JPS63260378A - 動き補正サブサンプル伝送方式 - Google Patents

動き補正サブサンプル伝送方式

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JPS63260378A
JPS63260378A JP62095811A JP9581187A JPS63260378A JP S63260378 A JPS63260378 A JP S63260378A JP 62095811 A JP62095811 A JP 62095811A JP 9581187 A JP9581187 A JP 9581187A JP S63260378 A JPS63260378 A JP S63260378A
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Noriyuki Yamaguchi
山口 典之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、MUSE方式の高品位テレビ信号において
、伝送されてくる動き情報から受信側で各フィールド間
の動き補正量を近似により予測して、欠落点をフィール
ド間補間する場合に適用される動き補正サブサンプル伝
送方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から提案されているこの種の動き補正サブサンプル
伝送方式に、NHK放送技術研究所が昭和59年6月の
創立記念講演会で発表しtコ「高品位テレビの新しい伝
送方式(MUSE)Jなる予稿資料の中で述べられてい
るものがある。第11図にその動き補正サブサンプル伝
送方式の構成を示している。
第11図において、1は64.8MHzのサンプルレー
トである映像信号を入力する映像入力端子、2はサブサ
ンプルスイッチで、映像入力端子1に入力される映像信
号を所定のサンプル位置を保って、16、2 MHzの
サンプルレートで4フィールドで1巡するサブサンプル
を行なう。
また、3は動きベクトル検出回路で、映像入力端子1に
入力される映像信号からその動きに応じて1フレーム隔
てたフィールド間の動きベクトルを検出して、1フィー
ルドに一つのベクトルを発生する。
スイッチ5は上記サブサンプルスイッチ2において、サ
ブサンプルされて伝送される映像信号と後述する動き補
正フィールドメモリ8の出力信号を32.4 M)lz
のサブサンプルのタイミングで切り替える。
非動き補正フィールドメモリ15は、上記スイッチ5を
通過する3 2.4 Mlbのサンプルレートの1フレ
一ム分の信号を蓄える。
動き補正フィールドメモリ10は上記非動き補正フィー
ルドメモリ15から出力された3 2.4 MHzのサ
ンプルレートの1フレ一ム分の信号を蓄え、動きベクト
ルによって動き補正を行なう。
フィールド間補間フィールタ12は、上記非動き補正フ
ィールドメモリ15の出力信号とスイッチ5を通過した
信号をもとに欠落サンプル点を補間する。
フィールド内袖間フィルタ11は上記スイッチ5を通過
した信号をもとに欠落サンプル点を補間する。
スイッチ13は、動き補正を行なわないときには、下側
接点13bに接続されてフィールド間補間フィルタ12
の出力信号を通過させ、動き補正を行なうとき、まtこ
は動き検出がなされたときには、上側接点13aに接続
されてフィールド内袖間フィルタ11の出力信号を通過
させる。
14は欠落サンプル点が補間されて64.8MHzのサ
ンプルレートとなって、上記スイッチ13を通過する信
号を出力する映像出力端子である。
次に、上記構成の動作について説明する。高品位テレビ
の伝送方式は4フィールドで一巡するサブナイキストサ
ンプリングであり、その所要帯域幅は8.1 MHzで
ある。
第11図に示す構成の映像信号伝送方式において、映像
入力端子1から入力される映像信号はスイッチ2を断続
することにより、映像信号をサブサンプル伝送するとと
もに、aきベクトル検出回路3により1フィールドにつ
いて1フレーム隔てたフィールド間の動きベクトルを検
出して別途伝送する。
一方、受信側において、スイッチ5の上側接点5aに第
1フィールドの信号が伝送されている場合、非動き補正
フィールドメモリ15には1巡前の第2フィールドと第
4フィールドの信号が記憶され、一方動き補正フィール
ドメモリ10には1巡前の第1フィールドと第3フィー
ルドの信号が記憶されている。
TIJJt!ベクトルが伝送されたとき、動き補正フィ
ールドメモリ10の内容はそのベクトル量にしたがって
2次元的に移動する。動きベクトルは動き補正量を表わ
しているので、動き補正フィールドメモリ10の内容は
伝送されてくる第1フィールドの信号を基準に動き補正
が行なわれる。
スイッチ5は32.4 MHzのサブサンプルのタイミ
ングで切り替わり、フィールドごとに位相が反転し、ま
た動きベクトルによっても反転する。したがって、上述
の場合伝送されてくる第1フィールドの信号と、動きベ
クトルにより動き補正が行なわれた一巡前の第3フィー
ルドの信号がスイッチ5を通過する。
スイッチ5を通過した信号は、フィールド内袖間フィル
タ11に入力される。フィールド内袖間フィルタ11は
フィールド内袖間を行ない、スイッチ13が上側接点1
3mに接続しているとき、映像出力端子14からフィー
ルド内袖間された64.8MHzのサンプルレートの映
像信号を出力する。
スイッチ13が上側接点13mに接続されるのは、動き
補正が行なわれるときと動き検出がなされたときであり
、前者はフィールド単位で、後者は画素単位でスイッチ
13が切り替わる。
また、スイッチ5を通過し信号と非動き補正フィールド
メモリ15の出力信号とは、フィールド間補間フィルタ
12に入力されて、フィールド間補間を行なう。動き補
正を行なわないとき、すなわちスイッチ13が下側接点
13bに接続されているときには、映像出力端子14か
らフィールド間補間された6 4.8 MHzのサンプ
ルレートの映像信号を出力する。
動き補正が行なわれずに映像入力端子1にd、フィール
ドが入力されたときの第11図の12a〜12fの信号
の状態を第12図(a)〜第12図(flに示す。ただ
し、信号をフィールドで表わすと・・・・・・io、 
bo、 co、 do、 a、、 b!、 c、、 r
ll−の順に流れている。
図中、Aはフィールド間処理である補間関数fAにより
al、 b、、 a、、 d、から補間される補間値を
示す。
また、動き補正が行なわれ、映像入力端子1にd、フィ
ールドが入力されたときの第11図の13a〜13fの
信号の状態を第13図(al〜第13図(alに示す。
図中、記号の上の横線は動き補正が行なわれたことを示
し、Bはフィールド内処理である補間関数fl、により
す、、d、から補間される補間値を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のような従来の動き補正サブサンプル伝送方式では
、動き補正実施時に相隣るフィールド間の関係を全く考
慮に入れていないので、欠落サンプル点の補間をフィー
ルド内袖間フィルタによってフィールド内で行なわれな
ければならない。そのため、動き補正実施時の解像度が
低下するという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、動き補正実施時の解像度の低下をおさえることが
できる動き補正サブサンプル伝送方式を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る動き補正サブサンプル伝送方式は、送信
側において動きベクトルに対して映像信号の伝送を1フ
ィールド遅らせることによって、受信側において過去に
伝送された1フレーム隔てたフィールド間動きベクトル
から1フィールド隔てたフィールド間動きベクトルを近
似により予測して、過去3フィールドの信号を現フィー
ルドに対して動き補正して、フィールド間補間を行なえ
ろようにしたものである。
〔作 用〕
この発明においては、伝送されてくる動きベクトルに急
激な変化がないことを利用して、受信側において1フィ
ールド隔てたフィールド間の動きベクトルを近似予測す
ることにより、動き補正時にもフィールド間補間フィル
タで補間を行なう。
〔実施例〕
以下、この発明のwbき補正サブサンプル伝送方式の実
施例を図面にもとづいて説明する。第1図はこの発明の
一実施例を示すブロック図であり、同図において、1は
64.8 Mlbのサンプルレートである映像信号を入
力する映像入力端子、2はサブサンプルスイッチで、映
像入力端子1に入力される映像信号を所定のサンプル位
置を保って16.2MHzのサンプルレートで4フィー
ルドで一巡するサブサンプルを行なう。
動きベクトル検出回路3は、映像入力端子1に入力され
る映像信号からその動きに応じて1フレーム隔てたフィ
ールド間の動きベクトルを検出し、1フィールドに一つ
のベクトルを発生する。
また、第1の1フィールド遅延器4は、サンプルスイッ
チ2でサブサンプルされた映像信号を1フィールド遅延
させる。
スイッチ5は上記第1のフィールド遅延器4から出力さ
れ伝送される映像信号と後述する第2の動き補正フィー
ルドメモリ10の出力信号を32.4M)Izのサブサ
ンプルのタイミングで固定端子5aと5bを切り替える
また、第2の1フィールド遅延I#6は動きベクトル検
出回路3から出力される動きベクトルを1フィールド遅
延させ、この動きベクトル検出回路3から出力され伝送
される動きベクトルと、第2の1フィールド遅延器6の
出力である1フィールド前の動きベクトルとを加算器7
で加算するようにしている。
割算器8はこの加算器?で加算された動きベクトルを「
4」で除算して、その除算結果を第1の動き補正フィー
ルドメモリ9、第2の動き補正フィールドメモリ10に
出力するようにしている。
この第1の動き補正フィールドメモリ9はスイッチ5を
通過する3 2.4MHzのサンプルレートの1フレ一
ム分の信号を1え、割算器8から出力されるフィールド
間の予測動きベクトルによって動き補正を行なう。
第2の動き補正フィールドメモリ10は第1の動き補正
フィールトメ゛モリ9から出力される32.4M)tz
のサンプルレートの1フレ一ム分の信号を蓄え、割算N
8から出力されるフィールド間の予測動きベクトルによ
って動き補正を行なう。この第2の動き補正フィールド
メモリ10の出力はスイッチ5の下側接点5bに加える
ようにしている。
フィールド内袖間、フィルタ11はスイッチ5を通過し
た信号をもとに欠落サンプル点を補間するものであり、
その出力はスイッチ13の上側接点13aに加えるよう
にしている。
フィールド間補間フィルタ12はスイッチ5を通過した
信号と、上記第1の動き補正フィールドメモリ9から出
力される信号をもとに欠落サンプル点を補間する。
スイッチ13は通常下側接点13bに接続して上記フィ
ールド間補間フィルタ12の出力信号を通過させ、動き
検出がなされた場合、画素単位で上側接点13a接続し
て上記フィールド内袖間フィルタ11の出力信号を通過
させる。
映像出力端子14は欠落サンプル点が補間され64.8
M)tzのサンプルレートとなって、上記スイッチ13
を通過する信号を出力するものである。
次に、上記構成の動作について説明する。第2図は送信
側の映像入力端子1から入力される映像にしたがって、
動きベクトル検出回路3で発生する動きベクトルを示し
ている。同図中Xは画面水平軸、yは画面垂直軸を表わ
している。
また、映像信号の各フィールドはa、〜4で表わし、信
号をフィールドで表わすと、・・・・・・ao、bo。
c、、 d、、 a、、 b、、 c、# ds’ ”
119 bml C91%・・・の順に流れている。そ
れぞれの1フレーム隔てたフィールド間動きベクトルを
八、B1.C1,Dljへ。
八・・・・・・で表わしている。
また、作図上得られる1フィールド隔てたフィールド間
動きベクトルを・・・・・・bto” to” t。#
 ”QO・・・・・・で表わしている。1フレーム隔て
たフィールド間動きベクトルと1フィールド隔てたフィ
ールド間動きベクトルとの間には、次の関係が成り立っ
ている。
a、。+b、。=へ bl。+C2゜= B。
C4゜+d、。= C。
ここで、tことえばす、。は次式のように書き替えるこ
とができる。
A+8  1  m、。−b、。b  −cb =−一
一一一(□−−当一旦) 上式の右辺第2項が十分小さいならばbl。は次のよう
に予測できる。
A、+B。
b   J4□ to     4 とこで、たとえばa、〜d、の4フィールドの関係につ
いてのみ考える。ただし、1フレーム隔てたフィールド
間動きベクトルは、水平方向成分5ビツト、垂直方向成
分3ビツトのディジタル信号で1フィールドに一つ伝送
されてくる。
すなわち、1フレーム隔てたフィールド間動きベクトル
の大きさを画素長で述べると、水平方向成分−15から
+16まで、垂直方向成分−3から+4までの範囲内で
あり、水平方向成分、垂直方向成分とも整数である離散
的な成分をもつ。これを図示すると第3図のように、1
フレーム隔てたフィールド間動きベクトルは破線で囲ま
れる範囲内にある。ただし、第3図における原点はa、
フィールドの任意の画素である。
パニングによる映像の平行移動が滑らかである4合、a
、フィールドとb1フィールドとの1フィールド隔てた
フィールド間動きベクトルは第3図の鎖線で囲まれる範
囲内にある。ここで、ai〜C2の3フィールドの相対
的な関係を3通り変化させて第4図、第6図、第8図に
示し、それぞれについてdフィールドの位置と1IiI
Iきベクトルの予測精度について調べる。
まず、第4図は、伝送される1フレーム隔てたフィール
ド間動きベクトルA1の大きさが最大の場合である。こ
のとき、1フィールド隔てたフィールド間動きベクトル
a、。とbl。も最大となり、a、〜C,C1フィール
ド対的な位置が定められる。このとき、d、フィールド
は図中の三点鎖線の範囲内に存在するが、急激な動き変
化がない場合、d、フィールドは斜線の範囲内に存在す
る。
さらに、パニングのような画偉の平行移動が滑らかであ
ると、d1フィールドは図中の黒丸で表わした位置に存
在する可能性が高い。−例として、dフィールドが図示
した位置にあった場合の予測ベクトル(A、+ B、)
 / 4とベクトルb、。とを第5図に示す。
このときの予測誤差は1画素長であり、黒丸で表わした
位置にd、フィールドがあれば、誤差はそれ以下となる
ので、このような予測は妥当である。
次に、第6図は、1フレーム隔てたフィールド間動きベ
クトルA1の成分が(xy y) = (10,2)の
場合を示している。第4図と同様に1フィールド隔てた
フィールド間動きベクトルa1゜は鎖線で囲まれる範囲
内に存在し、b、フィールドが図示されている点にある
場合、1フィールド隔てたフィールド間動きベクトルb
1゜は二点鎖線で囲まれる範囲内に存在する。事実、C
,フィールドは図示されているように二点鎖線内にある
ので、パニングによるこのような動きは可能である。
このとき、d1フィールドは図中の三点鎖線で囲まれる
範囲内に存在するが、第4図における説明と同様に!4
線の範囲内にあり、その中でも黒丸で表わした位置に存
在する可能性が高い。−例として、d1フィールドが図
示した位置にあった場合の予測ベクトル(A、+81)
/4とベクトルb1とを第7図に示す。
このときの予測誤差は対角1画素長であり、黒丸で表わ
しt二位置にdtフィールドがあれば誤差はそれ以下と
なるので、第6図の場合も予測は妥当である。
次に第8図は、1フレーム隔てたフィールド間動きベク
トルALの成分が(x、y)= (3,1)の場合を示
している。第4図と同様に1フィールド隔てたフィール
ド間動きベクトルa、。はtRIIIで囲まれる範囲内
に存在し、b1フィールドが図示されている点にある場
合、1フィールド隔てたフィールド間動きベクトルb!
。は二点鎖線で囲まれる範囲内に存在する。事実、C1
フィールドは図示さ 。
れているように三点鎖線で囲まれる範囲内にあるので、
パニングによるこのような動きは可能である。
このとき、d1フィールドは図中の三点鎖線で囲まれる
範囲内に存在するが、第4図における説明と同様に!!
I綿の範囲内にあり、その中でも黒丸で表わした位置に
存在する可能性が高い。−例としてd、フィールドが図
示した位置にあった場合の予測ベクトル(A、+B、)
 /4とベクトルb1゜とを第9図に示す。
このときの予測誤差は対角1画素長であり、黒丸で表わ
した位置にd、フィールドがあれば誤差ζよそれ以下と
なるので、第8図の場合も予測は妥当である。
以上のことからみて、1フィールド隔てたフィールド間
動きベクトルbtoは1フレーム隔てたフィールド間動
きベクトルA、とB、を用いて、(AL十B、)/4の
整数部分での近似により予測ができ、その誤差は対角1
画素程度またはそれ以下である。
同様に考えると、 a、。、= ((D0+A、) /4 ]b、l)’=
 ((A、+B、) /4 ]C1゜卿[(B、+C,
) /4) のように予測できる。ただし〔〕は整数部分を表わす。
しかも、この1フィールド隔てたフィールド間動きベク
トルの予測はその誤差が後の予測に彰響しないので、一
時的に大きなベクトル変化によって誤差が大きくなった
としても、その後のベクトル変化が緩やかになれば、再
び誤差の小さい予測ができる。
上記のような予測により行なう動き補正を第1図をもと
に説明する。まず、第1図の映像入力端子1にaQフィ
ールドの信号が入ったとき、動きベクトル検出回路3は
動きベクトルC3を発生させる。
一方、映像入力端子1に入力された信号はサブサンプル
スイッチ2でサブサンプルされ、さらに第1の1フィー
ルド遅延留4により1フィールド遅延される。
したがって、このとき送信側から伝送路を経て伝送され
る信号は第1の1フィールド遅延@4の出力であるd1
フィールドの信号と、動きベクトル検出回路3の出力で
ある動きベクトルC8である。
一方、受信側において、スイッチ5にd1フィールドの
信号が入ったとき、第1の動き補正フ4−ルドメモリ9
にはa1フィールド、C,フィールドの信号が、また第
2の動き補正フィールドメモリ10にはd0フィールド
、b1フィールドの信号が記憶されている。
この際、伝送されてくる動きベクトルC1と、第2の1
フィールド遅延@6により1フィールド遅延された動き
ベクトルBiが加算器7に入力される。
加算器7で加算された動きベクトルB、とC1は、割算
N8により4で除算することによって、フィールド間動
きベクトルC10の予測値を求めている。
第1の動き補正フィールドメモリ9の内容は、1フィー
ルド隔てたフィールド間動きベクトルC8゜B+C の予測ベクトル〔二一二〕により2次元的に移動して、
送信側から伝送されてスイッチ5に入るdフィールドを
基準に動き補正を行なう。
一方、第2の動き補正フィールドメモリー0に記憶され
ているd0フィールド、b、フィールドの信号は、1フ
ィールド前には第1の動き補正フィールドメモリ9に記
憶されており、このときに伝送されるC1フィールドの
信号を基準に1フィールド隔てたフィールド値間動きベ
クトルb、。の予測ぺA+B クトル(−一一〕により動き補正がなされている動き補
正を行なえばよい。
このように、d1フィールドを基準に動き補正が行なわ
れたalフィールド、b1フィールド、C1フィールド
、d、フィールド自身の4フィールド分の信号がフィー
ルド間補間フィルタ12に人外、フィールド間補間を可
能とする。
通常スイッチ13は下側接点に接続されていて、フィー
ルド間補間された信号を通過させるが、動画の信号につ
いてはフィールド間補間を行なえないので、動き検出さ
れたときには、スイッチ13が画素単位で上側接点13
aに接続されてフィールド内袖間フィルタ11によって
スイッチ5を通過した信号のみからフィールド内袖間を
行なう。
フィールド間補間フィルタ12またはフィールド内袖間
フィルタ11で欠落サンプル点を補間された信号はサン
プルレートが64.8 M)hとなって、映像出力端子
14から出力される。
このような受信側での予測により1フィールド隔てたフ
ィールド間動きベクトルを求める動き補正サブサンプル
伝送方式では、パニング開始時および終了時にも安定で
あるだけでなく、伝送されてくる動きベクトルに一次的
な誤りがあっても後に悪影響を残さない。
また、パニング中に場面が変わり、パニング中の映像と
なるような特殊な場合にも安定である。
さらに、パニングによる動きベクトルの変化は緩やかで
あるからこの方式は非常に良好であると言える。
この方式では送信側の第1の1フィールド遅延晋4によ
り伝送される動きベクトルに対して伝送される映像信号
を1フィールド遅延させて、受信側でのフィールド間動
きベクトルを予測する構成を簡単にしている。
映像入力端子1にa2フィールドの信号が入力されたと
きの第1図の10a〜10hまでの信号の状態を第10
図(a)〜第10図(h)に示す。第10図中、記号の
上の横線は動き補正されたことを示し、Aは補間関数f
Aによal、T1.τ1.d、から補間される補間値を
、かつBは補間関数f、によりrl。
d、から補間される補間値を示す。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、受信側の構成を大幅に
変更することな(、伝送される動きベクトルから1フィ
ールド分の動きベクトルを近似により求め、各フィール
ドに対して動き補正を行なうようにしたので、静止画状
態と同様、パニングがおこってもフィールド間補間フィ
ルタによる補間を安定化できる。しかも誤差の少ない補
間を行なうことができ、したがって、パニング時の解像
度低下を十分におさえられることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の動き補正サブサンプル伝送方式の概
略構成の例を示すブロック図、第2図は第1図の作用を
説明するためのパニング時の動きベクトルの例を示すベ
クトル図、第3図は1フレーム隔てたフィールド間動き
ベクトルと1フィールド隔てたフィールド間動きベクト
ルの存在範囲を示す図、第4図、第6図、第8図はそれ
ぞれ1フレーム隔てたフィールド間動きベークトルと1
フィールド隔てたフィールド間動きベクトルとの関係を
示すベクトル図、第5図、第7図、第9図はそれぞれ1
フレーム隔てたフィールド間動きベクトルから予測され
る1フィールド隔てたフィールド間動きベクトルと実際
の1フィールド隔てたフィールド間動きベクトルの例を
示すベクトル図、第10図は第1図の動き補正サブサン
プル伝送方式の信号の流れを示すタイミングチャート、
第、11図は従来の動き補正サブサンプル伝送方式の概
略構成の例を示すブロック図、第12図は従来の動き補
正サブサンプル伝送方式の動き補正を行なわない場合の
信号の流れを示すタイミングチャート、第13図は従来
の動き補正サブサンプル伝送方式の動き補正を行なう場
合の信号の流れを示すタイミングチャートである。 1・・・映像入力端子、2,5.13・・・スイッチ、
3・・・動きベクトル検出回路、4・・・第1の1フィ
ールド遅延晋、6・・・第2の1フィールド遅延器、9
・・・第1の動き補正フィールドメモリ、10・・・第
2の動き補正フィールドメモリ、11・・・フィールド
内袖間フィルタ、12・・・フィールド間補間フィルタ
、14・・・映像出力端子。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第10図 A=fa (61,’St、Et、ch)9=fB(S
l、 dH) 第12図 A = fA (cH,bl、cl、dl)第13図 a−r、tE、、dl 手続補正書(自発) 昭和  年  月  日 2、発明の名称 動き補正サラサングル伝送方式 3、補正をする者 代表者志岐守哉 4、代理人 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 本願において、明細書の記載を下記の如く訂正致します
。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定のサンプル位置を保って4フィールドで一巡
    するように間欠的にサブサンプルして伝送されてくるサ
    ンプル値に基づいて、受信側で4フィールド期間に受信
    したサンプル値の欠落を補間して映像信号を再生する場
    合に、送信側において検出された映像信号の1フレーム
    隔てたフィールド間の動き情報に基づき、受信側で映像
    信号を遅延させて補間するサンプル値の補間位置を補正
    する動き補正サブサンプル伝送方式において、送信側か
    ら送られる映像信号の注目するフィールドに対してその
    前後に1フレーム隔てたフィールド間の動き情報を送り
    、受信側においてその動き情報とその動き情報を1フィ
    ールド遅延した情報とから注目するフィールドに対して
    1フィールド隔てた過去のフィールドとの動き情報を上
    記の2種類の動き情報の和の1/4に近似予測して、予
    測した動き情報のみから注目するフィールドに対して過
    去3フィールドのサンプル値の補間位置を補正して、フ
    ィールド間補間を行なうようにしたことを特徴とする動
    き補正サブサンプル伝送方式。
JP9581187A 1987-04-17 1987-04-17 動き補正サブサンプル伝送方式 Expired - Lifetime JP2519450B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61201580A (ja) * 1985-03-04 1986-09-06 Toshiba Corp フイ−ルド間補間装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61201580A (ja) * 1985-03-04 1986-09-06 Toshiba Corp フイ−ルド間補間装置

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JP2519450B2 (ja) 1996-07-31

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