合でも電
界を印加できる電源が開発されるに至つて実用化
可能になつた。第1図はその一例を示す。
第1図において、1は被浄化液体2を収容する
タンク、3は浄化槽本体、4は浄化槽本体3の下
部に設けた給入管である。給入管4は浄化槽本体
3の内部に開口する多数の孔5を有する。6は浄
化槽本体3に絶縁板7を介して取付けた高圧電極
板、8は高圧電極板6と対向して設けられて対向
電極を形成するアース側電極板である。9は電極
板6,8間に介装した通液性で多孔質の絶縁物よ
りなる集塵体、10はその支持体である。11は
浄化槽本体3の上部に設けた排出管、12は蓋
板、13はパツキングである。14は浄化槽本体
3の底部に形成される粗塵の溜り室である。15
はタンク1と給入管4および排出管11とを結合
するホースである。16は高圧電極板6とこれに
対向するアース電極8との間に高電圧を印加する
ための高圧電源である。
上記の構成において、塵埃を含む被浄化液体2
はタンク1からホース15によつて給入管4に送
られて孔5から浄化槽本体3内に入り、粗塵は溜
り室14に沈下し、細塵を含む液体は集塵体9の
間を通つて上昇する。この間に電極間に形成され
る電界によつて液体中に含まれる塵埃および粒状
に拡散している水分は、電極6,8に吸引され、
電極板6,8あるいは集塵体9に捕集される。塵
埃および水分の除去された液体は排出管11から
ホース15によつてタンク1にもどる。捕集され
た水粒子は次第に凝集肥大化して行き、集塵体9
で捕集された水粒子も吸引力が増加し、ほとんど
電極板6,8上に吸引集合する。液体が油等のよ
うに水より比重が小の場合には、電極板6,8お
よび集塵体9に集められた水分は沈降して行き、
電極板6,8または集塵体9の最下部より溜り室
14へ流下する。しかし、流下した水分は溜り室
14で滞溜するため、次第に水面が上昇してく
る。ついには電極板6,8が水分で短絡し、電極
板6,8間に電界を形成しなくなる。
考案の目的 この考案の目的は、底部に溜つた水分が一定レ
ベル以上に達すれば検出して排出するようにし、
常に安全運転可能にすることである。
考案の構成 この考案は、浄化槽本体の底部に発熱体および
感熱体の働きをする素子を配置し、この素子によ
る感熱検出値に対応して帯溜水分の排出装置を排
出動作させるようにしたものである。水分の比熱
は大きいため、前記素子が帯溜水分に接すると発
熱温度が下がり、これにより検出値が変わつて水
分が一定レベル以上に溜つたことが検出される。
実施例の説明 この考案の一実施例を第2図に示す。なお、第
1図と同一の部分は同一符号3〜14を付してそ
の説明を省略する。第2図において、21はニク
ロム線等からなる発熱体であるとともに、温度に
よつて抵抗等の変化する感熱体ともなる発熱感熱
素子であり、浄化槽本体3の底部の溜り室14に
設けられている。22は発熱感熱素子21の変化
を検出し、溜り室14の底部に接続された排水管
路24を開閉する電磁弁23を制御する制御装置
である。排水管路24と電磁弁23とで排水装置
が形成される。
このように構成したため、浄液初期の段階で
は、含塵含水の被浄化液が発熱感熱素子21の周
辺に存在し、一定の発熱温度になつた発熱感熱素
子21の検出値を得ている。浄液が行われて水分
が溜り室14に溜り、発熱感熱素子21と接する
と、水分の比熱が大きいことから発熱温度が下が
り、検出値が変る。この変化を検出して制御装置
22で増幅し、電磁弁23を開路し、溜り室14
の水分を排出する。
なお、浄液による水分の捕集、流下、蓄積には
時間がかかる。そのため、応答性の速い検出手段
を用いた場合では、検出手段の設けられた位置よ
りも高位置まで水分がたまつたときに電磁弁23
を作動させるようにするには時間遅れ回路を必要
とする。しかし、この静電式除水装置では、熱に
よつて検出するため、他のレベル検出に比べて時
間的応答が遅れる。そのため、発熱感熱素子21
の熱容量を大きくしてあれば、時間遅れ回路を設
けなくても、この発熱感熱素子21よりも高位置
まで水分が溜つてから電磁弁23を動作させるよ
うにすることができる。また、このように発熱感
熱素子に熱容量の大きいものを用いることができ
るので、機械的強度の確保を図ることができる。
なお、発熱感熱素子21は露出させておいても
よいが、ケースに収納して直接に被浄化液体に触
れないようにすれば、長期間安定に動作する。ま
た、ケースによつて熱容量が増大することから、
発熱感熱素子21の熱容量が十分でなくても、電
磁弁23の開動作を遅れさせるための遅答遅れ時
間を得ることができる。
また、前記実施例では発熱感熱素子21を用い
たが、発熱体と感熱体とを別々に相対向して設け
てもよく、これによつてもその効果は変わらな
い。
考案の効果 この考案は、底部に溜つた水が一定レベル以上
になれば検出して排水することができ、常に安全
運転が可能という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図はこの考案の
一実施例の断面図である。 3…浄化槽本体、4…給入管、6,8…電極
板、9…集塵体、11…排出管、21…発熱感熱
素子、22…制御装置、23…電磁弁、24…排
水管路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 浄化槽本体と、この浄化槽本体内に設けられ
    て相互間に電界を形成する複数枚の対向する電
    極と、これら電極間に設けられて被浄化液体の
    水分および塵埃を除去する集塵体と、前記浄化
    槽本体内の底部に設けられて発熱体および感熱
    体の働きを有する素子と、この素子による感熱
    検出値に応動して前記浄化槽本体の底部に溜つ
    た水を排出する排水装置とを備えた静電式除水
    装置。 (2) 前記素子を前記被浄化液体と直接に接するこ
    とから避けるケースに収納した実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の静電式除水装置。
JP13605482U 1982-09-07 1982-09-07 静電式除水装置 Granted JPS5939622U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13605482U JPS5939622U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 静電式除水装置

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JP13605482U JPS5939622U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 静電式除水装置

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Publication Number Publication Date
JPS5939622U JPS5939622U (ja) 1984-03-13
JPS6326193Y2 true JPS6326193Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=30306026

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JP13605482U Granted JPS5939622U (ja) 1982-09-07 1982-09-07 静電式除水装置

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JPS5939622U (ja) 1984-03-13

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