JPS63259713A - カ−ソル等の位置制御装置、それに使用するマウス及びそれを利用して出力値を記憶させる方法 - Google Patents

カ−ソル等の位置制御装置、それに使用するマウス及びそれを利用して出力値を記憶させる方法

Info

Publication number
JPS63259713A
JPS63259713A JP62110399A JP11039987A JPS63259713A JP S63259713 A JPS63259713 A JP S63259713A JP 62110399 A JP62110399 A JP 62110399A JP 11039987 A JP11039987 A JP 11039987A JP S63259713 A JPS63259713 A JP S63259713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voltage signal
detector
data
reference voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62110399A
Other languages
English (en)
Inventor
トーマス ザレンスキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Summagraphics Corp
Original Assignee
Summagraphics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Summagraphics Corp filed Critical Summagraphics Corp
Publication of JPS63259713A publication Critical patent/JPS63259713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/0304Detection arrangements using opto-electronic means
    • G06F3/0317Detection arrangements using opto-electronic means in co-operation with a patterned surface, e.g. absolute position or relative movement detection for an optical mouse or pen positioned with respect to a coded surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、CRTのカーソルの移動を制御する装置に関
し、特に、移動を、対応するx−y軸信号に変換する低
位(degraded)光学部品を備える光学変換器を
用いて制御する装置に関する。
(従来技術およびその問題点) 熟練者でない者がコンピュータを扱うようになるにつれ
て、操作を簡単にして、コンピュータを「身近なもの」
にしたいという要望が高まって来た。
その一方法として、CRTに選択物を表示し、カーシル
の操作でいずれかを選べるようにしたものがあるが、「
マウス」によりカーソルを制御するものが、最も良く知
られている。カーソルとは、使用者が移動制御しうるC
RT上の点または線であり、「マウス」は、机等の水平
面上を自在に移動しうる小箱またはハウジングである。
カーソルは、一般に、マウスを追跡する。すなわち、マ
ウスが横移動すると、カーソルも横移動する。
初期のマウスは、例えば、米国特許第3,892,96
3号明細書に記載されているように、機械的なものであ
り、可動ハウジングが、縦軸を中心として回転する2個
の位置決め車軸を担持している。
一方の車軸の軸線は、ハウジングの縦軸と整合しており
、他方、車軸の軸線は、ハウジングの横軸と整合してい
る。各軸線は、コンピュータに信号を送り、CRT軸上
のカーソルの移動を制御する光学エンコーダに接続され
ている。
カーソルは、CRTの垂直上方向に対して角度(マウス
移動と整合するベクトルと、マウスの縦前方軸線と整合
するベクトルとの間の角度に等しい)を成すベクトルに
沿って、CRT上を移動する。このように、カーソルは
、移動面に対するマウスの配向に関わりなく、マウスの
相対的移動に追従する。その他の機械的マウスとしては
、米国特許第3,541,541号、同第3,541,
521号、および同第4.303,914号明細書に開
示されているものがある。
これら機械的マウスには、種々の機械的制約がある。例
えば、水平面と位置決め車軸とを、充分に摩擦接触させ
る必要がある。また、所望公差を確保するため、製造費
が高くなる。さらに、摩耗し易いばかりでなく、落下し
て破損し易い。
米国特許第3,297,879号明細書には、上記欠点
を克服するエンコーダが開示されている。その一実施例
によると、反射面には、互いに直交する平行非反射バン
ド群から成る固定グリッドが形成されている。
可動読取りヘッドには、光源と、4個のフォトセルとが
組み込められており、光源でグリッドを照射し、フォト
セルでグリッドからの反射光を検出する。フォトセル前
方には、各伝送スリット群が、各フォトセルに付随する
ように、4組のスリット群(2組が、各バンド群と整合
している)を有するプレートが位置決めされている。前
記各2組のスリット群のスリットは、位相ずれしている
読取りヘッドの移動時、前記非反射バンド間の反射空間
が反射し、介入スリットを介して各フォトセルが受信す
る光の量は、明暗間で変動するため、各フォトセルは、
パルス信号を出す。脈動数は、通過バンド数に左右され
るため、走行距離を表わす。
また、スリットが位相ずれしているため、ヘッドが一方
向に移動すると、2つの対応整合するフォトセルの一方
は、他方より、4分の1サイクルだけ早く出力し、また
ヘッドが反対方向に移動すると、他方のフォトセルが、
4分1サイクルだけ早く出力するようになる。このよう
に、本エンコーダは、方向感応型である。また、それぞ
れ、直交方向を表わす2信号を出すが、ハウジングを表
面に対して一定角度に保持しなければならないため、物
理的制約がある。このため、ハウジングを、4バー(f
our−bar)平行リンケージ、または直交平行ガイ
ド(縦横セット)上に装着しなければならない。さらに
、表面および光学的に読取可能なマーキングを施したス
クリーンを必要とする。
米国特許第3,410,956号明細書には、変換器ヘ
ッド、およびグリッドプレート(第7(a)図参照)か
ら成り、単一方向の移動を検出するデジタルエンコーダ
が開示されている。3個のフォトセル(406)(40
8) (410)から成る変換器ヘッドは、グリッド(
400)上に取付けられている。グリッドは、交互に配
列された半透明セクタ(401) 、および不透明セク
タ(401) (幅は、セクタ(401)の倍)から成
っている。第7(a)図に示すように、フォトセルの「
能動(active) J領域は、市松状になっており
、その幅は、半透明セクターに等しい。
この変換器は、ヘッド位置変更の大きさ、および方向の
決定に要する情報を出す。位置変更の大きさは、フォト
セル間の照明(光活性化)切換え回数に比例する。本願
マウスの場合のように、移動方向は、照明順序によって
決定されるが、X−Y両方向の移動を検出するには、第
7(a)図に示す装置と接続して使用する第2装置が必
要になり、そのため、2つの平行線垂直グリッドが必要
とされる。
米国特許第4,390,873号明細書には、従来の機
械式マウスに匹敵する光学マウス(キルシュ(Kirs
ch)■)が開示されている。キルシュIは、光源およ
び4象限(four−quadrant)光検出器を有
するマウスハウジング、ハウジングが移動する種々の指
定位置状態を備える光学的にコントラストを成すチェス
盤パターンを有する表面、およびROMを有する論理回
路から成っている。パターンの冬目は、同一場所2方向
の位置状態を画成している。ハウジングが表面移動する
と、論理回路は、全検出器(4個)の出力を解読し、R
OMに照会して、ハウジングが置かれている位置状態を
決定し、表面に対するハウジングの相対位置を表わす出
力信号を出す。
キルシュエマウスには、物理的制約はないが、その他光
学マウスと同様の欠点がある。すなわち、表面パターン
形状、および位置状態を指定する関係から、2方向の移
動しが決定できず、冬目の対向隅の検出器出力が不明確
であるため、目の対角線に沿った移動方向を決定できな
い。また、マイクロプロセッサが、位置変化しか認識で
きないようにプログラム編成されているため、グリッド
表面に対して45度回転するため、2つの検出器の出力
が、変化すると、作動できなくなる。
従来の機械式マウスとは異なり、キルシュIマウスは、
表面パターンに対するその配向に感応する。公称パター
ン配向からいずれかの方向に45度以上回転すると、デ
ユード信号に影響する。
米国特許第4,364,035号明細書には、別の光学
マウス([1rsch II )が示されている。
Kirsch nの読取りヘッドは、それぞれ異なる色
で着色された2組の平行垂直線を有する表面上を滑動す
る可動検出器を備えている。該検出器は、交互に各色を
発光する光源を備えている。また、表面からの反射光を
受信する4個の光検出器が位置決めされている。各色付
光の発出、および検出器出力信号を刻時すれば、各色付
線群からの反射を表わす出力信号が得られる。これら信
号を用いて線引きすることにより、カーソルの位置信号
を求める。
しかし、Kirsch IIマウスには、次のような欠
点がある。すなわち、出力は、表面パターンに対するハ
ウジング移動を示すため、表面配向に過敏である。また
、2色を用いる結果、「単色(singlecolor
)J方式より複雑になる。すなわち、表面に異なる色の
マークを付けなければならないため、2つの光源を要す
るとともに、刻時手段を設けることにより、デコート法
に従って交互に、各光源を付勢する必要がある。また、
許容し得る2色グリッドの場合、毒性インクの量を正確
に調整して使用する必要性から、グリッドの製造が困難
で、しかも費用がかかる。
係属中の米国特許願第582,281号明細書には、4
象限検出器、および線間に各辺の長さが、線の幅の倍に
等しい目を形成する線グリッドパターンから成る光学マ
スクが開示されている。以下に説明するように、本発明
では、これと同一の検出器、およびグリッドパターンを
利用している。しかし、前記特許願明細書に記載のマウ
スは、光学レンズが好ましくない、すなわち低位であり
、好適レンズの使用が不可能である場合、検出器が、グ
リッドパターンの形状を正しく出力できないという欠点
を有している。また、3種類の異なる閾値電圧を比較器
に入力し、光ひずみを補償する4レベル解像手段、およ
びデータ圧縮とともに、先取り法により、マウスのどっ
ちつかず(不確定)のまたがけ(straddle)位
置を解像する手段を欠いている。
また、米国特許第4,543,571号明細書には、オ
プトメカニカル(opto−mechanica]、)
マウスが開示されている。反射面に当てられて、線の交
差部の数を計数することで、マウスの走行距離を求める
ように構成された非反射線グリッドには、4象限光検出
器が光結合されている。本マウスでは、別個の機械装置
により、方向を決定しなければならない。
その他電光マウスとしては、米国特許第4.546,3
47号、および同第4,521,772号各明細書に開
示されているものがある。
(問題点を解決するための手段) したがって、本発明の第1の目的は、光学マウスを提供
することにある。
本発明の第2の目的は、単一光源を用いた光学マウスを
提供することにある。
本発明の第3の目的は、移動と相対的に、かつ移動面の
相対方位に応じて出力する光学マウスを提供することに
ある。
本発明の第4の目的は、移動面のパターンに対する配向
いがんに関係なく、全移動方向を求め得る光学マウスを
提供することにある。
本発明の第5の目的は、毒性のないインクまたは色素で
パターンを描ける反射面を有する光学マウスを提供する
ことにある。
本発明の第6の目的は、直角位相デコード法によらない
光学マウスを提供することにある。
本発明の第7の目的は、それ自体に対し、かつ移動パタ
ーンに対する配向に応じて、移動方向を求め得る光学マ
ウスを提供することにある。
本発明の第8の目的は、低位光学レンズに起因するひず
みを補償し得る光学マウスを提供することにある。
本発明の第9の目的は、グリッドに対する所定の不確定
またかけ位置を占めると出される検出器出力を、先取り
法およびデータ圧縮により、解像する光学マウスを提供
することにある。
本発明の第10の目的は、ジッタ (jitter)に
起因する検出器の出力変化を処理しない光学マウスを提
供することにある。
本発明の第11の目的は、製造費が安く、操作し易く、
かつ頑丈なカーソル位置制御手段を提供することにある
本発明の第12の目的は、感光手段と、グリッドとの間
にスリットプレートがないカーソル位置制御手段を提供
することにある。
31一 本発明では、光源が出した光を、反射面から反射させて
、四角形状に配列された4個の光検出器に照射する。光
源と、光検出器とは、反射面上を移動するハウジング内
に固定されている。
反射面のパターンについては、直交または六方線、もし
くは曲線セグメントのグリッド(もしくは、四角、六角
または円のマトリックス)にすることができる。該パタ
ーンを、4個の光検出器に結像することにより、線分幅
を光学的に拡大して、隣接光検出器の心間距離と実質的
に等しくなるようにする。ハウジングの移動時、照射パ
ターンの拡大像が4個の光検出器を通過すると、検出器
は、グリッドからの反射光の強さを感知して、変化しつ
つある光度レベルに比例する電圧信号を出す。
4個の比較器は、該信号を受信するとともに、マイクロ
プロセッサに接続されたデジタル・アナログ(D/A)
変換器から、サンプリングサイクル中、所定の数値順序
で変化する閾値電圧を受信し、各象限から出される電圧
信号が、閾値電圧を越えると、所定の2進数字を出力す
る。
32一 本発明の好適実施例では、象限が、4種類の範囲のいず
れかに入る光度レベルを有する反射光を受信したか否か
を決定できる。マイクロプロセッサは、各象限に対し、
前記光度レベルが存在する範囲を示す2ビツトコードを
受信する。4個の2ビツトコードは、8ビツトコード(
以下、光度コードとする)を形成する。該コードをさら
に処理して、グリッドパターンに対するマウスの相対位
置を求めるが、特に、該コードを、各グリッドパターン
の標印に対するマウスの大体の相対位置を表わす2ビツ
トXコード、および2ビツトYコードに変換する。
次に、該X−Yコードを処理してX/Y方向へのマウス
位置の単位変化を表わす信号を得、該信号を方向関数と
して計数することにより、距離情報を得る。X−Y距離
および方向情報を出力して、カーソル(出力情報に応じ
て位置を変える)を駆動する。
(実施例) 次に、添付図面を参照して、本発明の好適実施例を詳細
に説明する。
第1図は、表面(3)上を移動する位置制御装置(1)
の好適実施例である。装置(1)は、ハウジング(5)
、光源(7)および検出手段(9)から成っている。
光源(7)には、導線(11) (13)から給電され
る。検出手段(9)は、表面(3)から反射され、結像
レンズ(17)を介して透過された光を受信する光検出
器アレイ(15)を備えている。導線(19)は、アレ
イ(15)から出される信号を伝送する。光源(7)お
よび検出手段(9)は、内機(21)および(23)に
取付けた締結手段によって、ハウジング(5)に固定さ
れている。
ハウジング(5)には、レンズ(17)および検出手段
(9)を含むハウジング本体を検出器アレイに反射光を
適切に集光し得る所定距離だけ、表面(3)上に引き上
げる低摩擦スペーサ(25) (27)が設けられてい
る。スペーサ(25) (27)は、表面(3)の摩耗
を最小にして、ハウジング(5)が、表面上を容易に滑
動できるようにする材料で形成されている。
例証実施例における光源(7)は、好適には、スペクト
ルの赤色または赤外線部分に入る光を発する発光ダイオ
ード(LED)であり、シールド(29)により、検出
手段(9)を直射しないように構成されている。光源(
7)は、理想的には、表面(3)に近接するように取付
けられるが、このようにすると、離して取付けた場合よ
り強い光度で、表面(3)の狭範部に確実に照射できる
第2図は、光学マウスの付替実施例である。図中、類似
素子には、同一の符号を付しであるが、表面からの反射
光をレンズ(17)に通してから、内機(21)に取付
けたミラー(8)で検出手段(9)に向けて反射させる
点で、第1図の構成と異なる。
光検出器アレイ(15)は、4個の光検出器(A)乃至
(D)から成っているが、標準型の4象限光検出器にす
ることができる。第6図に示すように、検出器は、四角
の光検出器アレイを構成する4個の象限から成っており
、突き当る放射エネルギーの強さに比例して、電圧を出
力することにより、表面域に放射エネルギーを当てると
、各検出器は、単独応答する。
第3(a)図および第3(b)図は、表面(3)の光コ
ントラスト域(optically contrast
ing areas)であるが、従来のプリント技法に
よりプリントできる。
線分(31)および表面域(33)については、対比色
の通常材料で形成でき、例えば、白または明るい色調の
紙に黒い線分をプリントしたものが適切である。また、
第3(c)図に示すように、白または明るい色調の紙に
黒い表面部をプリントすることも可能である。
さらに、この代わりに、黒い線分を離間させた透明な写
真フィルムを、反射面に置くことができるとともに、黒
い線分の代わりに、黒い表面域を離間させたものを用い
ることも可能である。いずれの場合でも、各線分の幅は
、1任意単位に等しく、各四角形領域の辺の長さは、2
任意単位に等しい。
第3(c)図の実施例では、線分(31)は、六角形領
域(33)を画成しているが、第3(a)乃至第3(c
)図に示すものは、−例であり、その他種々の連続パタ
ーンが可能であり、表面域(33)を円形にすることも
できる。
光源(7)から発光させ、表面(3)を反射させると、
線分(31)および表面域(33)のコントラストパタ
ーンは、光検出器アレイ(15)の検出器(A)乃至(
D)に光学的に結像される。結像レンズ(17)は、表
面の像を拡大することにより、像がアレイ(15)に突
き当る際に、線分(31)幅が拡大されて、象限の心間
距離とおおむね等しくなるようにする。例えば、線分(
31)幅が0.0254■(0,01インチ)で、心間
距離が0.127an(0,05インチ)だとすると、
5倍拡大する必要がある。
実際、光検出器(15)は、第3(a)図に示すグリッ
ドパターン(31) (33)から反射された放射エネ
ルギを検出する際、光学レンズの不適切から、第3(d
)図のパターンを「見る(see)J。すなわち、第3
(d)図のグリッドパターンは、光検出器が見たながめ
を表わし、第3(a)図のグリッドパターンは、人間の
目に映ったものを表わす。
要するに、放射エネルギを、不適切、すなわち低性能レ
ンズに通したがために、グリッドパターンのながめ(v
iew)がゆがんだのである。以下に詳細を説明するよ
うに、本発明による光学マウスは、このゆがみを補償し
て、正確な位置を求められるようにするデータ表を備え
ている。
本発明の詳細な説明する前に、第5図に示す好適実施例
の回路構成を説明しておく。
光検出器アレイ(15)の共通陰極(35)は、+5ボ
ルト電源(図示せず)に接続されている。検出器(A)
乃至(D)の陽極は、それぞれ、対応する比較器(37
) (39) (41) (43)の正入力ポートに接
続されている。該比較器は、それぞれ、LM339N型
であり、2つの入力ポートと、一つの出力ポートとを有
しているが、該出力ポートは、それぞれ、マイクロプロ
セッサ(45)のピン(R21)乃至(R24)に接続
されている。マイクロプロセッサは、好適には、805
1/8751型である。抵抗器(R21)(R23) 
(R25) (R27)は、それぞれ、比較器の正入力
ポートと、光検出器の陽極との間にある接合点に接続さ
れるとともに、アースされており、好適実施例では、1
.0MΩの抵抗を有している。比較器(37) (39
) (41)(43)の負入力ボートは、D/A変換器
(47)の出力側に共通接続されている。
該D/A変換器は、一対の接合点(49)(51)を介
して接続された抵抗器(R2)乃至(R8)、および(
RIO)乃至(R16)アレイから成っている。また、
該アレイは、接合点(49)(51)を介して、順次に
並列接続された7対の抵抗器と、直列接続された抵抗器
対(R8/R16,・・・R8/R16)から成ってい
る。それぞれ直列接続された抵抗器対間に配設された接
合点(52)乃至(58)は、マイクロプロセッサ(4
5)のピン(R33)乃至(R39)に接続されている
接合点(49)は、抵抗器(R17) (39にΩ)に
よってアースされるとともに、比較器(37) (39
) (41)(43)の負入力ポートに接続されており
、一方、抵抗器(51)は、 +5ボルト電源に接続さ
れている。マイクロプロセッサ(45)のピン(R31
)は、ピン(R41)と同様に、フェライトビーズ(L
l)によって、接合点(51)に接合されている。
マイクロプロセッサ(45)は、インバータ(61)(
63) (65)、および抵抗器(R26) (R24
)(R22) を介して、光源(7)に接続されている
。インバータ(61)(63) (65)の入力ポート
は、それぞれ、マイクロプロセッサのピン(R15) 
(R16) (R17)に接続されている。
光源(7)は、好適には、赤外線発光ダイオード(PS
I型)であり、抵抗器(R28)とともに、+5ボルト
電源に、直列接続されている。インバータ(61)(6
3) (65)には、抵抗器(R33) (R34) 
(R35)によってバイアスがかけられている。
光源(7)は、インバータ(61)(63) (65)
を介して、マイクロプロセッサ(45)によって制御さ
れる。係属中の米国特願第     号明細書に詳細を
説明するように、発光ダイオード(7)は、マイクロプ
ロセッサ(45)のピン(R15)乃至(R17)から
出される3ビツトコマンドに応じて、8通りの光度のい
ずれかを発光できる。
クロック(67)は、マイクロプロセッサ(45)のピ
ン(R18) (R19)に接続されている。
電圧調整器(62)は、接合点C60)に接続され、該
接合点は、マイクロプロセッサ(45)のピン(R20
)(GND)、およびコンデンサ(C3)を介して、接
合点4O− (59)に接続されている。
ホストコンピュータに接続された受信端子(RCV)お
よび受信端子(XMIT)は、それぞれ、インバータ(
79) (77)を介して、マイクロプロセッサ(45
)のピン(PIO) (pH)に接続されて作動する。
マイクロプロセッサ(45)のリセット端子(ピン(R
9))は、接合点(69)に接続されている。コンデン
サ(C4)と、抵抗器(R9)とは、接合点(69)を
介して、+5ボルト電源に接続されている。
作動時、ハウジング(5)を握り、表面(3)上を滑動
させて、いずれかの方向に動かす。
光源(7)が、表面(3)に発光を当てるように位置決
めされているため、光は、反射領域(33)に当って反
射されるか、あるいは非反射線分(31)に当って吸収
される。検出手段(9)は、光検出器アレイ(15)が
、前記反射光を検出できるように位置決めされている。
アレイ(15)の各検出器は、個別に光検出し、その表
面に当った光量に比例する電圧信号を出す。
すなわち、検出器(A)は比較器(37)に、検出器(
B)は比較器(39)に、検出器(C)は比較器(41
)に、および検出器(D)は比較器(43)に、それぞ
れ、信号を出す。対応する光検出器の出力電圧が、l)
/A変換器(47)から入力された閾値電圧とクロスす
ると、比較器が切り換わる。比較器(37) (39)
 (41)(43)の出力ボートは、定速で化カバター
ンを読み取るマイクロプロセッサに接続されている。
各比較器は、各検出器の出力電圧が、閾値電圧より高い
か、あるいは等しいことを示す電圧信号、または閾値電
圧より低いことを示す電圧信号を出力する。こうして、
各比較器からは、2レベルの電圧信号が出され、マイク
ロプロセッサは、これらを、2進信号、すなわち「1」
または「0」として処理し、検出器の可変出力で反射さ
れた通りのグリッドパターンに対するマウスの相対的移
動情報を得る。マイクロプロセッサは、各サンプルサイ
クル時に、各比較器から2ビツトを受信することにより
、8ビツトの光度コードを形成する。以下に、閾値設定
手順の詳細を説明する。
第6(b)図乃至第6(d)図、第6(f)図乃至第6
(h)図、および第6(j)図乃至第6(9図は、グリ
ッドパターンに対する光学マウスの相対的な「合法移動
(+++ovement legal)J位置を示す。
各標印に対して、9通りの合法移動位置が可能である6
第6(b)図乃至第6(d)図は、左から右へのマウス
移動を示すが、この間に、マウスは、越境(bound
ary crossing)を行う。すなわち、検出器
(A)が、第1非反射線分(31’)と、第1反射面領
域(33’)との境界を渡る。
次に、第6(c)同位置から第6(d)同位置に移動す
る間に1次の越境をする。すなわち、検出器(D)が、
第1反射面領域と、第2非反射線分との境界を渡る。次
に、第6(d)同位置から第6(b)同位置に移動する
間に、また越境する。すなわち、検出器(A)と(D)
とが、それぞれ、第1反射面領域から第2非反射線分に
、および第2非反射線分から第2反射面領域に移動する
。同様に、第6(b)同位置から第6(f)同位置へ移
動する間に越境し、第6(b)図乃至第6(d)図、第
6(f)図乃至第6(h)図、および第6(j)図乃至
第6(Ω)図に示す行列方向において、同様の越境が成
される。
合法的移動位置間の移動、すなわち越境は、光検出器の
出力電圧変化で示される。第5図に示す回路部品で前記
出力電圧を処理し、各越境方向を求めて、越境の都度、
一つカウントアツプ、またはダウンする。実行(run
ning)カウントは、開始位置に対するマウスの絶対
位置を表わす。
第6図に示す各位置には、対応する2ビツトXコードと
、2ビツトYコードとが割り当てられる。
Xコードは、横隣接位置に対して、またYコードは、縦
隣接位置に対して、それぞれ、1ビツトだけ相違する。
第6(a)図、第6(e)図、第6(e)図、第6(i
)図、および第6(m)図では、光検出器が縦線に沿っ
て走行中に、その視界(view)に入る位置であり、
第6(m)図乃至第6(g)図は、横線の観測位置であ
る。以後、少なくとも2個の隣接象限が、境界上に位置
する光検出器の「視界」の移動を、「ライディング(r
id」ng) J とし、また、各象限の「視界」が、
境界上に位置する状態を、「またがけ(straddl
ing)J とする。
本発明は、光検出器が、第6(e)図および第6(p)
図の符号(A)乃至(D)で示す四角形領域を検知して
も、その出力電圧が、いずれの状態を示すものかが不明
確であるという欠点を克服している。すなわち、第6(
e)図および第6(P)図に示す2通りのまたかけ位置
に対して、等価電圧を出力する点で、まぎられしいため
、出力電圧をさらに処理しなくてはマウスの占める位置
を決定できない。光検出器の出力電圧だけでは、マイク
ロプロセッサ(45)は、マウスがいずれか、一方の位
置にあるということだけしか分からないため、光検出器
の出力電圧は、明確さに欠ける。
本発明では、先取り技法を用いて、マウスの未来、すな
わち、新または次の位置と、過去、すなわち、旧または
前位置とを比較して、現位置を決定することにより、上
記問題を克服している。この先取り法の詳細については
、後述する。
本発明による光学マウスが克服する第2の問題は、第3
(a)図および第3(b)図のグリッドパターンに基づ
いて出される検出器の出力電圧が、肉眼で見たグリッド
パターンのものと一致しない点てある。
前記のとうり、不適切な光学素子を用いると、マウスが
観測した図形パターンにゆがみが出る。
光検出器が「見た(see)J図形パターンは、第4図
のようになる。これを解決するには、非線形閾値設定法
を用いて、マウスの解像度を高める。
次に、第7図を参照して、本発明による閾値設定法を説
明する。前記のとうり、従来の光学マウスでは、被検出
光を2レベル解像していた。すなわち、検出器の出力電
圧を単一閾値電圧と比較し、両者の大きさの違いに応じ
て、2進データを得ていたが、この解像法には、光学マ
ウスの中間位置、すなわち、「合法的移動」位置間の位
置を決定し得る情報がもれる、という欠点がある。
本発明によるマウスは、閾値設定法を用いて、検出器の
各象限に対してそれぞれ、3種類の電圧閾値を設定して
比較器(37) (39) (41) (43)に送る
ことにより、4レベル解像を達成している。これら数値
は、検出器の各象限に独自なものであり、以下に説明す
る校正手順によって決定される。
閾値レベルそのものが変化するということは、製造過程
において、各象限の特徴に相違が生じたことの表われで
ある。すなわちいずれの2つの象限も、相似していない
。4個の象限は、それぞれ、それに付随する3通りの閾
値レベルを有するため、マイクロプロセッサの内蔵RA
Mには、全部で12通りの閾値レベルが記憶される。こ
れらレベルは、校正の結果として求められるが、ある象
限の電圧出力が、4通りの光度範囲のいずれにあるかを
決定するには、当該象限の3通りの閾値レベル中の2レ
ベルに対して、比較器出力をサンプリングするだけでよ
い。
このように、次のパターンに従って、検出器の各象限の
閾値電圧を比較器に出力する。すなわち、(a)マイク
ロプロセッサ(45)は、中間閾値レベルに対応するデ
ジタル値を、D/A変換器(47)に出力する。(b)
対応する比較器出力から、前記検出器閾値電圧が、前記
中間閾値レベル以下であることが分かると、マイクロプ
ロセッサは、最低閾値レベルに相当するデジタル値を出
力する。(c)前記出力から、前記電圧が、前記レベル
に等しいか、あるいはそれ以上であることが分かると、
最高閾値レベルに相当するデジタル値を出力する。この
ように、2工程3レベル閾値設定法により、検出器の象
限出力の光度範囲を求められるが、第2閾値設定中に印
加される閾値電圧は、第1閾値設定結果に応じて異なる
D/A変換器(47)から出される閾値電圧は、第7図
グラフに示す閾値光度レベルに相当する。前記のとうり
、検出器の各象限は、これに当たった反射光の量、すな
わち光度に、実質的に比例する電圧を出す。第7図のグ
ラフは、マウスが、3個の連続する単位グリッド(線分
(31)の幅と等しい)を越えて、XまたはY方向に移
動(線に「ライディング」せずに)する場合における1
象限に照射される光度の大きさを示している。実線曲線
は、理想的条件下における理論上の光度を表わし、ダッ
シュ線部分は、理論上の光度からずれた実際光度を表わ
す。照射光の光度は、校正中に測定された光度範囲であ
る光度Icalに対するパーセントで示される。Ica
lは、校正ルーチンに基づくサンプリングで検出した最
高光度と、最低光度との差(Ical = Imax 
−lm1n)である。
第7図から分かるように、検出光度は理論上、当該象限
の視界が、完全に光反射線分上にある場合の実質的にゼ
ロに等しい値から、前記視界が、完全に反射面領域にあ
る場合のピーク値まで変化する。しかし、実際には、1
個の象限が完全に線(線の交点ではなく)上にある場合
の光度は、回折等の光現象により、約lm1n+0.1
0Icalになる。
第4図の地点(a)は、照射光度がImj−n + 0
 、1 Ica lである象限の「視界」の中心位置を
示し、地点(b)は、光度が実質的にlm1nに等しい
位置を、地点(c)は、実質的にlm1n + Ica
lに等しい位置を、および地点(d)は、実質的にlm
1n十0.5Icalである位置を示している。光度は
、ピーク値に達した後、視界が、次の非反射線分上にあ
る位置に相当する実質的にlm1n + 0.10Ic
alに等しい値になるまで、下降する。比較器に入力さ
れる閾値電圧を変えることにより、光度に比例する電圧
出力が存する光度範囲(4通り)を検出できる。好適実
施例における閾値レベルは、lm1n + 0.16I
cal、lm1n + 0.46Ical、およびlm
1n+0.74Icalである。Ical = Ima
x −lm1nであるため、この結果として、マウスは
、ある象限に当たる光の光度が、≧lm1nで、<lm
1n+0.16(■maI −lm1r+)、≧lm1
n+0.16(Imax−Imin)でくlm1n+0
.46(Tmax−Imin)、 ≧lm1n+0.4
6′(Imax −Imin)で<lm1n+0.74
(Imax−Imin)、または≧lm1n+0.74
(Imax−Imin) (Imaxおよびlm1nは
、それぞれ、校正中に検出される最高光度と、最低光度
とを表わす)であるかを検出できる。
マイクロプロセッサは、初期化ルーチンの一環として、
校正を行う。まず、マウスが、グリッド表面上を任意に
移動中に、各象限毎に、所定数のサンプルを取り、サン
プル光検出器の出力を処理して、lm1nとImaxと
を求める。次に、それぞれの閾値、すなわちlm1n+
0.16(Imax−Imin)、lm1n +0.4
6(Imax−Imin)、およびlm1n + 0 
、74 (Imax −Imin)を計算し、各値を7
ビツトコードとして、内蔵RAMに記憶する。上記校正
の詳細については、係属中の米国特願第     号明
細書を参照されたい。
初期化ルーチン完了後、デジタル化ルーチンを開始し、
光検出器出力をサンプル化することにより、特定位置で
検出器の4象限が検出した光の光度を表わす8ビツト光
度コードを形成するが、自明の通り、該コードは、一つ
の可能数値(256通りある)に相当する。閾値設定サ
イクル中に、比較器から受信した情報の8ビツトを処理
することにより、該コードを形成するが、該8ビツトは
、D/A変換器が、各中位閾値電圧、および最高または
最低閾値電圧を順次に出力する際に、4個の比較器から
得た2つの個別出力に相当する。
これらのアナログ閾値電圧は、マイクロプロセッサが、
各デジタル閾値を出力することに即応して出される。得
られた8ビツト光度コードは、それぞれ、対応する象限
に当る光の光度範囲を表わす4個の2ビツトコード(以
後、「象限光度コード(quadrant 1nten
sity code)J とする。)から成っている。
例えば、前記光度が、第1光度範囲(第7図参照)に入
る場合は、両サンプルに対する対応比較器出力は、低下
し、マイクロプロセッサは、RAMの適宜アドレスに2
ビツト2進コード01を記憶する。また、前記光度が第
2範囲に入る場合は、2進コード10を記憶する。最後
に、第4範囲に入る場合は、2進コード11を記憶する
。この要領で、各象限の2ビツト光度コードを記憶する
ことにより、各象限に当たる光の量を表わす8ビツト語
(すなわち、光度コード)を形成し、次にこれを、第8
図乃至第10図に示す要領で処理する。
この時留意すべき点は、前記8ビツトコードは、256
通りの値のいずれか一つを表わすが、このうち、第6図
に示す16位置に相当するのは、16値だけであるとい
うことである。また、前記256通りの数値的に可能な
値のうちの所定数(120通り)のものは、4象限検出
器と、グリッドパターンとの配列関係からして、物理的
に不可能である。例えば、検出器(B)と(D)とが、
双方とも、非反射面領域(33)上に来ると、検出器(
A)と(C)の双方が、線全土に位置し得ないため、検
出器(B)と(D)との2進光度コードをOOにすると
、検出器(A)と(C)とのコードを11とするのは、
物理的に不可能である。
同様に、その他検出器のコードを00にすると、1検出
器のコードを11にできない。
また、第6(e)図および第6(p)図に示すどっちつ
かずのまたかけ位置に対応するコードは10101.0
10となり、各象限の光度レベルが、第3範囲にあるこ
とを示す。特に、この場合の光度レベルは、実質的にl
m1n+0.50Icalに等しい。
マイクロプロセッサ(45)は、内蔵RAMに記憶した
多数の参照用テーブルを用いて、8ビツト光度コードを
処理する。第8図の参照用テーブル(以後、rTabl
e IJとする。)は、フィルタ機能とコード化機能と
を果たすものであるが、両機能を果たすには該テーブル
を2度アクセスする。
Table Iは、256通りの可能をコードに対応す
るアドレスに記憶された記述項を有している。所定数の
アドレスに記憶された8ビツトデータ値には、検出器が
、当該コードに対応する電圧を物理的に出力できないこ
とを示すエンコードビット(最上位ビット)が含まれる
。比較器出力から、光度コードを生成することが物理的
に不可能である場合は、適宜措置を取れるよう、プログ
ラム編成する。
この場合、マイクロプロセッサは、これら物理的に不可
能なコードを取消して、次のサンプル化サイクルから得
られる比較器の出力を処理する。
また、Table Iのアドレスには、光度コードが[
疑わしい(suspect)Jことを示すコードを有す
るものがある。「疑わしい」光度コードとは、第3光度
範囲の最高部に入り得る1または2つの検出器出力を有
するものを指す。
「疑わしい」光度コードの入力に応答して、再サンプル
化ルーチンを実施するべく、マイクロプロセッサをプロ
グラム編成する。再サンプル化ルーチンは、D/A変換
器出力側の修正された最高閾値でサンプル化することで
行われるが、好適実施例では、最高閾値に対するD/A
変換器の出力は、lm1n+0.74(Imax−Im
in)から、lm1n+0.68(Imax−lm1n
)に変わる。
このため、再サンプル中、比較器は、各象限が、受信し
た光の光度レベルが、≧0で<lm1n+0.16(I
max −lm1n)、≧lm1n+0.16(Ima
x−Imin)でくlm1n+0.46(Imax−I
min)、 ≧lm1n+0.46(Imax −Im
in)で<lm1n+0.68(Imax−Imin)
、および≧lm1n十0.68(Imax−Imin)
範囲内にあるか、否かを示す出力を、マイクロプロセッ
サに送る。
実際、マイクロプロセッサは、疑わしい8ビツト光度コ
ードが認識されると、再サンプル化することにより、該
コードが本当に疑わしいものであるため、取消すべきか
、または実際は正しいものであるため、さらに処理する
べきかを確認する。
再サンプル化中、8ビツト光度コードのいずれかりビッ
ト対が、2進数値10から11(すなわち、第3範囲か
ら第4範囲)に変化して、第1光度コードが実際に疑わ
しいことをマイクロプロセッサに知らせる。すなわち、
これは、光検出器が、またかけ位置から若干移動はした
が、単に光検出器が線分をまたがけする際のジッタに起
因するものではないことを意味する。一方、再サンプル
化時に、どのビット対も変化しない場合は、第1光度が
正しいことを意味する。
物理的に不可能なコードと疑コードとをフィルタがけし
てから、マイクロプロセッサは、テストして、光度コー
ドが完全に不確定であるか、または不確定に近いもので
あるかを、すなわち、どっちつかずのまたかけ位置を示
すか、またはその近接位置を示すかを決定する。
入力光度コードが、不確定な位置を表わすか否かに関す
る情報は、Table Iのアドレスに記憶されたデー
タから得られる。不確定光度コードは、対応アドレスに
記憶されたデータ語の3個の最上位ビットの所定組値(
011)によって識別される。
この3ビツトプレフイツクスは、光度コードが、完全に
不確定(第6(e)図および第6(p)図の位置に対応
する)であるか、あるいは不確定に近いもの(第6(e
)図および第6(P)図に示す位置に、物理的に近い位
置に対応する)であるかを識別する。マイクロプロセッ
サは、該所定プレフィックスを有する光度コードに応答
して、先取りルーチンに入る。
マイクロプロセッサは、現光度コードが物理的に不可能
でも、疑コードでも、または不確定でもないことを決定
すると、第1アクセス時に読出したデータ語をアドレス
として、再度、参照用テーブルをアクセスして、8ビツ
ト光度コードを、2ビツトXコードと、2ビツトYコー
ドとから成る4ビツトコードに変換する。これらX−Y
コードは、「物理的に不可能」、「疑わしい」、または
「不確定」でない光度コードの対応アドレスに記憶され
た8ビツトデータ語に、4つの最下位ビットとして含ま
れるものであるが、この段階で出力されるものは、不確
定光度コードを有する第6(e)図および第6(p)図
に示す光検出器位置以外の全位置を表わす14とうりの
可能なX−Yコード組合せの一つから成る。前記2位置
の光度コードは、同一であるため、第6図に示すその他
の位置のX−Yコードを決定する単純な変換とは異なる
方法で求める必要がある。
前記のように、第6(b)図乃至第6(d)図、第6(
f)図乃至第6(h)図、および第6(J)図乃至第6
(Q)図に示す光検出器の位置は、「合法的移動(mo
vementlegal)J位置であり、それぞれ、次
のY(第1および第2のビット)コードと、X(第3お
よび第4のビット)コードとを有している。すなわち、
第6(b)図−1010、第6(c)図−0010、第
6(d)図0110、第6(f)図−1000、第6(
g)図−oooo、第6(h)図−0100、第6(j
)図−1001、第6(k)図−0001、第6(Q)
図−0101゜第6(a)、6(1)、6(m)、6(
n)および6(q)図に示す位置は、不確定ではないま
たかけ位置であり、それぞれ、以下のX−Yコードを有
している。すなわち、第6(a)図−1110、第6(
i)図−1101、第6(m)図−1111、第6(n
)図−1011、および第6(q)図−0111゜最後
に、第6(e)図および第6(p)図に示す対応する不
確定光度コードを有する位置のx−Yコードは、110
0および0011である。
X−Yコードは、行方向隣接位置(第6図参照)を表わ
すXコードと、列方向隣接位置を表わすYコードとが、
それぞれ、同様に1ビツトだけ相違するように構成され
ている。横移動の場合、左右方向走行時のXコード列が
、互いに相違し、同様に縦移動の場合も、上下方向走行
時のYコード列が、互いに相違している。マイクロプロ
セッサは、このX−Yコード特性を利用して、マウスの
走行方向を求める。
光度コードが不確定である場合は、補完を実施できるよ
うに、マイクロプロセッサをプログラム編成して、対応
するx−yコードを探知する。その要領を理解するには
、まず、比較器出方のサンプル化と光度コードの処理と
が、意図的に時間をずらして行なわれることを知る必要
がある。すなわち、マイクロプロセッサは、[現(cu
rrent)Jサンプル結果の処理前に、次の(以後、
「新(new)Jとする。)サンプル結果を受信するた
め、光検出器の[新(new)J位置と、「旧(old
)J位置(「現(current) 」位置に先行する
位置)とを補間することにより、不確実「現」位置コー
ドの対応位置を弁別できる。
現に、マイクロプロセッサは、後続位置の光度コードを
「先取り(looking ahead)する」ととも
に、先行(処理済)位置のXlコードを「ふり返(lo
oking behind)る」ことにより、不確定光
度=59− コードに相当するX−Yコードを決定する。8ビツトの
「先取り」光度コードを、参照用テーブル■の第1アク
セス用アドレス(以後、rTablemA (参照用テ
ーブル■の第1アクセスを対象とする場合)」とする。
)として用い、データ圧縮を行い、前記コードの8ビツ
トを5ビツトに圧縮し、次に、該5ビツトと、先行位置
情報の他の3ビツトとを用いて、再度、参照用テーブル
■をアクセス(以後、rTablemB(参照用テーブ
ル■の第2アクセスを対象とする場合)とする。)する
。再アクセス時、TablemBは補間を行うが、Ta
bleIIIAおよびTable m Bは、一つの同
一の参照用テーブル■であることを理解されたい。次に
、第9図を参照して、参照用テーブル■のアクセス要領
の詳細を説明する。
2機能を果たす参照用テーブル■(以後、rTable
■とする。)により、TablemBに入力される前記
の先行位置3ビツトを形成する。ちなみに、Table
■は、第1機能として、マイクロプロセッサRAMに記
憶された旧X−Yコードの4ビツトを光線形ゾロ0− −タ圧縮して、旧X−Yコードを表わす圧縮3ビツト値
と、「不確定隣接(ambiguity adjace
nt)フラッグの役目をする第4ビツトとに変換する。
圧縮された3ビツト値を前記RAMに記憶し、後に、T
ablemAから得られた5ビツト(圧縮された「先取
り」光度コードを構成する)と組合せて、Tablem
Bをアクセスする8ビットアドレスを形成する。次に、
TablemBから、不確定光度コードの対応位置、ま
たは位置識別不能を表す識別コードを得るが、前記位置
を識別できない場合は、ROM (72)から、識別コ
ードに対応するX−Yコードを検索する。
Table IVは、第2機能として、前記手順(Ta
blemBまたはTable I )のいずれかで得ら
れた現X−Yコード(4ビツト)の正当性(sanit
y)をチェックする。第8図に示すように、Table
IVは、Table IまたはTable m Bから
、現X−Yコード(「現」サンプル化から得られたもの
)を表わす4ビツト、およびRAM(71)から旧X−
Yコード(「旧」サンプル化から得られたもの)を表わ
す4ビツトを受信する。マイクロプロセッサは現X−Y
コードと旧X−Yコードとを比較し、予め記憶した判定
基準に従って、現X・Yコードの正当性をテストする。
次に、Table TまたはTablemBから得られ
た現X−Yコード(4ビツト)を、参照用テーブル■(
以後Table Hとする)に入力して、さらに処理す
る。
この他に、旧「合法移動(movement lega
l)j X−Yコードを構成する4ビツトを、RAM(
71)からTable■に入力する。
マイクロプロセッサは、前記現旧X−Yコードの入力に
応答して、現「合法移動J X−Yコードを求めて、R
AM(7])に記憶するとともに、「合法移動」コード
以外のX−Yコードをフィルタがけする。
Table Hは、さらに、転移機能を果たす。「合法
移動J X−Yコードは、X方向変位に応じて変化する
2ビツト、およびY方向変位に応じて変化する2ビツト
から成る4ビツトで構成される。このため、新[合法移
動JXコードの1ビツトが、旧「合法移動」Xコードの
対応ビットと異なる場合は、マウスが、X軸に沿って1
グリッド単位(線分幅に等しい)だけ走行したことが分
かる。また、新「合法移動」Yコードの1ビツトが、旧
コートの対応ビットと異なる場合は、Y軸に沿って1グ
リッド単位だけ走行したことが分かる。
マイクロプロセッサは、Table IIを用いて、X
−7両軸に沿った単位移動方向をエンコードし、得られ
たX−Y移動単位を、Table Uからデコーダ(7
3)に出力する。該デコーダは、該単位をデコードして
、双方向カウンタ(75)に出力する。次に、該カウン
タは、単位移動数、すなわち、マウスが、X・7両軸に
沿って各方向(±)に行った越境(boundaryc
rossjngs)数の実行X−Y両カウントを保持す
る。
ある瞬間のカウントは、最後の出発点に対するマウスの
相対位置(X −Y座標)を表わす。マウスが、右方移
動中、グリッドの線分と四角形領域との境を越えると、
実行Xカウントが1だけインクリメントされる。反対に
、左方向に向うと、1だけチクリメンI〜される。Yカ
ウントも類似要領で、Y変位を表わすように調整される
第9図は、8ビツト光度コードを処理して、増分X・■
移動のコード化単位を得るアルゴリズムを示すフローチ
ャートである。詳細を説明する前に、マイクロプロセッ
サは、「現」光度コードを受信しても、「新」光度コー
ドを受信してからでないと、これを処理しないことを反
復しておく。
「新」光度コードと「現」光度コードとに違いがない場
合は、それ以上、「新」コードを処理しないが、両者に
違いがある場合は、「現」コートの完全処理後、これを
、「新」コードで置換する。RAM(71)のスタッフ
には、「現」、「新j両連続コードを記憶する2個のレ
ジスタ、すなわちNEW RAW DATA (新原始
データ)レジスタと、CURRENT RAW DAT
A (現原始データ)レジスタとが設けられている。
第9図フローチャートの詳細を説明する。ブロック10
0に示すように、新サンプル化サイクルの結果得られた
光度コードを、NEW RAW DATAレジスタ(マ
イクロプロセッサ(45)内蔵のRAMに設けられてい
る)に記憶する。ブロック102に示すように、NEI
IIRAW DATAレジスタの内容を用いて、Tab
le Iをアクセスする。すなわち、該レジスタに記憶
された8ビツト光度コードが、8ビットアドレスの一図
一 役目をする。TableIは、マイクロプロセッサ(4
5)の内蔵ROMに記憶されており、Table Iの
256個のアドレスには、それぞれ8ビツトデータ値が
記憶されている。
前記アドレスは、Appendix Iの対応するデー
タ値の横に、10進数の形で列挙しである。前記のよう
に、8ビットアドレスは、4象限光検出器の象限(A)
乃至(D)に照射される光の光度を表わす4個の2ビツ
ト光度コードから形成される。前記2ビツト光度コード
は、照射光度が、いずれの光度範囲に入るかに応じて、
一つの可能数値(4つある)を取り得る。ある象限の光
度レベルが、最低光度範囲にある場合は、マイクロプロ
セッサは、2進光度コートOOを割り当てる。この要領
で、徐々にレベルが上がる第2、第3および第4光度範
囲に入るものに対して、それぞれ光度コード01、lO
lおよび11を割り当てる。第7図グラフに、各光度範
囲および閾値レベルを示す。
Table Iは、256個のアドレスを有し、各アド
レスは、それぞれ、8ビツトデータ値を記憶するが。
記憶されているデータ値の種類は、26種だけである。
Appendix Tには、対応する10進数しか示さ
れていないが、各データ値は、8ビツトの2進数である
。これら26種のデータ値は、各8ビツト光度コードが
属する可能カテゴリ(26種)を表わす。
類別方法の前に、Table lに記憶された、8ビツ
トデータ値に組込まれる情報を説明する。後述のような
若干の例外はあるが、一般的に、データ値の2つの最下
位ビットでマウス位置のYコードを、また隣接2ビツト
でXコードを表わす。
第4上位ビットは、「疑(suspect) Jビット
であり、光度コードに疑いがない場合は0になり、疑わ
しい場合は1になる。第3上位ビットは、Yフラッグで
あり、Yコードが確定的である場合はOになり、そうで
ない場合は1になる。第2上位ビットは、Xフラッグで
あり、Xコードが確定的である場合は、0になり、そう
でない場合は、1になる。最後に、最上位ビットは、「
妥当(valid)Jビットであり、光度コードが、妥
当(すなわち、物理的に可能)である場合は、1になり
、そうでない(物理的に不可能である。)場合は、0に
なる。ただし、例外として、YフラッグまたはXフラッ
グを、それぞれ、1に設定すると、2つの隣接ビットは
、Yコード、またはXコードを示さない。
こうして、マイクロプロセッサは、被探索アドレスに記
憶されたデータ値を読み取るとともに、8ビツトデータ
値の最上位ビットと、第4上位ビットとをテストするこ
とにより、光度コードの妥当性を決定でき、かつ、X−
Y両コードの確定性を決定し、確定的である場合は、そ
の数値を読み取る。
上記のように、26種の異なるデータ値は、光度コード
の26種のカテゴリーを表わす。最も数字が大きいカテ
ゴリーは、10進値224を有する光度コードで構成さ
れている。該数値224を、物理的に不可能、すなわち
、不当である全光度コードに割り当てるが、これに該当
するコードは、Table I中に、120個ある。「
妥当jビットは、これら不当6フー コードに対して、Oになる。
第2カテゴリーは、どの象限も、第3または第4光度範
囲の光を受信しない全光度コードから成っている。この
カテゴリーには、第6(m)図の光検出器の位置(すな
わち、全象限が、第1または第2範囲の光を受信する場
合)に対応する光度コードを含む16種の異なる光度コ
ードが入る。これらコードの全部、すなわち、Tabl
、elのアドレス0乃至15に、データ値15を割り当
てる。データ値15を有する光度コードは、本質的に、
光検出器に反射した光が、線の交点に当たるか、あるい
はごく近くに当たったことを示す。全光度コードに対す
るX−Y両コードは、3(10進法)および11(2進
法)である。
第3カテゴリーは、第6(e)図、および第6(p)図
に示す「完全に不確定(truly ambiguou
s)Jなまたがけ位置(全象限が、第3範囲の光を受信
する)を表わす光度コード、および前記位置から若干ず
れたまたかけ位置(「おおむね不確定(nearlya
mbiguous)Jな位置)を表わすその低光度コー
ド=68− から成っている。後者コードは、さらに、2つのサブカ
テゴリー、すなわち、(1)2個の隣接象限が、第3範
囲の光を受信し、残りの2象限が、第1または第2範囲
の光を受信する(ただし、後者は、同時に第1範囲の光
を受信しない)もの、および(2)対角線方向に対向す
る2つの象限が、第2範囲の光を受信し、残りの2象限
が、第3範囲の光を受信するものに類別される。このカ
テゴリーには、15種の光度コードがあるが、各サブカ
テゴリーに属する光度コードについては、4個の象限(
DCBA)が受信した光の光度レベルを示す一連の10
進数で表わす。すなわち、第1サブカテゴリーには、0
122.1022.1122.0221.1220.1
221.2012−2102.2112.2201.2
210.2211があり、第2サブカテゴリーには、1
212.2121(Table lのアドレス52.5
6.60.90.97,104.105.146.14
8.150.165、および193乃至195を参照)
がある。完全不確定位置の光度コードは2222 (ア
ドレス240)である。Table Iのデータ値97
は、第3カテゴリーを表わす。x−V両フラッグの設定
要領から分かるように、X−■コードは、該カテゴリー
の全光度コードに対して、確定し得ない。これらを確定
するには、さらなる処理、すなわち先取りルーチンを要
する。
次の9カテゴリーは、第6(b)図乃至第6(d)図、
第6(f)図乃至第6(h)図、および第6(j)図乃
至第6(Q)図に示す9箇所の合法的移動位置に相当す
る。
これら位置の象限光度コードを10進数で示すと、00
03.0033.0030.3003.3333.03
30.3000.3300.0300になり、いずれも
、0と3で構成され、各象限に当った光が、第1または
第4範囲に入ることを示している。
しかし、前記9カテゴリーには、前記位置に相当する光
度コードの他に、特定の合法的移動位置に極く近い位置
を表わす光度コードが含まれる。
例えば、第6(g)図の位置(3333)には、データ
値0のその他4コード(2333,3233,3323
,3332)が付随する。
第6(c)図、6(f)図、6(h)図、および6(k
)図に示す4位置は、それぞれ、5つの追加コードを有
することで、データ値1.2.4および8を有するカテ
ゴリーを形成する。一方、第6(b)図、6(d)、6
(J)、および6(幻図に示す4位置は、それぞれ、4
コードを追加して、データ値5.6.9および10を有
するカテゴリーを形成する。このため、前記9種のカテ
ゴリーに属する全コード数は、49となる。
さらに、「疑」光度コードで構成される8カテゴリーが
あるが、これらコードは、不確定コード相当位置と、交
線上位置との間のマウス位置に相当する。不適切なレン
ズで反射光を光検出器に集光させると、光が歪曲するた
め、これらコードの真びょう性が疑問視される。以下に
、詳細を説明するように、修正後の高閾値レベルを用い
る再サンプル化の結果に応じて、これら疑コードを確認
する。
前記8カテゴリーには、全部で12個の光度コードが入
る。それぞれデータ値23.27.29および30を有
する4コードは、第6(a)図、6(j)図、6(n)
図、および6(q)図の光検出器位置に相当する。前記
4カテゴリーに対して、2個の象限で、第3範囲の光を
受信し、残りの2象限で第1範囲の光を受信する。その
他4カテゴリーには、それぞれ、一対の光度コードが含
まれるが、これらは、1象限で第2(第3の代わりに)
範囲の光を受信する点で、データ値23.27.29.
30を有するコードとは異なる。これら4カテゴリーに
は、それぞれ、データ値52.56.81、および82
が割り当てられる。これら4カテゴリーに対して、X−
Yコードのいずれか一方を確定できない。
最後に、残りの6カテゴリーは、X・■コードのいずれ
か一方(両方ではない)を確定できない残余光度コード
から成っている。Table Iのデータ値、36.4
0.65および66を有する4カテゴリーは、異なる8
光度コードから成る。これら32種の光度コードは、そ
れぞれ、1象限だけが、第4範囲の光を受信するマウス
位置を示す。データ値32、および64の2カテゴリー
は、それぞれ、2象限で第4範囲の光を受信するマウス
位置を表わす6コードから成る。データ値32のコード
は、第6(C)図、6(g)図および6(k)図に示す
3位置の中間にある検=72− 吊器位置を表わす。一方データ値64のコードは、第6
(f)図、6(g)図、および6(h)図に示す3位置
の中間にある検出器位置を表わす。
第9図のフローチャートに戻って、説明する。
マイクロプロセッサは、Table Iから読取った2
進データ値をテストして、現光度コードの妥当性(物理
的可能性)(ブロック104)を決定するが、これは、
データ値の最上位ビットが1(不当)または0(妥当)
であるかを決定することにより行われる。
不当な場合は、主プログラムに戻り、妥当な場合は、第
4上位ビットが、1(疑わしい)またはO(疑わしくな
い)であるかを決定することにより、コードの嫌疑性を
決定する(ブロック106)。前記コードが疑コードで
あり、また「疑」フラッグが未設定である場合(ブロッ
ク108)は、疑コード確認ルーチンに入り、最高閾値
レベルを修正する(ブロック110)。反対に、NOの
場合は、前記コードが、完全不確定またかけ位置または
不確定に近い位置を表わすかの決定を行う(ブロック1
12)。
前記のように、各象限の最高閾値レベルは、”4(■:
ax −■旨n)+■屹。= 0.74I:8x十0.
26I汎。
(式中、Q=A、 B、 CまたはD)になるように選
択される。D/A変換器(47)は、マイクロプロセッ
サ(45)からの所定デジタル値受信に応じて、閾値レ
ベル相当電圧を出す。前記のように、校正中に所定デジ
タル値を求め、RAMに記憶するが、その他デジタル値
を計算し、再サンプル化時に、代替、すなわち修正済の
最高閾値レベルとして使用する。
好適実施例では、前記代替値は、0.68 (Imax
 −Imin) + lm1n = 0 、68Ima
x + 0 、321m1n に等しい6現光度コード
の嫌疑性(ブロック106)、および「疑」フラッグの
未設定(旧コードが疑わしくなかったことを示す)を決
定すると、最高閾値レベルを修正(ブロック11.0)
 して、主プログラムに戻る。次の再サンプル化では、
修正されたレベルを使用する。
この再サンプル化に続いて、ステップ100.102.
104および106を反復する。再サンプル化から得ら
れた光度コードが、再び疑コードである場合は、先の疑
光度コードの確認に続いて、「疑」フラッグを設定した
ため、決定ブロック(108)の答は、YESになる。
これに応答して、「疑」フラッグをクリアシテカら、N
EW RAW DATAおよびCtlRRENT RA
W DATAレジスタの内容をテストして、同一性の有
無を決定する(ブロック116)。内容が同一である場
合は、マウスの位置が変わっていないことになるため、
「新」コードをそれ以上処理する必要がなく、よって、
主プログラムに戻る。
要約すると、再サンプル化時に、疑コードを反復しない
場合は、これを取消し、再サンプル化から得られた光度
コードを処理する。反対に、反復される場合は、該疑コ
ードを処理する。
光度コードの嫌疑性の決定(ブロック106)に続いて
、該コードが完全に不確定または不確定に近いものでは
ないことを決定(ブロック112) L、てから、決定
ブロック116に進む。しかし、該コードの不確定性が
判明すると、その代わりとして、NEW RAIN D
ATAL/ジスタに、データ値97を記憶する。
この処理の結果、不確定に近い光度コードは、完全不確
定コードとして処理される。例えば、測定された光度コ
ー1〜は、Table Iのアドレス52に相当し得た
としても、10進値97を、52の代わりとして、前記
レジスタに記憶してしまえば、処理時に、「新」コード
は、97として出現する。
光度コードの妥当性、嫌疑性、または不確定性の決定後
、ブロック116ニ進ンテ、NEW RAld DAT
Aレジスタと、CURRENT RAtj DATAレ
ジスタの内容の一致性を決定する。これらレジスタに記
憶された2進値が等しい場合は、新光度コードを、それ
以」二処理せず、主プログラムに戻る。レジスタ内容が
相違する場合は、CLIRRENT RAW DATA
レジスタの2進内容が、97に等しいか否か決定する(
ブロック118)。NOノ場合は、NEW RAltl
 DATAL/ジスタノ内容を、CURRENT RA
IIDATAレジスタにシフト(ブロック1.20)L
、CURRENT RAW DATAレジスタの前内容
を用いて、Table Tをアクセスすることにより、
対応アドレスに記憶された対応X−Y両コードを含むデ
ータを得る(ブロック122)。前記探索データ値を、
内蔵RAM の8ビツトレジスタ (CtlRRENT
PROCESSED DATA (現処理済データ)レ
ジスタに記憶する。ブロック124では、CURREN
T PROCESSEDDATAレジスタに記憶した現
Xコードの妥当性をチェックする。その不当を示すXフ
ラッグ(第2上位ビット)がセットされていると、OL
D PROCESSEDDATA (旧処理済データ)
レジスタがらの旧2ビットXコードを、CURRENT
 PROCESSED DATAレジスタの現2ビツト
Xコードで置換する(ブロック126)。
Xフラッグが、セットされていない場合は、ブロック 
128に進み、@Yコードの妥当性をチェックする。そ
の不当を示すYフラッグ(CURRENTPROCES
SED DATAレジスタの第3上位ビット)がセット
されていると、OLD PROCESSED DATA
レジスタからの旧Yコードを、CURRENT PRO
CESSED DATAレジスタの対応ビットに記憶さ
れた現Yコードで置換する(ブロック]30)。次に、
TableTVで、現X−Y両コード(CURRENT
 PROCESSED DATAレジスタに記憶された
最下位4ビツト)を、さらに処理する。
決定ブロック118に戻り、CURRENT RAW 
DATAレジスタの内容が、97に等しいとの決定に続
くステップを説明する。この場合は、現光度コードが、
完全不確定位置、またはその近接位置に相当することを
示す。
CURRENT RAld DATAL/ジスタの内容
が、97ニ等しい場合は、C[IRRENT RAW 
DATAレジスタニNEW RAWDATAレジスタの
内容をシフトする(ブロック132)。
その直後、旧X−Y両コードに相当するマウスの最終位
置が、その他位置に比して、第6(e)図または第6(
p)同位置に近いか否かをTableIVから出された
「不確定隣接(ambigujty adjacent
)J フラッグをテストすることによって、決定する(
ブロック136)が、その詳細をTableTVを参照
して、説明する。最終(「旧」)位置が、第6(e)図
または第6(P)同位置に隣接している場合は、現不確
定光度コードが、前記図示位置に相当すると断定する。
この場合、不確定性が、容易に解かれたため、先取りル
ーチンを必要としない。反対に、NO(「不確定隣接」
フラッグがセットされていない)の場合は、先取りルー
チンに入る。
先取りルーチンの個々のステップを説明する前に、本発
明の基本原理を説明する。その原理とは、過去のマウス
位置を表わすデータと、未来のマウス位置を表わすデー
タとの間を補間することにより、現マウス位置データを
得ることである。
本文中、「旧(old)J とは、マウスの「現」位置
に時間的に先行することであり、「新(new)J と
は「現」位置に時間的に追従することを意味する。先取
りルーチンは、現光度コード処理における一連のステッ
プを指す。
前記のように、現光度コードを処理する前に、既に新光
度コードを得ており、また旧光度コードも処理されて、
旧X−Y両コードが出されているため、NEW RAW
 DATAレジスタに記憶された新光度コードと、OL
D PROCESSED DATAレジスタに記憶され
た旧X−Y両コードとを用いて、補間できる。
新光度コードは8ビツトであり、旧X−Y両コードは共
に2ビツトである。
補間済みの現データを提供する参照用テーブルを設定す
れば、補間済X−Y両コードを表わす4ビツトデータ値
を前記テーブルの4096個のアドレスに、それぞれ記
憶できる。8ビット新光度コード、2ビツトの旧Xコー
ド、および2ビツトの旧Yコードを、12ビットアドレ
スとして前記テーブルに入力し、4ビツトの補間X−Y
両コードとして前記アドレスに記憶する。
しかし、本発明では、前記補間に要する記憶容量を大幅
に縮小している。12ビットアドレスを用いるテーブル
の代わりに、8ビットアドレスで済むテーブルを用いて
いるが、これは、データ圧縮、および参照用テーブルを
2度アクセスすることにより、達成される。この結果、
参照用テーブルを、16分の1まで縮小できる。
本発明によると、参照用テーブル■は、2機能、すなわ
ち、データ圧縮(Tabl、emA)と、補間(Tab
lemB)とを行う。TableIrlAは、新光度コ
ードの8ビツト(NEII RAlil DATAL/
ジスタ(1’)内容)を、5ビツトに圧縮する(第9図
のブロック138)。この初回アクセスに即応して、テ
ーブルm (TablemA)は、8ビツトデータ値を
出力し、8ビット新光度コードのアドレスに記憶する。
この時点では、マイクロプロセッサは、Table m
 Bの第2アクセス時に、8ビットアドレスの一部とし
て使用される5個の上位ビットにしか関心を示さない。
Tabl、emBアドレスのその他3ビットを、OLD
 PROCESSED DATAレジスタから入手し、
TablemAからの5ビツトと組合せる(ブロック1
40)。前記3ビツトは、圧縮された旧X−Y両コード
を表わすが、旧X−Y両コードが、その時の現光度コー
ドである時、すなわち、CURRENT PROCES
SED DATAレジスタのデータが、OLD PRO
CESSED DATAレジスタにシフトされる前に、
Table IVによって形成される。その詳細を、T
abl、e■に関して説明する。
アクセスに応答して、TablemBは、5ビツトの圧
縮された新(第9図では、「先取り」とする。)光度コ
ード、および3ビツトの圧縮された旧X−Y両コードで
形成されたアドレスに記憶された8ビツトデータ値を出
力する。マイクロプロセッサは、この時点では、識別コ
ードを構成する2個の最下位ビットにしか、関心を示さ
ない。
参照用テーブル■に記憶されたデータ値を、データ記憶
アドレス、および対応する象限の光度しベルとともに、
Appendix mに示す。前記アドレスとデータ値
とは、8ビツトの2進数として記憶されているが、便宜
上、全値を10進数で示す。参照用テーブル■は、25
6のアドレスを備えている。
前記のように、前記テーブル■は、2度アクセスされる
。最初のアクセスに即応して、圧縮データを入手しくブ
ロック138)、次のアクセスで、識別コードを得る(
ブロック142)が、これは、圧縮データを各アドレス
の5個の上位ビットに記憶するとともに、識別コードを
2個の下位ビットに記憶することにより、達成される。
特定実施例では、第3上位ビットは、何ら有益な情報を
有さないが、以下に詳細を説明するように、テーブル■
に適用されている新規原理は、前記特定実施例より、用
途が広い。
TablemAから出された5ビツト圧縮データ(第1
0(a)図のP4P3P2PIPo)は、0乃至31ま
での値を取り得る。したがって、前記のように、 25
6種の光度コードを取り、これらを32以下のカテゴリ
ーに類別することにより、データ圧縮できる。
第11図に、前記32カテゴリーを示す。値○乃至29
は、点線で囲った大枠内に示す30箇所のマウス位置に
相当する。値30は、光度コードが使用不能であること
を示し、31は、該コードの不確定性を表わす。使用可
能である確定的な光度コードについては、該コード対応
位置に最も近い位置に数字を割り当てることにより、類
別する。
第10(b)図のTable m Aの8ビツト出方中
の3つの又は、当該ビットに記憶された数値が順次にマ
スクアウト(masked out)されたことを示す
。マスクされていないビット、P、 P、 P、 Pi
Poを用いて、第2アクセス用のアドレスの一部を形成
する。該アドレスの残余部分については、Table 
IVがらの出力ビットQ、Q、Q、で形成する。以下に
詳細を説明するように、TableIVは、0から7ま
での値を割り当てることにより、旧X−Y両コードを、
3ビットQ、 Q、 Q、に圧縮する。ビットp4p3
p2p、p。Q2Q1Q、を組合せて、テーブルTab
lem (TablemB)の第2アクセス用アドレス
にする。前記アドレスに即応して、第1アクセス後マス
クされた記憶データ値の3ビツト中の2個で、識別コー
ドを形成するとともに、第2アクセス出力の5個の上位
ビットをマスク(第10(a)図に、Xで示す)する。
識別コードは、3種の値(第10(b)図)のうち、一
つを取る2ビツトで構成される。10進数「0」(2進
数では00)は、不確定光度コードが示す位置を識別で
きないことを示す。10進数「1」(2進数では01)
は、前記位置が第6(P)図の位置であること、すなわ
ち横方向不確定性(光検出器の「視界」が、水平線に乗
ることから)を示し、10進数「2」(2進数では10
)は、前記位置が第6(e)図の位置であること、すな
わち、縦方向不確定性(前記視界が、垂直線に乗ること
から)を示す。
識別コードが、10進数1または2を有する場合は、R
OM (72)から、第6(P)図および第6(e)同
位置に相当するX−Y両コードを検索する。次に、該「
現J X−Y両コードを、TablelV (正当性(
sanity)をチェックする)に入力する(ブロック
148)。現X・Yコードが「正当(sane)Jであ
る場合は、CURRENTPROCESSED DAT
Aレジスタに記憶するが、その後、−開− サンプル処理の次のステップにおいて、0LDPROC
ESSED DATAレジスタにシフト(前記コードが
古くなったことを示す)する。
一方、識別コードが、0 (不確定光度コードに相当す
る位置を識別できないことを示す)である場合は、RA
M(71)に、「猶予(grace)J フラッグをセ
ットする。TablemBの出力は、Table II
がら、コード化されたX−Y移動単位が得られるまで、
テーブル■および■で処理されるが、「猶予」フラッグ
が、この要領でセットされていると、エラーの可能性が
あるため、この結果を取消す。
Table IVの詳細を説明する前に、Table 
IIIがらの情報アクセスを管理する基本原理に基づく
参照用テーブルの一例を説明する。あるテーブルの第2
アクセス用アドレスの一部を、第1アクセスの結果とし
て、該テーブルから検索する、本発明の新規特性による
と、特定条件下で、該テーブルの記憶域を有益に縮小で
きる。
この利点は、入力値のビット数(m)が、参照用テーブ
ルアドレスのビット数(n)より大きく、しかも、所望
出力値のビット数(k)が、m−nより小さいか、ある
いは等しい(すなわち、k≦m−n)場合に限り、得ら
れる。mビット入力値のn個の上位ビットを8−にビッ
トに圧縮できれば、8ビットアドレス可能ROMに2m
入力に相当するにビット出力値を記憶できる。本発明の
テーブル■では、m=11、n=8およびに=2である
第9図のブロック148は、現x−Y両コードの入手(
RAM(71)のCURRENT PROCESSED
 DATAレジスタに記憶)後、OLD PROCES
SED DATAレジスタからの旧X−Yコードととも
に、TableIVに、現X−Y両コードを入力し、T
ablelV を用いて、正当性をチェックすることに
より、現コードを検査することを示す。
第6図およびApper+dix Iから、右方向に横
移動する間に、Xコードが、3→2→0→1→3といっ
た具合に変化することがわかる。また、左方向に移動す
る際は、3→1→0→2→3等の順で変化し、縦移動時
のYコードも、これに類似した順序で変化する。また、
理論的には干渉Xコードが、その都度、必然的に現われ
るため、XまたはYコードを3から1.0から3.1か
ら2、または2から1に変化させることはできないが、
実際上は、1から2および2から1に変化し得る。
したがって、TableTVは、XまたはYコードが、
0−3間(0→3または3→O)を、直かに遷移する動
きを検出することにより、正当性をチェックする。
TableIVに入力される現X−Y両コード、および
旧X・Y両コードが、現Xコード3および旧Xコード0
、または現XコードOおよび旧Xコード3を有する場合
、TableTVは、その都度、旧XコードをRAM7
1のCURRENT PROCESSED DATAレ
ジスタに記憶された現Xコード(第3および第4下位ビ
ットで置き換える。同様に、「不当(insane) 
J Yコードの遷移を検出すると、旧Yコードを、CU
RRENT PROCESSEDDATAレジスタに記
憶された現Yコード(最下位および第2下位ビット)で
置き換える。
Appendix IVに、入力された旧X−Y両コー
ド(2,3段目)、入力された現X−Y両コード(4,
5段目)、および更新されて出力された(「正当」な)
現X−Y両コード(6,7段目)を、10進数で示す。
=87− 更新された現X−Y両コードは、8ビツトデータ値の上
位4ビツトを占める。残りの4ビツトは、入力された旧
X−Yコードを3ビツトに圧縮したもの(下位3ビツト
)、および旧x−v両コードが、第6(e)図および第
6(p)図に示す位置のうち、いずれか一方に近い位置
に相当することを示す1ビツトフラツグ(第4下位ビッ
ト)で構成されている。
3ビツト圧縮、および「不確定隣接(ambiguit
yad jacent)Jフラッグの10進値を、それ
ぞれ、9段目および8段目に示す。データ値の第4ビツ
トが1である場合は、下位3ビツトを、圧縮ビットとし
てではなく、第6(e)図および第6(p)図に示す位
置のいずれが最も近いかを識別するコード、または識別
不可能を示すコードとして処理する。
上記のとうり(第9図のブロック136)、マイクロプ
ロセッサは、Tabl、eIV出力の下位4ビツトの値
が、9(横線上の位置を示す)、または10(縦線上の
位置を示す)に等しい場合、不確定現光度コードに相当
する位置を直かに識別する。一方、8は、位置を識別で
きないことを示す。ブロック144で、Noである場合
は、「猶予」フラッグをRAM(71)にセットする(
ブロック146)。
TablelVのデータ値の下位3ビツトに現われる(
この場合、第4下位ビットは1である(すなわち、「不
確定隣接」フラッグがセットされている))3ビツトコ
ードは、Tablemの下位3ビツトに現われる3ビツ
ト識別コードと同一である。いずれの場合も、光検出器
の「視界」が、いずれの位置(第6(e)図および第6
(P)図に示す位置)に最も近いかの識別を目的とする
が、Tablelllは、不確定現光度コードに相当す
る位置(第6(e)図および第6(P)図)を識別する
ものであり、一方、TablelVは、旧X−Y両コー
ドに相当する位置(第6(e)図または第6(p)図)
を識別するものである点で、相違している。
「不確定隣接」フラッグ(TableIVデータ値の第
4下位ビット)がセットされていない(二〇)場合は、
下位3ビツトを、旧x−Y両コードの圧縮ビットとする
。該3ビツトは、0から7(それぞれ、線交点上の位置
を包囲する8箇所の位置、すなわち第6(m)同位置を
包囲する第6(a)、6(b)、6(d)、6(i)、
6(j)、6(Ω)、6(n)、および6(9)同位置
に対応する)までの値を取る。前記位置は、第11図の
左側の小さい点線枠内に示されている。
上記のとうり、Table■ から出された3ビツト圧
縮値は、Table m Aから出された5ビツト圧縮
値とともに、Table I[[Bに入力される。第1
1(a)図は、8ビツトの先取り「新」光度コードを、
O乃至31の5ビツト値に圧縮する要領を示し、第11
 (b)図は、4ビット旧x−Y両コード(線交点真上
位置を包囲する所定8位置を示す)を、O乃至7の3ビ
ツト値に圧縮する要領を示す。上記のとうり、Tabl
eIIIBには、いずれの位置が不確定現光度コードに
相当するかを識別するコードが予め記憶されているが、
これらは、補間処理で得られたものであり、それぞれ、
単位位置間(第11(b)図の8位置の一つと、第11
(a)図の32位置の一つ)の補間を示す。
これら識別コードを求めるには、第11(a)図および
第11(b)図に示すそれぞれの位置に相当する点を結
ぶ直線を引き、その中点の所在地を決定してから、中点
が、第6(e)同位置に相当する点に近いか、第6(p
)図位置相当点に近いか、または実質的に等距離地点に
あるかに応じた値を識別コードに割り当てる。
第9図に戻り、ブロック148で、TableIVによ
り、現X−Y両コードの正当性を検証する。「正当」現
X・Y両コードをTableTVから出力し、すでに記
憶されている現X−Y両コードに代わって、CURRE
NTPROCESSED DATAレジスタ(RAM7
1の)に記憶する。
こうして、「不当」現コードを、「正当」コードで置き
換える。
次に、RAM(71)カら、旧「合法的移動J X−Y
両コード、および現X−Y両コードを検索して、参照用
テーブルn (Table II )をアクセスする8
ビットアドレスを形成する。前記コードの10進値を、
Appendix nの2乃至5段目に示す。
処理を進める前に、Table IIの誤解を招き易い
点を明らかにする必要がある。
旧「合法的移動」コード、および現「合法的移動」コー
ドの下で、記述項を調べると、10進値3の現われ方に
、矛盾があるようにみえる。「合法的移動」なる語は、
第6(b)図乃至第6(d)図、第6(f)図乃至第6
(h)図、および第6(j)図乃至第6(Q)図に示す
位置(いずれも、そのX−Yコードに3がない)を含む
ものとして定義されたものである。
一方、X−Y両コードは、9箇所の「合法的移動」位置
を表わす10進値が、常に、Ollまたは2になるよう
に、定義されている。、Appendix IIの「合
法的移動j値を示す欄に、3が見られるのは、単に、テ
ーブルがコンピュータで作成されたものであり、外部デ
ータの侵入を防止する企てが成されなかったからである
。すなわち、「合法的移動」値の欄に数字3があるが、
これは、外部からのものであり、旧「合法的移動」Xま
たはYコードが3になり得ないことから、Append
ix IIの2.3段目に数字3を有するアドレスをア
クセスすることがあり得ないという点で、無関係である
。前記アドレスのアクセスがあり得ないため、どのよう
なデータ値が記憶されているかは、重要ではない。論理
的連関から、コンピュータ形成値を使用されていないア
ドレスに記憶させて、シーケンスを維持した訳である。
効果的に機能するアドレスだけに焦点を絞り、旧[合法
的移動J X−Y両コード、および現X−Y両コードを
入力すると、現[合法的移動J X−Y両コード、およ
びX−Y両ステップ(ΔX、ΔY)が出力される。X−
Y両ステップは、Appendix IIの8.9段目
に10進数で示されている。1(2進数では11)は、
右方または上方への単位移動を示し、−1(2進数では
01)は、左方または下方への単位移動を示す。
またO(2進数では10)は、単位移動が成されなかっ
たことを示す、Appendix IFデータ値の下位
2ビツトは、ΔY値(2進数)を表わし、第3および第
4下位ビットは、Δχ値(2進数)を表わす。
第9図のブロック152に示すように、2つのΔYビビ
ッをデコーダ(73)に入力する。Y「猶予」フラッグ
がセット(ブロック154) (エラーの可能性がある
ことから、処理結果を取消すことを示す(ブロック14
4,146) )されると、結果を取消し、Y「猶予」
フラッグをクリアする(ブロック156)。前記フラッ
プがセットされていない場合は、デコーダ(73)の出
力に応じて、X双方向カウンタ(75)の相対Yカウン
トをインクリメント、またはデクリメントする。ΔY−
+1なら、Yカウントを1だけカウントアツプ、ΔY=
−1なら、カウントダウンする(ブロック158)。X
「猶予」フラッグがセットされると(ブロック162)
、ΔXデータを取消して、該フラッグをクリアする(ブ
ロック164)。該フラッグがセットされていない場合
は、デコーダ(73)の出力に応じて、X双方向カウン
タのXカウントを、1だけインクリメント、またはデク
リメントする(ブロック166)。このように、上記要
領で、マウスの相対的座標位置を連続的に求めることが
できる。
上記のとおり、本発明によると、手持ちマウスの移動に
より、カーソル位置を調整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による電光マウスの第1実施例の側部
断面図である。 第2図は、光学素子の代替配列要領を示す本発明第2実
施例の側部断面図である。 第3(a)図乃至第3(c)図は、本発明で使用する可
能グリッドパターンの部分図である。 第4図は、低性能光学素子を用いて、光学マウスの光検
出器で第3(a)図のグリッドパターンを見た場合の、
部分拡大図である。 第5図は、本発明のマウスを構成する回路線図である。 第6(a)図乃至第6(q)図は、予め記憶されたX・
7両コードの16通りの組合せに相当するグリッドパタ
ーンに対する光検出器の16の相対位置を示す第3(a
)図グリッドの部分図である。 第7図は、「ノン・ライディング(non−ridin
g) J単方向移動時における4象限光検出器の単一象
限の光度値を示すグラフである。 第8図は、マイクロプロセッサ内の情報の流れを示す図
である。 第9図は、8ビツト光度コード処理アルゴリズムを示す
フローチャートである。 第10(a)図は、参照用テーブル■の第1、第2アク
セスに要する出入力を示すブロック線図である。 第10(b)図は、識別コード表である。 第11図は、圧縮された旧X−Y両コードに相当する8
位置(左側の点線枠内)、および圧縮された新光度コー
ドに相当する30位置(右側の点線枠内)の相関図であ
る。 (1)位置制御装置     (3)表面(5)ハウジ
ング      (7)光源(8)ミラー      
   (9)検出手段(11) (13)導線    
   (15)光検出器アレイ(17)結像レンズ  
    (19)導線(21) (23)内機    
   (25) (27)スペーサ(29)シールド 
      (31)線分(33)表面域      
  (35)共通陰極(37) (39) (41) 
(43)比較器  (45)マイクロプロセッサ(47
)D/A変換器 (49) (51) (52〜58) (59) (6
0) (69)接合点(61) (63) (65) 
(77) (79)インバータ(62)電圧調整器  
    (67)タロツク(71)RAM      
    (72)ROM(73)デコーダ      
 (75)双方向カウンタ(Ll)フェライトビーズ 
  (R)抵抗器(C)コンデンサ       (p
i〜P40)ピン特開口UG3−259713  (2
6)、tq

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)位置に関連した光学的にコントラストを成
    す受動標印の繰返しパターンを有する表面、 (b)前記表面とほぼ平行をなす平面を移動するととも
    に、移動時に、前記表面に対面する開口部を備える基部
    を有するハウジング、 (c)前記開口部に向けて、前記ハウジング内に配設さ
    れた発光手段、 (d)前記開口部を通過する光を受信するように前記ハ
    ウジング内に位置決めされるとともに、前記ハウジング
    の移動中に、前記発光手段から出され、かつ前記表面で
    反射された光を受信し、その光量に実質的に比例する電
    圧信号を出す光検出手段、 (e)それぞれが、複数の所定閾値電圧レベルのいずれ
    かに実質的に比例する複数の基準電圧信号を発生する手
    段、および (f)前記光量に比例する電圧信号、および基準電圧信
    号を受信するよう接続されるとともに、出された基準電
    圧信号より大きいか、またはこれと等しい前記電圧信号
    の振幅に応じて、2つの2進数字の一方を表わすコード
    化検出器信号、および前記基準電圧信号より小さい前記
    電圧信号の振幅に応じて、他方の2進数字を表わすコー
    ド化検出器信号を出すコード化手段 から成ることを特徴とするカーソル等の位置制御装置。
  2. (2)基準電圧信号発生手段に、第1、第2および第3
    閾値データ信号を出力するように接続された閾値制御手
    段から成り、また前記基準電圧信号発生手段が、それぞ
    れ前記第1、第2および第3閾値データ信号に応じて、
    前記第1、第2および第3所定閾値電圧レベルに比例す
    る第1、第2および第3基準電圧信号を出力し、前記閾
    値制御手段が、前記光検出手段から出される電圧信号が
    、前記第1基準電圧信号以下である場合は、まず前記第
    1閾値データ信号を出してから、前記第2閾値データ信
    号を出し、反対に、前記電圧信号が、前記第1基準電圧
    信号以上またはこれと等しい場合は、まず前記第1閾値
    データ信号を出してから、前記第3閾値データ信号を出
    すように構成され、また前記第2および第3所定閾値電
    圧レベルが、それぞれ、前記第1所定閾値電圧レベル以
    下か、またはそれ以上であることを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  3. (3)光検出手段が、それぞれ、照射光量に比例して、
    第1乃至第4象限電圧信号を出す第1乃至第4象限を有
    する光検出器であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  4. (4)コード化手段が、それぞれ、前記基準電圧信号発
    生手段から出される共通基準電圧信号、および前記光検
    出器の対応象限から出される象限電圧信号を受信するよ
    うに接続されるとともに、前記共通基準電圧信号以上、
    またはこれと等しい前記対応象限電圧信号に応じて、前
    記一方の2進数を表わす2進コード化検出器信号、およ
    び前記共通信号以下の前記対応象限電圧信号に応じて、
    前記他方の2進数を表わす2進コード化検出器信号を出
    す第1、第2、第3および第4比較器で構成されること
    を特徴とする特許請求の範囲第(3)項に記載のカーソ
    ル等の位置制御装置。
  5. (5)基準電圧信号発生手段に、閾値データ信号を出力
    するように接続されるとともに、それぞれ、第1乃至第
    12閾値電圧レベルに相当する第1乃至第12閾値デー
    タを記憶する閾値データ記憶手段、閾値選択命令を記憶
    する閾値制御記憶手段、および前記閾値選択命令に従っ
    て、8個の記憶閾値データに対応する8個の閾値データ
    信号から成る信号列を出力する手段で構成される閾値制
    御手段から成り、前記基準電圧信号発生手段が、前記第
    1乃至第12閾値データ信号中の対応する1信号に応じ
    、前記第1乃至第12閾値電圧レベル中の1レベルに比
    例して、前記第1乃至第12基準電圧信号中の1信号を
    出力し、また前記信号列が、前記第1閾値データ信号、
    前記第2閾値データ信号、ただし、前記第1象限電圧信
    号が、前記第1基準電圧信号以下である場合、または前
    記第3閾値データ信号、ただし、前記第1象限電圧信号
    が、前記第1基準電圧信号以上、またはこれと等しい場
    合、前記第4閾値データ信号、前記第5閾値データ信号
    、ただし、前記第2象限電圧信号が、前記第4基準電圧
    信号以下である場合、または第6閾値データ信号、ただ
    し、前記第2象限電圧信号が、前記第4基準電圧信号以
    上、またはこれと等しい場合、前記第7閾値データ信号
    、前記第8閾値データ信号、ただし、前記第3象限電圧
    信号が、前記第7基準電圧信号以下である場合、または
    第9閾値データ信号、ただし、前記第3象限電圧信号が
    前記第7基準電圧信号以上、またはこれと等しい場合、
    前記第10閾値データ信号、および前記11閾値データ
    信号、ただし、前記第4象限電圧信号が、前記第10基
    準電圧信号以下である場合、または前記第12閾値デー
    タ信号、ただし、前記第4象限電圧信号が、前記第10
    基準電圧信号以上、またはこれと等しい場合、の順で配
    列されていることを特徴とする特許請求の範囲第(4)
    項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  6. (6)対応象限電圧信号、および共通基準電圧信号列に
    応答して、比較器から出される第1乃至第82進コード
    化検出器信号を、逐次受信できるように接続されるとと
    もに、前記第1および第2、または第3基準電圧信号に
    応答して、それぞれ、前記第1比較器から出される前記
    第1・第2検出器信号、前記第4および第5、または第
    6基準電圧信号に応答して、それぞれ、前記第2比較器
    から出される前記第3・第4検出器信号、前記第7およ
    び第8、または第9基準電圧信号に応答して、それぞれ
    、前記第3比較器から出される前記第5・第6検出器信
    号、および前記第10および第11、または第12基準
    電圧信号に応答して、それぞれ、前記第4比較器から出
    される前記第7・第8検出器信号をサンプル化する手段
    、および前記サンプル化された検出器信号を、前記ハウ
    ジングが、前記表面と実質的に平行する平面を前記表面
    と相対的にインクリメント移動する間に、互いに直角を
    成す座標軸に沿って走行する距離および方向に相当する
    2進コード化ステップ信号に変換する手段を備える処理
    手段から成ることを特徴とする特許請求の範囲第(5)
    項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  7. (7)変換手段が、各閾値データ信号列に対して、前記
    第1乃至第8サンプル化検出器信号から複数の2進コー
    ド化アドレス信号を形成する手段、前記複数のアドレス
    信号に対応する複数アドレスに、複数の2進コード化デ
    ータを記憶し、前記複数アドレス信号中の1信号の受信
    に応答して、前記複数データの一つに相当するデータ信
    号を出力するアドレス可能手段、および前記アドレス可
    能手段から出される前記データ信号を記憶する手段から
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第(6)項に記載
    のカーソル等の位置制御装置。
  8. (8)アドレス可能手段が、ROMであり、また複数の
    2進コード化データが、第1参照用テーブルを形成する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(7)項に記載のカ
    ーソル等の位置制御装置。
  9. (9)繰返しパターンが、第1平行線分組、および前記
    第1線分組と交差する第2平行線分組から成り、前記各
    第1線分の幅が、その隣接線分間距離の2分の1に実質
    的に等しく、前記各第2線分の幅が、その隣接線分間距
    離の2分の1に実質的に等しく、前記第1線分の幅が、
    実質的に前記第2線分の幅に等しく、また、前記第1お
    よび第2線分組が、第1表面部を形成し、一方、線分以
    外の領域が、第2表面部を形成し、前記第1・第2表面
    部の一方が反射性であり、他方が、非反射性になるよう
    に構成され、また光検出手段が、それぞれ、照射光量に
    比例して、象限電圧信号を出す4象限を備える4象限光
    検出器であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  10. (10)表面と光検出器との間に位置決めされ、反射表
    面部の単位面積で反射した光を拡大する光学手段から成
    り、前記単位面積が、反射拡大光が前記光検出器に当た
    る際に、前記象限の心間距離に実質的に等しい寸法にな
    るように構成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(9)項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  11. (11)コード化手段が、それぞれ、基準電圧信号発生
    手段からの共通基準電圧信号と対応する象限からの象限
    電圧信号とを受信できるように接続されるとともに、前
    記共通基準電圧信号より大きいか、あるいは等しい前記
    象限電圧信号に対応して、前記一方の2進数を表わす2
    進コード化検出器信号、および前記共通信号より小さい
    前記象限信号に応答して、前記他方の2進数を表わす2
    進コード化検出器信号を出力する第1、第2、第3およ
    び第4比較器から成ることを特徴とする特許請求の範囲
    第(9)項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  12. (12)一連の共通基準電圧信号に応答して前記各比較
    器から出される2進コード化検出器信号を、順次に受信
    してサンプル化するように接続されるとともに、前記サ
    ンプル化した検出器信号を、ハウジングが実質的に平行
    する平面にある前記表面に対して、インクリメントに相
    対移動する際に、互いに直角を成す第1および第2座標
    軸に沿って走行する距離および方向に相当する2進コー
    ド化ステップの信号に変換する処理手段から成り、また
    、前記第1線分組が、前記第1座標軸と実質的に平行し
    、第2線分組が、前記第2座標軸と実質的に平行してい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(11)項に記載
    のカーソル等の位置制御装置。
  13. (13)発光手段が、発光ダイオードであることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項に記載のカーソル等の
    位置制御装置。
  14. (14)閾値制御手段と、処理手段とが、単体マイクロ
    プロセッサの一部を構成することを特徴とする特許請求
    の範囲第(6)項または第(12)項に記載のカーソル
    等の位置制御装置。
  15. (15)基準電圧信号発生手段が、前記マイクロプロセ
    ッサに接続されたデジタル−アナログ変換器であること
    を特徴とする特許請求の範囲第(14)項に記載のカー
    ソル等の位置制御装置。
  16. (16)(a)全体に、位置に関連した光学的にコント
    ラストを成す受動標印の繰返しパターンを有する表面、 (b)前記表面と実質的に平行する平面を移動するとと
    もに、移動時に、前記表面に面する開口部を備える基部
    を有するハウジング、 (c)前記開口部に向かうように、前記ハウジング内に
    装着された発光手段、 (d)前記開口部を通る光を受信するように前記ハウジ
    ング内に配列されるとともに、それぞれが、前記ハウジ
    ングの移動時に、前記発光手段から出され、前記表面で
    反射させた光を受信し、その光量と実質的に比例する電
    圧信号を出す複数個の光検出手段、 (e)前記光検出手段に接続されるとともに、前記電圧
    信号の対応する大きさに応じて、複数個の2進コード化
    検出器信号を出すコード化手段、 (f)第1、第2、第3および第4サンプル化期に、前
    記検出器信号を連続的にサンプル化するサンプル化手段
    、 (g)前記サンプル化手段に接続されて、前記サンプル
    化された検出器信号を表わす検出器データを記憶するレ
    ジスタ、および (h)前記レジスタに接続されて、前記レジスタから、
    記憶された検出器データを検索するとともに、前記デー
    タを、前記第1・第2サンプル化期、前記第2・第3サ
    ンプル化期、および前記第3・第4サンプル化期の間に
    、前記光検出手段が、標印と相対的に走行する距離およ
    び方向を実質的に表わす2進コード化信号に変換し、前
    記信号を、インクリメントデータとして、前記レジスタ
    に記憶させる処理手段から成り、前記ハウジングの移動
    時に、前記標印と、前記光検出手段とを、前記反射光で
    光学的に結合することにより、前記標印に対して、実質
    的に、第1および第2相対位置にある前記光検出器手段
    に応答して、前記コード化手段から複数個の第1検出器
    信号を出すことを例外として、前記コード化手段から出
    される検出器信号を、前記標印に対する前記光検出手段
    の相対位置に応じて変えるようにし、また、前記コード
    化手段が、前記複数個の第1検出器信号と異なる複数個
    の第2検出器信号を出さない限り、前記光検出手段が、
    前記第1・第2位置間を走行できないようにするととも
    に、 前記第4サンプル化後、前記処理手段が、前記第3サン
    プル化中に得られた検出器信号を、前記光検出手段が前
    記第2・第3サンプル化期の間に走行した距離および方
    向を表わす位置信号に変換することを特徴とするカーソ
    ル等の位置制御装置。
  17. (17)処理手段がレジスタから第4サンプル化で得ら
    れた検出器データ、および第3サンプル化期の複数個の
    第1検出器信号受信に応答して、光検出手段が、前記第
    1・第2サンプル化期の間に走行する距離および方向を
    表わすインクリメントデータを検索する手段、および前
    記検索データから、前記光検出手段が第2・第3サンプ
    ル化期の間に走行する距離および方向を表わすインクリ
    メントデータを生成する手段から成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第(16)項に記載のカーソル等の位置
    制御装置。
  18. (18)生成手段が、ROMに記憶されるとともに、第
    1位置を表わす第1の2進コード化識別データ、および
    第2位置を表わす第2の2進コード化識別データを備え
    る参照用テーブルであることを特徴とする特許請求の範
    囲第(17)項に記載のカーソル等の位置制御装置。
  19. (19)処理手段が、さらに、検索した検出器データお
    よびインクリメントデータから、前記参照用テーブルの
    所定アドレスを表わすアドレス信号を形成する手段から
    成り、前記所定アドレスに記憶された識別データが、前
    記第1および第2位置のうちどれが、前記第3サンプル
    化期に、光検出手段の第4サンプル化期の位置と、前記
    第2サンプル化期の位置とを結ぶ線に実質的に沿った補
    間位置に接近するかを表わすことを特徴とする特許請求
    の範囲第(18)項に記載のカーソル等の位置制御装置
  20. (20)参照用テーブルには、さらに、前記第1および
    第2位置のいずれもが、実質的に前記補間位置に近くな
    い状態を表わす第3の2進コード化識別データが記憶さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第(19)項
    に記憶のカーソル等の位置制御装置。
  21. (21)各検出器データ、および各インクリメントデー
    タが、共にnビットの2進情報から成り、また生成手段
    が、さらに、j、k、mおよびnが正の整数であり、ま
    たm−j+n−kが1アドレス中のビット数に等しい場
    合、検索検出器データをm−jビットに、また検索位置
    データをn−kビットに圧縮するデータ圧縮手段から成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(18)項に記載
    のカーソル等の位置制御装置。
  22. (22)全体に、位置に関連した光学的にコントラスト
    を成す受動標印の繰返しパターンを有する表面とともに
    使用されるマウスであって、 (a)前記表面と実質的に平行する平面を移動するとと
    もに、移動時に、前記表面に面する開口部を有する基部
    を有するハウジング、 (b)前記開口部に向かうように前記ハウジング内に装
    着された発光手段、 (c)前記開口部を通る光を受信できるように前記ハウ
    ジング内に位置決めされるとともに、前記ハウジングの
    移動時に、前記発光手段から出され、前記表面で反射さ
    れた光を受信し、その光量に実質的に比例する電圧信号
    を出す光検出手段、 (d)それぞれ、複数個の所定閾値レベルのうちのいず
    れか1レベルに、実質的に比例する複数個の基準電圧信
    号を出す手段、および (e)受信光量に比例する前記電圧信号、および前記基
    準電圧信号を受信するように接続されるとともに、出さ
    れた基準電圧信号以上か、またはそれと等しい電圧信号
    振幅に応答して、一方の2進数を表わすコード化検出器
    信号、および前記基準電圧信号以下の前記電圧信号振幅
    に応答して、他方の2進数を表わすコード化検出器信号
    を出すコード化手段から成ることを特徴とするマウス。
  23. (23)基準電圧信号発生手段に、第1、第2および第
    3閾値データ信号を出すように接続された閾値制御手段
    から成り、基準電圧信号発生手段が、前記第1、第2お
    よび第3閾値データ信号に応答して、所定の第1、第2
    および第3閾値電圧レベルに比例する第1、第2および
    第3基準電圧信号を出力し、また、前記閾値制御手段が
    、光検出手段から出される電圧信号が前記第1基準電圧
    信号以下である場合に限り、第1閾値データ信号を出し
    てから第2閾値データ信号を出し、また、前記電圧信号
    が、前記第1基準電圧信号以上か、またはこれと等しい
    場合に限り、前記第1閾値データ信号を出してから前記
    第3閾値データ信号を出し、また前記第2所定閾値電圧
    レベルが、前記第1所定閾値電圧レベル以下であり、前
    記第3レベルが、前記第1レベル以上であることを特徴
    とする特許請求の範囲第(22)項に記載のマウス。
  24. (24)光検出手段が、それぞれ、照射光量に比例する
    第1乃至第4象限電圧信号を出す第1乃至第4象限を有
    する光検出器であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (21)項に記載のマウス。
  25. (25)コード化手段が、それぞれ、基準電圧信号発生
    手段から、共通基準電圧信号を、対応する光検出器象限
    から象限電圧信号を受信するように接続されるとともに
    、前記共通電圧信号以上か、またはこれと等しい前記対
    応象限電圧信号に応答して、前記一方の2進数を表わす
    2進コード化検出器信号を出し、反対に、前記共通電圧
    信号以下の前記対応象限電圧信号に応答して、前記他方
    の2進数を表わす2進コード化検出器信号を出す第1、
    第2、第3および第4比較器から成ることを特徴とする
    特許請求の範囲第(24)項に記載のマウス。
  26. (26)全体に、位置に関連した光学的にコントラスト
    を成す受動標印の繰返しパターンを有する表面とともに
    用いられるマウスであって、 (a)前記表面と実質的に平行する平面を移動するとと
    もに、移動時に、前記表面に面する開口部を備える基部
    を有するハウジング、 (b)前記開口部に向かうように前記ハウジング内に装
    着された発光手段、 (c)前記開口部を通る光を受信するように、前記ハウ
    ジング内に配列されるとともに、前記ハウジングの移動
    時に、前記発光手段から出され、前記表面で反射された
    光を受信し、その光量と実質的に比例する電圧信号を出
    す複数個の光検出手段、 (d)前記光検出手段に接続され、前記電圧信号の対応
    大きさに応じて、複数の2進コード化検出器信号を出す
    コード化手段、 (e)第1、第2、第3および第4サンプル化期に、前
    記検出器信号を連続的にサンプル化するサンプル化手段
    、 (f)前記サンプル化手段に接続され、前記サンプル化
    された検出器信号を表わす検出器データを記憶するレジ
    スタ、および (g)前記レジスタに接続されて、前記記憶された検出
    器データを検索するとともに、前記データを、前記第1
    ・第2サンプル化期、前記第2・第3サンプル化期、お
    よび前記第3・第4サンプル化期の間に、前記光検出手
    段が、標印に対して走行する距離および方向を表わす2
    進コード化ステップ信号に変換し、これをインクリメン
    トデータとして、前記レジスタに記憶させる処理手段か
    ら成り、 前記標印と、前記光検出手段とを、前記ハウジングの移
    動時に、前記反射光で光学的に結合することにより、前
    記標印に対して実質的に第1および第2相対位置にある
    前記光検出手段に応答して、前記コード化手段から複数
    個の第1検出器信号を出すことを例外として、前記標印
    に対する前記光検出手段の相対位置に応じて、前記検出
    器信号を変えるようにし、また前記コード化手段が、前
    記複数の第1検出器信号と異なる複数の第2検出器信号
    を出さない限り、前記光検出手段が、前記第1・第2位
    置間を走行できないようにするとともに、 前記第4サンプル化後、前記処理手段が、前記第3サン
    プル化中に得られた検出器データを、前記光検出手段が
    、前記第2サンプル化期後の前記第3サンプル化期前に
    走行した距離および方向を表わす位置信号に変換するこ
    とを特徴とするマウス。
  27. (27)m、nおよびkを正の整数とし、m>n>kお
    よびm−n>kとした場合、2^nのnビットアドレス
    のそれぞれに、n−ビット語を記憶させた記憶手段に、
    複数個のmビット入力値のそれぞれに対して、kビット
    出力値を記憶する方法であって、第1mビット入力値に
    相当する第1kビット出力値を、前記記憶手段の第1n
    ビットアドレスに記憶させる工程、および前記第1nビ
    ットアドレスの2n−m個の上位ビットを、第2nビッ
    トアドレスに記憶させる工程から成り、前記記憶された
    2n−m個の上位ビットが、前記第2nビットアドレス
    の2n−m個の上位ビットを占め、また前記第1mビッ
    ト入力値のn個の上位ビットが、前記第2nビットアド
    レスを構成するn個のビットに相当し、また前記第1m
    ビット入力値のm−n個の下位ビットが、前記第1nビ
    ットアドレスを構成するm−n個の下位ビットに相当す
    るように、前記第1および第2のnビットアドレスを選
    択することを特徴とする方法。
JP62110399A 1986-05-06 1987-05-06 カ−ソル等の位置制御装置、それに使用するマウス及びそれを利用して出力値を記憶させる方法 Pending JPS63259713A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/860,231 US4857903A (en) 1986-05-06 1986-05-06 Electro-optical mouse with improved resolution for compensation of optical distortion
US860231 1986-05-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63259713A true JPS63259713A (ja) 1988-10-26

Family

ID=25332766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62110399A Pending JPS63259713A (ja) 1986-05-06 1987-05-06 カ−ソル等の位置制御装置、それに使用するマウス及びそれを利用して出力値を記憶させる方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4857903A (ja)
EP (1) EP0248542A3 (ja)
JP (1) JPS63259713A (ja)
DE (1) DE248542T1 (ja)
GR (1) GR880300078T1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149436U (ja) * 1989-05-15 1990-12-20

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4807166A (en) * 1986-09-19 1989-02-21 Summagraphics Corporation Method and apparatus for calibrating an electro-optical mouse
US5119077A (en) * 1988-01-15 1992-06-02 Giorgio Paul J Interactive ballistic tracking apparatus
GB2215037B (en) * 1988-02-04 1992-09-02 Kwang Chien Fong Optical input arrangement
US5274361A (en) * 1991-08-15 1993-12-28 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Laser optical mouse
JPH05108258A (ja) * 1991-10-14 1993-04-30 Nintendo Co Ltd 座標データ発生装置
US5854482A (en) * 1992-10-05 1998-12-29 Logitech, Inc. Pointing device utilizing a photodector array
US6950094B2 (en) 1998-03-30 2005-09-27 Agilent Technologies, Inc Seeing eye mouse for a computer system
US5786804A (en) 1995-10-06 1998-07-28 Hewlett-Packard Company Method and system for tracking attitude
US5963191A (en) * 1997-03-25 1999-10-05 International Business Machines Corporation Method and system for denying graphical pointer access to a widget of a data processing system graphical user interface
US6078312A (en) * 1997-07-09 2000-06-20 Gateway 2000, Inc. Pointing device with absolute and relative positioning capability
US20010043191A1 (en) * 1997-07-31 2001-11-22 Todd D. Lindsey Audio and video controls on a pointing device for a computer
US6172354B1 (en) 1998-01-28 2001-01-09 Microsoft Corporation Operator input device
US6396005B2 (en) 1998-06-15 2002-05-28 Rodgers Technology Center, Inc. Method and apparatus for diminishing grid complexity in a tablet
US6303924B1 (en) 1998-12-21 2001-10-16 Microsoft Corporation Image sensing operator input device
US6531692B1 (en) 1999-03-22 2003-03-11 Microsoft Corporation Optical coupling assembly for image sensing operator input device
US6552713B1 (en) 1999-12-16 2003-04-22 Hewlett-Packard Company Optical pointing device
US6529184B1 (en) 2000-03-22 2003-03-04 Microsoft Corporation Ball pattern architecture
US7321359B2 (en) * 2003-07-30 2008-01-22 Avago Technologies Ecbu Ip (Singapore) Pte. Ltd. Method and device for optical navigation
US20040227954A1 (en) * 2003-05-16 2004-11-18 Tong Xie Interferometer based navigation device
KR100648516B1 (ko) * 2004-03-09 2006-11-24 주식회사 애트랩 광 포인팅 장치
TWI290295B (en) * 2005-02-23 2007-11-21 Pixart Imaging Inc Method for configuring mouse attributes with different key combinations and device using the same
TW200636546A (en) * 2005-04-04 2006-10-16 Pixart Imaging Inc Optical directional apparatus having light-blocking device
US7399954B2 (en) * 2005-08-16 2008-07-15 Avago Technologies Ecbu Ip Pte Ltd System and method for an optical navigation device configured to generate navigation information through an optically transparent layer and to have skating functionality
US20070109269A1 (en) * 2005-11-15 2007-05-17 Feldmeler David C Input system with light source shared by multiple input detecting optical sensors
JP4909587B2 (ja) * 2005-12-28 2012-04-04 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60243728A (ja) * 1984-05-18 1985-12-03 Canon Inc 座標入力装置
JPS60258635A (ja) * 1984-02-22 1985-12-20 サマグラフイツクス コ−ポレ−シヨン 位置制御装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3297879A (en) * 1963-03-18 1967-01-10 W & L E Gurley Optical encoder responsive to movement in two directions
US3410956A (en) * 1964-03-23 1968-11-12 Concord Control Inc Planar digital encoder
US3541541A (en) * 1967-06-21 1970-11-17 Stanford Research Inst X-y position indicator for a display system
US3541521A (en) * 1967-12-11 1970-11-17 Bunker Ramo Multiple ratio cursor control system
US3668637A (en) * 1969-09-16 1972-06-06 Tokyo Shibaura Electric Co Character reader having optimum quantization level
DE2214658C3 (de) * 1972-03-25 1974-12-19 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Schaltung zur Schwellenwertbüdung
US3892963A (en) * 1973-12-20 1975-07-01 Xerox Corp Transducer for a display-oriented pointing device
US4157533A (en) * 1977-11-25 1979-06-05 Recognition Equipment Incorporated Independent channel automatic gain control for self-scanning photocell array
US4303914A (en) * 1978-03-06 1981-12-01 National Research Development Corporation Visual display input device
US4364035A (en) * 1981-05-18 1982-12-14 Kirsch Steven T Electro-optical mouse
US4546347A (en) * 1981-05-18 1985-10-08 Mouse Systems Corporation Detector for electro-optical mouse
US4390873A (en) * 1981-05-18 1983-06-28 Kirsch Steven T Electronic mouse
US4521772A (en) * 1981-08-28 1985-06-04 Xerox Corporation Cursor control device
US4409479A (en) * 1981-12-03 1983-10-11 Xerox Corporation Optical cursor control device
US4543571A (en) * 1982-11-05 1985-09-24 Universal Supply, Inc. Opto-mechanical cursor positioning device
US4631400A (en) * 1984-01-20 1986-12-23 California Institute Of Technology Correlating optical motion detector
US4794384A (en) * 1984-09-27 1988-12-27 Xerox Corporation Optical translator device
US4691199A (en) * 1985-03-05 1987-09-01 Digital Equipment Corporation Cursor position controller

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60258635A (ja) * 1984-02-22 1985-12-20 サマグラフイツクス コ−ポレ−シヨン 位置制御装置
JPS60243728A (ja) * 1984-05-18 1985-12-03 Canon Inc 座標入力装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149436U (ja) * 1989-05-15 1990-12-20

Also Published As

Publication number Publication date
US4857903A (en) 1989-08-15
DE248542T1 (de) 1988-04-07
EP0248542A2 (en) 1987-12-09
GR880300078T1 (en) 1988-10-21
EP0248542A3 (en) 1989-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63259713A (ja) カ−ソル等の位置制御装置、それに使用するマウス及びそれを利用して出力値を記憶させる方法
KR100812437B1 (ko) 광학 판독용 인코딩 종이
JP4778651B2 (ja) 位置の決定
AU752626B2 (en) Recording of information
US5652412A (en) Pen and paper information recording system
JP2935640B2 (ja) 機械が光学的に読取り可能な2進コードの読み出し装置及び読み出し方法
CN104169685B (zh) 高分辨率绝对式编码器
JPH022168B2 (ja)
US4814553A (en) Absolute position controller
EP0260836A2 (en) Method and apparatus for calibrating an electro-optical mouse
CN100573566C (zh) 数据的编码和解码
US20090308924A1 (en) Method and system for encoding data, and method and system for reading encoded data
EP1443452A2 (en) Two-dimensional code, methods and apparatuses for generating, displaying and reading same
EP0407734A1 (en) Optical stylus and passive digitizing tablet data input system
JPH04501778A (ja) 光学マウスのための改善された検知器システム
JPH08298463A (ja) デジタル絶対位置符号器
US5101487A (en) Method for retrieving compressed data from a memory storing a look-up table
US6184518B1 (en) Rotary encoder with multiple calibration points
GB2100423A (en) Incremental optical encoder system with addressable index
EP1405254A1 (en) Method for achieving a position code and decoding a position code
US5712473A (en) Prepaid card
US6145368A (en) Method for calibrating rotary encoder with multiple calibration points
US6903726B1 (en) Method and system for determining positions on a document
JPS60258635A (ja) 位置制御装置
CN101592500B (zh) 一种四位角编码器